JP2020044464A - 処理装置、処理システム、および処理方法 - Google Patents

処理装置、処理システム、および処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】粘度が高い液体を濾過する際に、フィルタの使用開始時において、フィルタからの異物の離脱を抑制する技術を提供する。【解決手段】この処理装置1は、高粘度の処理液を濾過するためのフィルタ100を処理するための処理装置である。処理装置1は、処理液を循環させる循環配管22と、循環配管22内に処理液の流れを生じさせる送液機構23と、循環配管22の流路途中に介挿される装着機構25および異物除去フィルタ24とを備える。装着機構25は、フィルタ100を着脱自在に装着する。このような処理装置1を用いてフィルタ100のエージング処理を行えば、処理液を循環して使用するために、処理液の消費量を低減できる。また、フィルタ100を取り付ける装置と別個の装置でフィルタ100から離脱する異物を除去できるため、取り付け先の装置における処理を中断する必要が無い。【選択図】図3

Description

本発明は、高粘度の液体を濾過するフィルタの処理装置に関する。
従来、液晶表示装置用ガラス基板、半導体基板、PDP用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、カラーフィルタ用基板、記録ディスク用基板、太陽電池用基板、電子ペーパー用基板等の精密電子装置用基板、矩形ガラス基板、フィルム液晶用フレキシブル基板、有機EL用基板(以下、単に「基板」と称する)の製造工程では、基板の表面にフォトレジスト等の液体を塗布する塗布装置が使用されている。従来の塗布装置については、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1の塗布装置は、水平方向に移動自在なステージに吸着保持された基板に対して、スリット状の吐出口を有するスリットダイから塗布液を吐出している。
特開2018−43219号公報
この種の塗布装置には、塗布液を吐出および塗布する前に、塗布液中に含まれる異物を除去するためのフィルタが備えられる。しかしながら、高粘度の塗布液を濾過する場合、フィルタの使用開始からしばらくの間、フィルタから異物が離脱する。新品のフィルタは、一般的に、予め洗浄液で洗浄されているため、洗浄液と同程度の粘度の液体を濾過しても、フィルタから異物が離脱する可能性は低い。しかしながら、新品のフィルタに、洗浄液よりも高粘度の液体を濾過させると、フィルタから異物が離脱する。
この種の塗布装置では、新品のフィルタの使用開始から、異物の排出量が減少して塗布液を問題なく使用可能となるまでには、例えば1日〜2週間といった長い時間がかかることがしばしばある。このため、この間に、フィルタに供給する塗布液が大量に消費されるとともに、フィルタの交換後しばらくの期間、塗布装置を用いた製品の製造を中断せざるを得なくなる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、粘度が高い液体を濾過する際に、フィルタの使用開始時において、フィルタからの異物の離脱を抑制する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、高粘度の処理液を濾過するためのフィルタを処理するための処理装置であって、前記処理液を循環させる循環配管と、前記循環配管内に前記処理液の流れを発生させる送液機構と、前記循環配管の流路途中に介挿され、前記フィルタを着脱自在に装着する装着機構と、前記循環配管の流路途中に介挿される異物除去フィルタと、を備える。
本願の第2発明は、第1発明の処理装置であって、前記処理液は、ポリイミド前駆体を含むワニスであり、前記フィルタは、前記ワニスの塗布装置に装着されるためのフィルタである。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の処理装置であって、前記循環配管の流路途中に介挿される処理液貯留タンクと、一端が前記循環配管の流路途中に接続される排液配管と、前記循環配管および前記排液配管の接続箇所に備えられた切替弁と、をさらに有する。
本願の第4発明は、第1発明ないし第3発明のいずれかの処理装置であって、前記フィルタは、上下に延びるハウジングと、前記ハウジングの内部に収容される、円筒形のフィルタカートリッジと、を有し、前記ハウジングは、前記処理液の流入口と、前記フィルタカートリッジの内部と連通し、前記ハウジングの下端部に配置される、前記処理液の流出口と、前記ハウジングの上端部に配置された気体排出口と、を有する。
本願の第5発明は、第1発明ないし第4発明のいずれかの処理装置と、前記処理装置で処理された前記フィルタを介して供給される処理液を、基板の表面に塗布する塗布装置と、を有する、処理システムである。
本願の第6発明は、高粘度の処理液を濾過するためのフィルタを処理するための処理方法であって、a)循環配管の流路途中に介挿された装着機構に前記フィルタを装着する工程と、b)前記工程a)の後で、前記循環配管内に前記処理液を循環させて、前記フィルタに前記処理液を供給する工程と、を有し、前記工程b)において、前記循環配管の流路途中に前記フィルタとは別個の異物除去フィルタが介挿される。
本願の第7発明は、第6発明の処理方法であって、c)前記工程b)の後で、前記フィルタを前記装着機構から取り外す工程と、d)前記工程c)の後で、前記フィルタを、基板の表面に前記処理液を塗布する塗布装置に取り付ける工程と、を有する。
本願の第1発明〜第7発明によれば、フィルタの使用開始前にフィルタに対して処理を行うことにより、フィルタの使用開始時において、フィルタからの異物の離脱を抑制できる。特に、処理液を循環して使用するために、フィルタから異物の離脱が減少するまでの処理液の消費量を抑制できる。また、フィルタを取り付ける装置とは別個の装置でフィルタから離脱する異物を除去できるため、取り付け先の装置における処理を中断する必要が無い。
塗布装置の構成を示した概略図である。 塗布装置の塗布部の斜視図である。 処理装置の構成を示した概略図である。 処理装置の装着機構およびフィルタの一例の断面図である。 処理装置におけるフィルタのエージング処理および塗布装置におけるフィルタの交換の流れを示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.塗布装置の構成について>
まず、本発明の第1実施形態に係るフィルタ100の処理装置1で処理を行った後、フィルタ100が使用される装置の一例として、塗布装置9について説明する。図1は、塗布装置9の構成を示した概略図である。図2は、塗布装置9の塗布部90の斜視図である。なお、以下では、説明の便宜上、塗布装置9におけるスリットノズル20の移動方向を「前後方向」と称し、前後方向に直交する水平方向を「左右方向」と称する。
図1に示すように、塗布装置9は、塗布部90と、塗布部90に塗布液(被塗布材料)を供給する供給部80と、制御部900とを有する。この塗布装置9は、フレキシブルデバイスの製造工程において、ガラス製のキャリア基板Wの上面に、高粘度の液体である塗布液を塗布する装置である。塗布液には、例えば、粘度の高い流体であるポリイミド前駆体を含むワニス等の溶融樹脂が用いられる。塗布液の粘度は、例えば、千〜1万cP(1〜10Pa・s)程度となる。以下において、「高粘度」とは、千cP(1Pa・s)以上であることを表す。
塗布装置9によって基板Wの上面に塗布された塗布液は、その後に固化されて薄膜となる。また、当該薄膜の表面に電極等のパターンが形成され、当該薄膜を基板Wから引き剥がすことによって、フレキシブルデバイスが形成される。
図2に示すように、この塗布部90は、ステージ91、スリットノズル92、ノズル保持部93および走行機構94を有する。
ステージ91は、基板Wを載置して保持する略直方体状の保持台である。ステージ91は、例えば一体の石材により形成される。ステージ91の上面は、平坦な基板保持面911となっている。基板保持面911には、多数の真空吸着孔(図示省略)が設けられている。基板保持面911に基板Wが載置されると、真空吸着孔の吸引力によって、基板Wの下面が基板保持面911に吸着する。これにより、ステージ91上に基板Wが水平姿勢で固定される。また、ステージ91の内部には、複数のリフトピンが設けられている。ステージ91から基板Wを搬出するときには、基板保持面911上に複数のリフトピンが突出する。これにより、基板保持面911から基板Wが引き離される。
スリットノズル92は、塗布液を吐出するノズルである。スリットノズル92は、左右方向に長いノズルボディ921を有する。ノズルボディ921の下端部には、左右方向に延びるスリット状の吐出口923が、設けられている。吐出口923は、下方へ向けられている。このため、スリットノズル92が基板Wの上方に配置されると、吐出口923は、ステージ91上に載置された基板Wの上面を向く。供給部80からスリットノズル92内に塗布液が供給されると、吐出口923から基板Wの上面へ向けて、塗布液が吐出される。
ノズル保持部93は、スリットノズル92を基板保持面911の上方に保持するための機構である。ノズル保持部93は、ステージ91の上方において左右方向に延びる架橋部931と、架橋部の両端を支持する一対の支持部932と、架橋部931の端部の高さを調節する昇降機構933とを有する。昇降機構933を動作させると、スリットノズル92の高さが調節される。
走行機構94は、スリットノズル92を前後方向に移動させるための機構である。走行機構94は、一対のレール941と、一対のリニアモータ942とを有する。一対のレール941は、ステージの左右の側部付近において前後方向に延びる。一対のレール941は、一対の支持部932の移動方向を前後方向に規制するリニアガイドとして機能する。一対のリニアモータ942はそれぞれ、ノズル保持部93の支持部932を、レール941に対して磁気的な動力を発生させて前後方向に移動させる。
供給部80は、第1タンク81と、第2タンク82と、第1主配管83と、第2主配管84と、送液ポンプ85と、フィルタ100と、供給部80内において塗布液中の溶存気体を除去する脱気部70とを有する。
第1タンク81には、未使用の塗布液、または、一旦使用された後に再生処理された塗布液が、貯留される。第1主配管83は、第1タンク81と第2タンク82とを繋ぐ配管である。第1タンク81に貯留された塗布液は、第1主配管83を通って第2タンク82へ供給される。第2タンク82には、脱気処理がなされた後の塗布液が貯留される。第2主配管84は、第2タンク82とスリットノズル92とを繋ぐ配管である。第2主配管84の下流側の端部は、2方向に分岐して、スリットノズル92の2つの供給口に、それぞれ接続される。第2主配管84には、送液ポンプ85が介挿されている。送液ポンプ85を駆動させると、送液ポンプ85により生じる圧力で、第2タンク82に貯留された塗布液が、第2主配管84を通って、スリットノズル92へ供給される。そして、当該塗布液が、スリットノズル92の吐出口923から基板Wの上面に、吐出される。
第1主配管83には、フィルタ100が介挿されている。第1タンク81から供給される塗布液中に異物が含まれている場合、このフィルタ100において、当該異物が除去される。
脱気部70は、第1タンク81と第2タンク82との間において、塗布液に含まれる溶存気体を除去する。この塗布装置9の脱気部70は、脱気配管71、ドレインタンク72、第1排気配管73、第2排気配管74および減圧ポンプ75を有する。
脱気配管71は、第1主配管83を流れる塗布液に含まれる気泡を捕集するための配管である。脱気配管71の一端は、第1主配管83の水平に延びた部分に接続される。脱気配管71は、当該一端から上方へ延びる。脱気配管71の他端は、ドレインタンク72の上部に接続される。第1主配管83には、脱気配管71の接続箇所よりも下流側に第1バルブ831が設けられている。また、脱気配管71には第2バルブ711が設けられている。
ドレインタンク72は、脱気配管71へ吸引された塗布液が、減圧ポンプ75側へ流れ込むことを防止する。脱気配管71へ塗布液が過剰に流入したとしても、当該塗布液は、ドレインタンク72内に回収され、第1排気配管73および減圧ポンプ75へ流れ込まない。
塗布装置9の使用時には、まず、第1バルブ831を閉鎖し、第2バルブ711を開放した状態で減圧ポンプ75を駆動し、脱気配管71の一部に塗布液を満たす。その後、第2バルブ711を閉鎖して第1バルブ831を開放すると、第1タンク81から第2タンク82へと塗布液が供給される。
減圧ポンプ75を駆動させると、第1排気配管73および第2排気配管74を介して、脱気配管71、ドレインタンク72および第2タンク82の内部が減圧されて負圧となる。これにより、第1主配管83内には第2タンク82側へ向かう吸引力が発生するとともに、脱気配管71内にはドレインタンク72側へ向かう吸引力が発生する。
このとき、第2タンク82、第1主配管83および第1排気配管73の内部が大気圧よりも圧力が低い負圧状態となるため、第2タンク82、第1主配管83および第1排気配管73の内部において、塗布液中の溶存気体が気泡となり、浮上する。第1主配管83内で発生した気泡は、第1主配管の上部に溜まり、第1排気配管73内へと流入する。このようにして排気配管73内に溜まった気泡は、第2バルブ711を開放して、ドレインタンク72側へと吸引させて、第1主配管83および第1排気配管73内から除去する。また、図1に示すように、第2タンク82内には、攪拌機821が設けられている。攪拌機821が回転すると、第2タンク82内に貯留された塗布液が撹拌され、塗布液内の気泡を、塗布液の液面に浮上させることができる。第2タンク82内の気泡は上部の空間へと浮上し、第2排気配管74を介して減圧ポンプ75側へと吸引される。
このようにして、脱気部70は、スリットノズル92に供給される塗布液に含まれる気泡および溶存気体を除去する。これにより、スリットノズル92から基板W上に塗布される塗布液中に気泡が含まれることを抑制できる。
このような塗布装置9において、新品のフィルタ100を用いる場合には、前述の通り、使用開始後にフィルタから異物が離脱する虞がある。このため、新品のフィルタ100を塗布装置9に取り付けると、異物の排出量が減少して塗布液を問題なく使用可能となるまでの間、塗布液が無駄に消費されるとともに、塗布装置9における基板Wへの塗布液の塗布処理を中断せざるを得ない。このような問題を解決するため、処理装置1においてフィルタ100のエージング処理を行った後で、この塗布装置9にフィルタ100をセットする。
制御部900は、塗布装置9内の各部を動作制御するための手段である。図1中に概念的に示したように、制御部900は、CPU等の演算処理部901、RAM等のメモリ902およびハードディスクドライブ等の記憶部903を有するコンピュータにより構成されている。制御部900は、上述したリフトピン、昇降機構933、リニアモータ942等の塗布部90内の各部と、それぞれ電気的に接続されている。また、制御部900は、送液ポンプ85、攪拌機821、第1バルブ831、第2バルブ711、減圧ポンプ75等の供給部80内の各部とも、電気的に接続されている。
制御部900は、記憶部903に記憶されたコンピュータプログラムやデータを、メモリ902に一時的に読み出し、当該コンピュータプログラムおよびデータに基づいて、演算処理部901が演算処理を行うことにより、塗布装置9内の各部を動作制御する。これにより、基板Wに対する塗布処理が進行する。
<2.フィルタ処理装置の構成について>
次に、本発明の一実施形態に係るフィルタ100の処理装置1について、図3を参照しつつ説明する。図3は、処理装置1の構成を示した概略図である。本実施形態のフィルタ100は、上記のワニスの塗布装置9に装着されるためのフィルタである。このため、処理装置1で用いられる処理液は、上記の塗布装置9で用いられる塗布液である。すなわち、処理装置1で用いられる処理液は、ポリイミド前駆体を含む高粘度のワニスである。
図3に示すように、処理装置1は、貯留タンク21と、循環配管22と、送液ポンプ23と、異物除去フィルタ24と、装着機構25と、排出部30と、制御部40とを有する。
貯留タンク21には、フィルタ100のエージング処理に用いられる処理液が貯留される。処理装置1で使用される処理液は、エージング処理後にフィルタ100が用いられる装置でフィルタ100に供給される液体と同じものが用いられる。このため、上記の塗布装置9に用いるフィルタ100のエージング処理を行う場合、処理装置1で使用される処理液には、塗布装置9で用いられる塗布液が用いられる。
また、貯留タンク21は、大気開放部210を有する。大気開放部210は、大気開放配管211と、大気開放配管211に介挿された大気開放バルブ212とを有する。大気開放配管211の一端は、貯留タンクに接続される。また、大気開放配管211の他端は、大気開放される。このような構成により、大気開放バルブ212が開放されると、貯留タンク21の上部の空間が大気開放される。
循環配管22は、処理液を循環させるための配管である。循環配管22の一端は、貯留タンク21の下端部に接続される。また、循環配管22の他端は、貯留タンクの上端部付近に接続される。循環配管22には、貯留タンク21の下端部に接続された一端側から順に、送液ポンプ23、異物除去フィルタ24、フィルタ100が装着される装着機構25が介挿される。
また、循環配管22には、第1三方弁221および第2三方弁222が介挿される。第1三方弁221は、異物除去フィルタ24と装着機構25との間に配置される。すなわち、第1三方弁221は、後述する処理液の還流方向において、異物除去フィルタ24の下流側かつ装着機構25の上流側に配置される、第2三方弁222は、装着機構25と貯留タンク21との間に配置される。すなわち、第2三方弁222は、後述する処理液の還流方向において、装着機構25の下流側かつ貯留タンク21の上流側に配置される。
送液ポンプ23は、循環配管22内に処理液の流れを発生させる送液機構である。送液ポンプ23には、例えば、ダイヤフラムポンプなどの、駆動時に粉塵等の異物の発生が起こりにくいポンプが用いられることが好ましい。送液ポンプ23が駆動されると、貯留タンク21内の処理液が、送液ポンプ23、異物除去フィルタ24および装着機構25に取り付けられたフィルタ100を通って、貯留タンク21へと還流される。
異物除去フィルタ24は、処理液中に含まれる粉塵などの異物を除去するためのフィルタである。異物除去フィルタ24によって、貯留タンク21に投入された処理液に予め含まれる異物、送液ポンプ23および循環配管22等の循環経路内で発生した異物、および、フィルタ100から離脱した異物が捕集される。なお、フィルタ100から離脱した異物を捕集することを主な目的とする場合、異物除去フィルタ24は循環配管22のどの位置に介挿されていてもよい。
装着機構25には、フィルタ100が着脱可能に装着される。図4は、装着機構25およびフィルタ100の一例の断面図である。図4に示すように、装着機構25は、台座部251と、流入接続部252と、流出接続部253とを有する。流入接続部252および流出接続部253は、台座部251の上面に向かって開口する開口部である。流入接続部252は、循環配管22の上流側と流路接続する。流出接続部253は、循環配管22の下流側と流路接続する。
フィルタ100は、ハウジング11と、フィルタカートリッジ12と、カバー13とを有する。ハウジング11は、外形が上下方向に延びる円柱型状の筐体である。ハウジング11は、フィルタカートリッジ12を収容する内部空間を有する。ハウジング11の底部には、ハウジング11の内部空間と外部とを流路接続する流入口111および流出口112が設けられている。また、ハウジング11の上部には、ハウジング11の上部に溜まった気体を排出するための排気口113が設けられている。
フィルタ100が装着機構25に装着されると、流入接続部252と流入口111とが接続され、流出接続部253と流出口112とが接続される。これにより、循環配管22の上流側からフィルタ100へと処理液が供給されると、流入接続部252から流入口111を介してフィルタ100内へと処理液が流入する。また、フィルタ100の流出口112から処理液が排出されると、流出接続部253を介して循環配管22の下流側へと処理液が流出する。
フィルタカートリッジ12は、フィルタ本体121と、上蓋122とを有する。フィルタ本体121は、上下に延びる円筒形状である。フィルタ本体121の内部の空間は、上下に延びる流路120となる。フィルタ本体121は、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂繊維により形成される。なお、フィルタ本体121には、樹脂以外の材料が用いられてもよい。上蓋122は、フィルタ本体121の上部を覆う。これにより、流路120の上端部は上蓋122によって塞がれている。
カバー13は、ハウジング11の外表面を覆う。カバー13は、例えば金属などの、ハウジング11よりも剛性の高い材料によって形成される。カバー13はハウジングの変形を抑制する。
ハウジング11の底部に設けられた流入口111は、フィルタカートリッジ12の外側に配置される。また、ハウジング11の底部に設けられた流出口112は、フィルタカートリッジ12の内部の流路120の下端部に流路接続される。これにより、流入口111からハウジング11内に処理液が流入すると、フィルタカートリッジ12の外側の空間に処理液が流入する。その後、ハウジング11の上部まで処理液が満たされるとともに、フィルタカートリッジ12の外側から内側へと処理液が次第に通過し、流路120内にフィルタリングされた処理液が流入する。そして、流路120内を流れる処理液が、流出口112から排出される。
ハウジング11の内部に処理液を満たす工程において、ハウジング11の上部に設けられた排気口113からハウジング11の上部に集まった気体を排出してもよい。このようにすれば、ハウジング11の最上部まで処理液を満たすことができる。
上記のように、図4の例のフィルタ100は、フィルタカートリッジ12がカプセル状のハウジング11で覆われ、ハウジング11ごと装置に着脱する一体型フィルタである。しかしながら、フィルタ100には、ハウジングを有さず、カバーの内部に直接フィルタカートリッジのみを着脱するタイプのフィルタが用いられてもよい。
排出部30は、循環配管22内の気体および処理液を排出するための機構である。排出部30は、排出配管31、ドレインタンク32、第1排液配管33、第2排液配管34、第1排気配管35および第2排気配管36を有する。
排出配管31の上流側端部は、第1排液配管33、第2排液配管34、第1排気配管35および第2排気配管36のそれぞれの下流側端部と接続される。また、排出配管31の下流側端部は、ドレインタンク32に接続される。排出配管31には、排出バルブ311が介挿される。
第1排液配管33は、上流側端部が第1三方弁221に接続され、下流側端部が排出配管31の上流側端部に接続される。すなわち、第1三方弁221は、循環配管22および第1排液配管33の接続箇所に備えられた切替弁である。第1三方弁221は、循環配管22の上流側と下流側とが連通する通常状態と、循環配管22の上流側(異物除去フィルタ24側)と第1排液配管33とが連通する排出状態と、に切替可能である。フィルタ100のエージング処理を行っている間、第1三方弁221は通常状態とされる。
第2排液配管34は、上流側端部が第2三方弁222に接続され、下流側の端部が排出配管31の上流側端部に接続される。すなわち、第2三方弁222は、循環配管22および第2排液配管34の接続箇所に備えられた切替弁である。第2三方弁222は、循環配管22の上流側と下流側とが連通する通常状態と、循環配管22の上流側(装着機構25側)と第2排液配管34とが連通する排出状態と、に切替可能である。フィルタ100のエージング処理を行っている間、第2三方弁222は通常状態とされる。
第1排気配管35は、上流側端部が異物除去フィルタ24の上部に設けられた排気口(図示省略)に接続され、下流側端部が排出配管31の上流側端部に接続される。第1排気配管35には、第1排気バルブ351が介挿されている。異物除去フィルタ24への通液を開始する際に、第1排気バルブ351および排出バルブ311を開放することで、異物除去フィルタ24の上部に溜まった気体を排出することができる。これにより、異物除去フィルタ24の内部に、効率良く処理液を充填できる。
第2排気配管36は、上流側端部が装着機構25に取り付けられたフィルタ100の排気口113に接続され、下流側端部が排出配管31の上流側端部に接続される。第2排気配管36には、第2排気バルブ361が介挿されている。フィルタ100への通液を開始する際に、第2排気バルブ361および排出バルブ311を開放することで、フィルタ100の上部に溜まった気体を排出することができる。これにより、フィルタ100の内部に、効率良く処理液を充填できる。
フィルタ100のエージング処理が終了した後で、処理装置1内から処理液である塗布液を排出する際には、装着機構25の流入接続部252と流出接続部253とを連通させるバイパス管が取り付けられる。そして、第2三方弁222を排出状態とし、排出バルブ311を開放しつつ、送液ポンプ23を駆動させる。これにより、貯留タンク21および循環配管22内の処理液を、第2排液配管34および排出配管31を介してドレインタンク32へと排出することができる。
なお、このとき、バイパス管を用いずに処理液の排出を行ってもよい。その場合、第1三方弁221を排出状態とし、排出バルブ311を開放しつつ、送液ポンプ23を駆動させる。これにより、貯留タンク21および循環配管22内の処理液を、第1排液配管33および排出配管31を介してドレインタンク32へと排出することができる。
制御部40は、処理装置1内の各部を動作制御するための手段である。図3中に概念的に示したように、制御部40は、CPU等の演算処理部41、RAM等のメモリ42およびハードディスクドライブ等の記憶部43を有するコンピュータにより構成されている。制御部40は、上述した大気開放バルブ212、第1三方弁221、第2三方弁222、送液ポンプ23、排出バルブ311、第1排気バルブ351および第2排気バルブ361と、電気的に接続されている。
制御部40は、記憶部43に記憶されたコンピュータプログラムやデータを、メモリ42に一時的に読み出し、当該コンピュータプログラムおよびデータに基づいて、演算処理部41が演算処理を行うことにより、処理装置1内の各部を動作制御する。これにより、装着機構25に取り付けられたフィルタ100に対するエージング処理が進行する。
仮に、塗布装置9に新品のフィルタ100を取り付けて、フィルタ100からの異物の離脱が生じなくなるまで塗布液を供給し続けると、塗布液の消費量が多くなる。また、フィルタ100からの異物の離脱が十分少なくなるまで塗布装置9による基板Wへの塗布処理を行うことができず、塗布装置を用いた製品の製造を中断せざるを得なくなる。これに対し、処理装置1を用いてフィルタ100のエージング処理を行えば、処理液を循環して使用するために、処理液の消費量は、初めに貯留タンクに投入する量だけと、少量となる。すなわち、処理液の消費量を低減できる。また、塗布装置9とは別個の装置でフィルタ100から離脱する異物を除去できるため、塗布装置9における塗布工程を中断する必要が無い。
<3.フィルタのエージング処理および塗布装置におけるフィルタの交換の流れについて>
続いて、上記の塗布装置9および処理装置1を含む処理システムにおいて、処理装置1を用いたフィルタ100のエージング処理と、塗布装置9におけるフィルタの交換とを行うときの流れについて、図5を参照しつつ説明する。図5は、処理装置1におけるフィルタ100のエージング処理および塗布装置9におけるフィルタ100の交換の流れを示したフローチャートである。
図5に示すように、まず、塗布装置9の駆動が行われる(ステップS901)。そして、塗布装置9の駆動開始後、一定時間の経過後、塗布装置9におけるフィルタ100の交換予定時間の24時間前になる(ステップS902)と、処理装置1における新品のフィルタ100のエージング処理を開始する。
エージング処理では、まず、処理装置1の装着機構25に新品のフィルタ100を取り付けるとともに、貯留タンク21に処理液(塗布装置9に用いられる塗布液)を投入する(ステップS101)。
そして、第1三方弁221および第2三方弁222を通常状態とするとともに、送液ポンプ23を駆動させる。これにより、循環配管22内に処理液を循環させて、フィルタ100のエージング処理を開始する(ステップS102)。エージング処理の開始時には、異物除去フィルタ24およびフィルタ100内に効率良く処理液を充填させるために、第1排気バルブ351、第2排気バルブ361および排出バルブ311を開放して、異物処理フィルタ24およびフィルタ100の上部に溜まった気体を排出させてもよい。
その後、エージング処理を、塗布装置9におけるフィルタ100の交換予定時間まで行う(ステップS103)。図5の例では、エージング処理を24時間弱行うこととなる。エージング処理の期間は、使用するフィルタや処理液の種類によって異なるが、例えば、3時間〜48時間行う。
交換予定時間となり、所定の期間エージング処理を行った後、送液ポンプ23の駆動を停止し、処理液の循環を停止する(ステップS104)。そして、エージング処理を行ったフィルタ100を、装着機構25から取り外す(ステップS105)。
一方、交換予定時間となると、塗布装置9においても、駆動を停止する(ステップS903)。そして、使用済みのフィルタ100を塗布装置9から取り外す(ステップS904)。
処理装置1における処理済みのフィルタ100の取り外しと、塗布装置9における使用済みのフィルタ100の取り外しとが行われた後、処理装置1においてエージング処理がなされたフィルタ100を、塗布装置9へと取り付ける(ステップS905)。その後、塗布装置9の駆動を再開する(ステップS906)。
エージング処理が行われたフィルタ100が取り外された後、処理装置1では、処理液の排出が行われる(ステップS106)。具体的には、装着機構25にバイパス流路を取り付けた後、第2三方弁222を排出状態とし、かつ、排出バルブ311を開放して、送液ポンプ23を駆動させる。これにより、貯留タンク21および循環配管22の内部の処理液がドレインタンク32へと排出される。処理液の排出が完了すると、送液ポンプ23を停止する。
処理液の排出が完了すると、続いて、貯留タンク21に、処理液を溶解可能な溶剤が投入される。そして、第1三方弁221および第2三方弁222を通常状態として送液ポンプ23を駆動させることにより、貯留タンク21内に投入された溶剤が、循環配管22内を循環する(ステップS107)。これにより、貯留タンク21や循環配管22の内壁に付着した処理液を溶解し、除去することができる。処理液が上記の塗布液である場合、溶剤には、たとえばNMP(N−メチル−2−ピロリドン)が用いられる。なお、溶剤には、蒸留水や、その他の有機溶剤が用いられてもよい。
その後、第2三方弁222を排出状態とし、かつ、排出バルブ311を開放して、送液ポンプ23を駆動させる。これにより、貯留タンク21および循環配管22の内部の溶剤がドレインタンク32へと排出される。このとき、同時に、処理液の排出工程(ステップS106)において第2排液配管34および排出配管31の内壁に付着した処理液が溶剤に溶解し、除去される。
上記のように、処理装置1におけるフィルタ100のエージング処理と、塗布装置9におけるフィルタ100の交換が行われる。
なお、上記において、塗布装置9におけるフィルタ100の交換時について説明を行ったが、本発明の処理装置1を用いてエージング処理を行ったフィルタ100は、塗布装置9の駆動前に最初に取り付けられるフィルタ100として用いられてもよい。
<4.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、処理装置1の装着機構25に1つのフィルタ100を取り付けるものであったが、本発明はこれに限られない。1つの装着機構25に対して、複数(例えば6つ)のフィルタ100を並列に装着可能であってもよい。その場合、装着機構25は、循環配管22の上流側から各フィルタ100の流入口へ分岐する流入分岐部と、各フィルタ100の流出口から循環配管22の下流側へと合流する流出合流部とを有する。このようにすれば、1つの処理装置1で複数のフィルタ100に対して同時にエージング処理を行うことができる。その結果、1つの装置(例えば塗布装置)で同時に複数のフィルタ100を使用する場合に、使用する複数のフィルタ100に対して同時かつ同条件でエージング処理を行うことができる。
また、上記の実施形態の処理装置1では、送液ポンプ23の圧力のみで処理液を搬送していた。しかしながら、送液ポンプ23の駆動と平行して、貯留タンク21内に加圧された気体を導入して、処理液の流れを促進させるようにしてもよい。
また、上記の処理装置1で用いられる処理がなされるフィルタ100は、フレキシブルデバイスの基材自体を製造するプロセスに用いられる塗布装置9に取り付けられるフィルタ100であった。しかしながら、本発明の処理装置で処理を行うフィルタは、デバイス形成後の基材の表面に、保護膜を形成する塗布装置に取り付けられるものであってもよい。また、本発明の処理装置で処理を行うフィルタは、基板と基板とを貼り合わせる際の接着剤を塗布する塗布装置に取り付けられるものであってもよい。また、本発明の処理装置で処理を行うフィルタは、フレキシブルデバイス以外の液晶表示装置や半導体基板の製造工程に用いられる装置に取り付けられるものであってもよい。また、本発明の処理装置で処理を行うフィルタは、リチウムイオン二次電池や燃料電池などの電池の製造工程に用いられる装置に取り付けられるものであってもよい。すなわち、本発明の処理装置な、高粘度の材料を取り扱う装置に取り付けられるフィルタのエージング処理に特に好適である。
また、処理装置の細部については、本願の各図に示された構成と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 処理装置
9 塗布装置
11 ハウジング
12 フィルタカートリッジ
13 カバー
20 スリットノズル
21 貯留タンク
22 循環配管
23 送液ポンプ
24 異物除去フィルタ
25 装着機構
40 制御部
100 フィルタ
111 流入口
112 流出口
113 排気口
251 台座部
252 流入接続部
253 流出接続部

Claims (7)

  1. 高粘度の処理液を濾過するためのフィルタを処理するための処理装置であって、
    前記処理液を循環させる循環配管と、
    前記循環配管内に前記処理液の流れを発生させる送液機構と、
    前記循環配管の流路途中に介挿され、前記フィルタを着脱自在に装着する装着機構と、
    前記循環配管の流路途中に介挿される異物除去フィルタと、
    を備える、処理装置。
  2. 請求項1に記載の処理装置であって、
    前記処理液は、ポリイミド前駆体を含むワニスであり、
    前記フィルタは、前記ワニスの塗布装置に装着されるためのフィルタである、処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の処理装置であって、
    前記循環配管の流路途中に介挿される処理液貯留タンクと、
    一端が前記循環配管の流路途中に接続される排液配管と、
    前記循環配管および前記排液配管の接続箇所に備えられた切替弁と、
    をさらに有する、処理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の処理装置であって、
    前記フィルタは、
    上下に延びるハウジングと、
    前記ハウジングの内部に収容される、円筒形のフィルタカートリッジと、
    を有し、
    前記ハウジングは、
    前記処理液の流入口と、
    前記フィルタカートリッジの内部と連通し、前記ハウジングの下端部に配置される、前記処理液の流出口と、
    前記ハウジングの上端部に配置された気体排出口と、
    を有する、処理装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の処理装置と、
    前記処理装置で処理された前記フィルタを介して供給される処理液を、基板の表面に塗布する塗布装置と、
    を有する、処理システム。
  6. 高粘度の処理液を濾過するためのフィルタを処理するための処理方法であって、
    a)循環配管の流路途中に介挿された装着機構に前記フィルタを装着する工程と、
    b)前記工程a)の後で、前記循環配管内に前記処理液を循環させて、前記フィルタに前記処理液を供給する工程と、
    を有し、
    前記工程b)において、前記循環配管の流路途中に前記フィルタとは別個の異物除去フィルタが介挿される、処理方法。
  7. 請求項6に記載の処理方法であって、
    c)前記工程b)の後で、前記フィルタを前記装着機構から取り外す工程と、
    d)前記工程c)の後で、前記フィルタを、基板の表面に前記処理液を塗布する塗布装置に取り付ける工程と、
    を有する、処理方法。
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