JP2020041551A - ブレーキダストカバー - Google Patents

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JP2020041551A
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裕太 辛島
Hirota Karashima
裕太 辛島
健志 江尻
Kenji Ejiri
健志 江尻
純也 山田
Junya Yamada
純也 山田
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Abstract

【課題】強度を可及的に向上したうえで軽量化ならびにブレーキディスクロータの冷却性能の向上を可能とするブレーキダストカバー1の提供。【解決手段】円周上の所定角度領域にブレーキキャリパ回避用の切り欠き2が設けられた環状板からなるブレーキダストカバー1であって、その中心孔1aの周囲において切り欠き2を除く領域にビード3が設けられている。このビード3は、中心孔1aの周囲に周方向に延びる本体部3aと、この本体部3aの長手方向の数ヶ所から径方向外向きに延びるように分岐する分岐部3bと、を備えている。切り欠き2を車両前半分領域に配置させた状態において車両下側領域と車両後半分領域とに通気孔4,5が設けられていて、車両上側領域には前記通気孔4,5が設けられていない。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両のブレーキダストカバーに関する。
例えば特許文献1には、ブレーキディスクのカバー部材において、ブレーキキャリパ収容用の切欠き部を設け、この切欠き部にフランジ片を前記カバー部材の基本面に対して屈曲させるように設けることにより、前記カバー部材の剛性の向上を図るということが記載されている。また、この特許文献1の図4には、前記カバー部材にビードを設けることが記載されている。
特開平11−311270号公報
上記特許文献1において、前記フランジ片やビードを設けているものの、前記カバー部材に通気孔を設けることにより、軽量化と冷却性能を向上させるという記述はなく、また、前記通気孔の配置や設置数に関する記述もない。
このような事情に鑑み、本発明は、強度を可及的に向上したうえで軽量化ならびにブレーキディスクロータの冷却性能の向上を可能とするブレーキダストカバーの提供を目的としている。
本発明は、円周上の所定角度領域にブレーキキャリパ回避用の切り欠きが設けられた環状板からなるブレーキダストカバーであって、その中心孔の周囲において前記切り欠きを除く領域にビードが設けられており、このビードは、前記中心孔の周囲に周方向に延びる本体部と、この本体部の長手方向の数ヶ所から径方向外向きに延びるように分岐する分岐部と、を備えており、前記切り欠きを車両前半分領域に配置させた状態において車両下側領域と車両後半分領域とに通気孔が設けられていて、前記車両上側領域には前記通気孔が設けられていない、ことを特徴としている。
この構成によれば、前記ビードにより前記ブレーキダストカバー全体の強度を可及的に向上させることが可能になり、また、前記ブレーキダストカバーにおいて車両下側領域および車両後半分領域の各通気孔により軽量化が図れるとともに、車両前後方向に流れる走行風を前記ブレーキダストカバーの背面側から表面側に効率良く取り入れることが可能になる等、ブレーキディスクロータの冷却性能を向上させることが可能になる。
さらに、前記ブレーキダストカバーにおいて車両上側領域に前記のような通気孔を設けていないから、雨天走行時において車両のタイヤハウスの上側に巻き上げられる泥や水が前記ブレーキダストカバーの背面側から表面側へ向かうことを防止できるようになる。
本発明によれば、強度を可及的に向上したうえで軽量化ならびにブレーキディスクロータの冷却性能の向上を可能とするブレーキダストカバーを提供することができる。
本発明に係るブレーキダストカバーの一実施形態で車両内側から外側を見た背面図である。 図1の(2)−(2)線断面を矢印方向から見た図である。 図1の(3)−(3)線断面を矢印方向から見た図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図3に本発明の一実施形態を示している。図中、1はブレーキダストカバーの全体を示している。また、Frは車両前側、Rrは車両後側、Upは車両上側をそれぞれ示している。
ブレーキダストカバー1は、不図示の右前輪用ブレーキディスクロータに用いられるものであって、円周上の所定角度領域に扇形の切り欠き2が設けられた環状板からなる。
なお、切り欠き2は、不図示のブレーキキャリパとの干渉を回避するために設けられたものである。
このブレーキダストカバー1の中心孔1aの周囲において切り欠き2を除く領域には、ビード3が設けられている。
このビード3は、本体部3aと、分岐部3bと、を備えている。本体部3aは、ブレーキダストカバー1の中心孔1aの周囲に周方向に延びるように設けられている。分岐部3bは、本体部3aの長手方向の数ヶ所(例えば5ヶ所)から径方向外向きに延びるように分岐されている。
なお、本体部3aは、この実施形態において横向きの略U字形に形成されている。また、分岐部3bは、ブレーキダストカバー1の中心から放射方向に直線状に延びるように形成されている。
このようなブレーキダストカバー1は、図示していないが車両におけるブレーキキャリパの配置に対応して切り欠き2を車両前半分領域(図1の左半分領域)に配置させた状態で車両に設置される。その状態においてブレーキダストカバー1の車両下側領域と車両後半分領域(図1の右半分領域)とには、通気孔4,5が設けられている。但し、ブレーキダストカバー1において車両上側領域には、前記したような通気孔4,5が設けられていない。
具体的に、この実施形態では、前記車両下側領域に1個の通気孔4が設けられており、前記車両後半分領域には計8個の通気孔5が設けられている。
より詳しくは、前記車両後半分領域にはビード3の3つの分岐部3bが配置されていて、それらのうちの上2つの分岐部3bで挟む扇形領域には計4個の通気孔5が配置されており、また、下2つの分岐部3bで挟む扇形領域には計4個の通気孔5が配置されている。
そして、前記車両下側領域に配置される1個の通気孔4は、略長方形形状に形成されており、その開口面積は、前記後側の8個の通気孔5それぞれの開口面積よりも大きく設定されている。
さらに、前記車両下側領域における当該領域全体に対する1個の通気孔4の面積の割合が、前記車両後半分領域における当該領域全体に対する計8個の通気孔5の総面積の割合よりも小さく設定されている。
以上説明したように本発明を適用した実施形態によれば、ビード3によりブレーキダストカバー1全体の強度を可及的に向上させることが可能になり、また、ブレーキダストカバー1において車両下側領域および車両後半分領域の各通気孔4,5により軽量化が図れるとともに、車両前後方向に流れる走行風をブレーキダストカバー1の背面側から表面側に効率良く取り入れることが可能になる等、不図示のブレーキディスクロータの冷却性能を向上させることが可能になる。
しかも、前記した通気孔4,5の開口面積を大きくし過ぎないように、また、設置数を多くし過ぎないように工夫しているから、雨天走行時において泥や水が前記した通気孔4,5を通じて背面側から表面側に入りにくくなる。
さらに、ブレーキダストカバー1において車両上側領域に前記のような通気孔4,5を設けていないから、雨天走行時において車両のタイヤハウス(不図示)の上側に巻き上げられる泥や水がブレーキダストカバー1の背面側から表面側へ向かうことを防止できるようになる。これらの結果、雨天走行時におけるブレーキ性能に悪影響を与えずに済む。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
例えば上記実施形態において、車両下側領域の通気孔4および車両後半分領域の通気孔5の数や大きさについては特に限定されるものではない。
本発明は、ブレーキダストカバーに好適に利用することが可能である。
1 ブレーキダストカバー
1a 中心孔
2 切り欠き
3 ビード
3a 本体部
3b 分岐部
4 車両下側領域の通気孔
5 車両後半分領域の通気孔

Claims (1)

  1. 円周上の所定角度領域にブレーキキャリパ回避用の切り欠きが設けられた環状板からなるブレーキダストカバーであって、
    その中心孔の周囲において前記切り欠きを除く領域にビードが設けられており、
    このビードは、前記中心孔の周囲に周方向に延びる本体部と、この本体部の長手方向の数ヶ所から径方向外向きに延びるように分岐する分岐部と、を備えており、
    前記切り欠きを車両前半分領域に配置させた状態において車両下側領域と車両後半分領域とに通気孔が設けられていて、車両上側領域には前記通気孔が設けられていない、ことを特徴とするブレーキダストカバー。
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