JP2020041264A - 引き違いサッシ - Google Patents

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Abstract

【課題】クレセント錠を召合せ框に容易に固定することができる引き違いサッシを提供する。【解決手段】枠体と、枠体の内部に設けられた内障子および外障子と、を有する引き違いサッシにおいて、内障子は、枠状に形成された框(第1框)3と、框3の内側に配置されるガラス(第1面材)と、有し、框3は、上下方向に延びる樹脂製の第1召合せ框7Aと、上下方向に延びて第1召合せ框7Aに形成された第1中空部7cに挿入配置される金属製の第1框芯材31Aと、を有し、第1中空部7cは、第1召合せ框7Aにおけるガラスと離間する側に形成され、第1框芯材31Aは、断面形状が室外側に開口するC字形に形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、引き違いサッシに関する。
従来、樹脂サッシの引き違いサッシでは、障子の樹脂製の框(上框、下框、召合せ框および戸先框)は、それぞれ同一の断面形状に形成されている。このため、上框、下框および戸先框においてレールが挿入される溝部が召合せ框にも形成されている。また、召合せ框に設けられる煙返しなどは、召合せ框に別部材として取り付けられている。
樹脂製の框には、内部に芯材が挿入配置されるため、長さ方向全体にわたって芯材が配置される中空部が形成されている。引き違いサッシにクレセント錠を設ける場合、内障子の召合せ框にクレセント錠が取り付けられ、外障子の召合せ框にクレセント錠を受ける受け金具が取り付けられている。樹脂サッシの場合、クレセント錠を芯材に固定することが好ましいが、芯材が配置される中空部が召合せ框の平面視における中央部分に配置されていてクレセント錠と芯材とが離れてしまうと、クレセント錠を芯材に固定することが困難である。このため、召合せ框に芯材とは別に裏板を設け、この裏板にクレセント錠を固定している(例えば、特許文献1参照)。
特許第6017300号公報
しかしながら、裏板を設ける場合、部品点数が多くなるとともに、裏板の位置合わせなど設置に手間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は、クレセント錠を召合せ框に容易に固定することができる引き違いサッシを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る引き違いサッシは、枠体と、前記枠体の内部に設けられた外障子と、前記外障子の室内側に配置される内障子と、を有する引き違いサッシにおいて、前記内障子は、枠状に形成された第1框と、前記第1框の内側に配置される第1面材と、有し、前記第1框は、上下方向に延びる樹脂製の第1召合せ框と、上下方向に延びて前記第1召合せ框に形成された第1中空部に挿入配置される金属製の第1框芯材と、を有し、前記第1框芯材は、断面形状が室外側に開口するC字形に形成されていることを特徴とする。
本発明では、第1框芯材は、断面形状が室外側に開口するC字形に形成されていることにより、第1框芯材の一部が第1召合せ框における第1面材と離間する側に配置されるため、第1召合せ框における第1面材と離間する側にクレセント錠を設ける場合に、クレセント錠を第1框芯材に固定することができる。
また、本発明に係る引き違いサッシでは、前記第1框芯材は、前記第1召合せ框における前記第1中空部を形成する面のうち前記第1中空部の室内側に位置する第1室内側面に沿って配置されて左右方向に延びる第1片と、前記第1片の左右方向の両端部のうち前記第1面材から遠い側の端部から室外側に延びる第2片と、前記第1片の左右方向の両端部のうち前記第1面材に近い側の端部から室外側に延びる第3片と、を有し、前記第2片の室外側の端部近傍には、クレセント錠が固定されていてもよい。
このような構成とすることにより、クレセント錠を裏板などを用いずに、第1框芯材の室外側の端部近傍に容易に固定することができる。
また、本発明に係る引き違いサッシでは、前記内障子は、前記面材の室内側に設けられる押し縁を有し、前記第1召合せ框は、前記第1面材の端面と対向する第1面材対向部と、前記第1面材対向部の室内側に連続して設けられ前記押し縁が嵌合する押し縁係止部と、を有し、前記押し縁係止部は、前記第1中空部に向かって突出するように設けられていてもよい。
このような構成とすることにより、押し縁係止部よりも室外側に第1框芯材を配置することができる。また、押し縁が面材の室内側に設けられていることにより、第1召合せ框の室外側に気密を確保するための部材を設けることができ、気密性を高めることができる。
押し縁係止部とは、押し縁が嵌合する部分(例えば溝部や開口部など)のみでなく、押し縁が嵌合する部分を形成する部材も合わせた部分を示している。
また、本発明に係る引き違いサッシでは、前記第1框芯材には、前記押し縁係止部に沿って屈曲する屈曲部が形成されていてもよい。
このような構成とすることにより第1框芯材の強度を向上させることができる。
また、本発明に係る引き違いサッシでは、前記外障子は、枠状に形成された第2框と、前記第2框の内側に配置される第2面材と、有し、前記第2框は、上下方向に延びる樹脂製の第2召合せ框と、上下方向に延びて前記第2召合せ框に形成された第2中空部に挿入配置される金属製の第2框芯材と、を有し、前記第2框芯材は、前記第2召合せ框における前記第2中空部を形成する面のうち前記第2中空部の室外側に位置する室外側面に沿って配置されて左右方向に延びる第4片と、前記第2召合せ框における前記第2中空部を形成する面のうち前記第2中空部の室内側に位置する第2室内側面に沿って配置されて左右方向に延びる第5片と、室内外方向に延びて前記第4片と前記第5片とを連結する第6片と、を有し、前記第5片には、クレセント錠の受け金具が固定されていてもよい。
このような構成とすることにより、クレセント錠の受け金具を裏板などを用いずに第2框芯材に容易に固定することができる。
本発明によれば、クレセント錠を召合せ框に容易に固定することができる。
本発明の実施形態による引き違いサッシの一例を示す正面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の実施形態による引き違いサッシの内障子の召合せ框および外障子の召合せ框の変形例を示す水平断面図である。
以下、本発明の実施形態による引き違いサッシについて、図1および図2に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態による引き違いサッシ10は、建物の外壁に形成された開口部に沿って取り付けられた枠体12と、枠体12に支持され左右方向にスライド可能な内障子1および外障子2と、を有している。
以下の説明において、室外側と室内側とを結ぶ方向(外壁に直交する方向、図1では紙面に直交する方向)を室内外方向とし、室内外方向に直交する外壁に沿った水平方向を左右方向とする。左右方向のうち、室内側から室外側を見た際の左側、右側をそのまま左側、右側とする。
図1に示すように、枠体12は、左右方向に延びる上枠121および下枠122と、上下方向に延びて上枠121および下枠122と連結された一対の縦枠123と、を有している。以下の説明では、上枠121、下枠122および一対の縦枠123などの長尺の部材に対してそれぞれが延びる方向を長さ方向とすることがある。
上枠121、下枠122および一対の縦枠123は、それぞれ合成樹脂製で、内部に形成されそれぞれの長さ方向に延びる中空部に金属製の枠芯材が挿入配置されている。
内障子1および外障子2は、それぞれ枠状に形成された框(第1框、第2框)3と、框3の内側に配置されるガラス(第1面材、第2面材)4と、有している。
框3は、左右方向に延びる上框5および下框6と、上下方向に延びる召合せ框7および戸先框8と、を有している。
召合せ框7は、内障子1および外障子2が開口部を閉鎖している状態で一対の縦枠123の間の略中央部に配置され、戸先框8は、内障子1および外障子2が開口部を閉鎖している状態で一対の縦枠123に近接して配置されている。
上框5、下框6、召合せ框7および戸先框8は、それぞれの長さ方向の両端面がそれぞれ斜め45°に切断されている。
召合せ框7は、上框5および下框6と互いの端面を突き合わせて90°を成すように溶着されている。図1に示すように、戸先框8は、上框5および下框6と互いの端面を突き合わせて90°を成すように溶着されている。召合せ框7の内部には、中空部(第1中空部7c、第2中空部7f、図2参照)が形成されていて、中空部7c、7fには、框芯材31が挿入配置される。
框芯材31は、上框5、下框6、召合せ框Aおよび戸先框8よりも若干短く形成されている。框芯材31は、上框5、下框6、召合せ框7および戸先框8の長さ方向の両端部それぞれから長さ方向の外側に突出しないように配置されている。
内障子1および外障子2の上框5、下框6および戸先框8は公知の構造として説明を省略し、内障子1および外障子2の召合せ框について説明する。内障子1の召合せ框7を第1召合せ框7Aとし、外障子2の召合せ框を第2召合せ框7Bとする。内障子1の框芯材31を第1框芯材31Aとし、外障子2の框芯材31を第2框芯材31Bとする。
図2に示すように、第1召合せ框7Aは、室外側に設けられる第1室外側板部71と、第1室外側板部71の右側部分の室内側に間隔をあけて設けられる第2室外側板部72と、第1室外側板部71の右側の端面と第2室外側板部72の右側を連結する室外内板部73と、室内側に設けられる室内側板部74と、第1室外側板部71と室内側板部74を連結する外板部75と、第2室外側板部72と室内側板部74とを連結する内板部76と、第1室外側板部71の室外側に一体に設けられた煙返し部77Aと、を有している。
第1室外側板部71は、平板状に形成され、板面が室内外方向を向く鉛直面となる姿勢で配置されている。第1室外側板部71は、上框第2室内側板部57および下框6第2室内側板部の第1室外側板部よりも左右方向の寸法が短く形成されている。
第2室外側板部72は、平板状に形成され、板面が室内外方向を向く鉛直面となる姿勢で配置されている。第2室外側板部72は、第1室外側板部71よりも左右方向の寸法が小さく形成されていて、右側の端部が第1室外側板部71の右側の端部と室内外方向に重なりで、左側の端部が第1室外側板部71の左側の端部よりも右側に配置されている。
室外内板部73は、第1室外側板部71の右側の端部から室内側に延びて、第2室外側板部72の右側の端部に達している。
室内側板部74は、平板状に形成され、板面が室内外方向を向く鉛直面となる姿勢で配置されている。室内側板部74は、第1室外側板部71よりも左右方向の寸法が小さく形成されていて、左側の端部が第1室外側板部71の左側の端部と室内外方向に重なりで、右側の端部が第1室外側板部71の右側の端部よりも左側で、第2室外側板部72の左側の端部と室内外方向に重なる位置に配置されている。室内側板部74は、上框第2室内側板部57および下框6第2室内側板部よりも左右方向の寸法が短く形成されている。
外板部75は、平板状に形成され板面が左右方向を向く姿勢で配置されている。第1室外側板部71の左側の端部と室内側板部74の左側の端部とを連結している。
内板部76は、第2室外側板部72の左側の端部と、第1室外側板部71における右側の端部よりもやや左側の位置と、を連結している。内板部76は、第2室外側板部72の右側の端部から室内側に延びる第1板部(第1面材対向部)761と、第1板部761の室内側の端部から左側に延びる第2板部762と、第2板部762の左側の端部から室内側に延びて室内側板部74と連結される第3板部763と、を有している。第1板部761の室内側の端部は、室内側板部74よりも間隔をあけた室外側に配置されている。第1板部761の右側には、内障子1のガラス4(図1参照)が配置され、第1板部761の右側の面は、内障子1のガラス4の左側の端面と対向している。
煙返し部77Aは、第1室外側板部71の左側の端部から室外側に延びる第1見込み板部771と、第1室外側板部71の左右方向の中間部から室外側に延びる第2見込み板部772と、第1見込み板部771の室外側の端部と第2見込み板部772の室外側の端部とを連結する第1見付板部773と、第2見込み板部772の室外側の端部から室外側に突出しさらに右側に延びる第1ヒレ部774と、を有している。
第1召合せ框7Aには、第2板部762、第3板部763および第1室外側板部71の第3板部763よりも右側の部分に囲まれて右側に開口する凹部7aが形成されている。この凹部7aにはガラス4を抑える押し縁41が嵌合するように構成されている。
押し縁41が嵌合する凹部7aを形成する第2板部762、第3板部763および第1室外側板部71の右側の部分を合わせて押し縁係止部7eとする。
第1召合せ框7Aには、第1室外側板部71、外板部75、室内側板部74、内板部76、第2室外側板部72、室外内板部73に囲まれた第1中空部7cが形成されている。
第1中空部7cには、第1框芯材31Aが挿入される。
押し縁係止部7eは、第1中空部7cに突出するように設けられている。具体的には、押し縁係止部7eの第2板部762および第3板部763が第1中空部7cに突出している。
第1召合せ框7Aには、第1室外側板部71、第1見込み板部771、第2見込み板部772および第1見付板部773に囲まれた中空部7dが形成されている。
第1框芯材31Aは、第1中空部7cにおいて室内側板部74に沿って配置される第1片311と、外板部75に沿って配置される第2片312と、内板部76に沿って配置される第3片313と、を有している。
第1片311は、板面が室内外方向を向く鉛直面となっている。第1片311は、室内側板部74の室外側の面74aと当接または僅かな隙間をあけて対向している。
第1召合せ框7Aにおける室内側板部74の室外側の面74aは、本発明における「第1召合せ框における第1中空部を形成する面のうち第1中空部の室内側に位置する第1室内側面」に相当している。
第2片312は、第1片311の左側の端部から室外側に延びていて、板面が左右方向を向く鉛直面となっている。第2片312は、外板部75の右側の面(第1中空部7c側の面)と当接または僅かな隙間をあけて近接している。第2片312の室外側の端部は、第1室外側板部71に達している、または僅かな隙間をあけて近接している。
第3片313は、第1片311の右側の縁部から室外側に延びる第1板部313aと、第1板部の室外側の端部から右側に延びる第2板部313bと、第2板部の右側の端部から室外側に延びる第3板部313cと、を有している。第1板部313aは、内板部76の第3板部763に沿って配置され、第2板部313bは内板部76の第2板部762に沿って配置され、第3板部313cは、内板部76の第1板部761に沿って配置されている。
第1板部313aと第2板部313bとの接続部分には、内板部76の第3板部763と第2板部762との接続部分に沿った屈曲部32が形成されている。
第3板部313cは、内板部76の面の左側の面(第1中空部7c側の面)と当接または僅かな隙間をあけて近接している。
第3板部313cの室外側の端部は、第1室外側板部71に達している、または僅かな隙間をあけて近接している。
第1召合せ框7Aには、外板部75の右側にクレセント錠91が取り付けられている。クレセント錠91は、ネジなどのクレセント錠固定具92によって第1框芯材31Aの第2片312に固定されている。クレセント錠固定具92は、外板部75と貫通し、第1框芯材31Aの第2片312の室外側の端部近傍に固定されている。
第2召合せ框7Bは、煙返し部77Bが第1召合せ框7Aの煙返し部77Aと異なり、煙返し部77B以外は、第1召合せ框を左右反転とした形状とほぼ同一に形成されている。第2召合せ框7Bにおける第1室外側板部71、外板部75、室内側板部74、内板部76、第2室外側板部72、室外内板部73に囲まれた中空部を、第2中空部7fとする。
第2召合せ框7Bの煙返し部77Bは、室内側板部74の右側の端部から室内側に延びる第3見込み板部775と、室内側板部74の左右方向の中間部から室内側に延びる第4見込み板部776と、第3見込み板部775の室内側の端部よりもやや室外側と、第4見込み板部776の室内側の端部よりもやや室外側とを連結する第2見付板部777と、第4見込み板部776の室内側の端部から右側に延びる第2ヒレ部778と、を有している。
第3見込み板部775の室内側の端部は、左側に屈曲している。第4見込み板部776の室内側の端部は、右側に屈曲している。第3見込み板部775の室内側の端部と第4見込み板部776の室内側の端部とは左右方向に離間していて、第3見込み板部775の室内側の端部分と第4見込み板部776の室内側の端部分との間にはパッキン93が取り付けられている。パッキン93は、第3見込み板部775の室内側の端部および第4見込み板部776の室内側の端部よりも室内側に突出していて、第1召合せ框7Aの第1室外側板部71の室外側の面と当接するように構成されている。
第2框芯材31Bは、筒状に形成されている。第2框芯材31Bは、第2中空部7fにおいて第1室外側板部71に沿って配置される第4片314と、室内側板部74に沿って配置される第5片315と、内板部76に沿って配置される第6片316と、外板部75に沿って配置される第7片(第6片)317と、を有している。
第4片314は、板面が室内外方向を向く鉛直面となっている。第4片314は、第1室外側板部71の室内側の面71aと当接または僅かな隙間をあけて対向している。第4片314は、右側の端部が外板部75と当接または僅かな隙間をあけて対向している。第4片314は、左側の端部が内板部76と当接または僅かな隙間をあけて対向している。
第2框芯材31Bにおける第1室外側板部71の室内側の面71aは、本発明における「第2召合せ框における第2中空部を形成する面のうち第2中空部の室外側に位置する室外側面」に相当している。
第5片315は、板面が室内外方向を向く鉛直面で、第4片314と対向して配置されている。第5片315は、室内側板部74の室外側の面74aと当接または僅かな隙間をあけて対向している。第5片315は、右側の端部が外板部75と当接または僅かな隙間をあけて対向している。第5片315は、左側の端部が内板部76の第3板部763と当接または僅かな隙間をあけて対向している。
第2框芯材31Bにおける室内側板部74の室外側の面74aは、本発明における「第2召合せ框における第2中空部を形成する面のうち第2中空部の室内側に位置する第2室内側面」に相当している。
第6片316は、第4片314の左側の端部と、第5片315の左側の端部とを連結している。第4片314の左側の端部から室外側に延びる第1板部316aと、第1板部316aの室外側の端部から左側に延びる第2板部316bと、第2板部316bの左側の端部から室外側に延びる第3板部316cと、を有している。第1板部316aは内板部76の第3板部763に沿って配置され、第2板部316bは内板部76の第2板部762に沿って配置され、第3板部316cは内板部76の第1板部761に沿って配置されている。
第7片317は、第4片314の右側の端部と、第5片315の右側の端部とを連結している。第7片317は、外板部75の左側の面と当接または僅かな隙間をあけて対向している。
第2召合せ框7Bには、室内側板部74の室内側にクレセント錠91の受け金具94が取り付けられている。受け金具94は、ネジなどの受け金具固定具95によって第2框芯材31Bの第5片315に固定されている。受け金具固定具95は、室内側板部74を貫通し、第5片315の左右方向の中間部に固定されている。
内障子1および外障子2が開口部を閉鎖した状態となると、第1召合せ框7Aの室外側に第2召合せ框7Bが重なって配置される、第1召合せ框7Aの煙返し部77Aが、第2召合せ框の煙返し部77Bの左側に配置されている。
次に、上述した本実施形態による引き違いサッシの作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した本実施形態による引き違いサッシ10では、第1召合せ框7Aの第1中空部7cは、第1召合せ框7Aにおける左側(ガラス4と離間する側)に形成され、第1框芯材31Aは、断面形状が室外側に開口するC字形に形成されていることにより、第1框芯材31Aが第1召合せ框7Aにおける左寄り(ガラス4と離間する側)に配置されるため、第1召合せ框7Aの左側にクレセント錠91を設ける場合に、クレセント錠91を固定するためのクレセント錠固定具92を第1框芯材31Aに固定することができる。
また、第1框芯材31Aの第2片312の室外側の端部近傍にクレセント錠固定具92が固定されていることにより、クレセント錠固定具92を裏板などを用いずに、第1框芯材31Aの室外側の端部近傍に容易に固定することができる。
また、第1召合せ框7Aの押し縁係止部7eは、第1中空部7cに突出するように設けられていることにより、押し縁係止部7eよりも室外側に第1框芯材31Aを配置することができる。また、押し縁がガラス4の室内側に設けられることにより、第1召合せ框7Aの室外側にパッキン93などの気密を確保するための部材を設けることができ、気密性を高めることができる。
また、第1框芯材31Aには、押し縁係止部7eの第3板部763と第2板部762との接続部分に沿った屈曲部32が形成されていることにより第1框芯材31Aの強度を向上させることができる。
また、第2框芯材31Bは、第2召合せ框7Bの第2中空部7fの室外側に配置されて左右方向に延びる第4片314と、第2中空部7fの室内側に配置されて左右方向に延びる第5片315と、室内外方向に延びて第4片314と第5片315とを連結する第6片316および第7片317と、を有し、第5片315には、クレセント錠91の受け金具94を固定するための受け金具固定具95が固定されている。
このような構成とすることにより、受け金具固定具95を裏板などを用いずに第2框芯材31Bに容易に固定することができる。
以上、本発明による引き違いサッシの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、クレセント錠固定具92は、第1框芯材31Aの第2片312の室外側の端部近傍に固定されているが、クレセント錠固定具92が第1框芯材31Aに対して固定される位置は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、第1召合せ框7Aの押し縁係止部7eは、第1中空部7cに突出するように設けられているが、例えば、図3に示す第1召合せ框7Cの押し縁係止部7eCのように、第1中空部7cに突出していなくてもよい。押し縁係止部が設けられる位置は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、第1框芯材31Aには、押し縁係止部7eの第3板部763と第2板部762との接続部分に沿った屈曲部32が形成されているが、第1框芯材31Aの第1片311と第2片312との接続部分および第1片311と第3片313との接続部分以外の屈曲部が形成されていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、第2框芯材31Bは筒状に形成されているが、例えば、図3に示す第2框芯材31Dのように、右側に開口するC字形状に形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、受け金具固定具95は、裏板などを用いずに第2框芯材31Bに固定されるように構成されているが、裏板などを用いて第2框芯材31Bに固定されてもよい、受け金具固定具95の第2框芯材31Bへの固定は適宜設定されてよい。
1 内障子
2 外障子
3 框(第1框、第2框)
4 ガラス(第1面材、第2面材)
7 召合せ框
7A,7C 第1召合せ框
7B 第2召合せ框
7c 第1中空部
7e 押し縁係止部
7f 第2中空部
7A 第1召合せ框
7B 第2召合せ框
10 引き違いサッシ
31A 第1框芯材
31B 第2框芯材
32 屈曲部
71 第1室外側板部
71a 室内側の面(室外側面)
74 室内側板部
74a 室外側の面(第1室内側面、第2室内側面)
311 第1片
312 第2片
313 第3片
314 第4片
315 第5片
316 第6片
761 第1板部(第1面材対向部)

Claims (5)

  1. 枠体と、前記枠体の内部に設けられた外障子と、前記外障子の室内側に配置される内障子と、を有する引き違いサッシにおいて、
    前記内障子は、枠状に形成された第1框と、前記第1框の内側に配置される第1面材と、有し、
    前記第1框は、上下方向に延びる樹脂製の第1召合せ框と、
    上下方向に延びて前記第1召合せ框に形成された第1中空部に挿入配置される金属製の第1框芯材と、を有し、
    前記第1框芯材は、断面形状が室外側に開口するC字形に形成されていることを特徴とする引き違いサッシ。
  2. 前記第1框芯材は、前記第1召合せ框における前記第1中空部を形成する面のうち前記第1中空部の室内側に位置する第1室内側面に沿って配置されて左右方向に延びる第1片と、
    前記第1片の左右方向の両端部のうち前記第1面材から遠い側の端部から室外側に延びる第2片と、
    前記第1片の左右方向の両端部のうち前記第1面材に近い側の端部から室外側に延びる第3片と、を有し、
    前記第2片の室外側の端部近傍には、クレセント錠が固定される請求項1に記載の引き違いサッシ。
  3. 前記内障子は、前記面材の室内側に設けられる押し縁を有し、
    前記第1召合せ框は、前記第1面材の端面と対向する第1面材対向部と、
    前記第1面材対向部の室内側に連続して設けられ前記押し縁が嵌合する押し縁係止部と、を有し、
    前記押し縁係止部は、前記第1中空部に向かって突出するように設けられている請求項1又は2に記載の引き違いサッシ。
  4. 前記第1框芯材には、前記押し縁係止部に沿って屈曲する屈曲部が形成されている請求項3に記載の引き違いサッシ。
  5. 前記外障子は、枠状に形成された第2框と、前記第2框の内側に配置される第2面材と、有し、
    前記第2框は、上下方向に延びる樹脂製の第2召合せ框と、
    上下方向に延びて前記第2召合せ框に形成された第2中空部に挿入配置される金属製の第2框芯材と、を有し、
    前記第2框芯材は、前記第2召合せ框における前記第2中空部を形成する面のうち前記第2中空部の室外側に位置する室外側面に沿って配置されて左右方向に延びる第4片と、
    前記第2召合せ框における前記第2中空部を形成する面のうち前記第2中空部の室内側に位置する第2室内側面に沿って配置されて左右方向に延びる第5片と、
    室内外方向に延びて前記第4片と前記第5片とを連結する第6片と、を有し、
    前記第5片には、クレセント錠の受け金具が固定される請求項1乃至4のいずれか一項に記載の引き違いサッシ。
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