JP2018031214A - ドア - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のモール部材により構成される化粧モールをドア本体に取付けるドアにおいて、化粧モールの一体感が得られると共に、外観の面で優れたものを提供する。【解決手段】複数のモール部材18,19の各側面部18e,19aどうしが当接された状態でドア本体1の表面に取付けられて構成される。互いに隣接するモール部材18,19の側面部18e,19aのうち、一方のモール部材18の側面部18eの外側が、他方のモール部材19の側面部19aから離れる方向に曲成される。その曲成された部分18fにより、隣接するモール部材18,19の側面部18e,19a間における、ドア本体1と反対側である外面に、凹部53が形成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、ドアに係わり、特にドアの表面に取付けられる化粧モールの構造に関する。
玄関ドア等のドアには、ドア本体の表面に化粧モールを取付けることにより、厚さの増加や、重厚感、高級感等の意匠性の向上を図ったものがある。このような化粧モールをドア本体に取付けたドアとして、特許文献1に記載のものがある。この特許文献1に記載された化粧モールは、複数のモール部材からなり、これら複数のモール部材を横並びに突き合わせてドア本体の室外側の表面に固定することにより取付けられている。
この従来の化粧モールにおいては、隣接するモール部材の突き合わせ部の構成例として、図9(A)に示すように、単に両モール部材70,71の側面部を当接させたものがある。また、他の構成例として、図9(B)に示すように、両モール部材70,71の側面部の室外側にそれぞれ凹部70a,71aを設け、この凹部70a,71aを合わせたものがある。
特開2002−295138号公報
しかしながら、図9に示した従来の化粧モールにおいては、下記のような問題点がある。すなわち、図9(A)に示すように、単にモール部材70,71の側面部を当接させるものにおいて、モール部材70,71の製造上の誤差やドア本体への取付け誤差により、図9(C)に示すように、両モール部材70,71間に段差Sを生じることがある。また、モール部材70,71の製造上の誤差やドア本体への取付け誤差により、図9(D)に示すように、モール部材70,71間に隙間Gを生じることがある。このような段差Sや隙間Gの存在、あるいは存在と不存在の混在は、外観の低下を招く。
図9(B)に示すように、隣接するモール部材70,71にそれぞれ凹部70a,71aを設けたものにおいても、突き合わせ部が目視できるため、図9(C)に示した段差Sや図9(D)に示した隙間Gが存在するとこれらが目視できる。このため、図9(A)に示したものと同様の問題点がある。
一方、段差Sや隙間Gを目立たなくするため、モール部材70,71間の間隔を大きくすることも従来より行なわれているが、モール部材70,71間の間隔を大きくすると、全体として一体感のある化粧モールを実現することができない。
本発明は、上記問題点に鑑み、複数のモール部材により構成される化粧モールをドア本体に取付けるドアにおいて、化粧モールの一体感が得られると共に、外観の面で優れたものを提供することを目的とする。
本発明のドアは、
複数のモール部材の隣接する側面部どうしが当接された状態でドア本体の表面に取付けられて構成されるドアにおいて、
互いに隣接するモール部材の側面部のうち、一方のモール部材の側面部における、ドア本体の反対側である外側が、他方のモール部材の側面部から離れる方向に曲成され、その曲成された部分により、隣接するモール部材の側面部間における外側に、凹部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明のドアは、前記ドアにおいて、
隣接するモール部材の外面間は、前記凹部を跨いで連続する仮想平面または仮想曲面上に並んで形成されていることを特徴とする。
また、本発明のドアは、前記ドアにおいて、
前記モール部材は、そのドア本体側である内側に、前記モール部材を前記ドア本体に固定する対をなす係止片を有し、前記ドア本体に固定された係止受け具が前記対をなす係止片に挟まれてその係止片に備えた係止爪が前記係止受け具に弾性的に係止されて前記モール部材が前記ドア本体に固定される構造を有し、
互いに隣接するモール部材の少なくとも一方のモール部材の側面部における、前記ドア本体側である内側に、相手側モール部材から離れる方向に曲成された曲成部を有し、
前記曲成部より内側に、前記対をなす係止片のうちの一方の係止片であって、相手側モール部材の反対側に突出させて形成された係止爪を有する係止片が形成されていることを特徴とする。
本発明においては、隣接して側面部どうしが当接するモール部材のうち、一方のモール部材の側面の外側に他方のモール部材から離れる側に曲成された曲成部を形成して、両モール部材間の外側に凹部を形成したので、製造上の誤差や取付け誤差により、モール部材間に隙間が生じていても、ドアの外側からその隙間が目視しにくいため、目立たず、外観を損なうことがない。また、モール部材間に段差が生じていたとしても、モール部材間に形成された凹部により、段差が目立たなくなる。このため、全体として外観に優れた一体感のある化粧モールを有するドアが提供できる。
なお本発明において、曲成部とは、押出形材等の成形において、平面どうしが角度をなして結合されるエッジ部で不可避的に発生するR部等は含まない。
本発明は、互いに突き合わされるモール部材の外面間が不連続である場合にも適用可能であるが、モール部材の外面間が仮想曲面や仮想平面に一致させることによって、より一体感があって、外観の優れた化粧モールが提供できる。
また、本発明において、ドア本体に固定された係止受け具を、モール部材に形成した対をなす係止片で挟み、係止片の係止爪を係止受け具に弾性的に係止させる構造をとることにより、モール部材をドア本体に取付ける場合、互いに突き合わされるモール部材の側面部から互いに離れる方向に曲成された曲成部を介して対をなす係止片の一方を形成することにより、係止片が弾性的に変形しやすくなり、取付けが容易となる。また、隣接するモール部材の側面部間に隙間が生じにくくなり、外観向上に寄与する。
本発明の一実施の形態のドア本体を室内側から見た図である。 図1のドア本体を室外側から見た図である。 図1の一部省略A−A拡大断面図である。 図1のB−B拡大断面図である。 図4の一部省略拡大断面図である。 (A)は図4の一部拡大断面図、(B)はモール部材間で形成される凹部の寸法説明図である。 本発明の他の実施の形態のドア本体を示す横断面図である。 図7の一部拡大断面図である。 (A),(B)はそれぞれ従来の化粧モールの突き合わせ部を示す図、(C),(D)は従来の化粧モールの問題点を説明する図である。
図1は本発明の一実施の形態のドア本体1を室内側から見た図、図2は室外側から見た図である。また、図3は図1の一部省略A−A拡大断面図、図4は図1のB−B拡大断面図、図5は図4の一部省略拡大断面図、図6(A)は図4の一部拡大断面図である。
ドア本体1は図3〜図5に示すように、吊元側端部材2と、戸先側端部材3と、上下の端部材4,5とで囲まれた枠と、発泡材からなる断熱パネル6と、室外側表面材7と室内側表面材8とにより構成される。すなわち、端部材2〜5および断熱パネル6を室外側表面材7と室内側表面材8とで覆い、端部材2〜5および断熱パネル6に室外側表面材7と室内側表面材8とを固着して一体化したものである。なお、吊元側端部材2内には、図5に示すように、このドア本体1を不図示のドア枠に蝶番を介して取付けるための裏板9が取付けられ、戸先側端部材3側にはカバー材10が取付けられる。吊元側端部材2と上下の端部材4,5には断熱材2a,4a,5aが収容されて断熱性の向上が図られている。
12はドア本体1に設けられた採光用の窓、27はそのガラスパネルであり、この窓12は、ドア本体1に設けた開口部13に後述の構造で取付けられる。
図2、図4において、15はドア本体1の室外側に取付けられる化粧モールであり、本実施の形態においては、この化粧モール15は、縦長の4枚のモール部材16〜19からなる。20,21はそれぞれ窓12のガラスパネル27の室外側面および上下端面を受ける巾木であり、ドア本体1の窓12より上部、下部の室外側の面をカバーするカバー材としての役目も有する。これらのモール部材16〜19および巾木20,21はアルミニウム合金等の金属製押出形材または樹脂製の押出形材からなる。図6(A)に示すように、モール部材16〜19には木目調等の化粧シート22が貼り付けられる。
図4、図6(A)において、23はモール部材16〜19をドア本体1に取付けるためにドア本体1に固定する筒状受け具である。この筒状受け具23は、室外側表面材7に設けた角穴および断熱パネル6に挿入し、室外側表面材7に鍔部を固着して取付けられる。24はこの筒状受け具23に嵌合固定する脚部を有する係止受け具である。これらの筒状受け具23および係止受け具24は、モール部材16〜19の取付けのため、それぞれドア本体1の上下方向に複数個ずつ並べ、これらの複数個並べたものを横並びに複数列設ける。
モール部材16〜19は、図6(A)に示すように、そのドア本体1への取付け側、すなわち内側に形成した一対の係止片25,26で係止受け具24を挟み、係止爪25a,26aを係止受け具24に弾性的に係止させることにより、ドア本体1の室外側表面材7に固定される。
図5に示すように、モール部材17,18は、その一部が窓12の枠部を兼ねている。すなわち、モール部材17,18にはそれぞれ窓のガラスパネル27を取付けるための取付け部17a,18aが形成されている。各取付け部17a,18aは、それぞれ、窓のガラスパネル27(本例では断熱性向上のため、このガラスパネルとして複層パネルを用いた例を示す。)の室外側の面を当てるパネル受け部17b,18bを有する。また、各取付け部17a,18aには、それぞれ、パネルの左右の端面を受けるパネル受け部17c,18cを有する。
図3に示すように、上下の巾木20,21にもそれぞれガラスパネル27の取付け部20a,21aを有し、各取付け部20a,21aにはそれぞれガラスパネル27の室外側の面を受けるパネル受け部20b,21bと、ガラスパネル27の上下の端面をそれぞれ受けるパネル受け部20c,21cを有する。
モール部材17,18のパネル受け部17b,17c,18b,18cは、ドア本体1に設けられた開口部13への挿入を可能とするため、室内側に突出した上下部分が切り欠かれており、切り欠かかれて残った部分がドア本体1に設けられた開口部13の室外側に挿入される。
図3に示すように、上下の巾木20,21のパネル受け部20c,21cにはタッピングホール20e,21eが形成されている。図2、図5に示すように、巾木20,21の室外側両端部20d,21dは、左右のモール部材17,18の取付け部17a,18aにより覆われている。モール部材17,18と巾木20,21との結合は、モール部材17,18のパネル受け部17c,18cに設けた不図示の孔にタッピングねじ28,29を挿通し、これらのタッピングねじ28,29を図3に示したタッピングホール20e,21eに螺入し締結することにより行なう。
このように、上下の巾木20,21をモール部材17,18と一体化した状態でドア本体1にモール部材17,18を図6(A)に示した固定手段によって固定することにより、上下の巾木20,21がモール部材17,18と共にドア本体1に固定される。
このようにしてモール部材17,18を巾木20,21と共にドア本体1の室外側表面材7に固定すると共に、モール部材16,19もドア本体1の室外側表面材7に固定した状態で、モール部材16〜19側を下にしてセットする。すなわち、モール部材17,18および巾木20,21のパネル受け部17c,18c,20c,21cで囲まれた枠内にガラスパネル27を入れ、ガラスパネル27の室外側の面をパネル受け部17b,17b,20b,21b上に載せる。
このようにガラスパネル27をセットする時、モール部材17,18および下巾木21のパネル受け部17c,18c,21cとガラスパネル27の両側部端面および下部端面との間にそれぞれスペーサ30,31,32を介在させると共に、上巾木20のパネル受け部20cとガラスパネル27の上端面との間に断熱材33を介在させてパネル受け部17c,18c,20c,21c内に装着する。また、断熱性を向上させるため、少なくとも左右のスペーサ30,31は複数個ずつ上下に間隔を有して配置し、ガラスパネル27との左右の端面とパネル受け部17c,18cとの間でスペーサ30,31が介在していない部分には不図示の断熱材を配置する。
このようにドア本体1の開口部13内にガラスパネル27を配置した状態としておき、図5に示すように、室内側から樹脂製押出形材でなる左右の額縁35,36をモール部材17,18のパネル受け部17c,18cの室内側の面に当てて結合ねじ40,41により結合する。また、図3に示すように、樹脂製押出形材でなる上下の額縁43,44を巾木20,21のパネル受け部20c,21cの室内側の面に当てて結合ねじ45,46により結合する。48,49および50,51はそれぞれ額縁35,36,43,44に被せる押出形材でなる化粧用のカバー材である。
次にモール部材16〜19の室外側の面構造について説明する。本実施の形態の化粧モール15は、図4に示すように、モール部材16と17は互いに相手側に近づくに伴って室外側への突出量が大となるような曲面状をなして隣接配置される。モール部材18と19についても同様である。
本実施の形態においては、モール部材16と17の集合体は、モール部材18と19の集合体と対称形をなしているので、図6(A)においてモール部材18と19により代表して隣接部の構造を説明する。図示のように、隣接するモール部材18,19の側面部18e,19aのうち、一方のモール部材18の側面部18eには、その外側、すなわちドア本体1の反対側に、他方のモール部材19の側面部19aから離れる方向に曲成された曲成部18fを設ける。他方のモール部材19は、モール部材18,19の側面部18e,19aどうしの当接部42の最も室外側部分42aから直線状に室外側に延設する。その曲成部18fと、隣接するモール部材19の側面部19aの延設部19a1との間に凹部53が形成される。この例においては、この曲成部18fが、隣接する側面部19aに対して鋭角θをなすように傾斜した傾斜面で形成されているものを示す。54はモール部材18,19の外面が凹部53を跨いで連続する仮想曲面である。図4に示すように、モール部材16,17間にも同様の凹部53が形成されている。
このように構成すれば、製造上の誤差や取付け誤差により、仮にモール部材18,19間に隙間が生じたとしても、側面部18eと19aとの当接部42の最も室外側部分42aが、ドアの外側から目視しにくいため、隙間が目立たず、外観を損なうことがない。また、本実施の形態のように、モール部材18,19の外面が設計上の仮想曲面54から一方のモール部材の外面がずれるような段差を生じたとしても、モール部材18,19間に形成された凹部53により、その段差が目立たなくなる。このため、全体として外観に優れた一体感のある化粧モールを有するドアが提供できる。モール部材18,19の外面が仮想平面を形成する場合にも同様の効果を奏することができる。
本発明の構造は、モール部材18,19の外面間が不連続であるものに適用してもよい。モール部材18,19の外面間が不連続であるものとは、例えばモール部材18の側面部18eに隣接するモール部材の側面部19aの室外側の面が、ドア本体1の室外側の表面と平行をなす平面をなすとか、仮想曲面54上にないような傾斜面となる場合である。しかしながら、本実施の形態のように、モール部材18,19の外面が仮想曲面54や仮想平面に一致させることによって、より一体感があって、外観の優れた化粧モールが提供できる。
また、本実施の形態においては、隣接するモール部材18,19の側面部18e,19aの近傍に、ドア本体1に固定された係止受け具24に係止させる対をなす係止片25,25を設けている。そして、モール部材18,19の側面部18e,19aには、その各内側に、相手側モール部材から離れる方向に曲成された曲成部18g,19bを有し、この曲成部18g,19bより内側に、対をなす係止片25,26のうちの一方の係止片25であって、相手側モール部材の反対側に突出させて形成された係止爪25aを有する係止片25が形成されている。
このため、モール部材18,19のドア本体1への取付けの際に、側面部18e,19aどうしが当接するといえども、側面部18e,19a側の係止片25が矢印Rに示すように弾性的に変形しやすくなり、取付けが容易となる。また、モール部材18,19をドア本体1に取付けた状態において、側面部18e,19a側の係止片25が係止受け具24に矢印R方向に押圧されることにより、モール部材18,19に対し、側面部18e,19aどうしを近接させる力が生じ、側面部18e,19a間に隙間が生じにくくなり、外観向上に寄与する。
なお、係止片25を形成するための曲成部18g,19bはいずれか一方のみ設けても前記係止片25の弾性変形の容易化の効果が得られる。
図7は本発明の他の実施の形態を示すドア本体の横断面図である。本実施の形態においては、窓12は吊元1a側に寄った位置に設けられており、化粧モール60は、窓12よりも吊元側に2枚のモール部材61,62が取付けられ、窓12よりも戸先1b側に3枚のモール部材63,64,65が取付けられている。
図8は図7に示したモール部材61,62の隣接部を、他のモール部材間の隣接部を代表し、拡大して示す図である。図8に示すように、隣接するモール部材61,62のうち、一方のモール部材61の側面部61aの外側に形成する曲成部61bは、図6(A)に示したように側面部に対して傾斜した形状ではなく、ほぼL字形に曲成されたものであり、隣接するモール部材62の側面部62aとの間でほぼU字形の凹部66を形成するものである。68はモール部材61,62の側面部61a,62aどうしの当接部、68aは当接部68の最も室外側部分、62a1はモール部材62の側面部62aを当接部68の最も室外側部分68aから室外側に直線状に延設した部分である。
この例においては、曲成部61bの底部61b1が隣接するモール部材62の側面部62aに対して鈍角(θ>90度)をなす角度で突き合わされるように形成されている。このように、曲成部61bの底部61b1をモール部材62の側面部62aに対する角度θを鈍角としている理由は、凹部66を溝として強調したいためである。しかし、この角度θは鈍角でなくてもよい。
図8の実施の形態においても、製造上の誤差や取付け誤差により、仮にモール部材61,62間に隙間が生じたとしても、当接部68の最も室外側部分68aがドアの外側から目視しにくいため、目立たず、外観を損なうことがない。また、本実施の形態のように、モール部材61,62の外面が仮想曲面67から一方のモール部材の外面がずれるような段差を生じたとしても、モール部材間に形成された凹部66により、その段差が目立たなくなる。このため、全体として外観に優れた一体感のある化粧モールを有するドアが提供できる。
なお、上記実施の形態においては、室外側に最も突出した部分の近傍に凹部53,66を形成した例を示したが、この凹部53,66が山の頂部にあってもよい。すなわち、例えば本来、モール部材19または62の側面部19a,62aの延出部19a1,62a1の最も室外側部分がドア本体1より最も離れた部分(頂部)となるような構造において、モール部材18または61の曲成部18f,61bとモール部材19,62の頂部との間で凹部53,66が形成されるようにしてもよい。また、凹部53,66は室外側表面材7と平行をなすように形成されたモール部材の突き合わせ部に形成してもよい。また、モール部材18,61に曲成部18f,61bを設ける代わりに、モール部材19,62に曲成部を設けてもよい。
以上本発明を実施の形態により説明したが、本発明を実施する場合、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、構成部材やその組み合わせについて、種々の変更、付加が可能である。
1 ドア本体
7 室外側表面材
8 室内側表面材
12 採光用の窓
15 化粧モール
16〜19 モール部材
18e,19a 側面部
18f 曲成部
18g,19b 曲成部
25,26 係止片
25a,26a 係止爪
53 凹部
54 仮想曲面
60 化粧モール
61〜65 モール部材
61a,62a 側面部
61b 曲成部
66 凹部
67 仮想曲面

Claims (3)

  1. 複数のモール部材の側面部どうしが当接された状態でドア本体の表面に取付けられて構成されるドアにおいて、
    互いに隣接するモール部材の側面部のうち、一方のモール部材の側面部における、ドア本体の反対側である外側が、他方のモール部材の側面部から離れる方向に曲成され、その曲成された部分により、隣接するモール部材の側面部間における外側に、凹部が形成されていることを特徴とするドア。
  2. 請求項1に記載のドアにおいて、
    隣接するモール部材の外面間は、前記凹部を跨いで連続する仮想平面または仮想曲面上に並んで形成されていることを特徴とするドア。
  3. 請求項1または2に記載のドアにおいて、
    前記モール部材は、そのドア本体側である内側に、ドア本体に固定された係止受け具を挟んでその係止受け具に係止爪を弾性的に係止させてモール部材をドア本体に固定する対をなす係止片を有し、
    互いに隣接するモール部材の少なくとも一方のモール部材の側面部における、ドア本体側である内側に、相手側モール部材から離れる方向に曲成された曲成部を有し、
    前記曲成部より内側に、前記対をなす係止片のうちの一方の係止片であって、相手側モール部材の反対側に突出させて形成された係止爪を有する係止片が形成されていることを特徴とするドア。
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