JP2020041116A - 印刷用インク及びその製造方法並びにプリンタ - Google Patents

印刷用インク及びその製造方法並びにプリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッドを流れる過程における保湿性と印刷媒体の表面に到達する乾燥性を両立させ、優れた連続的インクジェット性能を有し、スムーズにヘッドから吐出され、印刷媒体に高品質のパターンを形成する、印刷用インクの提供。【解決手段】無機顔料、ガラスフリット、分散剤、樹脂及び有機溶剤を含み、有機溶剤は、少なくとも有機溶剤Aと有機溶剤Bの二種類の溶剤を含み、25℃、1atmの条件でASTM−D3539に準拠して測定された相対蒸発速度の値について、酢酸ブチルの値を100とする場合、有機溶剤Aの値が10〜1000であり、有機溶剤Bの値が0.1〜9であり、無機顔料は、黒色顔料、黄色顔料、青色顔料、赤色顔料、緑色顔料、白色顔料のうちの一種又は複数種を含み、無機顔料及びガラスフリットの粒径が200〜1000nmである印刷用インク、前記インクの製造方法及びそれと合わせたプリンタ。【選択図】図1

Description

本発明は印刷用インクの分野に関し、具体的には、印刷用インク及びその製造方法並びにプリンタに関する。
ガラスを装飾板として使用することは日常生活で広く見られることであり、特に内装業界及び広告業界において多く見られ、一般的にガラス板の表面に様々な美しいパターンを作製する。しかし、ガラス板の表面にパターンを作製する方式が複数種あり、例えばガラス板にパターンを貼り付ける方式によりパターンを形成することができるが、パターンを貼り付ける粘着層が剥がれやすく、破損しやすいため、製品の耐久性及び耐候性に劣っている。上記欠点を補うために、従来のプロセスにおいてガラス板の表面にパターンを印刷するプロセス方法としてはスクリーン印刷又はパッド印刷技術を用いることが多く、このようなプロセスによりパターンはガラスの表面に効果的に固定することができるが、ずれも転写対象のパターンを予め製造し、かつフィルムをさらす必要があり、スクリーンを製造する等の煩瑣なプロセスを行ってこそ単色印刷を完了することができ、多色印刷には効率が低いという欠点が明らかに存在し、個性的な少バッチ製造を実現することも困難である。
上記技術的欠陥を補うために、従来技術においてセラミックインクジェット印刷に鑑みてなされた技術的解決手段が提案され、その原理は従来のプリンタのカラーインクジェット印刷技術と類似し、コンピュータ制御技術と組み合わせてヘッドを制御することにより、ガラス板の表面に所望のパターンをインクジェット印刷し、このようなインクジェット印刷方法は効率が非常に高い。それとともに、言及すべきこととして、上記セラミック印刷技術は作業効率が高いが、印刷基材がセラミックであり、セラミック材料自体に複数の異なる物質成分を含有し、印刷過程において高温でインクと化学反応し、セラミックにインクジェット印刷されたインクの色歪みを引き起こし、これと比較すると、ガラスの成分は主に二酸化ケイ素であり、化学性質が安定し、高温でインクと化学反応しにくいので、印刷されたパターンの色歪みが殆どなく、効果がより高く、したがって、理論的に、ガラスを基材とするインクジェット印刷製品はセラミックを基材とするインクジェット印刷製品よりも多くの利点を有し、強化処理によりガラス自体の硬度を向上させることができ、その製品の品質を一層高めることができる。しかし、実際の製造において、ガラス板の表面に孔隙がなく、その平滑性がセラミック板よりはるかに高く、ヘッドが高速でインクジェット印刷を行う過程において、インクがガラスの表面に吸着しにくいため滑りが発生し、パターンの位置も正確に決めにくく、印刷されたパターンが多少相違があり、かつガラス板上のパターンの寸法精度及び位置精度が低いことを引き起こし、この点において、セラミック板の表面の粗い性質は却ってインクの吸着及びパターンの正確な位置決めに役立つ。上記問題は、従来技術のガラスインクジェット印刷プロセスはセラミックインクジェット印刷プロセスを参考しても、依然として欠陥が存在することを示す。
また、従来技術におけるインクには速乾性と保湿性とを両立させにくいという欠陥があることが多く、保湿性が不十分なため吐出不良になって、ヘッドが目詰まりになったり、乾燥性が不十分で、パターンの印刷精度を確保しにくかったりするので、上記技術的問題を改善する必要がある。
これに鑑みて、本発明は上記従来技術の上記欠点の少なくとも1つを解消するために、インクジェットプリンタ用の印刷用インクを提供し、該印刷用インクはヘッドを流れる過程での保湿性と印刷媒体の表面に到達する乾燥性を両立させ、優れた連続的インクジェット印刷性能を有し、スムーズにヘッドから吐出されて、印刷媒体に高品質のパターンを形成することができ、本発明の他の目的は、ガラス材質の印刷媒体にパターンを印刷できるとともに、ガラス層のない印刷媒体にパターンを形成することができる印刷用インクを提供することである。
上記存在する技術的問題を解決するために、本発明は下記技術的解決手段を採用する。
無機顔料、ガラスフリット、分散剤、樹脂及び有機溶剤を含み、有機溶剤は、少なくとも有機溶剤Aと有機溶剤Bの二種類の溶剤を含み、25℃、1atmの条件でASTM−D3539に準拠して測定された相対蒸発速度の値について、酢酸ブチルの値を100とする場合、有機溶剤Aの値が10〜1000であり、有機溶剤Bの値が0.1〜9であり、無機顔料は、黒色顔料、黄色顔料、青色顔料、赤色顔料、緑色顔料、白色顔料のうちの一種又は複数種を含み、無機顔料及びガラスフリットの粒径が200〜1000nmである印刷用インクである。
本発明は無機顔料を特に限定しないが、焼成時に退色及び変色が発生しにくい観点から、複合酸化物系無機顔料を使用することが好ましい。
印刷用インクの色は、黒色、黄色、青色、赤色、緑色、白色、ピンク色、紫色、金色、銀色等の様々な色を直接使用することができ、しかし、より好ましくは、黒色、黄色、青色、赤色、緑色、白色を原色として組み合わせて調合した多様な色であり、本発明の無機顔料は、黒色顔料、黄色顔料、青色顔料、赤色顔料、緑色顔料、白色顔料のうちの一種又は複数種を含み、以下、様々な色の顔料の成分を詳細に記述する。
黒色顔料は好ましくは鉄系顔料又はクロム系顔料等の複合酸化物系無機顔料である。鉄系顔料は鮮やかな黒色を表現することができ、該顔料は焼成後に変色又は退色が発生しにくい。より好ましくは、前記黒色顔料は四酸化三鉄、コバルトフェライトブラック又はマンガンフェライトブラックのうちの一種又は複数種であり、そのうち、四酸化三鉄の黒色度が高く、理想的である。前記黒色顔料は好ましくはピグメントブラック28を選用する。
黄色顔料は、好ましくはアンチモン系顔料又はジルコニウム系顔料等の複合酸化物系無機顔料である。アンチモン系顔料は、鮮やかな黄色を表現することができ、該顔料は焼成後に変色又は退色が発生しにくく、ジルコニウム系顔料は、アンチモン系顔料に比べて、発色性能がやや低いが、高温条件でも変色又は退色が発生しにくく、より好ましくは、前記黄色顔料はジルコニウムプラセオジム黄を含む。前記黄色顔料は好ましくはピグメントイエロー53又はピグメントブラウン24を選用する。
青色顔料は、好ましくはコバルト系顔料等の複合酸化物系無機顔料であり、コバルト系顔料は鮮やかな青色を表現することができ、該顔料は焼成後に変色又は退色が発生しにくく、より好ましくは、前記青色顔料はプルシアンブルー、コバルトブルー、コバルトアルミニウムブルーのうちの一種又は複数種を含む。前記青色顔料は好ましくはピグメントブルー28を選用する。
赤色顔料は、好ましくは鉄系顔料又はスズクロム系顔料等の複合酸化物系無機顔料であり、これらの顔料は鮮やかな赤色又は茶褐色を表現することができ、かつ焼成後に変色又は退色が発生しにくい。より好ましくは、前記赤色顔料は酸化鉄レッドを含む。最も好ましくは、前記赤色顔料はピグメントレッド101である。
緑色顔料は、好ましくは酸化クロムグリーン又はコバルトグリーン等の複合酸化物系無機顔料であり、これらの顔料は鮮やかな緑色を表現することができ、かつ焼成後に変色又は退色が発生しにくい。最も好ましくは、緑色顔料はピグメントグリーン50である。
白色顔料は、好ましくは二酸化チタン無機顔料であり、鮮やかな白色を表現することができ、焼成後に変色又は退色が発生しにくい。
本発明の無機顔料の、印刷用インクに基づく重量百分率は好ましくは5wt%又は7wt%又は9wt%又は11wt%又は13wt%又は15wt%又は17wt%又は19wt%又は21wt%又は23wt%又は25wt%又は5〜25wt%である。重量百分率が5wt%より小さいと、発色性能が低く、発色に要求される濃度に達するために印刷用インクの塗布量を増加させる必要があり、しかし、無機材質の印刷媒体の印刷用インクに対する収容容量が異なるため、ある印刷用インクが溢れて対応するパターンを形成できない可能性がある。重量百分率が25wt%を超えると、印刷用インクは自体の安定性を保持しにくい。
本発明に係る印刷用インクにガラスフリットが添加されることにより印刷用インクに印刷媒体の表面に印刷される時の粘着性が付与される。ガラスフリットは二酸化ケイ素を主な成分とし、使用目的に応じて助剤を添加することができる。助剤として印刷用インクに添加することができる材料としては、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、酸化鉛、酸化ビスマス、炭酸バリウム、炭酸ストロンチウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、及び天然の長石、珪石、硼砂、陶土等の混合物があり、これらの材料は単独で使用されてもよく、混合して使用されてもよい。
無機顔料又は無機顔料及びガラスフリットをより良好に印刷用インクに分散させるために、本発明の分散剤は好ましくは高分子分散剤であり、単独又は混合の形式で添加することができる。
分散剤は、市販される高分子分散剤、例えば、日本ルーブリゾール株式会社により製造された超分散剤SOLSPERSE11200、SOLSPERSE13640、SOLSPERSE16000、SOLSPERSE17000、SOLSPERSE18000、SOLSPERSE20000、SOLSPERSE24000、SOLSPERSE26000、SOLSPERSE27000、SOLSPERSE28000、SOLSPERSE32000、SOLSPERSE36000、SOLSPERSE39000、SOLSPERSE56000、SOLSPERSE71000、BYK Japan KKにより製造された湿潤分散剤DISPERBYK142、DISPERBYK160、DISPERBYK161、DISPERBYK162、DISPERBYK163、DISPERBYK166、DISPERBYK170、DISPERBYK180、DISPERBYK182、DISPERBYK184、DISPERBYK190、DISPERBYK2150、DISPERBYK2155、味の素株式会社により製造された顔料分散剤AJISPER PB711、AJISPER PA111、AJISPER PB811、AJISPER PB821、AJISPER PB822、AJISPER PW911、共栄社化学工業株式会社により製造されたFLOWLEN DOPA−15B、FLOWLEN DOPA−22、FLOWLEN DOPA−17、FLOWLEN TG−730W、FLOWLEN G−00、FLOWLEN TG−720W等を選用することができる。
残渣残留量及び分散安定性の観点から、高分子分散剤は好ましくは上記SOLSPERSE17000、SOLSPERSE24000、SOLSPERSE28000、SOLSPERSE32000、SOLSPERSE39000、SOLSPERSE56000、DISPERBYK2150又はDISPERBYK2155である。
また、印刷用インクに樹脂を添加してその擬塑性を発展させることにより良好な吐出安定性を取得し、それとともに、樹脂の添加により印刷用インクの粘性を増加させ、印刷媒体にパターンを形成する時に印刷用インクが溢れることを防止し、パターンの精度及びインクジェット印刷品質を保証することができる。
樹脂は市販される多糖類増粘剤、増粘樹脂及びその誘導体を選用することができる。多糖類増粘剤は、キサンタンガム(KELZAN)、ウェランガム、パームガム、サクシノグリカン、グアーガム、ローカストビーンガム、プルラン、グルカン、デキストリン、トラガカントゴム、タラガム、ガーディアンゲル、アラビノガラクタンガム、アラビアゴム、亜麻仁ガム及びその誘導体、ペクチン、デンプン、カラギーナン、寒天、アルギン酸、ゼラチン、カゼイン、グルコマンナン、カラゲニン、ベンジリデンソルビトール及びベンジリデンキシリトール、RHEOZAN(Rhone−Poulenc Chimieにより製造される)、Diutan Gum(CP Kelcoにより製造される)のうちの一種又は複数種を含む。
増粘樹脂は、カルボキシエチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のビスコース性質のセルロース系化合物、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の水溶性ポリマーで構成されたビニル系化合物、アルキド樹脂、アクリル樹脂、スチレンマレイン酸共重合体、セルロース誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリ(メタ)アクリル系化合物、ポリエーテル変性カルバメート化合物、疎水基変性ポリオキシエチレンポリウレタン共重合体等のポリウレタン化合物、ポリアミドワックスアミン塩等のポリアミド系化合物、ポリウレタン尿素系化合物性質の尿素系化合物等を含む。アルギン酸アルキルエステル系、メタクリル酸のアルキルエステル等のエステル系化合物、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、ポリエチレングリコール、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、ビニルピロリドン/メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合体、ポリアクリルアミド、ポリN−ビニルアセトアミド、N−ビニルアセトアミド樹脂及び誘導体等である。好ましくは、セルロース系化合物、ビニル系化合物、アクリル樹脂、ポリ(メタ)アクリル系化合物を使用する。より好ましくはセルロース化合物及びアクリル樹脂を使用する。
印刷用インクにおける樹脂の重量百分率は樹脂の増粘性及び擬塑性に応じて適宜調整することができる。印刷用インクの20℃での粘度は、吐出性能の観点から、好ましくは2.0〜30mPa・sであり、より好ましくは5.0〜25mPa・sであり、最も好ましくは10〜20mPa・sである。上記粘度値は東機産業株式会社により製造された回転粘度計TVE−35により測定される。
樹脂の添加量が大き過ぎると、残留量が増加し、さらに吐出不良の現象が発生する。樹脂の添加量は好ましくは重量百分率が0.05wt%〜5.0wt%であり、この場合、印刷用インクの粘度範囲は10〜20mPa・sの間にある。樹脂の重量百分率及び印刷用インクの粘度が上記範囲内にある限り、任意の樹脂を使用することができ、例えば、0.5wt%のエチルセルロースを印刷用インクに添加する場合の粘度が15mPa・sである。
本発明に係る印刷用インクに使用される樹脂は、好ましくは450℃環境で残渣量が5%より低い樹脂であり、残渣量が5%を超えると、焼成後に灰分が残留しやすく、印刷媒体の表面に焦げ跡が残り、所望の設計パターンを得ることができない。特に好ましくは、セルロース系化合物又はアクリル樹脂を本発明に係る印刷用インクにおける樹脂として添加する。
本発明に係る印刷用インクに使用される有機溶剤について、各溶剤はいずれも所定の蒸発速度を有し、したがって優れた連続吐出安定性及びパターン形成性を得ることができる。特に有機溶剤が有機溶剤Aと有機溶剤Bを含み、酢酸ブチルの蒸発速度を100とすると、25℃、1atmの条件でASTM−D3539に準拠して測定された有機溶剤Aの相対蒸発速度が10〜1000であり、有機溶剤Bの相対蒸発速度が0.1〜9である場合、効果はより明らかである。その理由は以下のとおりである。第一に、相対蒸発速度の遅い有機溶剤Bを含有することでノズルの目詰まりを抑制することができ、第二に、相対蒸発速度の速い有機溶剤Aを含有するため、印刷用インクが印刷媒体の表面にスプレー印刷される場合、大部分の溶剤が揮発し、印刷用インクの粘度が向上し、印刷用インクの拡散を抑制し、それにより優れたパターン形成性能を得る。
本発明に係る印刷用インクに使用される2種類以上の有機溶剤は、25℃、1atmの条件で相対蒸発速度が10〜1000である有機溶剤Aと、25℃、1atmの条件で相対蒸発速度が0.1〜9である有機溶剤Bとを含有し、質量を基準して、該混合有機溶剤に含有する有機溶剤Aの重量が占める比率は有機溶剤Bより大きいことが好ましい。
有機溶剤Aは、好ましくはメタノール(190)、エタノール(150)、イソプロパノール(150)、3−メトキシ−1−ブタノール(10)等のアルコール系溶剤、アセトン(560)、メチルエチルケトン(370)、メチルイソブチルケトン(110)等のケトン系溶剤、テトラヒドロフラン(800)等のエーテル系溶剤、プロピレングリコールモノメチルエーテル(70)、プロピレングリコール−n−プロピルエーテル(20)等のグリコールエーテル系溶剤、酢酸エチル(610)、酢酸イソブチル(150)等のエステル系溶剤、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート(30)、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(30)、3−メトキシブチルアセテート(30)等のエチレングリコールモノアセテート系溶剤である。そのうち、特に好ましくはグリコールエーテル系溶剤及びエチレングリコールモノアセテート系溶剤である。
有機溶剤Bは、好ましくは1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール系溶剤、プロピレングリコール−n−ブチルエーテル(7)、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル(3)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコール−n−プロピルエーテル(2)、ジプロピレングリコール−n−ブチルエーテル(1)等のグリコールエーテル系溶剤、エチレングリコールブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(1)、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート等のエチレングリコールアセテート系溶剤、トリアセチン等である。そのうち、特に好ましくはグリコールエーテル系溶剤及びエチレングリコールアセテート系溶剤である。
有機溶剤Aと有機溶剤Bは、それぞれ上記溶剤のうちの少なくとも1種を選用することができる。インクジェット印刷用の印刷用インクに使用される有機溶剤として、低い粘度の溶剤が好ましく、1〜20mPa・sの範囲内にある溶剤を選択することが好ましい。
本発明に係る印刷用インクは乾燥速度を調整した後に、インクジェット印刷に適用するだけでなく、スクリーン印刷及びスプレー印刷等にも適用する。
必要に応じて、表面張力調整剤、周波数調整剤、比抵抗調整剤、熱安定剤、酸化防止剤、抗還元剤、防腐剤、消泡剤、湿潤剤等の様々な助剤を印刷用インクに添加してもよい。
本発明に係る印刷用インクは、上記材料を混合し、次にロールミル、ボールミル、コロイドミル、ジェットミル、ビーズミル、サンドミル等の分散機で上記混合物をさらに分散させた後に濾過して得られる。具体的に、無機顔料とガラスフリットをそれぞれ前記有機溶剤及び分散剤と予混合し、次にサンドミル又はビーズミル等の分散機で分散させて分散液を得て、これらの分散液に粘度を調整するための樹脂と、表面張力等を調整するための助剤を添加し、濾過すれば、印刷用インクを製造し得る。
上記工程により製造された印刷用インクは、インクジェット用のノズルによりガラス板又はセラミック板等の印刷媒体にスプレーされ、パターンを形成し、形成されたパターンが変形しないように、溶剤を乾燥させる必要があり、次に印刷媒体の材質に基づいて温度を選択(例えば、ガラス板に対して、推奨される焼成温度が700℃前後であり、セラミック板の推奨される焼成温度が850℃前後である)して焼成を行い、印刷用インクに含有する分散剤及び樹脂成分を焼失して、印刷用インクに含有するガラスフリットを溶融させることにより、印刷用インクで形成された設計パターンを印刷媒体に密着させて印刷することができる。
本発明のさらなる目的は、上記印刷用インクを用いるプリンタを提供することであり、前記プリンタに予熱領域、保温領域及び印刷領域が順に設置され、予熱領域、保温領域、印刷領域を貫通する輸送プラットフォームと、印刷領域に設置され輸送プラットフォームの上方に位置する印刷モジュールとを含み、前記印刷モジュールには、インクジェットシステムと、制御システムと、前記印刷用インクを貯蔵してインクジェットシステムに供給するインク供給システムと、インクジェットシステムのインクジェット温度を制御する温度制御システムとが設置され、前記予熱領域の温度T1が80〜100℃であり、前記保温領域の温度T2が60〜80℃である。
前記プリンタに予熱領域に接続された印刷媒体洗浄領域がさらに設置され、前記印刷媒体洗浄領域には、印刷媒体を洗浄するための印刷媒体洗浄機が設置されることを特徴とする。
本発明は従来技術と比較すると以下の有益な効果を有する。本発明に係る印刷用インクの成分は、相対蒸発速度が明らかに異なる少なくとも二種類の有機溶剤を含み、そのうちの相対蒸発速度の大きい有機溶剤Aはインクがパターンを形成する時の速乾性を提供し、それにより形成されたパターンの精度を保証し、相対蒸発速度の小さい有機溶剤Bはインクがヘッドを通過する時の保湿性を提供し、インクが適切な流動性を有することを保証し、ヘッドが目詰まりすることを防止し、それによりヘッドのスムーズな吐出性を保証し、これに対応して、本発明に係るプリンタは、印刷モジュールに温度制御システムが設置され、インクがヘッドから吐出される前に低い温度を有することを保証し、インク中の有機溶剤が蒸発することでインクの粘度が急激に増加してヘッドが目詰まりすることを防止し、それによりスムーズな吐出性を保証し、印刷時に印刷媒体はプリンタの予熱領域、保温領域を順に通過し、最後に印刷領域に入り、予熱及び保温により印刷媒体は温度を有し、インクは印刷媒体の表面に到達する時に印刷媒体からの熱量を吸収して有機溶剤の揮発を促進し、それによりパターンの精度を保証する。
図1はプリンタの構造概略図である。
以下、具体的な実施例を参照して本発明についてさらに詳細に説明する。
実施例1
印刷用インクは、無機顔料、ガラスフリット、分散剤、樹脂及び有機溶剤を含み、無機顔料は粒径が200〜1000nmの範囲内にあるピグメントブラック28であり、ガラスフリットは粒径が200〜1000nmの範囲内にある二酸化ケイ素であり、分散剤はSOLSPERSE24000であり、樹脂はエチルセルロースであり、有機溶剤は有機溶剤A及び有機溶剤Bを含み、有機溶剤Aはプロピレングリコールモノメチルエーテル(70)であり、有機溶剤Bはプロピレングリコール−n−ブチルエーテル(7)である。
前記印刷用インクの製造方法は以下のステップS1〜S3を含む。
S1.顔料分散液の製造:5wt%の分散剤と、40wt%の無機顔料と、残部である有機溶剤Aとを予混合した後、撹拌機で分散させ、無機顔料の重量百分率が40wt%の顔料分散液を得て、この場合、顔料分散液中の有機顔料粒子の平均粒径は300nmである。その平均粒径は、分散液を所定の濃度(検出器の負荷指数3〜5の範囲内)に希釈した後に、MICROTRACK会社により製造されたナノ粒径分布測定器NANO−Flexで検出して得られる。
S2.ガラスフリット分散液の製造:顔料分散液の製造と同じであり、無機顔料の代わりにガラスフリットを用いて微細化処理を行い、ガラスフリットの重量百分率が40wt%のガラスフリット分散液を取得し、この場合、ガラスフリット分散液中のガラスフリット粒子の平均粒径は450nmである。
S3.印刷用インクの製造:25wt%の顔料分散液と、50wt%のガラスフリット分散液と、20wt%の有機溶剤B、残部である樹脂とを混合して印刷用インクを取得する。この場合、印刷用インクの粘度が10〜20mPa・sであり、表面張力が20.0〜30.0mN/mであり、最大粒子の粒径が3μmより小さく、好ましくは1μmである。
製造された上記印刷用インクは下記プリンタを用いて印刷を行う。
図1に示すように、上記印刷用インクを用いるプリンタであり、前記プリンタには、予熱領域、保温領域及び印刷領域が順に設置され、予熱領域、保温領域、印刷領域を貫通する輸送プラットフォームと、印刷領域に設置され輸送プラットフォームの上方に位置する印刷モジュールとを含み、前記印刷モジュールには、インクジェットシステムと、制御システムと、前記印刷用インクを貯蔵してインクジェットシステムに供給するインク供給システムと、インクジェットシステムのインクジェット温度を制御する温度制御システムとが設置され、前記予熱領域の温度T1が80〜100℃であり、前記保温領域の温度T2が60〜80℃である。
試験方法:
1、印刷精度の試験:上記プリンタ及び上記インクを採用して印刷を行い、インクが乾燥した後に各インクドットの直径をそれぞれ測定し、インクドットの平均直径を計算し、測定結果を表1に記録する。なお、インクドットの平均直径が0.4〜0.8mmである場合は正常に描画できる状態にある。
2、保湿性能の試験:インク供給システム及びインクジェットシステムを洗浄しないままで、プリンタの使用を一時停止し、18時間後に再起動して印刷を行い、目詰まり状況が発生するか否かをチェックし、試験結果を表1に記録する。なお、18時間後に再起動して印刷を行って目詰まりの数量が5個以下であるとインクの保湿性能が高いことを示す。
3、残留試験:10mlのインクを5μmのステンレス濾過網に注ぎ、インクを自重により該濾過網を通過させ、20秒後に濾過網に残留する状況を観察し、濾過網を洗浄して濾過網に残留するか否かを観察し、試験結果を表1に記録する。なお、20秒後の残留量が5%より少なく、洗浄後の残留量が1%より少ないことは、インクの残留試験に良好であることを示す。
実施例2
本実施例と実施例1との相違点は、前記無機顔料がピグメントイエロー53であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例3
本実施例と実施例1との相違点は、前記無機顔料がピグメントブラウン24であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例4
本実施例と実施例1との相違点は、前記無機顔料がピグメントブルー28であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例5
本実施例と実施例1との相違点は、前記無機顔料がピグメントグリーン50であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例6
本実施例と実施例1との相違点は、前記無機顔料が二酸化チタンであることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例7
本実施例と実施例1との相違点は、前記分散剤がSOLSPERSE28000であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例8
本実施例と実施例1との相違点は、前記分散剤がSOLSPERSE32000であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例9
本実施例と実施例1との相違点は、前記分散剤がDISPERBYK2150であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例10
本実施例と実施例1との相違点は、前記樹脂がポリビニルピロリドンであることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例11
本実施例と実施例1との相違点は、前記樹脂がアクリル樹脂であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例12
本実施例と実施例1との相違点は、前記樹脂がポリ(メタ)アクリル系化合物であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例13
本実施例と実施例1との相違点は、前記有機溶剤Aがプロピレングリコール−n−プロピルエーテル(20)であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例14
本実施例と実施例1との相違点は、前記有機溶剤Aがエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート(30)であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例15
本実施例と実施例1との相違点は、前記有機溶剤Aが3−メトキシブチルアセテート(30)であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例16
本実施例と実施例1との相違点は、前記有機溶剤Bがジプロピレングリコール−n−プロピルエーテル(2)であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例17
本実施例と実施例1との相違点は、前記有機溶剤Bがジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(1)であることにあり、その他は実施例1と同じである。
実施例18
本実施例と実施例1との相違点は、前記印刷用インクの製造方法が以下のステップS1〜S3を含むことにある。
S1.顔料分散液の製造:6wt%の分散剤と、50wt%の無機顔料と、残部である有機溶剤Aとを予混合した後、撹拌機で分散させ、無機顔料の重量百分率が50wt%の顔料分散液を得て、この場合、顔料分散液中の有機顔料粒子の平均粒径は400nmである。その平均粒径は、分散液を所定の濃度(検出器の負荷指数3〜5の範囲内)に希釈した後に、MICROTRACK会社により製造されたナノ粒径分布測定器NANO−Flexで検出して得られる。
S2.ガラスフリット分散液の製造:顔料分散液の製造と同じであり、無機顔料の代わりにガラスフリットを用いて微細化処理を行い、ガラスフリットの重量百分率が50wt%のガラスフリット分散液を製造し得て、この場合、ガラスフリット分散液中のガラスフリット粒子の平均粒径が550nmである。
S3.印刷用インクの製造:40wt%の顔料分散液と、30wt%のガラスフリット分散液と、28wt%の有機溶剤Bと、残部である樹脂とを混合して印刷用インクを製造し得る。この場合、印刷用インクの粘度が10〜20mPa・sであり、表面張力が20.0〜30.0mN/mであり、最大粒子の粒径が3μmより小さく、好ましくは1μmである。
実施例19
本実施例と実施例1との相違点は、前記印刷用インクの製造方法が以下のステップS1〜S3を含むことにある。
S1.顔料分散液の製造:6wt%の分散剤と、50wt%の無機顔料と、残部である有機溶剤Aを予混合した後、撹拌機で分散させ、無機顔料の重量百分率が50wt%の顔料分散液を得て、この場合、顔料分散液中の有機顔料粒子の平均粒径は400nmである。その平均粒径は、分散液を所定の濃度(検出器の負荷指数3〜5の範囲内)に希釈した後に、MICROTRACK会社により製造されたナノ粒径分布測定器NANO−Flexで検出して得られる。
S2.ガラスフリット分散液の製造:顔料分散液の製造と同じであり、無機顔料の代わりにガラスフリットを用いて微細化処理を行い、ガラスフリットの重量百分率が50wt%のガラスフリット分散液を製造し得て、この場合、ガラスフリット分散液中のガラスフリット粒子の平均粒径が550nmである。
S3.印刷用インクの製造:30wt%の顔料分散液と、40wt%のガラスフリット分散液と、29wt%の有機溶剤Bと、残部である樹脂とを混合して印刷用インクを製造し得る。この場合、印刷用インクの粘度が10〜20mPa・sであり、表面張力が20.0〜30.0mN/mであり、最大粒子の粒径が3μmより小さく、好ましくは1μmである。
実施例20
本実施例と実施例1との相違点は、前記印刷用インクの製造方法が以下のステップS1〜S3を含むことにある。
S1.顔料分散液の製造:4wt%の分散剤と、25wt%の無機顔料と、残部である有機溶剤Aとを予混合した後、撹拌機で分散させ、無機顔料の重量百分率が25wt%の顔料分散液を得て、この場合、顔料分散液中の有機顔料粒子の平均粒径は280nmである。その平均粒径は、分散液を所定の濃度(検出器の負荷指数3〜5の範囲内)に希釈した後に、MICROTRACK会社により製造されたナノ粒径分布測定器NANO−Flexで検出して得られる。
S2.ガラスフリット分散液の製造:顔料分散液の製造と同じであり、無機顔料の代わりにガラスフリットを用いて微細化処理を行い、ガラスフリットの重量百分率が25wt%のガラスフリット分散液を製造し得て、この場合、ガラスフリット分散液中のガラスフリット粒子の平均粒径が420nmである。
S3.印刷用インクの製造:20wt%の顔料分散液と、40wt%のガラスフリット分散液と、36wt%の有機溶剤Bと、残部である樹脂とを混合して印刷用インクを製造し得る。この場合、印刷用インクの粘度が10〜20mPa・sであり、表面張力が20.0〜30.0mN/mであり、最大粒子の粒径が3μmより小さく、好ましくは1μmである。
実施例21
本実施例と実施例1との相違点は、前記印刷用インクの製造方法が以下のステップS1〜S3を含むことにある。
S1.顔料分散液の製造:8wt%の分散剤と、65wt%の無機顔料と、残部である有機溶剤Aとを予混合した後、撹拌機で分散させ、無機顔料の重量百分率が65wt%の顔料分散液を得て、この場合、顔料分散液中の有機顔料粒子の平均粒径は480nmである。その平均粒径は、分散液を所定の濃度(検出器の負荷指数3〜5の範囲内)に希釈した後に、MICROTRACK会社により製造されたナノ粒径分布測定器NANO−Flexで検出して得られる。
S2.ガラスフリット分散液の製造:顔料分散液の製造と同じであり、無機顔料の代わりにガラスフリットを用いて微細化処理を行い、ガラスフリットの重量百分率が65wt%のガラスフリット分散液を製造し得て、この場合、ガラスフリット分散液中のガラスフリット粒子の平均粒径が580nmである。
S3.印刷用インクの製造:38.5wt%の顔料分散液と、46.1wt%のガラスフリット分散液と、14.9wt%の有機溶剤Bと、残部である樹脂とを混合して印刷用インクを製造し得る。この場合、印刷用インクの粘度が10〜20mPa・sであり、表面張力が20.0〜30.0mN/mであり、最大粒子の粒径が3μmより小さく、好ましくは1μmである。
比較例1
本比較例と実施例1との相違点は、前記有機溶剤Aがメチルエステル(1040)であり、試験結果が表2に記録されることにあり、その他は実施例1と同じである。選択された溶剤の乾燥速度が速すぎるため、ヘッド部で乾燥が発生し、再吐出性が低下する。
比較例2
本比較例と実施例1との相違点は、前記有機溶剤Bがエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート(30)であり、試験結果が表2に記録されることにあり、その他は実施例1と同じである。本比較例において有機溶剤Bを含有しないことに相当し、乾燥速度が速くなり、ノズルで乾燥するため、吐出性不良を引き起こす。
比較例3
本比較例と実施例1との相違点は、前記有機溶剤Aがジプロピレングリコール−n−プロピルエーテル(2)であり、試験結果が表2に記録されることにあり、その他は実施例1と同じである。本比較例において有機溶剤Aを含有しないことに相当し、乾燥速度が遅いので、ノズルで乾燥になる等の状況が発生せず、吐出性が高いが、インクジェット印刷時の乾燥速度が遅くなるため、インクドットが印刷媒体の表面に到達する時に拡散現象が発生して印刷品質に影響を及ぼす。
比較例4
本比較例と比較例1との相違点は、前記無機顔料がピグメントイエロー53であることにあり、その他は比較例1と同じである。
比較例5
本比較例と比較例2との相違点は、前記無機顔料がピグメントイエロー53であることにあり、その他は比較例2と同じである。
比較例6
本比較例と比較例3との相違点は、前記無機顔料がピグメントイエロー53であることにあり、その他は比較例3と同じである。
比較例7
本比較例と比較例1との相違点は、前記無機顔料がピグメントブラウン24であることにあり、その他は比較例1と同じである。
比較例8
本比較例と比較例2との相違点は、前記無機顔料がピグメントブラウン24であることにあり、その他は比較例2と同じである。
比較例9
本比較例と比較例3との相違点は、前記無機顔料がピグメントブラウン24であることにあり、その他は比較例3と同じである。
比較例10
本比較例と比較例1の相違点は、前記無機顔料がピグメントブルー28であることにあり、その他は比較例1と同じである。
比較例11
本比較例と比較例2の相違点は、前記無機顔料がピグメントブルー28であることにあり、その他は比較例2と同じである。
比較例12
本比較例と比較例3の相違点は、前記無機顔料がピグメントブルー28であることにあり、その他は比較例3と同じである。
比較例13
本比較例と比較例1の相違点は、前記無機顔料がピグメントグリーン50であることにあり、その他は比較例1と同じである。
比較例14
本比較例と比較例2の相違点は、前記無機顔料がピグメントグリーン50であることにあり、その他は比較例2と同じである。
比較例15
本比較例と比較例3の相違点は、前記無機顔料がピグメントグリーン50であることにあり、その他は比較例3と同じである。
比較例16
本比較例と比較例1の相違点は、前記無機顔料がピグメントホワイト6であることにあり、その他は比較例1と同じである。
比較例17
本比較例と比較例2の相違点は、前記無機顔料がピグメントホワイト6であることにあり、その他は比較例2と同じである。
比較例18
本比較例と比較例3の相違点は、前記無機顔料がピグメントホワイト6であることにあり、その他は比較例3と同じである。
比較例19
本実施例と実施例1との相違点は、従来のプリンタを採用して印刷及び測定を行うことにあり、その他は実施例1と同じである。
明らかに、本発明の上記実施例は本発明を明確に説明するために例示したものに過ぎず、本発明の実施形態を限定するものではない。当業者であれば、上記説明を基にさらに他の様々な形式の変形又は変更を行うことができる。ここで全ての実施形態を列挙する必要性も可能性もない。本発明の精神及び原則内に行ったいかなる修正、同等置換及び改良等も、本発明の特許請求の範囲の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (8)

  1. 無機顔料、ガラスフリット、分散剤、樹脂及び有機溶剤を含むことを特徴とする印刷用インク。
  2. 有機溶剤は、少なくとも有機溶剤Aと有機溶剤Bの二種類の溶剤を含み、酢酸ブチルの値を100とする場合、25℃、1atmの条件でASTM−D3539に準拠して測定された有機溶剤Aの相対蒸発速度が10〜1000であり、有機溶剤Bの相対蒸発速度が0.1〜9であり、
    無機顔料は、黒色顔料、黄色顔料、青色顔料、赤色顔料、緑色顔料、白色顔料のうちの一種又は複数種を含み、
    無機顔料及びガラスフリットの粒径が200〜1000nmであることを特徴とする請求項1に記載の印刷用インク。
  3. 前記ガラスフリットの重量百分率が10〜30wt%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷用インク。
  4. 前記無機顔料の重量百分率が5〜25wt%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷用インク。
  5. 前記樹脂の重量百分率が0.05〜5wt%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷用インク。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷用インクの製造方法であって、
    前記無機顔料とガラスフリットをそれぞれ有機溶剤及び分散剤と予混合し、次に分散機で分散させて分散液を得た後、前記樹脂を添加して均一に混合した後に濾過し、印刷用インクを製造し得ることを特徴とする印刷用インクの製造方法。
  7. 請求項1〜6に記載の印刷用インクを用いるプリンタであって、
    前記プリンタには、予熱領域、保温領域及び印刷領域が順に設置され、予熱領域、保温領域及び印刷領域を貫通する輸送プラットフォームと、印刷領域に設置され輸送プラットフォームの上方に位置する印刷モジュールとを含み、
    前記印刷モジュールには、インクジェットシステムと、制御システムと、前記印刷用インクを貯蔵してインクジェットシステムに供給するインク供給システムと、インクジェットシステムのインクジェット温度を制御する温度制御システムとが設置され、
    前記予熱領域の温度T1が80〜100℃であり、前記保温領域の温度T2が60〜80℃であることを特徴とする印刷用インクを用いるプリンタ。
  8. 前記プリンタには、予熱領域に接続された印刷媒体洗浄領域がさらに設置され、
    前記印刷媒体洗浄領域には、印刷媒体を洗浄するための印刷媒体洗浄機が設置されることを特徴とする請求項7に記載の印刷用インクを用いるプリンタ。
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