JP2020040470A - 着岸制御装置、船舶、着岸情報記憶装置、着岸制御方法および着岸制御プログラム - Google Patents

着岸制御装置、船舶、着岸情報記憶装置、着岸制御方法および着岸制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】船舶の着岸動作を支援することができる着岸制御装置、船舶、着岸情報記憶装置、着岸制御方法および着岸制御プログラムを提供する。【解決手段】船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶するメモリと、ハードウェアを有するプロセッサであって、前記メモリが記憶する着岸情報に基づいて前記船舶の着岸動作に関連した制御を行うプロセッサと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、着岸制御装置、船舶、着岸情報記憶装置、着岸制御方法および着岸制御プログラムに関する。
船舶等の移動体の操縦を支援する技術として、自身の周辺の情報やあらかじめ登録した地点の情報を地図情報とともに表示する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2015−215278号公報
しかしながら、上述した技術は、船舶が着岸する制御を行うことを想定していないため、船舶の着岸動作を支援することができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、船舶の着岸動作を支援することができる着岸制御装置、船舶、着岸情報記憶装置、着岸制御方法および着岸制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る着岸制御装置は、船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶するメモリと、ハードウェアを有するプロセッサであって、前記メモリが記憶する着岸情報に基づいて前記船舶の着岸動作に関連した制御を行うプロセッサと、を備える。
また、前記メモリは、前記船舶の着岸位置における着岸面または着岸する際の前記船舶の移動方向に関する情報をさらに記憶してもよい。
これによれば、船舶の着岸面または着岸する際の船舶の移動方向に関する情報を加味した制御を行うため、着岸動作を的確に支援することができる。
また、前記メモリは、複数の前記着岸情報を記憶可能であり、前記プロセッサは、前記船舶が着岸可能な着岸地点候補をあらかじめ設定された条件に基づいて抽出してもよい。
これによれば、複数の着岸情報から船舶が着岸可能な着岸地点候補を的確に抽出することができるため、船舶に乗船しているユーザは、効率よく着岸地点候補を把握することができる。
また、前記プロセッサは、抽出した着岸地点候補の着岸情報と前記船舶の位置情報および方位情報とに基づいて前記着岸地点候補への着岸の可否を判定してもよい。
これによれば、ユーザが着岸地点候補への着岸の可否をふまえた着岸地点の選択を行うことが可能となる。
また、前記プロセッサは、前記着岸地点候補の中で選択された着岸地点における着岸位置および着岸時の方位の目標値を設定し、前記着岸地点に向けての前記船舶の航路を算出してもよい。
これによれば、ユーザは目標値から算出された船舶の航路を把握することができる。
本発明に係る船舶は、上記いずれかに記載の着岸制御装置を備える。
これによれば、メモリが船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶するため、船舶自身が停泊する際に必要な情報を用いた着岸動作を支援することができる。
また、前記プロセッサは、当該船舶の位置情報および所定方向の方位情報を取得し、前記メモリは、着岸時の前記位置情報および前記方位情報に基づいて前記着岸情報を記憶してもよい。
これによれば、船舶が着岸した時の位置情報および方位情報を着岸情報として記憶するため、当該船舶の着岸実績に基づく着岸支援が可能となる。
本発明に係る着岸情報記憶装置は、船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶する。
これによれば、船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶するため、停泊する際に必要な情報を用いた船舶の着岸動作を支援することができる。
また、前記船舶の着岸位置における着岸面または着岸する際の前記船舶の移動方向に関する情報をさらに記憶してもよい。
これによれば、船舶の着岸面または着岸する際の船舶の移動方向に関する情報を加味した制御を行うため、着岸動作を的確に支援することができる。
本発明に係る着岸制御方法は、着岸制御装置が、船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶するメモリから読み出した着岸情報に基づいて、前記船舶の着岸動作に関連した制御を行う。
これにより、メモリが記憶する船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を用いて着岸動作に関連した制御を行わせるため、停泊する際に必要な情報を用いた船舶の着岸動作を支援することができる。
本発明に係る着岸制御プログラムは、着岸制御装置に、船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶するメモリから読み出した着岸情報に基づいて、前記船舶の着岸動作に関連した制御を行わせる。
これにより、メモリが記憶する船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を用いて着岸動作に関連した制御を行わせるため、停泊する際に必要な情報を用いた船舶の着岸動作を支援することができる。
本発明によれば、メモリが船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶するため、停泊する際に必要な情報を用いた船舶の着岸動作を支援することができる。
図1は、実施の形態1に係る着岸制御装置を備える船舶用制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、船舶が着岸したときに船舶用制御装置が行う着岸情報の登録方法の概要を示すフローチャートである。 図3は、船舶が航行している最中に船舶用制御装置が船舶の着岸地点を決定する処理の概要を示すフローチャートである。 図4は、表示部における着岸地点候補の画面表示例を示す図である。 図5は、表示部における着岸地点までの航路の画面表示例を示す図である。 図6は、実施の形態2に係る着岸制御装置を備えた通信システムの構成を示すブロック図である。 図7は、実施の形態3に係る着岸制御装置を備えた通信システムの構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)を説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る着岸制御装置を備える船舶用制御装置の構成を示すブロック図である。同図に示す船舶用制御装置1は、船舶に搭載されており、入力部2と、位置検出部3と、方位検出部4と、表示部5と、記憶部6と、制御部7と、を備える。
入力部2は、船舶の航行に関する指示情報を含む各種情報の入力を受け付ける。入力部2は、船舶が着岸した状態の船舶の位置や方位に関する情報を記憶部6に登録する指示入力を受け付ける登録ボタンを有する。ここで「着岸した状態」とは、例えば港の桟橋に沿って船舶の長さ方向(船首と船尾の中心同士を結ぶ方向)を略平行に係留した状態を意味する。また、入力部2は、船舶が着岸する場所の決定入力を受け付ける決定ボタンを有する。入力部2は、キーボードや入力用のボタン、レバーや、表示部5に積層して設けられるタッチパネル等のユーザインターフェースを用いて構成される。
位置検出部3は、船舶の位置を検出する。位置検出部3は、例えばGPS(Global Positioning System)衛星によって送信されるGPS信号を受信するGPSセンサを用いて構成され、受信信号に基づいて船舶の位置を検出する。GPS信号を用いる場合の位置情報は、緯度および経度の情報を含む。位置検出部3は、所定の周期で位置検出を行い、検出結果を制御部7へ出力する。なお、船舶内の異なる位置に配置した2つのGPSセンサを用いて位置検出部3を構成してもよい。この場合、位置検出部3は、2組の緯度および経度の情報を取得し、その中心位置を検出する。また、船舶内の異なる位置に配置した3つ以上のGPSセンサを用いて位置検出部3を構成してもよい。
方位検出部4は、船舶の船首が向いている方位を検出する。方位検出部4は、例えばGPSコンパスを用いて構成され、GPS衛星からの受信信号に基づいて船舶の船首が向いている方位を検出する。方位検出部4は、所定の周期で方位検出を行い、検出結果を制御部7へ出力する。方位検出部4が検出する方位は、船首の向いている方位に限定されるわけではなく、船舶の任意の方向(例えば、船尾方向、船首方向に対して鉛直軸を中心に所定角度回転した方向等)としてもよい。なお、磁気コンパスを用いて方位検出部4を構成してもよい。また、GPSコンパスを用いることによって方位検出部4と位置検出部3の機能を一括して実現してもよい。
表示部5は、船舶の現在位置を示す地図情報や、船舶の運転に必要な各種情報を表示する。表示部5は、例えば液晶または有機EL(Electro Luminescence)等を用いて構成されるディスプレイである。
入力部2および表示部5は、船舶に搭載する必要はなく、スマートフォン等の携帯端末を用いて実現してもよい。この場合、入力部2および表示部5は、ネットワークを介して制御部7と通信可能に接続されていればよい。ここでいうネットワークとは、インターネット、LAN等の有線、無線による通信を適宜組み合わせることによって構成された通信ネットワークのことである。
記憶部6は、検出情報記憶部61と、着岸情報記憶部62と、地図情報記憶部63とを有する。記憶部6は、実施の形態1に係る着岸記憶装置である。
検出情報記憶部61は、位置検出部3および方位検出部4がそれぞれ検出した船舶の位置情報および方位情報を記憶する。
着岸情報記憶部62は、船舶が着岸した位置(着岸位置)および着岸時の船舶の船首の方位(着岸方位)、および着岸地点の識別情報(地点名、地点に紐付いた記号や文字の組み合わせからなるラベル等)を含む着岸情報を一または複数記憶する。着岸情報記憶部62が記憶する着岸位置は、領域の情報であってもよい。例えば、位置検出部3が検出した着岸時の位置情報を中心として、船舶が含まれる範囲の円形領域を位置情報としてもよいし、位置検出部3が複数の位置を取得する場合には、それらの位置を結んでできる領域としてもよい。
着岸情報記憶部62は、着岸情報として、船舶が着岸する際の着岸面(左舷、右舷、船首または船尾等)の情報、または着岸する際に船舶が移動するときの移動方向に関する情報を記憶してもよい。この場合、船舶に着岸面を判別可能なセンサ(例えばカメラ等)を設け、制御部7が登録ボタンによる指示入力信号を取得したときに、センサ情報として着岸面の情報を着岸情報の一部として自動的に登録するようにしてもよい。
地図情報記憶部63は、船舶の着岸地点までの航路を表示部5に表示させる際、航路に重畳して表示するための地図情報を記憶する。
記憶部6は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリおよびROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリを用いて構成される。なお、外部から装着可能なメモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いて記憶部6を構成してもよい。記憶部6は、船舶用制御装置1の動作を実行するための各種プログラムを記憶する。各種プログラムには、実施の形態1に係る着岸制御プログラムも含まれる。これらの各種プログラムは、ハードディスク、フラッシュメモリ、CD−ROM、DVD−ROM、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して広く流通させることも可能である。
制御部7は、記憶部6が記憶する着岸情報に基づいて、船舶の着岸動作に関連した制御を行う。制御部7は、抽出部71と、判定部72と、航路算出部73と、表示制御部74とを有する。
抽出部71は、記憶部6が記憶する複数の着岸情報を予め設定された条件に基づいて着岸地点候補を抽出する。判定部72は、予め設定された判定条件にしたがって、船舶の着岸地点候補への着岸の可否を判定する。航路算出部73は、決定された着岸地点の着岸情報を読み出して、船舶の着岸位置および船舶が停泊する方位の目標値を設定し、現在地点から目標の着岸位置へ向けての船舶の航路を算出する。表示制御部74は、表示部5に対して画像データの出力等を行うことによって表示部5の表示を制御する。
制御部7は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の汎用プロセッサや、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)等の特定の機能を実行する専用集積回路等のハードウェアを単独または組み合わせることによって構成されるプロセッサである。制御部7は、記憶部6が記憶する各種プログラムを読み込むことによって船舶用制御装置1を動作させるための各種演算処理を実行する。
以上説明した船舶用制御装置1において、記憶部6および制御部7は、実施の形態1に係る着岸制御装置を構成する。
図2は、船舶が着岸したときに船舶用制御装置1が行う着岸情報の登録方法の概要を示すフローチャートである。制御部7は、位置検出部3および方位検出部4がそれぞれ検出した船舶の位置情報および方位情報を取得し、記憶部6へ書き込んで記憶させる(ステップS1)。
その後、位置検出部3および方位検出部4が検出してから所定時間経過した場合(ステップS2:Yes)、ステップS2の処理に戻る。一方、位置検出部3および方位検出部4が検出してから所定時間経過していない場合(ステップS2:No)、船舶用制御装置1はステップS3へ移行する。なお、ここでは説明を簡略化するために位置検出部3および方位検出部4の検出処理が同期して行われる場合を説明したが、それぞれ個別のタイミングで個別の周期で検出処理を行ってもよい。
ステップS3において、入力部2の登録ボタンが登録指示信号の入力を受け付けて、制御部7が登録指示信号を取得すると(ステップS3:Yes)、制御部7は記憶部6から最新の船舶の位置および方位の情報を読み出し、読み出した位置情報および方位情報を着岸情報を用いて着岸情報を生成し、記憶部6に登録する(ステップS4)。ステップS3において登録指示信号の入力を受け付けない場合(ステップS3:No)、船舶用制御装置1はステップS5へ移行する。
ステップS5において、船舶の電源が停止した場合(ステップS5:Yes)、船舶用制御装置1は、一連の処理を終了する。これに対して、船舶の電源が停止しない場合(ステップS5:No)、船舶用制御装置1はステップS2に戻る。
図3は、船舶が航行している最中に船舶用制御装置1が船舶の着岸地点を決定する処理の概要を示すフローチャートである。なお、この処理の最中、位置検出部3および方位検出部4は、それぞれ所定の周期で位置情報および方位情報を取得しており、それらの情報は記憶部6に逐次書き込まれて記憶されているものとする。
まず、入力部2が着岸地点候補の抽出指示信号の入力を受け付けて、制御部7が抽出指示信号を取得した場合(ステップS11:Yes)、抽出部71は、船舶の最新の位置情報および方位情報と、記憶部6が記憶する着岸情報とを参照して着岸地点候補を抽出する(ステップS12)。抽出部71は、例えば最新の船舶の位置情報を用いて着岸情報記憶部62から所定範囲内にある着岸地点を検索することにより、1または複数の着岸地点候補を抽出する。なお、抽出部71が着岸地点を抽出する際に、着岸地点候補を分類したり絞り込みを行ったりしてもよい。例えば、抽出部71は、登録日別、エリア別で分類してもよいし、自船位置付近、目的地付近、着岸日時が新しい順、等の条件で絞り込みを行ってもよい。入力部2は、抽出指示信号の入力を受け付ける際に、抽出条件の入力を受け付けるようにしてもよい。ステップS11において、制御部7が着岸地点候補の抽出指示信号を取得しないとき(ステップS11:No)、船舶用制御装置1はステップS11に戻る。
ステップS12に続いて、判定部72は、例えば最新の船舶の位置情報および方位情報を用いて、検索した着岸地点候補に対して船舶の着岸の可否を判定する(ステップS13)。判定部72は、例えば現在の船舶の位置情報、方位情報および航行情報と着岸地点候補の着岸情報とを用いることにより、現在の航行状態で着岸地点候補への着岸が可能であるか否かを判定する。なお、船舶用制御装置1に、例えば着岸地点候補の周辺における他の船舶の航行情報や停泊情報、気象情報等を取得する通信機能を外部から通信によって取得できる機能を具備させ、判定部72がそれらの情報を着岸地点候補に関する情報として用いることにより、着岸の可否を判定するようにしてもよい。
ステップS13の後、表示制御部74は、抽出した着岸地点候補を着岸可否情報とともに表示部5に表示させる制御信号を表示部5に出力する(ステップS14)。図4は、表示部5における着岸地点候補の画面表示例を示す図である。同図に示す画面51には、着岸地点候補の情報として、「地点名」、「位置」、「方位」および「可否」の情報が表示されている。なお、「着岸面」または「着岸方向」を着岸情報として含む場合には、それらの情報を画面上でさらに表示してもよい。また、各着岸地点候補が選択された場合、表示部5は地点の地図やその他の詳細情報を表示する画面に遷移するようにしてもよい。また、表示制御部74は、着岸地点決定の操作入力を促すメッセージを表示部5に表示させるようにしてもよい。
この後、入力部2が着岸地点を決定する決定信号の入力を受け付けて制御部7が決定信号を取得した場合(ステップS15:Yes)、航路算出部73は、船舶の現在地点から着岸地点までの航路を算出する(ステップS16)。ステップS15において、制御部7が決定信号を取得しない場合(ステップS15:No)、船舶用制御装置1はステップS15に戻る。
続いて、表示制御部74は、航路算出部73の算出結果をもとに表示部5に表示させる画像のデータを生成して表示部5に出力し、表示部5に航路を表示させる(ステップS17)。表示制御部74は、船舶の現在地点および着岸地点に関する情報に基づいて地図情報記憶部63から該当するエリアの地図情報を取得し、この地図情報と航路算出部73が算出した航路の情報を重畳表示する画像のデータを生成して表示部5に出力する。図5は、表示部5における着岸地点までの航路の画面表示例を示す図である。同図に示す画面52には、現在の船舶の位置Pと着岸地点の位置Qとの間を結ぶ航路Wが表示されている。また、画面52には、現在の船舶の方位VPおよび着岸時の船舶の方位VQが表示されている。なお、例えば図5の位置Qを選択した場合には、着岸地点付近のより詳細な図面(例えば桟橋等を含む図面)を表示するようにしてもよい。
ステップS17の後、船舶用制御装置1は、一連の処理を終了する。
以上説明した実施の形態1によれば、メモリが船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶するため、停泊する際に必要な情報を用いた船舶の着岸動作を支援することができる。
また、実施の形態1によれば、着岸位置の情報および着岸位置に置いて船舶が停泊する方位の情報を少なくとも用いて航路算出の演算を行うため、少ない検出手段でも着岸動作を的確に支援することができる。特に、船舶に対して少ない検出手段を搭載するだけで済むので、簡易な構成を有し、船舶に搭載しやすい着岸制御装置を提供することができる。
なお、船舶の着岸地点を登録する際には、制御部7が、船舶の動作状態に基づいて着岸した状態にあるか否かを判定し、着岸した状態にあると判定した場合に、その状態における位置情報および方位情報を着岸時の時刻情報等とともに自動的に登録するようにしてもよい。ここでいう動作状態を判定するパラメータとして、例えば船舶のエンジン回転数や船舶の速度、加速度等を挙げることができる。この場合には、着岸時の情報を自動的に登録する時点で、ユーザにその情報を識別するための情報の入力を促すようにすればよい。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2に係る着岸制御装置を備えた通信システムの構成を示すブロック図である。同図に示す通信システム100は、複数の船舶用制御装置1Aと、実施の形態2に係る着岸情報記憶装置11とを備える。船舶用制御装置1Aと着岸情報記憶装置11は、ネットワークNWを介して通信可能に接続されている。
船舶用制御装置1Aは、入力部2と、位置検出部3と、方位検出部4と、表示部5と、記憶部6Aと、制御部7Aと、通信部8とを備える。このうち、実施の形態1で説明した船舶用制御装置1と同じ構成を有する構成要素には、船舶用制御装置1の構成要素と同じ符号を付している。
記憶部6Aは、検出情報記憶部61と、地図情報記憶部63と、決定情報記憶部64とを有する。決定情報記憶部64は、決定した着岸地点の着岸情報を記憶する。記憶部6Aは、ROMやRAM等のハードウェアを用いて構成されており、船舶の動作を制御するための各種プログラムの情報を記憶する。
制御部7Aは、判定部72、航路算出部73、表示制御部74、および通信制御部75を有する。通信制御部75は、着岸情報記憶装置11を含む外部装置との間の通信を制御する通信制御部75を有する。制御部7Aは、CPU、ASICまたはFPGA等のハードウェアを単独または組み合わせることによって構成されるプロセッサである。
通信部8は、制御部7Aの制御のもとで着岸情報記憶装置11等の外部装置とネットワークNWを介した通信を行う。
着岸情報記憶装置11は、通信部12と、記憶部13と、制御部14とを備える。着岸情報記憶装置11は、複数の船舶にそれぞれ搭載された複数の船舶用制御装置1Aからぞれ受信する検出情報や着岸情報を記憶するデータベースとしての機能を有する。着岸情報記憶装置11は、例えば陸地に設置されている。
通信部12は、制御部14の制御のもとで船舶用制御装置1A等の外部装置とネットワークNWを介した通信を行う。
記憶部13は、複数の船舶用制御装置1Aからそれぞれ送信されてくる着岸情報を記憶する着岸情報記憶部131を有する。記憶部13は、ROMやRAM等のハードウェアを用いて構成されており、着岸情報記憶装置11の動作を制御するための各種プログラムの情報を記憶する。
制御部14は、抽出部141と、通信制御部142とを有する。抽出部141は、船舶用制御装置1Aから受信した着岸情報の抽出要求信号に応じて着岸情報を抽出する。抽出部141の抽出処理は、実施の形態1で説明した抽出部71の抽出処理と同様である。通信制御部142は、船舶用制御装置1Aを含む外部装置との間の通信を制御する。制御部14は、CPU、ASICまたはFPGA等のハードウェアを単独または組み合わせることによって構成されるプロセッサである。
以上の構成を有する通信システム100が行う着岸地点の登録処理の概要を説明する。船舶用制御装置1Aでは、実施の形態1で説明したステップS1〜S4の処理を行った後、通信制御部75が通信部8を制御して、着岸情報を着岸情報記憶装置11に送信する。着岸情報を受信した着岸情報記憶装置11は、受信した着岸情報を着岸情報記憶部131に記憶する。
次に、通信システム100が行う着岸地点決定処理の概要を説明する。制御部7Aが抽出指示信号を取得すると、通信制御部75は、通信部8を制御して、着岸情報記憶装置11に着岸地点候補の抽出要求信号を送信する。抽出要求信号を受信した着岸情報記憶装置11では、抽出部141が着岸情報記憶部131を参照して着岸地点候補を抽出する。なお、実施の形態1と同様に、船舶用制御装置1Aの入力部2は、抽出指示信号の入力を受け付ける際に抽出条件の入力を受け付けるようにしてもよい。この場合、船舶用制御装置1Aは、抽出要求信号に抽出条件を加えて着岸情報記憶装置11へ送信する。
船舶用制御装置1Aが着岸情報記憶装置11から着岸地点候補を受信した後の処理は、実施の形態1と同様である(図3のステップS13〜S17)。決定情報記憶部64は、着岸情報記憶装置11から受信した着岸地点候補の着岸情報を一時的に記憶しておき、着岸地点が決定した時点で他の着岸地点候補の着岸情報を削除する。
なお、判定部72の機能を着岸情報記憶装置11に具備させてもよい。この場合、着岸情報記憶装置11は、抽出部141が抽出した着岸地点候補に対して可否判定を行い、可否判定の結果も含めて船舶用制御装置1Aに送信する。
以上説明した実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、停泊する際に必要な情報を用いた船舶の着岸動作を支援することができる。
また、実施の形態2によれば、着岸情報記憶装置が船舶の外に設けられるため、船舶の記憶部は大容量のデータを記憶する必要がなくなる。このため、船舶へ搭載する船舶用制御装置の小型軽量化を実現することができる。
(実施の形態3)
図7は、実施の形態3に係る着岸制御装置を備えた通信システムの構成を示すブロック図である。同図に示す通信システム200は、複数の船舶用制御装置1Bと、管理装置21とを備える。船舶用制御装置1Bと管理装置21は、ネットワークNWを介して通信可能に接続されている。
船舶用制御装置1Bは、入力部2と、位置検出部3と、方位検出部4と、表示部5と、記憶部6Bと、制御部7Bと、通信部8とを備える。このうち、実施の形態1、2で説明した船舶用制御装置1、1Aと同じ構成を有する構成要素には、船舶用制御装置1、1Aの構成要素と同じ符号を付している。
記憶部6Bは、決定した着岸地点の着岸情報を記憶する決定情報記憶部64を有する。記憶部6Bは、ROMやRAM等のハードウェアを用いて構成されており、船舶の動作を制御するための各種プログラムの情報を記憶する。
制御部7Bは、表示制御部74および通信制御部75を有する。制御部7Bは、CPU、ASICまたはFPGA等のハードウェアを単独または組み合わせることによって構成されるプロセッサである。
通信部8は、制御部7Bの制御のもとで管理装置21等の外部装置とネットワークNWを介した通信を行う。
管理装置21は、通信部22と、記憶部23と、制御部24とを備える。管理装置21は、船舶の着岸を制御する着岸制御装置としての機能を有する。着岸情報記憶装置11は、例えば陸地に設置されている。
通信部22は、制御部24の制御のもとで船舶用制御装置1B等の外部装置とネットワークNWを介した通信を行う。
記憶部23は、検出情報記憶部231と、着岸情報記憶部232と、地図情報記憶部233とを有する。検出情報記憶部231は、複数の船舶用制御装置1Bから送信されてくる各種検出情報(位置情報、方位情報等)を記憶する。着岸情報記憶部232は、各船舶用制御装置1Bの着岸情報を記憶する。地図情報記憶部233は、実施の形態1で説明した地図情報記憶部63と同様の機能を有する。記憶部23は、ROMやRAM等のハードウェアを用いて構成されており、管理装置21の動作を制御するための各種プログラムの情報を記憶する。記憶部23は、実施の形態3に係る着岸情報記憶装置である。
制御部24は、抽出部241と、判定部242と、航路算出部243と、通信制御部244と、画像データ生成部245とを有する。抽出部241は、船舶用制御装置1Bから受信した着岸情報の抽出要求信号に応じて着岸情報を抽出する。抽出部141の抽出処理は、実施の形態1で説明した抽出部71の抽出処理と同様である。判定部242および航路算出部243は、判定部72および航路算出部73とそれぞれ同様の機能を有する。通信制御部244は、複数の船舶用制御装置1Bを含む外部装置との間の通信を制御する。画像データ生成部245は、船舶の現在地点および着岸地点に関する情報に基づいて地図情報記憶部233から該当するエリアの地図情報を取得し、この地図情報と航路算出部243が算出した航路の情報を重畳して表示する画像のデータを生成する。制御部24は、CPU、ASICまたはFPGA等のハードウェアを単独または組み合わせることによって構成されるプロセッサである。
実施の形態3に係る通信システム200では、管理装置21が主として着岸制御に関する処理を行う。具体的には、管理装置21は、船舶用制御装置1Bから送られてくる検出情報および抽出指示信号に基づいて着岸地点候補の抽出を行い、抽出結果を船舶用制御装置1Bへ送信する。また、管理装置21は、船舶用制御装置1Bから送られてくる着岸地点の決定信号に基づいて、決定された着岸地点までの航路を算出し、航路と地図の情報を重畳した画像データを生成して船舶用制御装置1Bへ送信する。
船舶用制御装置1Bは、位置情報および方位情報の取得や、着岸地点の登録指示信号、着岸地点候補の抽出指示信号および着岸地点の決定信号の入力を受け付けて、それらの信号を、ネットワークNWを介して管理装置21へ送信する。
以上説明した実施の形態3によれば、実施の形態1と同様に、停泊する際に必要な情報を用いた船舶の着岸動作を支援することができる。
また、実施の形態3によれば、船舶用制御装置が行う処理の負荷が少なくなるため、船舶用制御装置の構成を簡易化するとともに軽量化を実現することができる。
また、専用の管理装置が演算することにより、演算速度を速くして効率の良い着岸制御を行うことができる。
なお、管理装置21から記憶部23を分離してすることにより、着岸制御装置と着岸情報記憶装置を別体とし、両装置をネットワークNWを介して通信可能な構成とてもよい。
ここまで、実施の形態1〜3を説明してきたが、本発明はこれらの実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。例えば、着岸制御装置に自動運転機能を具備させてもよい。この場合、着岸制御装置は、着岸時に着岸情報を参照しながら自動運転を行う。
また、着岸制御装置が深層学習等のニューラルネットワークを用いた機械学習を行う機能を備えてもよい。この場合、着岸制御装置はネットワークを介して収集した世界中に港湾における着岸情報を教師データとして取得するとともに、着岸履歴を学習することによって生成した学習モデルを用いて着岸地点候補を抽出する。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含み得るものである。
1、1A、1B 船舶用制御装置
2 入力部
3 位置検出部
4 方位検出部
5 表示部
6、6A、6B、13、23 記憶部
7、7A、7B、14、24 制御部
8、12、22 通信部
11 着岸情報記憶装置
21 管理装置
51、52 画面
61、231 検出情報記憶部
62、232 着岸情報記憶部
63、233 地図情報記憶部
64 決定情報記憶部
71、141、241 抽出部
72、242 判定部
73、243 航路算出部
74 表示制御部
75、142、244 通信制御部
100、200 通信システム
131 着岸情報記憶部
245 画像データ生成部
NW ネットワーク

Claims (11)

  1. 船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶するメモリと、
    ハードウェアを有するプロセッサであって、前記メモリが記憶する着岸情報に基づいて前記船舶の着岸動作に関連した制御を行うプロセッサと、
    を備える着岸制御装置。
  2. 前記メモリは、
    前記船舶の着岸位置における着岸面または着岸する際の前記船舶の移動方向に関する情報をさらに記憶する請求項1に記載の着岸制御装置。
  3. 前記メモリは、
    複数の前記着岸情報を記憶可能であり、
    前記プロセッサは、
    前記船舶が着岸可能な着岸地点候補をあらかじめ設定された条件に基づいて抽出する請求項1または2に記載の着岸制御装置。
  4. 前記プロセッサは、
    抽出した着岸地点候補の着岸情報と前記船舶の位置情報および方位情報とに基づいて前記着岸地点候補への着岸の可否を判定する請求項3に記載の着岸制御装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記着岸地点候補の中で選択された着岸地点における着岸位置および着岸時の方位の目標値を設定し、前記着岸地点に向けての前記船舶の航路を算出する請求項4に記載の着岸制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の着岸制御装置を備える船舶。
  7. 前記プロセッサは、
    当該船舶の位置情報および所定方向の方位情報を取得し、
    前記メモリは、
    着岸時の前記位置情報および前記方位情報に基づいて前記着岸情報を記憶する請求項6に記載の船舶。
  8. 船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶する着岸情報記憶装置。
  9. 前記船舶の着岸位置における着岸面または着岸する際の前記船舶の移動方向に関する情報をさらに記憶する請求項8に記載の着岸情報記憶装置。
  10. 着岸制御装置が、
    船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶するメモリから読み出した着岸情報に基づいて、前記船舶の着岸動作に関連した制御を行う着岸制御方法。
  11. 着岸制御装置に、
    船舶の着岸位置の情報および該着岸位置において前記船舶が停泊する方位の情報を含む着岸情報を記憶するメモリから読み出した着岸情報に基づいて、前記船舶の着岸動作に関連した制御を行わせる着岸制御プログラム。
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