JP2020039659A - 貼付剤の貼付用補助具 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明の貼付剤の貼付用補助具とそれを用いた貼付方法は、貼付剤を補助具へ仮止めする操作や貼付剤を患部へ貼り付ける操作が簡単で分かりやすく、貼付剤を正確に綺麗に患部へ貼り付けることができる。
[第1実施形態]
図1(a)及び(b)は、本発明の第1実施形態であるプレート式貼付用補助具1を、貼付剤がセットされる押し付け面側から見た正面図及び長手方向の側面図である。図1各図に示すようにプレート式貼付用補助具1は、貼付剤をセットして身体に押し付けるためのプレート部11と、その押し付け面11aに設けられた4つの凸部からなる仮止め手段12と、その把持面11bに接合された把持部13とを備えている。
図2(a)及び(b)は、本発明の第2実施形態であるプレート式貼付用補助具2を、貼付剤がセットされる押し付け面側から見た正面図、及び正面図中のA−A線における長手方向の断面図である。図2各図に示すようにプレート式貼付用補助具2では、プレート部21が二層構造であり、押し付け面21aが身体に押し付ける力に対応して変形可能な厚みのある弾性素材から形成されている。
図3(a)及び(b)は、本発明の第3実施形態であるプレート式貼付用補助具3を貼付剤がセットされる押し付け面側から見た正面図、及び正面図中のB−B線における長手方向の断面図である。図3各図に示すようにプレート式貼付用補助具3では、プレート部31が二層構造であり、押し付け面31aが適度な弾性を有する厚めの平板材から形成され、把持面31bが適度な剛性を有する薄めのシート材から形成されている。そして、プレート部の押し付け面31aには、短手方向に延在して複数の凹溝32が設けられている。
図4(a)は、本発明の第4実施形態であるプレート式貼付用補助具4を、貼付剤がセットされる押し付け面側から見た正面図である。図4(a)に示すようにプレート式貼付用補助具4では、プレート部41の押し付け面41aの短手及び長手方向に延在して複数の凹溝42が設けられている。プレート部の長手及び短手方向の2方向の可撓性を高めることにより、押し付け面の身体形状に対する追随性がさらに向上する。なお、プレート式貼付用補助具4のその他の構成要素の構造等は、プレート式貼付用補助具3と同等である。
図5(a)〜(c)は各々、本発明の第5実施形態であるプレート式貼付用補助具5を貼付剤がセットされる押し付け面側から見た正面図、把持面側から見た背面図、及び正面図中のC−C線における長手方向の断面図である。図5各図に示すようにプレート式貼付用補助具5は、プレート部の外周側面を囲むように略ロ字型の外枠体51を備えている。
次に、プレート式貼付用補助具2に貼付剤Pをセットする方法について説明する。図6に示すように貼付剤Pの周辺部には、4つの円形の穴P1が予め設けられている。この4つの穴P1は、プレート部21の押し付け面21aに設けられた4つの凸部22と対応する形状と位置で穿孔されている。そして、両者を位置合わせして貼付剤の支持体P3側を押し付け面21aに軽く押し当て、4つの穴P1と凸部22とを係合させることで、貼付剤Pを押し付け面21a上に物理的に仮止めすることができる。
[第6実施形態]
図9(a)及び(b)は、本発明の第6実施形態であるローラー式貼付用補助具1を、貼付剤がセットされる押し付け面側から見た正面図及び長手方向の側面図である。図9各図に示すようにローラー式貼付用補助具1は、貼付剤をセットして身体に押し付けるためのカマボコ型のローラー部61と、その押し付け面61aに設けられた4つの凸部からなる仮止め手段62と、ローラー部61を回動自在に軸支する支持部63と、その後端部に連結された把持部64とを備えている。
図10(a)及び(b)は、本発明の第7実施形態であるローラー式貼付用補助具2を、貼付剤がセットされる押し付け面側から見た正面図、及び正面図中のD−D線における断面図である。図10各図に示すようにローラー式貼付用補助具2では、ローラー部71が二層構造であり、押し付け面71aが身体に押し付ける力に対応して変形可能な弾性素材から形成されている。
次に、ローラー式貼付用補助具2に貼付剤Pをセットする方法について説明する。図11に示すように貼付剤Pの周辺部には、4つの円形の穴P1が予め設けられている。この4つの穴P1は、ローラー部71の押し付け面71aに設けられた4つの凸部72と対応する形状と位置で穿孔されている。そして、貼付剤Pを軽く曲げて両者を位置合わせし、貼付剤の支持体P3側を押し付け面71aに押し当て4つの穴P1と凸部72とを係合させることで、貼付剤Pを押し付け面71a上に物理的に仮止めすることができる。
2…プレート式貼付用補助具2、21…プレート部、21a…プレート部の押し付け面、21b…プレート部の把持面、22…仮止め手段(凸部)、23…付勢部材(バネ)。
3…プレート式貼付用補助具3、31…プレート部、31a…プレート部の押し付け面、31b…プレート部の把持面、32…凹溝、33…仮止め手段(凸部)、34…連結板。
4…プレート式貼付用補助具4、41…プレート部、41a…プレート部の押し付け面、42…凹溝。
5…プレート式貼付用補助具5、51…外枠体、52…プレート部、52a…プレート部の押し付け面、52b…プレート部の把持面、53…仮止め手段(凸部)、54…支持板、55…ストッパー板、56…押し部。
7…ローラー式貼付用補助具2、71…ローラー部、71a…ローラー部の押し付け面、72…仮止め手段(凸部)、73…付勢部材(バネ)、74…ロック機構(ノックカム)、74a…外筒部、74b…回転子、75…支持部、76a,76b…ストッパー。
P…貼付剤、P1…貼付剤に設けられた貫通部(穴)、P2…剥離ライナー、P3…支持体、P4…粘着面。
Claims (10)
- 貼付剤を仮止めして身体に押し付けるためのプレート部と、該プレート部の押し付け面に設けられた仮止め手段と、を備えた貼付剤の貼付用補助具において、
前記貼付剤の周辺部に表裏に貫通した少なくとも2つの貫通部が設けられており、前記仮止め手段が前記プレート部の押し付け面の周辺部に設けられた少なくとも2つの凸部からなり、前記少なくとも2つの貫通部と前記少なくとも2つの凸部とを互いに係合させることにより、前記貼付剤が前記プレート部の押し付け面に仮止めされることを特徴とする、前記貼付剤の貼付用補助具。 - 貼付剤を仮止めして身体に押し付けるためのローラー部と、該ローラー部の押し付け面に設けられた仮止め手段と、前記ローラー部を回動自在に軸支する支持部と、該支持部に連結された把持部と、を備えた貼付剤の貼付用補助具において、
前記貼付剤の周辺部に表裏に貫通した少なくとも2つの貫通部が設けられており、前記仮止め手段が前記ローラー部の押し付け面の周辺部に設けられた少なくとも2つの凸部からなり、前記少なくとも2つの貫通部と前記少なくとも2つの凸部とを互いに係合させることにより、前記貼付剤が前記ローラー部の押し付け面に仮止めされることを特徴とする、前記貼付剤の貼付用補助具。 - 貫通部が略円形の穴であり、凸部が略円柱形状又は略円錐形状であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の貼付剤の貼付用補助具。
- プレート部又はローラー部の押し付け面が弾性素材から形成されており、押し付ける力に対応して前記押し付け面が身体の形状に沿って変形できることを特徴とする、請求項1乃至3の何れかに記載の貼付剤の貼付用補助具。
- プレート部の押し付け面の少なくとも一方向に延在して複数の凹溝が設けられており、押し付ける力に対応して前記押し付け面が身体の形状に沿って変形できることを特徴とする、請求項1、3及び4の何れかに記載の貼付剤の貼付用補助具。
- 凸部がプレート部又はローラー部の押し付け面に直交する方向に摺動可能に設けられており、押し付ける力に対応して前記凸部が前記プレート部又はローラー部の内側に収納されることを特徴とする、請求項1乃至5の何れかに記載の貼付剤の貼付用補助具。
- 凸部がプレート部又はローラー部の押し付け面から外側に向かって弾性部材により付勢されていることを特徴とする、請求項6に記載の貼付剤の貼付用補助具。
- 凸部の基部にロック機構が設けられており、前記凸部の先端部が押し付け面と略同一面まで押し込まれるとロックされることを特徴とする、請求項7に記載の貼付剤の貼付用補助具。
- さらに、プレート部の外周側面及び/又は把持面に隣接して配置された外枠体を備え、前記プレート部の周辺部に押し付け面に直交する少なくとも2つの貫通孔が設けられ、少なくとも2つの凸部が前記少なくとも2つの貫通孔に貫装され、前記少なくとも2つの凸部の基部が前記プレート部の把持面側で前記外枠体に連結され、前記プレート部が前記少なくとも2つの凸部及び前記外枠体に対して摺動可能に構成されていることを特徴とする、請求項1及び3乃至5の何れかに記載の貼付剤の貼付用補助具。
- 支持体と、該支持体の片面に積層された粘着剤層と、該粘着剤層の粘着面に剥離可能に被覆された剥離ライナーとを備えた貼付剤を、身体の所望の部位に貼付する方法において、
前記貼付剤の周辺部に表裏に貫通した少なくとも2つの貫通部を設ける段階と、請求項1乃至9の何れかに記載の貼付用補助具が備えるプレート部又はローラー部の押し付け面に設けられた少なくとも2つの凸部と前記少なくとも2つの貫通部とを係合させ、前記押し付け面に前記貼付剤を支持体側が対向するように仮止めする段階と、前記仮止めした貼付剤の剥離ライナーを剥がし粘着面を露出させて身体の所望の部位に押し当てる段階と、を含むことを特徴とする前記貼付剤の貼付方法。
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