JP2020039281A - 育苗装置およびその使用方法 - Google Patents

育苗装置およびその使用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020039281A
JP2020039281A JP2018168354A JP2018168354A JP2020039281A JP 2020039281 A JP2020039281 A JP 2020039281A JP 2018168354 A JP2018168354 A JP 2018168354A JP 2018168354 A JP2018168354 A JP 2018168354A JP 2020039281 A JP2020039281 A JP 2020039281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling raising
raising device
pipe
temperature control
upper plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018168354A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7089670B2 (ja
Inventor
詔雄 大友
Norio Otomo
詔雄 大友
一男 天谷
Kazuo Amaya
一男 天谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NERC CO Ltd
Original Assignee
NERC CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NERC CO Ltd filed Critical NERC CO Ltd
Priority to JP2018168354A priority Critical patent/JP7089670B2/ja
Publication of JP2020039281A publication Critical patent/JP2020039281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7089670B2 publication Critical patent/JP7089670B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)

Abstract

【課題】 育苗のための保温(冷却)、灌水、施肥を迅速かつ、均一にできる育苗装置を提供すること。【解決手段】 底板1と、底板1上に載置された多数の蓄熱性ボール2と、底板1に取付けられ、または蓄熱性ボール2間に挿通された温調パイプ3と、蓄熱性ボール2上に配置された上板4と、を具備し、その上板4上で育苗する。【選択図】図1

Description

本発明は、一例として、育苗作業を行う装置に関する。
下記特許文献1に記載のごとく、育苗ハウスの内部の保温を容易に行うため、ハウスの内部にテントシートを張る提案がされていた。
特開昭62−11032号公報
従来の育苗装置は、棚状にトレイを配置し、ハウス全体又はその一部を保温シートにより保温し、育苗に最適な環境を形成していた。これは棚を設け、その外周にシートを被覆して保温するものである。しかし、トレイ全体の各部の温度を均一に且つ、効率よく迅速に保温することは難しかった。
そこで、本発明は育苗のための保温(冷却)、灌水、施肥を迅速かつ、均一にできる育苗装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、底板1と、
底板1上に載置された多数の蓄熱性ボール2と、
底板1に取付けられ、または蓄熱性ボール2間に挿通された温調パイプ3と、
蓄熱性ボール2上に配置された上板4と、を具備し、
前記上板4上で育苗する育苗装置である。
請求項2に記載の発明は、前記底板1の外周に枠部5が立上げ形成されると共に、前記底板1に断熱材6を介して、多数の前記蓄熱性ボール2が配置されており、
前記上板4に育苗用のトレイ7、底面給水シート9、養液フィルム10のいずれか一以上が配置された請求項1に記載の育苗装置である。
請求項3に記載の発明は、前記蓄熱性ボール2が、黒体原料とセラミック基材、炭化珪素(SiC)、アルミナ(Al)、窒化珪素(Si)、小石のいずれか、またはそれらの混合体であって、
前記蓄熱性ボール2の実質的直径が6mm〜10mmであり、その熱伝導率が20〜60W/m・Kである請求項2に記載の育苗装置である。
請求項4に記載の発明は、前記底板1または上板2または枠部5に、下端が立設されて育苗する小エリアを囲むアーチ型または門型の小フレーム11と、
小フレーム11外周に被覆される保温または保冷用のシート12と、
前記小フレーム11に取付られる冷却用および/または葉面散布用のミスト用パイプ15、上部温調パイプ14、のいずれか一つ以上のパイプを有する請求項1または請求項2に記載の育苗装置である。
請求項5に記載の発明は、前記小フレーム11の上部に、前記ミスト用パイプ15が配置され、
前記小フレーム11の中間高さの位置に、前記上部温調パイプ14が配置され、
前記上板4に、ドリップ式給水パイプ20が配置された請求項4に記載の育苗装置である。
請求項6に記載の発明は、前記育苗装置は、定形の大きさの育苗ユニット16に形成され、複数の育苗ユニット16が架台17上に配置され、各育苗ユニット16の各パイプがコネクタ18を介しまたは、連続的に接続され、
架台17を含む全体が任意形状の栽培ハウス19内に収納され、
前記小フレーム11を被覆するシート12が、前記架台17の上端部以上を被覆する請求項4又は請求項5のいずれかに記載の育苗装置である。
請求項7に記載の発明は、前記育苗装置の使用方法において、
断熱シートにより育苗装置の上板を被覆した状態で、温調パイプ3に温水を供給して、上板より下方を所定温度に加温する蓄熱部加温工程と、
次いで、断熱シートを取り除き、加温された上板上に被育苗体を配置する工程と、
を具備することを特徴とする請求項1〜請求項6に記載の育苗装置の使用方法である。
請求項8に記載の発明は、前記育苗装置の使用方法において、
外気が高温となる季節には、前記育苗装置の上方を60cm〜200cmの幅のアーチ型または門型に、保冷用のシート12で被覆し、そのアーチ型または門型の内部の上方に設けたミストパイプ15から、冷却用ミストを装置内部に散布して、ミストの蒸発熱によりシート12で囲まれた装置内のみを冷却することを特徴とする請求項4〜請求項6に記載の育苗装置の使用方法である。
請求項9に記載の発明は、前記育苗装置の使用方法において、
外気が高温となる季節に、前記温調パイプ3および上部温調パイプ14に加温水を供給して育苗装置の土壌を殺菌してから、育苗を開始することを特徴とする請求項4〜請求項6に記載の育苗装置の使用方法である。
請求項1に記載の発明は、底板1上に多数の蓄熱性ボール2が配置され、それが、温調パイプ3で温度調整され、蓄熱性ボール2の上板4の上で育苗されるものである。
そのため、上板4を均一に効率的に温度調整することができ、省エネルギーで清潔な環境で育苗することができる。
請求項2に記載の発明は、底板1に枠部5が立上げられ共に、底板1に断熱材6を介し蓄熱性ボール2が配置され、上板4に育苗トレイ7、不織布等の底面給水シート9、養液フィルム10のいずれか一以上が配置されたものである。
このようにすることにより、蓄熱性ボール2の加温および、その保温効果が高く、さらに省エネルギーで育苗できる。
請求項3に記載の発明は、蓄熱性ボール2が、黒体原料とセラミック基材、炭化珪素(SiC)、アルミナ(Al)、窒化珪素(Si)、小石のいずれか、またはそれらの混合体であって、その実質的直径が6mm〜10mmであり、その熱伝導率が20〜60W/m・Kである。
このような蓄熱性ボールを使用することにより、さらに加温および保温効果が高く、省エネルギーの育苗ができる。
請求項4に記載の発明は、前記底板1または枠部5に、育苗する小エリアを囲むアーチ型または門型等の小フレーム11を設け、その外周を保温または保冷用のシート12で覆い、小フレーム11に、冷却用および/または葉面散布用のミスト用パイプ15、上部温調パイプ14、のいずれか一つ以上のパイプを設けたものである。
このように、小フレーム11の外周を保温または保冷用のシート12で覆うことにより、保温または保冷の効果が高くなり、さらに省エネルギーの育苗ができる。また、小フレーム11に各種パイプを設けたので、取付けが容易で、水等の散布が効率よく行え、加温または冷却効果が高く、灌水、施肥が容易にできる。
請求項5に記載の発明は、小フレーム11の上部に前記ミストパイプ15が配置され、小フレーム11の中間高さの位置に前記上部温調パイプ14が配置され、上板4にドリップ式給水パイプ20が配置されたものである。ミストパイプ15は、灌水用パイプとして使用することもできる。
このように、各種パイプを配置することにより、灌水、ミスト散布、加温を効果的に行うことができる。
請求項6に記載の発明は、育苗装置が定形の大きさの育苗ユニット16に形成され、複数の育苗ユニット16が架台17上に配置され、各育苗ユニット16の各パイプがコネクタ等で連続的に接続されたものである。
この発明によれば、各育苗ユニット16を軽量にして、それらを接続することにより、容易に大規模な育苗が可能となる。
請求項7に記載の発明の育苗装置の使用方法は、断熱シートで育苗装置の上板を被覆した状態で、温調パイプ3に温水を供給して、上板より下方を所定温度に加温する蓄熱部加温工程を経て、加温された上板上に被育苗体を配置するものである。
そのため、育苗を迅速に行うことができると共に、苗を外気から保護することができる。
請求項8に記載の発明の育苗装置の使用方法は、外気の高温季に、前記育苗装置の上方を60cm〜200cmの幅のアーチ型または門型に、保冷用のシート12で被覆し、そのアーチ型または門型の内部の上方から、冷却用ミストを装置内部に散布して、ミストの蒸発熱によりシート12で囲まれた装置内のみを冷却するものである。
これにより、省エネルギーで、効果的に育苗範囲を冷却して、夏期における育苗を行うことができる。
請求項9に記載の育苗装置の使用方法は、外気が高温である季節に、温調パイプ3および上部温調パイプ14に加温水を供給して育苗装置の土壌および育苗装置を殺菌してから、育苗を開始するものである。
それにより、安定した育苗が可能となる。
本発明の育苗装置の分解斜視図。 図1のII−II矢視断面略図。 同装置に用いるトレイ7の一例を示す斜視図。 同装置の組立て状態を示す横断面図。 同側面図。 栽培ハウス19内における育苗装置28の説明図。 同平面図。 同育苗装置28を育苗ユニット16とした平面図及び接続説明図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき、説明する。
図1〜図5は、本発明の第1の実施の形態を示し、図1はその分解斜視図、図4は同装置の組立て状態を示す横断面図。図5はその側面図である。
この育苗装置28は、合板等からなる底板1上に方形の枠部5が立ち上げ形成され、内部に断熱材6が収納され、その断熱材6上に温調パイプ3が配置されている。この温調パイプ3は、内部に温水又は冷水が供給されるものである。そして、この温調パイプ3を含んで、断熱材6上に蓄熱性ボール2が多数収納される。
蓄熱性ボール2は、図2に示す如く、温調パイプ3が埋設されるように、枠部5内に収納される。多数の蓄熱性ボール2の積層体の上方を被覆するように、上板4が配置されて育苗装置28を構成する。枠部5は、図1、図4に示す如く、保水できるように、その高さが上板4よりも高くなるように形成することが好ましい。
蓄熱性ボール2は、黒体原料とセラミック基材、炭化珪素(SiC)、アルミナ(Al)、窒化珪素(Si)、小石のいずれか、又はまたは、それらの混合体であって、その実質的直径が6mm〜10mmで、その熱伝導率が20〜60W/m・Kであることが好ましい。
ここで、枠部5及び断熱材6の配置は任意の構成であり、なくともよい。すなわち、底板1及び上板4を箱型にすることにより、その構成を省略することも可能である。その際、上板4は縁部を、図1、図4の枠部5と同じように、段付きに形成し、保水できるようにしておく。
育苗装置28は、その上板4の上に養液フィルム10と底面給水シート9を順次積層しておくことが望ましい。養液フィルム10、底面給水シート9を介して、上板4の上にトレイ7が載置される。上板4の上にそのままトレイ7を載置しても良い。この例では、トレイ7として図3に示すような、樹脂材からなるものを使用できる。そして、その各カップ内に培土21が収納され、そこに種子や苗29が収納される。
この育苗装置28には、ソケット金具22を介して、小フレーム11の両端を取付けることができる。その小フレーム11の両端の取付け部は、底板1、上板4、枠部5のいずれでもよい。
この小フレーム11は、図1、図4に示す如く、その形状が育苗エリアを囲むアーチ型または門型に形成されている外枠11aを有し、その中間高さの位置に内枠11bを有している。そして、外枠11aの頂部にミストパイプ15が配置され、内枠11bには上部温調パイプ14が定間隔に配置される。
一例として、図4に示す如く、低温の季節には小フレーム11上に、シート12が被覆される。そして、温調パイプ3および上部温調パイプ14に温水が供給され、蓄熱性ボール2を介して育苗ユニット16の内部を均一に保温する。温調パイプ3および上部温調パイプ14には、季節に応じて、温水又は冷水が供給され、育苗ユニット16内を苗29の育苗に最適な温度に保持する。
また、給水シート9(図1参照)上にはドリップ式給水管20を配管することができ、給水シート9上に給水を連続的または間欠的に供給する。
上記のような育苗装置28を育苗ユニット16として用い、図5〜図8に示すように各育苗ユニット16を連結して使用することができる。
育苗ユニット16を連結して使用する場合、図8に示す如く、温調パイプ3は育苗装置28の長手方向に配置され、その幅方向に往路と復路とが交互に配置される。そして、各温調パイプ3がコネクタ18を介して、互いに接続することが好ましい。コネクタ18を介さずに連続的に接続することもできる。この例では、後述する後端のエンド育苗ユニット16の部分で流体流がUターンできるように、温調パイプ3がU字状に形成されている。
上部温調パイプ14は、温調パイプ3と同様の往路と復路の配管とすることができる。また、ミストパイプ15、ドリップ式給水管20も各育苗ユニット16間で互いに接続できるようにすることが好ましい。
図8において先頭には、ヘッド育苗ユニット16が配置され、中間には多数の中間育苗ユニット16が配置され、後端にエンド育苗ユニット16が配置される。図5は、各育苗ユニット16を多数並列した状態の図である。
これらの育苗ユニット16の連結体は、図4等に示す如く、支持板23を介して、架台17上に載置される。そして、育苗ユニット16の連結体は、図6に示すように、架台17を含む全体が任意形状の栽培ハウス19内に収納される。栽培ハウス19は、ハウスフレーム19aとハウスシート19bとからなる。
小フレーム11を被覆するシート12は、図4に示す如く、架台17の上端部以上を被覆するようにすることが好ましい。
図6は、その育苗の一例を示すものであり、左の2列はそれぞれ上部加温と保温シートと下部加温とを同時に行ったものである。また、右の2列は下部加温のみを行ったものである。種子の種類及び季節等に応じて、適宜これらのいずれかを選択することができる。
また、図7は一例として配管を示した平面図である。同図にはバイオマスボイラ24と蓄熱槽25とメタン発酵槽26とが栽培ハウス19内に配置され、それらがヘッダ31に配管され、ヘッダ31を介して、各育苗ユニット16への温水又は冷水の供給と液肥の供給が行われる。図6ではドリップ式給水管20の配管の様子を示している。ミストパイプ15についても、ドリップ式給水管20と同様にヘッダ31に配管することができる。また、温調パイプ3及び上部温調パイプの両端はヘッダ31に配管し、循環できるようにしておくことが望ましい。
なお、図4において、ミストパイプ15は、マイクロバブルのミストを供給する灌水用パイプとして使用できるものであり、高温となる夏期において、シート12内を冷却するとともに、苗29に水を供給できるものである。なお、各育苗ユニット16には、図示しない排水配管を設けておくことが好ましい。
上記にそれぞれ紹介した実施形態において、温調パイプ3および上部温調パイプ14の内部を流通させる流体は適宜、変更可能である。
(使用方法)
冬季においては、育苗ユニット16上に断熱シートを被覆し、温調パイプ3に温水を供給して、上板4より下方を所定温度に加熱する蓄熱部加熱工程を先ず行う。
次いで、断熱シートを取り除き、加温された上板4上に育苗体を配置する。
次に、外気が高温となる季節には、育苗ユニット16の上方を60cm〜200cmの幅のアーチ型または門型に保冷用のシート12を被覆し、そのアーチ型または門型の内部の上方からミストパイプ15から冷却用ミストを装置内部に散布する。そして、ミストの蒸発熱により、シート12で囲まれた装置内のみを冷却する。
なお、育苗装置は、外気が高温となる季節に、温調パイプ3および上部温調パイプ14に比較的高温の加温水を供給して、育苗装置の土壌を充分殺菌してから育苗を開始することも可能である。
1 底板
2 蓄熱性ボール
3 温調パイプ
4 上板
5 枠部
6 断熱材
7 トレイ
9 給水シート
10 養液フィルム
11 小フレーム
11a 外枠
11b 内枠
12 シート
14 上部温調パイプ
15 ミストパイプ(含む灌水用パイプ)
16 育苗ユニット
17 架台
18 コネクタ
19 栽培ハウス
19a ハウスフレーム
19b ハウスシート
20 ドリップ式給水管
21 培土
22 ソケット金具
23 支持板
24 バイオマスボイラ
25 蓄熱槽
26 メタン発酵槽
28 育苗装置
29 苗
31 ヘッダ

Claims (9)

  1. 底板(1)と、
    底板(1)上に載置された多数の蓄熱性ボール(2)と、
    底板(1)に取付けられ、または蓄熱性ボール(2)間に挿通された温調パイプ(3)と、
    蓄熱性ボール(2)上に配置された上板(4)と、を具備し、
    前記上板(4)上で育苗する育苗装置。
  2. 前記底板(1)の外周に枠部(5)が立上げ形成されると共に、前記底板(1)に断熱材(6)を介して、多数の前記蓄熱性ボール(2)が配置されており、
    前記上板(4)に育苗用のトレイ(7)、底面給水シート(9)、養液フィルム(10)のいずれか一以上が配置された請求項1に記載の育苗装置。
  3. 前記蓄熱性ボール(2)が、黒体原料とセラミック基材、炭化珪素(SiC)、アルミナ(Al)、窒化珪素(Si)、小石のいずれか、またはそれらの混合体であって、
    前記蓄熱性ボール(2)の実質的直径が6mm〜10mmであり、その熱伝導率が20〜60W/m・Kである請求項2に記載の育苗装置。
  4. 前記底板(1)または上板(2)または枠部(5)に、下端が立設されて育苗する小エリアを囲むアーチ型または門型の小フレーム(11)と、
    小フレーム(11)外周に被覆される保温または保冷用のシート(12)と、
    前記小フレーム(11)に取付られる冷却用および/または葉面散布用のミスト用パイプ(15)、上部温調パイプ(14)、のいずれか一つ以上のパイプを有する請求項1または請求項2に記載の育苗装置。
  5. 前記小フレーム(11)の上部に、前記ミスト用パイプ(15)が配置され、
    前記小フレーム(11)の中間高さの位置に、前記上部温調パイプ(14)が配置され、
    前記上板(4)に、ドリップ式給水パイプ(20)が配置された請求項4に記載の育苗装置。
  6. 前記育苗装置は、定形の大きさの育苗ユニット(16)に形成され、複数の育苗ユニット(16)が架台(17)上に配置され、各育苗ユニット(16)の各パイプがコネクタ(18)を介しまたは、連続的に接続され、
    架台(17)を含む全体が任意形状の栽培ハウス(19)内に収納され、
    前記小フレーム(11)を被覆するシート(12)が、前記架台(17)の上端部以上を被覆する請求項4又は請求項5のいずれかに記載の育苗装置。
  7. 前記育苗装置の使用方法において、
    断熱シートにより育苗装置の上板を被覆した状態で、温調パイプ(3)に温水を供給して、上板より下方を所定温度に加温する蓄熱部加温工程と、
    次いで、断熱シートを取り除き、加温された上板上に被育苗体を配置する工程と、
    を具備することを特徴とする請求項1〜請求項6に記載の育苗装置の使用方法。
  8. 前記育苗装置の使用方法において、
    外気が高温となる季節には、前記育苗装置の上方を60cm〜200cmの幅のアーチ型または門型に、保冷用のシート(12)で被覆し、そのアーチ型または門型の内部の上方に設けたミストパイプ(15)から、冷却用ミストを装置内部に散布して、ミストの蒸発熱によりシート(12)で囲まれた装置内のみを冷却することを特徴とする請求項4〜請求項6に記載の育苗装置の使用方法。
  9. 前記育苗装置の使用方法において、
    外気が高温となる季節に、前記温調パイプ(3)及び上部温調パイプ(14)に加温水を供給して育苗装置の土壌を殺菌してから、育苗を開始することを特徴とする請求項4〜請求項6に記載の育苗装置の使用方法。
JP2018168354A 2018-09-07 2018-09-07 育苗装置およびその使用方法 Active JP7089670B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018168354A JP7089670B2 (ja) 2018-09-07 2018-09-07 育苗装置およびその使用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018168354A JP7089670B2 (ja) 2018-09-07 2018-09-07 育苗装置およびその使用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020039281A true JP2020039281A (ja) 2020-03-19
JP7089670B2 JP7089670B2 (ja) 2022-06-23

Family

ID=69796822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018168354A Active JP7089670B2 (ja) 2018-09-07 2018-09-07 育苗装置およびその使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7089670B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5796665U (ja) * 1980-12-04 1982-06-14
JPS589622A (ja) * 1981-07-07 1983-01-20 井関農機株式会社 育苗装置
JPH0354152U (ja) * 1989-09-28 1991-05-24

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5796665U (ja) * 1980-12-04 1982-06-14
JPS589622A (ja) * 1981-07-07 1983-01-20 井関農機株式会社 育苗装置
JPH0354152U (ja) * 1989-09-28 1991-05-24

Also Published As

Publication number Publication date
JP7089670B2 (ja) 2022-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI495427B (zh) Cultivation equipment
KR101197567B1 (ko) 자동 온도 제어가 가능한 작물 재배용 배드 난방시스템
JP7089670B2 (ja) 育苗装置およびその使用方法
KR101938390B1 (ko) 식물용 온도제어모듈 및 이를 이용한 딸기 관부 온도제어장치
JP2017205023A (ja) 水耕栽培用の栽培ベッド及び該栽培ベッドを用いた水耕栽培方法
WO2013150255A1 (en) Method and planter to provide continuous aeration as well as heat or cold transfer to plant roots
JP5200212B2 (ja) 植物栽培温度調整装置
JP2003116355A (ja) 植物栽培容器
KR200478677Y1 (ko) 스마트 양액분사장치를 구비한 씨앗 재배장치
JP4350155B2 (ja) 高設栽培装置及び高設栽培方法
JPH0516933Y2 (ja)
TWI510184B (zh) Method of Adjusting Temperature of Planting Medium and Planting Bed
JP2007275001A (ja) 植物栽培土の温度調節用シート
JP3208265U (ja) 植栽媒体温度を調節する方法及び植栽床
JP7161375B2 (ja) 園芸施設における潅水チューブの配設並びに環境制御方法
JPH0441822Y2 (ja)
JPH0311731B2 (ja)
TWM463495U (zh) 植栽床
JPH0639570Y2 (ja) 加温栽培装置
TWI558312B (zh) Adjusting the temperature of the medium planting bed planting
TW201414416A (zh) 植床溫度控制系統與方法
JP2010246454A (ja) 施設栽培加温装置
JP2008253186A (ja) 植物栽培装置及び植物栽培方法
KR200185733Y1 (ko) 못자리 깔개 및 잔디씨 발아용 필름
JPH07274728A (ja) 植物のコンテナ栽培用装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7089670

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150