JP2020038476A - 表示装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明の目的は、複数の表示項目と複数の表示項目を分類した複数の分類項目とがスクロールの対象として個別に表示される構成と比較して、特定の表示項目を表示するための操作者の操作量を削減することにある。
請求項2に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記表示手段における前記スクロール速度に応じて、前記複数の分類項目の表示を変えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置である。
請求項3に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記スクロール速度が前記予め定められた速度を超えた場合に第1分類項目を表示し、当該スクロール速度の低下に応じて、当該第1分類項目に代えて又は当該第1分類項目とともに、当該第1分類項目よりも文字数の多い分類項目である第2分類項目を表示することを特徴とする請求項2に記載の表示装置である。
請求項4に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記スクロール速度が予め定められた他の速度を下回った後、当該スクロール速度が継続して当該予め定められた他の速度を下回る時間が一定時間に達した場合に、前記第2分類項目を表示することを特徴とする請求項3に記載の表示装置である。
請求項5に記載の発明は、前記複数の分類項目には、第1の条件が成立すると表示される第1分類項目と、当該第1の条件とは異なる第2の条件が成立すると表示される第2分類項目とが含まれることを特徴とする請求項1に記載の表示装置である。
請求項6に記載の発明は、前記第1分類項目の分類に用いられる前記表示項目の文字数は、前記第2分類項目の分類に用いられる当該表示項目の文字数よりも少ないことを特徴とする請求項5に記載の表示装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第1分類項目は、前記表示項目の先頭の文字で分類された分類項目であり、前記第2分類項目は、前記表示項目の先頭の文字を含む複数の文字で分類された分類項目であって、予め定められた数以上の当該表示項目を含む分類項目であることを特徴とする請求項6に記載の表示装置である。
請求項8に記載の発明は、前記表示項目は、氏名であり、前記第2分類項目は、前記表示項目の氏又は名で分類する分類項目であって、当該氏又は名が共通する当該表示項目を予め定められた数以上含む分類項目であることを特徴とする請求項7に記載の表示装置である。
請求項9に記載の発明は、前記第2の条件は、前記第1分類項目に含まれる前記表示項目が予め定められた数以上であるという条件であることを特徴とする請求項5に記載の表示装置である。
請求項10に記載の発明は、前記分類項目は、前記表示項目の一部の情報によって当該表示項目を分類する項目であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置である。
請求項11に記載の発明は、前記表示項目には、当該表示項目に関する情報が対応付けられており、前記分類項目には、当該表示項目に関する情報が対応付けられていないことを特徴とする請求項1に記載の表示装置である。
請求項12に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記複数の表示項目に共通する部分が存在する場合に、当該共通する部分と共通しない部分との表示態様を変えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置である。
請求項13に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記共通しない部分を前記共通する部分と比較して強調して表示するように制御することを特徴とする請求項12に記載の表示装置である。
請求項14に記載の発明は、前記表示項目は、氏名であり、前記表示制御手段は、前記複数の表示項目において、氏が共通する表示項目が予め定められた数以上ある場合には当該表示項目の名を強調表示し、又は、名が共通する表示項目が予め定められた数以上ある場合には当該表示項目の氏を強調表示することを特徴とする請求項13に記載の表示装置である。
請求項15に記載の発明は、コンピュータに、表示の対象である複数の表示項目を表示部に表示させるためのデータを出力する機能と、前記表示部におけるスクロール速度が予め定められた速度を超えた場合に、前記複数の表示項目を表示せずに、当該複数の表示項目を分類した複数の分類項目を当該表示部に表示させるためのデータを出力する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項2記載の発明によれば、スクロール速度に関係なく一律に複数の分類項目を表示する構成と比較して、操作者が特定の表示項目を表示し易くなる。
請求項3記載の発明によれば、スクロール速度に関係なく一律に複数の分類項目を表示する構成と比較して、さらに、操作者が特定の表示項目を表示し易くなる。
請求項4記載の発明によれば、スクロール速度に関係なく一律に複数の分類項目を表示する構成と比較して、さらに、操作者が特定の表示項目を表示し易くなる。
請求項5記載の発明によれば、スクロール速度に関係なく一律に複数の分類項目を表示する構成と比較して、操作者が特定の表示項目を表示し易くなる。
請求項6記載の発明によれば、第1分類項目の分類に用いられる表示項目の文字数と第2分類項目の分類に用いられる表示項目の文字数とが共通する構成と比較して、操作者が特定の表示項目を表示し易くなる。
請求項7記載の発明によれば、第2分類項目に含まれる表示項目が操作者の表示したい特定の表示項目である場合に、操作者が表示したい特定の表示項目を表示し易くなる。
請求項8記載の発明によれば、第2分類項目に含まれる氏名が操作者の表示したい特定の表示項目である場合に、操作者が表示したい特定の表示項目を表示し易くなる。
請求項9記載の発明によれば、第1分類項目に含まれる表示項目が操作者の表示したい特定の表示項目である場合に、操作者が表示したい特定の表示項目を表示し易くなる。
請求項10記載の発明によれば、分類項目が、表示項目に含まれない情報によって当該表示項目を分類する項目である構成と比較して、特定の表示項目が分類される分類項目を操作者が把握し易くなる。
請求項11記載の発明によれば、例えば表示項目を追加した場合に、追加された表示項目に関する情報を分類項目に対応付ける処理が不要になる。
請求項12記載の発明によれば、複数の表示項目に共通する部分と共通しない部分とを同一の表示態様で表示する構成と比較して、操作者が複数の表示項目の違いを把握し易くなる。
請求項13記載の発明によれば、複数の表示項目に共通する部分と共通しない部分とを同一の表示態様で表示する構成と比較して、複数の表示項目に共通しない部分の違いを把握し易くなる。
請求項14記載の発明によれば、複数の氏名のうち氏が共通する氏名の数によらず、又は、複数の氏名のうち名が共通する氏名の数によらず、複数の氏名を一律に表示する構成と比較して、操作者が複数の氏名の違いを把握し易くなる。
請求項15記載の発明によれば、複数の表示項目と複数の表示項目を分類した複数の分類項目とがスクロールの対象として個別に表示される構成と比較して、特定の表示項目を表示するための操作者の操作量を削減する機能を、コンピュータにより実現できる。
図1は、本実施の形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成例を示した図である。本実施の形態に係る画像処理装置100は、例えば、スキャン機能、プリント機能、コピー機能及びファクシミリ機能等の画像処理機能を備えた装置である。そして、画像処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、表示機構104、画像読取部105、画像形成部106、画像処理部107、通信部108、記憶装置109を備える。なお、これらの各機能部は、バス110に接続されており、このバス110を介してデータの授受を行う。本実施の形態では、表示装置の一例として、画像処理装置100が用いられる。
本実施の形態において、表示機構104の表示パネルは、表示手段、表示部の一例として用いられる。
次に、本実施の形態に係る画像処理装置100の機能構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る画像処理装置100の機能構成例を示したブロック図である。本実施の形態に係る画像処理装置100は、操作受付部111、スクロール速度算出部112、表示情報記憶部113、表示制御部114を備える。
より具体的には、表示制御部114は、表示パネルの予め定められた表示領域に複数の表示項目を表示する。表示項目とは、表示の対象とされる項目であり、例えば、文字や記号、符号、画像等を含む項目である。そして、表示制御部114は、表示領域におけるスクロール速度が予め定められた速度(以下、閾値速度と称する)を超えた場合に、表示領域において、複数の表示項目を表示せずに、この複数の表示項目を分類した複数の分類項目を表示する。
ただし、分類項目は、表示項目の一部の情報によって表示項目を分類するものに限られない。例えば、宛先が表示項目として表示されている場合に、宛先の所在地や宛先の人間の所属部署など、表示項目として表示されている情報とは別の情報によって表示項目を分類してもよい。この例では、宛先の所在地や宛先の人間の所属部署などの情報が、分類項目に該当する。
また、表示パネルの予め定められた表示領域に複数の宛先が表示された状態を「宛先表示」と称する。さらに、表示項目を分類した分類項目を「インデックス」と称する。そして、表示パネルの予め定められた表示領域に、宛先を表示せずに、複数のインデックスが表示された状態を「インデックス表示」と称する。
なお、閾値速度は、固定値であってもよいし、操作者の操作によって設定したり変更したりできるようにしてもよい。
次に、宛先表示及びインデックス表示について、具体例を挙げて説明する。図3(A)は、宛先表示の一例を示す図である。図3(B)は、インデックス表示の一例を示す図である。
また、インデックス表示では、実際に存在する宛先に対応するインデックスのみを表示してもよいし、宛先の有無にかかわらずインデックスを表示してもよい。例えば、先頭の文字が「A」の宛先(例えば、「Aaron Clark」など)が1つも登録されていない(即ち、表示情報記憶部113に記憶されていない)場合に、「A」のインデックスを表示してもよいし、「A」のインデックスを表示せずに「B」のインデックスから表示してもよい。
なお、宛先表示において、宛先とともにインデックスを表示する場合にも、インデックス表示と同様に、実際に存在する宛先に対応するインデックスのみを表示してもよいし、宛先の有無にかかわらずインデックスを表示してもよい。
一方、インデックスは宛先を分類するためのものであり、インデックスには、宛先に関する情報は対応付けられていない。例えば、図3(A)に示す宛先表示や図3(B)に示すインデックス表示において、「D」のインデックスは、「Danny Sharp」、「Darrel Kemp」等を分類する項目であるが、「Danny Sharp」、「Darrel Kemp」等に関する情報は対応付けられていない。
次に、スクロール速度算出部112がスクロール速度を算出する処理について説明する。図4は、スクロール速度算出部112がスクロール速度を算出する処理の一例を説明するための図である。
次に、表示制御部114が表示を切り替える処理について説明する。図5は、表示制御部114が表示を切り替える処理の手順の一例を示したフローチャートである。ここでは、初期状態として、表示パネルには宛先表示がなされているものとする。
なお、以下では、処理のステップを記号の「S」と表記する場合がある。
S103で肯定の判断(YES)がされた場合、表示制御部114は、表示パネルの予め定められた表示領域に、複数の宛先を表示せずに、複数の宛先を分類した複数のインデックスを表示する(S104)。即ち、表示制御部114は、表示パネルの表示を、宛先表示からインデックス表示に切り替える。
また、S103で否定の判断(NO)がされた場合、表示制御部114は、複数の宛先を表示したままにする(S108)。即ち、表示制御部114は、表示パネルの表示を、宛先表示のままにする。そして、S107に移行する。
また、S105において、表示制御部114がインデックス表示から宛先表示に切り替える条件としては、スクロール速度が閾値速度以下であることに限られない。例えば、スクロール速度が継続して閾値速度を下回る時間が一定時間に達した場合に、インデックス表示から宛先表示に切り替えたり、一定時間内に操作者からの操作がない場合に、インデックス表示から宛先表示に切り替えたりしてもよい。
次に、表示制御部114が宛先表示からインデックス表示に切り替える処理について、具体例を挙げて説明する。
まず、操作者が図3(A)に示す宛先表示の画面においてスクロール操作を行ったとする。スクロール速度が閾値速度を超えた場合、表示制御部114は、宛先表示からインデックス表示に切り替える。例えば、図3(B)に示すインデックス表示の画面が表示される。
例えば、スクロールが停止したときに、予め定められた表示領域の一番上に表示されているインデックスの宛先が表示される。例えば、スクロールが停止したときに、一番上に表示されているインデックスを「S」とすると、表示制御部114は、宛先表示において、「S」のインデックスに分類される宛先を表示する。
また、インデックス表示から宛先表示への切り替えでは、例えば、切り替えの際に操作者がタッチしている(即ち、操作者が選択している)インデックスの宛先を表示してもよい。例えば、操作者が「S」のインデックスをタッチして、画面のスクロールが停止したとする。この場合、表示制御部114は、図6(B)に示す宛先表示に切り替えて、「S」のインデックスに分類される宛先が表示領域11の上に配置されるように表示する。
次に、宛先表示及びインデックス表示の他の例について説明する。図7(A)は、宛先表示の他の例を示す図である。図7(B)は、インデックス表示の他の例を示す図である。
このように、共通の名前の宛先の数が予め定められた閾値以上の場合(即ち、名前のインデックスに分類される宛先の数が予め定められた閾値以上の場合)に、「A」〜「Z」のインデックスに加えて、その名前のインデックスが表示される。
本実施の形態では、第1分類項目の一例として、第1インデックスが用いられる。また、第2分類項目の一例として、第2インデックスが用いられる。
また、図8(A)、(B)に示す例では、例えば、「A」〜「Z」が第1インデックスであり、「Aa」、「Ca」、「Da」が第2インデックスである。この例の場合も、「Aa」、「Ca」、「Da」のそれぞれのインデックスについて、インデックスに分類される宛先が閾値以上存在するため、「Aa」、「Ca」、「Da」のインデックスが表示される。
より具体的には、第1インデックスが「A」〜「Z」の場合、第1インデックスの文字数は「1」である。また、第2インデックスが名前の場合、名前は通常2文字以上であるため、第2インデックスは2文字以上となる。よって、第1インデックスの文字数は第2インデックスの文字数よりも少ない。また、第2インデックスが、宛先の先頭の文字から数えて2文字の場合、第2インデックスの文字数は「2」であるため、この場合も、第1インデックスの文字数は、第2インデックスの文字数よりも少ない。
第2条件として、第2インデックスの上位の第1インデックスに分類される宛先の数を考慮してもよい。例えば、第1インデックスに分類される宛先の数が予め定められた閾値以上である、という条件を定めて、この条件を満たす第1インデックスを対象として、第2インデックスを表示してもよい。
例えば、宛先の先頭の文字である「A」〜「Z」を第1インデックス、宛先の名前を第2インデックスとする。この場合に、「D」の第1インデックスに分類される宛先が30個存在し、予め定められた閾値が「20」の場合、第1インデックスに分類される宛先の数が予め定められた閾値以上である、という第2条件が成立する。よって、第2インデックスとして、「D」の第1インデックスに分類される宛先の名前のインデックスが表示される。
さらに、インデックス表示では、スクロール速度に応じて、インデックスの表示を変えてもよい。例えば、スクロール速度の上昇によってインデックスの表示を変えたり、スクロール速度の低下によってインデックスの表示を変えたりしてもよい。
表示制御部114は、宛先表示においてスクロール操作がなされ、スクロール速度が予め定められた第2閾値速度を超えた場合、宛先を表示せずに、第2インデックス(例えば、宛先の名前のインデックス)を表示する。ここで、第2インデックスとともに第1インデックス(例えば、宛先の先頭の文字の「A」〜「Z」のインデックス)を表示してもよい。そして、表示制御部114は、スクロール速度が予め定められた第1閾値速度を超えた場合、第2インデックスを表示せずに、第1インデックスを表示する。
このように、スクロール速度の上昇によって、宛先表示をインデックス表示に切り替えたり、第2インデックスを表示せずに第1インデックスを表示したりすることにより、画面に表示する情報量(例えば、項目数)が減少するといえる。
表示制御部114は、宛先表示においてスクロール操作がなされ、スクロール速度が予め定められた第3閾値速度を超えた場合、宛先を表示せずに、宛先の先頭の文字から数えて3文字の第3インデックスを表示する。次に、スクロール速度が予め定められた第2閾値速度を超えた場合、第3インデックスを表示せずに、宛先の先頭の文字から数えて2文字の第2インデックスを表示する。次に、スクロール速度が予め定められた第1速度を超えた場合、第2インデックスを表示せずに、宛先の先頭の文字の「A」〜「Z」の第1インデックスを表示する。
表示制御部114は、スクロール速度が予め定められた第1閾値速度を超えた場合に、第1インデックスとして、宛先の先頭の文字の「A」〜「Z」のインデックスを表示する。そして、スクロール速度の低下に応じて、第1インデックスに代えて又は第1インデックスとともに、第2インデックスを表示する。例えば、第1インデックスが「D」の場合、第2インデックスとして、「Danny」、「Darrel」、「Dave」等、「D」の文字で始まる名前のインデックスが表示される。
さらに、第1インデックスのみが表示されている状態で一定時間内に操作者からの操作がない場合に、第2インデックスを表示したり、第1インデックスのみが表示されている状態でスクロール速度が0になった場合に、第2インデックスを表示したりしてもよい。また、表示制御部114は、第2インデックスを表示した後、さらにスクロール速度が低下したり、一定時間経過したりした場合に、インデックス表示から宛先表示に切り替える。
このように、スクロール速度の低下によって、第2インデックスを表示したり、インデックス表示を宛先表示に切り替えたりすることにより、画面に表示する情報量が増加するといえる。
表示制御部114は、スクロール速度が予め定められた第1閾値速度を超えた場合、第1インデックスを表示する。ここでは、第1インデックスとして、例えば、「A」〜「Z」のインデックスが表示される。そして、スクロール速度が低下して、スクロール速度が予め定められた第2閾値速度を下回ると、第1インデックスに代えて又は第1インデックスとともに、第2インデックスが表示される。例えば、第1インデックス「D」については、「Danny」、「Darrel」、「Dave」等、「D」の文字で始まる名前の第2インデックスが表示される。さらに、スクロール速度が低下して、スクロール速度が予め定められた第3閾値速度を下回ると、第1インデックス・第2インデックスに代えて、又は、第1インデックス・第2インデックスとともに、第3インデックスが表示される。例えば、第2インデックス「Danny」については、この名前に氏の1文字目を加えた「Danny S」という第3インデックスが表示される。また、例えば、第2インデックス「Darrel」については、この名前に氏の1文字目を加えた「Darrel K」、「Darrel E」といった第3インデックスが表示される。
さらに、宛先表示の他の例について説明する。
宛先表示で複数の宛先が表示されている場合には、それらの複数の宛先に共通する部分が存在する場合がある。ただし、操作者は、スクロールしながら画面を見ているため、複数の宛先に共通する部分が存在することや、それぞれの宛先にどのような違いがあるかについて、把握するのは難しいことが考えられる。
そこで、表示制御部114は、複数の宛先に共通する部分が存在する場合に、共通する部分と共通しない部分との表示態様を変えて表示してもよい。図9(A)〜(C)は、宛先表示の複数の宛先において、共通する部分と共通しない部分との表示態様を変える場合の一例を示す図である。
なお、図9(A)〜(C)に示す例では、「Darrel」のインデックスを表示しているが、「Darrel」のインデックスを表示しなくてもよい。
図10に示す例では、図9(A)〜(C)に示す例と同様に、「Darrel Kemp」、「Darrel Clark」、「Darrel Erickson」、「Darrel Bartlett」、「Darrel Eaton」という5つの宛先において、「Darrel」という名前が共通する。そこで、表示制御部114は、これらの5つの宛先において、共通する部分が存在することを示す表示として、注意マーク13を表示する。
また、図9(A)〜(C)、図10に示すそれぞれの表示態様を組み合わせてもよい。例えば、表示制御部114は、5つの宛先において、共通しない部分の文字に対して下線を引くとともに、共通しない部分の文字の大きさを「Darrel」の文字よりも大きくして表示してもよい。
また、上述した例では画像処理装置100を用いた構成について説明を行ったが、PC(Personal Computer)や、携帯情報端末(いわゆる、スマートフォンやタブレット端末等)など、表示機構を備える他の装置に本実施の形態を適用することも可能である。そこで、画像処理装置100の代わりに、例えばPCや携帯情報端末などのコンピュータ200を用いるものとして、コンピュータ200のハードウェア構成について説明する。
図示するように、コンピュータ200は、演算手段であるCPU201と、BIOS(Basic Input Output System)等のプログラムを格納する記憶領域であるROM202と、プログラムの実行領域であるRAM203とを備える。また、コンピュータ200は、OSやアプリケーション等の各種プログラム、各種プログラムに対する入力データ、各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域であるHDD(Hard Disk Drive)204を備える。そして、ROM202やHDD204等に記憶されたプログラムが、RAM203に読み込まれてCPU201に実行されることにより、コンピュータ200の機能が実現される。
さらに、コンピュータ200は、外部との通信を行うための通信インタフェース(通信I/F)205と、ディスプレイ等の表示装置206と、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力デバイス207とを備える。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
Claims (15)
- 表示の対象である複数の表示項目を表示する表示手段と、
前記表示手段におけるスクロール速度が予め定められた速度を超えた場合に、前記複数の表示項目を表示せずに、当該複数の表示項目を分類した複数の分類項目を表示するように、当該表示手段を制御する表示制御手段と
を備える表示装置。 - 前記表示制御手段は、前記表示手段における前記スクロール速度に応じて、前記複数の分類項目の表示を変えること
を特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示制御手段は、前記スクロール速度が前記予め定められた速度を超えた場合に第1分類項目を表示し、当該スクロール速度の低下に応じて、当該第1分類項目に代えて又は当該第1分類項目とともに、当該第1分類項目よりも文字数の多い分類項目である第2分類項目を表示すること
を特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 前記表示制御手段は、前記スクロール速度が予め定められた他の速度を下回った後、当該スクロール速度が継続して当該予め定められた他の速度を下回る時間が一定時間に達した場合に、前記第2分類項目を表示すること
を特徴とする請求項3に記載の表示装置。 - 前記複数の分類項目には、第1の条件が成立すると表示される第1分類項目と、当該第1の条件とは異なる第2の条件が成立すると表示される第2分類項目とが含まれること
を特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記第1分類項目の分類に用いられる前記表示項目の文字数は、前記第2分類項目の分類に用いられる当該表示項目の文字数よりも少ないこと
を特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 前記第1分類項目は、前記表示項目の先頭の文字で分類された分類項目であり、
前記第2分類項目は、前記表示項目の先頭の文字を含む複数の文字で分類された分類項目であって、予め定められた数以上の当該表示項目を含む分類項目であること
を特徴とする請求項6に記載の表示装置。 - 前記表示項目は、氏名であり、
前記第2分類項目は、前記表示項目の氏又は名で分類する分類項目であって、当該氏又は名が共通する当該表示項目を予め定められた数以上含む分類項目であること
を特徴とする請求項7に記載の表示装置。 - 前記第2の条件は、前記第1分類項目に含まれる前記表示項目が予め定められた数以上であるという条件であること
を特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 前記分類項目は、前記表示項目の一部の情報によって当該表示項目を分類する項目であること
を特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示項目には、当該表示項目に関する情報が対応付けられており、前記分類項目には、当該表示項目に関する情報が対応付けられていないこと
を特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示制御手段は、前記複数の表示項目に共通する部分が存在する場合に、当該共通する部分と共通しない部分との表示態様を変えること
を特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示制御手段は、前記共通しない部分を前記共通する部分と比較して強調して表示するように制御すること
を特徴とする請求項12に記載の表示装置。 - 前記表示項目は、氏名であり、
前記表示制御手段は、前記複数の表示項目において、氏が共通する表示項目が予め定められた数以上ある場合には当該表示項目の名を強調表示し、又は、名が共通する表示項目が予め定められた数以上ある場合には当該表示項目の氏を強調表示すること
を特徴とする請求項13に記載の表示装置。 - コンピュータに、
表示の対象である複数の表示項目を表示部に表示させるためのデータを出力する機能と、
前記表示部におけるスクロール速度が予め定められた速度を超えた場合に、前記複数の表示項目を表示せずに、当該複数の表示項目を分類した複数の分類項目を当該表示部に表示させるためのデータを出力する機能と
を実現させるためのプログラム。
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