JP2020032313A - 固体燃料粉砕装置及びこれを備えた発電プラント並びに固体燃料粉砕方法 - Google Patents

固体燃料粉砕装置及びこれを備えた発電プラント並びに固体燃料粉砕方法 Download PDF

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Abstract

【課題】石炭燃料やバイオマス燃料といったような複数種類の固体燃料に対しても、所望の分級性能を維持しつつ分級できる固体燃料粉砕装置を提供する。【解決手段】分級機16は、回転枠56と対向壁部52との間に形成された隙間流路GFを有するシール部57を備え、シール部57の隙間流路GFは、シール部57の外周に開口する入口開口GFinを有するとともに外周側から内周側に向かう第1流路GF1と、第1流路GF1の内周端部に対して第1屈曲部BD1を有するように上端が接続されて下方に向かう第2流路GF2と、シール部57の内周に開口する出口開口GFoutを有するとともに外周側から内周側に向かうとともに第2流路GF2の下端に対して第2屈曲部BD2を有するように外周側他端が接続された第3流路GF3とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、例えばバイオマス燃料や石炭燃料を粉砕するのに好適な固体燃料粉砕装置及びこれを備えた発電プラント並びに固体燃料粉砕方法に関するものである。
従来、石炭燃料やバイオマス燃料等の固体燃料は、ミル(粉砕機)で所定粒径よりも小さい微粉状に粉砕して、燃焼装置へ供給される。ミルは、回転テーブルへ投入された石炭燃料やバイオマス燃料等の固体燃料を、回転テーブルとローラの間で噛み砕くことで粉砕し、回転テーブルの外周から供給される搬送ガスによって、粉砕されて微粉状となった燃料を分級機で粒径サイズの小さいものを選別し、ボイラへ搬送して燃焼装置で燃焼させている。火力発電プラントでは、ボイラで燃焼して生成された燃焼ガスとの熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気によりタービンを駆動することで発電が行なわれる。
ミルで粉砕された粉砕後燃料は、ミル上部に設置された回転分級機によって微粒と粗粒に分級される。微粒である微粉燃料は回転分級機のブレード間を通過して後工程に送られ、粗粒である粗粉燃料は回転分級機のブレードに衝突して回転テーブルへ落下し、再度粉砕される。
しかし、本来ならば回転分級機ではじかれるサイズの粗粒の一部が、回転分級機と、回転分級機に対向する静止壁部であるブレードガイドとの間の隙間をショートパスして、ミル出口から排出されることがある。このようなショートパスが発生すると、所望の分級効率が得られない。この課題に対して、下記特許文献1乃至3のように、エアシール供給やラビリンスシール構造を設けてショートパスを抑制することが提案されている。
特開2018−79424号公報 特開平10−76171号公報 特開平8−192066号公報
炭素含有固体燃料の中でも木質系などのバイオマス燃料は、石炭燃料に比べて細かく粉砕することが難しい。一方で、バイオマス燃料は、石炭燃料に比べて燃焼性が高く比較的大きな粒径であっても好適に燃焼させることができる性質を有している。従って、バイオマス燃料を固体燃料として使用する場合、石炭燃料と比較して約5〜10倍程度大きい粒径の状態でミルから燃焼装置に供給されるものが一般である。
このように、石炭燃料とバイオマス燃料とでは、燃焼装置に供給する粒径が異なるため、固体燃料の粉砕及び分級を行うミルは、バイオマス燃料粉砕用途と石炭燃料粉砕用途とで異なる設計(例えばハウジング形状、回転テーブルの回転速度や回転分級機の回転速度など)とし、個別設計することが本来好ましい。しかし、設備コストや設置スペース等の観点から、バイオマス燃料と石炭燃料の両方の固体燃料に対して対応することができるミルが望まれている。
しかし、上記の各特許文献では、石炭燃料の粉砕を前提としているため、石炭燃料よりも粉砕後の粒径が大きいバイオマス燃料の粉砕に適さない場合がある。例えば、回転分級機とブレードガイドとの間の隙間寸法を石炭燃料用に設定すると、バイオマス燃料としては狭すぎて粉砕後燃料が付着したり堆積したりしてしまうおそれがある。あるいは、上記特許文献1のようにラビリンスシール構造とすると、バイオマス燃料の場合には複数の凹凸を通過する際に粉砕後燃料が堆積してしまうおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、石炭燃料やバイオマス燃料といったような複数種類の固体燃料に対しても、分級機とブレードガイドとの間の隙間から粗粒の粉砕後燃料がミル出口から排出されるショートパスを抑制して、所望の分級性能を維持しつつ分級できる固体燃料粉砕装置及びこれを備えた発電プラント並びに固体燃料粉砕方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る固体燃料粉砕装置は、回転テーブルと、前記回転テーブルとの間で固体燃料を粉砕する粉砕ローラと、前記粉砕ローラによって粉砕された粉砕後燃料を分級する分級機と、を備え、前記分級機は、鉛直上下方向に延在するとともに回転軸線を中心とする円周方向に沿って配置された複数のブレードと、複数の前記ブレードの上端を支持した状態で前記回転軸線回りに回転する回転枠と、を備え、前記回転枠と、該回転枠に対向して配置された対向壁部との間に形成された隙間流路を有するシール部を備え、前記シール部の前記隙間流路は、該シール部の外周に開口する入口開口を有するとともに外周側から内周側に向かう第1流路と、該第1流路の内周側端部に対して第1屈曲部を有するように上端が接続されて下方に向かう第2流路と、該シール部の内周に開口する出口開口を有するとともに外周側から内周側に向かうとともに該第2流路の下端に対して第2屈曲部を有するように外周側他端が接続された第3流路とを備えている。
粉砕ローラで粉砕された粉砕後燃料は、鉛直上下方向の回転軸線を中心に回転する分級機の回転枠と対向壁部との間に設けたシール部によってシールされる。すなわち、粉砕後の粉砕後燃料がブレード間を通過せずに回転枠と対向壁部との間を通過する粉砕後燃料の通過を抑制するように、回転枠と対向壁部との間の隙間流路によってシール部が形成されている。
シール部の隙間流路は、シール部の外周に開口する入口開口を有するとともに外周側から内周側に向かう第1流路と、第1流路の内周端部に対して接続されて下方へ向かう第2流路と、第2流路の下端に対して接続されて外周側から内周側に向かいシール部の内周に開口する出口開口を有する第3流路とを備えている。
第2流路は、上方から下方に向かうように設けられているので、入口開口から流入してしまった粉砕後燃料は、第2流路内を上側から下側に流れる流体による流体力だけでなく重力を利用して排出を促進することができる。これにより、隙間流路内に存在する粉砕後燃料を排出することが容易となる。
シール部の隙間流路は、第1屈曲部と第2屈曲部を有しているので、これら屈曲部にて適切な圧力損失を与えて、対向壁部との間の隙間を粗粒の粉砕後燃料がショートパスしてミルの出口から排出されることを抑制することで、所望のシール性を確保することができる。
さらに、本発明の一態様に係る固体燃料粉砕装置では、前記第3流路の流路断面積は、前記第2流路の流路断面積よりも大きい。
第3流路の流路断面積を第2流路の流路断面積よりも大きくしたので、隙間流路に存在する粉砕後燃料を容易に第3流路の出口開口へと排出することができる。
さらに、本発明の一態様に係る固体燃料粉砕装置では、前記第1流路の流路断面積は、前記第2流路の流路断面積よりも大きい。
第1流路の流路断面積を第2流路の流路断面積よりも大きくしたので、第1流路GF1側に相互に干渉しないような隙間を設けることができる。
さらに、本発明の一態様に係る固体燃料粉砕装置では、前記第2流路における前記回転枠と前記対向壁部との間の隙間寸法D1は、前記固体燃料がバイオマスペレットとされた場合に、該バイオマスペレットの構成粒子の粒径以上でかつ、粉砕前の該バイオマスペレットの粒径以下とされている。
第2流路の隙間寸法をバイオマスペレットの構成粒子の粒子径以上でかつバイオマスペレットの粒子径以下とすることによって、第2流路にバイオマスペレットの粉砕後燃料が堆積することを回避できる。
なお、バイオマスペレットの構成粒子とは、所定形状に圧縮成形されたバイオマスペレットの構成単位とされる粒子(細粒)を意味する。また、バイオマスペレットの粒径とは、所定形状に圧縮成形されたバイオマスペレットは球形でなく円筒状のものが多く、外形のうちで短い側の寸法を意味する。
さらに、本発明の一態様に係る固体燃料粉砕装置では、前記第2流路の上下方向の前記第1屈曲部から前記第2屈曲部までの長さは、前記第2流路における前記回転枠と前記対向壁部との間の隙間寸法の5倍以上10倍以下とされている。
第2流路の上下方向の長さが隙間寸法の5倍未満では十分な圧力損失を得ることができずシール性が低下するおそれがある。第2流路の上下方向の第1屈曲部から第2屈曲部までの長さが隙間寸法の10倍を超えると、粉砕後燃料が第2流路に付着または堆積するおそれがある。したがって、第2流路の上下方向の長さが隙間寸法の5倍以上10倍以下が好適である。
さらに、本発明の一態様に係る固体燃料粉砕装置では、前記回転枠の外周には、半径方向に延在するリブが設けられている。
回転枠の外周に、半径方向に延在するリブを設けることとした。これにより、回転枠とともに回転するリブによってシール部入口付近に浮遊する粗粒の粉砕後燃料を払い除けることで、入口開口から流入して、シール部を通過する粉砕後燃料を減らし粗粒の粉砕後燃料がミル出口から排出されるショートパスを抑制することで、分級性能を向上させることができる。
さらに、本発明の一態様に係る固体燃料粉砕装置では、前記第2屈曲部に対応する前記回転枠の内周面側および/または前記対向壁部には、面取部または曲面部が設けられている。
第2屈曲部に対応する位置の回転枠の内周面側および/または対向壁部に面取部または曲面部を設けることによって流れを滑らかにし、隙間流路に存在する粉砕後燃料の排出性を向上させることができる。
さらに、本発明の一態様に係る固体燃料粉砕装置では、前記第2流路に対応する前記回転枠の内周面側および/または前記対向壁部には、流れが下方から上方へ向かう上向き螺旋溝が形成されている。
第2流路に対応する回転枠の内周面側および/または対向壁部に、流れが下方から上方へ向かう上向き螺旋溝が形成されているので、第2流路の流れに対して圧力損失を付加することができ、シール性を向上させることができる。上向き螺旋溝は、バイオマス燃料に比べて粒径が小さいため、対向壁部との間の隙間を粗粒の粉砕後燃料がショートパスしてミルの出口から排出されることを抑制することで、シール性がより要求される石炭燃料を多く使用する形態のときに用いるのが好適である。
さらに、本発明の一態様に係る固体燃料粉砕装置では、前記第2流路に対応する前記回転枠および/または前記対向壁部には、流れが上方から下方へ向かう下向き螺旋溝が形成されている。
第2流路に対応する回転枠および/または静止壁部に、流れが上方から下方へ向かう下向き螺旋溝が形成されているので、第2流路の流れを加勢することができ、固体燃料の排出性を向上させることができる。下向き螺旋溝は、石炭燃料に比べて粒径が大きいため排出性が要求されるバイオマス燃料のときに用いるのが好適である。
また、本発明の一態様に係る発電プラントは、上記のいずれかに記載された固体燃料粉砕装置と、前記固体燃料粉砕装置にて粉砕された固体燃料を燃焼して蒸気を生成するボイラと、前記ボイラによって生成された蒸気を用いて発電する発電部と、を備えている。
また、本発明の一態様に係る固体燃料粉砕方法は、回転テーブルと、前記回転テーブルとの間で固体燃料を粉砕する粉砕ローラと、前記粉砕ローラによって粉砕された粉砕後燃料を分級する分級機と、を備え、前記分級機は、鉛直上下方向に延在するとともに回転軸線を中心とする円周方向に沿って配置された複数のブレードと、複数の前記ブレードの上端を支持した状態で前記回転軸線回りに回転する回転枠と、を備え、前記回転枠と、該回転枠に対向して配置された対向壁部との間に形成された隙間流路を有するシール部を備えている固体燃料粉砕装置の固体燃料粉砕方法であって、前記シール部の前記隙間流路は、該シール部の外周に開口する入口開口を有するとともに外周側から内周側に向かう第1流路と、該第1流路の内周側端部に対して第1屈曲部を有するように上端が接続されて下方に向かう第2流路と、該シール部の内周に開口する出口開口を有するとともに外周側から内周側に向かうとともに該第2流路の下端に対して第2屈曲部を有するように外周側他端が接続された第3流路とを備えている。
回転枠と対向壁部との間に形成された隙間流路において、適切な粉砕後燃料の排出性と所望の圧力損失を得ることによって、分級機とブレードガイドとの間の隙間からの粗粒の粉砕後燃料がミル出口から排出されるショートパスを抑制して、所望の分級性能を維持しつつ複数種類の固体燃料を分級することができる。
本発明の一実施形態に係る発電プラントを示した概略構成図である。 分級機のシール構造であり、図1のA部を示した部分拡大縦断面図である。 回転枠を示した部分斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る分級機のシール構造であり、図2に対応する部分拡大縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る分級機のシール構造であり、図2に対応する部分拡大縦断面図である。
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る発電プラント1は、固体燃料粉砕装置100と、蒸気を生成するボイラ200と、ボイラ200で生成された蒸気を用いて発電する発電部(図示せず)とを備えている。
固体燃料粉砕装置100は、一例として石炭燃料やバイオマス燃料等の固体燃料を粉砕し、微粉燃料を生成してボイラ200のバーナ部(燃焼装置)220へ供給する装置である。発電プラント1は、1台の固体燃料粉砕装置100を備えるものであるが、1台のボイラ200の複数のバーナ部220のそれぞれに対応して複数台の固体燃料粉砕装置100を備えるシステムとしてもよい。
固体燃料粉砕装置100は、ミル(粉砕部)10と、給炭機(燃料供給機)20と、送風部30と、状態検出部40と、制御部50とを備えている。
なお、本実施形態では、上方とは鉛直上側の方向を、上部や上面などの「上」とは鉛直上側の部分を示している。また同様に「下」とは鉛直下側の部分を示している。
ボイラ200に供給する石炭燃料やバイオマス燃料等の固体燃料を微粉状の固体燃料である微粉燃料へと粉砕するミル10は、石炭燃料だけでなくバイオマス燃料も粉砕する形式とされている。
ここで、バイオマス燃料とは、再生可能な生物由来の有機性資源であり、例えば、間伐材、廃材木、流木、草類、廃棄物、汚泥、タイヤ及びこれらを原料としたリサイクル燃料(ペレットやチップ)などであり、ここに提示したものに限定されることはない。バイオマス燃料は、バイオマスの成育過程において二酸化炭素を取り込むことから、地球温暖化ガスとなる二酸化炭素を排出しないカーボンニュートラルとされるため、その利用が種々検討されている。
ミル10は、ハウジング11と、回転テーブル12と、ローラ(粉砕ローラ)13と、駆動部14と、分級機16と、燃料供給部17と、分級機16を回転駆動させるモータ18とを備えている。
ハウジング11は、鉛直方向に延びる筒状に形成されるとともに、回転テーブル12とローラ13と分級機16と、燃料供給部17とを収容する筐体である。
ハウジング11の天井部42の中央部には、燃料供給部17が取り付けられている。この燃料供給部17は、バンカ21から導かれた固体燃料をハウジング11内に供給するものであり、ハウジング11の中心位置に上下方向に沿って配置され、下端部がハウジング11内部まで延設されている。
ハウジング11の底面部41付近には駆動部14が設置され、この駆動部14から伝達される駆動力により回転する回転テーブル12が回転自在に配置されている。
回転テーブル12は、平面視円形の部材であり、燃料供給部17の下端部が対向するように配置されている。回転テーブル12の上面は、例えば、中心部が低く、外側に向けて高くなるような傾斜形状をなし、外周部が上方に曲折した形状をなしていてもよい。燃料供給部17は、固体燃料(本実施形態では例えば石炭やバイオマス燃料)を上方から下方の回転テーブル12に向けて供給し、回転テーブル12は供給された固体燃料をローラ13との間で粉砕するもので、粉砕テーブルとも呼ばれる。
固体燃料が燃料供給部17から回転テーブル12の中央へ向けて投入されると、回転テーブル12の回転による遠心力によって固体燃料は回転テーブル12の外周側へと導かれ、ローラ13との間に挟み込まれて粉砕される。粉砕された固体燃料は微粉燃料となり、搬送用ガス流路(以下「一次空気流路」という。)100aから導かれた搬送用ガス(以下「一次空気」という。)によって上方へと巻き上げられ、分級機16へと導かれる。すなわち、回転テーブル12の外周側の複数箇所には、一次空気流路100aから流入する一次空気をハウジング11内の回転テーブル12の上方の空間に流出させる吹出口(図示省略)が設けられている。吹出口の上方にはベーン(図示省略)が設置されており、吹出口から吹き出した一次空気に旋回力を与える。ベーンにより旋回力が与えられた一次空気は、旋回する速度成分を有する気流となって、回転テーブル12上で粉砕された固体燃料をハウジング11内の上方の分級機16へと導く。なお、一次空気に混合した固体燃料の粉砕物のうち、所定粒径より大きいものは分級機16により分級されて、または、分級機16まで到達することなく、落下して回転テーブル12に戻されて、再び粉砕される。
ローラ13は、燃料供給部17から回転テーブル12に供給された固体燃料を粉砕する回転体である。ローラ13は、回転テーブル12の上面に押圧されて回転テーブル12と協働して固体燃料を粉砕する。
図1では、ローラ13が代表して1つのみ示されているが、回転テーブル12の上面を押圧するように、周方向に一定の間隔を空けて、複数のローラ13が対向して配置される。例えば、外周部上に120°の角度間隔を空けて、3つのローラ13が周方向に均等に配置される。この場合、3つのローラ13が回転テーブル12の上面と接する部分(押圧する部分)は、回転テーブル12の回転中心からの距離が等距離となる。
ローラ13は、ジャーナルヘッド45によって、上下に揺動可能となっており、回転テーブル12の上面に対して接近離間自在に支持されている。ローラ13は、外周面が回転テーブル12の上面に接触した状態で、回転テーブル12が回転すると、回転テーブル12から回転力を受けて連れ回りするようになっている。燃料供給部17から固体燃料が供給されると、ローラ13と回転テーブル12との間で固体燃料が押圧されて粉砕されて、微粉燃料となる。
ジャーナルヘッド45の支持アーム47は、その中間部が水平方向に延在する支持軸48によって支持されている。すなわち、支持アーム47は、ハウジング11の側面部に支持軸48を中心としてローラ上下方向に揺動可能に支持されている。また、支持アーム47の鉛直上側にある上端部には、押圧装置49が設けられている。押圧装置49は、ハウジング11に固定され、ローラ13を回転テーブル12に押し付けるように、支持アーム47等を介してローラ13に荷重を付与する。
駆動部14は、回転テーブル12に駆動力を伝達し、回転テーブル12を中心軸線回りに回転させる装置である。駆動部14は、回転テーブル12を回転させる駆動力を発生する。
分級機16は、ハウジング11の上部に設けられ、中空状の略逆円錐形状の外形を有している。分級機16は、その外周位置に上下方向に延在する複数のブレード16aを備えている。各ブレード16aは、分級機16の中心軸線周りに所定の間隔(均等間隔)を空けて並列に設けられている。分級機16は、ローラ13により粉砕された固体燃料を所定粒径(例えば、石炭では70〜100μm、バイオマス燃料では0.6〜1.0mm)よりも大きいもの(以下、所定粒径を超える粉砕された固体燃料を「粗粉燃料」という。)と所定粒径以下のもの(以下、所定粒径以下に粉砕された固体燃料を「微粉燃料」という。)に分級する装置である。分級機16のうち、全体が回転することによって分級する回転分級機は、ロータリセパレータとも称されている。分級機16に対しては、モータ18によって回転駆動力が与えられる。
分級機16に到達した固体燃料の粉砕後燃料は、ブレード16aの回転により生じる遠心力と、一次空気の気流による向心力との相対的なバランスにより、大きな径の粗粉燃料は、ブレード16aによって叩き落とされ、回転テーブル12へと戻されて再び粉砕され、微粉燃料はハウジング11の天井部42にある出口19に導かれる。
分級機16によって分級された微粉燃料は、出口19から供給流路100bへ排出され、一次空気とともに搬送される。供給流路100bへ流出した微粉燃料は、ボイラ200のバーナ部220へ供給される。
燃料供給部17は、ハウジング11の上端を貫通するように上下方向に沿って下端部がハウジング11内部まで延設されて取り付けられている。燃料供給部17の上部から投入された固体燃料は、回転テーブル12の略中央領域に供給される。燃料供給部17には、給炭機20から固体燃料が供給される。
給炭機20は、バンカ21と、搬送部(燃料供給機)22と、モータ(燃料供給機)23とを備える。搬送部22は、モータ23から与えられる駆動力によってバンカ21の直下にあるダウンスパウト部24の下端部から排出される固体燃料を搬送する。搬送部22によって搬送された固体燃料は、ミル10の燃料供給部17に導かれる。
通常、ミル10の内部には、粉砕した固体燃料である微粉燃料を搬送するための一次空気が供給されて、圧力が大気圧よりも高くなっている。バンカ21の直下にある上下方向に延在する管であるダウンスパウト部24には内部に燃料が積層状態で保持されていて、ダウンスパウト部24内に積層された燃料層により、ミル10側の一次空気と粉砕後燃料が逆流入しないようなシール性を確保している。ミル10へ供給する固体燃料の供給量は、モータ23によって搬送部22のベルトコンベアのベルト速度を調整することで行われても良い。
粉砕前のバイオマス燃料のチップやペレットは、石炭燃料(すなわち粉砕前の石炭の粒径は、例えば、粒径が2〜50mm程度)に比べて、粒径が一定であり(ペレットのサイズは、例えば、直径6〜8mm程度、長さは40mm以下程度 )、かつ、軽量である。このため、バイオマス燃料がダウンスパウト部24内に貯留されている場合は、石炭燃料の場合に比べて、各バイオマス燃料間に形成される隙間が大きくなる。このように、ダウンスパウト部24内のバイオマス燃料のチップやペレットの間には隙間があることから、ミル10内部から吹き上げる一次空気と粉砕後燃料が各バイオマス燃料間に形成される隙間を通過して、ミル10内部の圧力が低下する可能性がある。また、一次空気がバンカ21の貯留部へと吹き抜けると、バイオマス燃料の搬送性の悪化や粉塵発生、ダウンスパウト部24の発火や、また、ミル10内部の圧力が低下すると、微粉燃料の搬送量が低下するなど、ミル10の運転に種々の問題が生じる可能性がある。このため、給炭機20から燃料供給部17の途中にロータリバルブ(図示省略)を設けて、一次空気と粉砕後燃料の吹き上げによる逆流を抑制するようにしてもよい。
送風部30は、ローラ13により粉砕された固体燃料を乾燥させるとともに分級機16へ供給するための一次空気をハウジング11の内部へ送風する装置である。送風部30は、ハウジング11へ送風される一次空気を適切な温度に調整するために、熱ガス送風機30aと、冷ガス送風機30bと、熱ガスダンパ30cと、冷ガスダンパ30dとを備えている。
熱ガス送風機30aは、空気予熱器などの熱交換器(加熱器)から供給される熱せられた一次空気を送風する送風機である。熱ガス送風機30aの下流側には熱ガスダンパ30c(第1送風部)が設けられている。熱ガスダンパ30cの開度は制御部50によって制御される。熱ガスダンパ30cの開度によって熱ガス送風機30aが送風する一次空気の流量が決定する。
冷ガス送風機30bは、常温の外気である一次空気を送風する送風機である。冷ガス送風機30bの下流側には冷ガスダンパ(第2送風部)30dが設けられている。冷ガスダンパ30dの開度は制御部50によって制御される。冷ガスダンパ30dの開度によって冷ガス送風機30bが送風する一次空気の流量が決定する。
一次空気の流量は、熱ガス送風機30aが送風する一次空気の流量と冷ガス送風機30bが送風する一次空気の流量の合計の流量となり、一次空気の温度は、熱ガス送風機30aが送風する一次空気と冷ガス送風機30bが送風する一次空気の混合比率で決まり、制御部50によって制御される。
なお、熱ガス送風機30aが送風する一次空気に、ガス再循環通風機を介して電気集塵機など環境装置を通過したボイラ200から排出された燃焼ガスの一部を導き、混合気とすることで、一次空気流路100aから流入する一次空気の酸素濃度を調整してもよい。
本実施形態では、ハウジング11の状態検出部40により、計測または検出したデータを制御部50に送信する。本実施形態の状態検出部40は、例えば、差圧計測手段であり、一次空気流路100aからミル10内部へ一次空気が流入する部分及びミル10内部から供給流路100bへ一次空気及び微粉燃料が排出する出口19との差圧をミル10内の差圧として計測する。分級機16の分級性能により、ミル10内部を循環する固体燃料の微粉燃料の循環量の増減とこれに対するミル10内の差圧の上昇低減が変化する。すなわち、ミル10の内部に供給する固体燃料に対して、出口19から排出させる微粉燃料を調整して管理することができるので、微粉燃料の粒度がバーナ部220の燃焼性に影響しない範囲で、多くの微粉燃料をボイラ200に設けられたバーナ部220に供給することができる。
また、本実施形態の状態検出部40は、例えば、温度計測手段であり、ローラ13により粉砕された固体燃料を分級機16へ供給するための一次空気を、ハウジング11の内部に送風する送風部30により温度調整される一次空気のハウジング11での温度を検出して、上限温度を超えないように送風部30を制御する。なお、一次空気は、ハウジング11内において、粉砕物を乾燥しながら搬送することによって冷却されるので、ハウジング11の上部空間の温度は、例えば約60〜80℃程度となる。
制御部50は、固体燃料粉砕装置100の各部を制御する装置である。制御部50は、例えば、駆動部14に駆動指示を伝達することによりミル10の運転に対する回転テーブル12の回転を制御することができる。制御部50は、例えば分級機16のモータ18へ駆動指示を伝達して回転数を制御することで、分級性能を調整することにより、ミル10内の差圧を適正化して微粉燃料の供給を安定化させることができる。また、制御部50は、例えば給炭機20のモータ23へ駆動指示を伝達することにより、搬送部22が固体燃料を搬送して燃料供給部17へ供給する固体燃料の供給量を調整することができる。また、制御部50は、開度指示を送風部30に伝達することにより、熱ガスダンパ30cおよび冷ガスダンパ30dの開度を制御して一次空気の流量と温度を制御することができる。
制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等である。
次に、固体燃料粉砕装置100から供給される微粉燃料を用いて燃焼を行って蒸気を発生させるボイラ200について説明する。ボイラ200は、火炉210とバーナ部220とを備えている。
バーナ部220は、供給流路100bから供給される微粉燃料を含む一次空気と、熱交換器(図示省略)から供給される二次空気とを用いて微粉燃料を燃焼させて火炎を生成する装置である。微粉燃料の燃焼は火炉210内で行われ、高温の燃焼ガスは、蒸発器,過熱器,エコノマイザなどの熱交換器(図示省略)を通過した後にボイラ200の外部に排出される。
ボイラ200から排出された燃焼ガスは、環境装置(例えば脱硝装置、電気集塵機など:図示省略)で所定の処理を行うとともに、空気予熱器などの熱交換器(図示省略)で外気との熱交換が行われ、誘引通風機(図示省略)を介して煙突(図示省略)へと導かれて大気へと放出される。熱交換器において燃焼ガスとの熱交換により加熱された外気は、前述した熱ガス送風機30aに送られる。
ボイラ200の各熱交換器への給水は、エコノマイザ(図示省略)において加熱された後に、蒸発器(図示省略)および過熱器(図示省略)によって更に加熱されて高温高圧の蒸気が生成され、蒸気タービン(図示省略)へと送られて発電機(図示省略)を回転駆動して発電が行われる。
[分級機のシール構造]
次に、分級機16のシール構造について説明する。
図1に示したように、分級機16は、回転軸線回りに回転するので、静止しているハウジング11の天井部42との間に隙間流路を設けている。この隙間流路を介して粉砕後燃料が分級機16の外周側から内周側に流れて、隙間流路GFから流入した粗粒の粉砕後燃料がショートパスすると、ブレード16aによって分離されずに微粉燃料だけでなく粗粉燃料もミル出口から排出されて、分級性能が低下してしまう。そこで、隙間流路をシールするシール構造が必要となる。しかし、シール性のみに注目してシール構造を石炭燃料用に設定すると、バイオマス燃料は石炭燃料に比べて粒径が大きいため、バイオマス燃料としては隙間流路が狭すぎて粉砕後の粉砕後燃料が隙間流路内で付着したり堆積したりして、分級機16の回転に支障を生じるおそれがある。
図2には、図1のA部の詳細が示されている。天井部42の下面には、ブレードガイド(対向壁部)52が固定されている。ブレードガイド52は、回転軸線L1を中心とする円環形状とされている。回転軸線L1は、分級機16が回転する中心軸線とされている。なお、回転軸線L1は、図2では理解の容易のためにブレードガイド52の比較的近傍に示されているが、実際は更に離れて位置している。ブレードガイド52は、天井部42の下面に固定された取付部54に対して、ボルトや溶接によって固定されている。したがって、ブレードガイド52は、天井部42と同様に回転しない静止部となっている。ブレードガイド52は、上部に設けられた円板部52aと、円板部52aの内周位置にて連続して下方に延在する円筒部52bを備えている。したがって、ブレードガイド52の縦断面形状は、図2において上下を反転させたL字形状となっている。
ブレードガイド52の下方には、回転枠56が設けられている。回転枠56は、周方向に並列に並べられた複数のブレード16a(図1参照)の上端を支持する枠体とされている。回転枠56は、円環形状とされており、各ブレード16aと共に回転軸線L1回りに回転する。回転枠56は、上側の上円筒部56aと、上円筒部56aの下方に連続して設けられた下円筒部56bとを備えている。下円筒部56bは、上円筒部56aの外周面56a1と同じ径を有する外周面56b1を有する一方で、上円筒部56aの内周面56a2よりも内周側に位置する内周面56b2を有している。したがって、上円筒部56aよりも下円筒部56bの方が厚さ(半径方向の寸法)が大きくなっている。
下円筒部56bの外周面56b1に対して、半径方向に延在するように円板部56cが固定されている。円板部56cは、下円筒部56bに対して溶接等によって固定されている。円板部56cの上面には、リブ58が設けられている。
リブ58は、図2のように側面視すると、略直角三角形とされた板状体である。リブ58の下辺は円板部56cの上面に対して溶接等によって固定されており、リブ58の下辺に対して直角をなす左辺は上円筒部56a及び下円筒部56bの外周面に対して溶接等によって固定されている。リブ58の斜辺は、外周側に位置している。
図3には、回転枠56の一部分を示した斜視図が示されている。なお、同図では、内周側と外周側が図2と回転軸線L1に対して左右反対になっているので注意されたい。同図に示すように、リブ58は、円周方向の所定位置に設けられている。好ましくは、リブ58は、所定の等間隔で複数設けることが好ましい。リブ58が回転枠56とともに回転することによって、リブ58の側面58aによって、ミル10内の下方側から上方側へ流れる気流の一部が後述する隙間流路GFの入口開口GFin付近に浮遊する粗粉燃料を払い除けることができるようになっている。
図2に示すように、回転枠56と、回転枠56に対向するブレードガイド52との間には隙間流路GFが形成されていて、シール部57を設けてある。回転枠56の外径及び内径はブレードガイド52の外径及び内径と略同一とされている。隙間流路GFは、外周側から内周側すなわち上流側から下流側に向けて、第1流路GF1、第2流路GF2及び第3流路GF3が順に設けられている。隙間流路GFは、以下に説明するように、第1流路GF1、第2流路GF2及び第3流路GF3によって、縦断面形状がクランク状とされた流路形状とされており、これによりシール部57を構成する。
第1流路GF1は、回転枠56の上円筒部56aの上端56a3と、この上端に対向するブレードガイド52の円板部52aの下面52a3との間に形成されている。第1流路GF1は、外周側から内周側に向かって略水平に形成されている。第1流路GF1は、回転枠56の外周面56a1の上方にて開口する入口開口GFinを有する。
第2流路GF2は、回転枠56の上円筒部56aの内周面56a2と、この内周面56a2に対向するブレードガイド52の円筒部52bの外周面52b1との間に形成されている。第2流路GF2は、第1流路GF1の内周側端部に接続しており、上方から下方に向かって略鉛直方向に延在した流路となっている。第1流路GF1と第2流路GF2との接続部は、略直角に屈曲した第1屈曲部BD1となっている。
第3流路GF3は、回転枠56の下円筒部56bの上端56b3と、この上端56b3に対向するブレードガイド52の円筒部52bの下端52b3との間に形成されている。第3流路GF3の外周側端部は、第2流路GF2の下端に接続しており、外周側から内周側に向かって形成された流路となっている。第2流路GF2と第3流路GF3との接続部は、本実施形態では略直角に屈曲しており、第2屈曲部BD2となっている。第3流路GF3は、回転枠56の下円筒部56bの内周面56b2の上方にて開口する出口開口GFoutを有している。
第2流路GF2の隙間、すなわち回転枠56の上円筒部56aの内周面56a2と、ブレードガイド52の円筒部52bの外周面52b1との間の半径方向における隙間寸法D1は、固体燃料がバイオマスペレットとされた場合に、バイオマスペレットの構成粒子の粒径以上でかつ、粉砕前のバイオマスペレットの粒径以下とされている。バイオマスペレットの構成粒子とは、所定形状に圧縮成形されたバイオマスペレットの構成単位とされる粒子(細粒)を意味する。例えば、バイオマスペレットの構成粒子の粒径が0.6〜1.0mmとされる。また、バイオマスペレットの粒径とは、所定形状に圧縮成形されたバイオマスペレットは球形でなく円筒状のものが多く、外形のうちで短い側の寸法を意味する。例えば、円筒状バイオマスペレットの粒径が6〜8mm、長さが30〜40mmとされる。例えば、上記のようなバイオマスペレットの場合には、隙間寸法D1は、0.6mm以上8mm以下とされる。
石炭燃料と切替えて使用する場合や、石炭燃料中にバイオマス燃料を含む場合の隙間寸法D1は、上記と同様にバイオマスペレットの構成粒子の粒径以上でかつ、粉砕前のバイオマスペレットの粒径以下とされている。石炭燃料にとっては隙間寸法D1(例えば0.6mm以上8mm以下)は数倍大きい数値となる。しかし、略直角に屈曲した第1屈曲部BD1と第2流路GF2での圧力損失により、回転枠56とブレードガイド52との間のシール部57の隙間流路GFを粗粒の粉砕後燃料がショートパスしてミル10の出口19から排出されることが抑制されることで、シール性が確保される。
入口開口GFinと出口開口GFoutの間の長さとなる第2流路GF2の上下方向の長さD2は、上記の隙間寸法D1の5倍以上10倍以下とされている。例えば、上記のバイオマスペレットの具体的寸法の場合、上下方向の長さD2は、3mm以上80mm以下とされる。
第1流路GF1の流路断面積は、第2流路GF2の流路断面積よりも大きくされている。すなわち、第2流路GF2の隙間寸法D1よりも、第1流路GF1の隙間寸法D3の方が大きくされている。
第3流路GF3の流路断面積は、第2流路GF2の流路断面積よりも大きくされている。すなわち、第2流路GF2の隙間寸法D1よりも、第3流路GF3の隙間寸法D4の方が大きくされている。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
ローラ13で粉砕された粉砕後燃料は、分級機16の回転枠56とブレードガイド52との間の隙間流路GFによってシールされる。すなわち、粉砕後燃料がブレード16a間を通過せずに回転枠56とブレードガイド52との間を通過することがないように、回転枠56とブレードガイド52との間の隙間流路GFによってシール部57が形成されている。
隙間流路GFは、分級機16の外周に開口する入口開口GFinを有するとともに外周側から内周側に向かう第1流路GF1と、第1流路GF1の内周端部に対して接続されて下方へ向かう第2流路GF2と、第2流路GF2の下端に対して接続されて外周側から内周側に向かい分級機16(具体的にはシール部57となる回転枠56)の内周側に開口する出口開口GFoutを有する第3流路GF3とを備えている。
第2流路GF2は、上方から下方に向かうように設けられているので、第2流路GF2内を上から下に流れる流体による流体力だけでなく重力を利用することができる。これにより、入口開口GFinから流入してしまった粉砕後燃料は、隙間流路GF内に存在する粉砕後燃料を滞留させることなく排出することが容易となる。
隙間流路GFは、第1屈曲部BD1と第2屈曲部BD2を有しているので、これら屈曲部BD1,BD2にて適切な圧力損失を与えて、また第2流路GF2での圧力損失を与えて、所望のシール性を確保することができる。
分級機16の内部の温度上昇に伴う温度差による熱伸び差や機械加工精度に対して相互に干渉しないような隙間を設ける必要がある。このとき、略直角に屈曲した第1屈曲部BD1と第2流路GF2での圧力損失により、回転枠56とブレードガイド52との間のシール部57の隙間流路を粗粒の粉砕後燃料がショートパスしてミル10の出口19から排出されることを抑制できるよう、シール性が確保される。第1流路GF1の流路断面積を第2流路GF2の流路断面積よりも大きくしたので、第1流路GF1側に相互に干渉しないような隙間を設けることが可能となる。
第3流路GF3の流路断面積を第2流路GF2の流路断面積よりも大きくしたので入口開口GFinから流入してしまった粉砕後燃料は、隙間流路GFに存在する粉砕後燃料をさらに容易に第3流路GF3の出口開口GFoutへと排出することができる。
第2流路GF2の隙間寸法D1をバイオマスペレットの構成粒子の粒子径以上でかつバイオマスペレットの粒子径以下とすることによって、第2流路GF2にバイオマスペレットの粉砕後燃料が堆積することを回避できる。
第2流路GF2の上下方向の長さD2を、第2流路GF2の隙間寸法D1の5倍以上10倍以下とした。第2流路GF2の上下方向の長さD2が隙間寸法D1の5倍未満では十分な圧力損失を得ることができずシール性が低下するおそれがある。第2流路GF2の上下方向の長さD2が隙間寸法D1の10倍を超えると、粉砕後燃料が第2流路GF2に付着または堆積するおそれがある。したがって、第2流路GF2での適切な圧力損失を与えるには、第2流路GF2の上下方向の長さD2が隙間寸法D1の5倍以上10倍以下が好適である。
回転枠56の外周に、半径方向に延在するリブ58を設けることとした。これにより、回転枠56とともに回転するリブ58によって、シール部57の隙間流路GFの入口開口GFinの入口付近に浮遊する粗粒燃料を払い除けることで、入口開口(GFin)からの流入を抑制し、粗粉燃料が隙間流路GFをショートパスしてミル10の出口19から排出することを抑制し、分級性能を向上させることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。
本実施形態は、第1実施形態に対して、第1流路GF1と第2流路GF2とを接続する第2屈曲部BD2の形状が異なる。したがって、以下の説明では、第1実施形態との相違点について説明し、その他の構成及び作用効果については第1実施形態と同様なので説明を省略する。
図4は、第1実施形態の図2に対応する本実施形態の縦断面図である。
ブレードガイド52の円筒部52bの外周面52b1と下端52b3との間には、面取部52dが形成されている。面取部52dは、回転軸線L1を中心とする円周方向に連続して設けられている。面取部52dは、円弧形状の曲面部の形状をしていてもよい。
回転枠56の上円筒部56aの内周面56a2と下円筒部56bの上端56b3との間には、曲面部56dが形成されている。曲面部56dは、図4のように断面視した場合に、曲率中心を上円筒部56aの内周面56a2よりも内周側に位置させた円弧形状(R形状)とされており、回転軸線L1を中心とする円周方向に連続して設けられている。曲面部56dは面取部の形状をしていてもよい。
本実施形態では、第2流路GF2と第3流路GF3とを接続する第2屈曲部BD2’は、面取部52dと曲面部56dとの間に形成されている。
本実施形態によれば、第2屈曲部BD2’に対応する位置に面取部52dと曲面部56dを設けることによって流れを滑らかにし、隙間流路GFに存在する粉砕後燃料の排出性を一層に向上させることができる。
特に、ブレードガイド52に面取部52dを設けると共に、回転枠56に曲面部56dを設けることで、第2屈曲部BD2’における流路を広くすることで粉砕後燃料を流れやすくすることができる。ただし、第2屈曲部BD2’の流路を広くする程度は、第2屈曲部BD2’によって与えられる圧力損失が第1屈曲部BD1の圧力損失や第2流路GF2の圧力損失に比べて小さくなり過ぎないように、例えば第1屈曲部BD1での圧力損失と第2流路GF2での圧力損失の小さい方よりも1/10以下にはならないように適切に設定される。
なお、本実施形態では、ブレードガイド52に面取部52dを設け、回転枠56に曲面部56dを設けることとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ブレードガイド52に曲面部を設けても良いし、回転枠56に面取部を設けても良い。あるいは、ブレードガイド52又は回転枠56のいずれか一方に対して面取部又は曲面部を設けることとしても良い。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図5を用いて説明する。
本実施形態は、第1実施形態に対して、ブレードガイド52の円筒部52bの外周面52b1の形状が異なる。したがって、以下の説明では、第1実施形態との相違点について説明し、その他の構成及び作用効果については第1実施形態と同様なので説明を省略する。
図5は、第1実施形態の図2に対応する本実施形態の縦断面図である。
ブレードガイド52の円筒部52bの外周面52b1には、螺旋溝52eが形成されている。螺旋溝52eは、1条であっても良いし、複数条であっても良い。また、螺旋溝52eの断面形状は、図5に示すように矩形状であっても良いし、円弧形状であっても良い。
螺旋溝52eは、第2流路GF2を流れる流れに対して下方から上方へ向かうように形成される場合と、上方から下方へ向かうように形成される場合とを使い分けることができる。
螺旋溝52eが下方から上方へ向かう上向きとされている場合には、第2流路GF2の流れに対して圧力損失を付加することができ、シール性を向上させることができる。上向きの螺旋溝52eは、バイオマス燃料に比べて粒径が小さいためシール性が要求される石炭燃料を多く使用する形態のときに用いるのが好適である。
螺旋溝52eが上方から下方へ向かう下向きとされている場合には、第2流路GF2の流れを加勢することができ、粉砕後燃料の排出性を向上させることができる。下向きの螺旋溝52eは、石炭燃料に比べて粒径が大きいため排出性が要求されるバイオマス燃料を多く使用する形態のときに用いるのが好適である。
本実施形態では、ブレードガイド52に対して螺旋溝52eを形成することとしたが、回転枠56の上円筒部56aの内周面56a2にのみ形成しても良いし、あるいは、ブレードガイド52及び回転枠56の両方に設けても良い。
なお、上述した各実施形態では、第2流路GF2を鉛直方向に延在する流路としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、重力を有効に利用できる限りにおいて、第2流路GF2の延在方向を鉛直方向に対して傾けても良い。
また、屈曲部BD1,BD2についても、適切な圧力損失を与えることができる限りにおいて、屈曲角度は90°に限定されるものではなく、例えば70°以上110°以下とされていても鈍角とされていても良い。
1 発電プラント
10 ミル(粉砕部)
11 ハウジング
12 回転テーブル
13 ローラ(粉砕ローラ)
14 駆動部
16 分級機
16a ブレード
17 燃料供給部
18 モータ
19 出口
20 給炭機(燃料供給機)
21 バンカ
22 搬送部(燃料供給機)
23 モータ(燃料供給機)
24 ダウンスパウト部
30 送風部
30a 熱ガス送風機
30b 冷ガス送風機
30c 熱ガスダンパ(第1送風部)
30d 冷ガスダンパ(第2送風部)
40 状態検出部(温度検出手段、差圧検出手段)
41 底面部
42 天井部
45 ジャーナルヘッド
47 支持アーム
48 支持軸
49 押圧装置
50 制御部
52 ブレードガイド(対向壁部)
52a 円板部
52a3 下面
52b 円筒部
52b1 外周面
52b3 下端
52d 面取部
52e 螺旋溝
54 取付部
56 回転枠
56a 上円筒部
56a1 外周面
56a2 内周面
56a3 上端
56b 下円筒部
56b1 外周面
56b2 内周面
56b3 上端
56c 円板部
56d 曲面部
57 シール部
58 リブ
58a 側面
100 固体燃料粉砕装置
100a 一次空気流路(搬送用ガス流路)
100b 供給流路
200 ボイラ
210 火炉
220 バーナ部(燃焼装置)
L1 回転軸線
GF 隙間流路
GF1 第1流路
GF2 第2流路
GF3 第3流路
GFin 入口開口
GFout 出口開口
BD1 第1屈曲部
BD2,BD2’ 第2屈曲部
D1 (第2流路の)隙間寸法
D2 (第2流路の)上下方向の長さ
D3 (第1流路の)隙間寸法
D4 (第3流路の)隙間寸法

Claims (11)

  1. 回転テーブルと、
    前記回転テーブルとの間で固体燃料を粉砕する粉砕ローラと、
    前記粉砕ローラによって粉砕された粉砕後燃料を分級する分級機と、
    を備え、
    前記分級機は、鉛直上下方向に延在するとともに回転軸線を中心とする円周方向に沿って配置された複数のブレードと、
    複数の前記ブレードの上端を支持した状態で前記回転軸線回りに回転する回転枠と、を備え、
    前記回転枠と、該回転枠に対向して配置された対向壁部との間に形成された隙間流路を有するシール部を備え、
    前記シール部の前記隙間流路は、該シール部の外周に開口する入口開口を有するとともに外周側から内周側に向かう第1流路と、該第1流路の内周側端部に対して第1屈曲部を有するように上端が接続されて下方に向かう第2流路と、該シール部の内周に開口する出口開口を有するとともに外周側から内周側に向かうとともに該第2流路の下端に対して第2屈曲部を有するように外周側他端が接続された第3流路とを備えている固体燃料粉砕装置。
  2. 前記第3流路の流路断面積は、前記第2流路の流路断面積よりも大きい請求項1に記載の固体燃料粉砕装置。
  3. 前記第1流路の流路断面積は、前記第2流路の流路断面積よりも大きい請求項1に記載の固体燃料粉砕装置。
  4. 前記第2流路における前記回転枠と前記対向壁部との間の隙間寸法D1は、前記固体燃料がバイオマスペレットとされた場合に、該バイオマスペレットの構成粒子の粒径以上でかつ、粉砕前の該バイオマスペレットの粒径以下とされている請求項1から3のいずれかに記載の固体燃料粉砕装置。
  5. 前記第2流路の上下方向の前記第1屈曲部から前記第2屈曲部までの長さは、前記第2流路における前記回転枠と前記対向壁部との間の隙間寸法の5倍以上10倍以下とされている請求項1から4のいずれかに記載の固体燃料粉砕装置。
  6. 前記回転枠の外周には、半径方向に延在するリブが設けられている請求項1から5のいずれかに記載の固体燃料粉砕装置。
  7. 前記第2屈曲部に対応する前記回転枠の内周面側および/または前記対向壁部には、面取部または曲面部が設けられている請求項1から6のいずれかに記載の固体燃料粉砕装置。
  8. 前記第2流路に対応する前記回転枠および/または前記対向壁部には、流れが下方から上方へ向かう上向き螺旋溝が形成されている請求項1から7のいずれかに記載の固体燃料粉砕装置。
  9. 前記第2流路に対応する前記回転枠および/または前記対向壁部には、流れが上方から下方へ向かう下向き螺旋溝が形成されている請求項1から8のいずれかに記載の固体燃料粉砕装置。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載された固体燃料粉砕装置と、
    前記固体燃料粉砕装置にて粉砕された固体燃料を燃焼して蒸気を生成するボイラと、
    前記ボイラによって生成された蒸気を用いて発電する発電部と、
    を備えている発電プラント。
  11. 回転テーブルと、
    前記回転テーブルとの間で固体燃料を粉砕する粉砕ローラと、
    前記粉砕ローラによって粉砕された粉砕後燃料を分級する分級機と、
    を備え、
    前記分級機は、鉛直上下方向に延在するとともに回転軸線を中心とする円周方向に沿って配置された複数のブレードと、
    複数の前記ブレードの上端を支持した状態で前記回転軸線回りに回転する回転枠と、を備え、
    前記回転枠と、該回転枠に対向して配置された対向壁部との間に形成された隙間流路を有するシール部を備えている固体燃料粉砕装置の固体燃料粉砕方法であって、
    前記シール部の前記隙間流路は、該シール部の外周に開口する入口開口を有するとともに外周側から内周側に向かう第1流路と、該第1流路の内周側端部に対して第1屈曲部を有するように上端が接続されて下方に向かう第2流路と、該シール部の内周に開口する出口開口を有するとともに外周側から内周側に向かうとともに該第2流路の下端に対して第2屈曲部を有するように外周側他端が接続された第3流路とを備えている固体燃料粉砕方法。
JP2018158257A 2018-08-27 2018-08-27 固体燃料粉砕装置及びこれを備えた発電プラント並びに固体燃料粉砕方法 Active JP7134787B2 (ja)

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