JP2022156405A - 分級機及び発電プラント並びに分級機の運転方法 - Google Patents

分級機及び発電プラント並びに分級機の運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】補強部材とブレードとを固定する作業を簡易化することを目的とする。【解決手段】回転式分級機16は、上下方向に延在する中心軸線Cを中心として回転し、径方向の外側から搬送用ガスによって導かれた粉砕された固体燃料を分級し、所定粒径以下の粉砕された固体燃料を内部に導入する。回転式分級機16は、中心軸線Cを中心として回転する本体部70と、上下方向に延在し、本体部70に上部及び下部が固定される板状の複数のブレード60と、複数のブレード60を補強する補強部材80と、を備えている。複数のブレード60は、中心軸線Cから径方向の外側に所定の距離離間した位置に、周方向に隣接するブレード60の板面同士が対向するように、周方向に所定の間隔で並んで配置されている。補強部材80は、ブレード60の径方向の内端部に固定され、周方向に並ぶブレード60同士を連結している。【選択図】図3

Description

本開示は、分級機及び発電プラント並びに分級機の運転方法に関するものである。
従来、石炭やバイオマス燃料等の固体燃料(炭素含有固体燃料)は、粉砕機(ミル)で所定粒子径範囲内の微粉状に粉砕して、燃焼装置へ供給される。ミルは、粉砕テーブルへ投入された石炭やバイオマス燃料等の固体燃料を、粉砕テーブルと粉砕ローラの間に挟み込んで粉砕し、粉砕されて微粉状となった固体燃料(以下、粉砕された固体燃料を「粉砕燃料」という。)のうち、所定粒子径範囲(微粉度)内の微粉燃料を分級機で選別し、粉砕テーブルの外周から供給される搬送用ガス(一次空気)によって、ボイラへ搬送して燃焼装置で燃焼させている。火力発電プラントでは、ボイラで微粉燃料を燃焼して生成された燃焼ガスとの熱交換により蒸気を発生させ、該蒸気により蒸気タービンを回転駆動して、蒸気タービンに接続した発電機を回転駆動することで発電が行なわれる。
ミルに設けられる分級機の1つとして、例えば、回転式分級機が知られている。回転式分級機は、回転軸線を中心として周方向に等間隔に配置される複数のブレードを有している。回転式分級機は、粉砕燃料が、回転軸線を中心として回転する複数のブレードの間を通過する際に、重量および遠心力が大きく作用する粗粉燃料(所定粒子径よりも大きい粉砕燃料)はブレードの外周側へ弾き、重量が小さく一次空気の気流による搬送力が大きく作用する微粉燃料(所定粒子径よりも小さい粉砕燃料)はブレードの内周側へ通過させることで、分級を行う装置である。
また、回転式分級機は、回転軸線を中心として回転する本体部を有している。本体部は、ブレードの上下を保持することにより、回転軸線を中心としてブレードを公転させることができる。本体部は軸受にて保持され、モータ等の動力源により所定の回転速度で回転する。この回転速度を変化させることで、粉砕燃料へ作用する力を調整し、所定の微粉度を得ることができる。
このような回転式分級機を備えるミルとして、例えば、特許文献1に記載のミルが知られている。
特開2021-30114号公報
ところで、近年ミルの大型化が進んでいる。ミルが大型化すると、回転式分級機もそれに伴って大きくなる。また、ブレードの径方向の長さ(翼幅)及び上下方向の長さ(翼長)等が、増大する。このため、回転式分級機が回転した際にブレードに作用する遠心力も大きくなることから、ブレードの撓みが大きくなる。このブレードの撓みが大きくなりすぎると、ブレードが永久変形してブレードの損傷を起すという問題があった。また、ブレードの変形が局所的に発生した場合には、回転式分級機が回転する際のバランスが崩れる。バランスが崩れると、大きな振動荷重を発生させ、軸受等の損傷等に繋がる可能性があった。
遠心力によるブレードの変形を防止するために、大型のミルでは、ブレードの上下方向の略中央部に、ブレード同士を連結する補強部材を設ける場合がある。補強部材を設けることで、遠心力によってブレードが径方向の外側へ撓もうとしても、ブレード同士が補強部材を介してリング状に繋がっているため、補強部材がブレードを径方向の内側へ引き戻す。これにより、遠心力によるブレードの撓みが軽減される。
しかしながら、従来の補強部材は、隣接するブレードの間に設けられ、対向する板面同士を接続するように設けられていた。このため、補強部材を設ける際には、ブレード間の狭い隙間に補強部材を固定する必要があるので、補強部材とブレードとを固定する作業(以下、「固定作業」と称する。)が煩雑化するという問題があった。また、従来の補強部材は、対向する板面同士を接続するように設けられていることから、ブレードと補強部材との固定箇所がブレードの枚数の2倍となる。このため、固定箇所が増大する。特に、回転式分級機には多数のブレードが設けられていることから、固定箇所の増大が顕著である。したがって、固定作業が煩雑化するという問題があった。
このように、固定作業が煩雑化することで、回転式分級機を製造する工程が長時間化し、コストが増大するという問題があった。
また、ブレードは長期間の使用で摩耗を生じる。ブレードに摩耗が生じるとブレードを交換する必要があるが、ブレードの交換を行う際にも固定作業を行う。このため、固定作業が煩雑化することで、ブレードを交換する際にも、工程が長時間化し、コストが増大するという問題があった。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、補強部材とブレードとを固定する作業を簡易化することができる分級機及び発電プラント並びに分級機の運転方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の分級機及び発電プラント並びに分級機の運転方法は以下の手段を採用する。
本開示の一態様に係る分級機は、上下方向に延在する中心軸線を中心として回転し、径方向の外側から搬送用ガスによって導かれた粒子を分級し、所定粒径以下の前記粒子を内部に導入する分級機であって、前記中心軸線を中心として回転する本体部と、上下方向に延在し、前記本体部に上部及び下部が固定される板状の複数のブレードと、複数の前記ブレードを補強する補強部材と、を備え、複数の前記ブレードは、前記中心軸線から前記径方向の外側に所定の距離離間した位置に、周方向に隣接する前記ブレードの板面同士が対向するように、前記周方向に所定の間隔で並んで配置され、前記補強部材は、前記ブレードの前記径方向の内端部に固定され、前記周方向に並ぶ前記ブレード同士を連結している。
また、本開示の一態様に係る分級機の運転方法は、上下方向に延在する中心軸線を中心として回転し、径方向の外側から搬送用ガスによって導かれた粒子を分級し、所定粒径以下の前記粒子を内部に導入する分級機の運転方法であって、前記分級機は、前記中心軸線を中心として回転する本体部と、上下方向に延在し、前記本体部に上部及び下部が固定される板状の複数のブレードと、複数の前記ブレードを補強する補強部材と、を備え、複数の前記ブレードは、前記中心軸線から前記径方向の外側に所定の距離離間した位置に、周方向に隣接する前記ブレードの板面同士が対向するように、前記周方向に所定の間隔で並んで配置され、前記補強部材は、前記ブレードの前記径方向の内端部に固定され、前記周方向に並ぶ前記ブレード同士を連結していて、前記ブレードによって、前記粒子を所定粒子径よりも大きい前記粒子と、所定粒子径以下の前記粒子とに分級する工程を備える。
本開示によれば、補強部材とブレードとを固定する作業を簡易化することができる。
本開示の第1実施形態に係る固体燃料粉砕装置およびボイラを示す構成図である。 本開示の第1実施形態に係る回転式分級機を示す縦断面図である。 本開示の第1実施形態に係る回転式分級機を示す水平断面図である。 図3の要部であるIV部分を拡大した図である。 本開示の第2実施形態に係る回転式分級機を示す水平断面図である。 図5の要部であるVI部分を拡大した図である。 本開示の第2実施形態の変形例に係る補強部材を示す図であって、内側空間から補強部材を見た図である。 本開示の第3実施形態に係る回転式分級機を示す水平断面図である。 図8の要部であるIX部分を拡大した図である。 本開示の比較例に係る回転式分級機を示す水平断面図である。
〔第1実施形態〕
以下、本開示の第1実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態に係る発電プラント1は、固体燃料粉砕装置100とボイラ200とを備えている。
以降の説明では、上方とは鉛直上側の方向を、上部や上面などの“上”とは鉛直上側の部分を示している。また同様に“下”とは鉛直下側の部分を示すものであり、鉛直方向は厳密ではなく誤差を含むものである。
本実施形態の固体燃料粉砕装置100は、一例として石炭やバイオマス燃料等の固体燃料(炭素含有固体燃料)を粉砕し、微粉燃料を生成してボイラ200のバーナ(燃焼装置)220へ供給する装置である。
図1に示す固体燃料粉砕装置100とボイラ200とを含む発電プラント1は、1台の固体燃料粉砕装置100を備えるものであるが、1台のボイラ200の複数のバーナ220のそれぞれに対応する複数台の固体燃料粉砕装置100を備えるシステムとしてもよい。
本実施形態の固体燃料粉砕装置100は、ミル(粉砕機)10と、給炭機(燃料供給機)20と、送風部(搬送用ガス供給部)30と、状態検出部40と、制御部(判定部)50とを備えている。
ボイラ200に供給する石炭やバイオマス燃料等の固体燃料を、微粉状の固体燃料である微粉燃料へと粉砕するミル10は、石炭のみを粉砕する形式であっても良いし、バイオマス燃料のみを粉砕する形式であっても良いし、石炭とともにバイオマス燃料を粉砕する形式であってもよい。
ここで、バイオマス燃料とは、再生可能な生物由来の有機性資源であり、例えば、間伐材、廃木材、流木、草類、廃棄物、汚泥、タイヤ及びこれらを原料としたリサイクル燃料(ペレットやチップ)などであり、ここに提示したものに限定されることはない。バイオマス燃料は、バイオマスの成育過程において二酸化炭素を取り込むことから、地球温暖化ガスとなる二酸化炭素を排出しないカーボンニュートラルとされるため、その利用が種々検討されている。
ミル10は、ハウジング11と、粉砕テーブル12と、粉砕ローラ13と、駆動部14と、駆動部14に接続され粉砕テーブル12を回転駆動させるミルモータ15と、回転式分級機16と、燃料供給部17と、回転式分級機16を回転駆動させる分級機モータ18とを備えている。なお、回転式分級機16は、ミル10とは離隔して設置されていてもよい。
ハウジング11は、鉛直方向に延びる筒状に形成されるとともに、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13と回転式分級機16と、燃料供給部17とを収容する筐体である。
ハウジング11の天井部42の中央部には、燃料供給部17が取り付けられている。この燃料供給部17は、バンカ21から導かれた固体燃料をハウジング11内に供給するものであり、ハウジング11の中心位置に上下方向に沿って配置され、下端部がハウジング11内部まで延設されている。
ハウジング11の底面部41付近には駆動部14が設置され、この駆動部14に接続されたミルモータ15から伝達される駆動力により回転する粉砕テーブル12が回転自在に配置されている。
粉砕テーブル12は、平面視円形の部材であり、燃料供給部17の下端部が対向するように配置されている。粉砕テーブル12の上面は、例えば、中心部が低く、外側に向けて高くなるような傾斜形状をなし、外周部が上方に曲折した形状をなしていてもよい。燃料供給部17は、固体燃料(本実施形態では例えば石炭やバイオマス燃料)を上方から下方の粉砕テーブル12に向けて供給し、粉砕テーブル12は供給された固体燃料を粉砕ローラ13との間で粉砕する。
固体燃料が燃料供給部17から粉砕テーブル12の略中央領域へ向けて投入されると、粉砕テーブル12の回転による遠心力によって、固体燃料は粉砕テーブル12の外周側へと導かれ、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間に挟み込まれて粉砕される。粉砕された固体燃料は、搬送用ガス流路(以降は、一次空気流路と記載する)100aから導かれた搬送用ガス(以降は、一次空気と記載する)によって上方へと吹き上げられ、回転式分級機16へと導かれる。
粉砕テーブル12の外周には、一次空気流路100aから流入する一次空気を、ハウジング11内の粉砕テーブル12の上方の空間に流出させる吹出口(図示省略)が設けられている。吹出口には旋回羽根(図示省略)が設置されており、吹出口から吹き出した一次空気に旋回力を与える。旋回羽根により旋回力が与えられた一次空気は、旋回する速度成分を有する気流となって、粉砕テーブル12上で粉砕された固体燃料を、ハウジング11内の上方にある回転式分級機16へと搬送する。なお、粉砕された固体燃料のうち、所定粒子径より大きいものは回転式分級機16により分級されて、または、回転式分級機16まで到達することなく落下して、粉砕テーブル12上に戻されて、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13との間で再度粉砕される。
粉砕ローラ13は、燃料供給部17から粉砕テーブル12上に供給された固体燃料を粉砕する回転体である。粉砕ローラ13は、粉砕テーブル12の上面に押圧されて粉砕テーブル12と協働して固体燃料を粉砕する。
図1では、粉砕ローラ13が代表して1つのみ示されているが、粉砕テーブル12の上面を押圧するように、周方向に一定の間隔を空けて、複数の粉砕ローラ13が配置される。例えば、外周部上に120°の角度間隔を空けて、3つの粉砕ローラ13が周方向に均等な間隔で配置される。この場合、3つの粉砕ローラ13が粉砕テーブル12の上面と接する部分(押圧する部分)は、粉砕テーブル12の回転中心軸からの距離が等距離となる。
粉砕ローラ13は、ジャーナルヘッド45によって、上下に揺動・変位可能となっており、粉砕テーブル12の上面に対して接近離間自在に支持されている。粉砕ローラ13は、外周面が粉砕テーブル12の上面の固体燃料に接触した状態で、粉砕テーブル12が回転すると、粉砕テーブル12から回転力を受けて連れ回りするようになっている。燃料供給部17から固体燃料が供給されると、粉砕ローラ13と粉砕テーブル12との間で固体燃料が押圧されて粉砕される。
ジャーナルヘッド45の支持アーム47は、中間部が水平方向に沿った支持軸48によって、ハウジング11の側面部に支持軸48を中心として粉砕ローラ13を上下方向に揺動・変位可能に支持されている。また、支持アーム47の鉛直上側にある上端部には、押圧装置49が設けられている。押圧装置49は、ハウジング11に固定されており、粉砕ローラ13を粉砕テーブル12に押し付けるように、支持アーム47等を介して粉砕ローラ13に荷重を付与する。
駆動部14は、粉砕テーブル12に駆動力を伝達し、粉砕テーブル12を中心軸回りに回転させる装置である。駆動部14は、ミルモータ15に接続されており、ミルモータ15の駆動力を粉砕テーブル12に伝達する。
回転式分級機16は、ハウジング11の上部に設けられ中空状の略逆円錐形状の外形を有している。回転式分級機16は、その外周位置に上下方向に延在する複数のブレード60を備えている。各ブレード60は、回転式分級機16の中心軸線C周りに所定の間隔(均等間隔)で設けられている。
回転式分級機16は、粉砕テーブル12と粉砕ローラ13により粉砕された固体燃料(以降、粉砕された固体燃料を「粉砕燃料」という。)を、所定粒子径(例えば、石炭では70~100μm)より大きいもの(以降、所定粒子径を超える粉砕燃料を「粗粉燃料」という。)と、所定粒子径以下のもの(以降、所定粒子径以下の粉砕燃料を「微粉燃料」という。)に分級する装置である。回転により分級する回転式分級機16は、ロータリセパレータとも呼ばれ、制御部50によって制御される分級機モータ18により回転駆動力を与えられ、ハウジング11の上下方向に延在する円筒軸71(図2参照)を中心に燃料供給部17の周りを回転する。なお、回転式分級機16の詳細については、後述する。
なお、分級機としては、固定された中空状の逆円錐形状のケーシングと、そのケーシングの外周位置にブレード60に替わって複数の固定旋回羽根とを備えた固定式分級機を用いてもよい。
回転式分級機16に到達した粉砕燃料は、ブレード60の回転により生じる遠心力と、一次空気の気流による向心力との相対的なバランスにより、大きな径の粗粉燃料は、ブレード60によって叩き落とされ、粉砕テーブル12へと戻されて再び粉砕され、微粉燃料はハウジング11の天井部42にある出口ポート19に導かれる。回転式分級機16によって分級された微粉燃料は、一次空気とともに出口ポート19から微粉燃料供給流路100bへ排出され、ボイラ200のバーナ220へ供給される。微粉燃料供給流路100bは、固体燃料が石炭の場合には、微粉炭管とも呼ばれる。
燃料供給部17は、ハウジング11の天井部42を貫通するように上下方向に沿って下端部がハウジング11内部まで延設されて取り付けられ、燃料供給部17の上部から投入される固体燃料を粉砕テーブル12の略中央領域に供給する。燃料供給部17は、給炭機20から固体燃料が供給される。
燃料供給部17の上部は、矩形状である給炭機20出口と、円筒形状である燃料供給部17の下部を接続するために、水平方向の断面が矩形から円形に変化している。
給炭機20は、搬送部22と、給炭機モータ23とを備える。搬送部22は、例えばベルトコンベアであり、給炭機モータ23から与えられる駆動力によって、バンカ21の直下にあるダウンスパウト24の下端部から排出される固体燃料を、ミル10の燃料供給部17の上部まで搬送し、燃料供給部17の内部へ投入する。
通常、ミル10の内部には、微粉燃料をバーナ220へ搬送するための一次空気が供給されており、給炭機20やバンカ21よりも圧力が高くなっている。バンカ21の直下にある上下方向に延在する管であるダウンスパウト24には、内部に燃料が積層状態で保持されていて、ダウンスパウト24内に積層された固体燃料層により、ミル10側の一次空気と微粉燃料がバンカ21側へ逆流しないようなシール性を確保している。
ミル10へ供給される固体燃料の供給量は、例えば、搬送部22のベルトコンベアの移動速度によって調整される。
送風部30は、粉砕燃料を乾燥させるとともに、回転式分級機16へ搬送するための一次空気を、ハウジング11の内部へ送風する装置である。
送風部30は、ハウジング11の内部へ送風される一次空気の流量と温度を適切に調整するために、本実施形態では、一次空気通風機(PAF:Primary Air Fan)31と、熱ガス流路30aと、冷ガス流路30bと、熱ガスダンパ30cと、冷ガスダンパ30dとを備えている。
本実施形態では、熱ガス流路30aは、一次空気通風機31から送出された空気(外気)の一部を、例えば空気予熱器などの熱交換器34を通過して加熱された熱ガスとして供給する。熱ガス流路30aの下流側には、熱ガスダンパ30cが設けられている。熱ガスダンパ30cの開度は、制御部50によって制御される。熱ガスダンパ30cの開度によって、熱ガス流路30aから供給する熱ガスの流量が決定される。
冷ガス流路30bは、一次空気通風機31から送出された空気の一部を常温の冷ガスとして供給する。冷ガス流路30bの下流側には、冷ガスダンパ30dが設けられている。冷ガスダンパ30dの開度は、制御部50によって制御される。冷ガスダンパ30dの開度によって、冷ガス流路30bから供給する冷ガスの流量が決定される。
一次空気の流量は、本実施形態では、熱ガス流路30aから供給する熱ガスの流量と冷ガス流路30bから供給する冷ガスの流量の合計の流量となり、一次空気の温度は、熱ガス流路30aから供給する熱ガスと冷ガス流路30bから供給する冷ガスの混合比率で決まり、制御部50によって制御される。
また、熱ガス流路30aから供給する熱ガスに、図示しないガス再循環通風機を介してボイラ200から排出された燃焼ガスの一部を導き、混合することで、一次空気流路100aからハウジング11の内部へ送風する一次空気の酸素濃度を調整してもよい。
本実施形態では、ミル10の状態検出部40により、計測または検出したデータを制御部50に送信する。本実施形態の状態検出部40は、例えば、差圧計測手段であり、一次空気流路100aからハウジング11の内部へ一次空気が流入する部分における圧力と、ハウジング11の内部から微粉燃料供給流路100bへ一次空気と微粉燃料が排出される出口ポート19における圧力との差圧を、ミル10の差圧として計測する。このミル10の差圧の増減は、回転式分級機16の分級効果によってハウジング11内部の回転式分級機16付近と粉砕テーブル12付近の間を循環している粉砕燃料の循環量の増減に対応する。すなわち、このミル10の差圧に応じて回転式分級機16の回転数を調整することで、ミル10に供給する固体燃料の供給量に対して、出口ポート19から排出される微粉燃料の量を調整することができるので、微粉燃料の粒度がバーナ220の燃焼性に影響しない範囲で、ミル10への固体燃料の供給量に対応した量の微粉燃料を、ボイラ200に設けられたバーナ220に安定して供給することができる。
また、本実施形態の状態検出部40は、例えば、温度計測手段であり、ハウジング11の内部へ供給される一次空気の温度(ミル入口における一次空気温度)や、ハウジング11の内部の粉砕テーブル12上部の空間から出口ポート19までの一次空気の温度を検出して、上限温度を超えないように送風部30を制御する。上限温度は、固体燃料への着火の可能性等を考慮して決定される。なお、一次空気は、ハウジング11の内部において、粉砕燃料を乾燥しながら搬送することによって冷却され、出口ポート19での一次空気の温度は、例えば約60~90度程度となる。
制御部50は、固体燃料粉砕装置100の各部を制御する装置である。
制御部50は、例えば、ミルモータ15に駆動指示を伝達して粉砕テーブル12の回転速度を制御してもよい。
制御部50は、例えば、分級機モータ18へ駆動指示を伝達して回転式分級機16の回転速度を制御して分級性能を調整し、ミル10の差圧、すなわちミル10内部の粉砕燃料の循環量を所定の範囲に適正化することにより、微粉燃料をバーナ220へ安定して供給することができる。
また、制御部50は、例えば給炭機20の給炭機モータ23へ駆動指示を伝達することにより、搬送部22が固体燃料を搬送して燃料供給部17へ供給する固体燃料の供給量(給炭量)を調整することができる。
また、制御部50は、開度指示を送風部30に伝達することにより、熱ガスダンパ30cおよび冷ガスダンパ30dの開度を制御して一次空気の流量と温度を調整することができる。具体的には、制御部50は、ハウジング11の内部へ供給される一次空気の流量と、出口ポート19における一次空気の温度が、固体燃料の種別毎に、給炭量に対応して設定された所定値となるように、熱ガスダンパ30cおよび冷ガスダンパ30dの開度を制御する。
制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。また、HDDはソリッドステートディスク(SSD)等で置き換えられてもよい。
次に、固体燃料粉砕装置100から供給される微粉燃料を用いて燃焼を行って蒸気を発生させるボイラ200について説明する。ボイラ200は、火炉210とバーナ220とを備えている。
バーナ220は、微粉燃料供給流路100bから供給される微粉燃料を含む一次空気と、押込通風機(FDF:Forced Draft Fan)32から送出される空気(外気)を熱交換器34で加熱して供給される二次空気とを用いて、微粉燃料を燃焼させて火炎を形成する装置である。微粉燃料の燃焼は火炉210内で行われ、高温の燃焼ガスは、蒸発器、過熱器、節炭器などの熱交換器(図示省略)を通過した後にボイラ200の外部に排出される。
ボイラ200から排出された燃焼ガスは、環境装置(脱硝装置、電気集塵機などで図示省略)で所定の処理を行うとともに、例えば空気予熱器などの熱交換器34で一次空気通風機31から送出される空気と押込通風機32から送出される空気との熱交換が行われ、誘引通風機(IDF:Induced Draft Fan)33を介して煙突(図示省略)へと導かれて外気へと放出される。熱交換器34において燃焼ガスにより加熱された一次空気通風機31から送出される空気は、前述した熱ガス流路30aに供給される。
ボイラ200の各熱交換器への給水は、節炭器(図示省略)において加熱された後に、蒸発器(図示省略)および過熱器(図示省略)によって更に加熱されて高温高圧の蒸気が生成され、発電部である蒸気タービン(図示省略)へと送られて蒸気タービンを回転駆動し、蒸気タービンに接続した発電機(図示省略)を回転駆動して発電が行われ、発電プラント1を構成する。
次に、回転式分級機16の詳細について説明する。なお、以下の説明において、「周方向」及び「径方向」は、中心軸線Cを中心とした際の「周方向」及び「径方向」を意味する。
回転式分級機16は、図1に示すように、ハウジング11の上部に設けられている。回転式分級機16は、図2に示すように、上下方向に延在する中心軸線Cを中心として回転する。本実施形態では、回転式分級機16は、図2及び図3の矢印A1で示すように、平面視した際に時計回りに回転する。回転式分級機16の回転方向は、吹出口に設置された旋回羽根によって形成される一次空気の旋回方向と反対方向とされている。回転式分級機16は、モータ(図示省略)によって回転駆動力が与えられる。モータの回転数は、制御部50によって制御されるようになっている。
回転式分級機16は、図2及び図3に示すように、中空状の略逆円錐形状の外形を有する本体部70と、本体部70の外周位置に設けられる複数のブレード60と、ブレード60を補強する補強部材80と、を備えている。
本体部70は、中心軸線Cを中心として回転する。本体部70は、内部に空間(内部空間S1)が形成されている。本体部70は、燃料供給部17を覆い中心軸線Cに沿って延在する円筒軸71と、円筒軸71の上端から半径方向に延在する上端部72と、円筒軸71の下端から半径方向に延在する下端部73と、を一体的に有している。上端部72は、内部空間S1の上端を区画している。また、下端部73は、内部空間S1の下端を区画している。上端部72には、出口ポート19(図1参照)が接続される開口72aが形成されている。
各ブレード60は、上下方向に延在している。各ブレード60は、平板状の部材である。各ブレード60は、上端が上端部72に固定されている。また、各ブレード60は、下端が下端部73に固定されている。各ブレード60は、下端側が上端側よりも中心軸線Cに近づくように傾斜している。上端部72には、開口72aが形成されている。
複数のブレード60は、図3に示すように、回転式分級機16の中心軸線Cから径方向に所定の距離離間した位置に配置されている。複数のブレード60は、中心軸線Cを中心として周方向に所定の間隔(均等間隔)を空けて並列に設けられている。また、各ブレード60は、平面視した際に、径方向に対して所定の角度傾斜するように配置されている。また、周方向に隣接するブレード60同士の間には、隙間が形成されている。当該隙間は、複数のブレード60の径方向の内側の空間である内部空間S1と、ブレード60の径方向の外側の空間である外部空間S2とを連通している。各ブレード60には、径方向の外側から内側に向かう一次空気とともに粉砕燃料が導かれる。
各ブレード60は、回転方向の前方側の面である衝突面61と、回転方向の後方側の面である背面65と、衝突面61と背面65とを接続する2つの側面68と、を有している。
衝突面61には、図3に示すように、微粉燃料B2と粗粉燃料B1とを含む粉砕燃料が衝突する。衝突面61に衝突した粉砕燃料には、矢印A4で示す径方向の外向きの力(遠心力等による外部空間S2側に向かう力)と、矢印A5で示す径方向の内向きの力(一次空気の流れによる内部空間S1に向かう力)とが作用する。粗粉燃料B1は重量が大きいので、衝突面61に衝突した粗粉燃料B1には、遠心力の影響により外向きの力が強く作用する。これにより、粗粉燃料B1は、内向きの力に逆らって、矢印A2に示すように、ブレード60の外側(外部空間S2側)へ弾かれる。一方、微粉燃料B2は重量が小さいので、一次空気の流れによる内向きの力が強く作用する。これにより、微粉燃料B2に作用する力は、内向きの力が支配的になるので、微粉燃料B2は、矢印A3で示すように、ブレード60の内側(内部空間S1側)へ弾かれる。
回転式分級機16は、このような原理で、粗粉燃料B1と微粉燃料B2とを分級している。
補強部材80は、図3に示すように、円環状の部材である。補強部材80は、図2に示されているように、周方向の断面(周方向に直交する面で切断した際の断面)の形状が略円形状とされている。
補強部材80の外周面は、周方向に並んで配置される全てのブレード60と固定されている。詳細には、補強部材80の外周面は、各ブレード60の径方向の内端部と固定されている。補強部材80は、周方向に並ぶ全てのブレード60同士を連結している。
補強部材80とブレード60とは、図4に示すように、溶接部W1によって接続されている。すなわち、補強部材80とブレード60とは、溶接によって固定されている。溶接部W1は、ブレード60の径方向の内側の側面68及び背面65の一部に設けられている。溶接部W1は、衝突面61には設けられていない。
補強部材80は、図2に示すように、ブレード60を支持・固定する上端部72と下端部73との間に位置し、詳しくは上下方向の略中央に固定されている。
回転式分級機16が回転すると、各ブレード60に遠心力が作用する(図2の矢印F1及びF2参照)。各ブレード60は、上述のように、上端及び下端が本体部70に固定されている。このため、各ブレード60の上下方向の中央部には、径方向外側に撓もうとする力が作用する。このとき、各ブレード60は、補強部材80によって連結されていることから、補強部材80によって径方向内側に引っ張られる力が作用する。これにより、ブレード60の径方向外側への撓み(変形)を抑制することができる。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施形態では、補強部材80がブレード60の内端部に固定されている。このため、1つのブレード60に対する補強部材80の溶接箇所を1箇所とすることができる。これにより、1つのブレード60に対して補強部材80との溶接箇所が複数設けられる場合と比較して、ブレード60と補強部材80との溶接箇所数を低減することができる。したがって、ブレード60と補強部材80とを固定する作業を簡易化することができる。ひいては、回転式分級機16を製造する工程が短縮され、作業コストを抑制することができる。
1つのブレード60に対して補強部材80との溶接箇所が複数設けられる場合とは、例えば、図10に比較例として示すように、隣接するブレード60の間に設けられ、対向するブレード60の板面同士を接続するように、複数の補強部材80´が溶接される場合が挙げられる。この例では、各ブレード60の両方の板面に補強部材80´が溶接されている。すなわち、各ブレード60に2つの溶接箇所が設けられている。
また、ブレード60は長期間の使用で摩耗を生じる。ブレード60に摩耗が生じるとブレード60を交換する必要があるが、ブレード60の交換を行う際にもブレード60と補強部材80との固定作業を行う。このため、固定作業を簡易化することで、ブレード60を交換する際にも、工程を短縮し、作業コストが抑制することができる。
また、ブレード60と補強部材80との溶接箇所数を低減することができるので、ブレード60と補強部材80との固定に用いる部材(例えば、溶接に用いる材料等)を低減することができるので、設備コストを低減することができる。また、溶接個所の減少により、非破壊検査の費用や、溶接欠陥の補修による後戻り作業時間、内在欠陥による損傷のリスクも低減することができる。
また、ブレード60の内端部は、内部空間S1に面している。このように、補強部材80を固定するブレード60の内端部が比較的広い空間に面しているので、ブレード60と補強部材80との固定作業の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、補強部材80がブレード60の内端部に固定されている。これにより、例えば、補強部材80がブレード60の径方向の外端部もしくは板面(衝突面61や背面65)に固定される場合と比較して、径方向の外側から導かれる固体燃料が補強部材80と接触し難い。したがって、固体燃料による補強部材80の摩耗を抑制することができる。
また、補強部材80がブレード60の内端部に固定されている。これにより、ブレード60の板面(衝突面61)に補強部材80が固定されていない構造とすることができる。したがって、ブレード60によって分級される固体燃料の流通を、補強部材80が阻害し難くすることができる。よって、ブレード60の板面(衝突面61)もしくは外端部(例えば外周側の側面68)に補強部材80が固定されている場合と比較して、分級精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、補強部材80が環状とされている。これにより、補強部材80が、遠心力による引張力を受けることができるので、より好適にブレード60を補強して撓みを抑制することができる。また、補強部材80の取付時に、ブレード60の間隔に併せて補強部材80を複数に切断する作業を省略することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本開示の第2実施形態について図5及び図6を用いて説明する。本実施形態では、補強部材のみが第1実施形態と異なっている。第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る補強部材180は、図5に示すように、円弧状の複数(本実施形態では、一例として3つ)の分割補強部材(分割部)180aを連結することで、円環状に形成されている。各分割補強部材180aは、120度の円弧形状をしている。各分割補強部材180aは、均等に分割されていなくてもよい。複数の分割補強部材180aは、周方向に並んで配置されることで、円環を形成している。分割補強部材180a同士は、図6に示すように、周方向の端部が溶接部W2によって接続されている。すなわち、分割補強部材180a同士は、溶接によって連結されている。また、各分割補強部材180aの周方向の端部には、開先181が形成されている。具体的には、図6に示すように、分割補強部材180a同士を突き合わせた際に、内周面から外周面側へ凹む溝が形成されるように、開先181が形成されている。本実施形態では、図6に示すように、この開先181に溶接部W2が入り込むように、分割補強部材180a同士が溶接によって固定されている。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施形態では、補強部材180が複数の分割補強部材180aを有している。換言すれば、円環状の補強部材180が複数の分割補強部材180aに分割されている。これにより、補強部材180が一つの部材で構成される場合と比較して、1つの部材を小型化することができるので、補強部材180とブレード60とを固定する作業を簡易化することができる。
なお、円弧上の複数の分割補強部材180aを連結する方法は、上記説明の方法に限定されない。例えば、図7に示すように、分割補強部材180a同士を継手構造185で連結してもよい。継手構造185は、いわゆる蟻継ぎである。継手構造185は、連結する一方の分割補強部材180aの周方向の端部に設けられる凸部185aと、他方の分割補強部材180aの周方向の端部に設けられ、凸部185aと嵌合する凹部185bと、を有する。継手構造185は、いわゆる蟻継ぎであるので、凹部185b及び凸部185aは、各分割補強部材180aの内周側にのみ設けられている。各分割補強部材180aの外周側は、端面同士が突き合わされているだけであり、凹部185bや凸部185aは設けられていない。すなわち、凹部185bは、分割補強部材180aの内周面及び端面から凹むように形成されている。継手構造185は、凸部185aを内周側から凹部185bに嵌合させることはできるが、外周側からは嵌合させることができないように構成されている。
このように内周側のみに凸部185a及び凹部185bを設けることで、補強部材180が外周側から摩耗したとしても、凸部185a及び凹部185bを損傷し難くすることができる。したがって、分割補強部材180a同士の連結が解除され難くすることができる。
なお、分割補強部材180a同士を連結する継手構造185は、蟻継ぎに限定されない。分割補強部材180a同士を連結する継手構造は、他の継手であってもよく、例えば、ねじ継手であってもよい。
〔第3実施形態〕
次に、本開示の第3実施形態について図8及び図9を用いて説明する。本実施形態では、ブレードが耐摩耗性を有する材料で覆われている点のみが第1実施形態と異なっている。第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態に係るブレード60は、図8及び図9に示すように、衝突面61の全面が耐摩耗性を有する高硬度の材料で形成された硬化肉盛板(耐摩耗部)190によって覆われている。換言すれば、本実施形態では、ブレード60と硬化肉盛板190とが板厚方向に重なっている。ブレード60の板厚方向の長さと、硬化肉盛板190の板厚方向の長さは、略同一とされてもよい。硬化肉盛板190は、ブレード60の材料よりも硬度が高い材料で形成されている。なお、ブレード60の材料の例としては、例えば、ステンレス鋼材等が挙げられる。また、硬化肉盛板190の材料の例としては、例えば、高クロム鋳鉄系材等が挙げられる。
なお、溶接部W1は、ブレード60のみに設けられており、硬化肉盛板190には設けられていない。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
一般的に、高硬度の材料で形成された硬化肉盛板190には溶接を施すことはできないが、本実施形態では、ブレード60の内端部に補強部材80を固定しているので、ブレード60の衝突面61に補強部材80が固定されていない構造とすることができる。よって、補強部材80を設けたブレード60において、衝突面61を硬化肉盛板190で覆うことができる。
また、本実施形態では、ブレード60の衝突面61が耐摩耗性の材料で形成された硬化肉盛板190によって覆われている。これにより、ブレード60の衝突面61の摩耗を抑制することができる。
また、本実施形態では、補強部材80がブレード60の内端部に固定されていることから、ブレード60の衝突面61に補強部材80が固定されていない構造とすることができる。よって、衝突面61に補強部材80が固定されている場合と比較して、容易に衝突面61を硬化肉盛板190で覆うことができる。
なお、本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。
例えば、上述した実施形態では、本開示のミルとしたが、固体燃料としては、バイオマス燃料や石油精製時に発生するPC(石油コークス:Petroleum Coke)燃料であってもよく、それらの燃料を組み合わせて使用してもよく、それらの燃料を組み合わせて使用してもよい。また、衝突面61の全面が耐摩耗性を有する高硬度の材料は、硬化肉盛板に限定されず、例えばセラミック板等を使用してもよい。
また、上記実施形態では、固体燃料を粉砕するミルに本開示の分級機を適用する例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、本開示の分級機を、鉱石を粉砕する粉砕機に適用してもよい。
また、上記各実施形態では、補強部材80とブレード60とを溶接で固定する例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、補強部材80とブレード60とは、ボルト等の締結具で固定してもよい。また、補強部材80とブレード60とは、ブラケット等の固定部材を介して固定されていてもよい。
また、上記各実施形態では、補強部材80の断面形状が略真円形である例について説明したが、本開示はこれに限定されない。補強部材の断面形状は、遠心力による変形を十分抑制できる断面形状であればよく、例えば、長円形状や楕円形状であってもよい。また、多角形状であってもよい。
また、補強部材80は、上面に吊りピースやアイプレート等が設けられていてもよい。このように構成することで、吊りピースやアイプレートに対して、吊上げ装置(図示省略)に設けられたフック等を係合させることで、補強部材80を吊り上げることができる。したがって、補強部材80を所望の高さまで吊り上げることができるので、補強部材80とブレード60とを固定する作業を簡易化することができる。なお、吊上げ装置とは、例えば、クレーンやウインチが挙げられる。
また、上記各実施形態では、補強部材80が円環状である例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、補強部材は、平面視で外形が多角形の環状であってもよい。具体的には、例えば、ブレード60の数と頂点の数が同じ多角形の環状であってもよい。
また、上記各実施形態では、補強部材80をブレード60の上下方向の中央に設ける例について説明したが本開示はこれに限定されない。例えば、補強部材80は、上下方向において、ブレード60に最も大きな遠心力が作用する位置に固定されてもよい。このように構成することで、補強部材80を、ブレード60の遠心力によって最も変形し易い位置に固定することができる。したがって、好適にブレード60の変形を抑制することができる。
具体的には、例えば、上記各実施形態では、図2等で示すように、上部が下部よりも中心軸線Cから離れるようにブレード60が傾斜している。これにより、回転式分級機16が回転した際に、ブレード60の上部に作用する遠心力F1(図2参照)の方が、ブレード60の下部に作用する遠心力F2(図2参照)よりも大きい。このように、ブレード60に作用する遠心力が、上下方向において一様でない。この点を考慮して、作用する最も遠心力が大きく作用するブレード60の上下方向の位置に補強部材80を設けてもよい。このように設けることで、よりブレード60の変形を抑制することができる。ブレード60に作用する遠心力が最も大きい位置とは、上部が下部よりも中心軸線Cから離れるようにブレード60が傾斜している場合には、上下方向の中央よりも上方の位置となる。
また、上記各実施形態では、補強部材80を1つ設ける例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、補強部材80を複数設けてもよい。補強部材80を複数設ける場合には、上下方向に所定の間隔で並ぶように配置してもよい。具体的には、例えば、補強部材80を2つ設ける場合には、ブレード60の上から1/3の位置に1つの補強部材80を設け、ブレード60の上から2/3の位置に1つの補強部材80を設けてもよい。また、複数の補強部材80を設ける場合、補強部材80同士の間隔は等間隔であってもよく、また、不等間隔であってもよい。例えば、上述のように、ブレード60の上部に作用する遠心力F1(図2参照)の方が、ブレード60の下部に作用する遠心力F2(図2参照)よりも大きい場合には、上部側に偏るように補強部材80を設けてもよい。
以上で説明した実施形態に記載の分級機及び発電プラント並びに分級機の運転方法は、例えば以下のように把握される。
本開示の一態様に係る分級機は、上下方向に延在する中心軸線(C)を中心として回転し、径方向の外側から搬送用ガスによって導かれた粒子を分級し、所定粒径以下の前記粒子を内部に導入する分級機(16)であって、前記中心軸線(C)を中心として回転する本体部(70)と、上下方向に延在し、前記本体部(70)に上部及び下部が固定される板状の複数のブレード(60)と、複数の前記ブレード(60)を補強する補強部材(80)と、を備え、複数の前記ブレード(60)は、前記中心軸線(C)から前記径方向の外側に所定の距離離間した位置に、周方向に隣接する前記ブレード(60)の板面同士が対向するように、前記周方向に所定の間隔で並んで配置され、前記補強部材(80)は、前記ブレード(60)の前記径方向の内端部に固定され、前記周方向に並ぶ前記ブレード(60)同士を連結している。
上記構成では、補強部材がブレードの内端部に固定されている。このため、1つのブレードに対する補強部材の固定箇所を1箇所とすることができる。これにより、1つのブレードに対して補強部材の固定箇所が複数設けられる場合と比較して、ブレードと補強部材との固定箇所を低減することができる。したがって、ブレードと補強部材とを固定する作業を簡易化することができる。ひいては、回転式分級機を製造する工程が短縮化し、作業コストを抑制することができる。
また、ブレードと補強部材との固定箇所を低減することができるので、ブレードと補強部材との固定に用いる部材(例えば、溶接に用いる材料や、締結具等)を低減することができるので、設備コストを低減することができる。
また、上記構成では、補強部材がブレードの内端部に固定されている。これにより、例えば、補強部材がブレードの径方向の外端部に固定される場合と比較して、径方向の外側から導かれる固体燃料が補強部材と接触し難い。したがって、固体燃料による補強部材の摩耗を抑制することができる。
また、補強部材がブレードの内端部に固定されている。これにより、ブレードの板面に補強部材が固定されていない構造とすることができる。したがって、ブレードによって分級される固体燃料の流通を、補強部材が阻害し難くすることができる。よって、ブレードの板面に補強部材が固定されている場合と比較して、分級精度を向上させることができる。
本開示の一態様に係る分級機は、前記補強部材(80)は、環状であって、外周面が前記ブレード(60)に固定されている。
上記構成では、補強部材が環状とされている。これにより、補強部材が、遠心力による引張力を受けることができるので、より好適にブレードを補強することができる。
本開示の一態様に係る分級機は、前記補強部材(80)は、前記周方向に並んで配置される複数の分割部(180a)を有し、前記分割部(180a)は、前記周方向に隣接する前記分割部(180a)の端部同士が接続されている。
上記構成では、補強部材が複数の分割部を有している。換言すれば、円環状の補強部材が複数の分割部に分割されている。これにより、補強部材が一つの部材で構成される場合と比較して、1つの部材を小型化することができるので、補強部材とブレードとを固定する作業を簡易化することができる。
本開示の一態様に係る分級機は、前記ブレード(60)の回転方向の前方側の前記板面(61)には、耐摩耗性を有する材料で形成された耐摩耗部(190)によって覆われている。
ブレードの回転方向の前方側の板面には、粉砕された固体燃料の粒子が衝突する。上記構成では、ブレードの回転方向の前方側の板面が耐摩耗性の材料によって覆われている。これにより、ブレードの板面の摩耗を抑制することができる。
また、上記構成では、補強部材がブレードの内端部に固定されていることから、ブレードの板面に補強部材が固定されていない構造とすることができる。よって、板面に補強部材が固定されている場合と比較して、容易に板面を耐摩耗性の材料で覆うことができる。
本開示の一態様に係る分級機は、前記補強部材(80)は、上下方向において、前記ブレード(60)に最も大きな遠心力が作用する位置に固定されている。
分級機が回転することでブレードには遠心力が作用する。上記構成では、補強部材は、上下方向において、ブレードに最も大きな遠心力が作用する位置に固定されている。すなわち、補強部材が、遠心力によって最も変形し易い位置に固定されている。したがって、好適にブレードの変形を抑制することができる。
本開示の一態様に係る粉砕機は、上記のいずれかに記載の分級機(16)を備えている。
本開示の一態様に係る発電プラントは、上記に記載の粉砕機(10)と、前記粉砕機(10)で粉砕され前記分級機(16)によって分級された所定粒子径以下の前記粒子である粉砕された固体燃料を燃焼するボイラ(200)と、前記ボイラ(200)によって生成された蒸気を用いて発電する発電部と、を備える。
本開示の一態様に係る分級機の運転方法は、上下方向に延在する中心軸線(C)を中心として回転し、径方向の外側から搬送用ガスによって導かれた粉砕された固体燃料の粒子を分級し、所定粒径以下の粉砕された前記粒子を内部に導入する分級機(16)の運転方法であって、前記分級機(16)は、前記中心軸線(C)を中心として回転する本体部(70)と、上下方向に延在し、前記本体部(70)に上部及び下部が固定される板状の複数のブレード(60)と、複数の前記ブレード(60)を補強する補強部材(80)と、を備え、複数の前記ブレード(60)は、前記中心軸線(C)から前記径方向の外側に所定の距離離間した位置に、周方向に隣接する前記ブレード(60)の板面同士が対向するように、前記周方向に所定の間隔で並んで配置され、前記補強部材(80)は、前記ブレード(60)の前記径方向の内端部に固定され、前記周方向に並ぶ前記ブレード(60)同士を連結していて、前記ブレード(60)によって、前記粒子を所定粒子径よりも大きい前記粒子と、所定粒子径以下の前記粒子とに分級する工程を備える。
1 :発電プラント
10 :ミル
11 :ハウジング
12 :粉砕テーブル
13 :粉砕ローラ
14 :駆動部
15 :ミルモータ
16 :回転式分級機(分級機)
17 :燃料供給部
18 :分級機モータ
19 :出口ポート
20 :給炭機
21 :バンカ
22 :搬送部
23 :給炭機モータ
24 :ダウンスパウト
30 :送風部
30a :熱ガス流路
30b :冷ガス流路
30c :熱ガスダンパ
30d :冷ガスダンパ
31 :一次空気通風機
32 :押込通風機
34 :熱交換器
40 :状態検出部
41 :底面部
42 :天井部
45 :ジャーナルヘッド
47 :支持アーム
48 :支持軸
49 :押圧装置
50 :制御部
60 :ブレード
61 :衝突面
65 :背面
68 :側面
70 :本体部
71 :円筒軸
72 :上端部
72a :開口
73 :下端部
80 :補強部材
100 :固体燃料粉砕装置
100a :一次空気流路
100b :微粉燃料供給流路
180 :補強部材
180a :分割補強部材(分割部)
181 :開先
185 :継手構造
185a :凸部
185b :凹部
190 :硬化肉盛板(耐摩耗部)
200 :ボイラ
210 :火炉
220 :バーナ

Claims (8)

  1. 上下方向に延在する中心軸線を中心として回転し、径方向の外側から搬送用ガスによって導かれた粒子を分級し、所定粒径以下の前記粒子を内部に導入する分級機であって、
    前記中心軸線を中心として回転する本体部と、
    上下方向に延在し、前記本体部に上部及び下部が固定される板状の複数のブレードと、
    複数の前記ブレードを補強する補強部材と、を備え、
    複数の前記ブレードは、前記中心軸線から前記径方向の外側に所定の距離離間した位置に、周方向に隣接する前記ブレードの板面同士が対向するように、前記周方向に所定の間隔で並んで配置され、
    前記補強部材は、前記ブレードの前記径方向の内端部に固定され、前記周方向に並ぶ前記ブレード同士を連結している分級機。
  2. 前記補強部材は、環状であって、外周面が前記ブレードに固定されている請求項1に記載の分級機。
  3. 前記補強部材は、前記周方向に並んで配置される複数の分割部を有し、
    前記分割部は、前記周方向に隣接する前記分割部の端部同士が接続されている請求項2に記載の分級機。
  4. 前記ブレードの回転方向の前方側の前記板面には、耐摩耗性を有する材料で形成された耐摩耗部によって覆われている請求項1から請求項3のいずれかに記載の分級機。
  5. 前記補強部材は、上下方向において、前記ブレードに最も大きな遠心力が作用する位置に固定されている請求項1から請求項4のいずれかに記載の分級機。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の分級機を備えた粉砕機。
  7. 請求項6に記載の粉砕機と、
    前記粉砕機で粉砕され前記分級機によって分級された所定粒子径以下の前記粒子である粉砕された固体燃料を燃焼するボイラと、
    前記ボイラによって生成された蒸気を用いて発電する発電部と、を備える発電プラント。
  8. 上下方向に延在する中心軸線を中心として回転し、径方向の外側から搬送用ガスによって導かれた粒子を分級し、所定粒径以下の前記粒子を内部に導入する分級機の運転方法であって、
    前記分級機は、
    前記中心軸線を中心として回転する本体部と、
    上下方向に延在し、前記本体部に上部及び下部が固定される板状の複数のブレードと、
    複数の前記ブレードを補強する補強部材と、を備え、
    複数の前記ブレードは、前記中心軸線から前記径方向の外側に所定の距離離間した位置に、周方向に隣接する前記ブレードの板面同士が対向するように、前記周方向に所定の間隔で並んで配置され、
    前記補強部材は、前記ブレードの前記径方向の内端部に固定され、前記周方向に並ぶ前記ブレード同士を連結していて、
    前記ブレードによって、前記粒子を所定粒子径よりも大きい前記粒子と、所定粒子径以下の前記粒子とに分級する工程を備える分級機の運転方法。
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