JP2020031899A - 薬剤包装用ptpシート - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示されるように、PTPシート10は、平面視において長方形のシートである。なお、PTPシート10の外形において、長方形の隅が丸められていてもよい。図1及び図4に示されるように、PTPシート10は、内側に錠剤やカプセル剤(以下、これらをまとめて薬剤11とする。)が封止された状態で実施される。本実施形態では、1つのPTPシート10に、1つの薬剤11が封止されている。
図1に示される第1シート14は、熱可塑性樹脂であるポリプロピレン(PP)を成型したシートである。第1シート14は、一定の透光性を有している。これにより、患者は、第1シート14を透過して、ポケット16に収容された薬剤11などを視認することができる。
図3に示されるように、第2シート15は、ポケット16に薬剤11が収容された状態において、第1シート14の下面(第2面)に貼着されたアルミニウムフィルムである。平面視における第2シート15の外形は、第1シート14と同じである。なお、図3においては、第1シート14に形成されたポケット16の開口17の位置が破線で示されている。図4に示されるように、第2シート15によって、ポケット16の開口は閉ざされ、薬剤11はポケット16の内側に封止されている。
図1及び図2に示されるように、ポケット16には、ポケット16の内部空間を画定する壁20に沿って折れ曲げ部分21が形成されている。折れ曲げ部分21は、平面視において、ポケット16の外形である楕円形の短軸に沿った仮想直線8上に位置する。つまり、折れ曲げ部分21は、平面視において直線状に延びている。折れ曲げ部分21の両端は、第1シート14の平板部分19へ到達している。なお、折れ曲げ部分21の両端は、平板部分19に完全に至っていなくてもよく、平板部分19付近に到達していてもよい。折れ曲げ部分21は、1個のポケット16に対して1つが形成されている。
図1に示されるように、第1シート14において、ポケット16の周囲には、平板形状の平板部分19が拡がっている。平板部分19によって、第1シート14の平面視の外形が形成されている。平板部分19には、左右方向7の中央において前後方向6に沿って延びる平板折れ曲げ部分30が形成されている。つまり、平板折れ曲げ部分30は、平面視において、仮想直線8上に位置する。平板折れ曲げ部分30は、ポケット16の周縁から第1シート14の周縁まで直線状に延びている。
ユーザは、第1シート14の端部14A,14Bを折れ曲げ線24に沿って上向きへ起立させるように折り曲げる。そして、ユーザは、折り曲げられた端部14A,14Bの裏面、すなわち端部14A,14Bに貼り付けられた第2シート15の一部分の面を持って、折れ曲げ部分21及び平板折れ曲げ部分30に沿って、第1シート14及び第2シート15を、ポケット16を内側にして二つ折りにするように折り曲げる。第1シート14及び第2シート15が二つ折りに折り曲げられると、第2シート15においてポケット16の開口17を塞いでいる部分が引っ張られる。この引っ張りによって、第2シート15は破断線18に沿って破断する。
上記実施形態に係るPTPシート10によれば、ポケット16から薬剤11を取り出しやすい。また、上記実施形態に係るPTPシート10によれば、薬剤11を第2シート15に押圧するようにポケット16を変形させる一般的な取り出し方法も容易に行い得る。また、一般的な取り出し方法において、ポケット16が折り曲げ部分21が谷折りとなるように変形するので、ポケット16の変形が安定し、第2シート15を破断してポケット16が突出する薬剤11の位置が安定する。また、ポケット16の形状が簡易なので、PTPシート10の製造が容易である。
上記実施形態では、折れ曲げ部分21は凹溝であるが、折れ曲げ部分21は他の形状であってもよい。例えば、図7に示されるように、折れ曲げ部分21は、ポケット16の内部空間へ突出する向きへ突出する谷折れであってもよい。また、図8に示されるように、折れ曲げ部分21は、壁20の厚みが他の部分より薄い薄肉部分であってもよい。
14・・・第1シート
15・・・第2シート
16・・・ポケット
17・・・開口
18・・・破断線
19・・・平板部分
20・・・壁
21・・・折れ曲げ部分
22・・・左部分(第1部分又は第2部分)
23・・・右部分(第1部分又は第2部分)
24・・・折り曲げ線
30・・・平板折れ曲げ部分
Claims (13)
- 表裏面の一方である第1面から突出するドーム形状のポケット、及びポケットの周囲に拡がる平板部分を有する第1シートと、
上記第1シートにおける上記第1面と反対側の第2面に貼着されて、上記ポケットの開口を塞ぐ第2シートと、を備えており、
上記ポケットは、
上記ポケットの内部空間を画定する壁に沿って形成されており、上記ポケットの内部空間へ突出する向きへ折れ曲がり易い折れ曲げ部分と、
上記折り曲げ部を挟んで位置しており、上記折れ曲げ部分より上記ポケットの内部空間へ突出する向きへ折れ曲がり難い第1部分及び第2部分と、を有する薬剤包装用PTPシート。 - 上記折れ曲げ部分は、上記壁に沿って線状に延びている請求項1に記載の薬剤包装用PTPシート。
- 上記折れ曲げ部分の両端は、上記平板部分付近に至っている請求項2に記載の薬剤包装用PTPシート。
- 上記折れ曲げ部分は、1つの上記ポケットについて1つが形成されている請求項1から3のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。
- 上記第1部分及び上記第2部分の各最突出位置は、上記折れ曲げ部分の最突出位置より上記平板部分から離れている請求項1から4のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。
- 上記ポケットの開口は、上記折れ曲げ部分の位置において最も大きく、上記折れ曲げ部分から離れるにつれて徐々に小さくなっている請求項1から5のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。
- 上記ポケットは、上記第1面と直交する方向から視た外形が楕円形であり、
上記折れ曲げ部分は、上記ポケットの短軸方向に沿って延びている請求項1から6のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。 - 上記折れ曲げ部分は、凹溝である請求項1から7のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。
- 上記折れ曲げ部分は、上記ポケットの内部空間へ突出する向きへ突出する谷折れである請求項1から7のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。
- 上記折れ曲げ部分は、上記壁の厚みが他の部分より薄い薄肉部分である請求項1から7のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。
- 上記平板部分は、他の部分より、上記第1シートを谷側とし且つ上記第2シートを山側として折れ曲げ易い平板折れ曲げ部分を有しており、
上記平板折れ曲げ部分は、上記折れ曲げ部分を含む仮想直線に沿って延びている請求項1から10のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。 - 上記第1シートは、上記第1面と直交する方向から視た外形が矩形であって、当該矩形において対向する2つの端部に、当該端部を上記ポケットへ近づく向きへ折り曲げ可能な折り曲げ線が形成されており、
上記ポケットは、上記2つの端部の間に1つが位置する請求項1から11のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。 - 上記第2シートは、上記第1シートの開口を塞ぐ部分に破断線を有する請求項1から12のいずれかに記載の薬剤包装用PTPシート。
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2018
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