JP2020030260A - シャッタ装置 - Google Patents

シャッタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020030260A
JP2020030260A JP2018154341A JP2018154341A JP2020030260A JP 2020030260 A JP2020030260 A JP 2020030260A JP 2018154341 A JP2018154341 A JP 2018154341A JP 2018154341 A JP2018154341 A JP 2018154341A JP 2020030260 A JP2020030260 A JP 2020030260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
blade group
standby
cam gear
rear blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018154341A
Other languages
English (en)
Inventor
佳之 松本
Yoshiyuki Matsumoto
佳之 松本
裕樹 庭前
Yuki Niwamae
裕樹 庭前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2018154341A priority Critical patent/JP2020030260A/ja
Publication of JP2020030260A publication Critical patent/JP2020030260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】電子先幕専用の往復露光シャッタで、LV位相を設けた構成であっても、1シーケンスにかかるチャージ時間を短くすること。【解決手段】開口部に対して往復動作可能な後羽根群1と、後駆動部材1と、後駆動部材1を、後羽根群1が展開する方向に付勢する駆動バネ1と、駆動バネ1の付勢力に抗して後羽根群1を重畳状態に移動できるカムギア1と、後羽根群1の重畳方向とは逆向きの回転で開口部に対して往復動作可能な後羽根群2と、後駆動部材2と、後駆動部材1を、後羽根群2が展開する方向に付勢する駆動バネ2と、駆動バネ2の付勢力に抗して後羽根群2を重畳状態に移動できるカムギア2とを有し、カムギア1と2は1回転につき2カ所の待機位相をもつとともに、第1の待機位相と第2の待機位相までの回転角度と、第2の待機位相から第1の待機位相までの回転角度が異なることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、シャッタ装置に関する。
従来の一般的なシャッタ装置は、複数に分割された羽根群を2本のアームで各々回転可能に保持し、平行リンクを形成している。そして、シャッタ地板に枢支され、露光時にシャッタ開口を遮蔽状態から開放状態へ移行させる先幕羽根群と、露光時にシャッタ開口を開放状態から遮蔽状態へ移行させる後幕羽根群とを有する。先幕羽根群は、バネ等の羽根走行用の駆動源と先幕保持電磁石に吸着保持されるアマチャを有した先幕羽根駆動部材に連結されている。そして、先幕羽根群は、撮影準備状態において、チャージレバーによりアマチャを先幕保持電磁石のヨーク吸着面に当接させ、シャッタ開口を遮蔽した状態で保持される。後幕羽根群も先幕羽根群と同様な構成の後羽根駆動部材に連結され、撮影準備状態において、チャージレバーによりアマチャを後幕保持電磁石のヨーク吸着面に当接させ、シャッタ開口を開放した状態で保持される。
レリーズ後、チャージレバーは羽根保持位置から退避し、先幕羽根群及び後幕羽根群は通電された保持電磁石の磁力によりスタート位置に保持され、最初に先幕保持電磁石への通電が断たれ、先幕羽根群はシャッタ開口を開放する。所定秒時後、続いて後幕保持電磁石への通電が断たれ、後羽根はシャッタ開口を遮蔽する。こうして予め設定された露光秒時即ちシャッタ秒時に基づき画面が露光される。後幕走行完了後、チャージレバーにより、先幕羽根群及び後幕羽根群は撮影準備位置へ移動し、次の撮影を待つ。
一方で、先羽根群の代わりに、撮像装置の電荷リセット走査(電子先幕)を常時行う前提で、後羽根群のみを有するシャッタも知られている(特許文献1、特許文献2)。
特開2012−113111号公報 特開2014−6436号公報
特許文献1では、待機状態における遮光のため、従来の駆動レバーを羽根レバーと駆動レバーに2体化している。露光前には、羽根レバーと駆動レバーを1体化する必要があり、この際に、バウンドが発生する。そのため、SH精度に影響が出ないように、バウンド収束を待つ必要があり、この構成では、コマ速アップがしにくい。特許文献2では、駆動レバーは2体化していないものの、待機状態で開口しておき、露光直前にチャージを行う工程となっている。そのため、駆動レバーがカムギアでメカ保持された状態から、電磁石で通電保持された状態になる際に、わずかな動き(羽根走行)が生じ、羽根が揺れてしまう。特許文献1ほどではないものの、SH精度に影響が出ないように、羽根の揺れが収まるのを待つ必要があり、コマ速アップがしにくい構成であるといえる。
そこで、電子先幕、メカ後幕を1つのセットとし、上から下へ走行する電子先幕とメカ後幕で露光する構成と、下から上へ走行する電子先幕とメカ後幕で露光する構成を備えたシャッタが考えられる。これらの露光を交互に行った場合、羽根の安定時間が節約でき、コマ速アップが実現できる。
ところで、スルー画像を表示するLV状態を実現するため、シャッタ開口を開放状態に維持する構成として、後羽根駆動部材を電磁石の吸着状態で保持し続ける場合と、後羽根駆動部材をチャージレバーやカムギアなどでメカ的に保持する構成が知られている。前者は、LV状態での電力消費が課題になる一方で、後者は、カムギアにLV時のメカ的な保持機構(LV位相)を設けるなどしてチャージ位相が制約を受け、1シーケンスのチャージ時間が延びてしまうことが課題である。もし、2組のメカ後幕を備え、往復露光させる構成において、LV位相を設けようとした場合、通電保持タイプであれば、保持すべき後幕が2組あるため、消費電力の顕著な増加が懸念される。そこで、往復露光シャッタであれば、とくにメカ的な後幕の保持構造が望まれる。一方で、カムギアのメカ的な保持位相部分は、チャージ等を行わない空走区間になり、チャージ区間に割り当てる位相が減り、1シーケンスのチャージ時間が延びてしまうことの対策が望まれる。
本発明の目的は、電子先幕専用の往復露光シャッタで、LV位相を設けた構成であっても、1シーケンスにかかるチャージ時間を短くし、コマ速をできるだけ早くすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係るシャッタ装置は、
開口部と、開口部から退避した重畳状態ないし、開口部を遮蔽した展開状態とを往復動作可能な後羽根群1と、後羽根群1と連動し往復動作可能な後駆動部材1と、前記後駆動部材1を前記後羽根群1が展開する方向に付勢する駆動バネ1と、駆動バネ1の付勢力に抗して後羽根群1を重畳状態に移動せしむるカムギア1と、後羽根群1の重畳方向とは逆向きの回転で開口部から退避した重畳状態ないし、開口部を遮蔽した展開状態とを往復動作可能な後羽根群2と、後羽根群2と連動し往復動作可能な後駆動部材2と、前記後駆動部材1を、前記後羽根群2が展開する方向に付勢する駆動バネ2と、駆動バネ2の付勢力に抗して後羽根群2を重畳状態に移動せしむるカムギア2とを有し、カムギア1と2は1回転につき2カ所の待機位相をもつとともに、第1の待機位相と第2の待機位相までの回転角度と、第2の待機位相から第1の待機位相までの回転角度が異なることを特徴とする。
本発明に係るシャッタ装置によれば、電子先幕専用の往復露光シャッタで、開口部を開放状態に保つため、カムギアによるメカ的な保持位相を設けた構成であっても、1シーケンスにかかる平均的なチャージ時間を短くし、コマ速をできるだけ速くすることができる。
本発明の実施例1におけるシャッタを被写体側から見た図である。 本発明の実施例1におけるシャッタを被写体側から見た分解斜視図である。 本発明の実施例1におけるシャッタを撮像素子側から見た分解斜視図である。 図1のSECTION A−A断面図である。 従来例におけるカムギアの位相配分を示す図である。 本発明におけるカムギアの位相配分を示す図である。 本発明の実施例1におけるシャッタの第1の待機状態を示す図である。 本発明の実施例1におけるシャッタの下駆動レバーのチャージ開始状態を示す図である。 本発明の実施例1におけるシャッタのLV位相状態を示す図である。 本発明の実施例1におけるシャッタの上駆動レバーの通電保持状態を示す図である。 本発明の実施例1におけるシャッタの第2の待機状態を示す図である。 本発明の実施例1におけるシャッタの上駆動レバーのチャージ開始状態を示す図である。 本発明の実施例1におけるシャッタの下駆動レバーの通電保持状態を示す図である。 本発明の実施例1におけるシャッタの第1の待機状態を示す図である。 本発明の実施例1における撮像装置のブロック図である。 本発明の実施例1における撮像装置の撮像素子の全体の構成を示す図である。 本発明の実施例1における撮像装置の撮像素子の1画素内の回路を示す図である。 本発明の実施例1における撮像装置の撮像素子の列共通読みだし回路を示す図である。 本発明の実施例1における撮像装置の撮像素子の静止画読みだし走査を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図15を参照して、本発明の第1の実施例によるシャッタを用いた、撮像装置について説明する。まず、本実施例1の構成について説明する。図15は、撮像装置400のブロック図である。
401は撮影レンズ、113はフォーカルプレンシャッタ、403は撮像素子、481はミラー部材、482はファインダ装置である。撮像装置が図15に示すファインダ観察状態にある場合、撮影レンズ401を通過した被写体光のうちの一部の光束は、撮影光路内に位置するミラー部材481で反射されてファインダ装置482に導かれる。これにより、撮影者はファインダ装置482を介して被写体像を観察することができる。
ファインダ観察状態から撮影状態あるいはライブビュー状態に移行すると、ミラー部材481が不図示のミラー部材駆動装置により撮影光路から退避することで、撮像レンズ401からの被写体光は撮像素子403に向かう。撮像素子403に対して被写体側には、フォーカルプレンシャッタ113が配置されている。411はフォーカルプレンシャッタを制御するシャッタ駆動回路である。498は撮影準備開始スイッチであるSW1、499は撮影を開始するスイッチであるSW2である。SW1 498とSW2 499は2段スイッチで形成されており、第1ストロークでSW1 498がオンし、第2ストロークでSW2 499がオンする。
撮像素子403は、CMOSイメージセンサ等が使用され、被写体からの光を結像する撮像レンズ401により結像された被写体像を光電変換する。撮像素子403によって生成され出力されるアナログ画像信号は、AFE(Analog Front End)404によりデジタル信号に変換される。AFE404から出力されるデジタル画像信号は、DSP(Disital Signal Processer)405によって各種画像処理や圧縮・伸張処理などが行われる。
記録媒体406は、DSP405により処理された画像データを記録する。表示部407は、液晶ディスプレイ(LCD)等が使用され、撮影した画像や各種メニュー画面などを表示する。TG408は、タイミングジェネレータであり、撮像素子403を駆動制御する。RAM410は、DSP405と接続されており、画像データなどを一時的に記憶する。
492は撮像装置400の内部温度を検出する温度検出手段、491は撮像装置400の姿勢を検出する姿勢検出手段である。494はレンズ制御手段であり、撮像レンズ401の焦点距離、絞り径、射出瞳径、射出瞳と撮像素子403の距離等のレンズ情報をCPU409に出力するとともに、CPU409による制御に応じて絞り、レンズ等を駆動する。各検出手段の検出結果はCPU409に入力される。CPU409は、AFE404、DSP405、TG408、シャッタ駆動回路411、温度検出手段492、姿勢検出手段491、レンズ制御手段494の制御を行う。
次に、撮像動作の説明をする。図16は撮像素子403の全体構成図、図17は撮像素子403の1画素内の回路図である。
画素領域PAには、画素部420がp11〜pknのように行列上に配置されている。ここで、画素部420の1画素内の回路図を図17を用いて説明する。
フォトダイオード(以下、PDと表す)441は、入射した光信号を光電変換し、露光量に応じた電荷を蓄積する。PD441に蓄積されている電荷は、転送ゲート442の信号txをHighレベルにすることでFD(フローティングディフュージョン)部443に転送される。
FD部443は、フローティングディフュージョンアンプ444(以下FDアンプと表す)のゲートに接続されており、FDアンプ444でPD441から転送されてきた電荷量が電圧量に変換される。FDリセットスイッチ445の信号resをHighレベルとすると、FD部443がリセットされる。また、PD441の電荷をリセットする場合には、信号txと信号resを同時にHighレベルとすることで、転送ゲート442及びFDリセットスイッチ445を両方ONし、FD部443経由でPD441のリセットを行うことになる。
画素選択スイッチ446の信号selをHighレベルとすることにより、FDアンプ444で電圧に変換された画素信号が画素部420の出力voutに出力される。
図16に戻り、垂直走査回路421は、res_1,tx_1,sel_1等の駆動信号を各画素に供給する。これらの駆動信号は、それぞれ各画素のres、tx、selに接続される。各画素の出力voutは、列毎に垂直出力線422を介して列共通読出し回路423に接続されている。
ここで、列共通読出し回路423について、図18の回路図を用いて説明する。図18は、撮像装置400の撮像素子403の列共通読みだし回路を示す図である。垂直出力線422は、列毎に設けられ、1列分の画素部420の出力voutが接続されている。垂直出力線422には電流源424が接続されており、電流源424と、画素部420の各画素内のFDアンプ444によってソースフォロワ回路が構成される。
画素部420から読み出される画素信号Sは、信号tsをHighレベルにすることにより、S信号転送スイッチ451を介してS信号保持容量453に記憶される。画素部420から読み出されるノイズ信号Nは、信号tnをHighレベルにすることにより、N信号転送スイッチ452を介してN信号保持容量454に記憶される。S信号保持容量453、N信号保持容量454はそれぞれ列共通読出し回路423の出力vs、vnに接続されている。
図16に戻り、列共通読出し回路423の出力vs、vnには、それぞれ水平転送スイッチ425、426が接続されている。水平転送スイッチ425、426は水平走査回路427の出力信号hsr*(*は列番号)によって制御され、信号hsr*がHighレベルになることにより、S信号保持容量453、N信号保持容量454の信号がそれぞれ水平出力線428、429へ転送される。水平出力線428、429は差動増幅器430の入力に接続されており、差動増幅器430ではS信号とN信号の差分をとると同時に所定のゲインをかけ、最終的な画像信号を出力端子431へ出力する。水平出力線リセットスイッチ432、433は信号chresがHighになることによってONされ、それぞれの水平出力線428、429はリセット電圧Vchresにリセットされる。
次に、図19を用いて撮像素子403の静止画読み出し走査について説明する。図19は撮像素子403のリセット走査及び静止画読み出し走査における1行あたりの動作を示すタイミングチャートである。ここではi行目のデータを読み出すものとして説明する。
まず、信号sel_iをHighレベルにしてi行目の画素の画素選択スイッチ446をONする。その後、信号res_iをLowレベルにしてFDリセットスイッチ445をOFFし、FD部443のリセットを開放する。次に、信号tnをHighレベルにして、N信号転送スイッチ452を介してN信号保持容量454にN信号を記憶する。続いて信号tnをLowにし、N信号転送スイッチ452をOFFした後、信号tsをHighレベルにしてS信号転送スイッチ451をONすると共に、信号tx_iをHighレベルにすることで転送ゲート442をONする。
この動作により、選択されているi行目のPD441に蓄積されていた信号がFDアンプ444、画素選択スイッチ446を介して垂直出力線422へ出力され、更に、S信号転送スイッチ451を介してS信号保持容量453へ記憶される。次に、信号tx_i、tsをLowレベルにして転送ゲート442、S信号転送スイッチ451を閉じた後、信号res_iをHighレベルにしてFDリセットスイッチ445をONし、FD部443をリセットする。ここまでの動作によって、i行目のN信号及びS信号を、それぞれS信号保持容量453及びN信号保持容量454へ記憶する動作を終了する。続いて、S信号保持容量453、N信号保持容量454に蓄えられたS信号、N信号を撮像素子403から出力する動作が行われる。
まず、水平走査回路427の出力hsr1がHighレベルになることにより、水平転送スイッチ425、426がONされ、S信号保持容量453、N信号保持容量454の信号が水平出力線428、429と差動増幅器430を介して出力端子431に出力される。水平走査回路427は、各列の選択信号hsr1、hsr2・・・、hsrkを順次Highにすることにより、i行目の全データを出力する。なお、信号hsr1〜hsrkによって各列の信号が読み出される間には、信号chresをHighレベルにすることで水平出力線リセットスイッチ432、433をONし、一旦、水平出力線428、429をリセット電圧Vchresのレベルにリセットする。
以上で1行の読出し動作が終了する。この動作を各行で繰り返すことによって、撮像素子403の全行の信号が読み出されることになる。
次に、図1、図2、図3を用いて本実施の形態に係わるフォーカルプレンシャッタ113の構成について説明する。図1は本実施例のフォーカルプレンシャッタ113を被写体側から見た図である。図2は本実施例のフォーカルプレンシャッタ113を被写体側から見た分解斜視図、図3は撮像素子403側から見た分解斜視図である。
シャッタ地板1の撮像素子403側には、補助地板2が取り付けられており、その間に羽根用の走行スペースが形成されている。この走行スペースは更に二つに分かれている。すなわち、シャッタ地板1と中間板64の間には、上後羽根ユニット62の走行スペースが形成されており、補助地板2と中間板64の間には、下後羽根ユニット61の走行スペースが形成されている。上後羽根ユニット62は、主アーム62e、サブアーム62f、1番羽根62a、2番羽根62b、3番羽根62c、および4番羽根62dによって平行リンクを形成している。下後羽根ユニット61も同様に、主アーム61e、サブアーム61f、1番羽根61a、2番羽根61b、3番羽根61c、および4番羽根61dによって平行リンクを形成している。
スペーサ66は、上後羽根ユニット62の平行リンクを形成する軸部とシャッタ地板1のスペースを確保する機能を有する。スペーサ63は、下後羽根ユニット61の平行リンクを形成する軸部と補助地板2のスペースを確保する機能を有する。スペーサ65は上後羽根ユニット62と中間板のスペースを確保する機能を有する。67は下後羽根ユニット61のガタ取りスプリング、68は上後羽根ユニット62のガタ取りスプリングである。シャッタ地板1と補助地板2には、類似した形状のアパチャ1zとアパチャ2zが形成されており、2つのアパチャを重ね合わせた長方形の露光開口が、シャッタを通過する光束を規定している。撮像素子403では、上下方向ないし下上方向に順に蓄積電荷のリセット走査ができるようになっており、このリセット走査(電子先幕シャッタ)が、撮像素子の電荷蓄積開始タイミングを決定している。
一方で、61aaは下後羽根のスリット形成部で、前記の光束の通過終了タイミングを決定する役割を有する。61aaと電子先幕シャッタを組み合わせて擬似的なスリットを形成し、撮像素子403を下から上に順次露光していく場合は、電子先幕シャッタは下から上に走査する。また一方で、62aaは上後羽根のスリット形成部で、前記の光束の通過終了タイミングを決定する役割を有する。62aaと電子先幕シャッタを組み合わせて擬似的にスリットを形成し、撮像素子403を上から下に順次露光していく場合は、電子先幕シャッタは上から下に走査する。
シャッタ地板1には被写体側と撮像素子403側に複数の軸が立設されている。1aは駆動軸、1dはブレーキ軸、1eはブレーキストッパー軸、1fはカムギア軸、1gは減速ギア軸、1hは主アーム回転軸、1iはサブアーム回転軸である。1a、1d、1f、1g、1h、1iには、それぞれ、駆動レバー(3、4)、ブレーキレバー(7、8)、チャージカムギア(43、44)、減速ギア42、主アーム(61e、62e)およびサブアーム(61f、62f)が回転可能に取り付けられている。ブレーキストッパー軸1eは、ブレーキ固定板の回転止めであると同時に、ブレーキ戻しバネ(57、58)の固定端の掛け位置も兼ねている。また、各種軸は、上記の機能以外に、上地板24ないし中間地板23を、軸先端の嵌合またはビスの締結によって、支えている。
上地板24は、強度部材として機能する他、不図示のバネ力調整部材を保持している。中間地板23は、下電磁石5、および上電磁石6を保持している。31は電磁石に電気を供給する電気回路ユニットである。31aは、上チャージカムギア44の位相ブラシ44bの位置を検知する位相検知部である。位相検出部31aは、チャージカムギアの回転位相に応じて、位相ブラシ44bの接触位置が切り替わり、位相信号がHIGHないしLOWに切り替わる。位相ブラシは、下チャージカムギア43に配置することも可能だが、位相ブラシの接触が若干の負荷を発生させている。そのため、位相ブラシを配置するギアとしては、モータから遠いギア(本実施例では下チャージカムギア)よりもモータに近いギア(本実施例では上チャージカムギア)の方が、モータに対する負荷が小さくなり望ましい。また、1回の撮影でチャージカムギアが約半回転するように構成されている。41はチャージモータである。
図4を用いて上ブレーキレバー8周辺の構成を詳細に説明する。図4は図1のSECTION A−A断面図である。
ブレーキを構成する各種部品は、ブレーキ軸1dに固定、ないし、回転可能に保持された状態で使用する。上ブレーキレバー8は、ブレーキシート11に挟まれた状態で、ブレーキ固定板9とブレーキ軸1dにより押圧される。押圧力は、板バネ11をブレーキ力調整部材12で所定量押しつぶすことで、発生させている。これによって、上ブレーキレバー8の、ブレーキ軸1d中心の回転に対して、摩擦による抗力が生じる。この摩擦抗力は、駆動レバーの走行終端域において、羽根のバウンドを抑制するために使用する。
ブレーキレバーには、駆動レバーの羽根駆動ピンが当接する箇所があり、走行終端域にて羽根駆動ピンと当接すると、駆動レバーはブレーキレバーを回転させ始め、摩擦抗力が駆動レバーに伝わるようになっている。ブレーキ力調整部材12の周りには、上ブレーキ戻しバネ58が配置されており、バネの可動端はブレーキレバーにかけられている。そして、羽根走行時であれば、前述の摩擦抗力に加えてバネの弾性力がブレーキ力として寄与する。また、ブレーキレバーが待機位置まで復帰する際には、バネの弾性力はチャージを補助する力として働く。これらの動作は、回転方向が逆になるものの、下ブレーキレバー7周辺の構成部品においても同様である。
ここで、図5および図6を用いて、従来例におけるカムギア位相配分と、本実施例における位相配分の違いを説明する。図5は従来例におけるカムギアの位相配分を示している。1シーケンス目、2シーケンス目ともに、LV位相を有した構成であり、カムギア半周の180°で1シーケンスになるように構成されている。
(1)は待機位相である。上チャージカムギアはカムトップに、もう一方の下チャージカムギアはカムボトムにあり、対応する下駆動レバーは、羽根群が開口部を遮蔽する位置にある。モータの通電開始とともに、上電磁石への通電が開始される。
(2)はチャージ位相である。上チャージカムギアはカムトップ部分からカムボトム部分に移るが、対応する上駆動レバーは、通電保持された状態である。この通電保持された状態のまま、カムトップ部分で構成されるLV位相に至る。また、チャージ位相において、下チャージカムギアは、下駆動バネの付勢力に抗して下駆動レバーをチャージ完了状態に移行させる。
(3)はLV位相である。上チャージカムギア、下チャージカムギアともに、カムトップ状態にある。LV移行時は、このLV位相で停止するとともに、上電磁石への通電をカットするが、カムトップ部によって駆動レバーを係止することができるので、通電されない状態であっても、上駆動レバー、下駆動レバーともに、チャージ完了状態に保持しておくことができる。通常撮影時は、通電保持を続けたまま、カムギアは停止することなく、次の待機位相に至るまで回転を続ける。
(4)は待機位相である。カムギアは停止し、所定のタイミングで上電磁石の通電がカットされ、上駆動レバーが走行する。また、モータへの通電が再開されると同時に、下電磁石への通電が開始される。
(5)はチャージ位相である。上チャージカムギアは、上駆動バネの付勢力に抗して上駆動レバーをチャージ完了状態に移行させる。また、チャージ位相において、下チャージカムギアはカムトップ部分からカムボトム部分に移るが、対応する上駆動レバーは、通電保持された状態である。この通電保持された状態のまま、カムトップ部分で構成されるLV位相に至る。
(6)は、LV位相である。上チャージカムギア、下チャージカムギアともに、カムトップ状態にある。LV移行時は、このLV位相で停止するとともに、下電磁石への通電をカットするが、カムトップ部によって駆動レバーを係止することができるので、通電されない状態であっても、上駆動レバー、下駆動レバーともに、チャージ完了状態に保持しておくことができる。通常撮影時は、通電保持を続けたまま、カムギアは停止することなく、次の待機位相に至るまで回転を続ける。カムギアは再び(1)の状態に戻り、カムギアは停止し、所定のタイミングで下電磁石の通電がカットされ、下駆動レバーが走行する。従来例におけるカムギアの位相配分は、カムギア半周の180°で1シーケンスが構成されており、それぞれ、最初のシーケンスにおいても、次のシーケンスにおいても、待機位相、チャージ位相、LV位相がある。また、各々の位相に割り当てられる角度も同じである。
図6は本実施例におけるカムギアの位相配分を示している。LV位相は、2シーケンス目にはなく、1シーケンス目にのみ存在する。(ただし、これは一例であり、初期の待機位置がLV位相がある側にあった場合、LV位相は1シーケンス目にはあるが、2シーケンス目にはない、ということになる。つまり、LV位相を含むシーケンスと含まないシーケンスが交互にあらわれる。)また、1シーケンス目は、200°で構成されており、残りの160°で2シーケンス目が構成されている。従来例において1シーケンス目のLV位相に割り当てていた角度は、1シーケンス目と2シーケンス目のチャージ位相に追加で均等に割り振っており、本実施例におけるチャージ位相角度は、従来例のチャージ位相角度よりも広くなっている。そのため、チャージ負荷が軽くおさえられており、ギア比を従来例よりも高速側に設定することができる。
(7)は待機位相である。上チャージカムギアはカムトップに、もう一方の下チャージカムギアはカムボトムにあり、対応する下駆動レバーは、羽根群が開口部を遮蔽する位置にある。モータの通電開始とともに、上電磁石への通電が開始される。
(8)はチャージ位相である。上チャージカムギアはカムトップ部分からカムボトム部分に移るが、対応する上駆動レバーは、通電保持された状態である。この通電保持された状態のまま、次のLV位相に至る。また、チャージ位相において、下チャージカムギアは、下駆動バネの付勢力に抗して下駆動レバーをチャージ完了状態に移行させる。
(9)はLV位相である。上チャージカムギア、下チャージカムギアともに、カムトップ状態にある。LV移行時は、このLV位相で停止するとともに、上電磁石への通電をカットするが、カムトップ部によって駆動レバーを係止することができるので、通電されない状態であっても、上駆動レバー、下駆動レバーともに、チャージ完了状態に保持しておくことができる。本実施例において、LV位相は、1シーケンスの動作に200°割り当てられた部分にのみ構成されており、LV移行が決定したときには、常にこの1箇所しか存在しないLV位相までカムギアを回転させてから停止する。通常撮影時は、通電保持を続けたまま、カムギアは停止することなく、次の待機位相に至るまで回転を続ける。
(10)は待機位相である。カムギアは停止し、所定のタイミングで上電磁石の通電がカットされ、上駆動レバーが走行する。また、モータへの通電が再開されると同時に、下電磁石への通電が開始される。
(11)はチャージ位相である。上チャージカムギアは、上駆動バネの付勢力に抗して上駆動レバーをチャージ完了状態に移行させる。また、チャージ位相において、下チャージカムギアはカムトップ部分からカムボトム部分に移るが、対応する上駆動レバーは、通電保持された状態である。この通電保持された状態のまま、次の待機位相に至る。カムギアは再び(7)の状態に戻り、カムギアは停止し、所定のタイミングで下電磁石の通電がカットされ、下駆動レバーが走行する。
次に図7〜図14を用いて、シャッタの走行動作を説明していく。図7および図11はともにシャッタの待機状態であるが、ここでは図7を1コマ目とし、2コマ分の一連の動作を説明する。
図7は2パターンあるシャッタの待機状態の内の1パターン目である。上駆動レバー4は、上メインバネ52から右旋方向の駆動力を受けているが、カムギア44のカム部44aが上駆動レバー4のローラー4cを係止した状態で停止している。すなわち、上メインバネ52は上後羽根ユニット62の走行に備えてチャージされた状態である。一方の下駆動レバー3は、下メインバネ61が下後羽根ユニット61の走行前に蓄えていた一部のエネルギーを開放した状態である。つまり、下メインバネ51から左旋方向の力を受けているものの、バネ走行開始時にうける力より弱い力である。その弱い力は、下駆動レバー3の駆動ピン3aを介して下ブレーキレバー7に伝わっており、下ブレーキレバー7はブレーキストップゴム27を押し潰した状態で停止している。下チャージカムギアは、下駆動レバー3のローラー3cの走行軌跡から退避した状態で停止している。
CPU409はSW2(499)がONになると、シャッタ駆動回路411を通じて、モータ41に通電する。また、上電磁石6に通電が開始される。上電磁石には磁力が発生し、上駆動レバー4のアマチャ4bを吸着保持する。この状態で、上チャージカムギア44は右旋を開始し、下チャージカムギア43は左旋を開始する。下チャージカムギア43は左旋開始後、カム43aが下駆動レバー3のローラー3cに当接する位置に到達する(図8)。それによって、下駆動レバー3は右旋方向の力を受け、下メインバネ51のチャージを開始する。このチャージ区間は、1コマおきではなく、全てのコマでLV位相を持った場合と比べ、チャージ区間を広くとることが可能であり、その分、単位回転角あたりの負荷が小さくなる。よって、1コマおきではなく、全てのコマでLV位相を持った場合と比べ、チャージ時のギア比を小さくし、高速回転の状態で使うことができる。チャージ区間が終了すると、上チャージカムギアの位相ブラシ44bは、位相検知部のLV位相に到達し、図9の状態となる。このとき、上チャージカムギア44は上駆動レバー4をチャージ完了状態のまま、右旋を阻止した状態であり、下チャージカムギア43は下駆動レバー3をチャージ完了状態のまま、左旋を阻止した状態である。カメラにスルー画像を表示する、いわゆるライブビュー状態にするときは、この位相でモータを停止させる。そうすることで、電磁石に通電することなく、アパチャ1zを開いた状態に保つことができる。
通常撮影時は、LV位相で停止することなく、モータ41に通電を続け、上チャージカムギアの位相ブラシ44bは、第2の待機位相に到達し、モータ41の通電を終了する。一方で、電磁石6への通電は続け、上駆動レバー4は電磁石6とアマチャ4bの間で働く吸着力によって、右旋が阻止された状態となる。これが、図10の状態である。ここで、撮像素子403は上から下に向けて電子先幕のリセット走査を開始する。カメラとして電子先幕走行カーブは2種類もっており、このときの電子先幕走行カーブは上から下への走行に特化したものである。さらに、所定秒時後、電磁石6への通電はカットされ、電磁石6とアマチャ4bの間に働く吸着力がゼロとなり、上駆動レバー4は上メインバネ52の力で右旋回を開始する。これと同時に上駆動レバー4に連結された上後羽根ユニット62は、羽根を展開する方向に動作を開始する。走行終端位置付近で上駆動レバー4の羽根駆動ピン4aはブレーキレバー8に当接し、ブレーキレバー8は左旋回を開始する。ブレーキレバー8がブレーキストップゴム27に当接し、押し潰した状態で上駆動レバー4の右旋回は終了する。ここで、場合によっては1〜数回の小さなバウンドが発生する。この上駆動レバー4の右旋回終了位置が図11の状態である。図11は2パターンあるシャッタの待機状態の内の2パターン目である。以上で、1コマ目のシーケンスは終了となる。
CPU409は再びSW2(499)がONになると、シャッタ駆動回路411を通じて、再びモータ41に通電する。また、下電磁石5に通電が開始される。上チャージカムギア44は右旋を開始し、下チャージカムギア43は左旋を開始する。上チャージカムギア44は右旋開始後、カム44aが上駆動レバー4のローラー4cに当接する位置に到達する(図12)。それによって、上駆動レバー4は左旋方向の力を受け、上メインバネ52をチャージ開始する。このチャージ区間は、1コマ目のシーケンスと同様に、1コマおきではなく、全てのコマでLV位相を持った場合と比べ、チャージ区間を広くとることができている。また、更にこの2コマ目には、LV位相区間が存在しない。もし、1コマ目のチャージ時間が1コマおきではなく、全てのコマでLV位相をもった場合と同じチャージ時間になるようなギア比に設定した場合、1コマ目の待機位相から次の待機位相に至るチャージ時間は、従来と同じとなる。一方で、2コマ目のチャージ時間は、ギア比を高速化しており、かつLV位相をなくした分だけ1コマ目より必要な回転角度が少なくなっているため(160°)、チャージ時間は短くなる。よって、1コマ目と2コマ目を平均したチャージ時間は従来よりも短くすることができる。連写を続けた場合、その後も、1コマおきに、チャージ時間が短くなる効果があらわれる。そのため、コマ速を従来例よりも早くすることができる。
モータへの通電が続けられると、上チャージカムギアの位相ブラシ44bは、最初の待機位相に到達し、モータへの通電を終了する。一方で、電磁石5への通電は続け、下駆動レバー3は電磁石5とアマチャ3bの間で働く吸着力によって、左旋が阻止された状態となる。これが、図13の状態である。ここで、撮像素子403は下から上に向けて電子先幕のリセット走査を開始する。カメラとして電子先幕走行カーブは2種類もっており、このときの電子先幕走行カーブは下から上への走行に特化したものである。さらに、所定秒時後、電磁石5への通電はカットされ、電磁石5とアマチャ3bの間に働く吸着力がゼロとなり、下駆動レバー3は下メインバネ51の力で左旋回を開始する。これと同時に下駆動レバー3に連結された下後羽根ユニット61は、羽根を展開する方向に動作を開始する。走行終端位置付近で下駆動レバー3の羽根駆動ピン3aはブレーキレバー7に当接し、ブレーキレバー7は右旋回を開始する。ブレーキレバー7がブレーキストップゴム26に当接し、押し潰した状態で下駆動レバー3の左旋回は終了する。ここで、場合によっては1〜数回の小さなバウンドが発生する。この下駆動レバー3の左旋回終了位置が図14の状態である。図14は、2パターンあるシャッタの待機状態の内の1パターン目で、図7と同じ状態である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 シャッタ地板、1a 駆動軸、1d ブレーキ軸、
1e ブレーキストッパー軸、1f カムギア軸、1g 減速ギア軸、
1h 主アーム回転軸、1i サブアーム回転軸、1z アパチャ、
2 補助地板(カバー板)、2z アパチャ、3 下駆動レバー、
3a 駆動ピン、3b アマチャ、3c ローラー、4 上駆動レバー、
4a 駆動ピン、4b アマチャ、4c ローラー、5 下電磁石、
6 上電磁石、7 下ブレーキレバー、8 上ブレーキレバー、
9 ブレーキ固定板、10 ブレーキシート、11 板バネ、
12 ブレーキ力調整部材、23 中間地板、24 上地板、
27 ブレーキストップゴム、28 捩れ防止弾性部材、
31 電気回路ユニット、31a 位相検知部、41 モータ、
42 減速ギア、43 下チャージカムギア、43a カム部、
44 上チャージカムギア、44a カム部、44b 位相ブラシ、
51 下メインバネ、52 上メインバネ、57 下ブレーキ戻しバネ、
58 上ブレーキ戻しバネ、61 下後羽根ユニット、61a 1番羽根、
61aa スリット形成部、61b 2番羽根、61c 3番羽根、
61d 4番羽根、61e 主アーム、61f サブアーム、
62 上後羽根ユニット、62a 1番羽根、62aa スリット形成部、
62b 2番羽根、62c 3番羽根、62d 4番羽根、
62e 主アーム、62f サブアーム、63 スペーサ、
64 中間板(仕切り板)、65 スペーサ、66 スペーサ、
113 フォーカルプレンシャッタ、400 撮像装置、
401 撮像レンズ、403 撮像素子、404 AFE、405 DSP、
406 記録媒体、407 表示部、
408 TG(タイミングジェネレータ)、409 CPU、410 RAM、
411 シャッタ駆動回路、481 ミラー部材、482 ファインダ装置、
491 姿勢検出手段、492 温度検出手段、494 レンズ制御手段、
498 SW1、499 SW2

Claims (3)

  1. 電子先幕撮影機能を有する撮像部と、
    開口部(1z)と、
    開口部から退避した重畳状態ないし、開口部を遮蔽した展開状態とを、往復動作可能な後羽根群1(61)と、
    後羽根群1と連動し往復動作可能な後駆動部材1(3)と、
    前記後駆動部材1を、前記後羽根群1が展開する方向に付勢する駆動バネ1(51)と、
    駆動バネ1の付勢力に抗して後羽根群1を重畳状態に移動せしむるカムギア1(43)と、
    後羽根群1の重畳方向とは逆向きの回転で開口部から退避した重畳状態ないし、開口部を遮蔽した展開状態とを、往復動作可能な後羽根群2(62)と、
    後羽根群2と連動し往復動作可能な後駆動部材2(4)と、
    前記後駆動部材1を、前記後羽根群2が展開する方向に付勢する駆動バネ2(52)と、
    駆動バネ2の付勢力に抗して後羽根群2を重畳状態に移動せしむるカムギア2(44)と、
    を有し、カムギア1と2は1回転につき少なくとも2カ所の待機位相をもつとともに、最初の待機位相から次の待機位相までの回転角度が交互に変化すること(2つしか待機位相が無い場合の例では、第1の待機位相から第2の待機位相までの回転角度と、第2の待機位相から第1の待機位相までの回転角度が異なること)を特徴とするシャッタ装置。
  2. 第1の待機位相から第2の待機位相の間に開口部を開いた状態で後駆動部材1と後駆動部時2をメカ的に保持する位相を有するとともに、第2の待機位相から第1(または第3)の待機位相の間には開口部を開いた状態で後駆動部材1と後駆動部時2をメカ的に保持する位相を有しないことを特徴とする請求項1に記載のシャッタ装置。
  3. 位相ブラシ(44b)は、モータに近い方のカムギアに設けることを特徴とする請求項1に記載のシャッタ装置。
JP2018154341A 2018-08-21 2018-08-21 シャッタ装置 Pending JP2020030260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154341A JP2020030260A (ja) 2018-08-21 2018-08-21 シャッタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154341A JP2020030260A (ja) 2018-08-21 2018-08-21 シャッタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020030260A true JP2020030260A (ja) 2020-02-27

Family

ID=69622363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018154341A Pending JP2020030260A (ja) 2018-08-21 2018-08-21 シャッタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020030260A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5058613B2 (ja) 撮像装置
JP5760188B2 (ja) 撮像装置及びカメラ本体
JP2008219523A (ja) 撮像装置及びその制御方法
CN105074563B (zh) 成像设备和焦平面快门
JP4101221B2 (ja) シャッタ装置及び撮像装置
US10976642B2 (en) Shutter unit and imaging apparatus
US9128351B2 (en) Shutter apparatus and image pickup apparatus
JP4819524B2 (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP2008278335A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2005005975A (ja) 撮影装置
JP7057120B2 (ja) シャッタ装置および撮像装置
CN107783350B (zh) 快门设备及其控制方法、摄像设备以及存储介质
JP2020030260A (ja) シャッタ装置
US10989986B2 (en) Shutter unit and imaging apparatus
JP6536729B2 (ja) フォーカルプレンシャッタユニットおよび撮像装置
JP2010107635A (ja) 電子カメラのシャッター制御方法
JP2008219524A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2019158980A (ja) シャッタ装置
JP7233862B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、および、プログラム
JP4750636B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2020067470A (ja) シャッタ
JPS58215872A (ja) 電子カメラ
JP2021156948A (ja) 撮像装置
JPH07111616A (ja) 電子スチルカメラの絞り装置
JP2023085908A (ja) シャッタ装置および撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20191125