JP2020029655A - ブッシュおよび継手構造 - Google Patents

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【課題】床下スペースの有効利用を図る。【解決手段】ブッシュ50は、集合継手10の横管接続部14Aに装着されるブッシュ50であって、横管接続部14A内に嵌合される挿し口51と、挿し口51に対して挿し口51の軸方向に連なり、かつ挿し口51に対して偏心し、挿し口51よりも大径の受け口52と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、ブッシュおよび継手構造に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に記載されているような、集合継手が知られている。
特開2011−6893号公報
ところで、この種の集合継手には、床下スペースの有効利用を図ることが望まれる。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、床下スペースの有効利用を図ることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るブッシュは、集合継手の横管接続部に装着されるブッシュであって、前記横管接続部内に嵌合される挿し口と、前記挿し口に対して前記挿し口の軸方向に連なり、かつ前記挿し口に対して偏心し、前記挿し口よりも大径の受け口と、を備える。
挿し口と受け口とが互いに偏心している。したがって、受け口を挿し口に対して上方に偏心させた状態で挿し口を横管接続部内に嵌合することで、受け口が横管接続部から下方に張り出す量を抑えることができる。これにより、例えば、横管接続部を、横管接続部の下方に位置する床スラブに近づけることが可能になり、床下スペースの有効利用を図ること等ができる。
前記挿し口と前記受け口とを連結する段差をさらに備えてもよい。
段差が挿し口と受け口とを連結する。したがって、受け口に管体を挿入したときに、管体の先端を段差に突き当てることで、管体を位置決めすることができる。また、横管接続部の端面に段差を突き当てることで、挿し口の横管接続部内への過剰な挿入を抑制することもできる。
本発明に係る継手構造は、横管接続部を備えた集合継手と、前記受け口が前記挿し口に対して上方に偏心した状態で、前記横管接続部に前記挿し口が挿入された上記したようなブッシュと、を備える。
挿し口と受け口とが互いに偏心している。したがって、受け口を挿し口に対して上方に偏心させた状態で挿し口を横管接続部内に嵌合することで、受け口が横管接続部から下方に張り出す量を抑えることができる。これにより、例えば、横管接続部を、横管接続部の下方に位置する床スラブに近づけることが可能になり、床下スペースの有効利用を図ること等ができる。
本発明によれば、床下スペースの有効利用を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る継手構造を示す縦断面図である。 図1に示す継手構造の部品構成を示す展開図である。 図1に示す継手構造の要部を示す拡大断面図である。 図3の右側面図である。 図1に示す継手構造を下方から見た斜視図である。 比較のために示した図であり、挿し口と受け口とが同軸上に配置されたブッシュを用いた継手構造を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る継手構造を示す縦断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る継手部(継手構造)1について説明する。継手部1は、例えば、建物排水用として用いられ、床スラブに形成されたスラブ貫通孔内に配置される。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る継手部1は、集合継手10を備えている。
集合継手10は、上部接続管11と、下部接続管12と、上部接続管11と下部接続管12とを接続する中間管15と、を備えている。上部接続管11は、第1の縦管P1に接続可能な縦管接続部13と、縦管接続部13の側面に突設されて横管P3を接続可能な横管接続部14と、を有している。
縦管接続部13は、管状に形成されている。縦管接続部13の第1の端部(上端部)に第1の縦管P1が接続され、第2の端部(下端部)には、中間管15を介して下部接続管12が接続される。なお図示の例では、縦管接続部13の内周面において横管接続部14を回避する位置に堰止め板13aが突設されているが、堰止め板13aがなくてもよい。
以下の説明において、縦管接続部13の中心軸線Oに沿う縦管接続部13の上部接続管11側を上方、下部接続管12側を下方という。
横管接続部14は、縦管接続部13の外周面から突出している。図示の例では、横管接続部14は、中心軸線O回りに間隔をあけて3つ配置されている。3つの横管接続部14のうちの2つが中心軸線Oを間に挟む位置に各別に配置されている。残りの横管接続部14は、前記2つの横管接続部14それぞれに対して、上面視で中心軸線O回りに90°をなす方向に延びている。なお、横管接続部14の数量および延びる方向は、このような態様に限られず、任意に変更することができる。
上部接続管11は、例えば、ポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、非膨張性黒鉛を0.1〜1.0重量部の割合で含むポリ塩化ビニル系樹脂組成物をキャビティ内に射出充填されて得られる。
中間管15は、上部接続管11の下端部に接続される。図示の例では、中間管15の上端部が、縦管接続部13の下端部内に嵌合されている。中間管15は、JIS K6741に記載の性能を満たすものであることが好ましい。
中間管15は、ポリ塩化ビニル系樹脂と熱膨張性黒鉛とを含有する樹脂組成物を含有する。中間管15は、例えば、樹脂組成物を押出成形することによって製造される。
なお中間管15は、中間管15の全体が樹脂組成物からなる単層構造でもよいし、複数の層からなる複層構造でもよい。複層構造の場合、いずれかの層が樹脂組成物から形成されている構成を採用することができる。
例えば、中間管15が、表層と中間層と内層とからなる3層構造である場合には、中間管15として、中間層が樹脂組成物から形成された構成が挙げられる。
さらに例えば、中間管15が3層構造である場合、表層、中間層、内層は吸熱剤を含有していてもよい。中間層は熱膨張性黒鉛を含有するため黒色を呈する構成を採用することができる。この場合、表層と内層は黒色以外の着色剤を含有させ、中間層と区別可能にしておくことが好ましい。
下部接続管12は、上方よりも下方が縮径された管状をなしている。下部接続管12は、中間管15に接続される接続管部16と、接続管部16から下方に延び、下方に向かうに従い漸次、縮径する傾斜管部17と、傾斜管部17の下端部に設けられ、第2の縦管P2が接続される下側管部18と、を備えている。接続管部16内には、中間管15が嵌合される。下側管部18内には、第2の縦管P2が嵌合される。接続管部16、傾斜管部17および下側管部18は、例えば合成樹脂材料の射出成形により一体に形成されている。
なお、上部接続管11および下部接続管12を透明にしてもよい。これにより、上部接続管11および下部接続管12の接続状態を視認することができる。また、上部接続管11および下部接続管12に、非熱膨張黒鉛や水酸化マグネシウムなどの難燃剤を配合しても良い。
上部接続管11の上端部(縦管接続部13の上端部)には、第1ブッシュ21と、第1パッキン22と、第1リング23と、が設けられる。
第1ブッシュ21は、嵌合部21aと、支持部21cと、旋回羽根21bと、を備えている。嵌合部21aは、縦管接続部13内に嵌合する管状に形成されている。支持部21cは、嵌合部21aから下方に延びる。旋回羽根21bは、支持部21cの下端部に設けられている。旋回羽根21bは、中心軸線O回りに延びている。
第1パッキン22は、第1ブッシュ21内に嵌合されている。第1パッキン22の上端部には、第1の縦管P1の外周面に密着するリップ部22aが設けられている。第1パッキン22の下端部には、上方を向く段部22bが形成されている。この段部22bには、第1の縦管P1の端部が突き当たる。
第1リング23は、第1ブッシュ21の上端部に外側から嵌合される。第1リング23の上端部には、フランジ部23aが設けられている。フランジ部23aは第1ブッシュ21から第1パッキン22が離脱することを規制する。
第1ブッシュ21、第1パッキン22および第1リング23は、上部接続管11に組み付ける(接着する)前に、予め組み立てて一体化しておくことができる。
第1パッキン22および後述する第2パッキン32は、例えば、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)等の排水設備に一般的に使用されているゴム材料からなる。
第1ブッシュ21、第1リング23、及び後述する第2ブッシュ31、第2リング33は、例えば、いずれもポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、非膨張性黒鉛を0.1〜1.0重量部の割合で含むポリ塩化ビニル系樹脂組成物を射出成形して得られる。なお、第1ブッシュ21および第2ブッシュ31を透明にしてもよい。
横管接続部14の先端部には、第2ブッシュ31と、第2パッキン32と、第2リング33と、が設けられる。
第2ブッシュ31は、横管接続部14内に嵌合された状態で、横管接続部14に接着される。第2ブッシュ31の先端部は、横管接続部14から突出している。
第2パッキン32は、第2ブッシュ31内に嵌合され、横管P3の外周面に密着する。
第2リング33は、第2ブッシュ31の先端部に外側から嵌合される。第2リング33にはフランジ部33aが設けられている。フランジ部33aは、第2ブッシュ31から第2パッキン32が離脱することを規制する。
複数の横管接続部14のうち、少なくとも一つの横管接続部(管接続部)14Aには、第2ブッシュ31として、以下に示すようなブッシュ50が用いられる。
図3に示すように、ブッシュ50は、挿し口51と、受け口52と、段差55と、を備える。
挿し口51は、管状である。挿し口51の内周面51fと外周面51gとは、同心状(同軸上)に形成されている。挿し口51は、横管接続部14Aに嵌合(挿入)される。
受け口52は、管状である。受け口52の内周面52fと外周面52gとは、同心状に形成されている。受け口52は、挿し口51に対し、挿し口51の中心軸C1方向に連なっている。以下では、中心軸C1方向に沿って挿し口51側を第1側D1といい、受け口52側を第2側D2という。
受け口52の横断面積は、挿し口51の横断面積(流路断面積)よりも大きい。受け口52の外周面52gの直径(受け口52の外径)は、挿し口51の外周面51gの直径(挿し口51の外径)よりも大きい。受け口52は、挿し口51よりも大径である。受け口52の中心軸C2は、挿し口51の中心軸C1に対して平行である。
受け口52は、挿し口51に対して偏心している。図示の例では、受け口52は、挿し口51に対して上方に偏心している。受け口52の一部52hは、挿し口51に対し、受け口52が偏心した方向である上方に突出している。受け口52には、例えば、横管接続部14Aの外径(例えば呼び径75A)よりも大きな外径を有した横管P31(例えば呼び径100A)の端部が嵌合(挿入)される。
図3〜図5に示すように、受け口52の第2側D2の端部には、拡径部54が形成されている。拡径部54の内部は、第2パッキン32が収容される収容部53とされている。拡径部54の外周面には、環状の凸リブ56が形成されている。拡径部54および凸リブ56のうち、受け口52が偏心した方向(図3、図4において上側)とは反対側(図3、図4において下側)に位置する一部には、平坦面60が形成されている。
平坦面60は、拡径部54や凸リブ56(受け口52)の外周面の一部を切り欠くようにして形成されている。受け口52の中心軸C2周りの一部分が他部分に比べて薄肉になることで、平坦面60が形成されている。なお、平坦面60は実際に受け口52の一部を切り欠いて形成する構造に限られず、射出成型時に平坦面60が形成されるように金型を設計した上で形成してもよい。
段差55は、挿し口51と受け口52とを連結する。段差55は、中心軸C1(中心軸C2)に直交する。図4に示すように、段差55は、中心軸C2回りの一部のみに形成されている。段差55は、挿し口51に対して受け口52が偏心した方向(図3、図4において上側)にのみ形成されている。段差55は、中心軸C1方向から見て三日月状に形成されている。
図3に示すように、段差55は、横管接続部14Aと横管P31との間に中心軸C1方向に挟まれる。横管接続部14Aは、段差55に第1側D1から突き当たる。横管P31は、段差55に第2側D2から突き当たる。
上記ブッシュ50は、挿し口51に対する受け口52の偏心方向が、鉛直上方に一致するようにして、横管接続部14Aに挿入される。つまり、ブッシュ50が横管接続部14Aに接続された状態で、受け口52は、挿し口51に対して上方に偏心している。これにより、受け口52の一部52hが、上方に突出して設けられる。ブッシュ50の最下部52iが、上記平坦面60となる。
図3、図5に示すように、上記ブッシュ50には、第2リング33として、以下に示すような環状リング70が用いられる。
環状リング70は、本体リング72と、環状プレート部71と、を一体に有する。
本体リング72内には、受け口52が挿入される。本体リング72の内周面には、中心軸C2回りの周方向に延びる図示しない係合凸部が形成されている。係合凸部は、前記凸リブ56に係合し、例えば、環状リング70のブッシュ50に対する中心軸C2周りの回転を規制する。
環状プレート部71は、本体リング72の第2側D2の端部における内周面から突出する円環状に形成されている。環状プレート部71は、受け口52の拡径部54(端部)に突き当たり、第2パッキン32を押さえる。環状プレート部71の内周面および外周面は、中心軸C2と同軸とされている。
図5に示すように、環状リング70には、この環状リング70をブッシュ50に装着した状態(環状リング70のブッシュ50に対する中心軸C2周りの回転が規制された状態)で最下端となる部分に、平坦部74が形成されている。
平坦部74は、本体リング72の一部を切り欠くように形成されている。本体リング72のうち、平坦部74が形成された部分は欠落しており、この部分には開口74aが形成されている。平坦面60は、平坦部74から外部に露出している。なお、平坦部74は実際に環状リング70の一部を切り欠いて形成する構造に限られず、射出成型時に平坦部74が形成されるように金型を設計した上で形成してもよい。
図3に示すように、横管接続部14に接続されるブッシュ50及び環状リング70は、平坦面60、平坦部74が、他の横管接続部14に接続される第2ブッシュ31及び第2リング33の最下部と、同じ高さとなるように形成されていることが好ましい。
ところで、図6に示すような、挿し口101と受け口102とが同心状に設けられた比較例に係るブッシュ100を用いた場合、横管接続部14Aは、下方のスラブ面Sf(図1参照)との隙間が生じてしまう。
これに対し、図3に示したような、本実施形態に係るブッシュ50によれば、挿し口51と受け口52とが互いに偏心している。したがって、受け口52を挿し口51に対して上方に偏心させた状態で挿し口51を横管接続部14A内に嵌合することで、受け口52が横管接続部14Aから下方に張り出す量を抑えることができる。これにより、例えば、横管接続部14Aを、横管接続部14Aの下方に位置する床スラブS(図1参照)に近づけることが可能になり、床下スペースの有効利用を図ること等ができる。
段差55が挿し口51と受け口52とを連結する。したがって、受け口52に横管P31を挿入したときに、横管P31の先端を段差55に突き当てることで、横管P31を位置決めすることができる。また、横管接続部14Aの端面に段差55を突き当てることで、挿し口51の横管接続部14A内への過剰な挿入を抑制することもできる。
(実施形態の変形例)
上部接続管11、下部接続管12には、それぞれの外周面を覆う遮音カバー(図示無し)を装着させることもできる。
例えば、上部接続管11には、遮音カバーとして、シート体(図示無し)を巻き付けてもよい。このようなシート体は、例えば、改質アスファルトやエラストマー、ゴム、ポリオレフィン樹脂、軟質塩化ビニル樹脂等といった弾性を備えた材料をシート状に形成したものである。前記シート体は、炭酸カルシウムや硫酸バリウム等の無機材料、鉄や鉛などの金属シート、金属粉などを含有していてもよい。
さらに例えば、下部接続管12には、遮音カバー(図示無し)として、遮音材により形成された管体を設けてもよい。前記シート体は、例えば、射出成形、圧空成形、ブロー成形、真空成形等により一体成型されている。前記シート体は、例えば、オレフィン系材料(オレフィン系樹脂100重量部に対して、無機フィラーを300〜600重量部含有する樹脂組成物)等といった弾性を備えた樹脂材料により形成されている。
前記無機フィラーとしては、特に限定されないが、例えば、シリカ、珪藻土、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化鉄、酸化錫、酸化アンチモン、フェライト類、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、炭酸バリウム、ドーンナイト、ハイドロタルサイト、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、石膏繊維、ケイ酸カルシウム、タルク、クレー、マイカ、モンモリロナイト、ベントナイト、活性白土、セピオライト、イモゴライト、セリサイト、ガラス繊維、ガラスビーズ、シリカ系バルン、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ケイ素、カーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、炭素バルン、木炭粉末、各種金属粉、チタン酸カリウム、硫酸マグネシウム、チタン酸ジルコン酸鉛、アルミニウムボレート、硫化モリブデン、炭化ケイ素、ステンレス繊維、ホウ酸亜鉛、各種磁性粉、スラグ繊維、フライアッシュ、脱水汚泥等が挙げられる。これらのうち、重量とコストのバランスから炭酸カルシウムを前記無機フィラーとして用いることが好ましい。なおこれらは、単独でも、2種以上を混合して用いてもよい。
前記オレフィン系樹脂としては、特に限定されないが、例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、アタクチックポリプロピレン、アイソタクチックポリプロピレン、シンジオタクチックポリプロピレン、ポリαオレフィンが挙げられる。中でも密度が0.87〜0.93g/cmのポリエチレンが前記オレフィン系樹脂として好ましい。なお、密度が0.87g/cm未満だと、前記管体の強度が十分ではなく、0.93g/cmを超えると、前記管体を偏平させたとき(前記管体に軸力が加えられたとき)に座屈してしまうおそれがある。また、オレフィン系樹脂の曲げ弾性率が、100〜3000kg/cmであれば、強度、巻き加工性として十分である。
なお前記管体は、オレフィン系材料とは異なる材料で形成されていてもよく、例えば、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、エラストマー材料等を用いても構わない。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
挿し口51の外径と受け口52の外径とは、同径であってもよい。
ブッシュ50は、複数の横管接続部14に設けてもよい。
図7に示すように、継手部1を最上階に用いてもよく、つまり、継手部1を最上階用継手としてもよい。この場合であって、空気を取り込むための通気管である伸頂通気管81を継手部1に接続するときには、前記伸頂通気管81を横管P3に接続してもよい。この場合、上部接続管11に、第1の縦管P1に代えて、上部接続管11を閉塞する蓋80を装着させることができる。またこの場合、横管P3のうち、上記ブッシュ50に接続される大径の横管P31に、伸頂通気管81を接続することができる。なお、伸頂通気管81を横管P3に接続するのに代えて、上部接続管11に接続してもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 継手部(継手構造)
10 集合継手
14A 横管接続部
50 ブッシュ
51 挿し口
51i 最下部
52 受け口
52i 最下部
55 段差

Claims (3)

  1. 集合継手の横管接続部に装着されるブッシュであって、
    前記横管接続部内に嵌合される挿し口と、
    前記挿し口に対して前記挿し口の軸方向に連なり、かつ前記挿し口に対して偏心し、前記挿し口よりも大径の受け口と、を備えるブッシュ。
  2. 前記挿し口と前記受け口とを連結する段差をさらに備える請求項1に記載のブッシュ。
  3. 横管接続部を備えた集合継手と、
    前記受け口が前記挿し口に対して上方に偏心した状態で、前記横管接続部に前記挿し口が嵌合された請求項1または2に記載のブッシュと、を備える継手構造。
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