JP2020028960A - 打込機 - Google Patents
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Abstract
Description
図8は、コントローラ16が、図7のステップS13からステップS17の間に行う制御のうち、電動モータ14に供給する電流値の制御を示す。目標電流値A1は、最大電流値の一例である60A未満である。最大電流値は、電動モータ14に供給することの可能な電流値であり、例えば、インバータ回路56の電界効果トランジスタ60の耐久性等の条件により決定される。本実施形態において、目標電流値A1は一定であり、一例として40Aに設定可能である。デューティ比は、所定期間内に電界効果トランジスタ60をオンする割合である。
コントローラ16が、目標電流値A1を制御する例を説明する。コントローラ16は、図9(A)のように、温度または打撃部12の応答時間に応じて、目標電流値A1を変更可能である。コントローラ16は、ステップS20において、打撃部12の応答時間が所定時間以下であるか否かを判断する。打撃部12の応答時間は、打撃部12が待機位置から上昇を開始した時点から、打撃部12が上死点に到達するまでの時間である。所定時間は、例えば90ms、つまり、0.09秒である。
コントローラ16は、図9(B)に示す電動モータ14の回転数に基づいて、電動モータ14を停止させることが可能である。コントローラ16が、図7のステップS13で電動モータ14に電流の供給を開始すると、電動モータ14の回転数は、実線R1のように上昇する。実線R1は、止具54が射出路で詰まっていない場合の回転数である。
電池パック17の電圧の例が、図10(A)に示されている。電池パック17の電圧V1は実線で示されている。電池パック17の電圧V1は、36Vから時間の経過に伴い低下する。電池パック17の放電終止電圧V3は、ゲート60Aに入力される信号の電圧V4よりも高い。ゲート60Aに入力される信号の電圧は、例えば15Vである。なお、放電終止電圧V3は、安全に放電を行える放電電圧の最低値である。このように、電池パック17の電圧V1は、時間の経過に関わり無く電圧V4よりも高い。したがって、電界効果トランジスタ60の機能が低下すること、つまり、インバータ回路56の機能が低下することを抑制可能である。
コントローラ16が行うことの可能な制御例を、図10(B)を参照して説明する。コントローラ16は、ステップS30において電池パック17の電圧が、所定電圧以下であるか否かを判断する。所定電圧は、放電終止電圧と、所定のマージンとの合計である。所定のマージンは、例えば、停止している電動モータ14を回転させた場合に生じる電圧の変化量から求めた値である。
電池パック17の電圧の例が、図11に示されている。電池パック17の電圧V6は、36Vから経過時間に伴い低下する。電圧V6は時間の経過に関わり無く、発光ダイオードランプ55を点灯させるために必要な駆動電圧V7を超える値で推移する。例えば、停止している電動モータ14を回転させる場合に、電圧V6が低下しても、電圧V6は駆動電圧V7を超える。したがって、発光ダイオードランプ55の照度不足を抑制できる。
ステータコア35の軸線B2方向における厚さL1は、一例として20mm以下、具体的には11mmに設定されている。比較例のコアの厚さは22mmである。実施形態の打込機10は、軸線B2方向において大型化を抑制できる。
モータケース21内の空気の温度が上昇することを抑制をする機構、つまり、冷却機構の一例を、図2、図5(A)、図5(B)を参照して説明する。冷却ファン73がモータケース21内に設けられ、冷却ファン73は、モータ軸38に取り付けられている。冷却ファン73は、軸線B2方向で電動モータ14と軸受39との間に配置されている。
Claims (14)
- 第1方向及び前記第1方向とは逆の第2方向に作動可能な打撃部と、前記打撃部を前記第1方向に付勢する付勢機構と、電圧が印加されて軸線を中心として回転し、かつ、前記打撃部を前記付勢機構の力に抗して前記第2方向に作動させる電動モータと、前記電動モータに電圧を印加する電源と、前記打撃部、前記付勢機構、前記電動モータ、前記電源を支持するハウジングと、を有する打込機において、
前記電源の定格電圧は、36Vであって、
前記ハウジングは、
作業者が手で握るハンドルと、
前記電動モータを収容するモータケースと、
を有し、
前記ハンドルと前記モータケースとが、前記打撃部の作動方向に間隔をおいて配置され、
前記打撃部、前記付勢機構、前記電動モータ、前記電源を支持している前記ハウジングの重心を備え、
前記ハウジングの重心は、前記打撃部の作動方向で前記ハンドルと前記モータケースとの間であり、かつ、前記軸線方向で前記ハウジング及び前記電源を含む全長の略1/2の位置に配置されている、打込機。 - 前記打撃部により打撃される止具が供給される射出部が、前記ハウジングに取り付けられ、
前記電動モータは、前記打撃部の作動方向で前記ハンドルと前記射出部との間に配置され、
前記軸線は、前記打撃部の作動方向に対して交差して配置されている、請求項1記載の打込機。 - 第1方向及び前記第1方向とは逆の第2方向に作動可能な打撃部と、前記打撃部を前記第1方向に付勢する付勢機構と、電圧が印加されて回転し、かつ、前記打撃部を前記付勢機構の力に抗して前記第2方向に作動させる電動モータと、前記打撃部を支持するハウジングと、前記ハウジングに設けられ、かつ、前記電動モータに電圧を印加する電源と、前記電源と前記電動モータとの間に形成された電気回路と、前記電気回路をオン及びオフするスイッチング素子と、を有する打込機であって、
前記スイッチング素子は、電気信号が入力されて前記電気回路をオン及びオフする信号入力部を有し、
前記電源の降下電圧は、前記スイッチング素子の駆動電圧よりも高い、打込機。 - 前記電源は、
前記ハウジングに対して着脱可能な収容ケースと、
前記収容ケース内に収容される電池セルと、
を備え、
前記電池セルは、直列に接続される10個の電池セルであり、
10個の前記電池セルのそれぞれの定格電圧は、3.6Vである、請求項3記載の打込機。 - 前記電源の放電終止電圧は、前記信号入力部に入力される前記電気信号の電圧よりも高い、請求項3記載の打込機。
- 前記スイッチング素子が前記電気回路をオンする割合であるデューティ比を制御するコントローラが設けられ、
前記コントローラは、前記電源の電圧を前記電動モータに印加する場合の目標電流値が一定となるように、前記スイッチング素子のデューティ比を制御する、請求項3乃至5の何れか1項記載の打込機。 - 前記ハウジング内の温度を検出する温度検出部が、更に設けられ、
前記コントローラは、前記ハウジング内の温度が所定値を超えている場合の前記目標電流値を、前記ハウジング内の温度が前記所定値以下である場合の前記目標電流値よりも高く設定する、請求項6記載の打込機。 - 前記ハウジング内の温度は、前記電動モータの温度、または、前記スイッチング素子の温度である、請求項7記載の打込機。
- 前記電動モータは、
前記電圧が印加されて回転磁界を形成するステータと、
前記ステータが形成する回転磁界により、軸線を中心として回転するロータと、
を有し、
前記ステータは、
前記電源に電気的に接続されるコイルと、
前記コイルが取り付けられるステータコアと、
を有し、
前記軸線に沿った方向における前記ステータコアの長さは、20mm以下である、請求項3乃至8の何れか1項記載の打込機。 - 前記軸線に沿った方向における前記ステータコアの長さは、11mm以下である、請求項9記載の打込機。
- 前記打撃部により打撃される止具が供給される射出部と、
前記射出部に取り付けられ、かつ、前記止具を打ち込む相手材に接触及び離間が可能な接触部材と、
前記射出部に供給する前記止具を支持するマガジンと、
前記マガジンに取り付けられ、かつ、前記接触部材の先端を照らす照明部と、
が更に設けられ、
前記照明部の点灯させるために必要な電圧は、前記電源の放電終止電圧よりも低い、請求項3乃至10の何れか1項記載の打込機。 - 前記ハウジングは、前記電動モータを収容するモータケースを有し、
前記モータケース内に設けられ、かつ、前記スイッチング素子を取り付けた基板と、
前記モータケース内に設けたギヤケースと、
前記ギヤケース内に設けられ、かつ、前記電動モータから回転力が伝達される減速機と、
前記モータケースを貫通して設けられた第1吸気孔、第2吸気孔及び排気孔と、
前記モータケースの外部の空気を前記第1吸気孔及び前記第2吸気孔から前記モータケースの内部に吸入し、かつ、前記モータケースの内部の空気を、前記排気孔から前記モータケースの外部に排出させるファンと、
が更に設けられ、
前記第1吸気孔の配置領域と前記ギヤケースの配置領域とが重なり、
前記第2吸気孔の配置領域と前記基板の配置領域とが重なり、
前記排気孔の配置領域と前記ファンの配置領域とが重なっている、請求項3または6記載の打込機。 - 前記ハウジングは、前記電動モータを収容するモータケースを有し、
前記打撃部を作動させるために作業者が操作するトリガが、前記ハウジングに設けられれられ、
前記モータケースにおいて前記打撃部の作動方向で前記トリガと対向する位置に、窪み部が設けられている、請求項9記載の打込機。 - 前記ハウジングは、
前記打撃部を収容する本体と、
前記本体から所定方向に突出され、かつ、作業者が手で握るハンドルと、
を有し、
前記電源は、前記所定方向に対して交差する方向にスライドすることにより、前記ハンドルに対して着脱可能である、請求項4記載の打込機。
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