JP2020028127A - 棟内共聴装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源喪失となっても電源監視を継続することができる棟内共聴装置とする。【解決手段】 AC100Vが失われた場合は、大容量キャパシタ51bが電源となって、アラーム信号が電源監視部56aから制御ユニット51に送られ、制御ユニット51では、アラーム信号を通信信号によりゲートウェイ13に送る。また、AC100Vは失われていないが、電源ユニット56の過電流保護回路56bが動作してDC電源が失われた場合は、大容量キャパシタ51bが電源となって、各増幅ユニットへのDC電源の供給をオン/オフするDC−SWのオン/オフ制御を制御ユニット51が行い、ショートモードで不具合が生じた増幅ユニットのDC−SWのみをオフして、当該増幅ユニットに割り当てられていた周波数帯域を除いて復旧させる。【選択図】 図2

Description

本発明は、CATV局からの伝送信号などを棟内において伝送する棟内共聴装置に関する。
この明細書で云う「棟内共聴装置」とは、ビルや集合住宅,共同住宅などの建物に設置する共聴装置、および、戸建の建物に設置する共聴装置などの棟内に設置する共聴装置を云うものとする。
棟内共聴装置にCATV(ケーブルテレビジョン)を導入する場合の一例の構成を図4に示す。
図4に示す棟内共聴装置1100は、棟内に設置され、CATV信号伝送ライン中に挿入されている双方向分岐増幅装置1101により分岐された下り方向のCATV信号が、タップオフ(TAP OFF )1102および保安器SBを介して棟内に引き込まれ、双方向増幅装置1105の第1入力端子に入力されると共に、BS/CSアンテナ1103よりのBS−IFあるいはCS−IF信号が、双方向増幅装置1105の第2入力端子に入力される。これらの第1入力端子および第2入力端子に入力された3種類の信号は、それぞれ双方向増幅装置1105により増幅されて出力端子から混合されて出力される。
双方向増幅装置1105の出力は分岐器1106に供給され、分岐器1106において分岐された1つの信号は、分配器1107により複数に分配される。この分配された信号は双方向増幅装置1108により増幅されて、さらに分配器1109により複数に分配される。分配器1109により分配された1つの分配出力は、複数個縦続に接続された直列ユニット1110〜1115に供給される。この直列ユニット1115の終端にはインピーダンス整合用の終端抵抗1116が接続されている。
この直列ユニット1110〜1115は宅内の各部屋等に設けられており、この直列ユニット1110〜1115にはテレビジョン受像機等に接続されるケーブルが接続される。
特開平11−4357号公報
従来の棟内共聴装置1100において、テレビ受信機においてテレビ放送が視聴できなくなった場合に考えられる原因は、伝送ライン中に挿入されている双方向分岐増幅装置の障害によるものか、若しくはその他の要因によるものなのか特定することができず、復旧に時間と作業工数がかかっていた。仮に、テレビ放送が視聴できない原因が、双方向増幅装置の電源喪失と特定されても、通常は双方向増幅装置の電源部に過電流保護回路が設けられていることから、特定箇所の短絡などにより異常電流が流れると、過電流保護回路が動作して電源が失われることから、特定箇所のみの故障であっても双方向増幅装置の全ての機能が停止してしまうことになる。すなわち、特定箇所のみの故障であっても全停波の状態で双方向増幅装置の復旧を待つしかない状況になるという問題点があった。
そこで、本発明は、電源喪失となっても電源監視を継続することができる棟内共聴装置を提供することを目的としている。
本発明の実施例の棟内共聴装置は、伝送線路に増幅装置が設けられ、公衆通信網に接続可能なゲートウェイを備えている棟内共聴装置において、前記増幅装置は、前記伝送線路を伝送される周波数帯域の信号を増幅する増幅部と、供給されるDC電源のオン/オフを行えるスイッチとを有する増幅ユニットと、アラーム信号を含む通信信号を前記伝送線路に送出する通信手段と、大容量キャパシタとを有する制御ユニットと、前記増幅ユニットおよび前記制御ユニットに動作用のDC電源を供給すると共に、AC電源の監視を行って、AC電源が失われた際に前記アラーム信号を前記制御ユニットに送る電源監視部と、過電流が流れることを防止する過電流保護回路とを備える電源ユニットとを備え、前記制御ユニットの前記通信手段は、前記通信信号を前記伝送線路において使用されていない周波数帯域を用いて前記伝送線路に伝送しており、前記通信信号は前記伝送線路を上って前記ゲートウェイに伝送され、公衆通信網に接続された監視手段が、前記増幅装置における電源に関する監視を行えるように、前記ゲートウェイが、前記通信信号により送られた前記アラーム信号を公衆通信網を介して前記監視手段に送ることを最も主要な特徴としている。
また、本発明の他の実施例の棟内共聴装置は、放送信号を含む信号を、棟内における共聴信号として用いることができ、伝送線路に共聴信号を増幅する増幅装置が設けられ、公衆通信網に接続するゲートウェイを備えている棟内共聴装置において、前記増幅装置は、前記共聴信号を構成する複数の周波数帯域の信号の内の一つの周波数帯域の信号を増幅する増幅部と、供給されるDC電源のオン/オフを行えるスイッチとを有する複数の増幅ユニットと、アラーム信号を含む通信信号を前記伝送線路に送出する通信手段と、大容量キャパシタとを有する制御ユニットと、前記複数の増幅ユニットおよび前記制御ユニットに動作用のDC電源を供給すると共に、AC電源の監視を行って、AC電源が失われた際に前記アラーム信号を前記制御ユニットに送る電源監視部と、過電流が流れることを防止する過電流保護回路とを備える電源ユニットとを備え、前記制御ユニットの前記通信手段は、前記通信信号を前記共聴信号において使用されていない周波数帯域を用いて前記伝送線路に伝送しており、前記通信信号は前記伝送線路を上って前記ゲートウェイに伝送され、公衆通信網に接続された監視手段が、前記増幅装置における電源に関する監視を行えるように、前記ゲートウェイが、前記通信信号により送られた前記アラーム信号を公衆通信網を介して前記監視手段に送ることを最も主要な特徴としている。
上記した本発明の棟内共聴装置において、前記アラーム信号には、前記アラーム信号を送出した前記増幅装置の識別情報が付加されており、前記アラーム信号を受け取った前記監視手段では、棟内共聴装置の管理者に前記アラーム信号を受け取ったことが電子メールで通知されるようにしている。
また、上記した本発明の棟内共聴装置において、AC電源が失われた時には、前記大容量キャパシタから前記通信手段および前記電源監視部に動作用の電源が供給されて、AC電源が失われても、前記アラーム信号が前記通信手段から前記ゲートウェイに送出されるようにしている。
さらにまた、上記した本発明の棟内共聴装置において、前記複数の増幅ユニットのいずれかにおいてショートモードの不具合が生じて前記過電流保護回路が動作し、前記DC電源が失われた時には、前記大容量キャパシタから前記制御ユニットおよび前記スイッチに動作用の電源が供給されて、前記DC電源が失われた時に、前記制御ユニットが、ショートモードの不具合が生じた増幅ユニットに前記DC電源を供給している前記スイッチをオフするよう制御している。
本発明の棟内共聴装置は、AC100Vが失われた場合は、大容量キャパシタが電源となって、アラーム信号が電源監視部から制御ユニットに送られ、制御ユニットでは、アラーム信号を通信信号によりゲートウェイに送っている。また、AC100Vは失われていないが、電源ユニットの過電流保護回路が動作してDC電源が失われた場合は、大容量キャパシタが電源となって、各増幅ユニットへのDC電源の供給をオン/オフするDC−SWのオン/オフ制御を制御ユニットが行い、ショートモードで不具合が生じた増幅ユニットのDC−SWのみをオフして、当該増幅ユニットに割り当てられていた周波数帯域を除いて復旧させている。これにより、棟内共聴装置において電源喪失の障害が生じても電源監視を継続することができ、障害から迅速に復旧できるようになる。
本発明の実施例である棟内共聴装置の構成を示す図である。 本発明にかかる棟内共聴装置における双方向増幅装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明にかかる棟内共聴装置における双方向増幅装置の電源監視の構成を示す機能ブロック図である。 従来の棟内共聴装置の構成を示す図である。
<実施例>
本発明の実施例の棟内共聴装置の構成を図1に示す。
本発明にかかる「棟内共聴装置」には、ビルや集合住宅,共同住宅などの建物に設置する共聴装置、および、戸建の建物に設置する共聴装置などの棟内に設置される共聴装置が含まれているものとする。
図1に示す本発明の実施例の棟内共聴装置1は、屋上などに設置されたBS・CSアンテナ10と混合器12とゲートウェイ13とを備え、混合器15と双方向増幅装置17と分岐・分配器18と双方向増幅装置19と分岐・分配器20とが縦続接続された伝送線路と、双方向増幅装置22と分岐・分配器23とが縦続接続された第1系統と、双方向増幅装置24と分岐・分配器25とが縦続接続された第2系統とから構成されている。伝送線路で伝送される伝送信号は、伝送線路損失や分配や分岐されることで減衰され、この減衰を補償するために、双方向増幅装置17,19,22,24が設けられている。
棟内共聴装置1には、CATV局1010から幹線に設置されている増幅装置や分岐・分配装置などの幹線機器1011を介してCATV信号の伝送ライン中に挿入されている分岐・分配装置などにより分岐されたCATV信号の下り信号(以下、「CATV下り信号」という)がタップオフ(TAP OFF )1012および保安器1013を介して棟内に引き込まれている。そして、保安器1013までのメンテナンスはCATV局1010が行うが、保安器1013以降のメンテナンスは加入者が行うこととされている。
棟内共聴装置1では、第2入力端子にゲートウェイ13が接続されている混合器12の第1入力端子にBS・CSアンテナ10で受信され中間周波信号とされた衛星放送信号(以下、「BS・CS−IF信号」という)が入力され、混合器12の出力端子は混合器15の第2入力端子に接続されている。棟内共聴装置1に入力されたCATV下り信号は、混合器15の第1入力端子に入力され、混合器15の第1入力端子に入力されたCATV下り信号および第2入力端子に入力されたBS・CS−IF信号が混合されて共聴信号とされて出力端子から出力される。
なお、図1に示す棟内共聴装置1においては、CATV下り信号とBS・CS−IF信号とが混合されて共聴信号とされているが、本発明においてはこれに限ることはなく、地上デジタル放送信号を受信するUHFアンテナを棟内共聴装置1に設けて、UHFアンテナで受信された地上デジタル放送信号とBS・CS−IF信号とを混合して共聴信号としてもよい。
混合器15の出力端子から出力された共聴信号は双方向増幅装置17に入力されて所定のレベルになるよう増幅される。双方向増幅装置17の出力は分岐・分配器18に供給され、分岐・分配器18において複数に分岐・分配される。分岐・分配器18を通過した共聴信号は、双方向増幅装置19に入力されて所定のレベルになるよう増幅される。双方向増幅装置19の出力は分岐・分配器20に供給され、分岐・分配器20において複数に分岐・分配される。分岐・分配器20を通過した共聴信号は、さらに、分岐・分配器21で第1系統と第2系統の共聴信号に分配される。第1系統に分配された共聴信号は、双方向増幅装置22に入力されて所定のレベルになるよう増幅されて、双方向増幅装置22の出力は分岐・分配器23に供給されて複数に分岐・分配される。分岐・分配器23で分岐・分配された共聴信号は宅内の各部屋等に設けられている直列ユニットにそれぞれ供給され、直列ユニットにはテレビジョン受像機等に接続されるケーブルが接続される。また、第2系統に分配された共聴信号は、双方向増幅装置24に入力されて所定のレベルになるよう増幅されて、双方向増幅装置24の出力は分岐・分配器25に供給されて複数に分岐・分配される。分岐・分配器25で分岐・分配された共聴信号は宅内の各部屋等に設けられている直列ユニットにそれぞれ供給され、直列ユニットにはテレビジョン受像機等に接続されるケーブルが接続される。
また、第1系統の直列ユニットから送出された上り信号は分岐・分配器23を介して双方向増幅装置22で所定のレベルになるよう増幅されて、分岐・分配器21に供給される。さらに、第2系統の直列ユニットから送出された上り信号は分岐・分配器25を介して双方向増幅装置24で所定のレベルになるよう増幅されて、分岐・分配器21に供給される。分岐・分配器21から出力された上り信号は、分岐・分配器20−双方向増幅装置19−分岐・分配器18−双方向増幅装置17の経路で上っていき、混合器15を介して保安器1013に入力される。保安器1013を通過した上り信号は、タップオフ1012、CATVの幹線および幹線機器1011を介してCATV局1010に上っていき受信される。
上記したように、共聴信号は、CATV下り信号とCATV信号の上り信号(以下、「CATV上り信号」という)およびBS・CS−IF信号から構成され、双方向増幅装置17,19,22,24は、CATV下り信号を増幅する増幅ユニットとCATV上り信号を増幅する増幅ユニットおよびBS・CS−IF信号を増幅する増幅ユニットを有している。それぞれの増幅ユニットの供給電圧および供給電流や温度などの機器の状態情報と、入力レベル、出力レベル、C/Nなどの伝送信号の状態情報からなる動作データは周期的にモニタされている。モニタされたモニタ信号は、動作データにモニタされた増幅ユニット特有の一意の識別情報(以下、「ID」という)を付加して構成されており、モニタ信号は変調されて共聴信号では使用されていない周波数帯域(例えば、920MHz)の通信信号になって棟内共聴装置1内の幹線を上っていき、混合器15と混合器12を介してゲートウェイ13に供給される。例えば、通信信号はFSK(frequency shift keying)信号とされている。ゲートウェイ13は、棟内共聴装置1とインターネット14との間でデータの送受を行える機能を有しており、通信信号をベースバンド信号であるモニタ信号に戻してTCP(Transmission Control Protocol )やHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)によりモニタ信号をインターネット14上のクラウド3に送出することができる。モニタ信号はクラウド3に保存される。なお、ゲートウェイ13は、所定時間ごとにモニタ信号をクラウド3に送出したり、モニタ信号が更新されるごとにモニタ信号をクラウド3に送出している。
ゲートウェイ13は、例えば携帯電話網やWi−Fiなどの無線でインターネット14に接続されるが有線でインターネット14に接続してもよい。インターネット14上には監視センター2が有線あるいは無線で接続されている。これにより、監視センター2はクラウド3にアクセスすることにより、クラウド3上のアプリケーションによりID別にグラフ化されたモニタ信号を表示器上で監視できる。IDでは、双方向増幅装置17,19,22,24の各増幅ユニットを識別できると共に、増幅ユニット内の各増幅器の入力レベルを調整する入力レベル調整部と出力レベルを調整する出力レベル調整部をそれぞれ識別することができる。また、クラウド3上のアプリケーションによりモニタ信号が解析されて、モニタ信号に異常があった際には、異常情報を表示器上に表示して監視することができる。異常情報により、いずれかの増幅ユニットに不具合が生じる予兆が見られた場合は、当該増幅ユニットを有している棟内共聴装置1が設置されている建物に要員を派遣して事前に当該増幅ユニットを交換することができ、障害の発生を予防することができるようになる。これにより、監視センター2は、棟内共聴装置1における双方向増幅装置17,19,22,24の各増幅ユニットを周期的に監視することができる。さらに、ゲートウェイ13はモニタ信号に加えて、双方向増幅装置17,19,22,24の各増幅ユニットに設定されているパラメータの情報もクラウド3に送っており、監視センター2はクラウド3に格納されたパラメータを変更することにより、インターネット14およびゲートウェイ13を介して変更されたパラメータを増幅ユニットに設定することができる。パラメータには上記IDが付加されており、割り当てられた周波数帯域の信号を所定レベルで出力するように増幅ユニットに設定されるパラメータである。
さらにまた、本発明にかかる棟内共聴装置1では、双方向増幅装置17,19,22,24は電源監視を行っており、双方向増幅装置17,19,22,24の電源が喪失されても内蔵されたスーパキャパシタなどの大容量キャパシタにより電源監視を所定時間行うことができる。そして、双方向増幅装置17,19,22,24の電源が喪失されたことが検出された場合は、スーパキャパシタを電源として用いることにより、電源喪失したことを示すアラーム信号を上記した通信信号でゲートウェイ13まで送っている。アラーム信号には、電源喪失された双方向増幅装置のIDが付加されている。ゲートウェイ13では、アラーム信号が上記したようにクラウド3に送られ、クラウド3ではアラーム信号を受けた際にアプリケーションが起動されて双方向増幅装置17,19,22,24の内のIDで特定された双方向増幅装置において電源が喪失されたことが、棟内共聴装置1の管理者に電子メールされる。
次に、本発明にかかる棟内共聴装置1における双方向増幅装置17,19,22,24の構成を説明するが、双方向増幅装置19,22,24は双方向増幅装置17と同じ構成とされているため、双方向増幅装置17を代表として、その構成を示す機能ブロック図を図2に示す。
図2に示すように双方向増幅装置17は、制御ユニット51と第1増幅ユニット52と第2増幅ユニット53と第3増幅ユニット54と第4増幅ユニット55と、これらのユニットに電源を供給する電源ユニット56を備えている。例えば、第1増幅ユニット52はCATV上り信号を増幅する増幅ユニットとされ、第2増幅ユニット53はCATV下り信号を増幅する増幅ユニットとされ、第3増幅ユニット54はBS・CS−IF信号を増幅する増幅ユニットとされ、第4増幅ユニット55はCATV上り、CATV下り、BS・CS−IFを除く周波数帯域の信号を増幅する増幅ユニットとされている。
図2に示すように双方向増幅装置17における制御ユニット51は、図示しないマイクロコントローラー(MCU)と、GPIO(General Purpose Input/Output)51aと通信I/F51cとを有する通信部51−1と、スーパキャパシタなどの大容量キャパシタ51bとを少なくとも備えている。第1増幅ユニット52は増幅部(AMP)52aとDC−SW52bのスイッチとを少なくとも備えており、第2増幅ユニット53もAMP53aとDC−SW53bのスイッチとを少なくとも備えており、第3増幅ユニット54もAMP54aとDC−SW54bのスイッチとを少なくとも備えており、第4増幅ユニット55もAMP55aとDC−SW55bのスイッチとを少なくとも備えている。DC−SW52b〜DC−SW55bは、オン/オフの制御信号によりオン/オフ状態を切り替えることができる電子スイッチとされ、当該電子スイッチが設けられた増幅ユニットに供給されるDC電源を制御信号によりオン/オフすることができる。
電源ユニット56は、第1増幅ユニット52ないし第4増幅ユニット55にDC電源を供給する電源供給部に加えて電源監視部56aと過電流保護回路56bとを備えている。DC電源を供給するために、電源ユニット56の電源供給部と、制御ユニット51と、第1増幅ユニット52ないし第4増幅ユニット55のDC−SW52bないしDC−SW55bとの間にそれぞれ電源ラインDCが設けられている。そして、電源ユニット56の電源供給部から電源ラインDCを介して制御ユニット51に動作用のDC電源が供給されると共に、電源ラインDCとDC−SW52bないしDC−SW55bを介して第1増幅ユニット52ないし第4増幅ユニット55にそれぞれ動作用のDC電源が供給されている。なお、商用電源からAC100Vを貰うためのプラグが先端に設けられたACコードが電源ユニット56から引き出されている。
そして、制御ユニット51において、GPIO51aには電源監視部56aと、DC−SW52bないしDC−SW55bの制御端子にそれぞれ接続されるIO端子が含まれている。また、制御ユニット51のGPIO51aと通信I/F51cを有する通信部51−1は、電源喪失となっても大容量キャパシタ51bから電源が供給されることから、電源喪失後の所定時間の間は動作させることができる。さらに、大容量キャパシタ51bから引き出された電源線が、電源ユニット56の電源監視部56aとDC−SW52bないしDC−SW55bとにそれぞれ接続されて、電源喪失となっても大容量キャパシタ51bから電源が供給されることから、電源監視部56aとDC−SW52bないしDC−SW55bとを電源喪失後の所定時間の間は動作させることができる。
ここで、双方向増幅装置17,19,22,24のいずれかにおいて、何らかの原因により供給されているAC100Vが失われると、電源ユニット56から供給されているDC電源が失われて、通信部51−1を除く制御ユニット51と、第1増幅ユニット52ないし第4増幅ユニット55とは動作しないようになる。しかしながら、大容量キャパシタ51bから、制御ユニット51の通信部51−1、および、電源ユニット56の電源監視部56aと第1増幅ユニット52ないし第4増幅ユニット55のDC−SW52bないしDC−SW55bにDC電源が供給されて、これらは動作を継続する。
電源監視部56aは、AC100Vが失われたのか否かを検出しており、AC100Vが失われたと検出されると、その旨を示すアラーム信号が電源監視部56aから制御ユニット51に送られる。制御ユニット51では、通信部51−1がGPIO51aを介してアラーム信号を受け取って電源喪失したことを示すアラーム信号の上記した通信信号を作成し、この通信信号が通信I/F51cによりゲートウェイ13まで送られる。ゲートウェイ13は、受け取った通信信号におけるアラーム信号をクラウド3に送出する。アラーム信号には、AC100Vが失われた双方向増幅装置のIDが付加されている。このアラーム信号に基づいて、上記したように棟内共聴装置1の管理者に、IDで特定された双方向増幅装置においてAC100Vが失われたことが、クラウド3から電子メールで通知される。これにより、管理者はAC100Vが失われた電源断と分かれば、現場で調査する事なく復旧方法を迅速に指示できるようになる。
また、過電流保護回路56bは、過電流が流れた際に動作して過電流が流れることを防止する回路である。ここで、双方向増幅装置17,19,22,24のいずれかにおいて、内蔵されたいずれかの増幅ユニットでショートモードの不具合が生じると電源ユニット56に過電流が流れることから、電源ユニット56の過電流保護回路56bが動作する。これにより、不具合が生じた双方向増幅装置においては、制御ユニット51と、第1増幅ユニット52ないし第4増幅ユニット55に電源ユニット56から供給されているDC電源が供給されないようになる。すると、制御ユニット51と、第1増幅ユニット52ないし第4増幅ユニット55とは動作しないようになるが、大容量キャパシタ51bから、制御ユニット51の通信部51−1、および、電源ユニット56の電源監視部56aと第1増幅ユニット52ないし第4増幅ユニット55のDC−SW52bないしDC−SW55bにDC電源が供給されて、これらは動作を継続する。
電源監視部56aは、上記したようにAC100Vが失われたのか否かを検出しているが、この場合は、AC100Vが継続して供給されていることから、電源監視部56aからアラーム信号は送出されない。このように、通信部51−1のGPIO51aはアラーム信号を受け取らないが、DC電源が供給されない場合は、制御ユニット51では、通信部51−1がGPIO51aを介してDC−SW52bないしDC−SW55bの制御端子にオフ信号を送り、DC−SW52bないしDC−SW55bをオフさせる。これにより、過電流が流れなくなることから、過電流保護回路56bは元の状態に復旧して電源ユニット56からDC電源が供給されるようになる。次いで、通信部51−1はDC−SW52bないしDC−SW55bの制御端子に順次オン信号を送り、DC−SW52bないしDC−SW55bを順次オンにしていく。すると、ショートモードで不具合が生じた増幅ユニットのDC−SWがオンされた際に、過電流保護回路56bが再度動作するようになる。これを受けて、通信部51−1は、過電流保護回路56bが再度動作した時にオンしたDC−SWをオフする。これにより、ショートモードで不具合が生じた増幅ユニットは電源ユニット56から切り離されるようになり、過電流保護回路56bは元の状態に復旧して電源ユニット56からDC電源が供給されるようになる。そして、ショートモードで不具合が生じた増幅ユニットを除く増幅ユニットには、通信部51−1はGPIO51aを介してDC−SW52bないしDC−SW55bにオン信号を送り、ショートモードで不具合が生じた増幅ユニットを除く増幅ユニットを動作させる。これにより、棟内共聴装置1は全停波からショートモードで不具合が生じた増幅ユニットに割り当てられていた周波数帯域を除いて復旧するようになる。
ここで、本発明にかかる棟内共聴装置1における双方向増幅装置の電源監視の構成を示す機能ブロック図を図3に示し、図3を参照して双方向増幅装置の電源監視について説明する。なお、図3に示す電源監視の構成は、双方向増幅装置17,19,22,24のそれぞれが備えている。
双方向増幅装置の電源監視は、制御ユニット51と電源ユニット56とにより行われている。電源ユニット56は電源監視部56aを備え、電源監視部56aは、AC100Vの電圧レベルを取り込むアイソレータ110と、シュミットトリガなどのヒステリシス特性を有する閾値回路111とを備えている。アイソレータ110の2つの入力(IN)端子には、AC100Vの一のラインから抵抗R1を介した入力と、AC100Vの他のラインから抵抗R2と検波用のダイオードD1の直列回路を介した入力とが入力されている。また、アイソレータ110は、AC100Vの2本のライン間の電圧レベルに応じたレベル信号を出力するOUT端子と、グランドに接続されるGND端子と電源(Vcc)端子とを備えている。閾値回路111は、アイソレータ110からのレベル信号が入力されるIN端子とGND端子とVcc端子と、レベル信号に応じたハイ(H)信号あるいはロー(L)信号のアラーム信号ALを出力するOUT端子を備えている。電源ユニット56のVcc端子には電源ユニット56からDC電源が供給され、逆流防止用のダイオードD2を介してアイソレータ110と閾値回路111のVcc端子にDC電源が供給される。これにより、AC100Vが電源ユニット56に印加されている場合は、アイソレータ110からDC電源のレベルに相当する50Hzあるいは60Hzの矩形波がOUT端子から出力されて閾値回路111のIN端子に入力される。これを受けて、閾値回路111はOUT端子からH信号を出力する。また、AC100Vが失われると、アイソレータ110からL信号に相当する低いレベル信号がOUT端子から出力されて閾値回路111のIN端子に入力される。これを受けて、閾値回路111はOUT端子からL信号を出力する。閾値回路111のOUT端子から出力されるH信号あるいはL信号がアラーム信号ALであり、アラーム信号ALがH信号のとき正常時を示し、アラーム信号がL信号のときAC100Vが失われた異常時を示すようになる。なお、閾値回路111はヒステリシス特性を有していることからH信号およびL信号にチャタリングが生じることはない。
制御ユニット51は、MCU100と、GPIO51aと通信I/F51cを有する通信部51−1と、スーパキャパシタなどの大容量キャパシタ51bとを備えている。MCU100はGND端子とVcc端子とを備え、通信部51−1を制御をしている。また、通信部51−1は省電力タイプのMCU51dを内蔵しており、MCU51dは、電源ユニット56からDC電源が供給されなくなった際に、DC−SW52b〜DC−SW55bをオン/オフする上記した制御を行うように、オン/オフ信号を上記したようにGPIO51aを介して送出する制御を行っている。
電源監視部56aからのアラーム信号ALは、通信部51−1にGPIO51aを介して入力される。通信部51−1は、MCU51dの制御の基でアラーム信号ALを含む上記した通信信号を作成して、通信I/F51cからゲートウェイ13に送出する。アラーム信号ALには、双方向増幅装置のIDが付加されている。ゲートウェイ13はクラウド3にアラーム信号ALを送出するが、アラーム信号ALを受けたクラウド3は、アラーム信号ALがL信号とされてAC100Vが失われた有意のアラーム信号ALの場合は、棟内共聴装置1の管理者に、アラーム信号ALのIDで特定された双方向増幅装置においてAC100Vが失われたこと電子メールで通知する。これにより、管理者はAC100Vが失われたことを知ることができ、現場で調査する事なく復旧方法を迅速に指示できるようになる。また、アラーム信号ALを受けたクラウド3は、アラーム信号ALがH信号とされてAC100Vが正常を示すアラーム信号ALの場合は、管理者に電子メールの通知はしない。
MCU100には、制御ユニット51のVcc端子に電源ユニット56から供給されたDC電源が供給され、GPIO51aと通信I/F51cには、制御ユニット51のVcc端子に電源ユニット56から供給されたDC電源が、逆流防止用のダイオードD3を介して供給されている。また、大容量キャパシタ51bには、制御ユニット51のVcc端子に電源ユニット56から供給されたDC電源が、ダイオードD3と定電流ダイオードCD1と抵抗R3との並列回路を介して印加されて充電されている。なお、MCU100は第1増幅ユニット52ないし第4増幅ユニット55におけるそれぞれの供給電圧および供給電流や温度などの機器の状態情報と、入力レベル、出力レベル、C/Nなどの伝送信号の状態情報からなる動作データを処理して上記した通信信号を生成する制御を行っている。このため、MCU100の消費電力は大きくなっている。このため、DC電源が供給されなくなった際に、大容量キャパシタ51bによりMCU100を動作させることは困難となる。そこで、DC電源が供給されなくなった際にはダイオードD3により制御ユニット51のVcc端子に大容量キャパシタ51bから電源が供給されないようにしている。
電源ユニット56に印加されているAC100Vが正常で過電流保護回路56bが保護動作していない場合は、MCU100と通信部51−1とが正常に動作しており、大容量キャパシタ51bは満充電状態となっている。そして、AC100Vが失われた場合、あるいは、過電流が流れて過電流保護回路56bが保護動作を行っている場合は、電源ユニット56からのDC電源が失われるが、大容量キャパシタ51bからダイオードD4を介して、制御ユニット51における通信I/F51cとGPIO51aを有する通信部51−1、および、電源ユニット56のアイソレータ110と閾値回路111とに電源が供給されてこれらが動作を継続するようになる。
これにより、上記したように双方向増幅装置において電源監視が行われる。すなわち、AC100Vが失われた場合は、大容量キャパシタ51bが電源となって、有意のアラーム信号ALが電源監視部56aから制御ユニット51に送られ、制御ユニット51では、動作を継続している通信部51−1が有意のアラーム信号を通信信号によりゲートウェイ13に送る。ゲートウェイ13は、受け取った有意のアラーム信号をクラウド3に送出し、クラウド3は、アラーム信号のIDで特定された双方向増幅装置においてAC100Vが失われたことを電子メールで管理者に通知する。
また、AC100Vは失われていないが、電源ユニット56の過電流保護回路56bが動作してDC電源が失われた場合は、大容量キャパシタ51bが電源となって、各増幅ユニットへのDC電源の供給をオン/オフするDC−SWのオン/オフ制御を、動作を継続している通信部51−1のMCU51dが行って、ショートモードで不具合が生じた増幅ユニットのDC−SWのみをオフして、ショートモードで不具合が生じた増幅ユニットに割り当てられていた周波数帯域を除いて復旧させている。
本発明の実施例にかかる棟内共聴装置において、棟内共聴装置にはCATV下り信号が入力されると説明したが、CATV信号とBS・CS−IF信号とを混合した信号が入力されてもよい。また、ゲートウェイはクラウドに送ると説明したが、クラウドを省略して監視センターに監視情報やパラメータの情報を直接送るようにしてもよい。
なお、本発明の実施例の棟内共聴装置1における通信I/F51cは通信手段に相当し、監視センター2およびクラウド3は監視手段に相当している。
また、本発明にかかる棟内共聴装置において、共聴信号はCATV下り信号と衛星放送信号とを混合した信号や、地上デジタル放送信号と衛星放送信号とを混合した信号、さらに、FM放送信号を混合した信号とすることができ、少なくとも放送信号を含む信号とされている。
本発明にかかる「棟内共聴装置」には、ビルや集合住宅,共同住宅などの建物に設置する共聴装置、および、戸建の建物に設置する共聴装置などの棟内に設置される共聴装置が含まれているが、双方向増幅装置や分岐・分配器の数は上記説明した数に限らず、棟内の規模や設備等に応じた任意の数とすることができる。
1 棟内共聴装置、2 監視センター、3 クラウド、10 BS・CSアンテナ、12 混合器、13 ゲートウェイ、14 インターネット、15 混合器、17 双方向増幅装置、18 分配器、19 双方向増幅装置、20 分配器、21 分配器、22 双方向増幅装置、23 分配器、24 双方向増幅装置、25 分配器、51 制御ユニット、51−1 通信部、51a GPIO、51b 大容量キャパシタ、51c I/F通信、52 第1増幅ユニット、53 第2増幅ユニット、54 第3増幅ユニット、55 第4増幅ユニット、56 電源ユニット、56a 電源監視部、56b 過電流保護回路、110 アイソレータ、111 閾値回路、1110〜1115 直列ユニット、1116 終端抵抗、1010 CATV局、1011 幹線機器、1012 タップオフ、1013 保安器、110 アイソレータ、1100 棟内共聴装置、1101 双方向分岐増幅装置、1103 BS/CSアンテナ、1105 双方向増幅装置、1106 分岐器、1107 分配器、1108 双方向増幅装置、1109 分配器

Claims (5)

  1. 伝送線路に増幅装置が設けられ、公衆通信網に接続可能なゲートウェイを備えている棟内共聴装置において、
    前記増幅装置は、
    前記伝送線路を伝送される周波数帯域の信号を増幅する増幅部と、供給されるDC電源のオン/オフを行えるスイッチとを有する増幅ユニットと、
    アラーム信号を含む通信信号を前記伝送線路に送出する通信手段と、大容量キャパシタとを有する制御ユニットと、
    前記増幅ユニットおよび前記制御ユニットに動作用のDC電源を供給すると共に、AC電源の監視を行って、AC電源が失われた際に前記アラーム信号を前記制御ユニットに送る電源監視部と、過電流が流れることを防止する過電流保護回路とを備える電源ユニットと、
    を備え、
    前記制御ユニットの前記通信手段は、前記通信信号を前記伝送線路において使用されていない周波数帯域を用いて前記伝送線路に伝送しており、前記通信信号は前記伝送線路を上って前記ゲートウェイに伝送され、公衆通信網に接続された監視手段が、前記増幅装置における電源に関する監視を行えるように、前記ゲートウェイが、前記通信信号により送られた前記アラーム信号を公衆通信網を介して前記監視手段に送ることを特徴とする棟内共聴装置。
  2. 放送信号を含む信号を、棟内における共聴信号として用いることができ、伝送線路に共聴信号を増幅する増幅装置が設けられ、公衆通信網に接続するゲートウェイを備えている棟内共聴装置において、
    前記増幅装置は、
    前記共聴信号を構成する複数の周波数帯域の信号の内の一つの周波数帯域の信号を増幅する増幅部と、供給されるDC電源のオン/オフを行えるスイッチとを有する複数の増幅ユニットと、
    アラーム信号を含む通信信号を前記伝送線路に送出する通信手段と、大容量キャパシタとを有する制御ユニットと、
    前記複数の増幅ユニットおよび前記制御ユニットに動作用のDC電源を供給すると共に、AC電源の監視を行って、AC電源が失われた際に前記アラーム信号を前記制御ユニットに送る電源監視部と、過電流が流れることを防止する過電流保護回路とを備える電源ユニットと、
    を備え、
    前記制御ユニットの前記通信手段は、前記通信信号を前記共聴信号において使用されていない周波数帯域を用いて前記伝送線路に伝送しており、前記通信信号は前記伝送線路を上って前記ゲートウェイに伝送され、公衆通信網に接続された監視手段が、前記増幅装置における電源に関する監視を行えるように、前記ゲートウェイが、前記通信信号により送られた前記アラーム信号を公衆通信網を介して前記監視手段に送ることを特徴とする棟内共聴装置。
  3. 前記アラーム信号には、前記アラーム信号を送出した前記増幅装置の識別情報が付加されており、前記アラーム信号を受け取った前記監視手段では、棟内共聴装置の管理者に前記アラーム信号を受け取ったことが電子メールで通知されることを特徴とする請求項1または2に記載の棟内共聴装置。
  4. AC電源が失われた時には、前記大容量キャパシタから前記通信手段および前記電源監視部に動作用の電源が供給されて、AC電源が失われても、前記アラーム信号が前記通信手段から前記ゲートウェイに送出されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の棟内共聴装置。
  5. 前記複数の増幅ユニットのいずれかにおいてショートモードの不具合が生じて前記過電流保護回路が動作し、前記DC電源が失われた時には、前記大容量キャパシタから前記制御ユニットおよび前記スイッチに動作用の電源が供給されて、前記DC電源が失われた時に、前記制御ユニットが、ショートモードの不具合が生じた増幅ユニットに前記DC電源を供給している前記スイッチをオフするよう制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の棟内共聴装置。
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