JP2020027051A - レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法 - Google Patents

レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 クラッタ及び干渉波の不要波が存在する複雑な環境下におかれている場合でも、比較的小さい処理規模で不要波を抑圧する。【解決手段】 実施形態のレーダシステムは、受信開口をM個のサブアレイに分割したアレイアンテナを用いてNヒットの送信パルスの反射信号を受信し、M個のサブアレイそれぞれの受信信号から少なくともM本の受信ビームを形成し、M本の受信ビームからレンジセル毎に、CPI信号のslow-time軸を用いて少なくともN個のドップラ軸信号を生成し、N個のドップラ軸信号からレンジセル毎に少なくともN×M通りの出力を取得して主チャンネルと補助チャンネルに分配し、主チャンネルでドップラ軸信号から所定のビーム指向方向及びドップラセルを演算し、補助チャンネルで、主チャンネルを除いて、ドップラ軸信号から、振幅最大値からP番目の振幅値までの信号を抽出し、主チャンネルの信号に補助チャンネルの信号を合成して不要波を抑圧する。【選択図】 図1

Description

本実施形態は、レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法に関する。
従来のレーダシステムにあっては、クラッタ及び干渉波の不要波が存在する複雑な環境下におかれている場合に、不要波を抑圧するためには、AZ/EL/ドップラ軸の多数の自由度が必要であり、処理規模が増大する傾向にある。
STAP、Richard Klemm,‘Applications of Space-Time Adaptive Processing’, IEE Radar, Sonar and Navigation series 14, p.375-395(2004) CFAR(Constant False Alarm Rate)、吉田、‘改訂レーダ技術’、電子情報通信学会、pp.87-89(1996) MSN方式、SMI方式、RLS方式、菊間、‘アレーアンテナによる適応信号処理’、科学技術出版、pp.67-86(2004) 拡張アレイ(KR積アレイ)、Wing-Kin Ma, ‘DOA Estimation of Quasi-Stationary Signals With Less Sensors Than Sources and Unknown Spatial Noise Covariance: A Khatri-Rao Subspace Approach’, IEEE Trans. Signal Process., vol.58, no.4, pp.2168-2180, April(2010) 空間平均法、菊間、‘アレーアンテナによる適応信号処理’、科学技術出版、pp.163-170(1999)
以上述べたように、従来のレーダシステムでは、クラッタ及び干渉波の不要波が存在する複雑な環境下におかれている場合に、不要波を抑圧するためには、AZ/EL/ドップラ軸の多数の自由度が必要であり、処理規模が増大する傾向にあった。
本実施形態は上記課題に鑑みなされたもので、クラッタ及び干渉波の不要波が存在する複雑な環境下におかれている場合でも、比較的小さい処理規模で不要波を抑圧することのできるレーダシステム及びそのレーダ信号処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本実施形態に係るレーダシステムは、受信開口をM(M≧1)個のサブアレイに分割したアレイアンテナを用いてNヒットの送信パルスの反射信号を受信し、前記M個のサブアレイそれぞれの受信信号から少なくともM本の受信ビームを形成し、前記M本の受信ビームからレンジセル毎に、CPI(Coherent Pulse Interval)信号のslow-time軸を用いて少なくともN個のドップラ軸信号を生成し、前記N個のドップラ軸信号からレンジセル毎に少なくともN×M通りの出力を取得して主チャンネルと補助チャンネルに分配し、前記主チャンネルで前記ドップラ軸信号から所定のビーム指向方向及びドップラセルを演算し、前記補助チャンネルで、主チャンネルを除いて、前記ドップラ軸信号から、振幅最大値からP番目の振幅値までの信号を抽出し、前記主チャンネルの信号に前記補助チャンネルの信号を合成して不要波を抑圧する。
第1の実施形態に係るレーダシステムの構成を示すブロック図。 第1の実施形態において、受信アンテナに用いられるサブアレイ構成を示す概念図。 第1の実施形態において、送信するNヒットパルスを示すタイミング図。 第1の実施形態において、受信系統の不要波抑圧処理の一連の流れを示す概念図。 第1の実施形態において、受信データを空間軸(AZ/EL)、ドップラ軸、レンジ軸で表現した図。 第1の実施形態において、図5に示すAZ/EL/ドップラ軸のデータをAZ/EL軸の断面で見た図。 第1の実施形態において、AZ/ドップラ軸における振幅を、さらにわかりやすくするために立体視した場合の概念図。 第1の実施形態において、角度軸の拡張アレイ処理を説明するための原理図。 第1の実施形態において、slow-time軸の拡張アレイ処理を説明するための原理図。 第1の実施形態において、主ch、主chの選定処理の流れを示すフローチャート。 第1の実施形態において、補助chのAZ/EL/ドップラセルを選定する様子を示す概念図。 第1の実施形態において、fast-time軸の拡張アレイ処理を説明するための原理図。 第2の実施形態において、主ch、補助chの選定処理の流れを示すフローチャート。 第2の実施形態において、補助chのAZ/EL/ドップラセルを選定する様子を示す概念図。 第3の実施形態において、主ch、補助chの選定処理の流れを示すフローチャート。 第3の実施形態において、補助chのAZ/EL/ドップラセルを選定する様子を示す概念図。 第4の実施形態に係るレーダシステムの構成を示すブロック図。 第4の実施形態において、受信PRI列で間引きサンプリングを行う様子を示すタイミング図。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。尚、レーダシステムは、通常、送信装置、受信装置を備え、アンテナ送受共用で構成されるが、ここでは、送信装置が受信装置とは別に配置される場合を想定する。また、以下の説明において、レーダシステムを構成する送信装置については、特に実施形態に係る特徴部分がない場合には、その説明を省略する。また、各実施形態において、同一部分には同一符号を付して示し、重複する説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1乃至図12を参照して、第1の実施形態に係るレーダシステムを説明する。
図1は本実施形態に係るレーダシステムの構成を示すブロック図である。図1において、送信系統では、信号生成器111により、図3に示すNヒットの送信パルス列を生成し、変調器112でパルス内の基準信号を変調し、周波数変換器113で送信パルス列の周波数をRF帯に変換し、パルス変調器114で送信パルス列のパルスに変調をかけて、送信アンテナ115から所定の方向に送信する。
一方、受信系統では、アレイアンテナによる受信アンテナの受信開口を図2に示すようにM系統に分割したサブアレイ(サブアレイはアンテナ1素子の場合を含む)211〜21Mを備える。ただし、図2では、簡単のため、サブアレイを1次元に配列する場合について示したが、2次元の配列に拡張することができる。
サブアレイ211〜21Mでは、それぞれ送信系統側から送信されるレーダ波の対象目標反射波を受信する。サブアレイ211〜21Mで受信された信号は、それぞれ周波数変換器221〜22Mによってベースバンドに周波数変換され、AD変換器231〜23Mによって素子(サブアレイ)ディジタル信号に変換された後、角度軸拡張アレイ処理器24に送られる。
この角度軸拡張アレイ処理器24は、素子ディジタル信号を角度軸についてKR積による拡張アレイ処理(非特許文献4参照)を施すことで素子信号(サブアレイ信号)の自由度を仮想的に増やして高分解能化を行う。拡張アレイ処理された素子ディジタル信号はマルチビーム形成器25で指定個数のビームが形成され、slow-time(ドップラ軸)拡張アレイ処理器26でドップラ軸のKR積による拡張アレイ処理が施され、slow-timeFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)27でドップラ軸に変換された後、主ch(チャンネル)と補助ch(チャンネル)に分配される。
主chでは、主ch選定器28aでレンジセル毎に観測対象とするAZ/EL/ドップラ軸のセルが選定され、fast-time(レンジ軸)FFT29aでレンジ軸に変換された後、fast-time拡張アレイ処理器30aでレンジ軸のKR積による拡張アレイ処理が施され、fast-timeIFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)31aでドップラ軸に変換され、観測対象の信号が得られる。
一方、補助chでは、補助ch選定器28bで最大値から所定の振幅スレショルドを超えるAZ/EL/ドップラ軸のセルが選定され、fast-time(レンジ軸)FFT29bでレンジ軸に変換された後、fast-time拡張アレイ処理器30bでレンジ軸のKR積による拡張アレイ処理が施され、fast-timeIFFT31bでドップラ軸に変換され、不要波となる信号が得られる。
上記主ch及び補助chの拡張アレイ出力は不要波抑圧器32に送られ、相関処理により、観測対象の信号から不要波成分が抑圧され、検出器33で目標信号が検出され、出力処理器34で所定の形式に変換されて出力される。
上記構成によるレーダシステムにおいて、図4乃至図12を参照して、受信系統の不要波抑圧処理について説明する。
図4は受信系統の不要波抑圧処理の一連の流れを示す概念図である。また、図5は、受信データを空間軸(AZ/EL)、ドップラ軸、レンジ軸で表現した図、図6は、図5に示すAZ/EL/ドップラ軸のデータをAZ/EL軸の断面で見た図である。図7は、AZ/ドップラ軸における振幅を、さらにわかりやすくするために立体視した場合の概念図である。図8は、角度軸の拡張アレイ処理を説明するための原理図、図9はslow-time軸の拡張アレイ処理を説明するための原理図である。図10は主ch、補助chの選定処理の流れを示すフローチャート、図11は補助chのAZ/EL/ドップラセルを選定する様子を示す概念図、図12はfast-time軸の拡張アレイ処理を説明するための原理図である。
ここで、空間軸では、AZ/EL面にビーム形成し、レンジ(fast-time軸)セル毎にslow-time軸でFFT処理してドップラ軸に変換した後のデータで表現している。このデータを用いて、クラッタや干渉波の不要波を抑圧するには、全データを用いたアダプティブ処理で実現可能である。しかしながら、サブアレイ数(ビーム数)M×ヒット数N(ドップラセル数)とすると、処理規模が大きくなってしまう。
この対策として、M×Nのデータのうち、一部のL個のデータを選定して補助chとし、主chは、観測対象とするAZ/EL/ドップラセルのメインローブを形成する信号を選定する。この主chと補助chを用いて、STAP(Space-time Adaptive Processing)処理(非特許文献1参照)を行う。
すなわち、各サブアレイ211〜21Mで受信された信号は周波数変換され(221〜22M)、ディジタル信号に変換される(231〜23M)。次に、必要に応じて、角度軸の拡張アレイ処理(24)(非特許文献4参照)を行う。これは、素子信号(サブアレイ信号)の自由度を仮想的に増やす処理である。これにより、後述するように補助chを選定する際に、目標と不要波とを分離しやすくなり、不要波を抑圧して目標を抽出できる効果が期待できる。この効果については、角度軸のみでなく、ドップラ(slow-time)軸やレンジ(fast-time)軸の拡張アレイについても同様である。
原理図を図8に示す。図8(a)に示すように、1目標の場合は、素子位置に対して位相勾配があるので、下記に示す処理により、信号を拡張する。
Figure 2020027051
Figure 2020027051

以上より、仮想平面アレイの位相中心に入力される信号Xinとして、信号Xaは次式となる。
Figure 2020027051

次に、この信号Xaを用いて、拡張アレイ処理としてKR積アレイ処理を行う。
Figure 2020027051
Figure 2020027051

複数反射点がある場合には、KR積アレイ処理により偽目標が発生する場合があるため、図8(b)に示すように、入力信号それぞれの素子位置でスライディングさせて部分ベクトルを抽出し、各々の部分相関行列を計算して平均化処理を行う(非特許文献5参照)。
Figure 2020027051

このRxxaveの左端と上端の要素をベクトル化すると、次式となる。
Figure 2020027051

このXkra拡張アレイの素子信号(Xa)として、マルチビーム形成(25)すればよい。
次に必要に応じて、slow-time軸のKR積による拡張アレイ処理を行う(26)。図9にその原理図を示す。AZ/EL軸の拡張アレイと同様に、図9(a)に示すようにslow-time軸で位相勾配を持つデータであり、slow-time軸のKR積アレイ処理により、図9(b)に示すようにslow-time軸を仮想的に延長することができる。KR積アレイ処理の原理と、複数反射点の場合の部分相関行列の平均化による無相関化処理については、角度軸と同様なので割愛する。
次に、slow-time軸のFFT処理(27)を行い、ドップラ軸に変換する。次に、前述した手法で、主ch選定(28a)と補助ch選定(28b)を行う。主ch選定と補助ch選定については、種々の手法がある。まず比較的レンジセルが多いLPRF(Low Pulse Repetition Frequency)等の場合について、選定処理の流れを示す図10を参照して説明する。
まず、図11に示すように、補助chにおいて、AZ/EL/ドップラ軸それぞれについて、レンジセル毎に振幅スレショルドを設定し(ステップS11)、AZ/EL/ドップラ軸の信号について最大値から振幅スレショルドを超えるAZ/EL/ドップラセルを選定し(ステップS12)、これを全レンジセルについて行う(ステップS13,S14)。次に、主chにおいて、観測対象とするAZ/EL/ドップラ軸のセルを選定し(ステップS15)、SLCによりレンジ軸についてサイドローブキャンセラを機能させ(ステップS16)、これを全レンジについて行う(ステップS17,S18)。
ここで、主chを形成するためのステアリングベクトルは、STAP(Space Time Adaptive Processing:非特許文献1参照)の空間軸−時間軸(slow-time)におけるメインローブ形成用であり、空間軸が一次元アレイの場合は次式で与えられる。
Figure 2020027051
Figure 2020027051

以下、レンジ軸のデータを用いて、アダプテーションを行うが、その前に必要に応じてfast-time軸のKR積による拡張アレイ処理(30a,30b)を行う。この原理を図12に示す。fast-time軸では、位相勾配のデータを得るために、fast-time軸のFFT処理(29a,29b)を行って、fast-timeの周波数軸に変換する。このfast-timeの周波数軸では、図12(a)に示すように、位相勾配を持つデータであり、KR積アレイ処理により、図12(b)に示すように、fast-timeの周波数軸を仮想的に延長することができる。KR積アレイ処理の原理と、複数反射点の場合の部分相関行列の平均化による無相関化処理については、角度軸と同様なので、ここではその説明を割愛する。次にfast-time軸の逆FFT処理(31a,31b)を行って時間軸に変換する。このように、fast-time軸の拡張アレイ処理を行うことにより、レンジ軸を高分解能化して、クラッタ中の目標を抽出しやすくする等の効果が得られる。
次に、主ch(アンテナ)と補助ch(アンテナ)の各信号を用いて、不要波抑圧処理を行う(32)。この不要波抑圧処理(32)では、相関処理により、複素ウェイトW1〜WLが演算される。例えば、MSNの最急降下法を用いる場合は、アダプティブウェイトは次式となる(非特許文献3参照)。
Figure 2020027051

本実施形態の定式化では、簡単のために1次元配列アンテナの場合としているが、2次元配列のアンテナの場合にも容易に拡張できるのは言うまでもない。
アダプテーション後の結果の処理については、CFAR(非特許文献2参照)等の検出処理をすれば、目標を検出することができる(33,34)。
以上のように、本実施形態に係るレーダシステムは、Nパルスを送受信するアレイアンテナにおいて、アンテナ開口をM(M≧1)個のサブアレイに分割し、各々のサブアレイ信号を用いて、必要に応じて、角度軸の拡張アレイ処理を行ってMex(Mex>M)個の信号としてMex(Mex≧M)本のビームを形成し、また、レンジセル毎にCPI信号(Coherent Pulse Interval)slow-time軸を用いて、必要に応じてslow-time軸の拡張アレイ処理を行って、Nex(Nex>N)の信号とし、それを用いてslow-time軸のFFT処理を行って、必要に応じてfast-time軸の拡張アレイ処理を行った後、レンジセル毎にNex×Mex通りの出力を得て、主chは所定のビーム指向方向及びドップラセルとし、補助chは主chを除いて振幅最大値からP番目までの信号を抽出し、これによって不要波を抑圧する。すなわち、分解能を向上した空間軸(AZ/EL)/ドップラ軸/レンジ軸で、所定の振幅スレショルドを超えるチャンネルを補助chとしているので、規模を削減して、不要波を抑圧することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、補助chの選定において、レンジセル毎にAZ/EL/ドップラ軸のセルを選定する場合について述べた。本実施形態では、選定の処理規模を削減するための手法について述べる。
図13は、主chと補助chの選定処理の流れを示すフローチャート、図14は補助chのAZ/EL/ドップラセルを選定する様子を示す概念図である。系統図は、図1の主ch選定器28aと補助ch選定器28bの内部の処理が異なるのみであるので割愛する。
まず、レンジセルを分割し(ステップS21)、レンジ分割単位毎に、AZ/EL/ドップラ軸の信号を振幅加算する(ステップS22)。次に、振幅加算した結果の最大値から所定の振幅スレショルドを超える補助chのAZ/EL/ドップラセルを選定する(ステップS23,S24)。これをレンジ分割単位毎に行う(ステップS25,S26)。
次に、主chにおいて、第1の実施形態と同様に、観測対象とするAZ/EL/ドップラ軸のセルを選定する(ステップS15〜S18)。この主chと補助chを用いて、第1の実施形態と同様にアダプティブ処理を行う。主chと補助chの選定以外は、第1の実施形態と共通なので、他の処理については省略する。
以上のように、本実施形態に係るレーダシステムでは、LPRFにおいて、レンジ分割し、分割単位で、AZ/EL/ドップラ軸のデータを振幅加算し、補助chを選定して、レンジ軸分割単位で合算した信号を用いて、SLC処理する。LPRF(Low Pulse Repetition Frequency)の場合において、空間軸(AZ/EL)/ドップラ軸/レンジ軸で、所定の振幅スレショルドを超えるチャンネルを補助chとしているので、処理規模を削減して、不要波を抑圧することができる。
(第3の実施形態)
第2の実施形態では、比較的レンジセルが多く、レンジ軸でアダプテーションを行うLPRF(Low Pulse Repetition Frequency)等の場合について述べた。ここでは、レンジセルが少ないHPRF(High Pulse Repetition Frequency)の場合について述べる。
図15は、主chと補助chの選定処理の流れを示すフローチャート、図16は補助chのAZ/EL/ドップラセルを選定する様子を示す概念図である。系統図は、図1の主ch選定器28aと補助ch選定器28bの内部の処理が異なるのみであるので割愛する。
まず、レンジセル毎に、AZ/EL軸のデータをドップラ軸方向に振幅加算する(すなわち、AZ/ELをドップラセル軸全体で加算)(ステップS31)。次に、振幅加算した結果の最大値から所定の振幅スレショルドを超える補助chのAZ/ELセルを選定する(ステップS32,S33)。これをレンジセル毎に行う(ステップS34,S35)。
次に、主chにおいて、第1、第2の実施形態と同様に、観測対象とするAZ/EL軸のセルを選定する(ステップS15〜S18)。主chを形成するためのステアリングベクトルは、空間軸におけるメインローブ形成用であり、空間軸が一次元アレイの場合は次式で与えられる。
Figure 2020027051
Figure 2020027051

本実施形態の定式化では、簡単のために1次元配列アンテナの場合としているが、2次元配列のアンテナの場合にも容易に拡張することができる。
次に、この信号を用いてアダプティブウェイトを算出する。通常は、時間軸の信号を用いてアダプテーションを行うが、本実施形態ではドップラ軸のデータを用いる。
Figure 2020027051

アダプテーション後の結果の処理については、CFAR(非特許文献2参照)等の検出処理を行えば、目標を検出することができる。
以上のように、第3の実施形態に係るレーダシステムでは、HPRFにおいて、レンジセル毎に、AZ/EL軸のデータをドップラ軸で振幅加算し、補助chを選定して、SLC処理する。すなわち、HPRFの場合において、空間軸(AZ/EL)/ドップラ軸/レンジ軸で、所定の振幅スレショルドを超えるチャンネルを補助chとしているので、処理規模を削減して、不要波を抑圧することができる。
(第4の実施形態)
第1乃至第3の実施形態では、補助chを選定するために、全サンプリングデータを用いて、広範囲の観測空間にマルチビームを形成して選定していた。この場合、特に全素子数を用いて、マルチビームを形成する場合は、膨大なデータを処理することになり、処理規模が増える。この対策のために、本実施形態では、補助chを選定する処理規模を低減する方式について述べる。
図17は第4の実施形態に係るレーダシステムの構成を示すブロック図、図18は受信PRI列で間引きサンプリングを行う様子を示すタイミング図である。図17において、図1と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分について説明する。
図17において、図1に示す構成と異なる点は、角度軸拡張アレイ処理器24a,24b、サブアレイマルチビーム形成器251,25M、ビーム合成器35、間引きサンプリング処理器36、マルチビーム形成器37、slow-time拡張アレイ処理器38、slow-timeFFT39、ビーム選定器40を備えたことにある。
サブアレイ内で、必要に応じて角度軸の拡張アレイ処理する点(241〜24M)は、第1乃至第3の実施形態と同様である。まず、補助chの選定について述べる。図18に示すように、受信PRI列(PRI1〜PRIN)において、第1乃至第3の実施形態では、フルサンプリングを行っていた。本実施形態では、間引きサンプリング(36)を行う。このデータを用いて、観測空間全体を覆うマルチビームを形成し(37)、必要に応じて、slow-time軸の拡張アレイ処理を行い(38)、slow-time軸FFTを行う(39)。この結果より、第1乃至第3の実施形態と同様に、不要信号を多く含むビームを選定でき(40)、少なくともそのビームを含むビームを形成するようにサブアレイマルチビーム形成(251〜25M)をビーム制御する。これにより、観測空間の全体にフルサンプリングのデータでビーム形成する必要がなくなり、処理規模を削減することができる。
以下、フルサンプリングのデータを用いて、主ch選定(28a)では所定のビーム指向方向及びドップラセルとし、補助ch選定(28b)では、第1乃至第3の実施形態と同様の手法で補助chを選定し、不要波を抑圧することができる。
本実施形態により、サブアレイマルチビーム形成(251,25M)と間引きサンプリング(36)の処理後に転送し、フルサンプリングの形成ビーム数を減らすことで、転送データを削減することができる。
以上のように、第4の実施形態に係るレーダシステムでは、Nパルスを送受信するアレイアンテナにおいて、アンテナ開口をM(M≧1)個のサブアレイに分割し、各々のサブアレイ内の素子信号を間引いてサンプリングしたデータを用いて、必要に応じて、角度軸の拡張アレイ処理によりMex(Mex>M)個の信号として転送し、Mex(Mex>M)本のビームを形成し、また、レンジセル毎にCPI信号(Coherent Pulse Interval)slow-time軸を用いて、必要に応じて、slow-time軸の拡張アレイ処理をして、Nex(Nex>N)の信号とし、それを用いてslow-time軸のFFTをして、必要に応じてfast-time軸の拡張アレイ処理をした後の各レンジセル毎にNex×Mex通りの出力を得て、主chは所定のビーム指向方向及びドップラセルとし、補助chは、主chを除いて、振幅最大値からP番目までの信号を抽出し、次に、各サブアレイの、前記角度軸の拡張アレイ処理した素子信号を用いて、サブアレイ毎にMex(Mex>M)本のビームを形成し、また、レンジセル毎にCPI信号(Coherent Pulse Interval)slow-time軸を用いて、必要に応じて、slow-time軸の拡張アレイ処理をして、Nex(Nex>N)の信号とし、それを用いてslow-time軸のFFTをして、必要に応じてfast-time軸の拡張アレイ処理をした後のレンジセル毎にNex×Mex通りの出力を得て、前記主chと補助chを用いて不要波を抑圧する。
すなわち、サブアレイ内の素子数が多い場合に、広範囲のビームを形成して補助chを選定する信号を間引きサンプリングするようにしているので、処理規模を低減して、不要波を抑圧することができる。
上述したように本実施形態のレーダシステムは、クラッタや干渉波の不要波が存在する複雑な環境下でも、処理規模を小さくして、不要波を抑圧することができる。
なお、本発明は上記実施形態をそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
111…信号生成器、112…変調器、113…周波数変換器、114…パルス変調器、115…送信アンテナ、
211〜21M…サブアレイ、221〜22M…周波数変換器、231〜23M…AD変換器、24,24a,24b…角度軸拡張アレイ処理器、25,251〜25M…マルチビーム形成器、26…slow-time拡張アレイ処理器、27…slow-timeFFT、28a…主ch選定器、28b…補助ch選定器、29a,29b…fast-timeFFT、30a,30b…fast-time拡張アレイ処理器、31a,31b…fast-timeIFFT、32…不要波抑圧器、33…検出器、34…出力処理器、35…ビーム合成器、36…間引きサンプリング処理器、37…マルチビーム形成器、38…slow-time拡張アレイ処理器、39…slow-timeFFT、40…ビーム選定器。

Claims (8)

  1. Nヒットの送信パルスを送信する送信手段と、
    受信開口をM(M≧1)個のサブアレイに分割したアレイアンテナを用いて前記送信パルスの反射信号を受信する受信手段と、
    前記M個のサブアレイそれぞれの受信信号から少なくともM本の受信ビームを形成する受信ビーム形成手段と、
    前記M本の受信ビームからレンジセル毎に、CPI(Coherent Pulse Interval)信号のslow-time軸を用いて少なくともN個のドップラ軸信号を生成するドップラ軸信号生成手段と、
    前記N個のドップラ軸信号からレンジセル毎に少なくともN×M通りの出力を取得して主チャンネルと補助チャンネルに分配する分配手段と、
    前記主チャンネルで前記ドップラ軸信号から所定のビーム指向方向及びドップラセルを演算し、前記補助チャンネルで、主チャンネルを除いて、前記ドップラ軸信号から、振幅最大値からP番目の振幅値までの信号を抽出し、前記主チャンネルの信号に前記補助チャンネルの信号を合成して不要波を抑圧する不要波抑圧手段と
    を具備するレーダシステム。
  2. 前記受信ビーム形成手段は、さらに角度軸の拡張アレイ処理を行ってMex(Mex>M)本の受信ビームを形成する請求項1記載のレーダシステム。
  3. 前記ドップラ軸信号生成手段は、さらにslow-time軸の拡張アレイ処理を実行してNex(Nex>N)個のドップラ軸信号を生成する請求項1記載のレーダシステム。
  4. 前記受信ビーム形成手段は、さらに角度軸の拡張アレイ処理を行ってMex(Mex>M)本の受信ビームを形成し、
    前記ドップラ軸信号生成手段は、さらにslow-time軸の拡張アレイ処理を実行してNex(Nex>N)個のドップラ軸信号を生成し、
    前記分配手段は、さらにfast-time軸の拡張アレイ処理を実行してレンジセル毎にNex×Mex通りの出力を取得する請求項1記載のレーダシステム。
  5. 前記不要波抑圧手段は、LPRF(Low Pulse Repetition Frequency)において、レンジ分割処理を実行し、分割単位でAZ/EL/ドップラ軸のデータを振幅加算し、前記補助チャンネルとして所定の振幅スレショルドを超えるチャンネルを選定し、レンジ軸分割単位で合算した信号を用いて、SLC(Side Lobe Canceller)処理を行う請求項1記載のレーダシステム。
  6. 前記不要波抑圧手段は、HPRF(High Pulse Repetition Frequency)において、レンジセル毎にAZ/EL軸のデータをドップラ軸で振幅加算し、前記補助チャンネルとして所定の振幅スレショルドを超えるチャンネルを選定して、SLC(Side Lobe Canceller)処理を行う請求項1記載のレーダシステム。
  7. 前記受信手段は、前記サブアレイ内のアンテナ素子出力を間引いて前記受信信号とする請求項1記載のレーダシステム。
  8. 受信開口をM(M≧1)個のサブアレイに分割したアレイアンテナを用いてNヒットの送信パルスの反射信号を受信し、
    前記M個のサブアレイそれぞれの受信信号から少なくともM本の受信ビームを形成し、
    前記M本の受信ビームからレンジセル毎に、CPI(Coherent Pulse Interval)信号のslow-time軸を用いて少なくともN個のドップラ軸信号を生成し、
    前記N個のドップラ軸信号からレンジセル毎に少なくともN×M通りの出力を取得して主チャンネルと補助チャンネルに分配し、
    前記主チャンネルで前記ドップラ軸信号から所定のビーム指向方向及びドップラセルを演算し、前記補助チャンネルで、主チャンネルを除いて、前記ドップラ軸信号から、振幅最大値からP番目の振幅値までの信号を抽出し、前記主チャンネルの信号に前記補助チャンネルの信号を合成して不要波を抑圧する
    レーダシステムのレーダ信号処理方法。
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