JP2020026797A - ギヤ装置の潤滑構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑油の掻き上げによる撹拌抵抗の増加を効果的に抑制する。【解決手段】底部に潤滑油が貯留されたギヤケース40と、ギヤケース40内に収容されると共に、少なくともその一部を潤滑油に浸漬させた下側ギヤ62及び、下側ギヤ62と噛合する上側ギヤ63を含むギヤ対G2と、ギヤケース40の内側面から上側ギヤ63又は下側ギヤ62の何れか一方の外周面に向けて突出して設けられており、下側ギヤ62によって掻き上げられる潤滑油のギヤケース40と上側ギヤ63との間への流れ込みを抑制する規制突起80A,80Bとを備えた。【選択図】図2

Description

本開示は、ギヤ装置の潤滑構造に関する。
一般的に、変速機等のギヤ装置のケース底部には、噛合要素や摺動要素等に発生する摩耗を低減するための潤滑油が貯留されている。
この種のギヤ装置の一例として、例えば、特許文献1には、潤滑油を貯留する変速機ケース内を仕切壁によって入力側の幅広のギヤケースと、出力側の幅狭のギヤケースとに区画し、上下に配置された減速ギヤ対を出力側のギヤケース内に収容したアウトプットリダクションタイプの変速機が開示されている。
特開2005−106101号公報
ところで、上記文献記載の構造のように、上下に配置された噛合ギヤ対を幅狭のギヤケース内に収容すると、下側のギヤによってケース底部側から掻き上げられた潤滑油の飛沫は、上側のギヤ歯先とギヤケースの内周面との間のクリアランスに流れ込むことになる。このため、当該クリアランスを狭くすると、特にバックラッシュの小さいギヤ対の場合には、いわゆる外接型ギヤポンプと同様の作用によって撹拌抵抗の増加を招く可能性がある。一方、撹拌抵抗を低減すべく、上側のギヤとギヤケースとのクリアランスを大きく確保すると、装置全体の大型化や重量増加等を招くといった課題がある。
本開示の技術は、潤滑油の掻き上げによる撹拌抵抗の増加を効果的に抑制することを目的とする。
本開示の技術は、底部に潤滑油が貯留されたギヤケースと、前記ギヤケース内に収容されると共に、少なくともその一部を前記潤滑油に浸漬させた下側ギヤ及び、該下側ギヤと噛合する上側ギヤを含むギヤ対と、前記ギヤ対の外周を覆う前記ギヤケースの内側面から前記上側ギヤ又は前記下側ギヤの何れか一方の外周面に向けて突出して設けられており、前記下側ギヤによって掻き上げられる潤滑油の前記ギヤケースと前記上側ギヤとの間への流れ込みを抑制する突起と、を備えることを特徴とする。
また、前記突起が、前記上側ギヤの外周面に向けて突出すると共に、その突出端と前記上側ギヤの歯先との間にクリアランスを設けることが好ましい。
また、前記上側ギヤの歯数が前記下側ギヤの歯数よりも多く設定されてもよい。
また、前記ギヤケース内には、入力軸、出力軸及び、該入力軸と該出力軸とに対して並行に延びる副軸が設けられており、前記入力軸及び前記副軸に一次減速ギヤ対が設けられており、前記副軸及び前記出力軸に二次減速ギヤ対としての前記ギヤ対が設けられており、前記ギヤケース内が仕切壁によって、前記一次減速ギヤ対を収容する第1ギヤ収容室と、前記二次減速ギヤ対を収容する第2ギヤ収容室とに仕切られてもよい。
また、前記入力軸には、車両に搭載された駆動力源としてのモータが接続されており、前記出力軸には、前記車両の駆動輪が接続されてもよい。
本開示の技術によれば、潤滑油の掻き上げによる撹拌抵抗の増加を効果的に抑制することがきる。
本実施形態に係るギヤ装置を示す模式的な断面図である。 本実施形態に係る第2ギヤケースを径方向に切り欠いて示す模式的な縦断面図である。 他の実施形態に係る第2ギヤケースを径方向に切り欠いて示す模式的な縦断面図である。 他の実施形態に係る規制突起を示す模式的な縦断面図である。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係るギヤ装置の潤滑構造について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係るギヤ装置を示す模式的な断面図である。車両1には、駆動力源の一例として電動モータMが搭載されている。電動モータMのモータ出力軸MSは、減速機10(ギヤ装置の一例)のインプットシャフト11に、スプライン嵌合等により一体回転可能に接続されている。
減速機10は、インプットシャフト11(入力軸)、アウトプットシャフト12(出力軸)及び、カウンタシャフト13(副軸)を備えている。カウンタシャフト13は、インプットシャフト11及びアウトプットシャフト12の下方に、これらのシャフト11,12に対して並行に設けられている。
インプットシャフト11及び、カウンタシャフト13には、一次減速ギヤ対G1が設けられている。また、カウンタシャフト13及び、アウトプットシャフト12には、二次減速ギヤ対G2が設けられている。
アウトプットシャフト12には、プロペラシャフトPSが接続され、プロペラシャフトPSには、不図示のデファレンシャルギヤ装置が接続されている。さらに、デファレンシャルギヤ装置には、何れも不図示の左右の駆動輪が左右の駆動軸を介してそれぞれ接続されている。
すなわち、電動モータMの駆動力が、一次減速ギヤ対G1及び二次減速ギヤ対G2にて、これらのギヤ比に応じて減速された後、プロペラシャフトPSからデファレンシャルギヤ装置、左右の駆動軸を介して左右の駆動輪にそれぞれ伝達されるように構成されている。
また、減速機10は、その底部に潤滑油が貯留されたギヤケース20を備えている。ギヤケース20は、入力側の第1ギヤケース30と、出力側の第2ギヤケース40とを有する。これら第1ギヤケース30及び、第2ギヤケース40は、互いにフランジ部30F,40Fを不図示のボルト等で締結することにより接合されている。
なお、図中において、破線OLは、各ギヤケース30,40の底部に貯留された潤滑油の液面レベルを模式的に示している。潤滑油は、各ギヤケース30,40内に、好ましくは、その液面レベルOLが側方視でカウンタシャフト13の軸心位置に達するように貯留されている。
第2ギヤケース40には、ギヤケース20内を入力側の第1ギヤ収容室R1と、出力側の第2ギヤ収容室R2とに仕切る仕切壁50が設けられている。すなわち、仕切壁50によって、ギヤケース20内に互いに隣接する第1ギヤ収容室R1及び、第2ギヤ収容室R2が区画形成されている。なお、仕切壁50は、第1ギヤケース30側に設けられてもよい。
第1ギヤ収容室R1内には、一次減速ギヤ対G1が収容されている。一次減速ギヤ対G1は、インプットシャフト11に一体回転可能に設けられた入力ギヤ60と、カウンタシャフト13に一体回転可能に設けられて、入力ギヤ60と常時噛合する第1カウンタギヤ61とを有する。第1カウンタギヤ61のギヤ歯数は、入力ギヤ60のギヤ歯数よりも多く設定されている。これら入力ギヤ60と第1カウンタギヤ61とのギヤ比は、電動モータMの出力特性等に応じた所望の減速比が得られるように適宜に設定すればよい。
第2ギヤ収容室R2内には、二次減速ギヤ対G2が収容されている。二次減速ギヤ対G2は、カウンタシャフト13に一体回転可能に設けられた第2カウンタギヤ62(下側ギヤの一例)と、アウトプットシャフト12に一体回転可能に設けられて、第2カウンタギヤ62と常時噛合する出力ギヤ63(上側ギヤの一例)とを有する。出力ギヤ63のギヤ歯数は、第2カウンタギヤ62のギヤ歯数よりも多く設定されている。これら第2カウンタギヤ62と出力ギヤ63とのギヤ比は、電動モータMの出力特性等に応じた所望の減速比が得られるように適宜に設定すればよい。
第1ギヤケース30は、一次減速ギヤ対G1を周方向に覆う略筒状の第1周壁部31と、第1周壁部31の入力側開口を塞ぐ第1側壁部32とを有する。第1周壁部31の筒内径は、各ギヤ対60,61の直径を加算した値よりも長く形成されている。
第1側壁部32には、インプットシャフト11を挿通させる第1貫通孔33が設けられている。第1貫通孔33には、入力側から順に、リング状の第1オイルシール70及び、第1ベアリングB1が設けられている。第1オイルシール70は、インプットシャフト11の外周面と第1貫通孔33の内周面との隙間を封止する。第1ベアリングB1は、インプットシャフト11の入力ギヤ60よりも入力側の部位を回転可能に軸支する。
また、第1側壁部32の第1貫通孔33よりも下方の内側面には、第3ベアリングB3を収容保持する有底円筒状の第1円筒穴34が凹設されている。第3ベアリングB3は、カウンタシャフト13の入力端を回転可能に軸支する。
第2ギヤケース40は、二次減速ギヤ対G2を周方向に覆う略筒状の第2周壁部41と、第2周壁部41の出力側開口を塞ぐ第2側壁部42と、第2周壁部41の入力側開口を塞ぐ仕切壁50とを有する。第2周壁部41の筒内径は、各ギヤ対62,63の直径を加算した値よりも長く形成されている。
第2側壁部42には、アウトプットシャフト12を挿通させる第2貫通孔43が設けられている。第2貫通孔43には、入力側から順に、第8ベアリングB8及び、リング状の第2オイルシール71が設けられている。第2オイルシール71は、アウトプットシャフト12の外周面と第2貫通孔43の内周面との隙間を封止する。第8ベアリングB8は、アウトプットシャフト12の出力ギヤ63よりも出力側の部位を回転可能に軸支する。
また、第2側壁部42の第2貫通孔43よりも下方の内側面には、第6ベアリングB6を収容保持する有底円筒状の第2円筒穴44が凹設されている。第2円筒穴44は、その軸心が第1円筒穴34の軸心と略一致するように設けられている。第6ベアリングB6は、カウンタシャフト13の出力端を回転可能に軸支する。
仕切壁50には、カウンタシャフト13を挿通させる第3貫通孔51が設けられている。第3貫通孔51は、その軸心が第1円筒穴34及び、第2円筒穴44の軸心と略一致するように設けられている。第3貫通孔51には、一対の第4及び第5ベアリングB4,B5が収容保持されている。これらベアリングB4,B5は、カウンタシャフト13の第1カウンタギヤ61と第2カウンタギヤ62との間の部位を回転可能に軸支する。
また、仕切壁50の第3貫通孔51よりも上方の部位には、有底円筒状の第3円筒穴52及び、第4円筒穴53が凹設されている。第3円筒穴52は、第1側壁部32と対向する仕切壁50に、第1貫通孔33と略同軸上に位置して設けられている。第3円筒穴52には、インプットシャフト11の出力端を回転可能に軸支する第2ベアリングB2が収容保持されている。第4円筒穴53は、第2側壁部42と対向する仕切壁50に、第2貫通孔43と略同軸上に位置して設けられている。第4円筒穴53には、アウトプットシャフト12の入力端を回転可能に軸支する第7ベアリングB7が収容保持されている。
本実施形態において、第2ギヤケース40の第2周壁部41には、第2カウンタギヤ62の回転に伴い第2ギヤケース40の底部側から掻き上げられる潤滑油が、第2周壁部41の内周面と出力ギヤ63の歯先との間のクリアランスC1に流れ込むことを抑制する規制突起80が設けられている。以下、規制突起80の詳細について説明する。
[規制突起]
図2は、第2ギヤケース40を径方向に切り欠いて示す模式的な縦断面図である。同図に示すように、第2ギヤケース40の第2周壁部41は、下方に向けて半円弧状に凸となる下側周壁部41Aと、上方に向けて半円弧状に凸となる上側周壁部41Bと、これら上下の周壁部41A,41Bの両端を繋ぐ一対の第1及び第2縦周壁部41C,41Dとを有する。
上側周壁部41Bの内部には、出力ギヤ63が部分的に収容されている。上側周壁部41Bの内周面と、出力ギヤ63の歯先との間には、略全周に亘って所定のクリアランスC1が確保されている。下側周壁部41Aの内部には、出力ギヤ63よりもギヤ径の小さい、且つ、出力ギヤ63よりも高速で回転する第2カウンタギヤ62が部分的に収容されている。下側周壁部41Aの曲率半径は、上側周壁部41Bの曲率半径よりも小さく形成されている。
各縦周壁部41C,41Dは、下側周壁部41Aの端部から上方に向けて略鉛直方向に直線状に延設されている。各縦周壁部41C,41Dの下端は、第2カウンタギヤ62の回転軸心A1よりも僅かに下方に位置している。すなわち、各縦周壁部41C,41Dの下端側の内側面と、下側周壁部41Aの内周面とにより画定される略円弧空間内に、第2カウンタギヤ62の下側半分を浸漬させる潤滑油が貯留されている。各縦周壁部41C,41Dの上端は、各ギヤ62,63の噛合部Gよりも上方、且つ、出力ギヤ63の回転軸心A2よりも下方に位置している。
本実施形態において、第1規制突起80Aは、第1縦周壁部41Cの上端側の内側面から出力ギヤ63の外周面に向けて略水平方向(潤滑油の液面OLに略並行する方向)に突出して設けられている。また、第2規制突起80Bは、第2縦周壁部41Dの上端側の内側面から出力ギヤ63の外周面に向けて略水平方向(潤滑油の液面OLに略並行する方向)に突出して設けられている。すなわち、各規制突起80A,80Bは、その下面が第2ギヤケース40の底部に貯留された潤滑油の液面OLに対して略並行に対向するように設けられている。
これら各規制突起80A,80Bの突出端と、出力ギヤ63の歯先との間には、干渉を防止するための微小クリアランスC2が確保されている。クリアランスC2は、出力ギヤ63の歯たけの寸法以下の隙間であることが好ましい。また、各規制突起80A,80Bの軸方向幅W1(図1参照)は、第2カウンタギヤ62及び、又は、出力ギヤ63の歯幅GW(図1参照)よりも長く形成されている。
以上詳述した本実施形態によると、第2カウンタギヤ62が図2中の矢印A方向(時計回り)に正回転すると、第2カウンタギヤ62の回転に伴い底部側から掻き上げられて、第1縦周壁部41Cの内側面に沿って上昇する潤滑油の飛沫は、その大部分が第1縦周壁部41Cから突出る第1規制突起80Aの下面に当たることにより、第2ギヤケース40の底部側へ戻されるようになっている。
また、第2カウンタギヤ62が図2中の矢印B方向(反時計回り)に逆回転すると、第2カウンタギヤ62の回転に伴い底部側から掻き上げられて、第2縦周壁部41Dの内側面に沿って上昇する潤滑油の飛沫は、その大部分が第2縦周壁部41Dから突出する第2規制突起80Bの下面に当たることにより、第2ギヤケース40の底部側へ戻されるようになっている。
すなわち、第2カウンタギヤ62によって掻き上げられる潤滑油を規制突起80A,80Bの下面に当てさせることで、上側周壁部41Bの内周面と出力ギヤ63の歯先との間のクリアランスC1に流れ込む潤滑油量を効果的に低減できるように構成されている。
これにより、潤滑油がクリアランスC1に流れ込むことで引き起こされる撹拌抵抗の増加を効果的に抑止することが可能になる。また、クリアランスC1に流れ込む潤滑油量が低減することで、撹拌抵抗の増加を招くことなく、クリアランスC1を狭くすることが可能となり、装置全体の小型化や軽量化を図ることもできる。また、撹拌抵抗の増加を招くことなく、各ギヤ62,63のバックラッシュを小さくすることが可能となり、各ギヤ62,63の噛合によるノイズ音を効果的に低減しつつ、車両1の静粛性能を効果的に向上させることができる。
[その他]
なお、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変形して実施することが可能である。
例えば、図3に示すように、各規制突起80A,80Bを縦周壁部41C,41Dの内側面から第2カウンタギヤ62の歯面(又は、噛合部G)に向けて略水平方向に突出して設けてもよい。
また、図4に示すように、各規制突起80A,80Bを第2ギヤケース40とは別体の板部材等により構成してもよい。
また、各規制突起80A,80Bは、一対である必要は無く、何れか一方のみ(好ましくは、第2カウンタギヤ62の正回転に対応する第1規制突起80A)としてもよい。また、規制突起80A,80Bは、第1ギヤケース30側に設けられてもよい。
また、車両1に搭載される駆動力源は電動モータMに限定されず、内燃機関等の他の駆動力源であってもよい。
また、本実施形態の適用は、減速機10に限定されず、例えば、デファレンシャル装置等、潤滑油を封入するギヤケースを備える他のギヤ装置にも広く適用することが可能である。
1 車両
M 電動モータ(駆動力源)
10 減速機(ギヤ装置)
11 インプットシャフト(入力軸)
12 アウトプットシャフト(出力軸)
13 カウンタシャフト(副軸)
20 ギヤケース
30 第1ギヤケース
40 第2ギヤケース
41 周壁部
41A 下側周壁部
41B 上側周壁部
41C 第1縦周壁部
41D 第2縦周壁部
50 仕切壁
R1 第1ギヤ収容室
R2 第2ギヤ収容室
G1 一次減速ギヤ対
G2 二次減速ギヤ対
62 第2カウンタギヤ(下側ギヤ)
63 出力ギヤ(上側ギヤ)
80A,80B 規制突起(突起)

Claims (5)

  1. 底部に潤滑油が貯留されたギヤケースと、
    前記ギヤケース内に収容されると共に、少なくともその一部を前記潤滑油に浸漬させた下側ギヤ及び、該下側ギヤと噛合する上側ギヤを含むギヤ対と、
    前記ギヤ対の外周を覆う前記ギヤケースの内側面から前記上側ギヤ又は前記下側ギヤの何れか一方の外周面に向けて突出して設けられており、前記下側ギヤによって掻き上げられる潤滑油の前記ギヤケースと前記上側ギヤとの間への流れ込みを抑制する突起と、を備える
    ことを特徴とするギヤ装置の潤滑構造。
  2. 前記突起が、前記上側ギヤの外周面に向けて突出すると共に、その突出端と前記上側ギヤの歯先との間にクリアランスを設ける
    請求項1に記載のギヤ装置の潤滑構造。
  3. 前記上側ギヤの歯数が前記下側ギヤの歯数よりも多く設定されている
    請求項1又は2に記載のギヤ装置の潤滑構造
  4. 前記ギヤケース内には、入力軸、出力軸及び、該入力軸と該出力軸とに対して並行に延びる副軸が設けられており、
    前記入力軸及び前記副軸に一次減速ギヤ対が設けられており、
    前記副軸及び前記出力軸に二次減速ギヤ対としての前記ギヤ対が設けられており、
    前記ギヤケース内が仕切壁によって、前記一次減速ギヤ対を収容する第1ギヤ収容室と、前記二次減速ギヤ対を収容する第2ギヤ収容室とに仕切られている
    請求項3に記載のギヤ装置の潤滑構造。
  5. 前記入力軸には、車両に搭載された駆動力源としてのモータが接続されており、
    前記出力軸には、前記車両の駆動輪が接続されている
    請求項4に記載のギヤ装置の潤滑構造。
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