JP2020026089A - 保護層転写シート、印画物の製造方法及び熱転写プリンタ - Google Patents

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繁太 森
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Abstract

【課題】印画物にモアレ模様を形成し、付加価値の高い印画物を作製するための保護層転写シートの提供。【解決手段】基材10、及び基材10上に剥離可能に設けられた転写性保護層12を備え、転写性保護層12は、基材10上に設けられた剥離層13、及び剥離層13上に設けられた接着層14を有し、剥離層13と接着層14との間に、複数のドットを含むドットパターン又は複数のライン部を含むラインパターンを有するモアレ発生パターン層P1が設けられている保護層転写シート100。【選択図】図1

Description

本発明は、保護層転写シート、印画物の製造方法及び熱転写プリンタに関する。
透明性に優れ、中間色の再現性や階調性が高く、従来のフルカラー写真画像と同等の高品質画像が簡易に形成できるという理由から、昇華型熱転写方式により、熱転写画像を形成することが広く行われている。昇華型熱転写方式は、基材の一方の面に染料層が設けられた熱転写シートと、基材の一方の面に受容層が設けられた熱転写受像シートとを使用し、熱転写シートの背面側から熱を印加して染料層に含まれる色材を受容層に移行させて熱転写画像を形成し、印画物を作成する。
また、熱転写画像の耐久性を向上させるために、保護層転写シートから、熱転写画像が形成された受容層上に保護層を転写する手法が知られている。
熱転写画像が形成された受容層上に保護層転写シートの保護層を転写する際に印加する熱エネルギーを調整することにより、光沢調の外観を有する印画物や、マット調の外観を有する印画物が得られる。例えば、保護層転写時の印加エネルギーを高くする、具体的には、保護層の熱転写時において、保護層に含まれるバインダー樹脂が凝集破壊を起こす程度の熱エネルギーを印加することにより、マット調の外観を有する印画物が得られる。一方、保護層転写時の印加エネルギーを低くする、具体的には、保護層の熱転写時において、保護層に含まれるバインダー樹脂が凝集破壊を起こさない程度の熱エネルギーを印加することにより、光沢調の外観を有する印画物が得られる。
保護層が転写された印画物として、光沢調、マット調以外の外観を有する付加価値の高い印画物が求められている。
特開2017−65065号公報
本発明は、印画物にモアレ模様を形成する保護層転写シート、印画物の製造方法及び熱転写プリンタを提供することを課題とする。
本発明による保護層転写シートは、基材、及び前記基材上に剥離可能に設けられた転写性保護層を備える保護層転写シートであって、前記転写性保護層は、前記基材上に設けられた剥離層、及び前記剥離層上に設けられた接着層を有し、前記剥離層と前記接着層との間に、複数のドットを含むドットパターン又は複数のライン部を含むラインパターンを有するモアレ発生パターン層が設けられているものである。
本発明の一態様による保護層転写シートは、前記モアレ発生パターン層が全面にわたって設けられている。
本発明の一態様による保護層転写シートにおいて、前記複数のライン部は、それぞれ同じライン幅であり、等間隔かつ平行に延在している。
本発明による印画物の製造方法は、本発明の保護層転写シートを加熱して、被転写体上に前記転写性保護層を転写する印画物の製造方法であって、前記モアレ発生パターン層に含まれる第1パターンに基づいて前記保護層転写シートを加熱するエネルギーを調整し、前記剥離層に第2パターンを形成し、前記第1パターン及び前記第2パターンによりモアレを発生させるものである。
本発明の一態様による印画物の製造方法において、前記第1パターンがドットパターンである場合、前記第2パターンは前記第1パターンとはドット配列方向が異なるドットパターンであり、前記第1パターンがラインパターンである場合、前記第2パターンは前記第1パターンとはライン延在方向が異なるラインパターンである。
本発明による熱転写プリンタは、本発明の保護層転写シートを用いて被転写体上に保護層を転写する熱転写プリンタであって、前記モアレ発生パターン層に含まれるパターンに基づいてエネルギーを調整して前記保護層転写シートを加熱するサーマルヘッドを備え、前記サーマルヘッドは、前記パターンが第1ドットパターンである場合、前記第1ドットパターンとはドット配列方向が異なる第2ドットパターンを前記剥離層に形成し、前記パターンが第1ラインパターンである場合、前記第1ラインパターンとはライン延在方向が異なる第2ラインパターンを前記剥離層に形成するものである。
本発明によれば、印画物にモアレ模様を形成し、付加価値の高い印画物を作製できる。
本発明の実施形態に係る熱転写シートの断面図である。 同実施形態に係る熱転写シートの保護層の平面図である。 別の実施形態に係る熱転写シートの保護層の平面図である。 同実施形態に係る熱転写プリンタの概略図である。 印画物の断面図である。 (a)(b)は印画物に形成されるモアレ模様の例を示す図である。 (a)(b)は印画物に形成されるモアレ模様の例を示す図である。
図1は本発明の実施形態に係る熱転写シートの断面図である。図1に示すように、熱転写シート100は、基材10、色材層11及び転写性保護層12を備える。色材層11及び転写性保護層12は、基材10上に面順次に設けられている。
転写性保護層12は、基材10上に設けられた剥離層13と、剥離層13上に設けられた接着層14を有する。剥離層13と接着層14との間にはプライマー層等の他の層が設けられていてもよい。
剥離層13と接着層14との間には、モアレ発生パターン層P1が設けられている。モアレ発生パターン層P1は、後述するように、サーマルヘッドで転写性保護層12を被転写体上に転写する際に剥離層13に形成されるパターンとの組み合わせでモアレ(干渉縞)を発生するパターンを有する。例えば、モアレ発生パターン層P1は、図2に示すような複数の島状パターンからなるドットパターン、又は図3に示すような複数本の平行なラインからなるラインパターンを有する。
熱転写シート100の基材10を構成する材料としては、サーマルヘッドの熱に耐え得る耐熱性を有し、色材層11および転写性保護層12を支持できる機械的強度や耐溶剤性を有しているものであれば、特に制限なく使用することができる。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、セロファンなどが挙げられる。
基材10の厚さは、0.5μm以上、50μm以下であることが好ましく、1μm以上、10μm以下であることがより好ましい。基材10の厚さが0.5μm以上、50μm以下であれば、熱エネルギーの伝達性、機械的強度の両方を満足させることができる。
熱転写シート100が昇華型熱転写シートの場合には、色材層11は、昇華性染料を含有する層(染料層)である。熱転写シート100が熱溶融型熱転写シートの場合には、色材層11は、着色剤を含む熱溶融組成物からなる熱溶融性のインキを含有する層(熱溶融性インキ層)である。なお、昇華性染料を含有する領域と、熱溶融性のインクを含有する領域とが基材10上に面順次に設けられていてもよい。
染料層の材料は、従来公知の染料を使用することができるが、印画材料として良好な特性を有するもの、例えば、十分な着色濃度を有し、光、熱、温度などにより変褪色しないものが好ましい。染料層としては、イエロー染料層、マゼンダ染料層、シアン染料層、ブラック染料層などを挙げることができ、熱転写シートはこれら染料層の1種または2種以上を面順次に備えることができる。昇華性染料としては、例えば、ジアリールメタン系、トリアリールメタン系染料、チアゾール系などが挙げられる。
色材層11は、基材10の一方の面に、上記の染料及びバインダー樹脂、必要に応じて顔料、導電剤の少なくとも1つを添加して、トルエン、メチルエチルケトン、エタノール等の適当な有機溶剤に溶解したり、あるいは有機溶剤や水等に分散させたりして、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、リバースロールコーティング印刷法等の手段により塗布および乾燥することにより形成できる。色材層11の厚みは、乾燥後の厚みで0.2μm以上6.0μm以下、好ましくは0.2μm以上3.0μm以下程度である。
転写性保護層12の剥離層13は、基材10上に設けられる層であり、基材10から剥離し、転写され、転写後は、保護層12の最外面に位置し、画像などの保護を実質的に担う層である。
剥離層13は、ポリ(メタ)アクリルアミド、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリル樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などのビニル樹脂といった熱可塑性樹脂、不飽和ポリエステル、ポリエステル、ポリウレタン、セルロース樹脂などといった熱硬化性樹脂、紫外線吸収性樹脂を含むことができる。
剥離層13は、転写性、すなわち基材10からの剥離性向上のため、各種離型剤を含むことが好ましい。離型剤としては、ワックス類、シリコーンワックス、リン酸エステル、シリコーン樹脂、シリコーン変性樹脂、フッ素樹脂、フッ素変性樹脂、ポリビニルアルコール、アクリル樹脂、熱架橋性エポキシ−アミノ樹脂及び熱架橋性アルキッド−アミノ樹脂などが挙げられる。
剥離層13の形成方法としては、例えば、以下の方法が挙げられる。まず、熱可塑性樹脂及び/又は熱硬化性樹脂、必要に応じて加える紫外線吸収剤や各種添加剤を、適当な有機溶剤、水に溶解または分散させ、剥離層用塗工液(溶解液または分散液)を調製する。次いで、これを、公知のコーティング方法により、基材10の一方の面に塗布し、乾燥させることにより形成することができる。剥離層13の乾燥後の厚みは、0.2μm以上10μm以下程度である。
接着層14を形成するための材料としては、特に限定はなく、従来公知のものを適宜選択して用いることができる。例えば、接着層14はバインダー樹脂として、紫外線吸収剤共重合体、アクリル樹脂、ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ブチラール樹脂、ポリアミドなどを含むことができる。
接着層14の形成方法としては、上記で例示したバインダー樹脂と、必要に応じて添加される紫外線吸収剤、酸化防止剤、蛍光増白剤、無機あるいは有機のフィラー成分、界面活性剤、離型剤などを適当な溶媒に分散ないし溶解した接着層用塗工液を調製し、これを、熱転写シートの最外層、すなわち、転写性保護層の最外層となるよう(例えば、プライマー層上)に、グラビアコート、グラビアリバースコートなどの方法で塗布・乾燥して形成することができる。接着層14の厚みについて特に限定はないが、0.5μm以上、10μm以下程度が好ましく、0.8μm以上、2μm以下程度がより好ましい。
モアレ発生パターン層P1を形成する材料は、例えばモアレ発生パターン層P1のドットパターンやラインパターンが視認できるものであり、有色の染料や顔料、光を散乱する顔料から適宜選択することができ、光、熱等により変色、褪色しないものが好ましい。顔料としては、特に制限されないが、好ましくは金属顔料、パール顔料、酸化チタン顔料などが挙げられる。モアレを発生できるのであれば、モアレ発生パターン層P1単独では視認できなくてもよい。
モアレ発生パターン層P1は、上述の染料等を含む塗布液を公知の方法でドット状又はライン状に塗布し、乾燥することで形成される。モアレ発生パターン層P1は、乾燥後の厚みが0.2μm以上2.0μm以下程度である。
モアレ発生パターン層P1のドットパターン又はラインパターンは、周期性のあるパターンであり、転写性保護層領域の全面に形成される。モアレ発生パターン層P1がドットパターンの場合、ドット1つあたりのサイズは、モアレを発生しつつ、視認の妨げにならない程度のサイズ、例えば0.5mm以上1.5mm以下程度が好ましい。ドットのピッチは0.5mm以上3mm以下程度とすることが好ましい。
モアレ発生パターン層P1がラインパターンの場合、ライン1本あたりの幅は、モアレを発生しつつ、視認の妨げにならない程度の幅、例えば0.2mm以上1mm以下程度が好ましい。ラインのピッチは0.5mm以上3mm以下程度とすることが好ましい。
図4は、本実施形態に係る熱転写プリンタの概略図である。熱転写プリンタは、サーマルヘッド52及びプラテンローラ53を有する。供給ロール50から送り出された被転写体200、及び供給ロール51から送り出された熱転写シート100が、サーマルヘッド52とプラテンローラ53との間に挟み込まれる。熱転写シート100及び被転写体200は、回転するプラテンローラ53によりサーマルヘッド52に押し付けられ、その回転に応じて搬送される。被転写体200は、基材シートおよび受容層を備えた公知のものを用いることができる。
画像データに応じてサーマルヘッド52を発熱させて、熱転写シート100中の色材層11に含まれる色材を、被転写体200に転写することにより、受容層上に画像が形成される。
次いで、サーマルヘッド52を発熱させて、熱転写シート100上の転写性保護層12を画像上に転写させることにより、画像上に保護層が形成される。その後、熱転写シート100及び被転写体200は、それぞれ、巻取ロール56、55に巻き取られる。
保護層転写時、サーマルヘッド52の複数の発熱素子による印加エネルギーを調整し、図5に示すように、保護層12(剥離層13)にパターンP2を形成する。例えば、パターンP2形成領域で印加エネルギーを高くし、バインダー樹脂の凝集破壊を起こしてマット調に加工することでパターンP2を形成する。パターンP2は、保護層12の全面に形成してもよいし、一部にのみ形成してもよい。保護層12の一部にのみパターンP2を形成する場合、パターンP2以外の部分では印加エネルギーを低くして光沢調にする。
モアレ発生パターン層P1がドットパターンの場合、熱転写プリンタは、パターンP2として、モアレ発生パターン層P1と同じピッチで角度(ドット配列方向)が異なるドットパターンを保護層12に形成する。
ドット状のモアレ発生パターン層P1とパターンP2との組み合わせにより、図6(a)(b)に示すようなモアレが発生する。図6(a)(b)は角度の異なるドットパターンを重ねた例を示す。
ドット状のモアレ発生パターン層P1とパターンP2とのなす角度は、3°以上30°以下であることが好ましい。
モアレ発生パターン層P1がラインパターンの場合、熱転写プリンタは、パターンP2として、モアレ発生パターン層P1と同じピッチ及びライン幅で、角度(ライン延在方向)が異なるラインパターンを保護層12に形成する。
ライン状のモアレ発生パターン層P1とパターンP2との組み合わせにより、図7(a)(b)に示すようなモアレが発生する。図7(a)(b)は角度の異なるラインパターンを重ねた例を示す。
ライン状のモアレ発生パターン層P1とパターンP2とのなす角度は、1°以上30°以下であることが好ましい。
このように、本実施形態によれば、被転写体に形成した画像を覆う保護層の全面又は一部にモアレ模様が発現する付加価値の高い印画物を作製できる。
上記実施形態では、モアレ発生パターン層P1とパターンP2とで、ドットパターンやラインパターンの角度を変える例について説明したが、角度だけでなく、ピッチ、サイズ、幅等を変えてモアレ模様を発生させてもよい。また、角度は変えずに、ピッチ、サイズ、幅等を変えてモアレ模様を発生させてもよい。
被転写体に保護層を転写する保護層転写シートは、基材上に色材層と転写性保護層とが面順次に設けられたものでもよいし、色材層を省略したものでもよい。
上記実施形態において、モアレ発生パターン層P1を省略し、剥離層13や接着層14に凹凸を設け、この凹凸とパターンP2とでモアレが発生するようにしてもよい。
サーマルヘッド52で保護層12の全面に強いエネルギーを印加した場合、サーマルヘッド52の複数の発熱素子による微小な轍と、モアレ発生パターン層P1との組み合わせによりモアレが発生し得る。サーマルヘッド52の印加エネルギーを調整してパターンP2を形成することで、より明瞭なモアレを発生させられる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10 基材
11 色材層
12 転写性保護層
13 剥離層
14 接着層
100 熱転写シート
200 被転写体
P1 モアレ発生パターン層
P2 パターン

Claims (6)

  1. 基材、及び前記基材上に剥離可能に設けられた転写性保護層を備える保護層転写シートであって、
    前記転写性保護層は、前記基材上に設けられた剥離層、及び前記剥離層上に設けられた接着層を有し、
    前記剥離層と前記接着層との間に、複数のドットを含むドットパターン又は複数のライン部を含むラインパターンを有するモアレ発生パターン層が設けられていることを特徴とする保護層転写シート。
  2. 前記モアレ発生パターン層が全面にわたって設けられていることを特徴とする請求項1に記載の保護層転写シート。
  3. 前記複数のライン部は、それぞれ同じライン幅であり、等間隔かつ平行に延在していることを特徴とする請求項1又は2に記載の保護層転写シート。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の保護層転写シートを加熱して、被転写体上に前記転写性保護層を転写する印画物の製造方法であって、
    前記モアレ発生パターン層に含まれる第1パターンに基づいて前記保護層転写シートを加熱するエネルギーを調整し、前記剥離層に第2パターンを形成し、前記第1パターン及び前記第2パターンによりモアレを発生させることを特徴とする印画物の製造方法。
  5. 前記第1パターンがドットパターンである場合、前記第2パターンは前記第1パターンとはドット配列方向が異なるドットパターンであり、
    前記第1パターンがラインパターンである場合、前記第2パターンは前記第1パターンとはライン延在方向が異なるラインパターンであることを特徴とする請求項4に記載の印画物の製造方法。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の保護層転写シートを用いて被転写体上に保護層を転写する熱転写プリンタであって、
    前記モアレ発生パターン層に含まれるパターンに基づいてエネルギーを調整して前記保護層転写シートを加熱するサーマルヘッドを備え、
    前記サーマルヘッドは、
    前記パターンが第1ドットパターンである場合、前記第1ドットパターンとはドット配列方向が異なる第2ドットパターンを前記剥離層に形成し、
    前記パターンが第1ラインパターンである場合、前記第1ラインパターンとはライン延在方向が異なる第2ラインパターンを前記剥離層に形成することを特徴とする熱転写プリンタ。
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