JP2020025207A - 撮像ユニット、乗員監視装置 - Google Patents
撮像ユニット、乗員監視装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020025207A JP2020025207A JP2018149013A JP2018149013A JP2020025207A JP 2020025207 A JP2020025207 A JP 2020025207A JP 2018149013 A JP2018149013 A JP 2018149013A JP 2018149013 A JP2018149013 A JP 2018149013A JP 2020025207 A JP2020025207 A JP 2020025207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- imaging unit
- unit
- housing
- imaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R11/00—Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
- B60R11/04—Mounting of cameras operative during drive; Arrangement of controls thereof relative to the vehicle
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B15/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B15/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B15/02—Illuminating scene
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B15/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B15/02—Illuminating scene
- G03B15/03—Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
- G03B15/05—Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/02—Bodies
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
【課題】乗員監視装置の撮像ユニットの小型化を実現するとともに、設置作業を容易にする。【解決手段】撮像ユニット10は、車両の運転手の顔を撮像する撮像部1と、運転手を照らす光を発する照明部と、撮像部1および照明部が実装された基板6と、各部を収容する筐体9とを備える。基板6は、板面6aが前後方向(X1、X2方向)に沿うように、筐体9内に設けられている。撮像部1と照明部は、上方(Z1方向)を向くように、板面6aに設けられている。運転手と対向する筐体9の前面9fには、入光窓9aと出光窓とが設けられている。筐体9内には、入光窓9aを通過した運転手からの光を反射して撮像部1へ導く受光反射部8aと、照明部からの光を反射して出光窓を通過させて運転手へ導く投光反射部と、入光窓9aから撮像部1に到る受光路に対して、照明部から出光窓に到る投光路を区分けする遮光壁14とが設けられている。【選択図】図7
Description
本発明は、車両の乗員を撮像する撮像ユニットと、撮像ユニットにより撮像した画像に基づいて乗員を監視する乗員監視装置とに関する。
車両の事故防止などのため、車両の乗員を撮像ユニットにより撮像した画像に基づいて監視する乗員監視装置が搭載された車両がある。撮像ユニットには、撮像素子やレンズなどの光学系から成る撮像部が備わっている。乗員監視装置には、撮像ユニットに加えて、撮像ユニットから出力される画像信号を画像処理して、乗員の顔や目などの状態を監視するとともに、撮像ユニットの動作を制御する制御ユニットが備わっている。また、乗員を撮影し易くするため、乗員を照らす照明部を備えた乗員監視装置もある。
たとえば、特許文献1の乗員監視装置では、撮像ユニット(カメラ)と制御ユニット(制御部)と照明部(近赤外光照射機)とが別々に車両に設置され、制御ユニットに対して撮像ユニットと照明部とが電気的に接続されて、制御ユニットが撮像ユニットと照明部の動作を制御する。また、車両の運転手の視界の邪魔にならないように、運転手の真正面より下方の位置(インストルメントパネル)に撮像ユニットとミラーを配置し、乗員からの光を車両の前方窓とミラーで反射して撮像ユニットへ導いている。
また、特許文献2の乗員監視装置では、撮像部(カメラ)と照明部(投光器)を1つの筐体に収容した撮像ユニット(顔画像撮像装置)が、乗員の顔に向けて、車両のダッシュボードのメータ近傍に設置されている。また、車両の別の位置に設置された制御ユニット(撮像制御装置)に対して、撮像ユニットが電気的に接続されている。
また、特許文献3の乗員監視装置では、撮像部、照明部、制御部、および画像処理部などを1つの筐体に収容し、撮像部と照明部とを車両の運転手の顔に向けるように、当該筐体が車両のハンドル軸部、インストルメントパネル、またはバックミラーなどに設置されている。
乗員監視装置の撮像ユニットは、一般に、特許文献2および特許文献3のように、車両の乗員の顔などを撮像するため、撮像部や照明部を乗員の顔などに向けて、車室内の前方にあるダッシュボード、インストルメントパネル、ステアリングの軸部、またはバックミラーなどの内装に設置される。然るに、それらの内装から撮像ユニットが大きく突出していると、車両の前方に対する乗員の視界が狭められたり、インストルメントパネルなどの表示が隠れたりして、運転に支障が生じる。
また、特許文献1のように、乗員の真正面より下方の位置に撮像ユニットとミラーとを配置し、乗員からの光を車両の前方窓とミラーで反射して撮像ユニットへ導く場合は、ミラーの位置と向きを調整するとともに、撮像ユニットの位置と向きも調整しなければならず、車両への設置作業が煩雑になる。
本発明は、乗員監視装置の撮像ユニットの小型化を実現するとともに、設置作業を容易にすることを課題とする。
本発明による撮像ユニットは、車両の乗員を撮像する撮像部と、乗員を照らす光を発する照明部と、撮像部および照明部が実装された基板と、撮像部、照明部、および基板を収容する筐体とを備えている。基板は、一方の板面が筐体と乗員との対向方向である第1方向に沿うように、筐体内に設けられる。撮像部および照明部は、第1方向に対して交差する第2方向を向くように、基板の一方の板面に設けられる。撮像ユニットはさらに、乗員と対向する筐体の一側面に設けられた入光窓と、撮像部と入光窓とに対して傾斜するように筐体内に設けられ、入光窓を通過した乗員からの光を反射して撮像部へ導く受光反射部と、入光窓に隣接するように筐体の前記一側面に設けられた出光窓と、受光反射部に隣接して照明部と出光窓とに対して傾斜するように筐体内に設けられ、照明部からの光を反射して出光窓を通過させて乗員へ導く投光反射部と、筐体内の入光窓から受光反射部を経由して撮像部に到る受光路に対して、照明部から投光反射部を経由して出光窓に到る投光路を区分けする遮光壁とを備えている。
また、本発明による乗員監視装置は、上記撮像ユニットと、撮像ユニットに電気的に接続され、撮像ユニットの撮像部が撮像した画像に基づいて車両の乗員を監視するとともに、撮像ユニットの動作を制御する制御ユニットとから構成されている。
上記によると、乗員監視装置の撮像ユニットにおいて、車両の乗員と対向する筐体の一側面に、入光窓と出光窓とを設け、筐体内に、一方の板面が第1方向である筐体と乗員との対向方向に沿うように基板を設け、その基板の一方の板面に、撮像部と照明部とを第1方向に対して交差する第2方向を向くように設けている。また、筐体内に撮像部と入光窓とに対して傾斜するように受光反射部を設けるとともに、照明部と出光窓とに対して傾斜するように投光反射部を設けている。このため、各窓を車両の乗員に向けて、筐体における各窓と各反射部とが設けられた部分を車両の内装から突出させることで、照明部からの光を投光反射部で反射して出光窓を通過させて乗員へ導いて、乗員を照明することができる。また、乗員からの光を入光窓を通過させて受光反射部で反射して撮像部へ導いて、撮像部により乗員を撮像することができる。そして、内装から突出する筐体および撮像ユニットの突出部分を小型化することができ、乗員の視界が邪魔され難くなる。また、筐体の突出部分を各反射部と同様に傾斜するように形成すれば、筐体の突出部分をより小型化し、撮像ユニットもより小型化することができる。また、撮像ユニットを車両の内装に設置する際は、乗員に対する各窓の位置と向きを調整すればよいので、撮像ユニットの設置作業が容易となる。さらに、筐体内の入光窓から受光反射部を経由して撮像部に到る受光路と、照明部から投光反射部を経由して出光窓に到る投光路とが、遮光壁により区分けされているので、照明部からの照明光と乗員からの反射光とを確実に分離して、筐体内で迷光が生じないようにし、撮像部により乗員を精度良く撮像することができる。
本発明では、上記撮像ユニットにおいて、撮像部に対する照明部の隣接方向、入光窓に対する出光窓の隣接方向、および受光反射部に対する投光反射部の隣接方向は、同一方向であって、前記の第1方向と第2方向とに対して交差する第3方向であってもよい。
また、本発明では、上記撮像ユニットにおいて、撮像部は、乗員からの光を光学的に調整する光学系と、基板の一方の板面に実装され、光学系からの光を電気信号に変換する撮像素子と、基板の一方の板面に固定され、一端部で光学系を保持し、他端部の内側に撮像素子が配置される鏡筒部とを含み、光学系の光軸と鏡筒部の中心軸と撮像素子の撮像中心軸とが基板の板面に対して垂直になっていてもよい。
また、本発明では、上記撮像ユニットにおいて、照明部は、基板の一方の板面に実装された発光素子と、基板の一方の板面に固定され、発光素子が発した光を投光反射面へ向けて拡散するリフレクタ部とを含み、発光素子の光軸とリフレクタ部の中心軸とが基板の板面に対して垂直になっていてもよい。
また、本発明では、上記撮像ユニットにおいて、筐体から引き出される外部配線が嵌合するコネクタをさらに備え、コネクタは、基板の一方の板面に設けられていてもよい。
さらに、本発明では、上記撮像ユニットにおいて、コネクタは、乗員と反対側を向いた筐体の他側面に向かって開口する嵌合部を有し、筐体の他側面には、コネクタの嵌合部を露出させる開口部が設けられていてもよい。
本発明によれば、乗員監視装置の撮像ユニットの小型化を実現できるとともに、設置作業を容易にすることが可能となる。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
まず、実施形態の乗員監視装置100の電気的構成を説明する。
図1は、乗員監視装置100の電気的構成図である。乗員監視装置100は、撮像ユニット10と制御ユニット20から構成され、自動四輪車などの車両に搭載される。
撮像ユニット10には、撮像部1、照明部2、およびコネクタ3aが備わっている。撮像部1には、赤外線イメージセンサから成る撮像素子1aが設けられている。撮像部1は、車両の運転席に着座した乗員である運転手の顔を撮像する。照明部2には、赤外線LED(発光ダイオード)から成る発光素子2aが設けられている。照明部2は、発光素子2aを発光させて、車両の運転手の顔が含まれる領域を照明する赤外光を発する。照明部2および発光素子2aは、図1ではそれぞれ1つのブロックで示しているが、後述の図6などに示すように複数設けられている。コネクタ3aには、ハーネスなどの外部配線30の一端が電気的に接続される。
制御ユニット20には、制御部4、通信部5、およびコネクタ3bが備わっている。制御部4は、マイクロコンピュータやメモリから成る。制御部4には、画像処理部4aと乗員監視部4bが設けられている。通信部5には、CAN(Controller Area Network)などの車内通信用の電気回路とコネクタなどが設けられている。
コネクタ3bには、外部配線30の他端が電気的に接続される。このため、撮像ユニット10と制御ユニット20とは、外部配線30を介して電気的に接続され、相互にデータや信号を送受信する。
制御部4は、外部配線30を介して、撮像ユニット10の撮像部1の撮像動作と照明部2の発光動作とを制御する。撮像部1により撮像された画像のデータ(信号)は、外部配線30を介して制御ユニット20に送信される。制御ユニット20の制御部4の画像処理部4aは、撮像部1により撮像された画像を画像処理して、運転手の顔の特徴点を時系列的に検出する。乗員監視部4bは、その顔の特徴点の変化に基づいて、運転手の顔の向きや目の開閉や視線などの状態を検出し、これらの変化を監視して、運転手に車両の運転に支障を来すような異常が無いか否かを判定する。
制御部4は、乗員監視部4bの監視結果を、通信部5と、該通信部5に接続された図示しない外部配線とを介して、車両に設けられた他のECUなどに出力する。また、制御部4は、通信部5と図示しない外部配線を介して、車両に設けられた他のECUや各種センサから、車両の車速や運転手の乗降状態などに関する情報を受信する。
次に、乗員監視装置100の機械的構成を説明する。
図2は、乗員監視装置100の設置例を示した図である。乗員監視装置100の撮像ユニット10は、車両50の運転席に着座した運転手60の顔を撮像することができるように、車両50の車室内の前部における運転手60の真正面より下方に設けられたダッシュボード、インストルメントパネル、またはステアリングの軸部などの内装51に設置されている。詳しくは、撮像ユニット10は、一部が内装51から上方(Z1方向)に突出し、残部が内装51内に埋設されている。制御ユニット20は、車両50の内装51内に埋設され、外部配線30を介して撮像ユニット10と電気的に接続されている。
次に、撮像ユニット10の構造を説明する。
図3は、撮像ユニット10の側面図である。図4は、撮像ユニット10の正面図(図3のA矢視図)である。図5は、撮像ユニット10の背面図(図3のB矢視図)である。図6は、図3のC−C断面図である。図7は、図4のD−D断面図である。図8は、図4のE−E断面図である。図9は、図4のF−F断面図である。
図6〜図9に示すように、撮像ユニット10の筐体9内には、撮像部1、照明部2、コネクタ3a、基板6、ホルダ7、反射部8a、8bが収容されている。
図2に示すように運転手60と対向する筐体9の前面9fには、図4、図7、および図8に示すように入光窓9aと出光窓9bとが設けられている。出光窓9bは、入光窓9aの左右方向(Y1、Y2方向)の両側に隣接するように設けられている。入光窓9aと出光窓9bを覆うように、筐体9の前面9fには光を透過させる透過板15が設けられている。筐体9の後面9eには、図5に示すように開口部9kが設けられている。
図7および図8に示すように、入光窓9a、出光窓9b、および透過板15が設けられた筐体9の上部9uが車両50の内装51から突出し、残りの下部9dが内装51内に没入するように、撮像ユニット10は内装51に設置される(図2〜図4も参照)。
図7および図8に示すように、筐体9内において、基板6は、両板面6a、6bが筐体9の前後方向(X1、X2方向)と平行になるように設けられている。また、基板6の下方(Z2方向)を向いた板面6bは、筐体9の底部9tにより支持されている。基板6は、プリント基板から成り、筐体9の底部9tにねじなどで固定されている。
なお、上記の「平行」には、完全に平行な場合だけでなく、略平行(前後方向に対して板面が若干傾いた状態)の場合も含まれる。つまり、基板6は、両板面6a、6bが筐体9の前後方向(X1、X2方向)に沿うように、筐体9内に配設される。この場合の前後方向(X1、X2方向)は、図2からわかるように、筐体9と運転手60とが対向する方向であり、本発明における「第1方向」の一例である。
また、図7および図8に示すように、上下方向(Z1、Z2方向)は、前後方向(X1、X2方向)に対して垂直に交差する方向であって、本発明における「第2方向」の一例である。また、図6および図9に示すように、左右方向(Y1、Y2方向)は、前後方向(X1、X2方向)と上下方向(Z1、Z2方向)とに対して垂直に交差する方向であって、本発明における「第3方向」の一例である。ここでも、上記の「垂直」には、完全に垂直な場合だけでなく、略垂直(垂直から若干傾いた状態)の場合も含まれる。
図6および図7などに示すように、撮像部1は、撮像素子1a、光学系12、13a、および鏡筒部7aを含んでいる。撮像素子1aは、基板6の上方(Z1方向)を向いた板面6aに実装されている。撮像素子1aの撮像面(受光面)1bは、基板6の板面6aと同様に上方(Z1方向)を向いている。光学系12、13aは、レンズ12と光学フィルタ13aとから成る。
鏡筒部7aは、ホルダ7の中央に設けられている。ホルダ7は、基板6の板面6aに固定されている。鏡筒部7aの一端部(基板6と反対側の端部)には、レンズ12と光学フィルタ13aとが保持されている。レンズ12は、光学フィルタ13aより基板6側に設けられている。鏡筒部7aの他端部(基板6側の端部)の内側には、撮像素子1aが配置されている。
レンズ12の光軸、鏡筒部7aの中心軸、および撮像素子1aの撮像中心軸は、図6に点線で示す軸J1と一致していて、基板6の板面6a、6bに対して垂直になっている。撮像部1は、基板6の板面6aと同様に上方(Z1方向)を向くように、筐体9内に設けられている。
図6および図8などに示すように、照明部2は、発光素子2a、リフレクタ部7b、および光学フィルタ13bを含んでいる。発光素子2aは、撮像素子1aの左右方向(Y1、Y2方向)の両側に隣接するように基板6の板面6aに複数実装されている。発光素子2aの発光面2bは、撮像素子1aの撮像面11aと同様に上方(Z1方向)を向いている。
リフレクタ部7bは、発光素子2aと1対1で対応するように、ホルダ7の鏡筒部7aの左右方向(Y1、Y2方向)の両側に複数設けられている。リフレクタ部7bの内周面は、基板6の板面6aから離れるに連れて拡がるように、円錐台型に形成されている。リフレクタ部7bの一端部(基板6と反対側の端部)には、光学フィルタ13bが設けられている。リフレクタ部7bの他端部(基板6側の端部)の内側には、発光素子2aが配置されている。
発光素子2aの光軸と、当該発光素子2aに対応するリフレクタ部7bの中心軸とは、図8に点線で示す軸J2と一致していて、基板6の板面6a、6bに対して垂直になっている。照明部2は、基板6の板面6aや撮像部1と同様に上方(Z1方向)を向くように、筐体9内に設けられている。
図7に示すように、筐体9内の撮像部1の上方(Z1方向)でかつ入光窓9aの後方(X2方向)には、受光反射部8aが設けられている。受光反射部8aは、光を反射するミラーから成り、撮像部1と入光窓9aとに対して所定の角度で傾斜するように、筐体9の上部9uの傾斜部9vに固定されている。本例では、受光反射部8aは、水平方向(X1、X2方向)に対して45°の角度に設定されている。傾斜部9vは、受光反射部8aと同様に所定の角度で傾斜するように形成されている。
図8に示すように、筐体9内の照明部2の上方(Z1方向)でかつ出光窓9bの後方(X2方向)には、投光反射部8bが設けられている。投光反射部8bは、光を反射するミラーから成り、照明部2と出光窓9bとに対して所定の角度で傾斜するように、筐体9の上部9uの傾斜部9vに固定されている。本例では、投光反射部8bは、受光反射部8aと同様に、水平方向(X1、X2方向)に対して45°の角度に設定されている。また、投光反射部8bは、図6に示すように、受光反射部8aの左右方向(Y1、Y2方向)の両側に隣接している。
受光反射部8aと投光反射部8bとは、上記のように同一の角度で設けられていてもよいし、異なる角度で設けられていてもよい。
受光反射部8aに対する投光反射部8bの隣接方向(Y1、Y2方向)は、撮像部1に対する照明部2の隣接方向や、入光窓9aに対する出光窓9bの隣接方向と同一であり、筐体9の前後方向(X1、X2方向)と撮像部1および照明部2が向いている上方(Z1方向)とに対して、垂直に交差する方向となっている。
図6および図9に示すように、撮像部1および照明部2の右方(Y2方向)には、表面実装型のコネクタ3aが設けられている。コネクタ3aは、図7および図8に示すように側方から見て、撮像部1および照明部2より後方(X2方向)に設けられていて、基板6の板面6aに表面実装されている。また、コネクタ3aは、制御ユニット20と電気的に接続するための外部配線30を嵌合する嵌合部3b(図5)を有している。コネクタ3aの嵌合部3bは、図5に示すように、筐体9の後面9eに向かって開口している。筐体9の後面9eには、コネクタ3aの嵌合部3bを露出させる開口部9kが設けられている。
図7および図8に示すように、外部配線30は、筐体9の開口部9kを通って、コネクタ3aの嵌合部3bに嵌合される。これにより、外部配線30が筐体9から後方(X2方向)へ引き出され、撮像ユニット10と制御ユニット20とが電気的に接続される。
図8に1点鎖線の矢印で示すように、照明部2の発光素子2aが発した光(赤外光)は、リフレクタ部7bを通過し、光学フィルタ13bを透過して、投光反射面8bで反射される。そして、投光反射面8bで反射された当該光は、出光窓9bを通過して、透過板15を透過し、図2に1点鎖線の矢印で示すように、運転手60に向けて投射される。この際、リフレクタ部7bは、発光素子2aからの光を投光反射面8bへ向けて拡散させる。光学フィルタ13bは、投光反射面8bで拡散された光を光学的に調整する。投光反射面8bは、光学フィルタ13bからの光を反射して、出光窓9bと透過板15を通過させて運転手60へ導く。これにより、運転手60の顔が赤外光で照明される。
図2に2点鎖線の矢印で示すように、運転手60の顔などで反射した光は、撮像ユニット10へ向かって進み、図7に2点鎖線の矢印で示すように、透過板15を透過して、入光窓9aを通過し、受光反射部8aで反射される。そして、受光反射部8aで反射された光は、撮像部1の光学フィルタ13aとレンズ12と鏡筒部7aを通過し、撮像素子1aで受光される。この際、受光反射部8aは、透過板15と入光窓9aを通過した運転手60からの光を反射して、撮像部1の光学フィルタ13aへ導く。光学フィルタ13aは、受光反射部8aで拡散された光を光学的に調整する。レンズ12は、光学フィルタ13aを透過した光を撮像素子1aの撮像面1bに集光する(運転手60の光学像の結像)。撮像素子1aは、レンズ12からの光を電気信号に変換して、運転手60の顔などを撮像する。
上記のような、照明部2から投光反射部8bを経由して出光窓9bに到る投光路と、入光窓9aから受光反射部8aを経由して撮像部1に到る受光路とは、筐体9内に設けられた遮光壁14(図4、図6)により区分けされている。
次に、従来の撮像ユニット70の構造を説明する。
図10は、従来の撮像ユニット70の側方断面図である。図10では、便宜上、図1〜図9に示した撮像ユニット10と対応する各部には同一符号を付している。
従来の撮像ユニット70では、筐体79内において、基板6は、板面6a、6bが筐体79の前後方向(X1、X2方向)を向くように、縦向き状態で設けられている。筐体79の前方(X1方向)を向いた基板6の板面6aには、撮像部1と照明部(図示省略)とを保持するホルダ7が設けられている。撮像部1と照明部は、筐体79の前面79fに設けられた窓79a側を向いている。窓79aは、車両の運転手60の顔などと対向する。このため、照明部からの光は、窓79aを通過して、運転手60の顔などに投射される。また、運転手60からの光は、窓79aを通過して、撮像部1に入射する。
筐体79の後方(X2方向)を向いた基板6の板面6bには、挿入実装型のコネクタ73が実装されている。また、コネクタ73は、ホルダ7より下方(Z2方向)に設けられている。コネクタ73の嵌合部(図示省略)は、筐体79の後面79eに向かって開口している。制御ユニット20と電気的に接続するための外部配線30は、筐体79の後面79e設けられた開口部79kを通って、コネクタ73の嵌合部に嵌合されている。
窓79aが設けられた筐体79の上部79uが車両50の内装51から突出し、残りの下部79dが内装51内に没入するように、撮像ユニット70は内装51に設置される。
撮像部1において、レンズ12や光学フィルタ13aは、撮像素子1aの撮像面1bから所定の間隔をおいて設置する必要がある。また、図示しない照明部において、リフレクタ部(図8の7bに対応)は、発光素子からの光を拡散するため、ある程度の長さを有する必要があり、光学フィルタ(図8の13bに対応)は、発光素子から所定の間隔をおいて設置する必要がある。
そのため、従来の撮像ユニット70のように、撮像部1や照明部を運転手と対向する窓79a側に向けて配置すると、筐体79の上部79uが前後方向(X1、X2方向)や上下方向(Z1、Z2方向)に大型化してしまう。また、基板6を縦向きに配置することでも、筐体79および撮像ユニット70が上下方向に大型化してしまう。また、コネクタ73を基板6に対して撮像部1や照明部と反対側に設けることでも、筐体79および撮像ユニット70が前後方向に大型化してしまう。さらに、撮像部1や照明部を運転手の顔に向けるには、筐体79の窓79aの設置位置を高くしなければならないので、窓79aが設けられた上部79uの内装51からの突出量が多くなってしまい、運転手の視界が妨げられ易くなる。
一方、図2〜図9に示した本発明の撮像ユニット10では、運転手60と対向する筐体9の前面9fに、入光窓9aと出光窓9bとを設け、筐体9内に、一方の板面6aが前後方向(X1、X2方向)に沿うように基板6を設け、その基板6の板面6aに、撮像部1と照明部2とを上方(Z1方向)を向くように設けている。また、筐体9内に、撮像部1と入光窓9aとに対して傾斜するように、受光反射部8aを設けるとともに、照明部2と出光窓9bとに対して傾斜するように、投光反射部8bを設けている。このため、各窓9a、9bを運転手60の顔などに向けて、各窓9a、9bと各反射部8a、8bとが設けられた筐体9の上部9uを、車両50の内装51から突出させることで、照明部2からの光を投光反射部8bで反射して出光窓9bを通過させて運転手60へ導いて、運転手60の顔などを照明することができる。また、運転手60からの光を入光窓9aを通過させて受光反射部8aで反射して撮像部1へ導き、撮像部1により運転手60の顔などを撮像することができる。そして、図10に示した従来の撮像ユニット70と比較して、図7などに示した撮像ユニット10では、内装51から突出する筐体9の上部9uや全体を前後方向(X1、X2方向)や上下方向(Z1、Z2方向)に小型化することができ、運転手60の視界が妨げられ難くなる。また、筐体9の上部9uの傾斜部9vを、各反射部8a、8bと同様に傾斜するように形成することで、筐体9の上部9uをより小型化し、撮像ユニット10もより小型化することができる。
また、本発明の撮像ユニット10では、撮像部1に対して照明部2を近接させ、入光窓9aに対して出光窓9bを近接させ、受光反射部8aに対して投光反射部8bを近接させて、これらの隣接方向を同一方向にしている。然も、当該隣接方向を、筐体9の前後方向(X1、X2方向)と上下方向(Z1、Z2方向)とに対して垂直に交差する左右方向(Y1、Y2方向)としている。このため、左右方向(Y1、Y2方向)にも筐体9を小型化し、ひいては撮像ユニット10も小型化することができる。
さらに、撮像ユニット10を内装51に設置する際は、運転手60に対する各窓9a、9bの位置と向きを調整すればよいので、撮像ユニット10の設置作業が容易となる。
また、本発明の撮像ユニット10では、筐体9内の入光窓9aから受光反射部8aを経由して撮像部1に到る受光路と、照明部2から投光反射部8bを経由して出光窓9bに到る投光路とが、遮光壁14により区分けされている。このため、照明部2から発して運転手60を照らす照明光と、運転手60からの反射光とを確実に分離して、筐体9内で迷光が生じないようにし、撮像部1により運転手60の顔などを精度良く撮像することができる。
また、本発明の撮像ユニット10では、基板6を横向き状態で筐体9内に配置し、基板6の一方の板面6aに撮像部1と照明部2をそれぞれ上方(Z1方向)へ向けて設けている。このため、筐体9および撮像ユニット10を、前後方向(X1、X2方向)と上下方向(Z1、Z2方向)により小型化することができる。
また、本発明の撮像ユニット10では、撮像部1のレンズ12の光軸、鏡筒部7aの中心軸、および撮像素子1aの撮像中心軸を示す軸J1が、基板6の板面6a、6bに対して垂直になっている。また、照明部2の発光素子2aの光軸とリフレクタ部7bの中心軸を示す軸J2も、基板6の板面6a、6bに対して垂直になっている。このため、前後方向(X1、X2方向)や左右方向(Y1、Y2方向)に撮像ユニット10をより小型化することができる。
また、本発明の撮像ユニット10では、コネクタ3aを基板6の一方の板面6aに表面実装しているので、筐体9および撮像ユニット10を、上下方向(Z1、Z2方向)により小型化することができる。また、コネクタ3aの嵌合部3bを筐体9の後面9eに設けた開口部9kから露出させているので、制御ユニット20と電気的に接続するための外部配線30を、後方からコネクタ3aの嵌合部3bに嵌合することができる。このため、外部配線30を筐体9の下方や側方から嵌合する場合に比べて、撮像ユニット10が上下方向(Z1、Z2方向)や左右方向(Y1、Y2方向)に大型化するのを抑制することができる。また、撮像部1、照明部2、コネクタ3a、および基板6が設けられた筐体9の下部9dと、コネクタ3aに嵌合された外部配線30とを車両50の内装51に埋設したことにより、内装51からの撮像ユニット10および乗員監視装置100の突出部分を一層小型化することができる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、以上の実施形態では、撮像部1と照明部2を上方(Z1方向)に向けて、撮像ユニット10を車両50の内装51に設置した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、撮像部1と照明部2を下方(Z2方向)に向けたり、撮像部1と照明部2を左右方向(Y1、Y2方向)に向けたりして、撮像ユニット10を車両50の内装に設置してもよい。また、前後方向(X1、X2方向)に対して垂直以外の任意の角度で交差する方向に、撮像部1や照明部2を向けてもよい。そして、それらの場合、撮像ユニット10の筐体9の上部と下部の一方を内装51から突出させて、他方を内装51に没入させたり、筐体9の左部と右部の一方を内装51から突出させて、他方を内装51に没入させたりしてもよい。つまり、筐体9における少なくとも入光窓9aと出光窓9bが設けられた部分を内装51から突出させればよい。
また、以上の実施形態では、撮像部1に光学系としてレンズ12と光学フィルタ13aを設け、照明部2に光学系としてリフレクタ部7bと光学フィルタ13bを設けた例を示したが、撮像部1や照明部2に設ける光学系はこれらのみに限定するものではなく、他の光学部品を設けたり、光学系を一部または全部省略したりしてもよい。
また、以上の実施形態では、撮像ユニット10の筐体9内に撮像部1と照明部2とを設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。たとえば、照明部2は省略してもよい。
また、以上の実施形態では、赤外線イメージセンサから成る撮像素子1aを撮像部1に設け、赤外線LEDから成る発光素子2aを照明部2に設けた例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではなく、その他の撮像素子や撮像部品を撮像部1に設けたり、その他の発光素子や発光部品を照明部2に設けたりしてもよい。また、照明部2の設置数は、適宜選択すればよい。
また、以上の実施形態では、車両50の運転手60の顔などを撮像することにより、運転手60を監視する乗員監視装置100に本発明を適用したが、車両50の運転手60以外の乗員の顔や、顔以外の部位を監視する乗員監視装置に対しても本発明を適用することは可能である。
さらに、以上の実施形態では、自動四輪車から成る車両用の撮像ユニット10と乗員監視装置100に本発明を適用した例を挙げたが、その他の車両に搭載される撮像ユニットや乗員監視装置に対しても、本発明を適用することは可能である。
1 撮像部
1a 撮像素子
2 照明部
2a 発光素子
3a コネクタ
3b 嵌合部
6 基板
6a、6b 板面
7a 鏡筒部
7b リフレクタ部
8a 受光反射部
8b 投光反射部
9 筐体
9a 入光窓
9b 出光窓
9e 後面(他側面)
9f 前面(一側面)
9k 開口部
10 撮像ユニット
12 レンズ(光学系)
13a 光学フィルタ(光学系)
14 遮光壁
20 制御ユニット
30 外部配線
50 車両
60 運転手(乗員)
100 乗員監視装置
J1、J2 軸
X1、X2 前後方向(第1方向)
Y1、Y2 左右方向(第3方向)
Z1、Z2 上下方向(第2方向)
1a 撮像素子
2 照明部
2a 発光素子
3a コネクタ
3b 嵌合部
6 基板
6a、6b 板面
7a 鏡筒部
7b リフレクタ部
8a 受光反射部
8b 投光反射部
9 筐体
9a 入光窓
9b 出光窓
9e 後面(他側面)
9f 前面(一側面)
9k 開口部
10 撮像ユニット
12 レンズ(光学系)
13a 光学フィルタ(光学系)
14 遮光壁
20 制御ユニット
30 外部配線
50 車両
60 運転手(乗員)
100 乗員監視装置
J1、J2 軸
X1、X2 前後方向(第1方向)
Y1、Y2 左右方向(第3方向)
Z1、Z2 上下方向(第2方向)
Claims (7)
- 車両の乗員を撮像する撮像部と、
前記乗員を照らす光を発する照明部と、
前記撮像部および前記照明部が実装された基板と、
前記撮像部、前記照明部、および前記基板を収容する筐体と、を備えた撮像ユニットにおいて、
前記基板は、一方の板面が前記筐体と前記乗員との対向方向である第1方向に沿うように、前記筐体内に設けられ、
前記撮像部および前記照明部は、前記第1方向に対して交差する第2方向を向くように、前記基板の前記一方の板面に設けられ、
前記乗員と対向する前記筐体の一側面に設けられた入光窓と、
前記入光窓に隣接するように前記筐体の前記一側面に設けられた出光窓と、
前記撮像部と前記入光窓とに対して傾斜するように前記筐体内に設けられ、前記入光窓を通過した前記乗員からの光を反射して前記撮像部へ導く受光反射部と、
前記受光反射部に隣接し、かつ前記照明部と前記出光窓とに対して傾斜するように前記筐体内に設けられ、前記照明部からの光を反射して前記出光窓を通過させて前記乗員へ導く投光反射部と、
前記筐体内の前記入光窓から前記受光反射部を経由して前記撮像部に到る受光路に対して、前記照明部から前記投光反射部を経由して前記出光窓に到る投光路を区分けする遮光壁と、をさらに備えたことを特徴とする撮像ユニット。 - 請求項1に記載の撮像ユニットにおいて、
前記撮像部に対する前記照明部の隣接方向、前記入光窓に対する前記出光窓の隣接方向、および前記受光反射部に対する前記投光反射部の隣接方向は、同一方向であって、前記第1方向と前記第2方向とに対して交差する第3方向である、ことを特徴とする撮像ユニット。 - 請求項1または請求項2に記載の撮像ユニットにおいて、
前記撮像部は、
前記乗員からの光を光学的に調整する光学系と、
前記基板の一方の板面に実装され、前記光学系からの光を電気信号に変換する撮像素子と、
前記基板の一方の板面に固定され、一端部で前記光学系を保持し、他端部の内側に前記撮像素子が配置される鏡筒部と、を含み、
前記光学系の光軸と前記鏡筒部の中心軸と前記撮像素子の撮像中心軸とが前記基板の板面に対して垂直になっている、ことを特徴とする撮像ユニット。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の撮像ユニットにおいて、
前記照明部は、
前記基板の一方の板面に実装された発光素子と、
前記基板の一方の板面に固定され、前記発光素子が発した光を前記投光反射面へ向けて拡散するリフレクタ部と、を含み、
前記発光素子の光軸と前記リフレクタ部の中心軸とが前記基板の板面に対して垂直になっている、ことを特徴とする撮像ユニット。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の撮像ユニットにおいて、
前記筐体から引き出される外部配線が嵌合するコネクタをさらに備え、
前記コネクタは、前記基板の一方の板面に設けられている、ことを特徴とする撮像ユニット。 - 請求項5に記載の撮像ユニットにおいて、
前記コネクタは、前記乗員と反対側を向いた前記筐体の他側面に向かって開口する嵌合部を有し、
前記筐体の前記他側面には、前記嵌合部を露出させる開口部が設けられている、ことを特徴とする撮像ユニット。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の撮像ユニットと、
前記撮像ユニットに電気的に接続され、前記撮像ユニットの撮像部が撮像した画像に基づいて車両の乗員を監視するとともに、前記撮像ユニットの動作を制御する制御ユニットと、から構成されたことを特徴とする乗員監視装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018149013A JP2020025207A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 撮像ユニット、乗員監視装置 |
PCT/JP2019/030416 WO2020031874A1 (ja) | 2018-08-08 | 2019-08-02 | 撮像ユニット、乗員監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018149013A JP2020025207A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 撮像ユニット、乗員監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020025207A true JP2020025207A (ja) | 2020-02-13 |
Family
ID=69413482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018149013A Withdrawn JP2020025207A (ja) | 2018-08-08 | 2018-08-08 | 撮像ユニット、乗員監視装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020025207A (ja) |
WO (1) | WO2020031874A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022220038A1 (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-20 | 株式会社デンソー | 乗員モニタシステム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4419609B2 (ja) * | 2004-03-01 | 2010-02-24 | 株式会社デンソー | 車載カメラシステム |
JP2011239034A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Panasonic Corp | 固体撮像装置及びカメラユニット |
JP2012111274A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Denso Corp | 画像処理装置 |
JP6119136B2 (ja) * | 2012-07-25 | 2017-04-26 | 株式会社デンソー | 状態監視装置 |
JP6627499B2 (ja) * | 2015-12-25 | 2020-01-08 | アイシン精機株式会社 | 車両用室内撮影装置 |
-
2018
- 2018-08-08 JP JP2018149013A patent/JP2020025207A/ja not_active Withdrawn
-
2019
- 2019-08-02 WO PCT/JP2019/030416 patent/WO2020031874A1/ja active Application Filing
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022220038A1 (ja) * | 2021-04-14 | 2022-10-20 | 株式会社デンソー | 乗員モニタシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2020031874A1 (ja) | 2020-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3018560B1 (en) | Integrated overhead console assembly for vehicle | |
US9360183B2 (en) | Mirror apparatus for a vehicle | |
CN107856607B (zh) | 显示装置和车用门 | |
JP6780671B2 (ja) | 乗員監視装置 | |
CN111684313A (zh) | 摄像机和乘员探测系统 | |
US20230078512A1 (en) | Overhead console accessory system with shared controls, cameras, and lighting | |
US10742857B2 (en) | Occupant monitoring apparatus | |
US20240166125A1 (en) | Steering module for a motor vehicle comprising a double-reflective light guide, steering device, as well as motor vehicle | |
WO2020031874A1 (ja) | 撮像ユニット、乗員監視装置 | |
JP2019095541A (ja) | 乗員監視装置 | |
JP6774854B2 (ja) | 表示装置、及び、内装部材ユニット | |
WO2022269732A1 (ja) | カメラユニットおよび乗員監視システム | |
CN217879783U (zh) | 摄像装置 | |
JP7465206B2 (ja) | 車両用ミラー装置 | |
JP2020112710A (ja) | ヘッドアップディスプレイ | |
JP2021196390A (ja) | 乗員監視装置 | |
JP7136127B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP5876278B2 (ja) | ドライブレコーダシステム | |
WO2022123928A1 (ja) | キャップ部材及び撮像装置 | |
JP7115103B2 (ja) | Etcアンテナ | |
JP5803330B2 (ja) | 車両周辺撮影装置 | |
WO2020045329A1 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2022166368A (ja) | 撮像装置 | |
JP2022180042A (ja) | 車両用統合システム | |
CN115225784A (zh) | 摄像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20190311 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20190319 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210604 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20220315 |