JP2020024644A - 待機場入場管理システム及びそのサーバ - Google Patents
待機場入場管理システム及びそのサーバ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020024644A JP2020024644A JP2018149840A JP2018149840A JP2020024644A JP 2020024644 A JP2020024644 A JP 2020024644A JP 2018149840 A JP2018149840 A JP 2018149840A JP 2018149840 A JP2018149840 A JP 2018149840A JP 2020024644 A JP2020024644 A JP 2020024644A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication terminal
- area
- vehicle
- waiting
- server
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
【課題】 場内外からの入場予約が可能な待機場入場管理システム及びそのサーバを提供する。【解決手段】 待機場内設置のビーコン信号に反応してなされるネットワークアクセス受け付けてビーコンID及び車両と共に移動する通信端末のIDとを取得し、該通信端末のIDを、待機場内に待機する車両として記憶し、待機場内に接する予約領域内から入場予約を目的としてネットワークアクセスしてくる予約領域内の通信端末によるアクセスを受け付けて該通信端末のIDを取得し、該IDを待機場内への入場予約車両として記憶するサーバによって上記課題は解決される。【選択図】図1
Description
本発明は、待機場入場待ちの車両列を解消または削減する、待機場入場管理システム及びそのサーバに関するものである。
駅もしくはホテルの乗合場において客待ちのタクシーの車列が一般道まで延びていたり、飲食店もしくはショッピングモール等の駐車場の入場待ちの車列が一般道まで延びていたりすることがある。一般道にまで車列が延びていると、交通渋滞や交通事故をまねく原因として社会問題が生じている。
車両待ち場所から一般道へはみ出して延びる車列を解消するシステムとして、例えば、特許文献1にはタクシー乗り場(同文献には第1プールと記載)の他にタクシー乗り場への入場予約エリア(同文献には第2プールと記載)を設けるタクシープール用駐車管制装置が開示されている。これは同入場予約エリア内に予約管理するサーバを有するものである。更に、同タクシー乗り場内には、同場内に待機している車両を算出する台数算出手段(同文献には入庫許可台数計算手段と記載)と、新たに入場してきた車両を特定する車両ID認識照合手段とを有している。特許文献1に開示の装置には、タクシー乗り場ごとに台数算出手段と車両ID認識照合手段とが必要になるという課題がある。更に、入場予約エリアごとに予約を管理する予約管理サーバが必要になることも課題である。
一方、特許文献2にはカーシェアリングシステムが開示されている。これは、ステーション及び車両に設置されるビーコンと利用者の持つ携帯端末とにより、同ステーション内に待機している車両情報をサーバに通信するものである。このシステムを、車列解消システムとして用いるならば、ステーションに入場を希望する車両は一旦、同ステーションのビーコンを用いてサーバへ予約登録しなければならないという課題が生じる。
そこで、本発明は、車両待機場への設置機器の簡易化を図ると共に、車両待機場外から入場予約可能な待機場入場管理システム及びそのサーバを提供することを目的とする。
上記課題は次のサーバによって解決される。まず、このサーバは、待機場内に設置されたビーコン装置の信号に反応したネットワークアクセスを受け付けてそのビーコン装置ID及びその待機場への入場した車両と共に移動する通信端末のIDとを取得する。そして、そのサーバはビーコン装置IDから待機場内の場所を特定する。そのうえで、そのサーバは上記通信端末のIDを待機場内に入場してきた車両として記憶する。さらに、そのサーバは上記待機場に接する予約領域から、入場予約を目的する通信端末によるネットワークアクセスを受け付ける。そして、そのサーバは上記予約領域内の通信端末のIDを取得し、このIDを上記待機場内への入場予約車両として記憶する。
本発明のサーバは、待機場を中心とする円心予約領域から入場予約可能になる。
<第1実施形態>
<待機場入場管理システム>
第1実施形態である待機場入場管理システムを説明する。図1は同待機場入場管理システムを示す図である。同待機場入場管理システムは、サーバ1と、ビーコン装置3とを有している。同待機場入場管理システムは待機場内A1への車両の入退場を管理するものである。同待機場入場管理システムによって待機場内A1への入退場を管理される車両は通信端末2を搭載している必要がある。つまり、通信端末2は、上記車両と共に移動するものである。これは車両に装備されていてもよいし、運転手や同乗者が携帯していてもよい。図1に示される車両C1〜C6は同待機場入場管理システムによって、待機場内A1への入退場が管理され得る車両である。これらの車両は通信端末2で総称される通信端末2C1〜2C6をそれぞれ搭載している。
<待機場入場管理システム>
第1実施形態である待機場入場管理システムを説明する。図1は同待機場入場管理システムを示す図である。同待機場入場管理システムは、サーバ1と、ビーコン装置3とを有している。同待機場入場管理システムは待機場内A1への車両の入退場を管理するものである。同待機場入場管理システムによって待機場内A1への入退場を管理される車両は通信端末2を搭載している必要がある。つまり、通信端末2は、上記車両と共に移動するものである。これは車両に装備されていてもよいし、運転手や同乗者が携帯していてもよい。図1に示される車両C1〜C6は同待機場入場管理システムによって、待機場内A1への入退場が管理され得る車両である。これらの車両は通信端末2で総称される通信端末2C1〜2C6をそれぞれ搭載している。
<ビーコン装置3>
待機場内A1にはビーコン装置3が設けられている。ビーコン装置3はその個体を識別するためのビーコン装置IDを有している。そして、その周囲にビーコン装置IDを情報として含む電波もしくは電磁波である信号K32(図示せず)を例えば1秒から5秒間隔で周期的に送信している。後記するように、通信端末2はビーコン装置3が送信した信号を受信するための近接通信部27を有している。通信端末2がビーコン装置3の信号を受信できる範囲は、ビーコン装置3の出力を調整することで調整可能である。概ね、ビーコン装置3からの距離が10〜20メートルの範囲が受信可能な範囲で、この受信可能な範囲の限界を受信限界K32Eと表すこともある。待機場内A1はこの受信可能な範囲内に入るように設定されている。
待機場内A1にはビーコン装置3が設けられている。ビーコン装置3はその個体を識別するためのビーコン装置IDを有している。そして、その周囲にビーコン装置IDを情報として含む電波もしくは電磁波である信号K32(図示せず)を例えば1秒から5秒間隔で周期的に送信している。後記するように、通信端末2はビーコン装置3が送信した信号を受信するための近接通信部27を有している。通信端末2がビーコン装置3の信号を受信できる範囲は、ビーコン装置3の出力を調整することで調整可能である。概ね、ビーコン装置3からの距離が10〜20メートルの範囲が受信可能な範囲で、この受信可能な範囲の限界を受信限界K32Eと表すこともある。待機場内A1はこの受信可能な範囲内に入るように設定されている。
<通信端末2>
車両C1〜C6のいずれかが待機場内A1に入場すると、これらと共に移動する通信端末2で代表される通信端末2C1〜2C6のいずれかも入場し、ビーコン装置3の送信信号K32を受信できるようになる。通信端末2C1〜2C6はそれぞれ、個体識別可能なIDを有している。以後、通信端末2C1〜2C6を総称して通信端末2として説明することもある。通信端末2はビーコン装置3の送信信号K32を周期的に受信する。これに反応して、通信端末2は後記するサーバ1に周期的にネットワークアクセスをする。このアクセスにはビーコン装置3のビーコン装置IDと通信端末2のIDとが情報として含まれている。つまり、このネットワークアクセスはビーコン装置3のビーコン装置IDで特定される待機場内A1に、通信端末2のIDで特定される通信端末を搭載した車両が入場したことを意味している。そこで、このネットワークアクセスを、存在通知を目的とするネットワークアクセスNA1と表すこともある。
車両C1〜C6のいずれかが待機場内A1に入場すると、これらと共に移動する通信端末2で代表される通信端末2C1〜2C6のいずれかも入場し、ビーコン装置3の送信信号K32を受信できるようになる。通信端末2C1〜2C6はそれぞれ、個体識別可能なIDを有している。以後、通信端末2C1〜2C6を総称して通信端末2として説明することもある。通信端末2はビーコン装置3の送信信号K32を周期的に受信する。これに反応して、通信端末2は後記するサーバ1に周期的にネットワークアクセスをする。このアクセスにはビーコン装置3のビーコン装置IDと通信端末2のIDとが情報として含まれている。つまり、このネットワークアクセスはビーコン装置3のビーコン装置IDで特定される待機場内A1に、通信端末2のIDで特定される通信端末を搭載した車両が入場したことを意味している。そこで、このネットワークアクセスを、存在通知を目的とするネットワークアクセスNA1と表すこともある。
<サーバ1>
サーバ1は、記憶部12と、ネットワーク通信部13とを有している。記憶部12には、待機車両リスト122Aと予約車両リスト122Bとが設けられている。通信端末2によるネットワークアクセスNA1は、上記したようにビーコン装置3のビーコン装置IDで特定される待機場内A1に、通信端末2のIDで特定される通信端末を搭載した車両が入場したことを意味している。そこで、サーバ1は待機車両リスト122Aに通信端末2のIDを、待機場内A1に入場してきた車両として記録する。
サーバ1は、記憶部12と、ネットワーク通信部13とを有している。記憶部12には、待機車両リスト122Aと予約車両リスト122Bとが設けられている。通信端末2によるネットワークアクセスNA1は、上記したようにビーコン装置3のビーコン装置IDで特定される待機場内A1に、通信端末2のIDで特定される通信端末を搭載した車両が入場したことを意味している。そこで、サーバ1は待機車両リスト122Aに通信端末2のIDを、待機場内A1に入場してきた車両として記録する。
<予約領域A2>
図1に示すように、待機場内A1に接して予約領域A2が設定されている。予約領域A2は地理的な位置情報に基づいてその範囲が定められている。通信端末2はGPS測位部26を有していて、自身が予約領域A2の内外何れに存しているのかを知ることができる。通信端末2は、予約領域A2内にあるとき、待機場A1内への入場要求または入場予約を目的としてサーバ1にネットワークアクセスNA0することができる。このネットワークアクセスNA0には、通信端末2のIDと、待機場A1を特定するIDとが含まれている。待機場A1を特定するIDはビーコン装置3のビーコン装置IDを使用してもよいし、予め待機場A1を特定するIDを定め、これを公開しておくのでもよい。サーバ1はこのネットワークアクセスNA0を受け付けて、通信端末2のIDを、待機場A1への入場予約車両として予約車両リスト122Bに記憶する。
図1に示すように、待機場内A1に接して予約領域A2が設定されている。予約領域A2は地理的な位置情報に基づいてその範囲が定められている。通信端末2はGPS測位部26を有していて、自身が予約領域A2の内外何れに存しているのかを知ることができる。通信端末2は、予約領域A2内にあるとき、待機場A1内への入場要求または入場予約を目的としてサーバ1にネットワークアクセスNA0することができる。このネットワークアクセスNA0には、通信端末2のIDと、待機場A1を特定するIDとが含まれている。待機場A1を特定するIDはビーコン装置3のビーコン装置IDを使用してもよいし、予め待機場A1を特定するIDを定め、これを公開しておくのでもよい。サーバ1はこのネットワークアクセスNA0を受け付けて、通信端末2のIDを、待機場A1への入場予約車両として予約車両リスト122Bに記憶する。
<サーバ1の構成>
次に図2(A)に基づいてサーバ1の構成の詳細を説明する。サーバ1は、演算処理部11と、記憶部12と、ネットワーク通信部13とを有している。そして、記憶部12には、待機場パラメータ管理部121と車両管理部122とが含まれている。サーバ1は、待機場A1のみならず、複数の車両待機場を管理することができる。それゆえ、待機場パラメータ管理部121には、1または2以上の車両待機場に関するパラメータが記憶されている。例えば、各車両待機場に設置されているビーコン装置3のビーコン装置ID、各車両待機場に待機可能な車両の上限台数、入場予約可能な車両上限台数などである。各車両待機場への予約可能な上限台数は、例えば、予約してから45分以内に入場できる過去の実績台数に基づいて決めてもよい。
次に図2(A)に基づいてサーバ1の構成の詳細を説明する。サーバ1は、演算処理部11と、記憶部12と、ネットワーク通信部13とを有している。そして、記憶部12には、待機場パラメータ管理部121と車両管理部122とが含まれている。サーバ1は、待機場A1のみならず、複数の車両待機場を管理することができる。それゆえ、待機場パラメータ管理部121には、1または2以上の車両待機場に関するパラメータが記憶されている。例えば、各車両待機場に設置されているビーコン装置3のビーコン装置ID、各車両待機場に待機可能な車両の上限台数、入場予約可能な車両上限台数などである。各車両待機場への予約可能な上限台数は、例えば、予約してから45分以内に入場できる過去の実績台数に基づいて決めてもよい。
車両管理部122には、待機車両リスト122Aと、予約車両リスト122Bと、入場車両リスト122Cとが設けられている。通信端末2から、ネットワークアクセスNA1を受け付ける度に、待機車両リスト122Aに該通信端末2のIDを記憶していく。記憶単位は、例えば、図2(B)に示すように、ビーコン装置IDと通信端末IDとに、整理番号が付された形式でもよい。整理番号は、例えば、ネットワークアクセスNA1を受け付けた年月日時に基づいて、受け付けた順番が判別できるものとしてもよい。ネットワーク通信部13は、通信端末2からのネットワークアクセスを受け付けるのに供される。演算処理部11は記憶部12とネットワーク通信部13とを制御する。
<通信端末2の構成>
次に図3に基づいて通信端末2の構成を説明する。通信端末2は演算処理部21と、記憶部22と、表示部23と、ユーザインタフェース24と、ネットワーク通信部25と、GPS測位部26と、近接通信部27とを有する。ユーザインタフェース24は使用者の操作を受け付けて所望の処理を通信端末2にさせるものである。演算処理部21は、通信端末2が有する各部を制御すると共に、記憶部22を使って必要な演算処理を行う。また、記憶部22には同通信端末2を特定するIDが記憶されている。GPS測位部26には自身の地理上の位置を把握する機能があり、自身が予約領域A2の内外の何れに存するのかを判断するのにも使われる。また、近接通信部27は、待機場A1内でビーコン装置3の送信する信号K32を受信するのに供される。
次に図3に基づいて通信端末2の構成を説明する。通信端末2は演算処理部21と、記憶部22と、表示部23と、ユーザインタフェース24と、ネットワーク通信部25と、GPS測位部26と、近接通信部27とを有する。ユーザインタフェース24は使用者の操作を受け付けて所望の処理を通信端末2にさせるものである。演算処理部21は、通信端末2が有する各部を制御すると共に、記憶部22を使って必要な演算処理を行う。また、記憶部22には同通信端末2を特定するIDが記憶されている。GPS測位部26には自身の地理上の位置を把握する機能があり、自身が予約領域A2の内外の何れに存するのかを判断するのにも使われる。また、近接通信部27は、待機場A1内でビーコン装置3の送信する信号K32を受信するのに供される。
<サーバ1の動作>
次に、図4に基づいてサーバ1の動作を説明する。図4(A)は通信端末2によるネットワークアクセスの態様、(B)は通信端末2による要求に対するサーバ1の動作内容を示す図である。図4(B)において、通信端末2がネットワークアクセスNA21Aによって各待機場の状況に関する情報を要求すると、サーバ1は各待機場の状況と予約状況を通信端末2へ通知してくる。また、通信端末2が待機場への入場要求や予約を目的とするネットワークアクセスNA0をすると、サーバ1は入場許可通知または予約受付をする。通信端末2が予約をキャンセルするネットワークアクセスNACをすると、サーバ1はこれを受け付けて、予約車両リスト122Bから該当するIDを消去する予約車両リスト更新動作をする。通信端末2が入場車両ネットワークアクセスNA1をすると、サーバ1は待機車両リスト122Aに該当するIDを加える更新をする。
次に、図4に基づいてサーバ1の動作を説明する。図4(A)は通信端末2によるネットワークアクセスの態様、(B)は通信端末2による要求に対するサーバ1の動作内容を示す図である。図4(B)において、通信端末2がネットワークアクセスNA21Aによって各待機場の状況に関する情報を要求すると、サーバ1は各待機場の状況と予約状況を通信端末2へ通知してくる。また、通信端末2が待機場への入場要求や予約を目的とするネットワークアクセスNA0をすると、サーバ1は入場許可通知または予約受付をする。通信端末2が予約をキャンセルするネットワークアクセスNACをすると、サーバ1はこれを受け付けて、予約車両リスト122Bから該当するIDを消去する予約車両リスト更新動作をする。通信端末2が入場車両ネットワークアクセスNA1をすると、サーバ1は待機車両リスト122Aに該当するIDを加える更新をする。
<サーバ1による入場待ち車両解消処理>
サーバ1は、通信端末2の要求に従って動作する他に、所定時間毎に入場待車両解消処理をする。サーバ1は、予約して入場待ちしている車両の有無を確認する。入場待ち車両があれば、待機場A1に車両を入場させるか否かを判断する。新たな入場が可能であれば、入場待ちしている車両に、予約した順番に従って入場許可通知をする。あわせて、入場許可通知をした車両のIDを予約車両リスト122Bから消去する更新を行う。更に、記憶部12に設けられている入場車両リスト122C〔図2(A)参照〕に入場許可通知をした車両のIDを加える。このリストに記載されたIDは所定時間経過後に消去される。また、車両が入場したときにこのリストに該当するIDがあるか否かを確認する。所定時間経過後、このリストからIDが消去された後に入場した場合、その車両は不正車両とみなされる。すなわち、入場許可通知を受けた後、所定時間内に車両は入場しなければならない。通知を受けてから待機場に入場するまでの所要時間は待機場ごとに異なる。そこで、例えば5分を所要時間として待機場ごとに定めておく。また適当な値を待機場ごとに、所定時間を予め定めておいてもよい。
サーバ1は、通信端末2の要求に従って動作する他に、所定時間毎に入場待車両解消処理をする。サーバ1は、予約して入場待ちしている車両の有無を確認する。入場待ち車両があれば、待機場A1に車両を入場させるか否かを判断する。新たな入場が可能であれば、入場待ちしている車両に、予約した順番に従って入場許可通知をする。あわせて、入場許可通知をした車両のIDを予約車両リスト122Bから消去する更新を行う。更に、記憶部12に設けられている入場車両リスト122C〔図2(A)参照〕に入場許可通知をした車両のIDを加える。このリストに記載されたIDは所定時間経過後に消去される。また、車両が入場したときにこのリストに該当するIDがあるか否かを確認する。所定時間経過後、このリストからIDが消去された後に入場した場合、その車両は不正車両とみなされる。すなわち、入場許可通知を受けた後、所定時間内に車両は入場しなければならない。通知を受けてから待機場に入場するまでの所要時間は待機場ごとに異なる。そこで、例えば5分を所要時間として待機場ごとに定めておく。また適当な値を待機場ごとに、所定時間を予め定めておいてもよい。
<サーバ1による台数の把握>
車両と共に移動する通信端末2は、当該車両が待機場A1に入場するのに伴って、ビーコン装置3の送信信号K32の受信可能範囲に入る。そうすると、通信端末2はビーコン装置3の送信する信号を受信し始める。通信端末2は、これまでビーコン装置3の送信信号を受信できなかった状態(圏外)から受信できる状態(圏内)になると、サーバ1に対して存在通知を目的とするネットワークアクセスNA1をする。また、車両が待機場A1から退場すると、通信端末2もビーコン装置3の送信信号K32を受信できる範囲から外れる。すると、通信端末2が受信するビーコン装置3の送信信号K32が途絶えることとなる。このようにこれまで受信できていた信号K32が途絶えると、通信端末2はサーバ1に対してネットワークアクセスNA1ができなくなる。これによりサーバ1は、通信端末2のIDと共にNA1が無くなることで、待機場1Aに現在待機している車両及び車両台数を把握することができる。
車両と共に移動する通信端末2は、当該車両が待機場A1に入場するのに伴って、ビーコン装置3の送信信号K32の受信可能範囲に入る。そうすると、通信端末2はビーコン装置3の送信する信号を受信し始める。通信端末2は、これまでビーコン装置3の送信信号を受信できなかった状態(圏外)から受信できる状態(圏内)になると、サーバ1に対して存在通知を目的とするネットワークアクセスNA1をする。また、車両が待機場A1から退場すると、通信端末2もビーコン装置3の送信信号K32を受信できる範囲から外れる。すると、通信端末2が受信するビーコン装置3の送信信号K32が途絶えることとなる。このようにこれまで受信できていた信号K32が途絶えると、通信端末2はサーバ1に対してネットワークアクセスNA1ができなくなる。これによりサーバ1は、通信端末2のIDと共にNA1が無くなることで、待機場1Aに現在待機している車両及び車両台数を把握することができる。
すなわち、サーバ1は、ネットワークアクセスNA1があるたびに待機車両リスト122Aに該当するIDを記憶する。そして、サーバ1は、ネットワークアクセスNA1が所定時間、例えば1分間、途切れると待機車両リスト122Aから該当するIDを記憶部12から消去する。待機場A1への入場した車両として記憶部12に記憶されている通信端末2のIDの数は、現在待機場A1に待機している車両の台数と一致する。また、待機場A1への待機許容台数から現在の待機台数を減算すると空き数を算出することができる。
<サーバ1の通信端末に対するサービス>
サーバ1の演算処理部11は複数のプロセッサが記憶部12を共有して動作するように構成されていてもよいし、1つのプロセッサが時分割で複数のタスクを処理するマルチタスク処理が可能に構成されていてもよい。いずれの構成においても、サーバ1は、通信端末2で総称される複数の通信端末の要求に対して、同時若しくは実質的に同時にサービス動作をすることができる。
サーバ1の演算処理部11は複数のプロセッサが記憶部12を共有して動作するように構成されていてもよいし、1つのプロセッサが時分割で複数のタスクを処理するマルチタスク処理が可能に構成されていてもよい。いずれの構成においても、サーバ1は、通信端末2で総称される複数の通信端末の要求に対して、同時若しくは実質的に同時にサービス動作をすることができる。
<状況通知と表示例>
次に、サーバ1による状況通知と、通信端末2への表示例を説明する。図5はサーバ1から通信端末2への情報提供を示すものであって、(A)はネットワークアクセスの態様、(B)は通信端末2の表示部23での表示例を示す図である。図5(A)に示すように、通信端末2からサーバ1への各待機場の状況、すなわち、待機台数問合せまたは空き台数問合せを目的とするネットワークアクセスN21Aがなされた後に、サーバ1から情報通知N12Aがなされる。
次に、サーバ1による状況通知と、通信端末2への表示例を説明する。図5はサーバ1から通信端末2への情報提供を示すものであって、(A)はネットワークアクセスの態様、(B)は通信端末2の表示部23での表示例を示す図である。図5(A)に示すように、通信端末2からサーバ1への各待機場の状況、すなわち、待機台数問合せまたは空き台数問合せを目的とするネットワークアクセスN21Aがなされた後に、サーバ1から情報通知N12Aがなされる。
通信端末2の表示部23には、例えば、待機場A2Pと、A2Qと、A2Rとが存在する範囲の地図に、情報通知N12Aで通知された情報が重ねて表示されている。各待機場の混雑具合を反映するマークが付されている。例えば、空き台数のある待機場A2Pには英文字「A」を含むマークが表されている。空き数はないが、現予約数が予約可能台数を下回る場合は待機場A2Qのように英文字「B」を含むマークが表されている。また、予約台数が予約可能台数に達している場合には待機場A2Rのように英文字「C」を含むマークが表されている。このように英文字などの記号で状況を表してもよいが、赤・青・緑など色で区別してもよい。また、マークの形状で区別してもよい。更に、各待機場の待機台数と空き台数を表示してもよい。
<サーバ1による入場許可通知または予約受付>
予約領域A2内に在る通信端末2から、待機場A1への入場要求を受けた時のサーバ1の動作フローを図6(A)に示す。予約領域A2内に在る通信端末2から、待機場A1への入場要求を受けると、サーバ1は該当する待機場A1の空きを調べる。すなわち、待機車両リスト122Aを確認する。その結果、待機場A1に空きがあれば条件分岐ステップS101を‘真’として通信端末2に待機場A1への入場許可を通知する(ステップS102)。次いで、通信端末2のIDを入場車両リスト122Cに追加し(ステップS103)、この一連の処理の終了となる。この入場車両リスト122Cは時間制限のあるリストであって所定時間後に消去される。
予約領域A2内に在る通信端末2から、待機場A1への入場要求を受けた時のサーバ1の動作フローを図6(A)に示す。予約領域A2内に在る通信端末2から、待機場A1への入場要求を受けると、サーバ1は該当する待機場A1の空きを調べる。すなわち、待機車両リスト122Aを確認する。その結果、待機場A1に空きがあれば条件分岐ステップS101を‘真’として通信端末2に待機場A1への入場許可を通知する(ステップS102)。次いで、通信端末2のIDを入場車両リスト122Cに追加し(ステップS103)、この一連の処理の終了となる。この入場車両リスト122Cは時間制限のあるリストであって所定時間後に消去される。
入場許可通知を受けた通信端末2とともに移動する車両が待機場A1に入場したとき、通信端末2のIDと、入場車両リスト122Cに追加されたIDとが照合される。この車両が上記所定時間内に入場すれば、入場車両リスト122Cに該当するIDが照合される。しかし、所定時間後は入場車両リスト122C上の該当するIDは消去されているため照合できない。そうすると、この車両は不正車両とみなされる。すなわち、車両は入場許可通知を得てから所定の時間内に待機場A1に入場しなければならない。上記所定時間は、入場許可通知を受けた後に車両が待機場に入場するのに妥当な所要時間として決めればよい。例えば、5分程度とすることができる。
一方、待機場A1に空きがない場合は分岐ステップS101で‘偽’に進む。予約車両リスト122Bを参照して現在の予約台数を確認する。そして、現予約台数が予約可能台数を下回るときは予約受付が可能であるので、分岐ステップS104の‘真’へ進む。そして、予約車両リスト122Bに通信端末2のIDを追加する更新をする(ステップS105)。次いで通信端末2に予約完了通知をして(ステップS106)、この一連の処理を終了する。
予約を受け付けることができないときは、条件分岐ステップS104を‘偽’とし、通信端末2に予約不可能通知をし(ステップS107)、この一連の処理を終了する。
<サーバ1による予約キャンセルの受付>
図6(B)は通信端末2による入場予約キャンセルを目的とするネットワークアクセスNACを受け付けたときのサーバ1の動作フローである。このネットワークアクセスには通信端末2のIDが含まれている。サーバ1はそのネットワークアクセスしてきた通信端末2のIDが予約車両リスト122Bに記憶されているか否かを確認する。そして、記憶にないIDの場合は条件分岐ステップS201にて‘偽’として同動作を終了する。一方、そのIDが予約車両リスト122Bに含まれている場合は当該IDを消去する更新をする(ステップS202)。そして、そのIDを有する通信端末2にキャンセルが完了したことを通知する(ステップS203)。以上が、サーバ1による予約キャンセルの受付動作である。
図6(B)は通信端末2による入場予約キャンセルを目的とするネットワークアクセスNACを受け付けたときのサーバ1の動作フローである。このネットワークアクセスには通信端末2のIDが含まれている。サーバ1はそのネットワークアクセスしてきた通信端末2のIDが予約車両リスト122Bに記憶されているか否かを確認する。そして、記憶にないIDの場合は条件分岐ステップS201にて‘偽’として同動作を終了する。一方、そのIDが予約車両リスト122Bに含まれている場合は当該IDを消去する更新をする(ステップS202)。そして、そのIDを有する通信端末2にキャンセルが完了したことを通知する(ステップS203)。以上が、サーバ1による予約キャンセルの受付動作である。
<サーバ1による存在通知の受付>
図7(A)はサーバ1による存在通知の受付動作を示す。待機場A1内に車両が入場すると、ビーコン装置3からの信号に応答して該車両と共に移動する通信端末2からサーバ1に存在通知を目的とするネットワークアクセスNA1がなされる。ネットワークアクセスNA1には、待機場A1に設置のビーコン装置3のビーコン装置IDと通信端末2のIDとが含まれている。サーバ1はこれらのIDを待機車両リスト122Aに追加する更新をし(ステップS301)、ビーコン装置3のビーコン装置IDで特定される待機場への入場した車両として記憶する。
図7(A)はサーバ1による存在通知の受付動作を示す。待機場A1内に車両が入場すると、ビーコン装置3からの信号に応答して該車両と共に移動する通信端末2からサーバ1に存在通知を目的とするネットワークアクセスNA1がなされる。ネットワークアクセスNA1には、待機場A1に設置のビーコン装置3のビーコン装置IDと通信端末2のIDとが含まれている。サーバ1はこれらのIDを待機車両リスト122Aに追加する更新をし(ステップS301)、ビーコン装置3のビーコン装置IDで特定される待機場への入場した車両として記憶する。
<不正入場車両への通知>
次いで、サーバ1は入場車両リスト122Cを参照し(ステップS302)、同リストにその通信端末2のIDが記憶されているかを確認する。記憶されていれば入場を許可された正当な車両である。一方、記憶されていなければ不正車両である。入場許可通知をした通信端末2とは別の通信端末を携行する車両が入場した場合も不正車両とみなされる。この場合は、ビーコン装置3の信号に反応したネットワークアクセスNA1を受け付けて得た通信端末IDと、入場許可の通知先通信端末のIDとが異なる状態である。また、確かに入場許可通知は受けたものの、上記所定時間経過後で、既に入場車両リスト122CからIDを消去されてしまった車両が入場したときも不正車両とみなされる。
次いで、サーバ1は入場車両リスト122Cを参照し(ステップS302)、同リストにその通信端末2のIDが記憶されているかを確認する。記憶されていれば入場を許可された正当な車両である。一方、記憶されていなければ不正車両である。入場許可通知をした通信端末2とは別の通信端末を携行する車両が入場した場合も不正車両とみなされる。この場合は、ビーコン装置3の信号に反応したネットワークアクセスNA1を受け付けて得た通信端末IDと、入場許可の通知先通信端末のIDとが異なる状態である。また、確かに入場許可通知は受けたものの、上記所定時間経過後で、既に入場車両リスト122CからIDを消去されてしまった車両が入場したときも不正車両とみなされる。
存在通知ネットワークアクセスNA1のあった車両と共に移動する通信端末2のIDが入場車両リスト122Cに記憶されていて、正当車両と判断された場合は条件ステップS303の‘真’へ進んで一連の動作は終了する。一方、不正車両と判断されると‘偽’へ進んで不正警報を開始する(ステップS304)。不正警報の開始とは、不正入場である旨の通知をするために該当する通信端末2にネットワークアクセスすることである。この通知によって通信端末2の表示部23に警告が表示されるようにすることができる。通信端末2がスピーカまたはバイブレーション機能を備えている場合には、警報音をスピーカから鳴らしたり、または通信端末2に振動を起こさせたりすることができる。これら不正に関する警告表示、音声の発声または振動の発生は一定時間だけ継続させた後に停止させることができる(ステップS306)。ステップS306で不正警報を停止して一連の動作を終了する。
また、待機場内に待機車両を誘導する施設係員が常駐していれば、その施設係員が、タブレット端末もしくはパソコン等の表示画面で予約車両リストを閲覧できるように構成することができる。ステップS304において、施設係員が有するタブレット端末にも不正警報を送信することができる。そしてこの場合、不正車両の存在を把握した施設係員がこの車両を正しく場外へ誘導するようにしてもよい。係員が不正車両の存在を迅速に把握できるように、上記パソコンに備えられたスピーカから不正車両の存在を示すアラーム音などを鳴らしてもよい。
<サーバ1による退場管理>
図7(B)はサーバ1による退場管理処理を示す。待機場A1内から車両が退場すると、該車両と共に移動する通信端末2からサーバ1にネットワークアクセスNA1がなくなる。サーバ1はこのIDが待機車両リスト122Aに記憶されているか否かを確認する。記憶されていなければ、条件分岐ステップS401の‘偽’としてこの動作を終了する。一方、記憶されていれば‘真’として、サーバ1はこのIDを待機車両リスト122Aから消去する更新をし(ステップS402)、一連の動作を終了する。
図7(B)はサーバ1による退場管理処理を示す。待機場A1内から車両が退場すると、該車両と共に移動する通信端末2からサーバ1にネットワークアクセスNA1がなくなる。サーバ1はこのIDが待機車両リスト122Aに記憶されているか否かを確認する。記憶されていなければ、条件分岐ステップS401の‘偽’としてこの動作を終了する。一方、記憶されていれば‘真’として、サーバ1はこのIDを待機車両リスト122Aから消去する更新をし(ステップS402)、一連の動作を終了する。
滞留していた不正車両が待機場A1から退場する場合、図7(A)に示す、存在通知の受付動作は滞留状態から解放されて一連の動作は終了に向かう。同時に図7(B)で説明した、サーバ1による退場管理の受付動作も発生する。
<サーバ1による入場待ち車両の解消動作>
前述したとおり、サーバ1は、通信端末2の要求に従って動作する他に、所定時間毎に入場待車両解消動作をする。図8は、サーバ1が入場待車両解消動作する動作フローの図である。
前述したとおり、サーバ1は、通信端末2の要求に従って動作する他に、所定時間毎に入場待車両解消動作をする。図8は、サーバ1が入場待車両解消動作する動作フローの図である。
予約車両リスト122Bを参照し(ステップS501)、予約済みの入場待ち車両の有無を確認する。入場待ち車両すなわち予約台数がゼロであれば、条件分岐ステップS502にて‘偽’として一連の動作を終了する。ゼロでなければ、‘真’として、待機車両リスト122Aを参照する(ステップS503)。待機場A1に待機可能な車両の上限台数と待機車両台数との差分が待機場A1の空きである。待機場A1に空きが無ければ、条件分岐ステップS504にて‘偽’として一連の動作を終了する。一方空きがあれば、‘真’として、上述の予約した順番に従って該当するIDを有する通信端末2に入場許可通知をする(ステップS505)。そして、そのIDを入場車両リスト122Cに追加する(ステップS506)。次いで、そのIDを予約車両リスト122Bから消去更新し(ステップS507)、一連の動作を終了する。尚、前述のとおり、ステップS506で入場車両リスト122Cに追加されたIDは所定時間後に消去される。
<通信端末2の動作モード>
通信端末2には3つの動作モードがある。図9(A)は各動作モードの内容を示している。待機モードM1は、通信端末2がサーバ1から入場許可通知を受け、その後ビーコン装置3の送信信号を受信し、これが途切れるまで維持されるモードである。予約モードM2は、サーバ1に対して待機場A1への入場予約が完了するとなるモードである。通信端末2自ら予約をキャンセルするか、サーバ1から入場許可通知を受けるかをするまでこのモードが保たれる。通常モードM3は、上記2モード以外の状態である。
通信端末2には3つの動作モードがある。図9(A)は各動作モードの内容を示している。待機モードM1は、通信端末2がサーバ1から入場許可通知を受け、その後ビーコン装置3の送信信号を受信し、これが途切れるまで維持されるモードである。予約モードM2は、サーバ1に対して待機場A1への入場予約が完了するとなるモードである。通信端末2自ら予約をキャンセルするか、サーバ1から入場許可通知を受けるかをするまでこのモードが保たれる。通常モードM3は、上記2モード以外の状態である。
図9(B)は各動作モード間の遷移条件を示す図である。予約モードM2と通常モードM3とは、予約とキャンセルを通じて双方に往来可能である。一方、待機モードM1は予約モードM2から入り、通常モードM3に出ていく一方向の流れである。
<通信端末2による入場要求動作>
図10(A)は通信端末2がサーバ1に対して、待機場A1への入場を要求するときの動作フローである。このとき、通信端末2は通常モードM3にある。通信端末2はまず、GPS測位によって自身の存する位置を確認する(ステップS601)。その結果、自身が予約領域A2になければ、条件分岐ステップS602の‘偽’として一連の動作を終了する。予約領域A2外からの予約は禁止されているからである。一方、自身が予約領域A2内であれば、‘真’として、入場または予約を目的とするネットワークアクセスNA0をする(ステップS603)。そして、サーバ1から入場許可通知を受けた場合には、条件分岐ステップS604を‘真’として、待機モードM1へ移行し(ステップS605)、一連の動作を終了する。
図10(A)は通信端末2がサーバ1に対して、待機場A1への入場を要求するときの動作フローである。このとき、通信端末2は通常モードM3にある。通信端末2はまず、GPS測位によって自身の存する位置を確認する(ステップS601)。その結果、自身が予約領域A2になければ、条件分岐ステップS602の‘偽’として一連の動作を終了する。予約領域A2外からの予約は禁止されているからである。一方、自身が予約領域A2内であれば、‘真’として、入場または予約を目的とするネットワークアクセスNA0をする(ステップS603)。そして、サーバ1から入場許可通知を受けた場合には、条件分岐ステップS604を‘真’として、待機モードM1へ移行し(ステップS605)、一連の動作を終了する。
条件分岐ステップS604にて、入場許可通知を受けられないときは‘偽’として、サーバ1からの予約完了通知を待つ。予約できないときは条件分岐ステップS606で‘偽’として一連の動作を終了する。一方、予約完了通知を受けたときは‘真’として予約モードM2に移行し(ステップS607)、一連の動作を終了する。
<通信端末2による予約キャンセル動作>
予約モードM2にある通信端末2は、使用者がその通信端末のユーザインタフェース24を操作して、予約キャンセルを目的とするネットワークアクセスNACをサーバ1に行えるようにしてもよい。しかし、次のように通信端末2に予約キャンセルさせることができる。
予約モードM2にある通信端末2は、使用者がその通信端末のユーザインタフェース24を操作して、予約キャンセルを目的とするネットワークアクセスNACをサーバ1に行えるようにしてもよい。しかし、次のように通信端末2に予約キャンセルさせることができる。
図10(B)は通信端末2が予約をキャンセルするときの動作フローである。この動作フローは通信端末2が予約モードM2にあるときに可能な動作である。すなわち、待機場内A1への入場予約車両として、サーバ1の予約車両リスト122Bに通信端末2のIDが記憶されていなければならない。通信端末2はGPS測位によって自身の位置を確認する(ステップS701)。そして、自身が予約領域A2にあるときは条件分岐ステップS702を‘真’として一連の動作を終了する。一方、自身が予約領域A2から外れたと判断したときは同ステップを‘偽’として、サーバ1へ予約キャンセルを目的とするネットワークアクセスNACをする(ステップS703)。そして、通常モード3に移行し(ステップS704)、一連の動作を終了する。
<待機モードM1における通信端末2の動作>
前述のとおり、予約領域A2内で、予約モード2にある通信端末2がサーバ1から入場許可通知を受けると待機モードM1になる。図11(A)は待機場A1内への車両入退場前後の通信端末2の動作フローである。待機モードM1にて、通信端末2はGPS測位をして自身の位置を確認する(ステップS801)。その結果、自身が予約領域A2および待機場A1のいずれからも外れていれば条件分岐ステップS802の‘偽’として通常モードM3に移行し(ステップS803)、一連の動作を終了する。
前述のとおり、予約領域A2内で、予約モード2にある通信端末2がサーバ1から入場許可通知を受けると待機モードM1になる。図11(A)は待機場A1内への車両入退場前後の通信端末2の動作フローである。待機モードM1にて、通信端末2はGPS測位をして自身の位置を確認する(ステップS801)。その結果、自身が予約領域A2および待機場A1のいずれからも外れていれば条件分岐ステップS802の‘偽’として通常モードM3に移行し(ステップS803)、一連の動作を終了する。
通信端末2の位置が予約領域A2または待機場A1内であれば、条件分岐ステップS802は‘真’として、ビーコン装置3が周期的に送信する信号を近接受信できるか探査する。近接受信できないときは、条件分岐ステップS804を‘偽’としてステップS801からステップS804までを繰り返す。近接受信できた時は、条件分岐ステップS804を‘真’として、サーバ1に対して存在通知を目的とするネットワークアクセスNA1をする(ステップS805)。
通信端末2は、サーバ1に対してネットワークアクセスNA1をした後、ビーコン装置3の信号の近接受信を受信できる限りは、条件分岐ステップS806を‘真’として、繰り返し受信する。通信端末2と共に移動する車両が待機場A1から退場すると、ビーコン装置3による近接受信の限界K32E以上の距離になって近接受信できなくなる。サーバ1はネットワークアクセスNA1がなくなったので、車両が退場したと記憶部からその車両を削除して、一連の動作を終了する。
図11(B)は車両が待機場A1に入場するときの、各機器の通信タイミングを示すタイムチャートである。下方に伸びるt矢印は時間軸を表す。所定の時間に亘って、ビーコン装置3からの信号K32を通信端末2が繰り返し受信する。例えば、2分以上繰り返し受信できたことを条件に、通信端末2はサーバ1に対して、存在通知を目的とするネットワークアクセスNA1をする。
<第2実施形態><待機場入場管理システム>
次に、図12に基づいて、本実施形態の第2実施形態である待機場入場管理システムを説明する。図12(A)において、待機場A1内部に設置されたビーコン装置3の近隣にネットワークアクセス装置31が設けられている。第2実施形態は第1実施形態とほぼ同じ構成である。しかし、第1実施形態において、通信端末2が存在通知を目的としてサーバ1にするネットワークアクセスNA1の通信は、第2実施形態ではネットワークアクセス装置31が通信する。
次に、図12に基づいて、本実施形態の第2実施形態である待機場入場管理システムを説明する。図12(A)において、待機場A1内部に設置されたビーコン装置3の近隣にネットワークアクセス装置31が設けられている。第2実施形態は第1実施形態とほぼ同じ構成である。しかし、第1実施形態において、通信端末2が存在通知を目的としてサーバ1にするネットワークアクセスNA1の通信は、第2実施形態ではネットワークアクセス装置31が通信する。
ネットワークアクセス装置31は、サーバ1に対してネットワークアクセスをする機能を持ち、かつ、通信端末2との近接通信可能なものである。図12(B)は通信端末2と共に移動する車両が待機場A1に入場したときの各機器の通信タイミングを示すタイムチャートである。下方に延びるt矢印は時間軸を表す。まず、通信端末2がビーコン装置3の送信信号K32を受信する。そうすると通信端末2は近接通信機能によって、ネットワークアクセス装置31に自身のIDを含む近接通信K21Aをする。これを受けたネットワークアクセス装置31は、通信端末2のIDと、待機場A1を特定するIDとを情報に含めて、存在通知を目的とするネットワークアクセスNA1をサーバ1に対してする。以上が、ネットワークアクセス装置31を含めた機器の、車両入場時の動作である。
ここで、通信端末2とビーコン装置3との通信が途絶えた後に、通信端末2とネットワークアクセス装置31とが近接通信可能でなければならない。よって、ネットワークアクセス装置31の近接通信の限界範囲はビーコン装置3のそれよりも広くなければならない。
<第3実施形態>
<人数通知装置を備えた待機場入場管理システム>
次に、図13に基づいて、本実施形態の第3実施形態である待機場入場管理システムを説明する。第3実施形態は、第1実施形態に人数通知装置4を加えた構成である。人数通知装置4は待機場A1内の待ち客の人数を計測してサーバ1に通知する装置である。人数通知装置4は、顔や人体を検出する画像式人数計数装置41でもよいし、待ち客の体重を検出する感圧式人数計数装置42やその他の計測機でもよい。図13(A)はタクシー乗り場となっている待機場A1であって、待機車両C7であるタクシーの台数よりも待ち客の人数が多い場合である。同図(B)はタクシーの台数よりも待ち客が少ないか若しくは待ち客がいない場合である。
<人数通知装置を備えた待機場入場管理システム>
次に、図13に基づいて、本実施形態の第3実施形態である待機場入場管理システムを説明する。第3実施形態は、第1実施形態に人数通知装置4を加えた構成である。人数通知装置4は待機場A1内の待ち客の人数を計測してサーバ1に通知する装置である。人数通知装置4は、顔や人体を検出する画像式人数計数装置41でもよいし、待ち客の体重を検出する感圧式人数計数装置42やその他の計測機でもよい。図13(A)はタクシー乗り場となっている待機場A1であって、待機車両C7であるタクシーの台数よりも待ち客の人数が多い場合である。同図(B)はタクシーの台数よりも待ち客が少ないか若しくは待ち客がいない場合である。
台数問合せまたは空き台数問合せを目的としてネットワークアクセスN21Aしてくる通信端末2に対して、サーバ1は人数通知装置4から得た人数情報をネットワークアクセスN12Bで通知する。通信端末2は、表示部23に、各待機場の状況として待機台数や空き情報のほか、人数を表示することができる。
人数通知装置4を備えたタクシー乗り場を待機場1とした場合、サーバ1は、人数通知装置4からのネットワークアクセスにより、待機場1におけるタクシー待ちの客数を把握することができる。そうすると、サーバ1は、待機しているタクシー台数と待ち客人数の大小に応じて、待機場1外で予約待ちしている車両に新たな入場許可通知をすることができる。
例えば、待機場A1内の待機車両として、待機車両リスト122Aに記憶されている通信端末2のIDの数が、人数通知装置4で計測された人数よりも少ないときに、新たな入場許可を、予約待ち車両に該当する通信端末2にすることができる。これは、図13(A)の場合に該当する。この新たな入場許可通知をされる通信端末2は、入場予約を目的としたネットワークアクセスNA0の順番に従い決定される。待機しているタクシー台数が待ち客の人数よりも少ない場合は、次々と、待機タクシーは待機場A1を退場すると予測されるからである。以上、第3実施形態を説明した。
<第4実施形態><駐車場入口外側空間への入場管理システム>
図14に基づいて、本実施形態の第4実施形態を説明する。第4実施形態は量販店などに付随する駐車場の入口外側空間への入場管理システムである。図14(A)において、駐車場を囲むドットを付した領域は予約領域A2Sである。車両と共に移動する携帯端末2は、予約領域A2S内部において、サーバ1に入場要求または予約を目的とするネットワークアクセスNA1をする。ここでは、車両は待機場A1Sへの入場を要求している。
図14に基づいて、本実施形態の第4実施形態を説明する。第4実施形態は量販店などに付随する駐車場の入口外側空間への入場管理システムである。図14(A)において、駐車場を囲むドットを付した領域は予約領域A2Sである。車両と共に移動する携帯端末2は、予約領域A2S内部において、サーバ1に入場要求または予約を目的とするネットワークアクセスNA1をする。ここでは、車両は待機場A1Sへの入場を要求している。
待機場A1Sは駐車場入口外側に設けられた格子パターンの領域であって、この駐車場で駐車するには必ずここを通らねばならない。第4実施形態は、駐車場が満車であるにもかかわらず、待機場A1Sを越えて、車両列が延びることを防止するシステムである。待機場A1Sは円形ではないが、このように細長い領域であっても、図14(B)に示すように複数のビーコン装置3を並べることで、符号K32Eに示す形状の、ビーコン信号受信限界を形成することができる。
駐車場には、場内の駐車空き台数を計測してサーバ1に通知する、空き台数通知装置5が備えられている。サーバ1は、空き台数通知装置5からの通知により、駐車場内に更に駐車可能な台数を把握している。更に第1実施形態と同様に、サーバ1はビーコン装置3の信号に反応したネットワークアクセス受け付けてビーコン装置ID及び車両と共に移動する通信端末のIDとを取得し、該通信端末のIDを、ビーコン装置IDで特定される待機場への入場した車両として記憶することで、待機場A1Sに待機している車両数を把握している。
そして、駐車場内に更に駐車可能な台数が、待機場A1S内に待機している車両数よりも多いときは、サーバ1は、予約受付の順に従い、該当するIDを有する通信端末に待機場A1Sへの入場を許可する通知をすることができる。待機場A1Sに待機している車両数以上の駐車スペースが駐車場内に確保されているのだから、待機場A1Sへ更に車両を入場させても、待機車列が待機場A1Sをはみ出さないからである。以上、第4実施形態を説明した。
<第5実施形態>
次に、本実施形態の第5実施形態を説明する。第5実施形態は車両の往来のある二地点及びその間に設けられた1又は2以上の乗合場を統合管理する、待機場入場管理システム及びそのサーバである。上記の二地点とは、例えば、介護施設に隣接する乗合場Aと医療施設に隣接する乗合場Bとである。乗合場Aと乗合場Bとの間を往来する車両のルート上には、例えば乗合場Cと乗合場Dとが設けられている。各乗合場において、利用者が座る椅子には感圧器が設けられていてもよい。各乗合場の利用者の有無はその感圧器で検出することができる。この感圧器による検出信号は、同乗合場に備えられたビーコンと共に設置されている通信部を通じて、同実施形態に係るサーバに送られる。同サーバはこの信号を通じて各乗合場の利用者の有無及び人数を把握することができる。または、各乗合場に備えられた顔認証装置によって利用者が誰であるかを特定し、その情報を、上記通信部を通じてサーバに送信してもよい。以上が第5実施形態である。
次に、本実施形態の第5実施形態を説明する。第5実施形態は車両の往来のある二地点及びその間に設けられた1又は2以上の乗合場を統合管理する、待機場入場管理システム及びそのサーバである。上記の二地点とは、例えば、介護施設に隣接する乗合場Aと医療施設に隣接する乗合場Bとである。乗合場Aと乗合場Bとの間を往来する車両のルート上には、例えば乗合場Cと乗合場Dとが設けられている。各乗合場において、利用者が座る椅子には感圧器が設けられていてもよい。各乗合場の利用者の有無はその感圧器で検出することができる。この感圧器による検出信号は、同乗合場に備えられたビーコンと共に設置されている通信部を通じて、同実施形態に係るサーバに送られる。同サーバはこの信号を通じて各乗合場の利用者の有無及び人数を把握することができる。または、各乗合場に備えられた顔認証装置によって利用者が誰であるかを特定し、その情報を、上記通信部を通じてサーバに送信してもよい。以上が第5実施形態である。
1・・・サーバ、11・・・演算処理部、12・・・記憶部、
121・・・待機場パラメータ管理部、122・・・車両管理部、
122A・・・待機車両リスト、122B・・・予約車両リスト、
122C・・・入場車両リスト、13・・・ネットワーク通信部、2・・・通信端末、
21・・・演算処理部、22・・・記憶部、23・・・表示部、
24・・・ユーザインタフェース、25・・・ネットワーク通信部、
26・・・GPS測位部、27・・・近接通信部、3・・・ビーコン装置、
31・・・ネットワークアクセス装置、4・・・人数通知装置、
41・・・画像式人数計数装置、42・・・感圧式人数計数装置、
5・・・空き台数通知装置、A1,A1S・・・待機場、
A2,A2P,A2Q,A2R,A2S・・・予約領域、C,C1〜C8・・・車両、
K32・・・ビーコン装置の送信信号、
K21A,K21B・・・・ネットワークアクセス装置との信号
N21A・・・通信端末によるネットワークアクセス、N12B・・・サーバによる回答、
K32E・・・受信限界、M1・・・待機モード、M2・・・予約モード、
M3・・・通常モード、NA0・・・予約または入場を目的とするネットワークアクセス、
NAC・・・予約キャンセルを目的とするネットワークアクセス、
NA1・・・存在通知を目的とするネットワークアクセス
121・・・待機場パラメータ管理部、122・・・車両管理部、
122A・・・待機車両リスト、122B・・・予約車両リスト、
122C・・・入場車両リスト、13・・・ネットワーク通信部、2・・・通信端末、
21・・・演算処理部、22・・・記憶部、23・・・表示部、
24・・・ユーザインタフェース、25・・・ネットワーク通信部、
26・・・GPS測位部、27・・・近接通信部、3・・・ビーコン装置、
31・・・ネットワークアクセス装置、4・・・人数通知装置、
41・・・画像式人数計数装置、42・・・感圧式人数計数装置、
5・・・空き台数通知装置、A1,A1S・・・待機場、
A2,A2P,A2Q,A2R,A2S・・・予約領域、C,C1〜C8・・・車両、
K32・・・ビーコン装置の送信信号、
K21A,K21B・・・・ネットワークアクセス装置との信号
N21A・・・通信端末によるネットワークアクセス、N12B・・・サーバによる回答、
K32E・・・受信限界、M1・・・待機モード、M2・・・予約モード、
M3・・・通常モード、NA0・・・予約または入場を目的とするネットワークアクセス、
NAC・・・予約キャンセルを目的とするネットワークアクセス、
NA1・・・存在通知を目的とするネットワークアクセス
Claims (12)
- 待機場内に設置され該待機場内に信号送信可能なビーコン装置の信号に反応したネットワークアクセスを受け付けて、前記待機場への入場車両と共に移動する通信端末のID及び前記ビーコン装置のビーコン装置IDを取得し、
前記通信端末のIDを、前記ビーコン装置IDで特定される前記待機場へ入場した車両として記憶し、
前記待機場を含む予約領域内から入場予約を目的としてネットワークアクセスしてくる前記予約領域内の通信端末によるネットワークアクセスを受け付けて該予約領域内の通信端末のIDを取得し、該IDを前記待機場内への入場予約車両として記憶するサーバ。 - 前記ビーコン装置の信号に反応したネットワークアクセスは、前記車両と共に移動する通信端末または該通信端末からの近接通信を受信したネットワークアクセス装置によってアクセスされる請求項1に記載のサーバ。
- 前記待機場内への入場予約車両として記憶されている車両に該当するIDを有する通信端末から入場予約キャンセルを目的とするネットワークアクセスを受け付けたときは、該IDを前記待機場内への入場予約車両としての記憶から消去する請求項1または請求項2に記載のサーバ。
- 前記待機場内への入場予約車両として記憶されているIDを有する前記通信端末のうち、GPS測位を通じて、前記入場予約車両が前記予約領域から外れたと判断した通信端末がなした入場予約キャンセルを目的とするネットワークアクセスを受け付ける請求項3に記載のサーバ。
- 前記ビーコン装置の信号受信が途絶えたことで、前記待機場からの退場車両として前記通信端末のIDを消去し、前記待機場へ入場した車両として記憶されている前記通信端末のIDの中で消去されずに残っているIDの数を前記待機場での待機車両台数とし、
前記待機場内への待機許容台数と前記待機車両台数との差分を空き数とし、
台数問合せまたは空き数問合せを目的としてネットワークアクセスしてくる前記通信端末に、前記待機車両台数または空き数を通信する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のサーバ。 - 前記待機場は人数通知装置を備えたタクシー乗り場を含み、前記人数通知装置からのネットワークアクセスを受け付けて前記待機場に存する人数を取得し、台数問合せまたは空き数問合せを目的としてネットワークアクセスしてくる前記通信端末に前記人数の情報を通信する請求項5に記載のサーバ。
- 前記予約領域内に存する1または2以上の通信端末によってなされた入場予約を目的とするネットワークアクセスを受け付けたときは、前記予約領域内に存する1または2以上の通信端末のそれぞれのIDに前記ネットワークアクセスを受けた順序に従って順番を付し、前記それぞれのIDを前記待機場内への入場予約車両として記憶する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のサーバ。
- 前記待機場の待機車両として記憶されている前記通信端末のIDの数が、前記待機場への待機車両数上限よりも少ないときは、前記それぞれのIDの中から前記順番に従って、前記それぞれのIDを有する通信端末へ、前記待機場内への入場許可を通知する請求項7に記載のサーバ。
- 人数通知装置を備えたタクシー乗り場を前記待機場とし、前記人数通知装置からのネットワークアクセスを受け付けて前記待機場に存する人数を取得し、
前記待機場の待機車両として記憶されている前記通信端末のIDの数が前記人数よりも少ないときは、前記それぞれのIDの中から前記順番に従って、前記それぞれのIDを有する通信端末へ、前記待機場内への入場許可を通知する請求項7に記載のサーバ。 - 前記待機場は、駐車場の入口ゲート外側の車両待機可能な領域を含み、前記駐車場内の空きスペースに駐車可能な台数が、前記待機場の待機車両として記憶されている前記通信端末のIDの数よりも多いときは、前記それぞれのIDの中から前記順番に従って、前記それぞれのIDを有する通信端末へ、前記待機場への入場許可を通知する請求項7に記載のサーバ。
- 前記入場許可の通知から、予め定められている入場所要時間経過後に、前記ビーコン装置の信号に反応したネットワークアクセス受け付けて車両と共に移動する通信端末のIDを取得した場合には、該IDを有する通信端末に不正入場を通知する旨のネットワークアクセスをし、
前記入場許可の通知から、前記予め定められている入場所要時間経過前に、前記ビーコン装置の信号に反応したネットワークアクセス受け付けて車両と共に移動する通信端末のIDを取得した場合には、該IDと前記入場許可の通知先通信端末のIDとが異なるときには前記車両と共に移動する通信端末に不正入場を通知する旨のネットワークアクセスをする、請求項8から請求項10のいずれか1項に記載のサーバ。 - 待機場内に設置され該待機場内に信号送信可能なビーコン装置と、
該ビーコン装置の信号に反応したネットワークアクセス受け付けて前記ビーコン装置ID及び前記待機場に入場する車両と共に移動する通信端末のIDとを取得し、
該通信端末のIDを、前記ビーコン装置IDで特定される前記待機場に入場してきた車両として記憶するサーバとを有し、
前記サーバは、前記待機場に接する予約領域内から入場予約を目的としてネットワークアクセスしてくる前記予約領域内の通信端末によるネットワークアクセスを受け付けて該予約領域内の通信端末のIDを取得し、該IDを前記待機場への入場予約車両として記憶する、待機場入場管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018149840A JP2020024644A (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 待機場入場管理システム及びそのサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018149840A JP2020024644A (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 待機場入場管理システム及びそのサーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020024644A true JP2020024644A (ja) | 2020-02-13 |
Family
ID=69618819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018149840A Pending JP2020024644A (ja) | 2018-08-09 | 2018-08-09 | 待機場入場管理システム及びそのサーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020024644A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003162567A (ja) * | 2001-11-28 | 2003-06-06 | Nippon Signal Co Ltd:The | タクシー配車支援システム |
JP2003323694A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-11-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | タクシー情報通知システム |
JP2007154509A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Ntt Facilities Inc | タクシー待合所用発電システム |
JP2012208668A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | タクシー配車方法、プログラム、タクシー配車システム、およびサーバ |
US20150350838A1 (en) * | 2012-12-20 | 2015-12-03 | Bt-Way Oy | Electronic location information to mobile device |
JP2016099669A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 株式会社日立国際電気 | タクシー待機場所の管理システムおよび配車方法 |
JP2017117463A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 橋詰 健司 | スマートフォン配車アプリ |
-
2018
- 2018-08-09 JP JP2018149840A patent/JP2020024644A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003162567A (ja) * | 2001-11-28 | 2003-06-06 | Nippon Signal Co Ltd:The | タクシー配車支援システム |
JP2003323694A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-11-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | タクシー情報通知システム |
JP2007154509A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Ntt Facilities Inc | タクシー待合所用発電システム |
JP2012208668A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | タクシー配車方法、プログラム、タクシー配車システム、およびサーバ |
US20150350838A1 (en) * | 2012-12-20 | 2015-12-03 | Bt-Way Oy | Electronic location information to mobile device |
JP2016099669A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 株式会社日立国際電気 | タクシー待機場所の管理システムおよび配車方法 |
JP2017117463A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 橋詰 健司 | スマートフォン配車アプリ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2991091C (en) | Method and system for legal parking | |
JP5924733B2 (ja) | 対話型車内コンテンツ提供システム及びコンテンツ提供方法 | |
WO2015141474A1 (ja) | ナビゲーションサーバ及びプログラム | |
JP4097677B2 (ja) | ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび端末装置 | |
JP2011060059A (ja) | 滞留時間を考慮した行動計画情報提供方法 | |
JP2020071778A (ja) | 車両派遣システム、サーバおよび情報処理方法 | |
US20200160707A1 (en) | Vehicle control system, vehicle control method, and program | |
US20160174024A1 (en) | Systems And Methods For Transit-Rider-Status Identification And Communication | |
WO2019243883A1 (ja) | 営業用車両運用システム | |
JP2017174203A (ja) | 運行管理システム | |
JPH11339190A (ja) | 車両運行管理システム | |
JP4895977B2 (ja) | 案内装置、案内方法、コンピュータプログラム | |
JP2006285843A (ja) | 待ち時間管理サーバ、無線タグ、携帯情報端末、タグリーダ、待ち時間管理システム、待ち時間管理方法、およびコンピュータプログラム並びに記録媒体 | |
JP2019158842A (ja) | 情報処理方法および情報処理装置 | |
JP2007299260A (ja) | 情報処理サーバ、情報配信システム、プログラム、及び、記録媒体 | |
JP2002298288A (ja) | 運行管理システム及び通信端末装置 | |
JP2020024644A (ja) | 待機場入場管理システム及びそのサーバ | |
JP2013170900A (ja) | 経路案内方法、経路案内装置、及びコンピュータプログラム | |
JP2003196419A (ja) | 入場者管理システム | |
JP7267137B2 (ja) | 情報処理装置 | |
WO2021090515A1 (ja) | 配車システム、管理サーバ、配車サービス提供方法およびプログラム | |
JP2003132480A (ja) | 車両運行情報通知システム | |
JP2004314734A (ja) | 携帯端末装置と降車情報通知サービスシステムおよび降車情報通知方法ならびにプログラム | |
JP2005041262A (ja) | 到着報知システム | |
JP2021144318A (ja) | 自動バレー駐車場の管理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200629 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210104 |