JP2020023815A - 車両用ドアラッチ装置及び連結具 - Google Patents
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Description
(1)ドアの閉止時に車体側のストライカに噛合するラッチと、前記ラッチと前記ストライカとの噛合を保持するとともに、解除方向へ回転することにより前記ラッチと前記ストライカとの噛合を解除可能なポールと、前記ポールを解除方向へ回転させることが可能な解除機構とを備え、前記解除機構は、一端が前記ドアの車外側に設けられるアウターハンドルに連係され、前記アウターハンドルの開操作により引っ張り移動可能なボーデンケーブルのインナーケーブルと、第1軸により枢支され、解除回転を前記ポールへ伝達可能な第1アウターレバーと、前記第1アウターレバーに前記第1軸の軸線方向と平行な軸線回りに回転可能に連結される連結具とを備え、前記連結具は、前記アウターハンドルの開操作に応じた前記インナーケーブルの引っ張り移動を前記インナーケーブルの端部に固着された球状の端末部が係合することにより前記第1アウターレバーへ伝達して前記第1アウターレバーを解除回転させることが可能であるとともに、前記第1アウターレバーの回転に追従して前記軸線回りに前記第1アウターレバーに対して一方向へ相対回転し、かつ前記ドアの車内側に設けられるインナーハンドルの開操作に応じて回転する前記第1アウターレバーの自回転を前記インナーケーブルに伝達不能とする。
前記第1アウターレバーが前記第2アウターレバーを介して前記スプリングの付勢力により初期位置に向けて復帰回転した場合、前記端末部は、前記連結具に近接または当接する。
図1、2に示すように、本実施形態に係る車両用ドアラッチ装置1が適用されるドアDは、前部が車体左側面に上下方向の軸廻りに開閉可能に支持されるサイドドアであって、車外側には、車外からドアDを開けるときに操作されるアウターハンドルOHが設けられ、同じく車内側には、車内からドアDを開けるときに操作されるインナーハンドルIHが設けられる。
ドアDが閉状態にある場合には、図11に示すように、ラッチ8は、フルラッチ位置にあり、ポール9は、係合位置にあって、ポールスプリング14の付勢力により爪部91がラッチ8のフルラッチ係合部81に係合している。
ドアDの閉状態においてアウターハンドルOHが開操作された場合には、アウターハンドルレバーOH1の回転に応じて、インナーケーブル302の上端部が引っ張り上げられると、インナーケーブル302の上方への引っ張り移動により、端末部302aが連結具16における収容凹部163の上部に係合する。
ドアDの閉状態においてインナーハンドルIHが開操作された場合には、インナーハンドルIHの開操作は、ボーデンケーブル31を介してインナーレバー21に伝達されて、インナーレバー21は解除回転する。インナーレバー21の解除回転は、リフトレバー22に伝達され、リフトレバー22は、図11に示す初期位置から上方へ解除作動して、図13に示すように当該解除作動をポール9に伝達する。これにより、ポール9は、図11に示す係合位置から解除方向へ回転して、図13に示すように、爪部91がラッチ8のフルラッチ係合部81から離脱して、ラッチ8のオープン方向への回転を許可してドアDの開きを可能にする。
つまり、前記実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施形態の「アウターハンドルOH」、「インナーハンドルIH」及び「第1アウターレバー10」が、課題を解決するための手段の欄に記載の「操作要素」、「他の操作要素」及び「回転レバー」にそれぞれ相当して、連結具16を第1アウターレバー10以外の「回転レバー」にも採用可能としている。
3 操作アッセンブリー 4 ボルト
5 ボディ 51 ストライカ進入溝
6 カバープレート 61 ストライカ進入切欠部
7 バックプレート 8 ラッチ
81 フルラッチ係合部 82 ハーフラッチ係合部
83 噛合溝 9 ポール
91 爪部 92 軸部
10 第1アウターレバー 100 アウターレバー
101 係合部 102 連結軸
103 嵌合孔 11 第2アウターレバー
111 第1アーム部 112 第2アーム部
113 連結溝 12 ラッチ軸
13 ラッチスプリング 14 ポールスプリング
15 第1軸 16 連結具
161 軸部 162 挿通孔
163 収容凹部 164 筒状部
165 突部 166 弾性爪部
17 第2軸 18 レバースプリング
20 ケーシング 21 インナーレバー
22 リフトレバー 30 ボーデンケーブル
31 ボーデンケーブル 301 アウターチューブ
302 インナーケーブル 302a 端末部
D ドア OH アウターハンドル
IH インナーハンドル S ストライカ
Claims (9)
- ドアの閉止時に車体側のストライカに噛合するラッチと、
前記ラッチと前記ストライカとの噛合を保持するとともに、解除方向へ回転することにより前記ラッチと前記ストライカとの噛合を解除可能なポールと、
前記ポールを解除方向へ回転させることが可能な解除機構とを備え、
前記解除機構は、
一端が前記ドアの車外側に設けられるアウターハンドルに連係され、前記アウターハンドルの開操作により引っ張り移動可能なボーデンケーブルのインナーケーブルと、
第1軸により枢支され、解除回転を前記ポールへ伝達可能な第1アウターレバーと、
前記第1アウターレバーに前記第1軸の軸線方向と平行な軸線回りに回転可能に連結される連結具とを備え、
前記連結具は、前記アウターハンドルの開操作に応じた前記インナーケーブルの引っ張り移動を前記インナーケーブルの端部に固着された球状の端末部が係合することにより前記第1アウターレバーへ伝達して前記第1アウターレバーを解除回転させることが可能であるとともに、前記第1アウターレバーの回転に追従して前記軸線回りに前記第1アウターレバーに対して一方向へ相対回転し、かつ前記ドアの車内側に設けられるインナーハンドルの開操作に応じて回転する前記第1アウターレバーの自回転を前記インナーケーブルに伝達不能とすることを特徴とする車両用ドアラッチ装置。 - 請求項1において、
前記連結具は、前記第1アウターレバーが解除回転した位置から初期位置に復帰回転する場合、前記一方向と反対方向へ相対回転することを特徴とする車両用ドアラッチ装置。 - 請求項1または2において、
さらに、第2軸により枢支されて、スプリングの付勢力により初期位置へ向けて付勢されるとともに、前記第1アウターレバーの解除回転に連動して前記スプリングの付勢力に抗して解除回転し、かつ前記インナーハンドルの開操作に応じる解除回転を前記第1アウターレバーに伝達して前記第1アウターレバーを解除回転させる第2アウターレバーを有し、
前記第1アウターレバーが前記第2アウターレバーを介して前記スプリングの付勢力により初期位置に向けて復帰回転した場合、前記端末部は、前記連結具に近接または当接することを特徴とする車両用ドアラッチ装置。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記連結具は、
前記第1アウターレバーに回転可能に嵌合される軸部と、
前記インナーケーブルが相対的に移動可能に挿通される挿通孔と、
前記第1アウターレバーが初期位置にあるとき前記端末部を保持し、前記インナーケーブルの引っ張り方向に対しては、前記端末部が係合可能で、前記第1アウターレバーの自回転に対しては、前記端末部に非係合で前記インナーケーブルに対して相対移動する筒状部とを有することを特徴とする車両用ドアラッチ装置。 - 請求項4において、
前記端末部を保持する前記筒状部の収容凹部の内面に、前記端末部が接触可能な複数の突部を設けたことを特徴とする車両用ドアラッチ装置。 - 請求項4または5において、
前記連結具の前記挿通孔を、前記インナーケーブルの導出方向へ向かって開口が徐々に拡開するラッパ形状としたことを特徴とする車両用ドアラッチ装置。 - 回転レバーに前記回転レバーの回転軸線方向と平行な軸線回りに回転可能に連結される軸部と、
操作要素に操作に応じて引っ張り移動可能なボーデンケーブルのインナーケーブルが相対的に移動可能に挿通される挿通孔と、
前記挿通孔を挿通した前記インナーケーブルの端部に固着された球状の端末部を保持可能であって、前記インナーケーブルが引っ張り移動した際、前記端末部が引っ張り方向に係合することにより、前記インナーケーブルの引っ張り移動を前記回転レバーへ伝達可能とし、かつ他の操作要素の作動に連動して前記回転レバーが回転した際、前記端末部から離れて前記インナーケーブルに対して相対移動することにより、前記回転レバーの自回転を前記インナーケーブルに伝達不能とする筒状部とを有することを特徴とする連結具。 - 請求項7において、
前記端末部を保持する前記筒状部の収容凹部の内面に、前記端末部が接触可能な複数の突部を設けたことを特徴とする連結具。 - 請求項7または8において、
前記連結具の前記挿通孔を、前記インナーケーブルの導出方向へ向かって開口が徐々に拡開するラッパ形状としたことを特徴とする連結具。
Priority Applications (1)
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JP2018148612A JP7014488B2 (ja) | 2018-08-07 | 2018-08-07 | 連結具 |
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JP2018148612A JP7014488B2 (ja) | 2018-08-07 | 2018-08-07 | 連結具 |
Publications (2)
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JP7014488B2 JP7014488B2 (ja) | 2022-02-01 |
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ID=69618390
Family Applications (1)
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JP2018148612A Active JP7014488B2 (ja) | 2018-08-07 | 2018-08-07 | 連結具 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2018
- 2018-08-07 JP JP2018148612A patent/JP7014488B2/ja active Active
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JP7014488B2 (ja) | 2022-02-01 |
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