JP2020022138A - 受信装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

受信装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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徳幸 工藤
Tokuyuki Kudo
徳幸 工藤
鈴木 秀樹
Hideki Suzuki
秀樹 鈴木
緑 青木
Midori Aoki
緑 青木
岡本 訓一
Kunikazu Okamoto
訓一 岡本
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Abstract

【課題】サイマル放送サービスにより提供される番組を選局する際の利便性を向上させること。【解決手段】受信装置は、放送番組の中から同一の番組内容で解像度が異なるサイマル番組を検出する検出部と、特定の番組のサイマル番組が検出部により検出された場合、特定の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力する通知部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、受信装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、放送サービスの1つとしてサイマル放送(同時並行放送、simulcast:simultaneous broadcasting)が行われてきた。サイマル放送とは、1つの放送局が同じ時間帯に同じ内容の番組を、異なるチャンネル(周波数)、放送方式、放送媒体で伝送する放送サービスである。他方、近年では、高精細度テレビジョン放送(HDTV:High-Definition Television)を超える飛躍的な高画質化に資する映像技術等の研究開発や国際標準化が進められている。具体的には、一般社団法人電波産業会(ARIB:Association of Radio Industries and Business)により、4K(例えば、3840×2160画素)・8K(例えば、7680×4320画素)の超高解像度に対応した超高精細度テレビジョン放送(UHDTV:Ultra High-Definition Television)の規格化が進められている。
このような超高精細度テレビジョン放送の開始に伴い、同じ内容の番組について、異なる複数の解像度の映像を、放送や通信を介して伝送するサイマル放送が考えられる。特に4K・8K放送の開局当初は、4K・8K放送の独自の番組(非サイマル放送)が少なく、サイマル放送主体の編成となることが想定される。このようなサイマル放送が行われた場合、より高精細な高解像度の映像を優先して表示する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2016−100845号公報
しかしながら、サイマル放送を視聴または録画するときには必ずしも高精細な映像をユーザが望むとは限らない。例えば、ユーザの受信環境により低解像度の映像の方がブロックノイズの発生などが少なく受信品質が良好な場合がある。また、高解像度の映像を録画するには相応の多くの記憶容量が必要となるため、録画する番組によって低解像度の映像で録画したい場合もある。そのため、高解像度の映像が優先して選局されるのみでは、ユーザの受信環境や用途によっては利便性が良くない場合があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、サイマル放送サービスにより提供される番組を選局する際の利便性を向上させることができる受信装置、制御方法、及びプログラムを提供することを課題とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、放送番組の中から同一の番組内容で解像度が異なるサイマル番組を検出する検出部と、特定の番組のサイマル番組が前記検出部により検出された場合、前記特定の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力する通知部と、を備える受信装置である。
また、本発明の一態様は、受信装置における制御方法であって、検出部が、放送番組の中から同一の番組内容で解像度が異なるサイマル番組を検出するステップと、通知部が、特定の番組のサイマル番組が前記検出部により検出された場合、前記特定の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力するステップと、を有する制御方法である。
また、本発明の一態様は、コンピュータに、放送番組の中から同一の番組内容で解像度が異なるサイマル番組を検出するステップと、特定の番組のサイマル番組が検出された場合、前記特定の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力するステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、サイマル放送サービスにより提供される番組を選局する際の利便性を向上させることができる。
第1の実施形態に係る放送システムの概要を示す図。 第1の実施形態に係る受信装置の構成の一例を示すブロック図。 外字の一例を示す図。 サイマル番組管理テーブルの一例を示す図。 第1の実施形態に係るサイマル番組検出処理の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態に係るサイマル番組通知処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態に係るオンスクリーン表示させる表示情報の一例を示す図。 第2の実施形態に係るサイマル番組通知処理の一例を示すフローチャート。 第3の実施形態に係るオンスクリーン表示させる表示情報の一例を示す図。 第3の実施形態に係るサイマル番組通知処理の一例を示すフローチャート。
[第1の実施形態]
(放送システムの概要)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態に係る放送システムは、少なくとも一部の番組において同一の番組内容で映像フォーマットが異なる複数の番組を同時に放送するサイマル放送を提供するシステムである。以下では、サイマル放送される番組を、サイマル番組またはサイマル放送番組と称する。ここで、映像フォーマットとは、映像の精細度に関する映像の解像度、フレームレート、及び走査方式を含む。本実施形態においては、同一内容の番組で解像度が異なる複数の映像のサイマル番組を放送するサイマル放送サービスを例に説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システムの概要を示す図である。
放送局(放送事業者)20から送信されるデジタル放送の電波は、放送衛星30を介して受信装置10へ送信される。例えば、デジタル放送のメディアトランスポート方式としては、ARIB STD−60規格に記載のMMT(MPEG Media Transport)方式が用いられている。デジタル放送では、番組データ及び構成データ等の多重化データがMMTP(MMT Protocol)パケット化されて伝送される。構成データは、番組の構成などを示すデータであり、MMT−SI(MMT−System Information)などが含まれる。
また、デジタル放送の少なくとも一部にはサイマル放送が含まれている。例えば、解像度が8Kの映像と2Kの映像とが同時に放送されるサイマル放送や、解像度が4Kの映像と2Kの映像とが同時に放送されるサイマル放送などが行われる。例えば、受信装置10で4K映像のサイマル番組が選局されて4K映像が視聴されている場合、同一内容の2K映像のサイマル番組がある旨を画面にオンスクリーン表示(例えば、ダイアログ表示)させてユーザに通知する(図1の符号D1が示すダイアログ表示参照)。これにより、ユーザは、現在視聴中の映像より低解像度のサイマル番組があることを知ることができ、高解像度の映像で良ければそのまま視聴を続け、低解像度の映像の方が良い場合には、2Kのサイマル番組に切り替えて視聴することができる。
(受信装置の構成)
図2は、本実施形態に係る受信装置の構成の一例を示すブロック図である。受信装置10は、デジタル放送の番組を再生可能な電子機器である。例えば、受信装置10は、テレビ(テレビジョン)であるとして説明する。受信装置10は、放送衛星30から送信される放送波の電波を不図示のパラボラアンテナを介して受信する。例えば、受信装置10は、放送受信部11と、通信部12と、操作受付部13と、音声出力部14と、表示部15と、記憶部16と、制御部17とを備えている。
放送受信部11は、チャンネル切り替えを行うチューナーを含んで構成されている。放送受信部11は、パラボラアンテナを介して受信した放送波の放送信号のうち選択されたチャンネルの放送信号を制御部17に供給する。
通信部12は、ネットワークインターフェースを含み、インターネットなどのネットワークと接続する。通信部12は、ネットワークに接続された他の装置との間で情報を双方向に通信する。
操作受付部13は、赤外線通信用インターフェースを含み、受信装置10を操作するためのリモートコントローラRCと通信する。操作受付部13は、リモートコントローラRCに設けられた操作子に対してユーザが操作することにより出力される操作信号を受け付け、当該操作信号に基づいて受信装置10に対する操作指示(電源ON/OFFの切り替え指示、チャンネルの切り替え指示など)を示す情報を制御部17に出力する。ユーザが行う操作には、受信装置10の特定の機能を制御するための操作子(電源ON/OFFの操作子や、チャンネル選択の操作子など)に対する操作もあれば、画面上にオンスクリーン表示された操作子としてのアイコンなどを選択するための操作子(上、下、左、または右方向を選択する操作子、決定を選択する操作子など)に対する操作もある。また、操作受付部13は、受信装置10に設けられた操作子に対するユーザの操作に基づく操作信号を受け付けてもよい。
音声出力部14は、スピーカーなどを含んで構成されている。音声出力部14は、後述する音声処理部173から取得した音声信号に基づく音声を出力する。
表示部15は、液晶ディスプレイ装置、有機ELディスプレイ装置などのディスプレイ装置を含んで構成されている。表示部15は、後述する映像処理部174から取得した映像信号に基づいて、番組の映像や電子番組表、オンスクリーン表示などの画像を表示する。
記憶部16は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を含み、その他に不揮発メモリ、HDD(Hard Disk Drive)などを含むことができる。例えば、記憶部16は、受信装置10が含むCPU(Central Processing Unit)が各種の処理を実行するための各種プログラムやCPUが実行した処理の結果などを記憶する。また、記憶部16は、ビデオメモリを含み、表示部15が表示する映像を示す映像信号を記憶する。
制御部17は、操作受付部13が受け付けた操作信号に基づいて、受信装置10の各種の機能を制御する。例えば、制御部17は、操作受付部13が受け付けた操作信号に基づいて、電源ON/OFFの切り替え、チャンネルの切り替え(選局)などを制御する。例えば、制御部17は、復調部171と、分離部172と、音声処理部173と、映像処理部174と、サイマル処理部175とを備えている。
復調部171は、放送受信部11から制御部17に供給された放送信号を復調する。復調部171は、復調した放送信号を分離部172に供給する。
分離部172は、復調部171から供給された放送信号に含まれる各種情報を分離して、分離された各種情報を各機能部に供給する。具体的には、分離部172は、放送信号から映像信号と音声信号とデータ信号とを分離する。そして、分離部172は、分離した映像信号を映像処理部174に供給し、分離した音声信号を音声処理部173に供給する。また、分離部172は、分離したデータ信号をサイマル処理部175に供給する。データ信号には、MMT−SIなどの情報が含まれ、電子番組表(EPG)の生成にも利用される番組情報データが含まれる。
音声処理部173は、分離部172から音声信号を取得し、取得した音声信号を復号化する。音声処理部173は、復号化した音声信号を音声出力部14に出力する。これにより、音声出力部14は、選局されている番組の音声を出力する。
映像処理部174は、分離部172から映像信号を取得し、取得した映像信号を復号化する。映像処理部174は、復号化した映像信号を表示部15に出力する。また、映像処理部174は、操作受付部13が受け付けた操作信号に基づいて、電子番組表、オンスクリーン表示などの画像を表示部15に出力する。これにより、表示部15は、選局されている番組の映像、電子番組表、オンスクリーン表示などの画像を表示する。
サイマル処理部175は、サイマル検出部1751と、サイマル管理部1752と、サイマルデータベース部1753と、サイマル選択表示部1754とを備えている。
サイマル検出部1751は、放送番組の中から同一内容の番組で解像度が異なるサイマル番組を検出する。例えば、サイマル検出部1751は、分離部172で分離した各番組の番組情報データ(BroadcasterID、タイトル名、番組の開始時間、番組終了時間など)に基づいて、サイマル番組を検出する。具体的には、サイマル検出部1751は、各番組の番組情報データのうち、例えば同一のBroadcasterID、タイトル名、開始時間、及び終了時間の番組が複数ある場合、それらの番組がサイマル放送されているサイマル番組であることを検出する。BroadcasterIDは、放送局の識別情報である。タイトル名、開始時間、終了時間のそれぞれは、番組のタイトル名(番組名)、番組の開始時間、番組の終了時間のそれぞれを示す。
なお、サイマル検出部1751は、BroadcasterID、タイトル名、開始時間、及び終了時間のうちの一部の情報に基づいて、サイマル番組を検出してもよい。例えば、サイマル検出部1751は、BroadcasterIDと、タイトル名と、開始時間または終了時間のいずれか一方とに基づいてサイマル番組を検出してもよいし、タイトル名と開始時間または終了時間のいずれか一方とに基づいてサイマル番組を検出してもよい。
また、タイトル名は、同一内容のサイマル番組であっても一部が異なる場合がある。そのため、サイマル検出部1751は、少なくとも一部のタイトル名が一致(部分一致)することにより、同一タイトル名と判断してもよい。一例として、番組のタイトル名に汎用的に使用されやすい文字としてARIBで設定されている外字がある。図3は、外字の一例を示す図である。このような外字は、サイマル放送ではサイマル番組ごとに変更される可能性が高い。そこで、サイマル検出部1751は、タイトル名から外字を省いて、一致するか否かの判断を行ってもよい。
図2に戻り、サイマル管理部1752は、サイマル検出部1751が検出したサイマル番組に関する情報をサイマルデータベース部1753のサイマル番組管理テーブルに格納して管理する。図4は、サイマルデータベース部1753に記憶されているサイマル番組管理テーブルの一例を示す図である。図示するサイマル番組管理テーブルは、サイマル番組に関する情報を管理するテーブルであり、例えば、番組ID、サイマルID、ネットワーク、チャンネル、BroadcasterID、タイトル名、解像度、デコード方式、受信レベル、開始時間、終了時間などの情報が関連付けられている。番組IDは、この管理テーブルに登録される番組ごとに付与される識別情報である。サイマルIDは、サイマル検出部1751により同一内容の番組と検出されたサイマル番組に対して同一のIDが付与される識別情報である。ネットワークは、番組の放送で使用される放送ネットワークを示す情報(BSや新4K8KBSなど、或いはネットワークIDでもよい)が格納される。チャンネルは、番組のチャンネル名である。BroadcasterIDは、上述したように放送局の識別情報であり、「0x」を付加した16進表記の記述形式で表される。タイトル名、解像度、デコード方式、開始時間、終了時間のそれぞれは、番組のタイトル名(番組名)、映像の解像度、映像のデコード方式、番組の開始時間、番組の終了時間のそれぞれを示す。
また、サイマル管理部1752は、さらに各番組の放送信号の受信レベル(受信強度)をサイマル番組管理テーブルに格納してもよい。受信レベルとは、番組の放送信号の受信レベル(受信強度)である。例えば、受信レベルは、復調部171で復調した放送信号の信号レベル、または分離部172で分離した映像信号の信号レベルなどに基づいて予め設定された値である。サイマル管理部1752は、復調部171または分離部172などから放送信号の信号レベルを取得して、サイマル番組管理テーブルに格納してもよい。
なお、図4に示すサイマル番組管理テーブルに管理される情報は一例であって、これらの情報の一部が省かれてもよく、また、他の情報がさらに関連付けられてもよい。
図2に戻り、サイマル選択表示部1754は、サイマル検出部1751により検出されたサイマル番組の中に特定の番組のサイマル番組がある場合、その特定の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力する通知部の一例として機能する。例えば、サイマル選択表示部1754は、特定の番組のサイマル番組があることを示す表示情報を、通知情報として映像処理部174に出力してもよい。これにより、映像処理部174は、特定の番組のサイマル番組があることを示す表示情報を表示部15にオンスクリーン表示させる(例えば、図1の符号D1が示すダイアログ表示参照)。なお、サイマル選択表示部1754は、特定の番組のサイマル番組があることを示す表示情報と、特定の番組のサイマル番組を選択可能な操作子を示す表示情報とを、通知情報として映像処理部174に出力してもよい。
また、特定の番組とは、例えば、選局中の番組である。サイマル選択表示部1754は、受信装置10の電源が起動されたタイミング、または番組が切り替えられたタイミングに応じて、サイマル番組がある場合に通知情報を出力する。
次に、受信装置10のサイマル処理部175が実行する処理の動作を説明する。
(サイマル番組検出処理)
まず、図5を参照して、サイマル処理部175が放送番組の中からサイマル番組を検出するサイマル番組検出処理の動作を説明する。図5は、本実施形態に係るサイマル番組検出処理の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)サイマル処理部175は、分離部172で分離した各番組の番組情報データから同一のタイトル名の番組を抽出する。そして、ステップS103の処理に進む。
(ステップS103)サイマル処理部175は、ステップS101で抽出された同一のタイトル名の番組の中から、さらに同一のBroadcasterIDの番組を抽出する。そして、ステップS105の処理に進む。
(ステップS105)サイマル処理部175は、ステップS103で抽出された同一のBroadcasterIDの番組の中から、さらに開始時間及び終了時間が同一の番組を抽出する。そして、ステップS107の処理に進む。
(ステップS107)サイマル処理部175は、ステップS107で複数の番組が抽出されたか否かを判定する。複数の番組が抽出されなかった場合(NO)、サイマル処理部175は、サイマル番組が検出されなかったため、サイマル番組検出処理を終了する。一方、複数の番組が抽出された場合(YES)、サイマル処理部175は、ステップS109の処理に進む。
(ステップS109)サイマル処理部175は、抽出された複数の番組をサイマル番組としてサイマルデータベース部1753のサイマル番組管理テーブルに登録する。具体的には、サイマル処理部175は、抽出された複数の番組に同一のサイマルIDを付与してサイマル番組管理テーブルに登録する(例えば、図4参照)。
次に、図6を参照して、視聴中の番組にサイマル番組がある場合に、サイマル番組があることをサイマル処理部175が通知するサイマル番組通知処理の動作を説明する。図6は、本実施形態に係るサイマル番組通知処理の一例を示すフローチャートである。このサイマル番組通知処理は、例えば、受信装置10の電源が起動されたタイミング、または番組が切り替えられたタイミングで実行される。
(ステップS201)サイマル処理部175は、選局中(視聴中)の番組にサイマル番組があるか否かを判定する。具体的には、サイマル処理部175は、サイマルデータベース部1753のサイマル番組管理テーブル(例えば、図4参照)を参照して、選局中の番組にサイマル番組があるか否かを判定する。選局中の番組にサイマル番組が無いと判定された場合(NO)、サイマル処理部175は、サイマル番組通知処理を終了する。一方、選局中の番組にサイマル番組があると判定された場合(YES)、サイマル処理部175は、ステップS203の処理に進む。
(ステップS203)サイマル処理部175は、選局中(視聴中)の番組にサイマル番組があることを示す通知情報(表示情報)を表示部15にオンスクリーン表示(例えば、ダイアログ表示)させる。例えば、サイマル処理部175は、選局中の番組が4K映像のサイマル番組である場合、2K映像のサイマル番組があることを示す表示情報(例えば、「2Kサイマル放送番組があります」:図1の符号D1が示すダイアログ表示参照)を表示させる。
なお、サイマル処理部175は、選局中の番組にサイマル番組があることを示す表示情報に加えて、選局中の番組のサイマル番組を選択可能な操作子を示す表示情報を表示させてもよい。例えば、サイマル処理部175は、選局中の番組が4K映像のサイマル番組である場合、2K映像のサイマル番組にチャンネルを切り替え可能な操作子(アイコンなど)を表示させてもよい。また、サイマル処理部175は、選局中の番組が2K映像のサイマル番組である場合、4K映像(または8K映像)のサイマル番組にチャンネルを切り替え可能な操作子(アイコンなど)を表示させてもよい。
以上説明してきたように、本実施形態に係る受信装置10は、放送番組の中から同一の番組内容で解像度が異なるサイマル番組を検出するサイマル検出部1751(検出部の一例)と、特定の番組(例えば、選局中の番組)のサイマル番組がサイマル検出部1751により検出された場合、当該特定の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力するサイマル選択表示部1754(通知部の一例)とを備えている。
これにより、受信装置10は、同一内容の番組で解像度が異なるサイマル番組が放送されている場合にその旨をユーザに知らせることができる。よって、ユーザは、サイマル番組が放送されていることを知ることができ、解像度が異なる複数のサイマル番組の中から適した解像度のサイマル番組を選局して視聴することができる。
例えば、サイマル選択表示部1754は、特定の番組(例えば、選局中の番組)のサイマル番組があることを示す表示情報を、上記の通知情報として出力する。これにより、受信装置10は、同一内容の番組で解像度が異なるサイマル番組がある場合にその旨を画面に表示させることでユーザに知らせることができる。
また、例えば、サイマル選択表示部1754は、特定の番組(例えば、選局中の番組)のサイマル番組があることを示す表示情報と、選局中の番組のサイマル番組を選択可能な操作子を示す表示情報とを、上記の通知情報として出力してもよい。これにより、受信装置10は、同一内容の番組で解像度が異なるサイマル番組がある場合にその旨を画面に表示させることでユーザに知らせることができるとともに、適した解像度の放送を簡単な操作でユーザが選択可能なようにすることができる。
また、サイマル選択表示部1754は、受信装置10の電源が起動されたタイミング、または選局中の番組が切り替えられたタイミングに応じて、上記の通知情報を出力してもよい。これにより、受信装置10は、ユーザが番組を視聴しようとしたタイミングで、その番組にサイマル番組がある場合、その旨をユーザに知らせることができる。よって、ユーザは、視聴しようとした番組がサイマル放送がされていることを容易に知ることができる。
なお、サイマル処理部175は、選局中の番組よりも解像度の低い映像のサイマル番組がある場合に、上記の通知情報(例えば、サイマル番組があることを示す表示情報)を出力してもよい。これにより、受信装置10は、高解像度優先のユーザだけでなく、低解像度優先のユーザに対してもサイマル番組があることを知らせることができ、状況や用途に応じて低解像度の番組を視聴することが可能になる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態では、ユーザの受信環境により低解像度の映像の方がブロックノイズの発生などが少なく受信品質が良好な場合があるため、選局中の番組の受信品質が悪く、その番組より受信品質の良い低解像度のサイマル番組がある場合にサイマル番組があること通知する例を説明する。
サイマル選択表示部1754は、選局中の番組の受信品質が所定の品質未満であり、且つ選局中の番組のサイマル番組が所定の品質以上である場合に、サイマル番組があることを示す通知情報を出力してもよい。所定の品質とは、ユーザの視聴に適しているか否かを判定するための閾値として、ブロックノイズの発生量などに基づいて予め設定された値である。これにより、サイマル選択表示部1754は、選局中の番組の受信品質が所定の品質未満であり、且つ選局中の番組のサイマル番組が所定の品質以上である場合に、選局中の番組のサイマル番組があることを示す表示情報を、映像処理部174を介して表示部15にオンスクリーン表示させる。
図7は、表示部15にオンスクリーン表示させる表示情報の一例を示す図である。この図に示す例は、現在選局中の4K映像または8K映像のサイマル番組の受信品質が悪く、他のチャンネルの2K映像のサイマル番組の受信品質が良い場合の表示例である。符号D2が示すダイアログ表示の例では、ユーザに通知する情報として、現在選局中の4K8K映像のサイマル番組の受信品質が悪いことを示す情報、他のチャンネルで同タイトルのサイマル番組を放送していることを示す情報、そのサイマル番組への切り替えを促す情報、サイマル番組を選択可能な操作子などが表示されている。
具体的には、現在選局中の4K8K映像のサイマル番組の受信品質が悪いことを示す情報としては、一例として「受信がよくありません。(現在の番組 新4K8K101CH:ワールドニュース)」が表示されている。また、他のチャンネルで同タイトルのサイマル番組を放送していることを示す情報、及び、そのサイマル番組への切り替えを促す情報としては、一例として「BS101CHでも同タイトルの番組を行っていますが切り替えますか?」が表示されている。また、サイマル番組を選択可能な操作子としては、サイマル番組にチャンネルを切り替えるアイコンである「はい」が表示されたアイコンBT21と、サイマル番組にチャンネルを切り替えないアイコンである「いいえ」が表示されたアイコンBT22とが表示されている。ユーザがアイコンBT21を選択する操作を行うと、制御部17は、現在より低解像度ではあるが受信品質の良い2K映像のサイマル番組にチャンネルを切り替える。一方、ユーザがアイコンBT22を選択する操作を行うと、チャンネルの変更を行わない。なお、アイコンBT21またはアイコンBT22への操作が行われると、サイマル選択表示部1754は、符号D2が示すダイアログ表示を消去する。
次に、図8を参照して、本実施形態に係るサイマル番組通知処理の動作を説明する。図8は、本実施形態に係るサイマル番組通知処理の一例を示すフローチャートである。このサイマル番組通知処理は、例えば、受信装置10の電源が起動されたタイミング、または番組が切り替えられたタイミングで実行される。
(ステップS301)サイマル処理部175は、選局中(視聴中)の番組にサイマル番組があるか否かを判定する。具体的には、サイマル処理部175は、サイマルデータベース部1753のサイマル番組管理テーブル(例えば、図4参照)を参照して、選局中の番組にサイマル番組があるか否かを判定する。選局中の番組にサイマル番組が無いと判定された場合(NO)、サイマル処理部175は、サイマル番組通知処理を終了する。一方、選局中の番組にサイマル番組があると判定された場合(YES)、サイマル処理部175は、ステップS203の処理に進む。
(ステップS303)サイマル処理部175は、選局中の番組の受信品質が悪く、他に受信品質の良いサイマル番組があるか否かを判定する。選局中の番組の受信品質が良いと判定された場合または他に受信品質の良いサイマル番組が無いと判定された場合(NO)、サイマル処理部175は、サイマル番組通知処理を終了する。一方、選局中の番組の受信品質が悪く、他に受信品質の良いサイマル番組があると判定された場合(YES)、サイマル処理部175は、ステップS305の処理に進む。
(ステップS305)サイマル処理部175は、選局中(視聴中)の番組にサイマル番組があることを示す表示情報、サイマル番組への切り替えを促す表示情報、サイマル番組を選択可能な操作子を示す表示情報などを表示させ表示部15にオンスクリーン表示(例えば、ダイアログ表示)させる(例えば、図7参照)。
以上説明したように、本実施形態に係る受信装置10は、選局中の番組の受信品質が所定の品質未満であり、且つ選局中の番組のサイマル番組が所定の品質以上である場合に、選局中の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力する。例えば、受信装置10は、選局中の番組のサイマル番組があることを示す表示情報、サイマル番組への切り替えを促す表示情報、選局中の番組のサイマル番組を選択可能な操作子を示す表示情報などを表示部15にオンスクリーン表示させる。
これにより、受信装置10は、選局中の番組の受信品質が悪い場合に、同一内容の番組で受信品質の良いサイマル番組があることをユーザに知らせること、及び受信品質の良いサイマル番組への切り替えを促すことができる。よって、ユーザは、仮に低解像度であっても受信品質の良い放送を選局して視聴することが可能になる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態では、録画対象の番組にサイマル番組がある場合に、サイマル番組があることを通知する例を説明する。例えば、高解像度の映像を録画するには相応の多くの記憶容量が必要となるため、録画する番組によって低解像度の映像で録画したい場合もある。そこで、本実施形態では、サイマル選択表示部1754は、番組の録画を予約する操作が行われるタイミングに応じて、サイマル番組があることを示す通知情報を出力する。録画対象の番組の録画を予約する操作が行われるタイミングとは、例えば、電子番組表から録画予約したい番組を選択(選局)したタイミングである。これにより、サイマル選択表示部1754は、番組の録画を予約する操作が行われた場合に、録画予約したい番組のサイマル番組があることを示す表示情報を、映像処理部174を介して表示部15にオンスクリーン表示させる。
図9は、表示部15にオンスクリーン表示させる表示情報の一例を示す図である。この図に示す例は、ユーザが録画予約しようとしている番組が8K映像の番組であって、この番組の2K映像のサイマル番組がある場合の表示例である。符号D3が示すダイアログ表示の例では、ユーザに通知する情報として、同タイトルの2K映像のサイマル番組を放送していることを示す情報、現在のチャンネルでは8K映像の録画であることを示す情報、録画容量を抑えることが優先の場合には低解像度のサイマル番組を促す情報、録画予約するサイマル番組を選択可能な操作子などが表示されている。
具体的には、同タイトルの2K映像のサイマル番組を放送していることを示す情報としては、一例として、「このタイトルには2Kサイマル放送番組があります。」が表示されている。また、現在のチャンネルでは8K映像の録画であることを示す情報としては、「こちらのチャンネルでは8K高画質で録画できます。」が表示されている。また、録画容量を抑えることが優先の場合には低解像度のサイマル番組を促す情報として、「HDDの録画容量を抑えるには2Kサイマル放送番組の録画が適しています。」が表示されている。
また、録画予約するサイマル番組を選択可能な操作子としては、録画容量を抑えることを優先した録画を選択するためのアイコンである「2Kで録画」が表示されたアイコンBT31と、高画質を優先した録画を選択するためのアイコンである「8Kで録画」が表示されたアイコンBT32とが表示されている。ユーザがアイコンBT31を選択する操作を行うと、制御部17は、2K映像のサイマル番組の録画予約を設定する。一方、ユーザがアイコンBT22を選択する操作を行うと、8K映像のサイマル番組の録画予約を設定する。なお、アイコンBT31またはアイコンBT32への操作が行われると、サイマル選択表示部1754は、符号D3が示すダイアログ表示を消去する。
次に、図10を参照して、本実施形態に係るサイマル番組通知処理の動作を説明する。図10は、本実施形態に係るサイマル番組通知処理の一例を示すフローチャートである。このサイマル番組通知処理は、例えば、番組の録画を予約する操作が行われるタイミングで実行される。
(ステップS401)サイマル処理部175は、例えばユーザの操作により電子番組表から選択(選局)された録画対象の番組にサイマル番組があるか否かを判定する。具体的には、サイマル処理部175は、サイマルデータベース部1753のサイマル番組管理テーブル(例えば、図4参照)を参照して、録画対象の番組にサイマル番組があるか否かを判定する。録画対象の番組にサイマル番組が無いと判定された場合(NO)、サイマル処理部175は、サイマル番組通知処理を終了する。一方、録画対象の番組にサイマル番組があると判定された場合(YES)、サイマル処理部175は、ステップS403の処理に進む。
(ステップS403)サイマル処理部175は、録画対象の番組にサイマル番組があることを示す表示情報と、サイマル番組を選択可能な操作子とを表示部15にオンスクリーン表示(例えば、ダイアログ表示)させる。例えば、サイマル処理部175は、録画対象の番組が8K映像のサイマル番組である場合、2K映像のサイマル番組があることを示す表示情報(例えば、「このタイトルには2Kサイマル放送番組があります。」:図9参照)と、2K映像のサイマル番組を録画対象として選択可能な操作子(例えば、アイコンBT31:図9参照)と、8K映像のサイマル番組を録画対象として選択可能な操作子(例えば、アイコンBT32:図9参照)とを表示させる。また、サイマル処理部175は、録画容量を抑えることが優先の場合には低解像度のサイマル番組を促す情報(例えば、「HDDの録画容量を抑えるには2Kサイマル放送番組の録画が適しています。」:図9参照)を表示させてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る受信装置10は、録画対象の番組の録画を予約する操作が行われるタイミングに応じて、録画対象の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力する。例えば、受信装置10は、録画対象の番組のサイマル番組があることを示す表示情報と、録画対象の番組のサイマル番組を選択可能な操作子を示す表示情報とを表示部15にオンスクリーン表示させる。
これにより、受信装置10は、録画対象の番組と同一内容の番組で解像度が異なるサイマル番組がある場合にその旨をユーザに知らせることができる。よって、ユーザは、サイマル番組があることを知ることができ、高画質で録画したいのか、或いは録画容量を抑えて録画したいのかによって、適した解像度の放送を容易に選局して録画することができる。
なお、受信装置10は、録画対象の番組の録画を開始する操作が行われるタイミングに応じて、録画対象の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力してもよい。
なお、受信装置10は、録画対象の前記特定の番組よりも低い解像度のサイマル番組がある場合に、上記の通知情報(例えば、サイマル番組があることを示す表示情報)を出力してもよい。これにより、受信装置10は、高解像度優先のユーザだけでなく、低解像度優先のユーザに対してもサイマル番組があることを知らせることができ、録画容量を抑えた録画をユーザが容易に行うことが可能になる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上記実施形態では、サイマル番組があることを示す通知情報として、サイマル番組があることを示す表示情報を出力する例を説明したが、通知情報は、表示情報に限定されるものではない。例えば、サイマル番組があることを示す通知情報として、サイマル番組があることを示す音声情報を出力する構成としてもよい。
また、図3に示すサイマル番組管理テーブルは、電子番組表を生成するために受信装置10が別途有する番組表データベースを拡張して構成してもよい。
また、上記実施形態では、各番組の番組情報データ(BroadcasterID、タイトル名、番組の開始時間、番組終了時間など)に基づいて、サイマル番組を検出する例を説明したが、放送信号に各番組のサイマル番組を特定可能な情報としてのサイマル記述子が含まれる場合、そのサイマル記述子を用いてサイマル番組を検出する構成としてもよい。
なお、上述した実施形態における受信装置10の一部の機能をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、受信装置10に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、受信装置10の一部又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。また、本実施形態の受信装置10内の各構成要素は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
また、上記実施形態では、受信装置10が表示部15を備えたテレビの構成例を説明したが、受信装置10は、表示部15を備えていない構成としてもよい。例えば、受信装置10は、外部の表示装置(テレビ、モニターなど)に映像信号を出力するテレビチューナ内蔵の受信装置であってもよく、例えば、テレビ放送の受信、録画及び再生が可能なハードディスクレコーダ、Blu−ray(登録商標)レコーダやDVDレコーダなど、又はそれらを組み合わせた受信装置であってもよい。
1 受信システム、10 受信装置、11 放送受信部、12 通信部、13 操作受付部、14 音声出力部、15 表示部、16 記憶部、17 制御部、171 復調部、172 分離部、173 音声処理部、174 映像処理部、175 サイマル処理部、1751 サイマル検出部、1752 サイマル管理部、1753 サイマルデータベース部、1754 サイマル選択表示部

Claims (10)

  1. 放送番組の中から同一の番組内容で解像度が異なるサイマル番組を検出する検出部と、
    特定の番組のサイマル番組が前記検出部により検出された場合、前記特定の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力する通知部と、
    を備える受信装置。
  2. 前記通知部は、
    前記特定の番組のサイマル番組があることを示す表示情報を前記通知情報として出力する、
    請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記通知部は、
    前記特定の番組のサイマル番組があることを示す表示情報と、前記特定の番組のサイマル番組を選択可能な操作子を示す表示情報とを前記通知情報として出力する、
    請求項1または請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記特定の番組は、選局中の番組であり、
    前記通知部は、
    前記受信装置の電源が起動されたタイミング、または選局中の番組が切り替えられたタイミングに応じて、前記通知情報を出力する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の受信装置。
  5. 前記通知部は、
    前記選局中の番組の受信品質が所定の品質未満であり、且つ前記選局中の番組のサイマル番組が前記所定の品質以上である場合に、前記通知情報を出力する、
    請求項4に記載の受信装置。
  6. 前記通知部は、
    前記選局中の番組のサイマル番組への切り替えを促す情報を、前記通知情報として出力する、
    請求項5に記載の受信装置。
  7. 前記特定の番組は、録画対象の番組であり、
    前記通知部は、
    前記録画対象の番組の録画を予約または開始する操作が行われるタイミングに応じて、前記通知情報を出力する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の受信装置。
  8. 前記通知部は、
    前記特定の番組よりも低い解像度のサイマル番組がある場合、前記通知情報を出力する、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の受信装置。
  9. 受信装置における制御方法であって、
    検出部が、放送番組の中から同一の番組内容で解像度が異なるサイマル番組を検出するステップと、
    通知部が、特定の番組のサイマル番組が前記検出部により検出された場合、前記特定の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力するステップと、
    を有する制御方法。
  10. コンピュータに、
    放送番組の中から同一の番組内容で解像度が異なるサイマル番組を検出するステップと、
    特定の番組のサイマル番組が検出された場合、前記特定の番組のサイマル番組があることを示す通知情報を出力するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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