以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の受講管理システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
受講管理システム100は、受講管理サーバ111、顔認証管理サーバ121、1または複数の受講管理者用PC131、1または複数の受講者用PC141がインターネット150を介して接続される構成となっている。
受講管理サーバ111は、受講者(または受験者。以下同様)やコース(講義)、テストに関する情報を一元管理し、コースやテストに関するサービスを提供するサーバであり、受講サービス環境ネットワーク110上に構築され、ルータ112を介してインターネット150に接続している。
受講管理サーバ111は、受講管理者用PC131や受講者用PC141からのログインを制御し、受講管理者用PC131、受講者用PC141からの要求を受けて必要な処理を行い、サービスを提供する。また、受講管理サーバ111は、顔認証管理サーバ121から認証情報を取得し、コースやテストの受講制限や、テストの自動・手動合否判定を実施する。
尚、試験はe−learningとして利用可能なコンテンツであり、講習に関する問題、講習に関する内容の内少なくとも1つを含んだものである。例えば講習に関する問題に回答することによる試験でもよく、講習に関する内容を見て受講することによる試験でもよい。
顔認証管理サーバ121は、受講者の顔認証に必要な顔画像情報を管理し、受講者の顔認証時に取得した認証情報を管理するサーバであり、顔認証サービス環境ネットワーク120上に構築され、ルータ122を介してインターネット150に接続している。
顔認証管理サーバ121は、受講者用PC141からの要求を受けて、顔認証に必要な顔画像情報を提供し、受講者用PC141から都度、認証情報を取得して蓄積する。顔認証管理サーバ121は、受講管理サーバ111からの要求を受けて、蓄積している認証情報を提供する。
なお、本実施例では、受講管理サーバ111と顔認証管理サーバ121を別々のサーバとして構築しているが、同一サーバ上で構築してもよい。
受講管理者用PC131は、受講管理者から操作を受け付け、受講管理者に対して必要な情報を提示するPC端末であり、受講管理者ネットワーク130上に構築され、ルータ132を介してインターネット150に接続している。
受講管理者用PC131は、受講管理者から受講者登録のため情報を受け付け、受講管理サーバ111、顔認証管理サーバ121に必要情報を送信して登録させる。また、受講管理者用PC131は、受講管理サーバ111により表示されたテスト結果画面に対して、受講管理者から顔認証結果の変更操作を受け付け、受講管理サーバ111に手動合否判定を実行させる。
受講者用PC141は、受講者から操作を受け付け、受講者の顔認証を実施し、受講者に対して必要な情報を提示するPC端末であり、受講者ネットワーク140上に構築され、ルータ142を介してインターネット150に接続している。
受講者用PC141は、受講管理サーバ111に受講者からログイン操作を受け付け、受講管理サーバ111にログイン要求を送信する際に顔認証を実施して受講者を認証する。受講者用PC141は、受講者に対して受講管理サーバ111から受信したコースやテストの内容を表示し、受講者からの操作・入力内容を受講管理サーバ111に送信するが、ログインからログアウトの間、非同期で顔認証を実施し、顔認証管理サーバ121に認証情報を送信する。
なお、本実施例では、各サーバ、各PCは別々のネットワーク上に構築し、インターネットを介して接続したが、同一のネットワーク上(例えば、同一のローカルエリアネットワーク)に構築するようにしてもよい。
図2は、本発明の実施形態における受講管理サーバ111、顔認証管理サーバ121、受講管理者用PC131、受講者用PC141に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。各装置ともに、同様な構成を備えるため、同一の符号を用いて説明する。
図2に示すように、受講管理サーバ111、顔認証管理サーバ121、受講管理者用PC131、受講者用PC141は、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208等が接続された構成を採る。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、各サーバあるいは各PCが実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。また、本発明を実施するために必要な情報が記憶されている。なお外部メモリはデータベースであってもよい。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。また、入力コントローラ205は、カメラデバイス213からのカメラ画像入力も制御する。受講者用PC141にはカメラデバイスとしてWebカメラ等が装備され、顔認証に使用するカメラ画像を撮影するが、顔認証用に別途カメラデバイスを用意してもよい。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。尚、表示器は液晶ディスプレイ等の表示器でもよい。これらは、必要に応じて管理者が使用する。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、あるいは、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワークを介して外部機器と接続・通信し、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いた通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上に表示することが可能である。また、CPU201は、ディスプレイ210上のマウスカーソル(図示しない)等によるユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
次に図3、図4のデータ構成図を用いて、本実施形態において受講管理システムが使用するデータテーブルの一例について説明する。
図3は、受講管理サーバ111にて管理するテーブル(データベース)のデータ構成の一例を示す。
コーステーブル300は、講習(コース)を管理するテーブルであり、講習ID、講習名を持つ。講習IDは講習を識別する英数字コード、講習名は講習の名称を示す。
コースモジュールテーブル310は、講習に関連するモジュール(テストおよび講義)を管理するテーブルであり、講習ID、モジュールID、モジュールタイプを持つ。講習IDはコーステーブル300の講習IDに対応しており、モジュールIDはモジュールを識別する英数字コード、モジュールタイプはモジュールの種類を区分し、講義の場合は”lesson”、テストの場合は”test”が設定される。また各モジュールIDにはコンテンツ(テストデータや講義コンテンツ)が対応付けられている。
テストテーブル320は、テストを管理するテーブルであり、テストID、テスト名、合格点を持つ。テストIDはテストを識別する英数字コードであり、コースモジュールテーブル310のモジュールIDに対応する。テスト名はテストの名称、合格点は当該テストが合格と判定されるための最低点を示す。
講義テーブル330は、講義を管理するテーブルであり、講義ID、講義名を持つ。講義IDは講義を識別する英数字コードであり、コースモジュールテーブル310のモジュールIDに対応する。講義名は講義の名称を示す。
受講ステータステーブル340は、モジュール(テストおよび講義)の受講者ごとの受講状況を管理するテーブルであり、モジュールID、受講者ID、開始時間、終了時間、点数、受講状態、認証割合、未認証割合を持つ。モジュールIDはコースモジュールテーブル310のモジュールIDに対応し、テストの場合はテストテーブル320のテストID、講義の場合は講義テーブル330の講義IDに一致する。受講者IDは受講者を識別する英数字コードであり、ユーザテーブル360の受講者IDに対応する。開始時間、終了時間はそれぞれ、モジュールの受講開始時間、受講終了時間を示す。点数はテストの評価結果である点数(講義の場合はブランク)、受講状態は、受講の状態を表し、受講の有無や、受講後の自動および手動の判定結果により、”未受講”、”(自動)合格”、”(自動)不合格”、”(手動)合格”、”(手動)不合格” 、”保留”等が設定される。
受講ステータス詳細テーブル350は、モジュールの受講者ごとの顔認証結果を管理するテーブルであり、モジュールID、受講者ID、開始時間、終了時間、認証状態、認証・未認証割合を持つ。モジュールID、受講者IDはそれぞれ、受講ステータステーブル340のモジュールID、受講者IDに対応する。開始時間、終了時間はそれぞれ、顔認証による認証状態の開始時間、終了時間を示す。認証状態は顔認証の認証状態であり、自動認証および手動修正の結果により、”(自動)認証”、”(自動)未認証”、”(手動)認証”、”(手動)未認証”などが設定される。認証・未認証割合はモジュールの受講時間全体における今回の認証状態の時間の割合を示す。
ユーザテーブル360は、受講者を管理するテーブルであり、受講者ID、氏名を持つ。受講者IDは受講者を識別する英数字コード(受講者コード、受講者番号、など)、氏名は受講者の氏名を示す。
認証基準テーブル370は、受講判定の基準となる認証割合を管理するテーブルであり、モジュールタイプ、閾値を持つ。モジュールタイプはコースモジュールテーブル310のモジュールタイプと同様である。閾値はモジュールタイプごとの判定基準となる認証割合を示す。本閾値以上であれば正規にモジュール(テストおよび講義)を受講したものと判定する。
図4は、顔認証管理サーバ121にて管理するテーブル(データベース)のデータ構成の一例を示す。
ユーザ顔画像テーブル400は、受講者の顔認証に使用する顔画像を管理するテーブルであり、受講者ID、認証元顔画像、取得日時を持つ。受講者IDは受講者を識別する英数字コード、認証元顔画像は受講者の顔認証に使用する顔画像ファイルのリンク先、取得日時は顔画像ファイルを取得した日時を示す。
認証結果テーブル410は、受講者の顔認証結果を管理するテーブルであり、受講者ID、開始時間、終了時間、認証状態、状態終了を持つ。受講者IDは受講者を識別する英数字コード、開始時間、終了時間はそれぞれ、顔認証による認証状態の開始時間、終了時間を示す。認証状態は顔認証による認証状態を示す。ここでは、受講ステータス詳細テーブル350の認証状態と異なり、自動での顔認証の状態のみが設定される。状態終了は今回の認証状態が終了したかを示し、終了した場合は”True”、終了していない場合は”False”が設定される。具体的には、別の認証状態に移った場合や、アプリ(プログラム)を終了した場合は”True”が設定され、同じ認証状態が継続中の場合は”False”が設定される。
証跡画像テーブル420は、顔認証の結果で蓄積される証跡画像を管理するテーブルであり、受講者ID、画像タイプ、取得日時、画像を持つ。受講者IDは受講者を識別する英数字コード、画像タイプは証跡画像の種類を示し、カメラデバイスにより取得された画像の場合は”カメラ画像”、ディスプレイに表示された内容のスナップショットの場合は”画面ショット”が設定される。取得日時は画像を取得した日時、画像は画像ファイルへのリンクを示す。
次に図5〜図12のフローチャートを用いて、本実施形態において受講管理システムが実行する処理について説明する。
図5は、受講管理システムが実行する全体処理フローの一例を示すフローチャートである。各処理ステップは、各装置のCPU201にて実行される。
まず受講者を登録するために、受講管理者用PC131は管理者から受講者登録の操作を受け付け(ステップS531)、受講管理サーバ111は受講者IDを発行してユーザテーブル360を更新し(ステップS511)、顔認証管理サーバ121は顔画像ファイルを登録するとともにユーザ顔画像テーブル400を更新する(ステップS521)。本処理は図6で後述する。本処理の結果、受講管理サーバではユーザテーブル360、顔認証管理サーバ121ではユーザ顔画像テーブル400に新規受講者に関するデータが登録される。
一連の処理に先行して、ステップS541で、受講者用PC141は、顔認証管理サーバ121に認証元顔画像を要求し、ステップS522で顔認証管理サーバ121から送信された認証元顔画像を受信する。本処理はユーザ顔画像テーブル400が更新された場合など、必要都度、実行される。
ステップS542で、受講者用PC141は、図16のログイン画面から受講者のログイン要求を受け付け、受講管理サーバ111に受講者ID、パスワードとともにログイン要求を送信する。
ステップS512で、受講管理サーバ111は、ログイン要求を受けて、受講者ID、パスワードをもとに受講者を認証し、ログイン処理を実行する。
ログイン完了後、受講者用PC141は顔認証処理を非同期で実行し(ステップS543)、顔認証管理サーバ121は受講者用PC141から送信された証跡情報を受信して登録する(ステップS523)。本処理は図7、図8にて後述する。
次に、受講者用PC141は、受講者からテスト開始操作を受け付け、テストを実施する(ステップS544)。受講管理サーバ111は、テスト開始時に顔認証管理サーバ121に問い合わせて受講者の認証状況を確認し、テスト実施のためのコンテンツを受講者用PC141に提供し、回答を受け付ける(ステップS513)。顔認証管理サーバ121は、テスト開始時に受講管理サーバ111に受講者の認証状況を提供する(ステップS524)。本処理は図9にて後述する。
テスト実施が終了すると、受講管理サーバ111は、合否基準および認証基準に基づいて自動合否判定を実施する(ステップS514)。顔認証管理サーバ121は、自動合否判定に必要な認証情報を受講管理サーバ111に提供する(ステップS525)。本処理は図11にて後述する。
ステップS545で、受講者用PC141は、受講管理サーバ111から自動合否判定結果を受信して、図14に示したような試験結果表示画面(受験者用)により判定結果を表示する。
自動合否判定後、受講管理者用PC131は、管理者から手動合否判定の操作を受け付け、受講管理サーバ111に更新内容を送信する(ステップS532)。受講管理サーバ111は、受講管理者用PC131からの更新内容を受けて、合否判定を再実施する(ステップS515)。顔認証管理サーバ121は、手動合否判定に必要な認証情報を受講管理サーバ111に提供する(ステップS526)。本処理は図12にて後述する。
ステップS546で、受講者用PC141は、受講管理サーバ111から手動合否判定結果を受信して、結果を表示する。図14に示したような試験結果表示画面(受験者用)により、図12に示す手動で訂正する処理が終わった後の再判定結果を表示する。
ステップS547で、受講者用PC141は、受講者からログアウト要求を受け付け、顔認証処理の終了指示を行い、ステップS548で顔認証処理を終了する。
ステップS516で、受講管理サーバ111は、ログアウト処理を実行して、受講者用PC141に通知し、処理フローを終了する。
図6は、受講者登録処理(ステップS531、S511、S521)の詳細を示すフローチャートである。各処理ステップは、各装置のCPU201にて実行される。
ステップS631で、受講管理者用PC131は、管理者から受講者登録の操作を受け付け、受講管理サーバ111に受講者の氏名等とともに受講者登録要求を送信し、受講管理サーバ111から発行された受講者IDを受信する。
ステップS611で、受講管理サーバ111は、受講管理者用PC131から受講者登録要求を受信し、新規の受講者IDを発行して受講管理者用PC131に送信し、ユーザテーブル360に受講者IDと氏名を登録する。
ステップS632で、受講管理者用PC131は、顔認証管理サーバ121に受講者ID、受講者から提供された認証元顔画像とともに顔画像登録要求を送信する。
ステップS621で、顔認証管理サーバ121は、受講管理者用PC131から顔画像登録要求を受信し、送信された認証元顔画像を所定のフォルダ等に保存するとともに、ユーザ顔画像テーブル400に受講者ID、画像へのリンク、取得日時を登録する。
図7は、顔認証処理(ステップS543、S523)の詳細を示すフローチャートである。各処理ステップは、各装置のCPU201にて実行される。
ステップS741で、受講者用PC141は、顔認証管理サーバ121に、認証元顔画像を要求し、顔認証管理サーバ121から送信された認証元顔画像を受信する。
ステップS721で、顔認証管理サーバ121は、受講者用PC141からの要求に対して、認証元顔画像を受講者用PC141に送信する。ここで送信する認証元顔画像は、管理している全ての画像でもよいし、前回送信時から変更のあった差分でもよいし、受講者用PC141を使用する受講者の分のみでもよい。
ステップS742で、受講者用PC141は、顔認証処理を実行するためのアプリ(プログラム)が終了されたかどうかを判定する。アプリの終了処理は、ステップS547のように受講者のログアウトに連動してもよいし、個別の終了コマンドによって実施されてもよい。アプリが終了された場合は本処理フローを終了し、終了されていない場合はステップS743に進める。
ステップS743で、受講者用PC141は、現在の認証状態を検出する。本処理は図8にて後述する。
ステップS744で、受講者用PC141は、認証・未認証時間に関する情報を顔認証管理サーバ121に送信する。
ステップS722で、顔認証管理サーバ121は、受信した認証・未認証時間に関する情報に基づいて、認証結果テーブル410の最新の認証状態について開始時間、終了時間を更新する。
ステップS745で、受講者用PC141は、証跡情報である画面ショットを取得し、必要情報とともに顔認証管理サーバ121に送信する。
ステップS723で、顔認証管理サーバ121は、送信された画面ショットを所定のフォルダ等に保存するとともに、証跡画像テーブル420に受講者ID、画像タイプ=”画面ショット”、保存先のリンクを登録する。
ステップS746で、受講者用PC141は、証跡情報であるカメラ画像を取得し、必要情報とともに顔認証管理サーバ121に送信する。
ステップS724で、顔認証管理サーバ121は、送信されたカメラ画像を所定のフォルダ等に保存するとともに、証跡画像テーブル420に受講者ID、画像タイプ=”カメラ画像”、保存先のリンクを登録する。
受講者用PC141では、ステップS743からステップS746までの処理を、ステップS742でアプリが終了されたと判定されるまで、既定時間間隔で繰り返す。また、本実施形態ではステップS745およびS746で規定時間間隔で常に証跡情報を送信するようにしているが、認証状態が変化した時のみや、送信用の時間間隔を設定して送信するようにしてもよい。
図8は、認証状態検出処理(ステップS743)の詳細を示すフローチャートである。各処理ステップは、受講者用PC141のCPU201にて実行される。
ステップS801で、受講者用PC141は、接続されたカメラデバイスにより撮影された映像から受講者の顔を検出し、認証を行う。
認証は、撮影された顔と、予め登録された認証元顔画像とを比較し、類似度が予め定められた基準を満たすか否か等の方法により行われる。
ステップS802で、受講者用PC141は、撮影された映像から現在の受講者の認証状態を検出する。現在の受講者の認証状態とは、本実施例においては、”認証”か”未認証”のいずれかの状態であるものとする。
”認証”の状態とは、撮影された映像に、受講者自信の顔が正常に検出されている状態をいう。また、”未認証”の状態とは、撮影された映像から、受講者自身の顔が正常に検出されていない状態をいう。
ステップS803で、受講者用PC141は、ステップS802で検出された現在の受講者の認証状態が、”認証”であるか”未認証”であるかを判断する。”認証”である場合、ステップS804に進む。”未認証”である場合、ステップS807に進む。
ステップS804で、受講者用PC141は、直前の認証状態検出時から状態の変更があったかを判断する。つまり、今回の認証状態が”認証”なので、直前の認証状態が”認証”の場合は状態の変更なし、”未認証”の場合は状態の変更ありとなる。状態の変更があった場合は、ステップS806を実行し、状態の変更がなかった場合は、ステップS805を実行し、本処理フローを終了する。
ステップS805で、受講者用PC141は、状態の変更がなかったので、引き続き”認証”状態の記録を継続する。つまり、本結果を受けて、顔認証管理サーバ121はステップS722で、認証結果テーブル410の登録されている最新の認証状態(”認証”として登録済み)の終了時間を今回の認証時間で更新することになる。
ステップS806で、受講者用PC141は、”未認証”から”認証”への状態の変更があったので、”未認証”状態の記録を終了し、新たに”認証”状態の記録を開始する。つまり、本結果を受けて、顔認証管理サーバ121はステップS722で、認証結果テーブル410の登録されている最新の認証状態(”未認証”として登録済み)の終了時間を今回の認証時間で更新し、状態終了を”True”に設定する。さらに最新の認証状態を”認証”として新規登録し、開始時間、終了時間に今回の認証時間を設定し、状態終了を”False”に設定する。これで、”未認証”状態が終了し、”認証”状態が開始したことを示す。
ステップS807で、受講者用PC141は、直前の認証状態検出時から状態の変更があったかを判断する。つまり、今回の認証状態が”未認証”なので、直前の認証状態が”未認証”の場合は状態の変更なし、”認証”の場合は状態の変更ありとなる。状態の変更があった場合は、ステップS809を実行し、状態の変更がなかった場合は、ステップS808を実行し、本処理フローを終了する。
ステップS808で、受講者用PC141は、状態の変更がなかったので、引き続き”未認証”状態の記録を継続する。つまり、本結果を受けて、顔認証管理サーバ121はステップS722で、認証結果テーブル410の登録されている最新の認証状態(”未認証”として登録済み)の終了時間を今回の認証時間で更新することになる。
ステップS809で、受講者用PC141は、”認証”から”未認証”への状態の変更があったので、”認証”状態の記録を終了し、新たに”未認証”状態の記録を開始する。つまり、本結果を受けて、顔認証管理サーバ121はステップS722で、認証結果テーブル410の登録されている最新の認証状態(”認証”として登録済み)の終了時間を今回の認証時間で更新し、状態終了を”True”に設定する。さらに最新の認証状態を”未認証”として新規登録し、開始時間、終了時間に今回の認証時間を設定し、状態終了を”False”に設定する。これで、”認証”状態が終了し、”未認証”状態が開始したことを示す。
図9は、テスト実施処理(ステップS544、S513、S524)の詳細を示すフローチャートである。各処理ステップは、各装置のCPU201にて実行される。
ステップS941で、受講者用PC141は、図17のテスト一覧画面を表示してテストの選択を受け付け、図18のテスト開始画面を表示してテスト開始ボタンの押下を受け付けることにより、テストID(モジュールID)、受講者IDとともにテスト開始要求を受講管理サーバ111に送信する。
ステップS911で、受講管理サーバ111は、受講者用PC141からのテスト開始要求を受けて、顔認証管理サーバ121に現在の認証情報の取得要求を送信する。この時、現在時刻、ユーザIDを送信する。
ステップS921で、顔認証管理サーバ121は、現在の認証情報の取得要求を受信する。
ステップS922で、顔認証管理サーバ121は、現在の認証状態、つまり”認証”か”未認証”かを判定する。本処理は図10で後述する。
ステップ523で、顔認証管理サーバ121は、現在の認証情報としてステップS922での判定結果を受講管理サーバ111に送信する。
ステップS912で、受講管理サーバ111は、送信された認証情報に基づき、現在の認証状態が”認証”か”未認証”かを判断する。”未認証”の場合はテスト開始は不可であるので、受講者用PC141に結果を通知し、ステップS941から再度実行させる。”認証”の場合はステップS913に進む。
ステップS913で、受講管理サーバ111は、送信されたテストIDに対応するテスト用のコンテンツ(テスト問題表示画面、回答選択画面、など)を受講者用PC141に送信する。
ステップS942で、受講者用PC141は、テスト用のコンテンツを提示し、受講者からテストの回答を受け付け、図19のテスト終了画面から終了ボタンの押下を受け付けることにより、テストの回答を受講管理サーバ111に送信する。
ステップS914で、受講管理サーバ111は、テストの回答を受信し、不図示のテスト回答テーブル等に登録するとともに、受講ステータステーブル340の対応するモジュールID、受講者IDの開始時間、終了時間を記録する。
図10は、現在認証状況判定処理(ステップS922)の詳細を示すフローチャートである。各処理ステップは、顔認証管理サーバ121のCPU201にて実行される。
ステップS1001で、顔認証管理サーバ121は、認証結果テーブル410から、受講者IDに対応する最新の認証結果を取得し、最新の認証状態について判断する。最新の認証状態が”認証”であればステップS1002に進み、”未認証”であればステップS1004に進む。
ステップS1002で、顔認証管理サーバ121は、取得した最新の認証結果の状態終了について判断する。最新の認証結果の状態終了が”False”であればステップS1003に進み、”True”であればステップS1004に進む。なお、最新の認証結果の状態終了が”True”となるのは主に顔認証アプリ(プログラム)が終了された場合である。
ステップS1003で、顔認証管理サーバ121は、最新認証結果の終了時間から現時点までの経過時間を判断する。つまり、”認証”と最後に判定された時間からの経過時間により、その認証状態の有効性を判断する。予め設定された既定時間範囲以内であれば、”認証”状態が継続しているものと判断してステップS1005に進み、既定時間範囲を超過していればシステム不具合等が発生していると判断してステップS1004に進む。
ステップS1004で、顔認証管理サーバ121は、現在の認証状態を”未認証”に設定して処理フローを終了する。
ステップS1005で、顔認証管理サーバ121は、現在の認証状態を”認証”に設定して処理フローを終了する。
図11は、自動合否判定処理(ステップS514)の詳細を示すフローチャートである。各処理ステップは、各装置のCPU201にて実行される。
ステップS1111で、受講管理サーバ111は、受講者用PC141から受け付けたテストの回答に対して、不図示の正解データにもとづいて採点する。採点した点数により、受講ステータステーブル340の対応するモジュールID、受講者IDの点数を更新する。
ステップS1112で、受講管理サーバ111は、採点した点数が、テストテーブル320の対応するモジュールIDの合格点以上かどうかを判断する。合格点以上であればステップS1113に進み、合格点未満であればステップS1117に進む。
ステップS1113で、受講管理サーバ111は、顔認証管理サーバ121に、受講ステータステーブル340の対応するモジュールID、受講者IDの開始時間から終了時間の間の認証時間情報の取得要求を送信する。
ステップS1121で、顔認証管理サーバ121は、受講管理サーバ111から、受講者ID、開始時間、終了時間とともに認証時間情報の取得要求を受信する。
ステップS1122で、顔認証管理サーバ121は、認証結果テーブル410から対応する受講者IDについて、受信した開始時間から終了時間の間の認証結果を抽出し、認証状態ごとに認証時間情報(開始時間、終了時間、時間割合)を集計する。
ステップS1123で、顔認証管理サーバ121は、認証時間ごとに集計した認証時間情報を受講管理サーバ111に送信する。
続いて、受講管理サーバ111は、顔認証管理サーバ121か受信した認証時間情報にもとづいて、受講ステータス詳細テーブル350の対応するモジュールID、受講者IDについて、認証状態ごとに開始時間、終了時間、認証状態、認証・未認証割合を登録する。さらに受講管理サーバ111は、受講ステータス詳細テーブル350の対応するモジュールID、受講者IDについて認証割合、未認証割合の合計を算出して受講ステータステーブル340の対応するモジュールID、受講者IDの認証割合、未認証割合を登録する。
ステップS1114で、受講管理サーバ111は、受講ステータステーブル340の対応するモジュールID、受講者IDの認証割合が、認証基準テーブル370の対応するモジュールタイプ(ここでは”test”)の閾値以上かどうかを判断する。閾値以上であればステップS1115に進み、閾値未満であればステップS1116に進む。
ステップS1115で、受講管理サーバ111は、点数も認証割合も合格基準を満たしているのでテスト合否結果を合格と判定し、受講ステータステーブル340の対応するモジュールID、受講者IDについて、受講状態を”(自動)合格”に設定し、処理フローを終了する。
ステップS1116で、受講管理サーバ111は、点数は合格基準を満たしているが、認証割合が合格基準を満たしていないのでテスト合否判定を保留し、受講ステータステーブル340の対応するモジュールID、受講者IDについて、受講状態を”保留”に設定し、処理フローを終了する。
ステップS1117で、受講管理サーバ111は、点数が合格基準を満たしていないのでテスト合否結果を不合格と判定し、受講ステータステーブル340の対応するモジュールID、受講者IDについて、受講状態を”(自動)不合格”に設定し、処理フローを終了する。
図12を説明する。
S1201で表示端末(管理者用)では、試験結果一覧表示画面(管理者用)の合否判定の訂正ボタンが管理者によって押下されて、受講管理サーバに対して受験者IDとテスト名IDに紐づく保留である試験結果の表示指示を送信する。
S1202で受講管理サーバは、表示端末(管理者用)からの試験結果の表示指示を受け付けに応じて、試験結果表示画面(管理者用)の内容を表示端末(管理者用)にて表示されるように、試験結果表示画面(管理者用)内で表示される各種表示項目を各データベース(受講ステータステーブル340)から取得して試験結果表示画面(管理者用)内に配置されるように表示制御する。
受験者IDとテスト名IDに紐づく保留時点での合否判定(受講状態)1301は受講管理サーバのデータベース(受講ステータステーブル340)から取得し試験結果表示画面(管理者用)内に配置される。
受験者IDとテスト名IDに紐づくテスト点数(点数)1302は受講管理サーバのデータベース(受講ステータステーブル340)から取得し試験結果表示画面(管理者用)内に配置される。
受験者IDとテスト名IDに紐づく保留時点での認証割合(合計)1303は受講管理サーバのデータベース(受講ステータステーブル340)から取得し試験結果表示画面(管理者用)内に配置される。
受験者IDとテスト名IDに紐づく保留時点での認証・未認証割合(認証・未認証割合)1307は受講管理サーバのデータベース(受講ステータス詳細テーブル350)から取得し試験結果表示画面(管理者用)内に配置される。
S1203で受講管理サーバは、顔認識管理サーバに受験者IDとテスト名IDに紐づく認証元画像の取得要求を送信して、顔認識管理サーバから対応する認証元画像を取得する。
S1204で顔認識管理サーバは、受験者IDとテスト名IDに紐づく認証元画像(認証元顔画像)をデータベース(ユーザ顔画像テーブル400)から検索し、検索した認証元画像を受講管理サーバに送信する。
S1205で受講管理サーバは、顔認識管理サーバから取得した認証元顔画像1310を、試験結果表示画面(管理者用)に配置する。
S1206で受講管理サーバは、顔認識管理サーバに受験者IDとテスト名IDに紐づく時間帯と顔認証の取得要求を送信して、顔認識管理サーバから対応する時間帯を取得する。
S1207で顔認識管理サーバは、受験者IDとテスト名IDに紐づく時間帯(開始時刻と終了時刻)と顔認証(認証状態)をデータベース(認証結果テーブル410)から検索し、検索した時間帯と顔認証を受講管理サーバに送信する。
S1208で受講管理サーバは、顔認識管理サーバから取得した時間帯1305と顔認証1306を、試験結果表示画面(管理者用)に配置する。
S1209で受講管理サーバは、顔認識管理サーバに受験者IDとテスト名IDに紐づくスナップショット画像の取得要求を送信して、顔認識管理サーバから対応するスナップショット画像を取得する。
S1210で顔認識管理サーバは、受験者IDとテスト名IDに紐づくスナップショット画像(画面ショット)をデータベース(証跡画像テーブル420)から検索し、検索したスナップショット画像を受講管理サーバに送信する。
S1211で受講管理サーバは、顔認識管理サーバから取得したスナップショット画像1308を、試験結果表示画面(管理者用)に配置する。
S1212で受講管理サーバは、顔認識管理サーバに受験者IDとテスト名IDに紐づく顔認証画像の取得要求を送信して、顔認識管理サーバから対応する顔認証画像を取得する。
S1213で顔認識管理サーバは、受験者IDとテスト名IDに紐づく顔認証画像(カメラ画像)をデータベース(証跡画像テーブル420)から検索し、検索した顔認証画像を受講管理サーバに送信する。
S1214で受講管理サーバは、顔認識管理サーバから取得した顔認証画像1309を、試験結果表示画面(管理者用)に配置する。
S1215で表示端末(管理者用)は、試験結果一覧表示画面(管理者用)の顔認証1306のプルダウンが管理者によって手動訂正されて、受講管理サーバに対して手動訂正された時間帯における顔認証の変更指示を送信する。
S1216で受講管理サーバは、管理者によって手動訂正されたプルダウンの候補とその時間帯を受信して、試験結果一覧表示画面(管理者用)の顔認証1306の表示内容やその変更結果に関連する認証割合(合計)、認証・未認証の表示値を変更するように制御する。
S1217で受講管理サーバは、S1216で受信した、手動訂正された後のプルダウンの候補とその時間帯から、認証割合(合計)を再計算することで、保留時点での認証割合(合計)1303が、閾値である合格条件を満たしたか否かを再判定する。
S1218で受講管理サーバは、S1217で再計算した認証割合(合計)も、まだ合格条件を満たしていないので、保留時点での合否判定1301を、(手動)不合格が表示されるように内容を変更する。
S1219で受講管理サーバは、S1217で再計算した認証割合(合計)が、合格条件を満たしたので、保留時点での合否判定1301を、(手動)合格が表示されるように内容を変更する。
S1220で表示端末(管理者用)は、試験結果一覧表示画面(管理者用)の保存するボタン1311が管理者によって押下されて、受講管理サーバのデータベース対して、再計算後の手動訂正後の合否判定1301、顔認証1306、認証・未認証割合1307、認証割合(合計)1303、認証割合1304等の試験結果の更新指示(または登録指示)を送信する。
S1221で受講管理サーバは、更新指示と再計算後の手動訂正後の合否判定1301、顔認証1306、認証・未認証割合1307、認証割合(合計)1303、認証割合1304等の試験結果や値をデータベースに更新または登録する
S1222で表示端末(管理者用)では、S1221で新たに登録された、図13に示したような試験結果表示画面(管理者用)の内容を見ることができる。
図13を説明する。
図13は試験結果毎に、試験中の顔認証の自動判定を管理者が確認して、テストの点数は合格基準を満たしていたが、顔認証の自動判定が合格基準を満たさなかったとの理由で、試験の合否結果が一時保留された試験結果の最終的な合否判定を管理者が訂正するための試験結果表示画面(管理者用)である。
試験結果表示画面(管理者用)は、クライアント端末(管理者用)131のWebブラウザにて表示される。
試験結果表示画面(管理者用)で表示される各項目を説明する。
合否判定1301は、管理者が訂正した後の試験結果の最終的な合否判定である。最終的な合否判定では、合格、不合格の中から何れか1つが表示される。
合格はテスト点数及び認証割合(合計)が共に、最終的に所定の合格基準を満たした試験結果に表示されるものである。
不合格はテスト点数の方だけ所定の合格基準を満たしているが、最終的に認証割合の方が所定の合格基準を満たしていない試験結果に表示されるものである。
テスト点数1302は、試験での点数である。例えば100点満点中での得点数や、設問が30問出題された中での正答数が表示される。
テスト点数の合格条件が100点満点中で80点に設定されている場合、テスト点数が87点では合格条件を満たしていることになる。
認証割合(合計)1303は、試験時間内に受験者本人が受験していたことが最終確認された自動判定と手動訂正での合計の認証割合を100分率で表示している。
認証割合(合計)の合格条件が100%中で70%に設定されている場合、認証割合(合計)が71%では合格条件を満たしていることになる。
その後、顔認証の自動判定を管理者が手動で訂正した場合、その訂正結果に応じて認証割合(合計)も変わることになる。
認証割合1304は、受験者本人であると顔認証で自動判定された割合と、顔認証のプルダウンで管理者が手動で受験者本人であると訂正した割合を、それぞれ分けて100分率で表示している。
本実施例では、受験者本人であると顔認証で自動判定された割合が65%であり、顔認証のプルダウンで管理者が手動で受験者本人であると訂正した割合が6%であることが確認できる。その管理者による訂正結果によって、認証割合(合計)が71%となり最終的に合格条件を満たし、合否判定が合格になったケースを示している。
時間帯1305は、試験時間内での、顔認証部で受験者本人であると自動判定された時間帯(第1の時間帯)か、あるいは、顔認証部で受験者本人でないと自動判定された時間帯(第2の時間帯)を確認できるように、各時間帯が表示される。
本実施例では、16時2分37秒から16時15分20秒の間は、受験者が写っているので、顔認証部で受験者本人である(認証)と自動判定された時間帯である。
本実施例では、16時15分20秒から16時25分31秒の間は、受験者が全く写っていないので、顔認証部で受験者本人でない(未認証)と自動判定された時間帯である。
本実施例では、16時25分31秒から16時35分2秒の間は、受験者が写っているので、顔認証部で受験者本人(認証)であると自動判定された時間帯である。
本実施例では、16時35分2秒から16時37分16秒の間は、受験者は写っているが、受験者の顔の向きが悪いために顔認証部で受験者本人でない(未認証)と自動判定された時間帯である。
顔認証1306は、第1の時間帯または第2の時間帯の各時間帯に対応し、管理者が手動で認証又は未認証に訂正可能な最終的な試験時間中の本人認証結果である。
管理者は、プルダウンの候補である(自動)認証、(自動)未認証、(手動)認証、(手動)未認証の4つ中から、1つを手動で選んで、それぞれに切り替えることができる。
プルダウンの候補中で(自動)未認証が、自動未認証結果であることを示している。
プルダウンの候補中で(手動)認証が、手動認証受付部であることを示している。ユーザは手動認証受付部によってプルダウンの候補を、(自動)未認証から(手動)認証に訂正することができる。
プルダウンの候補中で(自動)認証が、自動認証結果であることを示している。
プルダウンの候補中で(手動)未認証が、手動未認証受付部であることを示している。ユーザは手動未認証受付部によってプルダウンの候補を、(自動)認証から(手動)未認証に訂正することができる。
(自動)認証は、顔認証部で受験者本人であると自動判定された場合に自動で表示されるものである。
(自動)未認証は、顔認証部で受験者本人でないと自動判定された場合に自動表示されるものである。
(手動)認証は、管理者が、受験者が写っている顔認証画像を目視確認した結果、受験者本人であると手動で訂正して選んだ場合に切り替え表示されるものである。
(手動)未認証は、管理者が、受験者が写っている顔認証画像を目視確認した結果、受験者本人でないと手動で訂正して選んだ場合に切り替え表示されるものである。
認証・未認証割合1307は、第1の時間帯または第2の時間帯の各時間帯に対応している。
認証・未認証割合は、第1の時間帯の試験時間に対する認証割合と、第2の時間帯の試験時間に対する未認証割合がそれぞれ表示される。本実施例の試験時間は、16時2分37秒から16時37分16秒の間である。
尚、(手動)認証を管理者が選んだ場合には、受験者本人であると手動で訂正された時間帯の試験時間に対する認証割合を意味することになる。
同様に、(手動)未認証を管理者が選んだ場合には、受験者本人でないと手動で訂正された時間帯の試験時間に対する未認証割合を意味することになる。
スナップショット画像1308は、第1の時間帯または第2の時間帯の各時間帯に対応している。
本実施例では、16時2分37秒から16時15分20秒の間は、顔認証部で受験者本人であると自動判定された時間帯であり、顔認証部で受験者本人であると自動判定された場合に取得した画面のスクリーンショット等の画面の表示内容を証明するための証跡データである。
同様に、本実施例では、16時15分20秒から16時25分31秒の間は、顔認証部で受験者本人でないと自動判定された時間帯であり、顔認証部で受験者本人でないと自動判定された場合に取得した画面のスクリーンショット等の画面の表示内容を証明するための証跡データである。
また、受験者本人であるとの判定された場合の証跡データを第1の時間帯に複数枚取得したり、受験者本人でないとの判定された場合の証跡データを前記第2の時間帯に複数枚取得してもよい。
このように証跡データを、第1の時間帯又は、第2の時間帯にそれぞれ対応づけて表示することで、第1の時間帯又は、第2の時間帯に、試験画面を受験者のクライアント端末で適切に表示させていたのかを確認可能な証跡データを管理者に見せることができる。
更に、顔認証部で自動判定された直後に取得した証跡データを表示させるだけでなく、顔認証部で自動判定された後、所定時刻経過した後定期的に証跡データを取得して、複数枚表示させることで、第1の時間帯又は、第2の時間帯に、試験画面を受験者のクライアント端末で適切に表示させていたのかをより詳細に確認可能な証跡データを管理者に見せることができる。
顔認証画像1309は、第1の時間帯または第2の時間帯の各時間帯に対応している。
本実施例では、16時2分37秒から16時15分20秒の間は、顔認証部で受験者本人であると自動判定された時間帯であり、顔認証部で受験者本人であると実際に自動判定された受験者本人を含む画像である。
同様に、本実施例では、16時15分20秒から16時25分31秒の間は、顔認証部で受験者本人でないと自動判定された時間帯であり、顔認証部で受験者本人でないと実際に自動判定された受験者本人を含まない画像である。
同様に、本実施例では、16時35分2秒から16時37分16秒の間は、顔認証部で受験者本人でないと自動判定された時間帯であり、顔認証部で受験者本人でないと実際に自動判定された受験者本人を含んでるが顔の向きが正面を向いていない画像である。
このように実際に自動判定された画像を、第1の時間帯又は、第2の時間帯にそれぞれ対応づけて表示することで、第1の時間帯又は、第2の時間帯に、間違いなく自動判定されたのかを確認可能な画像データを管理者に見せることができる。この確認可能な画像データを管理者が見て、認証・未認証の最終結果を訂正することができる。
更に、間違いなく自動判定されたのかを確認可能な画像データを残すことで、試験期間中に顔認証部で適切に自動判定されたのかを受験者から問い合わせされた場合の証跡としても利用可能である。
また、間違いなく自動判定されたのかを確認可能な画像データを第1の時間帯に複数枚取得したり、間違いなく自動判定されたのかを確認可能な画像データを前記第2の時間帯に複数枚取得してもよい。このように、自動判定されたのかを確認可能な画像データが複数枚あれば、第1の時間帯または第2の時間帯の各時間帯での受験者の顔の向きの変化も詳細に確認する認することができる。
つまり、16時35分2秒から16時37分16秒の間は、顔認証部で受験者本人でないと自動判定された時間帯であるが、顔認証部で認証された受験者本人を含む画像を並べて表示させることで、この時間帯はずっと他の方向を見て、回答を考えていた時間であり、不在等の何かしらの違反行動ではなく、16時35分2秒から16時37分16秒の間、顔認証部では受験者本人でないと間違って自動判定されたことを、自動判定されたのかを確認可能な画像データから管理者は容易に確認することができる。
また、16時15分20秒から16時25分31秒の間は、顔認証部で受験者本人でないと自動判定された時間帯であるが、受験者本人が不在のために、16時15分20秒から16時25分31秒の間、顔認証部では受験者本人でないと正しく自動判定されたことを、管理者は容易に確認することができる。
更に、顔認証部で自動判定された画像データを表示させるだけでなく、顔認証部で自動判定された後、所定時刻経過した後定期的に受験者の在席を確認する画像データを取得して、複数枚表示させることで、第1の時間帯又は、第2の時間帯に、顔認証部では受験者本人でないと正しく自動判定されたことを詳細に確認可能な画像データを管理者に見せることができる。
認証元顔画像1310は、顔認証部で受験者本人を自動判定するために予め受験者毎に登録されたマスタ画像である。
このマスタ画像は、受験者が受験申込時に準備して、試験ために登録された画像である。
マスタ画像と、顔認証部で自動判定された画像データを並べて比較可能に表示させることで、顔認証が適正に自動判定されたのかを確認することができる。
つまり、マスタ画像を表示しない場合、顔認証部で自動判定された画像データだけを見ても、マスタ画像自体が顔認証部で受験者本人を自動判定する特徴量を抽出しづらい画像であったために、間違った認証によって顔認証部での自動判定に未認証が多発したのか等を、容易に確認することはできない。
更にマスタ画像を表示することで、管理者は受験者の受験写真等と見比べて、同じ受験写真等で顔認証が自動判定されたのかも容易に確認することができる。マスタ画像が不正に差し替えられていないのかも確認できる。
保存するボタン1311は、管理者が手動で訂正した後の最終の合格判定をデータベースに登録するための操作ボタンである。
保存するボタンが押下されると、画面で表示された最新の訂正内容がデータベースに送信され、データベースに登録される。
保存せずに終了するボタン1312は、管理者が手動で訂正した後の最終の合格判定をデータベースに登録せずに、画面操作を終了するためのキャンセルボタンである。
保存せずに終了するボタンが押下されると、画面で表示された最新の訂正内容がデータベースに送信されず、データベースの更新はしない。
図14を説明する。
図14は受験者が見る、テストの点数は合格基準を満たしていたが、顔認証の自動判定が合格基準を満たさなかったとの理由で、試験の合否結果が一時保留されたケースの試験結果の試験結果表示画面(受験者用)である。
この試験結果表示画面(受験者用)は、受験者用クライアント端末141のWebブラウザにて表示される。
試験結果表示画面(受験者用)で表示される各項目を説明する。
合否判定1301は、受験者の試験結果の最終的な合否判定である。最終的な合否判定では、合格、保留、不合格の中から何れか1つが表示される。
合格はテスト点数及び認証割合(合計)が共に、最終的に所定の合格基準を満たした試験結果に表示されるものである。
保留はテスト点数の方だけ所定の合格基準を満たしているが、最終的に認証割合の方が所定の合格基準を満たしていない試験結果に表示されるものである。
不合格はテスト点数の方が所定の合格基準を満たしいない試験結果に表示されるものである。
テスト点数1402は、試験での点数である。例えば100点満点中での得点数や、設問が30問出題された中での正答数が表示される。
テスト点数の合格条件が100点満点中で80点に設定されている場合、テスト点数が87点では合格条件を満たしていることになる。
認証割合1403は、試験時間内に受験者本人が受験していたことが自動判定された認証割合を100分率で表示している。
認証割合の合格条件が100%中で70%に設定されている場合、認証割合が65%では合格条件を満たしていないことになる。よってこの受験者の場合、試験結果が保留となり、管理者での訂正確認の後に、最終的な合否判定がきまることになる。
時間帯1404は、試験時間内での、顔認証部で在席であると自動判定された時間帯(第1の時間帯)か、あるいは、顔認証部で離席であると自動判定された時間帯(第2の時間帯)を確認できるように、各時間帯が表示される。
本実施例では、16時2分37秒から16時15分20秒の間は、受験者が写っているので、顔認証部で在席であると(認証)と自動判定された時間帯である。
本実施例では、16時15分20秒から16時25分31秒の間は、受験者が全く写っていないので、顔認証部で離席であると(未認証)と自動判定された時間帯である。
本実施例では、16時25分31秒から16時35分2秒の間は、受験者が写っているので、顔認証部で在席であると(認証)であると自動判定された時間帯である。
本実施例では、16時35分2秒から16時37分16秒の間は、受験者は写っているが、受験者の顔の向きが悪いために顔認証部で離席であると(未認証)と自動判定された時間帯である。
顔認証1405は、第1の時間帯または第2の時間帯の各時間帯に対応し、試験時間中の受験者の在席・離席結果である。
在席は、顔認証部で在席であると自動判定された場合に自動で表示されるものである。
離席は、顔認証部で離席であると自動判定された場合に自動表示されるものである。
認証・未認証割合1406は、第1の時間帯または第2の時間帯の各時間帯に対応している。
認証・未認証割合は、第1の時間帯の試験時間に対する認証割合と、第2の時間帯の試験時間に対する未認証割合がそれぞれ表示される。
スナップショット画像1407は、第1の時間帯または第2の時間帯の各時間帯に対応している。
本実施例では、16時2分37秒から16時15分20秒の間は、顔認証部で在席であると自動判定された時間帯であり、顔認証部で在席であると自動判定された場合に取得した画面のスクリーンショット等の画面の表示内容を証明するための証跡データである。
同様に、本実施例では、16時15分20秒から16時25分31秒の間は、顔認証部で離席であると自動判定された時間帯であり、顔認証部で離席であると自動判定された場合に取得した画面のスクリーンショット等の画面の表示内容を証明するための証跡データである。
また、在席であるとの判定された場合の証跡データを第1の時間帯に複数枚取得したり、離席であるととの判定された場合の証跡データを前記第2の時間帯に複数枚取得してもよい。
このように証跡データを、第1の時間帯又は、第2の時間帯にそれぞれ対応づけて表示することで、第1の時間帯又は、第2の時間帯に、試験画面を受験者のクライアント端末で適切に表示させていたのかを確認可能な証跡データを受験者に見せることができる。
更に、顔認証部で自動判定された直後に取得した証跡データを表示させるだけでなく、顔認証部で自動判定された後、所定時刻経過した後定期的に証跡データを取得して、複数枚表示させることで、第1の時間帯又は、第2の時間帯に、試験画面を受験者のクライアント端末で適切に表示させていたのかをより詳細に確認可能な証跡データを受験者に見せることができる。
顔認証画像1408は、第1の時間帯または第2の時間帯の各時間帯に対応している。
本実施例では、16時2分37秒から16時15分20秒の間は、顔認証部で在席であると自動判定された時間帯であり、顔認証部で在席であると実際に自動判定された受験者本人を含む画像である。
同様に、本実施例では、16時15分20秒から16時25分31秒の間は、顔認証部で離席であると自動判定された時間帯であり、顔認証部で離席であると実際に自動判定された受験者本人を含まない画像である。
同様に、本実施例では、16時35分2秒から16時37分16秒の間は、顔認証部で離席であると自動判定された時間帯であり、顔認証部で離席であると実際に自動判定された受験者本人を含んでるが顔の向きが正面を向いていない画像である。
このように実際に自動判定された画像を、第1の時間帯又は、第2の時間帯にそれぞれ対応づけて表示することで、第1の時間帯又は、第2の時間帯に、間違いなく自動判定されたのかを確認可能な画像データを受験者に見せることができる。
更に、間違いなく自動判定されたのかを確認可能な画像データを残すことで、試験期間中に顔認証部で適切に自動判定されたのかを管理者に問い合わせする場合の証跡としても利用可能である。
また、間違いなく自動判定されたのかを確認可能な画像データを第1の時間帯に複数枚取得したり、間違いなく自動判定されたのかを確認可能な画像データを前記第2の時間帯に複数枚取得してもよい。このように、自動判定されたのかを確認可能な画像データが複数枚あれば、第1の時間帯または第2の時間帯の各時間帯での受験者の顔の向きの変化も詳細に確認する認することができる。
つまり、16時35分2秒から16時37分16秒の間は、顔認証部で離席であると自動判定された時間帯であるが、顔認証部で認証された受験者本人を含む画像を並べて表示させることで、この時間帯はずっと他の方向を見て、回答を考えていた時間であり、不在等の何かしらの違反行動ではなく、16時35分2秒から16時37分16秒の間、顔認証部では受験者本人でないと間違って自動判定されたことを、自動判定されたのかを確認可能な画像データから受験者は容易に確認することができる。
また、16時15分20秒から16時25分31秒の間は、顔認証部で離席であると自動判定された時間帯であるが、受験者本人が不在のために、16時15分20秒から16時25分31秒の間、顔認証部では離席であると正しく自動判定されたことを、受験者は容易に確認することができる。
更に、顔認証部で自動判定された画像データを表示させるだけでなく、顔認証部で自動判定された後、所定時刻経過した後定期的に受験者の在席を確認する画像データを取得して、複数枚表示させることで、第1の時間帯又は、第2の時間帯に、顔認証部では受験者本人でないと正しく自動判定されたことを詳細に確認可能な画像データを受験者に見せることができる。
認証元顔画像1409は、顔認証部で受験者本人を自動判定するために予め受験者毎に登録されたマスタ画像である。
マスタ画像と、顔認証部で自動判定された画像データを並べて表示させることで、顔認証が適正に自動判定されたのかを確認することができる。
つまり、マスタ画像を表示しない場合、顔認証部で自動判定された画像データだけを見ても、マスタ画像自体が顔認証部で受験者本人を自動判定する特徴量を抽出しづらい画像であったために、間違った認証によって顔認証部での自動判定に未認証が多発したのか等を、容易に確認することはできない。
更にマスタ画像を表示することで、受験者は受験者の受験写真等と見比べて、同じ受験写真等で顔認証が自動判定されたのかも容易に確認することができる。マスタ画像が不正に差し替えられていないのかも確認できる。
図15を説明する。
図15は国語の中間テストを受験した全ての試験結果の中から、試験の合否結果が保留となった受験者の試験結果を、管理者が一覧から選択する試験結果一覧表示画面(管理者用)である。
試験結果一覧表示画面(管理者用)は、クライアント端末(管理者用)131のWebブラウザにて表示される。
尚、国語の中間テストの試験結果で、合格あるいは不合格となった試験結果は表示させずに、保留となった試験結果だけを受験者、試験結果一覧表示画面(管理者用)で表示させても問題ない。
講習名1501は、受験した講習の名称を識別するものであり、講習名や講習ID等が表示される。
テスト名1502は、受験したテストの内容を識別するものであり、テスト名やテストID等が表示される。
テスト受験者1503は、受験者を識別するものであり、受験者名や受験者ID等が表示される。
テスト点数1504は、テスト受講者のテストの点数を示すものである。
認証割合1505は、試験時間中に顔認証部で在席であると自動判定された割合を示すものである。
合否判定1506は、テスト受講者の合否結果である。テスト点数と認証割合の両方の結果から、合格、保留、不合格の中で何れか1つが自動で表示される。
合否判定の訂正1507は、一時保留された試験結果の最終的な合否判定を管理者が訂正する試験結果表示画面(管理者用)に画面遷移するための進むボタンである。一時保留された試験結果だけに、進むボタンが自動で表示されている。
図16を説明する。
図16は講習システムに受験者がユーザログインするためのログイン画面である。
このログイン画面は、受験者用クライアント端末141のWebブラウザにて表示される。
受講者ID1601は、講習システムにログインする受験者を管理するために、受験者ID等を受験者が手入力する入力欄である。
パスワード1602は、講習システムにログインするパスワードを管理するために、受験者毎のパスワード等を受験者が手入力する入力欄である。
ログインボタン1603は、受験者IDとパスワードを受験者が手入力した後に、講習システムにログイン情報を送信するためのボタンである。このボタン押下後に、ログイン認証されて、受験者毎に、e−learningで試験(国語の中間テスト等)を開始することができるようになる。
図17を説明する。
図17は講習システムに受験者がログイン後、受験者が、自分が受験するべきテストを一覧から選択するテスト一覧画面である。
このテスト一覧画面は、受験者用クライアント端末141のWebブラウザにて表示される。
中間テストボタン1701は、テスト一覧から自分が受験するべきテスト名を選ぶためのボタンである。この中間テストボタンの押下によって、例えば国語の中間テストが選択されて、国語の中間テストのテスト名画面に画面遷移する。
図18を説明する。
図18はテスト一覧画面で受験者が受験するべきテスト名を選んだ後、受験者が、例えば国語の中間テストの試験を開始するためのテスト開始画面である。
テスト開始ボタン1801の押下によって、例えば国語の中間テストの試験が開始されて、国語の中間テスト画面(図示しない)に画面遷移して、受講者は多数の受験問題を受験することになる。
さらに、テスト開始ボタンの押下に連動して、試験開始時刻がデータベースに登録される。
図19を説明する。
図19はテスト開始画面で国語の中間テストの試験を開始した後、受験者が、国語の中間テストの試験に全て回答して、国語の中間テストの試験を終了するためのテスト終了画面である。
ユーザによる回答のラジオボタン1901の選択によって、例えば国語の中間テストの試験問題10番の回答が完了する。
前ページボタン1902の押下によって、例えば国語の中間テストの試験問題9番の回答の画面に戻ることになる。
回答送信ボタン1903の押下によって、例えば国語の中間テストの試験の回答が完了して、国語の中間テストの回答結果をデータベースに送信する。ここで送信された国語の中間テストの回答結果によって、テスト点数が自動採点されて、テスト点数もデータベースに登録されることになる。
さらに、回答送信ボタンの押下に連動して、試験終了時刻がデータベースに登録される。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、各図に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は各図の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは各図の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。