JP4283793B2 - 出席判定装置および出席管理システム - Google Patents

出席判定装置および出席管理システム Download PDF

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本発明は、出席判定装置および出席管理システムに関する。
代返等の不正を防止するために、講義等における出欠管理に生体認証を採用する教育機関(大学、専門学校、等)が増えている。生体認証による出欠管理は、認証装置側に大きな処理負荷を与える。例えば、100人認証するのに約17分要するというデータもある。
特許文献1には、すべての講義時に生体認証を実施することで出欠を管理する技術が開示されている。
特開2005−208995号公報 「出欠管理システム」
しかし、特許文献1の技術は、講義開始直前に生体認証による出席エントリーが生体認証装置に集中した場合に、認証装置側でその出席エントリーの処理に時間がかかり、講義がなかなか始まらないという問題があり、運用上現実的ではない。
本発明の課題は、認証装置側の処理負荷を軽減しつつ、代返等の不正を抑止することが可能な出席判定装置および出席管理システムを提供することである。
本発明の第1態様の出席判定装置は、登録者が授業に出席したかどうかを判定する出席判定装置において、前記登録者の登校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される登校情報を受信する登校情報受信部と、前記登録者の下校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される下校情報を受信する下校情報受信部と、授業時の登録者カードの読み取りにより得られる登録者識別情報およびその読み取り時刻を含む授業出席情報を受信する授業出席情報受信部と、それぞれの登録者について、授業時の登録カードの読み取り時刻が、前記登校時認証時刻と下校時認証時刻との間に含まれる場合に、その授業にその登録者が出席したものと判定する出席判定部、を備えることを特徴とする出席判定装置である。
ここで、授業時の登録者(学生)の出席については、登録者カード(学生証、ICカード)の読み取りで対応しているため、授業時の学生の出席に生体認証を用いる場合に比べて、授業出席情報の収集時の装置の処理負荷を軽減することができる。また、出席判定部によって、授業時の登録カードの読み取り時刻が、登校時認証時刻と下校時認証時刻との間に含まれる場合に、出席扱いとしていることから、ある種の不正、例えば、自分は登下校せず、学生証だけクラスメートに預けて、授業時にそのクラスメートにその預けた学生証をスキャンしてもらうような不正を検出・防止できる。これにより、授業をいくつ受けるかに関わらず、1学生につき、生体認証の数を2回に抑えることができ、認証装置側の処理負荷を軽減しつつ、代返等の不正を抑止することが可能となる。
本発明の第2態様の出席管理システムは、登録者の授業への出席を管理する出席管理システムにおいて、前記登録者の登校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される登校情報を送信する登校情報送信部と、前記登録者の下校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される下校情報を送信する下校情報送信部と、授業時の登録者カードの読み取りにより得られる登録者識別情報およびその読み取り時刻を含む授業出席情報を送信する授業出席情報送信部と、それぞれの登録者について、授業時の登録カードの読み取り時刻が、前記登校時認証時刻と下校時認証時刻との間に含まれる場合に、その授業にその登録者が出席したものと判定する出席判定部、を備えることを特徴とする出席管理システムである。
本発明によれば、例えば、下記のような不正を検出・防止できる。
1.自分は登下校せず、学生証だけクラスメートに預けて、授業時にそのクラスメートにその預けた学生証をスキャンしてもらうような不正。
2.授業に出席して学生証を携帯端末にスキャンした後、その授業を抜け出し、学内の他の場所に設置された端末にログインするような不正。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態の出席管理システムは、大学、高校、専修学校、専門学校等の各種教育機関において、受講者が授業(講義)へ出席したかどうかを管理する。受講者はこのシステムに登録され、受講者識別情報(登録者識別情報)を有するICカードを受け取る。以下の説明では、教育機関として大学を想定する。
図1は、本発明の第1実施形態の出席管理システムの構成を示す図である。
図1に示すように、出席管理システム10は、登下校時に行われる学生の生体認証を介してその学生の登校情報と下校情報を出力する登下校情報出力装置(生体認証装置)11、授業時に回覧等によって行われる学生証(ICカード)の読み取りを介して学生が授業に(外形的に)出席したことを示す授業出席情報を出力する授業出席情報出力用携帯端末(ICカード情報読み取り端末)14、授業が行われる教室の所定の場所での学生証(ICカード)の読み取りを介して授業出席情報を出力する授業出席情報出力用教室固定装置(ICカード情報読み取り装置)15、上記授業出席情報、登校情報、下校情報を用いて、その授業出席情報を出席扱いとするかどうかを判定する出席判定装置13、各曜日の時間割を示す時間割データベース21、各学生の履修する科目についての情報を記憶する履修情報データベース22、各学生の登校情報を記憶する登校情報データベース23、各学生の下校情報を記憶する下校情報データベース24、上記携帯端末14からの授業出席情報を蓄積する授業出席情報データベース(携帯端末用)25、上記教室固定装置15からの授業出席情報を蓄積する授業出席情報データベース(教室固定装置用)26、を備える。これらユニットは、学内ネットワーク12を介して接続される。
図2は、生体認証装置の構成例を示す図である。
第1実施形態においては、生体認証の機能を有する装置は、図1の登下校情報出力装置11のみである。登下校情報出力装置11は、図2中では、パソコンにICカードスキャナーと生体情報読み取り部とを接続して構成するか、情報端末として構成できる。
認証時に生体情報読み取り部を介して読み取られる生体情報(手のひら静脈、指紋、等)と比較されるデータ(生体情報)は、ICカード内に保持されてもよいし、生体情報データベース(不図示)内に保持されてもよい。
図3は、図1の授業出席情報出力用携帯端末14を用いた場合の授業出席情報の収集の流れを説明する図である。
授業出席情報出力用携帯端末14は、授業時に学生に回覧される。学生は、この授業出席情報出力用携帯端末14を受け取ると、ICカード(学生証)をその携帯端末14にスキャンさせることで、そのICカード上の情報をその携帯端末14に読み取らせる。
授業中または授業後に、この携帯端末14は回収される。そして、携帯端末14内に蓄積された情報が学内ネットワーク12を介して授業出席情報データベース(携帯端末用)25を管理する授業出席情報管理装置に送られる。
図4および図5は、図1の授業出席情報出力用携帯端末14を用いた場合の授業出席情報の収集および運用の流れを詳細に説明する図である。
まず、図4に示すように、(1)で、先生は、講義(授業)開始前に教務課に立ち寄り、携帯端末(ハンディターミナル)を受け取る。続いて、(2)で、授業で携帯端末を学生に回覧する前に、先生は授業科目カード(ICカード)をスキャンして、そのカードの授業科目IDをその携帯端末に読み取らせる。
その後、(3)で、携帯端末が学生に回覧される。この際、学生は、携帯端末に学生証(ICカード)をスキャンして、学籍IDをその携帯端末に読み取らせる。なお、授業科目カードの1回目のスキャンと2回目のスキャンの間に、学生証がスキャンされた学生は出席となる。また、授業科目カードの2回目のスキャン以降に、学生証がスキャンされた学生は遅刻となる。学生証のスキャンをしなかった学生は欠席である。
続いて、図5の(5)で、授業終了後、先生は、各棟や教務課に設置される携帯端末用のデータ収集端末を用いて、その携帯端末に蓄積されたデータを授業出席情報データベース(携帯端末用)25に吸い上げる。すなわち、その携帯端末に蓄積されたデータは、データ収集端末、授業出席情報管理装置(データベースサーバ)を介して、授業出席情報データベース(携帯端末用)25に送信される。
なお、その授業出席情報管理装置にアクセスすることで、(6−1)に示すように、先生は、自分の授業への学生の出席状況を閲覧できる。また、(6−2)に示すように、教務課の職員は、各学生の出席状況を閲覧したり、父兄通知用の帳票を印刷したりすることができる。また、(6−3)に示すように、学生は学内ネットワークに接続されたPCから自分の履修科目の出席状況を確認できる。
図6は、図1の授業出席情報出力用教室固定装置15を用いた場合の授業出席情報の収集の流れを説明する図である。
学生は、例えば、授業開始前に、授業出席情報出力用教室固定装置15に学生証(ICカード)をスキャンさせて、学籍IDをその教室固定装置15に読み取らせる。読み取られた学籍IDと、その読み取り時刻は、授業出席情報管理装置を介して、その都度、授業出席情報データベース(教室固定装置用)26に送信される。
図7は、図1の時間割データベース21のデータ構造を示す図である。
図7に示すように、時間割データベースの情報(時間割情報)は、「曜日」、「時限」、「科目ID」、「講座名」、「教室ID」、「変更後教室ID」、「教授ID」、「教室変更フラグ」、「休講フラグ」の各項目を備えている。
図8は、図1の履修情報データベース22のデータ構造を示す図である。
図8に示すように、履修情報データベース22は、学籍IDと、その学籍IDの学生が履修した科目の科目IDとを対応付けるテーブルである。
図9は、登校情報出力装置の構成を示すブロック図である。この登校情報出力装置は、図1の登下校情報出力装置11が備える機能のうち、登校情報出力機能を備える。
図9に示すように、登校情報出力装置30は、学生証(ICカード)がスキャンされることによってその学生証から学籍IDを読み取るICカード情報読み取り部31、学生証を所持する学生の生体情報(手のひら、指紋、等)を読み込む生体情報読み込み部32、生体情報データベースに予め記憶されている基準となる生体情報を取得する基準生体情報取得部33、読み込んだ生体情報と、基準となる生体情報とを比較する生体情報比較部34、比較結果が不一致の場合に、エラーメッセージを出力するエラーメッセージ出力部35、比較結果が一致した場合に、学籍IDが読み取られた時刻、生体情報が読み込まれた時刻、比較結果が一致することが判明した時刻、等のいずれかの時刻を生体認証時刻として出力する認証時刻出力部37、学籍IDに認証時刻を付加することで登校情報を生成する登校情報生成部41、生成された登校情報を登校情報データベース23に登録すべく送信する登校情報送信部42、比較結果が一致した場合に、時間割データベース21、履修情報データベース22を参照して、学籍IDの学生のその日の講座情報(受講可能講座、休講情報、教室変更情報)を出力(表示)する講座情報出力部36、上記各部を制御する制御部43、を備える。
なお、基準となる生体情報が学生証(ICカード)内に記憶されている場合は、ICカード情報読み取り部31によって、学籍IDとともに、その基準となる生体情報も読み取られる。この場合、基準生体情報取得部33は起動しない。
図10は、図1の登校情報データベース23のデータ構造を示す図である。
図10に示すように、登校情報は、学籍IDに(生体)認証時刻が付加されて構成される。
図11は、登校情報の出力処理のフローチャートである。この処理は、図9の登校情報出力装置(図1の登下校情報出力装置)によって行われる。
例えば、学生が登校情報出力装置のスタートボタンを押下することで、一連の処理が開始される。まず、ステップS101で、学生証(ICカード)情報入力を促すメッセージが表示部上に出力される。このメッセージに従い、学生が所持する学生証を登校情報出力装置にスキャンさせると、ICカード情報読み取り部31によって、その学生証の学籍IDが読み取られる。続いて、ステップS102で、生体情報(手のひら静脈、指紋、等)入力を促すメッセージが表示部上に出力される。このメッセージに従い、学生が例えば、手のひらを装置上の対応する箇所に押し当てると、生体情報読み込み部32によって、その生体情報が読み込まれる。
そして、ステップS103で、基準生体情報取得部33によって、生体情報データベースに予め記憶される、読み取った学籍IDに対応する基準となる生体情報が取得される。なお、基準となる生体情報が学生証(ICカード)内に記憶されている場合は、ICカード情報読み取り部31によって、学籍IDとともに、その基準となる生体情報も読み取られる。この場合、ステップS103は起動しない。
続くステップS104では、読み込んだ生体情報と、取得された基準となる生体情報とが生体情報比較部34によって、比較される。
ステップS104で、それら生体情報が一致すると判定された場合、ステップS105で、認証時刻出力部37によって、学籍IDが読み取られた時刻、生体情報が読み込まれた時刻、比較結果が一致することが判明した時刻、等のいずれかの時刻が生体認証時刻として出力され、その生体認証時刻に学籍IDを付加した登校情報が、登校情報生成部41によって生成される。そして、ステップS106で、登校情報送信部42によって、生成した登校情報が、図1の登校情報データベース23に登録されるべくそのデータベース23あてに送信される。
また、続くステップS107では、講座情報出力部36によって、時間割データベース21、履修情報データベース22が参照され、それらデータベース21、22を用いて、読み取った学籍IDの学生のその日の講座情報画面(受講可能講座、休講情報、教室変更情報)が表示部に出力される。この講座情報画面上の確認ボタンの押下により、一連の処理が終了する。
一方、ステップS104で、それら生体情報が一致しないと判定された場合、ステップS108で、認証エラーメッセージ(生体情報が一致しません、等)が、エラーメッセージ出力部35によって、表示部に出力され、一連の処理が終了する。
図12は、下校情報出力装置の構成を示すブロック図である。この下校情報出力装置は、図1の登下校情報出力装置11が備える機能のうち、下校情報出力機能を備える。
図12に示すように、下校情報出力装置50は、学生証(ICカード)がスキャンされることによってその学生証から学籍IDを読み取るICカード情報読み取り部31、学生証を所持する学生の生体情報(手のひら、指紋、等)を読み込む生体情報読み込み部32、生体情報データベースに予め記憶されている基準となる生体情報を取得する基準生体情報取得部33、読み込んだ生体情報と、基準となる生体情報とを比較する生体情報比較部34、比較結果が不一致の場合に、エラーメッセージを出力するエラーメッセージ出力部35、比較結果が一致した場合に、学籍IDが読み取られた時刻、生体情報が読み込まれた時刻、比較結果が一致することが判明した時刻、等のいずれかの時刻を生体認証時刻として出力する認証時刻出力部37、比較結果が一致した場合に、読み取った学籍IDをキーとして履修情報データベース22を検索し、その当日(その曜日)の下校時刻(認証時刻)以降の履修科目(残りの履修科目)を出力する履修科目残出力部51、残りの履修科目がある場合に、欠席警告画面を出力する欠席警告画面出力部52、残りの履修科目がない場合または欠席警告画面で欠席を承認するボタンが押下された場合に、学籍IDに認証時刻を付加することで下校情報を生成する下校情報生成部54、生成された下校情報を下校情報データベース24に登録すべく送信する下校情報送信部55、上記各部を制御する制御部56、を備える。
なお、基準となる生体情報が学生証(ICカード)内に記憶されている場合は、ICカード情報読み取り部31によって、学籍IDとともに、その基準となる生体情報も読み取られる。この場合、基準生体情報取得部33は起動しない。
図13は、図1の下校情報データベース24のデータ構造を示す図である。
図13に示すように、下校情報は、学籍IDに(生体)認証時刻が付加されて構成される。
図14は、下校情報の出力処理のフローチャートである。この処理は、図12の下校情報出力装置(図1の登下校情報出力装置)によって行われる。
例えば、学生が下校情報出力装置のスタートボタンを押下することで、一連の処理が開始される。まず、ステップS201で、学生証(ICカード)情報入力を促すメッセージが表示部上に出力される。このメッセージに従い、学生が所持する学生証を下校情報出力装置にスキャンさせると、ICカード情報読み取り部31によって、その学生証の学籍IDが読み取られる。続いて、ステップS202で、生体情報(手のひら静脈、指紋、等)入力を促すメッセージが表示部上に出力される。このメッセージに従い、学生が例えば、手のひらを装置上の対応する箇所に押し当てると、生体情報読み込み部32によって、その生体情報が読み込まれる。
そして、ステップS203で、基準生体情報取得部33によって、生体情報データベースに予め記憶される、読み取った学籍IDに対応する基準となる生体情報が取得される。なお、基準となる生体情報が学生証(ICカード)内に記憶されている場合は、ICカード情報読み取り部31によって、学籍IDとともに、その基準となる生体情報も読み取られる。この場合、ステップS203は起動しない。
続くステップS204では、読み込んだ生体情報と、取得された基準となる生体情報とが生体情報比較部34によって、比較される。
ステップS204で、それら生体情報が一致すると判定された場合、ステップS205で、履修科目残出力部51によって、読み取った学籍IDをキーとして履修情報データベース22が検索され、その当日(その曜日)の下校時刻(認証時刻)以降の履修科目(残りの履修科目)が出力される。
ステップS205で残りの履修科目があった場合、ステップS207で、欠席警告画面出力部52によって、欠席警告画面が出力される。その欠席警告画面上で、欠席を承認する旨のボタンが押下された場合、ステップS209に進む。
また、ステップS205で残りの履修科目がない場合も、ステップS209に進む。ステップS207で、欠席警告画面上から欠席を承認しない旨のボタンが押下された場合、一連の処理を終了する。
ステップS209では、認証時刻出力部37によって、学籍IDが読み取られた時刻、生体情報が読み込まれた時刻、比較結果が一致することが判明した時刻、等のいずれかの時刻が生体認証時刻として出力され、その生体認証時刻に学籍IDを付加した下校情報が、下校情報生成部54によって生成される。そして、ステップS210で、下校情報送信部55によって、生成した下校情報が、図1の下校情報データベース24に登録されるべくそのデータベース24あてに送信される。そして、一連の処理を終了する。
一方、ステップS204で、それら生体情報が一致しないと判定された場合、ステップS211で、認証エラーメッセージ(生体情報が一致しません、等)が、エラーメッセージ出力部35によって、表示部に出力され、一連の処理を終了する。
図15は、図1の授業出席情報出力用携帯端末14の構成を示すブロック図である。
図15に示すように、携帯端末80は、ICカード(授業科目カード、教員証、学生証)がスキャンされることによってそのICカードからID情報(科目ID、教員ID、学籍ID)を読み取るID情報読み取り部81、そのID情報が読み取られた時刻を出力する読み取り時刻出力部82、教員IDと、その教員IDの教員が各曜日に担当する科目の科目ID、その科目の曜日、時限を対応付けた教員ID・科目ID記憶部(教員ID・科目ID対応テーブル)83、ICカード(授業科目カード、教員証、学生証)から読み取ったID情報、その読み取り時刻を加味して、授業出席情報を生成する授業出席情報生成部84、生成した授業出席情報を記憶する授業出席情報記憶部85を備える。
図16Aは、図15の教員ID・科目ID記憶部83のデータ構造を示す図である。
図16Aに示すように、教員ID・科目ID記憶部(教員ID・科目ID対応テーブル)は、教員ID、科目ID、曜日情報、時限情報から構成される。
図16Bは、図1の授業出席情報データベース(携帯端末用)25のデータ構造を示す図である。
図16Bに示すように、授業出席情報(携帯端末用)は、ID情報(科目ID、または、学籍ID)、読み取り時刻、各種フラグ情報(出席状況フラグ、遅刻フラグ、等)から構成される。なお、フラグ情報の項目は、教室固定装置から授業出席情報を受信したサーバ側で追加される。
この携帯端末の使用方法は、図4および図5を参照しつつ説明したように、担当教員が授業に際して、その授業の授業科目カード(ICカード)を2回、携帯端末に時間を空けて読み取らせ、その授業科目カードの1回目の読み取り時刻と、2回目の読み取り時刻との間に読み取られた学生証の学生を出席、その授業科目カードの2回目の読み取り時刻以降に読み取られた学生証の学生を遅刻、として扱うというものであった。図16B中、ID情報の項目の値が「A001」となっている行のデータは、科目IDが「A001」の授業科目カードを携帯端末で読み取ったことにより得られたデータである。図中、そのような行が2行あることが、授業科目カードの1回目と2回目の読み取りに対応している。
携帯端末のもう1つの使用方法としては、担当教員は、授業科目カードの替わりに、教員証(ICカード)を使用する。この場合、教員証が携帯端末に読み込まれると、授業出席情報生成部84によって、教員ID・科目ID対応テーブル83が参照され、教員IDと、読み取り日時から対応する科目IDが得られる。教員証を携帯端末で読み取っても、授業出席情報中のID情報の項目の値は、その教員証の教員IDに対応する科目IDの値(この例では、「A001」)が設定される。つまり、携帯端末の使用方法に関わらず、図16Bに示す構成の授業出席情報が生成される。なお、以上の説明から明らかなように、授業科目カードを携帯端末に読み取らせる方法を採用する場合、教員ID・科目ID対応テーブル83は、不要となる。
図17は、授業出席情報(携帯端末用)の出力処理のフローチャートである。この処理は、図15の携帯端末80(図1の授業出席情報出力用携帯端末14)によって行われる。
例えば、装置電源がONになることで、一連の処理が開始される。まず、ステップS301で、ICカード(学生証、教員証、授業科目カード)情報入力を促すメッセージが表示部上に出力される。このメッセージに従い、教員が教員証または授業科目カードを携帯端末80にスキャンさせると、または、学生が所持する学生証を携帯端末80にスキャンさせると、ID情報読み取り部81によって、そのICカード(学生証、教員証、授業科目カード)のID情報(学籍ID、教員ID、科目ID)が読み取られる。続いて、ステップS302で、読み取り時刻出力部82によって、ID情報の読み取られた時刻が出力され、授業出席情報生成部84によって、読み取ったID情報に、読み取り時刻が付加されて授業出席情報が生成される。なお、ID情報として、教員IDが読み取られた場合は、上記したように、その教員IDは、教員ID・科目ID対応テーブル83を用いて、対応する科目IDに変換される。そして、ステップS303で、授業出席情報記憶部85に、生成した授業出席情報が記憶・蓄積された後、ステップS301に戻る。
なお、授業出席情報記憶部85に蓄積された授業出席情報は、上述したように、教務課や各棟に設置される携帯端末用のデータ収集端末によって、図1の授業出席情報データベース(携帯端末用)25に吸い上げられる。
図18は、図1の授業出席情報出力用教室固定装置15の構成を示すブロック図である。
図18に示すように、教室固定装置90は、学生証(ICカード)がスキャンされることによってその学生証から学籍IDを読み取る学籍ID読み取り部91、その学籍IDが読み取られた時刻を出力する読み取り時刻出力部92、予め設定されている教室IDを出力する教室ID出力部93、読み取った学籍IDに、読み取り時刻と教室IDを付加して授業出席情報を生成する授業出席情報生成部94、生成した授業出席情報を授業出席情報データベース(教室固定装置用)26に登録すべく送信する授業出席情報送信部95を備える。
図19は、図1の授業出席情報データベース(教室固定装置用)26のデータ構造を示す図である。
図19に示すように、授業出席情報(教室固定装置用)は、教室ID、学籍ID、読み取り時刻、各種フラグ情報(出席状況フラグ、遅刻フラグ、等)から構成される。なお、フラグ情報の項目は、教室固定装置から授業出席情報を受信したサーバ側で追加される。
図20は、授業出席情報(教室固定装置用)の出力処理のフローチャートである。この処理は、図18の教室固定装置90(図1の授業出席情報出力用教室固定装置15)によって行われる。
例えば、装置電源がONになることで、一連の処理が開始される。まず、ステップS401で、学生証(ICカード)情報入力を促すメッセージが表示部上に出力される。このメッセージに従い、学生が所持する学生証を教室固定装置90にスキャンさせると、学籍ID読み取り部91によって、その学生証の学籍IDが読み取られる。続いて、ステップS402で、読み取り時刻出力部92によって、学籍IDの読み取られた時刻が出力され、また、教室ID出力部93によって、予め装置上に設定されている教室IDが出力され、授業出席情報生成部94によって、読み取った学籍IDに、読み取り時刻と教室IDが付加されて授業出席情報が生成される。そして、ステップS403で、授業出席情報送信部95によって、生成した授業出席情報が、図1の授業出席情報データベース(教室固定装置用)26に登録されるべくそのデータベース26あてに送信された後、ステップS401に戻る。
図21は、図1の出席判定装置13の構成を示すブロック図である。
図21に示すように、出席判定装置100は、当日の授業出席情報(携帯端末、教室固定装置)を学籍ID、読み取り日時をキーとしてソートする授業出席情報ソート部101、ソートされている当日の授業出席情報の1つを取得する授業出席情報取得部102、取得した授業出席情報の学籍IDを持つ、同日の登校情報を取得する登校情報取得部103、取得した授業出席情報の学籍IDを持つ、同日の下校情報を取得する下校情報取得部104、授業出席情報が教室固定装置から収集されたものである場合に、その授業出席情報の読み取り日時情報、教室IDをキーとして時間割データベース21を検索し、教室IDに対応する科目IDを取得する科目ID取得部106、授業出席情報中の学籍IDをキーとして履修情報データベース22を検索し、その授業出席情報中の科目IDまたはその授業出席情報中の教室IDを基に取得した科目IDに一致する科目IDが、その授業出席情報中の学籍IDに対応する履修情報中に存在するか判定することで、授業出席情報と履修情報の整合性を判定する授業出席情報・履修情報整合性判定部111、それぞれの学籍IDに対して、授業出席情報中の読み取り時刻が、登校情報中の生体認証時刻(登校時刻)と下校情報中の生体認証時刻(下校時刻)との間にあるかを判定することで、授業出席情報と登下校情報の整合性を判定する授業出席情報・登下校情報整合性判定部105、授業出席情報・登下校情報整合性判定部105によって、例えば、ある学籍IDに対して、授業出席情報中の読み取り時刻が、登校情報中の生体認証時刻(登校時刻)と下校情報中の生体認証時刻(下校時刻)との間にあると判定されることで、授業出席情報と履修情報の整合性が満たされた場合に、その学籍IDに対応する授業出席情報の出席フラグをONに設定する出席状況フラグ変更部112、上記各部を制御する制御部113を備える。
図22は、出席判定処理のフローチャートである。この処理は、図21の出席判定装置100(図1の出席判定装置13)によって行われる。
例えば、授業が行われた当日の遅い時間や、翌日の未明などの所定の時刻が到来したことをトリガとして、この一連の処理が開始される。まず、ステップS501で、授業出席情報ソート部101によって、当日の授業出席情報(携帯端末から収集されたものと教室固定装置から収集されたものを合わせたもの)が、学籍ID、読み取り日時をキーとしてソートされファイルに出力される。そして、ステップS502で、このファイル上の指定位置にレコードが存在するかどうかが判定される。
データが存在しない場合、一連の処理を終了する。
一方、このファイル上にデータが存在する場合、ステップS503で、授業出席情報取得部102によって、学籍ID毎に、そして、1つの学籍ID内では読み取り時刻順にソートされている授業出席情報から、指定位置にある1レコード分の情報が取得される。
続く、ステップS504では、科目ID取得部106によって、取得したレコードが、科目IDを持つかが判定される。レコードが携帯端末から収集されたものの場合は、そのレコード中に科目IDは含まれるが、教室固定端末から収集されたものの場合は、そのレコード中には科目IDの代わりに教室IDが含まれる。すなわち、取得したレコードが科目IDを含んでいれば、科目ID取得部106は単に、制御を後段のステップS507に渡すだけである。一方、取得したレコードが科目IDを含まない場合、科目ID取得部106は、続く、ステップS505で、そのレコード(授業出席情報)の読み取り日時情報、教室IDをキーとして時間割データベース21を検索し、ステップS506で、教室IDに対応する科目IDを取得する。そして、ステップS507に進む。
ステップS507では、授業出席情報・履修情報整合性判定部111によって、レコード中の学籍IDをキーとして履修情報データベース22が検索され、ステップS508では、そのレコード(授業出席情報)中の科目IDまたはその授業出席情報中の教室IDを基に取得した科目IDに一致する科目IDが、そのレコード中の学籍IDに対応する履修情報中に存在するかが判定される。
ステップS508で履修情報中に存在しないと判定された場合、ステップS502に戻り、ファイル上の次の位置にレコードが存在するかが判定される。
一方、ステップS508で履修情報中に存在すると判定された場合、ステップS509において、登校情報取得部103によって、取得したレコード(授業出席情報)の学籍IDを持つ、同日の登校情報が登校情報データベース23から取得される。また、ステップS510において、下校情報取得部104によって、取得したレコードの学籍IDを持つ、同日の下校情報が下校情報データベース24から取得される。
そして、ステップS511で、授業出席情報・登下校情報整合性判定部105によって、登校情報と下校情報が共に取得され、かつ、その取得したレコードの読み取り時刻が、取得した登校情報中の生体認証時刻(登校時刻)と取得した下校情報中の生体認証時刻(下校時刻)との間にあるかが判定される。
ステップS511で、登校情報と下校情報の少なくとも1つが存在しないか、または、取得したレコードの読み取り時刻が登校時刻と下校時刻の間にないと判定された場合、ステップS502に戻り、ファイル上の次の位置にレコードが存在するかが判定される。
一方、ステップS511で、登校情報と下校情報がともに存在し、かつ、取得したレコードの読み取り時刻が登校時刻と下校時刻の間にあると判定された場合、ステップS512において、出席状況フラグ変更部112によって、出席フラグがONとなるように変更される。
ここで、出席状況フラグとは、出席の状況を示す変数であり、通常、以下に示すように、複数の値を取り得る。
=0:初期値
=1:出席
=2:欠席
=3:出欠不明
上述の「出席フラグがON」になるとは、出席状況フラグ=1を設定することに対応している。また、同様に、「出席フラグがOFF」になるとは、出席状況フラグ=2を設定することに対応している。出席状況フラグ=3の場合が出欠不明となっているのは、大学側の出欠管理方針によって決めるべきものであることを示している。例えば、出欠に厳しい大学は、出席状況フラグ=3の場合を「欠席」として扱う。
このように、本第1実施形態においては、授業時の学生の出席については、学生証(ICカード)の読み取りで対応しているため、授業時の学生の出席に生体認証を用いる場合に比べて、授業出席情報の収集時の装置の処理負荷を軽減することができる。また、出席判定部によって、授業時の学生証の読み取り時刻が、登校時認証時刻と下校時認証時刻との間に含まれる場合に、出席扱いとしていることから、ある種の不正、例えば、自分は登下校せず、学生証だけクラスメートに預けて、授業時にそのクラスメートにその預けた学生証をスキャンしてもらうような不正を検出・防止できる。これにより、授業をいくつ受けるかに関わらず、1学生につき、生体認証の数を2回に抑えることができ、認証装置側の処理負荷を軽減しつつ、代返等の不正を抑止することが可能となる。
図23は、本発明の第2実施形態の出席管理システムの構成を示す図である。
図23に示す出席管理システム120は、図1に示す第1実施形態の出席管理システム10と比較し、利用装置情報設定装置121、利用装置データベース122、利用装置計算履歴データベース123が追加されている。同じ符号にて示される装置の動作、データベースのデータ構造は図1と同様であり、説明を省略する。
第1実施形態においては、授業出席情報を収集する装置は、携帯端末の場合も教室固定装置の場合もICカードのスキャン機能のみを有し生体認証機能を有していなかった。これに対し、本第2実施形態では、授業出席情報を収集する装置として、ICカードのスキャン機能のみを有するもの(携帯端末、教室固定装置)、生体認証機能のみを有するもの(携帯端末、教室固定装置)、ICカードのスキャンモードと生体認証モードとの切替を可能とするもの(教室固定装置)、が使用可能である。なお、図2には、生体認証機能を有する携帯端末が一体化ハンディターミナルとして、また、生体認証機能を有する教室固定装置が建物設置型の一体化装置として示されている。
利用装置情報設定装置121は、授業出席情報を収集する装置として推奨される装置を、生体認証装置とICカードスキャン装置のいずれかから選択して利用装置情報として設定する機能と、それぞれの科目について、授業出席情報を収集する装置として現在利用している装置を変更する利用装置変更機能とを有する。
図24は、授業出席情報を収集する装置として生体認証装置を用いた場合の授業出席情報の収集の流れを説明する図(その1)である。
図24では、基準となる生体情報(手のひら、指紋、等)が生体情報データベース(不図示)上に記憶されている。この場合、授業出席情報を収集する生体認証装置(図では、この装置はパソコンにICカードスキャナーと生体情報読み取り部を接続して構成されている)は、生体情報データベースを管理する生体情報管理装置に対して、ICカードスキャナーから読み取った学籍IDをキーとする生体情報の検索指示を出す。
この検索結果として取得された基準となる生体情報と、生体情報読み取り部を介して読み込まれた生体情報とが比較されることで生体認証を行われる。基準となる生体情報と読み取った生体情報が一致した場合、対応する授業出席情報が授業出席情報データベース(携帯端末用)25を管理する授業出席情報管理装置あてに送信される。
図25は、授業出席情報を収集する装置として生体認証装置を用いた場合の授業出席情報の収集の流れを説明する図(その2)である。
図25では、基準となる生体情報(手のひら静脈、指紋、等)が学生証(ICカード)上に記憶されている。この場合、授業出席情報を収集する生体認証装置(図では、この装置はパソコンにICカードスキャナーと生体情報読み取り部を接続して構成されている)は、学籍IDと基準となる生体情報とをICカードスキャナーを介して読み取る。
ICカードスキャナーを介して読み取った基準となる生体情報と、生体情報読み取り部を介して読み込まれた生体情報とが比較されることで生体認証を行われる。これら生体情報が一致した場合、対応する授業出席情報が生体認証装置内の記憶領域に保存される。保存された授業出席情報は、例えば、授業終了後、各棟または教務課に設置されたデータ収集用端末を介して授業出席情報データベース(携帯端末用)25を管理する授業出席情報管理装置あてに送信(一括転送)される。
図26は、図23の利用装置情報設定装置121の構成を示すブロック図である。
図26に示すように、利用装置情報設定装置130は、所定期間の授業出席情報(携帯端末、教室固定装置)を科目ID、読み取り日時をキーとしてソートする授業出席情報ソート部131、ソートされている所定期間の授業出席情報の1つを取得する授業出席情報取得部132、それぞれの授業(科目)について、取得した授業出席情報が履修科目であった場合に、その情報を1レコードとしてカウントするとともに、その情報の出席フラグのON/OFFもカウントすることで、その授業の出席比率を算出する出席比率算出部133、算出された出席比率が所定値以下の場合に、授業出席情報を収集する装置として生体認証装置が推奨されることを利用装置情報として設定する利用装置情報設定部134、利用装置情報も含む算出結果情報を利用装置計算履歴データベース123に登録すべく送信する算出結果送信部135、授業出席情報を収集する装置として現在使用している装置を科目毎に記憶する利用装置データベース122上から利用装置を変更することが可能な利用装置変更部136を備える。
図27は、利用装置情報設定処理のフローチャートである。この処理は、図26の利用装置情報設定装置130(図23の利用装置情報設定装置121)によって行われる。
例えば、この装置の電源がONになることをトリガとして、この一連の処理が開始される。まず、ステップS601で、授業出席情報ソート部131によって、所定期間の授業出席情報(携帯端末、教室固定装置)が科目ID、読み取り日時をキーとしてソートされファイルに出力される。そして、ステップS602で、このファイル上の指定位置にレコードが存在するかどうかが判定される。
ステップS602でファイル上にデータが存在しないと判定された場合、ステップS607に進む。
一方、ステップS602でファイル上にデータが存在すると判定された場合、ステップS603で、授業出席情報取得部132によって、科目ID毎に、そして、1つの科目ID内では読み取り時刻順にソートされている所定期間の授業出席情報から、指定位置にある1レコード分の情報が取得される。続く、ステップS604は、図22のフローチャートのステップS504〜ステップS508までをまとめたものである。すなわち、このステップS604では、取得したレコード(授業出席情報)の学籍IDの学生が、この科目IDの科目を履修しているかが判定される。
ステップS604で履修していないと判定された場合、ステップS602に戻り、ファイル上の次の位置にレコードが存在するかが判定される。
一方、ステップS604で履修していると判定された場合、ステップS605で、科目IDが1つ前のレコードと現レコードとで変化したか、すなわち、ファイル上でそのレコードが科目IDの変わり目に位置しているかが判定される。
ステップS605で変化していると判定された場合、ステップS607に進む。
一方、ステップS605で変化していないと判定された場合、ステップS606で、対象レコード数記憶用変数をカウントアップ(インクリメント)するとともに、そのレコードの出席フラグがONであった場合には、出席フラグON数記憶用変数をカウントアップ(インクリメント)する。そして、ステップS602に戻り、ファイル上の次の位置にレコードが存在するかが判定される。
ステップS602でデータが存在しない場合(ファイルに出力したデータの末尾)またはステップS605で科目IDの値が1つ前のレコードと比較して変化している場合(ファイル上での科目IDの変わり目)に、それらステップから制御を渡されるステップS607では、出席比率の計算を次式により行う。
出席比率 = 出席フラグON数記憶用変数 / 対象レコード数記憶用変数
そして、続くステップS608で、利用装置情報設定部134によって、算出された出席比率が所定値以下であるかが判定される。ステップS608で所定値以下と判定された場合、ステップS610で、授業出席情報を収集する装置として生体認証装置が推奨されることが利用装置情報として設定される。また、ステップS608で所定値より大きいと判定された場合、ステップS609で、授業出席情報を収集する装置としてICカード読み取り機能のみを持つICカード読取装置が推奨されることが利用装置情報として設定される。
いずれの場合でも、続くステップS611で、算出結果送信部135によって、利用装置情報を含む算出結果情報が、利用装置計算履歴データベース123に登録されるべく送信される。
ステップS612では、ファイル上の次位置にレコードが存在するかが判定される。存在しないと判定された場合、一連の処理を終了する。一方、存在すると判定された場合、ステップS602に戻る。
図28Aは、図23の利用装置計算履歴データベース123のデータ構造を示す図である。
図28Aに示すように、このデータベース123は、科目ID、計算に用いた授業出席情報のサンプル期間を示す期間情報、比率算出に当たって対象となった授業出席情報の数を示すレコード数、対象となった授業出席情報中で、出席フラグがONであったものの数を示す出席フラグON数、(推奨される)利用装置(情報)、の各項目から構成される。
図28Bは、図23の利用情報データベース122のデータ構造を示す図である。
図28Bに示すように、このデータベース122では、授業出席情報を収集する装置として現在使用している装置のタイプ(利用装置タイプ)を科目識別情報(科目ID)と対応付けて記憶している。
なお、図26の利用装置変更部(ユーザインターフェイス部)136によって、例えば、図28Bに示すようなテーブルが表示部上に出力される。ユーザ(教務課職員、等)は、必要な操作を利用装置変更部136を介して行うことで、授業(科目)毎の利用装置タイプを変更することができる。
図29は、利用装置の切替方法の一例を図28Bの利用装置タイプを参照しつつ説明する図である。
まず、利用装置タイプ=0の装置は、生体認証モードとICカードスキャンモードとが切替可能な教室固定装置である。この利用装置タイプ=0の装置に対しては、授業出席情報の収集時に利用する装置を生体認証からICカードスキャンに切り替える場合、ICカードスキャンから生体認証に切り替える場合、いずれの場合もモード切替信号を利用装置タイプ=0の教室固定装置に出力することで利用装置を変更することができる。
また、利用装置タイプ=1の装置は、生体認証機能のみを持つ教室固定装置であり、利用装置タイプ=2の装置は、ICカードスキャン機能のみを持つ教室固定装置である。これら利用装置タイプ=1の装置または利用装置タイプ=2の装置に対しては、授業出席情報の収集時に利用する装置を生体認証からICカードスキャンに切り替える場合、または、ICカードスキャンから生体認証に切り替える場合、いずれの場合も携帯端末に切り替えることになる。
すなわち、利用装置タイプ=1の装置の場合、ICカードスキャン機能を持つ携帯端末に切り替える旨を教務課職員とその教室の授業の担当教員に事前に通知する。また、利用装置タイプ=2の装置の場合、生体認証機能を持つ携帯端末に切り替える旨を教務課職員とその授業の担当教員に事前に通知する。通知を受けた教務課職員は、その授業用に携帯端末を用意し、通知を受けた担当教員は、その授業前に教務課に立ち寄って、その授業用の携帯端末を受け取る必要があることを知る。このようにして、利用装置タイプ=1または利用装置タイプ=2の利用装置において、生体認証装置からICカードスキャン装置またはICカードスキャン装置から生体認証装置への変更が可能となる。
なお、このようにして、教室固定装置から携帯端末に利用装置が切り替わった授業について、利用装置を元に戻す(携帯端末から教室固定装置に戻す)場合も、同様に、その旨を教務課職員とその授業の担当教員に事前に通知する。
利用装置タイプ=3の装置は、生体認証機能またはICカードスキャン機能のいずれか一方を持つ携帯端末である。この利用装置タイプ=3の装置に対しては、それぞれ他機能を有する携帯端末に切り替える旨を教務課職員に事前に通知する。すなわち、生体認証機能を持つ携帯端末に対しては、利用装置を、ICカードスキャン機能を持つ携帯端末に変更する旨を教務課職員に通知する。また、ICカードスキャン機能を持つ携帯端末に対しては、利用装置を、生体認証機能を持つ携帯端末に変更する旨を教務課職員に通知する。このようにして、利用装置タイプ=3の利用装置において、生体認証装置からICカードスキャン装置またはICカードスキャン装置から生体認証装置への変更が可能となる。
なお、利用装置タイプ=3の利用装置は、体育実技など教室の外で行われる授業や、教室固定装置が設置されていない教室で行われる授業に用いられる装置である。
本第2実施形態においては、利用装置を変更する授業を選択し(その選択に際しては、利用装置の計算履歴が参照されてもよい)、その授業に対する授業出席情報を収集するのに用いる利用装置を、ICカードスキャンによるものから、より精度の高い生体認証によるものに変更している。本第2実施形態を、例えば、大人数で行われる授業(講義)等の代返による不正が生じやすい授業に適用することで、代返による不正を抑えることができる。
図30は、本発明の第3実施形態の出席管理システムの構成を示す図である。
図30に示す出席管理システム150は、図1に示す第1実施形態の出席管理システム10と比較し、端末監視装置151、端末管理データベース152が追加されている。出席判定装置153は、図1の出席判定装置13と一部の動作が異なる。図中、同じ符号にて示される装置の動作、データベースのデータ構造は図1と同様であり、説明を省略する。
端末監視装置151は、学内の教室、共有スペース、等に設置された端末を監視し、そのセッション情報と、授業出席情報との間に不整合があるかどうかを判定する。不整合が検出された場合、その不整合は、出席判定装置153での授業出席情報の出席判定に加味される。なお、共有スペース、等にも教室IDが割り振られているものとする。
図31は、図30の端末監視装置151の構成を示すブロック図である。
図31に示すように、端末監視装置160は、学内の所定の場所に設置され、学生が学生証(ICカード)を用いてログインすることが可能な端末の現在終了していないセッションのセッション情報を端末管理データベース152から取得する端末管理情報取得部161、その取得したセッション情報中の学籍IDに対応する履修情報を検索し、その学籍IDの学生が同時間帯の履修授業に登録しているかを判定するとともに、登録していると判定された場合、その取得した同時間帯のセッション情報中の教室IDが、同時間帯の履修授業に一致するかを判定する同時間帯履修登録判定部162、その取得したセッション情報中の学籍IDに対応する履修情報を検索し、その学籍IDの学生が次時間帯の履修授業に登録しているかを判定するとともに、登録していると判定された場合、その取得した同時間帯のセッション情報中の教室IDが、次時間帯の履修授業に一致するかを判定する次時間帯履修登録判定部163、同時間帯履修登録判定部162によって、同時間帯の履修授業に一致しないと判定された場合、取得した同時間帯のセッション情報中の学籍IDを持つ授業出席情報が、その同時間帯の履修授業の授業出席情報中に存在するかを判定し、存在する場合、その授業出席情報の出席フラグをOFFに設定する出席状況フラグ変更部165、次時間帯履修登録判定部163によって、次時間帯の履修授業に一致しないと判定された場合、そのセッション情報を取得した端末に対して、次時間帯の履修授業の教室まで移動するように促すメッセージを出力するメッセージ出力部164、各部を制御する制御部166を備える。
図32は、図30の端末管理データベース152のデータ構造を示す図である。
図32に示すように、このデータベース152のセッション情報は、端末を識別する端末ID、端末にログインして学生の所持する学生証(ICカード)から読み取られた学籍ID、ログイン日時、端末の設置場所を示す教室ID、の各項目を有する。
図33Aは、端末監視処理のフローチャート(その1)である。このフローチャートは、図31の端末監視装置(図30の端末監視装置151)によって実行される。
まず、ステップS701で、端末管理情報取得部161によって、端末管理データベース152から、現在終了していないセッションのセッション情報(ログインがすでに行われていて、まだ終了していないセッション情報)の1つが取得されファイルに出力される。ステップS702では、そのファイルの指定位置にレコード(セッション情報)があるかが判定される。
ステップS702でファイルの指定位置にセッション情報がないと判定された場合、一連の処理を終了する(所定時間経過後に端末監視処理は再起動する)。
ステップS702でファイルの指定位置にセッション情報があると判定された場合、ステップS703で、同時間帯履修登録判定部162によって、その取得したセッション情報中の学籍IDに対応する履修情報が検索され、ステップS704で、その学籍IDの学生が同時間帯の履修授業に登録しているかが判定される。
ステップS704で同時間帯の履修授業に登録していないと判定された場合、ステップS701に戻り、端末管理情報取得部161によって、端末管理データベース152から次のセッション情報が取得されファイルに出力される。
一方、ステップS704で同時間帯の履修授業に登録していると判定された場合、ステップS705で、その取得したセッション情報中の教室IDが、同時間帯の履修授業(の教室ID)に一致するかが判定される。
ステップS705で同時間帯の履修授業に一致すると判定された場合、ステップS701に戻り、端末管理情報取得部161によって、端末管理データベース152から次のセッション情報が取得されファイルに出力される。
一方、ステップS705で同時間帯の履修授業に一致しないと判定された場合、ステップS706で、出席状況フラグ変更部165によって、授業出席情報データベース中を検索することで、取得したセッション情報中の学籍IDを持つ授業出席情報が、その同時間帯の履修授業の授業出席情報中に存在するかが判定される。
ステップS706で存在すると判定された場合、ステップS707で、その授業出席情報の出席フラグがOFFに設定され、ステップS701に戻る。
ステップS706で存在しないと判定された場合、ステップS701に戻る。
ステップS707で出席フラグがOFFに設定された授業出席情報については、図30の出席判定装置153で出席判定を行う際に、その出席フラグの値が加味される。
すなわち、出席判定装置153では、図22のフローチャートの登校情報と下校情報がともに存在し、かつ、取得したレコードの読み取り時刻が登校時刻と下校時刻の間にあるかを判定するステップS511と、出席フラグをONとなるように変更するステップS512との間に新たな判定ステップを設け、この判定ステップで、出席フラグがOFFに設定されているかを判定する。
そして、この判定ステップで出席フラグがOFFに設定されていると判定された場合、ステップS502に戻るようにし、この判定ステップで出席フラグがOFFに設定されていないと判定された場合、ステップS512を起動するようにする。
図33Bは、端末監視処理のフローチャート(その2)である。このフローチャートは、図31の端末監視装置(図30の端末監視装置151)によって実行される。
まず、ステップS801で、端末管理情報取得部161によって、端末管理データベース152から、現在終了していないセッションのセッション情報(ログインがすでに行われていて、まだ終了していないセッション情報)の1つが取得されファイルに出力される。ステップS802では、そのファイルの指定位置にレコード(セッション情報)があるかが判定される。
ステップS802でファイルの指定位置にセッション情報がないと判定された場合、一連の処理を終了する(所定時間経過後に端末監視処理は再起動する)。
ステップS802でファイルの指定位置にセッション情報があると判定された場合、ステップS803で、次時間帯履修登録判定部163によって、その取得したセッション情報中の学籍IDに対応する履修情報が検索され、ステップS804で、その学籍IDの学生が次時間帯の履修授業に登録しているかが判定される。
ステップS804で次時間帯の履修授業に登録していないと判定された場合、ステップS801に戻り、端末管理情報取得部161によって、端末管理データベース152から次のセッション情報が取得されファイルに出力される。
一方、ステップS804で次時間帯の履修授業に登録していると判定された場合、ステップS805で、その取得したセッション情報中の教室IDが、次時間帯の履修授業(の教室ID)に一致するかが判定される。
ステップS805で次時間帯の履修授業に一致すると判定された場合、ステップS801に戻り、端末管理情報取得部161によって、端末管理データベース152から次のセッション情報が取得されファイルに出力される。
一方、ステップS805で次時間帯の履修授業に一致しないと判定された場合、ステップS806で、メッセージ出力部164によって、そのセッション情報を取得した端末に対して、次時間帯の履修授業の教室まで移動するように促すメッセージが出力される。そして、ステップS801に戻る。
本第3実施形態においては、例えば、授業に出席して学生証を携帯端末にスキャンした後、その授業を抜け出し、学内の他の場所に設置された端末にログインするような不正を検出し防止することができる。
図34は、記憶媒体例を示す図である。
本発明の出席判定処理、出席管理処理は当然一般的な情報処理装置によって実現することが可能である。この場合、情報処理装置の記憶装置204から本発明の処理のためのプログラムやデータを情報処理装置のメモリにロードして実行することも、可搬型記憶媒体203から本発明の処理のためのプログラムやデータを情報処理装置のメモリにロードして実行することも、また、プログラム提供者(サーバ)201の記憶装置202側からネットワークを介して本発明の処理のためのプログラムやデータを情報処理装置のメモリにロードして実行することも可能である。
本発明は下記構成でもよい。
(付記1) 登録者が授業に出席したかどうかを判定する出席判定装置において、
前記登録者の登校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される登校情報を受信する登校情報受信部と、
前記登録者の下校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される下校情報を受信する下校情報受信部と、
授業時の登録者カードの読み取りにより得られる登録者識別情報およびその読み取り時刻を含む授業出席情報を受信する授業出席情報受信部と、
それぞれの登録者について、授業時の登録カードの読み取り時刻が、前記登校時認証時刻と下校時認証時刻との間に含まれる場合に、その授業にその登録者が出席したものと判定する出席判定部と、
それぞれの登録者について、前記授業出席情報に含まれる授業識別情報の授業が、履修科目に含まれるかを判定する授業種別判定部を備え、
前記授業種別判定部において履修科目に含まれると判定された場合に、前記出席判定部が起動されることを特徴とする出席判定装置。
(付記2) 登録者が授業に出席したかどうかを判定する出席判定装置において、
前記登録者の登校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される登校情報を受信する登校情報受信部と、
前記登録者の下校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される下校情報を受信する下校情報受信部と、
授業時の登録者カードの読み取りにより得られる登録者識別情報およびその読み取り時刻を少なくとも含む授業出席情報を受信する授業出席情報受信部と、
それぞれの登録者について、授業時の登録カードの読み取り時刻が、前記登校時認証時刻と下校時認証時刻との間に含まれる場合に、その授業にその登録者が出席したものと判定する出席判定部と、
それぞれの教室で各曜日に行われる授業を示す時間割情報を記憶する時間割記憶部と、
前記時間割情報と、前記授業出席情報に含まれる教室識別情報、読み取り時刻情報を用いて、その教室識別情報に対応する授業識別情報を取得する授業識別情報取得部と、
それぞれの登録者について、前記取得された授業識別情報の授業が、履修科目に含まれるかを判定する授業種別判定部を備え、
前記授業種別判定部において履修科目に含まれると判定された場合に、前記出席判定部が起動されることを特徴とする出席判定装置。
(付記3) 登録者が授業に出席したかどうかを判定する出席判定装置において、
前記登録者の登校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される登校情報を受信する登校情報受信部と、
前記登録者の下校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される下校情報を受信する下校情報受信部と、
授業時の登録者カードの読み取りにより得られる登録者識別情報およびその読み取り時刻を少なくとも含む授業出席情報を受信する授業出席情報受信部と、
それぞれの登録者について、授業時の登録カードの読み取り時刻が、前記登校時認証時刻と下校時認証時刻との間に含まれる場合に、その授業にその登録者が出席したものと判定する出席判定部と、
それぞれの授業について、前記出席判定部により出席扱いとされた授業出席情報の比率を算出する出席比率算出部と、
算出された出席比率が所定値以下の場合に、授業出席情報を収集する装置として生体認証装置が推奨されることを利用装置情報として設定する利用装置情報設定部を備えることを特徴とするの出席判定装置。
(付記4) それぞれの科目について、現在利用している装置を変更することが可能な利用装置変更部を備えることを特徴とする付記3記載の出席判定装置。
本発明の第1実施形態の出席管理システムの構成を示す図である。 生体認証装置の構成例を示す図である。 図1の授業出席情報出力用携帯端末を用いた場合の授業出席情報の収集の流れを説明する図である。 図1の授業出席情報出力用携帯端末を用いた場合の授業出席情報の収集および運用の流れを詳細に説明する図(その1)である。 図1の授業出席情報出力用携帯端末を用いた場合の授業出席情報の収集および運用の流れを詳細に説明する図(その2)である。 図1の授業出席情報出力用教室固定装置を用いた場合の授業出席情報の収集の流れを説明する図である。 図1の時間割データベースのデータ構造を示す図である。 図1の履修情報データベースのデータ構造を示す図である。 登校情報出力装置の構成を示すブロック図である。 図1の登校情報データベースのデータ構造を示す図である。 登校情報の出力処理のフローチャートである。 下校情報出力装置の構成を示すブロック図である。 図1の下校情報データベースのデータ構造を示す図である。 下校情報の出力処理のフローチャートである。 図1の授業出席情報出力用携帯端末の構成を示すブロック図である。 図15の教員ID・科目ID記憶部のデータ構造を示す図である。 図1の授業出席情報データベース(携帯端末用)のデータ構造を示す図である。 授業出席情報(携帯端末用)の出力処理のフローチャートである。 図1の授業出席情報出力用教室固定装置の構成を示すブロック図である。 図1の授業出席情報データベース(教室固定装置用)のデータ構造を示す図である。 授業出席情報(教室固定装置用)の出力処理のフローチャートである。 図1の出席判定装置の構成を示すブロック図である。 出席判定処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態の出席管理システムの構成を示す図である。 授業出席情報を収集する装置として生体認証装置を用いた場合の授業出席情報の収集の流れを説明する図(その1)である。 授業出席情報を収集する装置として生体認証装置を用いた場合の授業出席情報の収集の流れを説明する図(その2)である。 図23の利用装置情報設定装置121の構成を示すブロック図である。 利用装置情報設定処理のフローチャートである。 図23の利用装置計算履歴データベースのデータ構造を示す図である。 図23の利用情報データベースのデータ構造を示す図である。 利用装置の切替方法の一例を図28Bの利用装置タイプを参照しつつ説明する図である。 本発明の第3実施形態の出席管理システムの構成を示す図である。 図30の端末監視装置の構成を示すブロック図である。 図30の端末管理データベースのデータ構造を示す図である。 端末監視処理のフローチャート(その1)である。 端末監視処理のフローチャート(その2)である。 記憶媒体例を示す図である。
符号の説明
10、120、150 出席管理システム
11 登下校情報出力装置(生体認証装置)
12 学内ネットワーク
13、100、153 出席判定装置
14 授業出席情報出力用携帯端末
15 授業出席情報出力用教室固定装置
21 時間割データベース
22 履修情報データベース
23 登校情報データベース
24 下校情報データベース
25 授業出席情報データベース(携帯端末用)
26 授業出席情報データベース(教室固定装置用)
101 授業出席情報ソート部
102 授業出席情報取得部
103 登校情報取得部
104 下校情報取得部
105 出席情報・登下校情報整合性判定部
106 科目ID取得部
111 出席情報・履修情報整合性判定部
112 出席状況フラグ変更部
113 制御部
121、130 利用装置情報設定装置
122 利用装置データベース
123 利用装置計算履歴データベース
131 授業出席情報ソート部
132 授業出席情報取得部
133 出席比率算出部
134 利用装置情報設定部
135 算出結果送信部
136 利用装置変更部
151、160 端末監視装置
152 端末管理データベース
161 端末管理情報取得部
162 同時間帯履修登録判定部
163 次時間帯履修登録判定部
164 メッセージ出力部
165 出席状況フラグ変更部

Claims (3)

  1. 登録者が授業に出席したかどうかを判定する出席判定装置において、
    前記登録者の登校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される登校情報を受信する登校情報受信部と、
    前記登録者の下校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される下校情報を受信する下校情報受信部と、
    授業時の登録者カードの読み取りにより得られる登録者識別情報およびその読み取り時刻を含む授業出席情報を受信する授業出席情報受信部と、
    それぞれの登録者について、授業時の登録カードの読み取り時刻が、前記登校時認証時刻と下校時認証時刻との間に含まれる場合に、その授業にその登録者が出席したものと判定する出席判定部、を備えることを特徴とする出席判定装置。
  2. 登録者の授業への出席をコンピュータが管理する出席管理方法において、
    前記登録者の登校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される登校情報を受信する登校情報受信ステップと、
    前記登録者の下校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される下校情報を受信する下校情報受信ステップと、
    授業時の登録者カードの読み取りにより得られる登録者識別情報およびその読み取り時刻を含む授業出席情報を受信する授業出席情報受信ステップと、
    それぞれの登録者について、授業時の登録カードの読み取り時刻が、前記登校時認証時刻と下校時認証時刻との間に含まれる場合に、その授業にその登録者が出席したものと判定する出席判定ステップ、を備えることを特徴とする出欠管理方法。
  3. 登録者の授業への出席をコンピュータに判定させる出席判定プログラムにおいて、
    前記登録者の登校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される登校情報を受信する登校情報受信ステップと、
    前記登録者の下校時の生体認証により得られた登録者識別情報およびその認証時刻から構成される下校情報を受信する下校情報受信ステップと、
    授業時の登録者カードの読み取りにより得られる登録者識別情報およびその読み取り時刻を含む授業出席情報を受信する授業出席情報受信ステップと、
    それぞれの登録者について、授業時の登録カードの読み取り時刻が、前記登校時認証時刻と下校時認証時刻との間に含まれる場合に、その授業にその登録者が出席したものと判定する出席判定ステップ、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする出席判定プログラム。
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