JP2020020252A - フローリング - Google Patents

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【課題】一般住宅に使用可能なフローリングであって、衝撃吸収性や高い遮音性能を具え、保温性の高い、かつ、施工に際しては従来のフローリングよりも施工歩掛かりが良く、リニューアルにも適したフローリングを提供する。【解決手段】合板等からなる中間層を挟むように、上層には所定の厚みを有するコルク板の第1のコルク層が配されるとともに下層には所定の厚みを有するコルク板の第2のコルク層が配され、該中間層の表面側にはフローリングの長さ方向に直交してまたは平行に所定の間隔で所定幅の第1の溝が櫛の目状に刻設されるとともに、裏面にはフローリングの長さ方向に平行にまたは直交して所定の間隔で所定幅の第2の溝が櫛の目状に刻設されて、該第1の溝および該第2の溝の直交する交差部分は連通している、構成とした。【選択図】図1

Description

本願発明は、床の仕上げ材として使用されるフローリングに関する。
住宅等の床に使用されるフローリングには木材を継ぎ合わせた一層のみで構成された「単層フローリング」と下地材と化粧材を積層した「複合フローリング」に分類されるが、本明細書においては「複合フローリング」を単に「フローリング」と称することとする。
一般的に住宅におけるフローリングは、時間経過に伴って隙間が生じたり反りによる段差が生じたりするような狂いのないことが求められると共に、転倒時の衝撃を和らげる衝撃吸収性や室温を保持する保温性が求められている。そのような要求に応えるために、発泡性の合成樹脂材料をフローリングに使用する例があるが、火災時には、有害性ガスを含んだ煙が発生して健康へのリスクが高いという懸念がある。
また、住宅仕様という事情から、フローリングには居住者に対する衝撃吸収性や階下の住民に対する遮音性が求められる。さらに、住宅におけるフローリングの施工は、フローリングの側面から釘打により張り付けていく(以下、「釘打工法」という。)か、あるいは、根太の上からベニヤ合板の下地材を捨て張りし、その上に接着剤を塗布してフローリングを張り付けていく(以下、「接着工法」という。)ことが多い。この場合、釘打工法では、張り付けたフローリングの表面に釘頭が飛び出すことの無いようにするため、作業員にある程度の技量が求められるし、接着工法では張り終わった後のやり直しが難しい。そして、フローリングに関する先行技術として、特許文献1や特許文献2がある。
特許文献1に開示の技術は、発明の名称を「フローリング」と称し、「歩行時に沈み込みが少なくて歩行がし易く、且つ、防音性能に優れたフローリングを提供することを目的とする」ことを課題としていて、その解決手段を「コンクリート床板に直接貼るためのフローリングであって、合板と、合板の上側に貼り付けられた化粧板と、合板の下側に貼り付けられ、ポリエステル系の不織布によって形成された緩衝材とを備え、合板には、垂直方向に延びた複数の溝が所定間隔隔てて設けられていることを特徴とする」という構成にしている。また、特許文献2に開示の技術は、発明の名称を「遮音フローリング材を用いた床構造」と称し、「仕切りの存在によっても床面に段差が生じないようにすることができ、これにより床の体裁を良くし、品質向上を図ること」を課題としていて、その解決手段を「加重付加により厚さ方向に伸縮する遮音層を有する複数の遮音フローリング材を床基礎面上で相互に接合して形成する床面が、床基礎面上から床面に達する仕切りによって分断される形態となる遮音フローリング材を用いた床構造であり、遮音フローリング材の仕切りに隣接する部分に、その隣接部分が厚さ方向に伸縮不可能となる厚さ保持部分を設けた」という構成にしている。
特開平11−62197号公報 特開2002−206331号公報
しかしながら、特許文献1に開示の「フローリング」は、「コンクリート床板に直接貼るためのフローリング」ということもあって、大規模な床に適していて住宅の床に採用することは経済的にも不適当なところがある一方、特許文献2に開示の「遮音フローリング材を用いた床構造」は、「遮音フローリング材の仕切り周辺の床面の高さを均一に保持することができる」というような特殊な場所に適したものであり、一般的ではない。
そこで、本願発明が解決しようとする課題は、一般住宅に使用可能なフローリングであって、衝撃吸収性や高い遮音性能を具え、保温性の高い、かつ、施工に際しては従来のフローリングよりも施工歩掛かりが良く、リニューアルにも適したフローリングを提供することにある。
上記課題を達成するために、本願請求項1に係るフローリングは、薄板を積層して形成される長尺の複合フローリングにおいて、複数層の合板またはパーティクルボードまたは中密度繊維板または高密度繊維板のいずれかの木質基材からなる中間層を挟むように、上層には所定の厚みを有するコルク板の第1のコルク層が配されるとともに下層には所定の厚みを有するコルク板の第2のコルク層が配される、ことを特徴としている。
また、本願請求項2に係るフローリングは、請求項1に記載のフローリングであって、前記第1のコルク層または前記第2のコルク層の所定の厚みは略1.0mmないし2.0mmである、ことを特徴としている。
そして、本願請求項3に係るフローリングは、請求項1または請求項2に記載のフローリングであって、前記第1のコルク層の表面は透明な表面塗装が施され、または透明な表面塗装が施された化粧材が化粧板層として積層されている、ことを特徴としている。
さらに、本願請求項4に係るフローリングは、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のフローリングであって、前記中間層の前記第1のコルク層の側にはフローリングの長さ方向に直交してまたは平行に所定の間隔で所定幅の第1の溝が櫛の目状に刻設され、前記第2のコルク層の側にはフローリングの長さ方向に平行にまたは直交して所定の間隔で所定幅の第2の溝が櫛の目状に刻設され、前記第1の溝と前記第2の溝のそれぞれの深さを加えた値は前記中間層の厚さよりも大きく、該第1の溝および該第2の溝の直交する交差部分は連通している、ことを特徴としている。
また、本願請求項5係るフローリングは、請求項4に記載のフローリングであって、前記第1の溝と前記第2の溝の所定幅は略1mm、所定間隔は略10mmであり、前記第1の溝と前記第2の溝のそれぞれの深さを加えた値は前記中間層の厚さよりも略1mm以上大きい、ことを特徴としている。
そして、本願請求項6係るフローリングは、前記中間層の両端縁には長さ方向に沿って一方のフローリングと他方のフローリングが嵌合する帯状の雄型嵌合帯および雌型嵌合帯が形成され、前記雄型嵌合帯の元端部の嵌合溝が前記雌型嵌合帯の先端部の嵌合凸条が嵌合して、一方のフローリングが固定されている他方のフローリングとともに固定される、ことを特徴としている。
本願発明は上記の構成により以下の効果を奏する。
(1)本願発明に係るフローリングでは、中間層を挟む上層には所定の厚みを有するコルク板の第1のコルク層が配されるとともに下層には所定の厚みを有するコルク板の第2のコルク層が配されていることから、
(ア)第1のコルク層および第2のコルク層によりフローリングの衝撃吸収性や遮音性が向上するとともに、コルク自体の含水率が略8%で安定していて変形しないため、フローリング自体の反りが少なくなる。
(イ)コルク材には糖分が殆ど無いため、虫が寄りつかず虫の被害を防ぐことができ、さらにコルクは軽量のためフローリング全体の軽量化が図れる。
(ウ)コルクの薄板はあまりに薄いと破れ易くなって扱い難くなるとともに、十分な遮音性能やクッション性を発揮できず、また、厚いとコスト増となって不経済となるが、出願人の知見では、その厚さが概ね1.0mm以上の場合に両機能を兼ね備えることになる。また、コルク層のトータルの厚さを2mm+2mmとすれば、合計で4mmとなって、上記の効果が十分に発揮される。
(2)表層に位置するコルク材や化粧材は透明な表面塗装でコーティングされているため、塗装により表面の硬度調整が可能であり、仮にリフォームすることになれば、表面塗装膜をサンダー等で研磨し、新たに塗装をし直すことで済むので、経済的である。また、表面塗装は透明であるため、コルク材自体が有する美観性が発揮でき、化粧材として杉や桧の間伐材を使用すれば、環境に優しく、自然保護にも繋がるフローリングとなる。
(3)中間層の表面(第1のコルク層側)および裏面(第2のコルク層側)に櫛の目状に第1の溝および第2の溝が刻設され、第1の溝および第2の溝が直交する交差部分は連通しているとともに、フローリングの長さ方向に直交する第1の溝または第2の溝の端部はフローリングの側面に開口していて、外部に連通しているので、第1の溝および第2の溝内の空気は外気とも連通することになる。そのため、実質的に、中間層には外部に通ずる空気層が介挿されることになるので、フローリングの衝撃吸収性、遮音性および保温性が向上する。
(4)中間層は合板またはパーティクルボードまたは中密度繊維板または高密度繊維板のいずれかであるため、雄型嵌合帯および雌型嵌合帯の切削加工が容易である。
(5)雄型嵌合帯に嵌合溝が形成され雌型嵌合帯に嵌合凸条が形成されていて、嵌合溝と嵌合凸条が嵌合した後は、フローリング同士を水平方向に引き離すことができなくなるので、釘打も接着も不要となり、従来の釘打工法や接着工法に比べて施工能率は一段と上がる。出願人の知見では、従来工法の施工歩掛かりが50〜60m/人・日であったものが、本願発明では200m/人・日となった。
図1は、本願発明に係るフローリングの断面分解構成図である。 図2は、図1における中間層の部分断面詳細図である。 図3は、本願発明に係るフローリングの雄型嵌合帯および雌型嵌合帯の断面拡大図である。
本発明を実施するための形態に係る実施例について、図1ないし図3に基づいて説明する。なお、図1ないし図3において、符号1は実施例に係るフローリング、符号1aは一方のフローリング、符号1bは他方のフローリング、符号20は表面塗装、符号30は化粧板層、符号40は第1のコルク層、符号50は中間層、符号51は第1の溝、符号52は第2の溝、符号54は雄型嵌合帯、符号541は嵌合溝、符号55は雌型嵌合帯、符号551は嵌合凸条、符号60は第2のコルク層、符号dは第1の溝51の深さ、符号dは第2の溝52の深さ、符号tは中間層50の厚さ、である。なお、図3における(A)および(B)は嵌合方向を示す記号である。
まず、実施例に係るフローリング1の構成について説明する。
フローリング1は薄板を積層して形成される長尺の複合フローリングであり、主に、化粧板層30とその下層に位置する第1のコルク層40と、さらにその下層に位置する中間層50と、その下層に位置して最下層となる第2のコルク層60と、から構成されている。実施例における各層の厚さは、化粧板層30が2mm、第1のコルク層40が2mm、中間層50が9mm、そして第2のコルク層60が2mmであり、フローリング1のトータルの厚さは15mmとなっている。
化粧板層30に木目の美しい間伐材の杉や桧が使うことにより、美観性が向上するとともに、環境に優しく、自然保護にも繋がることになる。さらに、化粧板層30の表面は透明性のある表面塗装20でコーティングしているので、耐久性や耐摩耗性の性能を高めたものとすることができる。実施例ではUV硬化型の塗装を施していて、その塗装後の硬度を3H以上としている。なお、化粧板層30に代えて、第1のコルク層40の表面を直接、透明性のある表面塗装20でコーティングしても良い。
第1のコルク層40および第2のコルク層60では、厚さがそれぞれ2.0mmの多孔質で弾力性のある天然コルクを使用しているため、衝撃吸収性や吸音性に優れて歩行時のきしみ音も生ずることなく、気持ちの良い歩行感が得られ、保温性も向上し、一般住宅の床のみならず、介護施設や静寂性を必要とする図書館の床にも最適なものとなる。また、天然コルクは表皮を活用することから、表皮自体が再生可能であるため環境負荷低減が可能となる。
中間層50は、合板またはパーティクルボードまたは中密度繊維板または高密度繊維板のいずれかの木質基材からなるが、実施例では合板を使用している。そして、中間層50の表面である第1のコルク層40側にはフローリング1の長さ方向に直交して1mm幅で深さ(d)が6.5mmの第1の溝51が10mm間隔で櫛の目状に刻設され、中間層50の裏面となる第2のコルク層60側にはフローリング1の長さ方向に平行に1mm幅で深さ(d)が6.5mmの第1の溝51が10mm間隔で櫛の目状に刻設されている。したがって、第1の溝51および第2の溝52は互いに直交して交差するとともに、第1の溝51および第2の溝52の重なり代は 第1の溝51の深さ(d)+第2の溝52の深さ(d)−中間層50の厚さ(t)=6.5mm+6.5mm−9mm=4mm となって、平面から見て中間層50には 縦1mm×横1mm×長さ9mm の貫通孔が縦横10mm間隔で開いていることになる。さらに、第1の溝51の端部は、後述する雄型嵌合帯54および雌型嵌合帯55に開口しているので、第1の溝51の内部および第2の溝52の内部の空気は外部に連通していることになって、中間層50にはエアークッションのような緩衝吸収機能も備わっている。
化粧板層30と第1のコルク層40、第1のコルク層40と中間層50、そして、中間層50と第2のコルク層60は接着剤により接着されている。もちろん、実施例のように中間層50が合板である場合は、合板を構成する個々の薄板自体も接着されているが、接着剤には、室内施工用接着剤のJISにおけるホルムアルデヒド放散等級区分の最高等級であるF4級の認定を受けた接着剤を使用している。
図3に示すように、フローリング1の両端縁に沿ってフローリング同士が嵌合する帯状の雄型嵌合帯54および雌型嵌合帯55が形成されている。この雌雄の嵌合帯は中間層50に切削加工により形成されているが、中間層の厚さが6mm以上であれば形成が可能である。さらに、雄型嵌合帯54の元端部には嵌合溝541が形成されるとともに、雌型嵌合帯55の先端部には嵌合凸条551が形成されている。そして、他方のフローリング1bの雌型嵌合帯55に対して、(A)の方向から一方のフローリング1aの雄型嵌合帯54を差し込み、その後、一方のフローリング1aを(B)の方向に押し込むと、雄型嵌合帯54の嵌合溝541に雌型嵌合帯55の嵌合凸条551が嵌合して、一方のフローリング1aおよび他方のフローリング1bは互いに嵌合して固定される。そして、固定後は一方のフローリング1aおよび他方のフローリング1bを水平方向に引き離すことができなくなる。
つぎに、フローリング1の施工例を以下に説明する。
(1)捨て張りしたベニヤ合板の下地材にフローリング1(他方のフローリング1b)を雌型嵌合帯55が外側になるように正確な位置に仮止めする。
(2)他方のフローリング1bの雌型嵌合帯55に対して、(A)の方向から他のフローリング1(一方のフローリング1a)の雄型嵌合帯54を差し込み、その後、捨て張りしたベニヤ合板の下地材上にフローリング1aがフローリング1bと同一平面となるように(B)の方向に押圧し、固定する。
(3)そして、前記(2)の作業を繰り返すことにより、フローリング張り作業は完了する。
ここで、フローリング1に対して、一般財団法人ベターリビングのつくば建築試験研究センターで行った「温水床暖房熱耐久試験」について説明する。
[試験の目的]
フローリング1が床暖房として使用された場合に、床暖房の影響による変形の有無を確認する。
[試験の概要]
フローリング1を幅2,000mm×長さ4,000mmとなるように敷き並べ、その内の幅1,818mm×長さ3,591mmとなる部分を床暖房とした。この床暖房部分となるフローリング1の裏面には温水マットを引き、この温水マットに80℃の温水を循環させた。
[試験体の仕様]
試験体となるフローリング1の単体寸法は、幅120mm×長さ909mm×厚さ15mmで、各層の厚さは段落〔0013〕に記載の通りである。
〔試験結果〕
試験結果を表1に示す。なお、表中の
一般部:温水マットを配置した温水循環部分である。
カーペット部:熱がこもった状態を想定し、300mm角のカーペットを事件中敷いた部分である。
また、樹種はメープルとなっているが、これは化粧板層30に使用した樹の種類であり、この他にも、チェリー、ウォールナット、オークについても同様の試験を行った。
Figure 2020020252
表1から判るように、1,100時間経過してもフローリング1には支障となるような変形は見られなかった。これは樹種がチェリー、ウォールナット、オークについても同様であった。
また、フローリング1の中間層50に第1の溝51および第2の溝52を刻設していないものと刻設しているフローリング1を比較するため、略1mの高さからゴルフボールを落としたところ、刻設しているフローリング1は殆ど跳ね返りがないことから、衝撃吸収性も優れていることが実証された。
以上述べたように、本願発明に係るフローリング1は、従来のフローリングに比べて軽量であって扱いやすく、衝撃吸収性や高い遮音性能を具え、保温性も高い上、フローリング1同士を嵌合させれば固定されるので、釘を打つことも下地材に接着剤を塗布することも全く不要となり、施工能率は著しく向上する。さらに、撤去する場合も端からフローリングを持ち上げれば簡単に外すことができるので極めて容易であり、撤去後のフローリング1自体の再利用も可能となる。
1 実施例に係るフローリング
1a 一方のフローリング
1b 他方のフローリング
20 表面塗装
30 化粧板層
40 第1のコルク層
50 中間層
51 第1の溝
52 第2の溝
54 雄型嵌合帯
541 嵌合溝
55 雌型嵌合帯
551 嵌合凸条
60 第2のコルク層

Claims (6)

  1. 薄板を積層して形成される長尺の複合フローリングにおいて、
    複数層の合板またはパーティクルボードまたは中密度繊維板または高密度繊維板のいずれかの木質基材からなる中間層を挟むように、上層には所定の厚みを有するコルク板の第1のコルク層が配されるとともに下層には所定の厚みを有するコルク板の第2のコルク層が配される、ことを特徴とするフローリング。
  2. 前記第1のコルク層または前記第2のコルク層の所定の厚みは略1.0mmないし2.0mmである、ことを特徴とする請求項1に記載のフローリング。
  3. 前記第1のコルク層の表面は透明な表面塗装が施され、または透明な表面塗装が施された化粧材が化粧板層として積層されている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフローリング。
  4. 前記中間層の前記第1のコルク層の側にはフローリングの長さ方向に直交してまたは平行に所定の間隔で所定幅の第1の溝が櫛の目状に刻設され、前記第2のコルク層の側にはフローリングの長さ方向に平行にまたは直交して所定の間隔で所定幅の第2の溝が櫛の目状に刻設され、
    前記第1の溝と前記第2の溝のそれぞれの深さを加えた値は前記中間層の厚さよりも大きく、該第1の溝および該第2の溝の直交する交差部分は連通している、ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のフローリング。
  5. 前記第1の溝と前記第2の溝の所定幅は略1mm、所定間隔は略10mmであり、
    前記第1の溝と前記第2の溝のそれぞれの深さを加えた値は前記中間層の厚さよりも略1mm以上大きい、ことを特徴とする請求項4に記載のフローリング。
  6. 前記中間層の両端縁には長さ方向に沿って一方のフローリングと他方のフローリングが嵌合する帯状の雄型嵌合帯および雌型嵌合帯が形成され、
    前記雄型嵌合帯の元端部の嵌合溝が前記雌型嵌合帯の先端部の嵌合凸条が嵌合して、一方のフローリングが固定されている他方のフローリングとともに固定される、ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のフローリング。
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