JP2020017926A - 半導体装置及びメモリシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】内部用の差動クロックを適切に生成できる半導体装置及びメモリシステムを提供する。【解決手段】半導体装置1は、基準の差動クロックφCK、φBCKを外部から受ける。基準の差動クロックは、基準の非反転クロックφCKと基準の反転クロックφBCKとを含む。それに応じて、レシーバ10及びフェーズスプリッタ20は、それぞれ差動入出力で構成されている。クロスポイント補正回路30及びクロスポイント補正回路40は、差動対を構成している。クロスポイント補正回路30は、非反転側のクロスポイント補正回路であり、クロスポイント補正回路40は、反転側のクロスポイント補正回路である。【選択図】図1

Description

本実施形態は、半導体装置及びメモリシステムに関する。
半導体メモリのインターフェースに用いられる半導体装置は、基準の差動クロックを外部から受け、基準の差動クロックを調整して内部用の差動クロックを生成し半導体メモリへ供給する。半導体メモリは、内部用の差動クロックでデータをラッチすることができる。このとき、内部用の差動クロックを適切に生成することが望まれる。
特開2000−305528号公報
一つの実施形態は、内部用の差動クロックを適切に生成できる半導体装置及びメモリシステムを提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、第1の入力回路と第1のラッチ回路と第1のプルアップ回路と第1のプルダウン回路とを有する半導体装置が提供される。第1の入力回路は、第1のPMOSトランジスタ及び第1のNMOSトランジスタの間に、第2のPMOSトランジスタ及び第2のNMOSトランジスタが配されている。第1のPMOSトランジスタ及び第1のNMOSトランジスタは、第1の入力ノードにゲートが共通接続されている。第2のPMOSトランジスタ及び第2のNMOSトランジスタは、第2の入力ノードにゲートが共通接続されている。第1のラッチ回路は、第3のPMOSトランジスタ及び第3のNMOSトランジスタの間に、第4のPMOSトランジスタ及び第4のNMOSトランジスタと第5のPMOSトランジスタ及び第5のNMOSトランジスタとが並列に配されている。第3のPMOSトランジスタ及び第3のNMOSトランジスタは、第2のノードにゲートが共通接続されている。第2のノードは、第1の入力回路の出力側の第1のノードに第1のインバータを介して接続されている。第4のPMOSトランジスタ及び第4のNMOSトランジスタは、第1の入力ノードにゲートが共通接続され、第1のノードにドレインが共通接続されている。第5のPMOSトランジスタ及び第5のNMOSトランジスタは、第2の入力ノードにゲートが共通接続され、第1のノードにドレインが共通接続されている。第1のプルアップ回路は、第3のノードと第4のノードとに接続されている。第3のノードは、第1の入力回路における第1のPMOSトランジスタのドレインと第2のPMOSトランジスタのソースとの間のノードである。第4のノードは、第1のラッチ回路における第3のPMOSトランジスタのドレインと第4のPMOSトランジスタのソース及び第5のPMOSトランジスタのソースとの間のノードである。第1のプルダウン回路は、第5のノードと第6のノードとに接続されている。第5のノードは、第1の入力回路における第1のNMOSトランジスタのドレインと第2のNMOSトランジスタのソースとの間のノードである。第6のノードは、第1のラッチ回路における第3のNMOSトランジスタのドレインと第4のNMOSトランジスタのソース及び第5のNMOSトランジスタのソースとの間のノードである。
図1は、第1の実施形態にかかる半導体装置の構成を示す回路図である。 図2は、第1の実施形態にかかる半導体装置の動作を示す波形図である。 図3は、第2の実施形態にかかる半導体装置の構成を示す回路図である。 図4は、第2の実施形態にかかる半導体装置の動作を示す波形図である。 図5は、第2の実施形態の変形例にかかる半導体装置の構成を示す回路図である。 図6は、第2の実施形態の他の変形例にかかる半導体装置の構成を示す回路図である。 図7は、第3の実施形態にかかる半導体装置の構成を示す回路図である。 図8は、第3の実施形態の変形例にかかる半導体装置の構成を示す回路図である。 図9は、第3の実施形態の他の変形例にかかる半導体装置の構成を示す回路図である。 図10は、第1の実施形態〜第3の実施形態及びそれらの変形例にかかる半導体装置が適用されるメモリシステムの構成を示す図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる半導体装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
第1の実施形態にかかる半導体装置は、半導体メモリの高速インターフェースに用いられ得る。半導体装置は、高速でデータを転送することを考慮して、DDR、DDR2、DDR3、LPDDR(Low Power Double−Data−Rate)、LPDDR2、ONFI(Open NAND Flash Interface)などの規格に応じて構成される。DDR等の規格によれば、クロックの立ち上がりおよび立ち下がりのダブルエッジでデータの取り込みを行うことで、クロックの立ち上がり又は立ち下りのみでデータを取り込む場合に比べて2倍の転送速度(ダブルデータレート)を実現できる。
半導体装置は、基準の差動クロックを外部から受け、基準の差動クロックを調整して内部用の差動クロックを生成し半導体メモリへ供給する。半導体メモリは、NAND型フラッシュメモリなどの不揮発性メモリでもよいし、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリでもよい。
半導体装置及び/又は半導体メモリでは、内部用の差動クロックのクロスポイントに同期してデータのラッチ等の動作が行われる。この動作に用いられる差動クロックの周波数が高速になるほど許容できるDCD(Duty Cycle Distortion)の範囲が狭くなるため、DCDを抑制することが望まれる。
半導体装置は、差動クロックのDCDを小さく抑えるデューティ補正を行うために、DCC(Duty Cycle Corrector)回路を用いて構成されることがある。この場合、回路規模及び消費電力が大きくなる他、動作前にトレーニングを行うウォームアップサイクルを設けることになり、1クロック目から動作したいという規格の要請を満たすことが困難になる。
それに対して、半導体装置は、差動クロックのクロスポイントを適正レベル(例えば、Lレベル及びHレベルの中間レベル)に補正するために、クロスポイント補正回路を用いて構成されることがある。クロスポイント補正回路は、差動クロックの一方に対応するクロックと他方を論理反転させたクロックとの論理レベルが揃うタイミングで遷移させたクロックを生成することなどにより、クロスポイントが適正レベル(例えば、中間レベル近傍)になるような補正を差動クロックに施す。これにより、差動クロックのクロスポイントを時間的に略等間隔に並べることができれば、ウォームアップサイクルを設けることなく、DCDを補正できるようにも考えられる。
しかし、クロスポイント補正回路では、1発目の差動クロックのエッジタイミングに遅れが発生して1発目のクロスポイントが適正レベルからずれてそのアイパターンが小さくなることがある。すなわち、1発目の差動クロックについて、データのラッチにおけるセットアップ時間及びホールド時間が十分に確保できずに、半導体装置及び/又は半導体メモリにおいて誤ったデータの値がラッチされる可能性がある。
これは、クロスポイント補正回路における中間ノードがフローティング状態になりその電位が不安定になる期間が存在することに起因すると考えられる。例えば、クロックが入力されない状態が続くと中間ノードがフローティングとなりやすく、リーク電流によりHレベルとLレベルとの中間電位になり得る。この状態でクロックが入力されると、1つ目のクロックを受けるときと2つ目のクロックを受けるときとで内部状態が変わってしまうため応答速度に差が出る。この差がジッタとなり高速動作マージンを圧迫してしまう可能性がある。
そこで、第1の実施形態では、半導体装置のクロスポイント補正回路において、電源側の中間ノードをプルアップ可能なプルアップ回路とグランド側の中間ノードをプルダウン可能なプルダウン回路とを設けることで、1発目の差動クロックの適正な生成を図る。
具体的には、半導体装置1は、図1に示すように構成され得る。図1は、半導体装置1の構成を示す回路図である。半導体装置1は、レシーバ10、フェーズスプリッタ20、クロスポイント補正回路30、及びクロスポイント補正回路40を有する。
半導体装置1は、基準の差動クロック(φCK,φBCK)を外部(例えば、ホスト又は信号処理回路)から受ける。基準の差動クロックは、基準の非反転クロックφCKと基準の反転クロックφBCKとを含む。それに応じて、レシーバ10及びフェーズスプリッタ20は、それぞれ、差動入出力で構成されている。クロスポイント補正回路30及びクロスポイント補正回路40は、差動対を構成している。クロスポイント補正回路30は、非反転側のクロスポイント補正回路であり、クロスポイント補正回路40は、反転側のクロスポイント補正回路である。
レシーバ10は、フェーズスプリッタ20の入力側に配される。レシーバ10は、非反転側のレシーバ11及び反転側のレシーバ12を有する。レシーバ11は、基準の非反転クロックφCKを受けて非反転クロックφCK_1を生成してフェーズスプリッタ20へ供給する。レシーバ12は、基準の反転クロックφBCKを受けて反転クロックφBCK_1を生成してフェーズスプリッタ20へ供給する。
例えば、図2に示すように、レシーバ10は、デューティ比がそれぞれ略50%でありクロスポイントが適正レベル(例えば、中間レベル)近傍である差動クロック(φCK,φBCK)を受ける。図2は、半導体装置の動作を示す波形図である。一方、レシーバ10から出力される非反転クロックφCK_1及び反転クロックφBCK_1では、非反転側のレシーバ11及び反転側のレシーバ12の間における特性の非対称性等により、デューティ比がそれぞれ50%からずれクロスポイントが適正レベルからずれ得る。
図1に示すフェーズスプリッタ20は、レシーバ10とクロスポイント補正回路30及びクロスポイント補正回路40との間に配される。フェーズスプリッタ20は、非反転側のフェーズスプリッタ21及び反転側のフェーズスプリッタ22を有する。
非反転側のフェーズスプリッタ21は、非反転クロックφCK_1をノード21iを介して受け、非反転クロックφCK_1を論理反転させたクロックφCKcと非反転クロックφCK_1に対応するクロックφCKtとを生成して出力する。
フェーズスプリッタ21は、例えば、チェーン回路21a及びチェーン回路21bを有する。チェーン回路21aは、インバータIV21、インバータIV25、インバータIV26が順にチェーン状に直列接続されインバータIV25及びインバータIV26を接続するラインLに容量素子Cの一端が接続された構成を有する。容量素子Cの他端は、グランド電位に接続され得る。これにより、チェーン回路21aは、非反転クロックφCK_1を奇数段のインバータIV21,IV25,IV26に通してクロックφCKcを生成して出力する。チェーン回路21bは、インバータIV21、インバータIV22、インバータIV23、インバータIV24が順にチェーン状に直列接続された構成を有する。これにより、チェーン回路21bは、非反転クロックφCK_1を偶数段のインバータIV21〜IV44に通してクロックφCKtを生成して出力する。
反転側のフェーズスプリッタ22は、反転クロックφBCK_1をノード21iを介して受け、反転クロックφBCK_1を論理反転させたクロックφBCKcと反転クロックφBCK_1に対応するクロックφBCKtとを生成して出力する。反転側のフェーズスプリッタ22の内部構成は、非反転側のフェーズスプリッタ21の内部構成と同様である。
フェーズスプリッタ20は、クロックφCKtをノード21o2からクロスポイント補正回路30へ供給し、クロックφBCKcをノード22o1からクロスポイント補正回路30へ供給する。
例えば、図2に示すように、非反転クロックφCK_1及び反転クロックφBCK_1のデューティ比がそれぞれ50%からずれている場合、クロックφCKt及びクロックφBCKcのデューティ比がそれぞれ50%からずれ得る。
図1に示すクロスポイント補正回路30は、非反転クロックφCK_1に対応するクロックφCKtと反転クロックφBCK_1を論理反転させたクロックφBCKcとの論理レベルが揃うタイミングで遷移させたクロックφCKoutを生成する。クロックφCKtは、クロックφCKに対応したクロックであり、クロックφBCKcは、クロックφBCKに対応したクロックである。これにより、等価的に、クロスポイント補正回路30は、クロスポイントが適正レベル(例えば、中間レベル近傍)になるような補正を差動クロック(一対のクロックφCK,φBCK)に施す。
クロスポイント補正回路30は、フェーズスプリッタ20の出力側に配される。クロスポイント補正回路30は、入力回路31、ラッチ回路32、プルアップ回路33、プルダウン回路34、及び制御回路35を有する。入力回路31は、クロスポイント補正回路30におけるフェーズスプリッタ20側に配される。ラッチ回路32は、入力回路31の出力側に配される。プルアップ回路33及びプルダウン回路34は、それぞれ、入力回路31及びラッチ回路32の間に配される。制御回路35は、プルアップ回路33及びプルダウン回路34のそれぞれの入力側に配される。
入力回路31は、PMOSトランジスタPM1及びNMOSトランジスタNM1の間にPMOSトランジスタPM2及びNMOSトランジスタNM2が配されている。
PMOSトランジスタPM1及びNMOSトランジスタNM1は、入力ノードIN1にゲートが共通接続されている。PMOSトランジスタPM1は、ソースが電源電位に接続され、ドレインがノードN3に接続されている。NMOSトランジスタNM1は、ソースがグランド電位に接続され、ドレインがノードN5に接続されている。
PMOSトランジスタPM2及びNMOSトランジスタNM2は、入力ノードIN2にゲートが共通接続されている。PMOSトランジスタPM2は、ソースがノードN3に接続され、ドレインがノードN13に接続されている。NMOSトランジスタNM2は、ソースがノードN5に接続され、ドレインがノードN13に接続されている。ノードN13は、入力回路31の出力ノードを構成している。
この構成により、入力回路31は、クロックφCKtの論理レベルとクロックφBCKcの論理レベルとが揃ったことに応じて、その論理レベルを反転させた論理レベルをノードN13に出力する。
ラッチ回路32において、PMOSトランジスタPM3及びNMOSトランジスタNM3の間に、PMOSトランジスタPM4及びNMOSトランジスタNM4とPMOSトランジスタPM5及びNMOSトランジスタNM5とが並列に配されている。
PMOSトランジスタPM3及びNMOSトランジスタNM3は、ノードN2にゲートが共通接続されている。ノードN2には、入力回路31の出力側のノードN1がインバータIV31を介して接続されている。ノードN1は、ノードN13に接続されている。PMOSトランジスタPM3は、ソースが電源電位に接続され、ドレインがノードN4に接続されている。NMOSトランジスタNM3は、ソースがグランド電位に接続され、ドレインがノードN6に接続されている。
PMOSトランジスタPM4及びNMOSトランジスタNM4は、入力ノードIN1にゲートが共通接続され、ノードN15を介してノードN1にドレインが共通接続されている。PMOSトランジスタPM4は、ソースがノードN4に接続されている。NMOSトランジスタNM4は、ソースがノードN6に接続されている。
PMOSトランジスタPM5及びNMOSトランジスタNM5は、入力ノードIN2にゲートが共通接続され、ノードN15を介してノードN1にドレインが共通接続されている。PMOSトランジスタPM5は、ソースがノードN4に接続されている。NMOSトランジスタNM5は、ソースがノードN6に接続されている。
ノードN2は、インバータIV32,IV33を介して出力ノードON1に接続されている。出力ノードON1は、半導体装置1の非反転側の出力ノードとして機能する。
この構成により、ラッチ回路32は、クロックφCKtの論理レベルとクロックφBCKcの論理レベルとが揃った期間に、入力回路31から出力される論理レベルを出力させ、クロックφCKtの論理レベルとクロックφBCKcの論理レベルとが異なる期間に、直前に出力させていた論理レベルを保持して出力する。
プルアップ回路33は、ノードN3とノードN4とに接続されている。プルアップ回路33は、ノードN3とノードN4とをプルアップ可能である。プルアップ回路33は、プルアップスイッチPU1及びプルアップスイッチPU2を有する。
プルアップスイッチPU1は、電源電位とノードN3との間に電気的に挿入されている。プルアップスイッチPU1は、制御回路35から受ける制御信号φPU12に応じて、ノードN3をプルアップする。プルアップスイッチPU1は、PMOSトランジスタPM11を有する。PMOSトランジスタPM11は、ゲートが制御回路35に接続され、ソースが電源電位に接続され、ドレインがノードN3に接続されている。
プルアップスイッチPU2は、制御回路35から受ける制御信号φPU12に応じて、ノードN4をプルアップする。プルアップスイッチPU2は、電源電位とノードN4との間に電気的に挿入されている。プルアップスイッチPU2は、PMOSトランジスタPM12を有する。PMOSトランジスタPM12は、ゲートが制御回路35に接続され、ソースが電源電位に接続され、ドレインがノードN4に接続されている。
プルダウン回路34は、ノードN5とノードN6とに接続されている。プルダウン回路34は、ノードN5とノードN6とをプルダウン可能である。プルダウン回路34は、プルダウンスイッチPD1及びプルダウンスイッチPD2を有する。
プルダウンスイッチPD1は、制御回路35から受ける制御信号φPD12に応じて、ノードN5をプルダウンする。プルダウンスイッチPD1は、グランド電位とノードN5との間に電気的に挿入されている。プルダウンスイッチPD1は、NMOSトランジスタNM11を有する。NMOSトランジスタNM11は、ゲートが制御回路35に接続され、ソースがグランド電位に接続され、ドレインがノードN5に接続されている。
プルダウンスイッチPD2は、制御回路35から受ける制御信号φPD12に応じて、ノードN6をプルダウンする。プルダウンスイッチPD2は、グランド電位とノードN6との間に電気的に挿入されている。プルダウンスイッチPD2は、NMOSトランジスタNM12を有する。NMOSトランジスタNM12は、ゲートが制御回路35に接続され、ソースがグランド電位に接続され、ドレインがノードN6に接続されている。
クロスポイント補正回路30において、入力回路31は、クロックφCKt及びクロックφBCKcを受け、クロックφCKtの論理レベルとクロックφBCKcの論理レベルとが揃ったタイミングでその論理レベルを反転させた信号を出力する。
制御回路35は、クロックφCKt及びクロックφBCKcを受け、クロックφCKt及びクロックφBCKcの論理レベルに応じて、プルアップ回路33及びプルダウン回路34を制御する。制御回路35は、クロックφCKt及びクロックφBCKcに応じて、制御信号φPU12を生成してプルアップスイッチPU1,PU2へ供給し、制御信号φPD12を生成してプルダウンスイッチPD1,PD2へ供給する。制御回路35は、否定論理積回路NAND1及び否定論理和回路NOR1を有する。
否定論理積回路NAND1は、クロックφCKt及びクロックφBCKcの否定論理積を演算して制御信号φPU12を生成し、制御信号φPU12をプルアップスイッチPU1,PU2へ供給する。制御信号φPU12は、ローアクティブの信号である。否定論理積回路NAND1は、クロックφCKt及びクロックφBCKcが両方ともHレベルの期間に制御信号φPU12をLレベル(アクティブレベル)に維持し、クロックφCKt及びクロックφBCKcの少なくとも一方がLレベルの期間に制御信号φPU12をHレベル(ノンアクティブレベル)に維持する。
否定論理和回路NOR1は、クロックφCKt及びクロックφBCKcに応じて、制御信号φPD12を生成してプルダウンスイッチPD1,PD2へ供給する。制御信号φPD12は、ハイアクティブの信号である。否定論理和回路NOR1は、クロックφCKt及びクロックφBCKcが両方ともLレベルの期間に制御信号φPD12をHレベル(アクティブレベル)を維持し、クロックφCKt及びクロックφBCKcの少なくとも一方がHレベルの期間に制御信号φPD12をLレベル(ノンアクティブレベル)に維持する。
すなわち、制御回路35は、クロックφCKt及びクロックφBCKcに応じて、プルアップ回路33のプルアップ動作をオン・オフでき、プルダウン回路34のプルダウン動作をオン・オフでき、入力回路31及び/又はラッチ回路32における貫通電流を防止しながら適切なプルアップ動作及びプルダウン動作を実現できる。
例えば、図2に示すように、クロックφCKt及びクロックφBCKcがともにHレベルになったタイミングで、入力回路31の出力がLレベルになることに応じて、制御信号φPU12がLレベル(アクティブレベル)になり、プルアップスイッチPU1,PU2がともにオンする。これにより、ノードN3及びノードN4がそれぞれプルアップされるので、クロックφCKoutの波形を急峻に立ち上げて出力ノードON1から出力することができる。
図1に示すクロスポイント補正回路40は、非反転クロックφCK_1に対応するクロックφCKcと反転クロックφBCK_1を論理反転させたクロックφBCKtとの論理レベルが揃うタイミングで遷移させたクロックφBCKoutを生成する。クロックφCKcは、クロックφCKに対応してクロックであり、クロックφBCKtは、クロックφBCKに対応したクロックである。これにより、等価的に、クロスポイント補正回路40は、クロスポイントが適正レベル(例えば、中間レベル近傍)になるような補正を差動クロック(一対のクロックφCK,φBCK)に施す。
クロスポイント補正回路40は、フェーズスプリッタ20の出力側に配される。クロスポイント補正回路40は、入力回路41、ラッチ回路42、プルアップ回路43、プルダウン回路44、及び制御回路45を有する。入力回路41は、クロスポイント補正回路40におけるフェーズスプリッタ20側に配される。ラッチ回路42は、入力回路41の出力側に配される。プルアップ回路43及びプルダウン回路44は、それぞれ、入力回路41及びラッチ回路42の間に配される。制御回路45は、プルアップ回路43及びプルダウン回路44のそれぞれの入力側に配される。
入力回路41は、PMOSトランジスタPM6及びNMOSトランジスタNM6の間にPMOSトランジスタPM7及びNMOSトランジスタNM7が配されている。
PMOSトランジスタPM6及びNMOSトランジスタNM6は、入力ノードIN3にゲートが共通接続されている。PMOSトランジスタPM6は、ソースが電源電位に接続され、ドレインがノードN9に接続されている。NMOSトランジスタNM6は、ソースがグランド電位に接続され、ドレインがノードN11に接続されている。
PMOSトランジスタPM7及びNMOSトランジスタNM7は、入力ノードIN4にゲートが共通接続されている。PMOSトランジスタPM7は、ソースがノードN9に接続され、ドレインがノードN14に接続されている。NMOSトランジスタNM7は、ソースがノードN11に接続され、ドレインがノードN14に接続されている。ノードN14は、入力回路41の出力ノードを構成している。
この構成により、入力回路41は、クロックφCKcの論理レベルとクロックφBCKtの論理レベルとが揃ったことに応じて、その論理レベルを反転させた論理レベルをノードN14に出力する。
ラッチ回路42において、PMOSトランジスタPM8及びNMOSトランジスタNM8の間に、PMOSトランジスタPM9及びNMOSトランジスタNM9とPMOSトランジスタPM10及びNMOSトランジスタNM10とが並列に配されている。
PMOSトランジスタPM8及びNMOSトランジスタNM8は、ノードN8にゲートが共通接続されている。ノードN8には、入力回路41の出力側のノードN7がインバータIV41を介して接続されている。ノードN7は、ノードN14に接続されている。PMOSトランジスタPM8は、ソースが電源電位に接続され、ドレインがノードN10に接続されている。NMOSトランジスタNM8は、ソースがグランド電位に接続され、ドレインがノードN12に接続されている。
PMOSトランジスタPM9及びNMOSトランジスタNM9は、入力ノードIN3にゲートが共通接続され、ノードN16を介してノードN7にドレインが共通接続されている。PMOSトランジスタPM9は、ソースがノードN10に接続されている。NMOSトランジスタNM9は、ソースがノードN12に接続されている。
PMOSトランジスタPM10及びNMOSトランジスタNM10は、入力ノードIN4にゲートが共通接続され、ノードN16を介してノードN7にドレインが共通接続されている。PMOSトランジスタPM10は、ソースがノードN10に接続されている。NMOSトランジスタNM10は、ソースがノードN12に接続されている。
ノードN8は、インバータIV42,IV43を介して出力ノードON2に接続されている。出力ノードON2は、半導体装置1の反転側の出力ノードとして機能する。
この構成により、ラッチ回路42は、クロックφCKcの論理レベルとクロックφBCKtの論理レベルとが揃った期間に、入力回路41から出力される論理レベルを出力させ、クロックφCKcの論理レベルとクロックφBCKtの論理レベルとが異なる期間に、直前に出力させていた論理レベルを保持して出力する。
プルアップ回路43は、ノードN9とノードN10とに接続されている。プルアップ回路43は、ノードN9とノードN10とをプルアップ可能である。プルアップ回路43は、プルアップスイッチPU3及びプルアップスイッチPU4を有する。
プルアップスイッチPU3は、電源電位とノードN9との間に電気的に挿入されている。プルアップスイッチPU3は、制御回路45から受ける制御信号φPU34に応じて、ノードN9をプルアップする。プルアップスイッチPU3は、PMOSトランジスタPM13を有する。PMOSトランジスタPM13は、ゲートが制御回路45に接続され、ソースが電源電位に接続され、ドレインがノードN9に接続されている。
プルアップスイッチPU4は、制御回路45から受ける制御信号φPU34に応じて、ノードN10をプルアップする。プルアップスイッチPU4は、電源電位とノードN10との間に電気的に挿入されている。プルアップスイッチPU4は、PMOSトランジスタPM14を有する。PMOSトランジスタPM14は、ゲートが制御回路45に接続され、ソースが電源電位に接続され、ドレインがノードN10に接続されている。
プルダウン回路44は、ノードN11とノードN12とに接続されている。プルダウン回路44は、ノードN11とノードN12とをプルダウン可能である。プルダウン回路44は、プルダウンスイッチPD3及びプルダウンスイッチPD4を有する。
プルダウンスイッチPD3は、制御回路45から受ける制御信号φPD34に応じて、ノードN11をプルダウンする。プルダウンスイッチPD3は、グランド電位とノードN11との間に電気的に挿入されている。プルダウンスイッチPD3は、NMOSトランジスタNM13を有する。NMOSトランジスタNM13は、ゲートが制御回路45に接続され、ソースがグランド電位に接続され、ドレインがノードN11に接続されている。
プルダウンスイッチPD4は、制御回路45から受ける制御信号φPD34に応じて、ノードN12をプルダウンする。プルダウンスイッチPD4は、グランド電位とノードN12との間に電気的に挿入されている。プルダウンスイッチPD4は、NMOSトランジスタNM14を有する。NMOSトランジスタNM14は、ゲートが制御回路45に接続され、ソースがグランド電位に接続され、ドレインがノードN12に接続されている。
クロスポイント補正回路40において、入力回路41は、クロックφCKc及びクロックφBCKtを受け、クロックφCKcの論理レベルとクロックφBCKtの論理レベルとが揃ったタイミングでその論理レベルを反転させた信号を出力する。
制御回路45は、クロックφCKc及びクロックφBCKtを受け、クロックφCKc及びクロックφBCKtの論理レベルに応じて、プルアップ回路43及びプルダウン回路44を制御する。制御回路45は、クロックφCKc及びクロックφBCKtに応じて、制御信号φPU34を生成してプルアップスイッチPU3,PU4へ供給し、制御信号φPD34を生成してプルダウンスイッチPD3,PD4へ供給する。制御回路45は、否定論理積回路NAND2及び否定論理和回路NOR2を有する。
否定論理積回路NAND2は、クロックφCKc及びクロックφBCKtの否定論理積を演算して制御信号φPU34を生成し、制御信号φPU34をプルアップスイッチPU3,PU4へ供給する。制御信号φPU34は、ローアクティブの信号である。否定論理積回路NAND2は、クロックφCKc及びクロックφBCKtが両方ともHレベルの期間に制御信号φPU34をLレベル(アクティブレベル)に維持し、クロックφCKc及びクロックφBCKtの少なくとも一方がLレベルの期間に制御信号φPU34をHレベル(ノンアクティブレベル)に維持する。
否定論理和回路NOR2は、クロックφCKc及びクロックφBCKtに応じて、制御信号φPD34を生成してプルダウンスイッチPD3,PD4へ供給する。制御信号φPD34は、ハイアクティブの信号である。否定論理和回路NOR2は、クロックφCKc及びクロックφBCKtが両方ともLレベルの期間に制御信号φPD34をHレベル(アクティブレベル)を維持し、クロックφCKc及びクロックφBCKtの少なくとも一方がHレベルの期間に制御信号φPD34をLレベル(ノンアクティブレベル)に維持する。
すなわち、制御回路45は、クロックφCKc及びクロックφBCKtに応じて、プルアップ回路43のプルアップ動作をオン・オフでき、プルダウン回路44のプルダウン動作をオン・オフでき、入力回路41及び/又はラッチ回路42における貫通電流を防止しながら適切なプルアップ動作及びプルダウン動作を実現できる。
例えば、図2に示すように、クロックφCKc及びクロックφBCKtがともにLレベルになったタイミングで、入力回路41の出力がHレベルになることに応じて、制御信号φPD34がHレベル(アクティブレベル)になり、プルアップスイッチPD3,PD4がともにオンする。これにより、ノードN9及びノードN10がそれぞれプルアップされるので、クロックφBCKoutの波形を急峻に立ち下げて出力ノードON2から出力することができる。
すなわち、クロックφCKtとクロックφBCKcとに応じてクロスポイント補正回路30でクロックφCKoutの波形を急峻に立ち上げることができ、クロックφCKcとクロックφBCKtとに応じてクロスポイント補正回路40でφBCKoutの波形を急峻に立ち下げることができるので、1発目の差動クロックのエッジタイミングの遅れを抑制できる。これにより、1発目の差動クロックのクロスポイントを適正レベル(例えば、HレベルとLレベルとの中間レベル)近傍に近づけることができ、そのアイパターンを大きく確保することができる。
以上のように、第1の実施形態では、半導体装置1のクロスポイント補正回路30,40において、電源側の中間ノードをプルアップ可能なプルアップ回路33,43とグランド側の中間ノードをプルダウン可能なプルダウン回路34,44とを設ける。これにより、1発目の差動クロックについてDCDを抑制でき、1発目の差動クロックを適正に生成することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態にかかる半導体装置201について説明する。以下では、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第1の実施形態で示されるように、非反転側のクロックのエッジタイミングと反転側のクロックのエッジタイミングとのずれが所定の範囲内(例えば、基準の差動クロックの半周期以下の範囲内)に収まっていれば、クロスポイント補正回路30及びクロスポイント補正回路40で差動クロックのクロスポイントを適正レベル近傍に近づけることができる。
しかし、非反転側のクロックのエッジタイミングと反転側のクロックのエッジタイミングとのずれが所定の範囲を外れると、差動クロックのクロスポイントを適正レベル近傍に近づけることが困難になる。
そこで、第2の実施形態では、クロスポイント補正回路による1段階目のクロスポイント補正に対して、比較回路による2段階目のクロスポイント補正を追加することで、非反転側のクロックと反転側のクロックとでのエッジタイミングずれが大きい場合にクロスポイント補正を適正に行えるようにする。
具体的には、半導体装置201は、図3に示すように、クロスポイント補正回路30及びクロスポイント補正回路40(図1参照)に代えてクロスポイント補正回路230及びクロスポイント補正回路240を有し、比較回路250をさらに有する。図3は、半導体装置201の構成を示す図である。
クロスポイント補正回路230は、図1に示したプルアップ回路33、プルダウン回路34、及び制御回路35を有しない点でクロスポイント補正回路30と異なる。クロスポイント補正回路230から出力される非反転側のクロックをφCKout_preと呼ぶことにする。
クロスポイント補正回路240は、図1に示したプルアップ回路43、プルダウン回路44、及び制御回路45を有しない点でクロスポイント補正回路40と異なる。クロスポイント補正回路240から出力される反転側のクロックをφBCKout_preと呼ぶことにする。
比較回路250は、クロスポイント補正回路230の出力側に、且つクロスポイント補正回路240の出力側に配されている。比較回路250は、入力ノード250a、入力ノード250b、出力ノード250c、及び出力ノード250dを有する。入力ノード250aは、クロスポイント補正回路230の出力ノードON1に接続されている。入力ノード250bは、クロスポイント補正回路240の出力ノードON2に接続されている。出力ノード250cは、半導体装置201の非反転側の出力ノードとして機能する。出力ノード250dは、半導体装置201の反転側の出力ノードとして機能する。
比較回路250は、クロスポイント補正回路230からクロックφCKout_preを受け、クロスポイント補正回路240からクロックφBCKout_preを受ける。比較回路250は、クロックφCKout_preとクロックφBCKout_preとを比較し、比較結果として、クロックφCKout_pre及びクロックφBCKout_preのクロスポイントが補正されたクロックφCKout及びクロックφBCKoutを出力する。
比較回路250は、コンパレータCPを有する。コンパレータCPとしては、入出力間にフィードバックを掛けないように(コンパレート動作するように)構成された差動増幅器が用いられ得る。コンパレータCPは、入力ノード250a、入力ノード250bと出力ノード250c、出力ノード250dとの間に電気的に挿入されている。コンパレータCPは、非反転入力端子(+)が入力ノード250a経由でクロスポイント補正回路230の出力ノードON1に電気的に接続され、反転入力端子(−)が入力ノード250b経由でクロスポイント補正回路240の出力ノードON2に電気的に接続され、非反転出力端子(+)が出力ノード250cに電気的に接続され、反転出力端子(−)が出力ノード250dに電気的に接続されている。
コンパレータCPは、クロスポイント補正回路230からクロックφCKout_preを受け、クロスポイント補正回路240からクロックφBCKout_preを受ける。コンパレータCPは、クロックφCKout_preとクロックφBCKout_preとを比較し、クロックφCKout_preのレベルがクロックφBCKout_preのレベルより高ければ、Hレベルを非反転比較結果(クロックφCKout)として出力し、Lレベルを反転比較結果(クロックφBCKout)として出力する。コンパレータCPは、クロックφCKout_preのレベルがクロックφBCKout_preのレベルより低ければ、Lレベルを非反転比較結果(クロックφCKout)として出力し、Hレベルを反転比較結果(クロックφBCKout)として出力する。これにより、コンパレータCPは、クロックφCKout_pre及びクロックφBCKout_preのクロスポイントが補正されたクロックφCKout及びクロックφBCKoutを出力する。
例えば、非反転側のレシーバ11及び反転側のレシーバ12の間における特性の非対称性等が大きい場合、非反転クロックφCK_1及び反転クロックφBCK_1の波形は、図4に実線及び破線で示すように、エッジタイミングのずれが所定の範囲(例えば、基準の差動クロックφCK,φBCKの半周期以下の範囲)を外れることがある。この場合、クロックφCKout_pre及びクロックφBCKout_preのクロスポイントは、図4に実線及び破線で示すように、適正レベル(例えば、HレベルとLレベルとの中間レベル)からずれやすい。このとき、コンパレータCPは、クロックφCKout_preのレベルがクロックφBCKout_preのレベルより高ければHレベルをクロックφCKoutとして出力するとともにLレベルをクロックφBCKoutとして出力し、クロックφCKout_preのレベルがクロックφBCKout_preのレベルより低ければLレベルをクロックφCKoutとして出力するとともにHレベルをクロックφBCKoutとして出力する。これにより、コンパレータCPは、クロスポイントが適正レベル(例えば、中間レベル)であるクロックφCKout及びクロックφBCKoutを生成し得る。
以上のように、第2の実施形態では、半導体装置201において、クロスポイント補正回路230,240による1段階目のクロスポイント補正に対して、比較回路250による2段階目のクロスポイント補正を追加する。これにより、非反転側のクロックと反転側のクロックとでのエッジタイミングずれが大きい場合にクロスポイント補正を適正に行うことができる。
なお、図5に示すように、半導体装置201iにおいて消費電力を低減するための工夫が加えられてもよい。半導体装置201iにおいて、比較回路250iは、図3に示したコンパレータCP(差動増幅器)に代えて「Back to Back」構成の複数のインバータを用いても構成され得る。図5は、第2の実施形態の変形例に係る半導体装置201iの構成を示す回路図である。
比較回路250iは、複数のインバータIV3,IV4,IV5,IV6を有する。インバータIV4は、入力ノードが入力ノード250b経由でクロスポイント補正回路240の出力ノードON2に電気的に接続され、出力ノードがラインL2に電気的に接続されている。ラインL2は、インバータIV4の出力側に配されている。ラインL2は、インバータIV4の出力ノードと比較回路250iの出力ノード250cとを電気的に接続している。出力ノード250cには、比較回路250iからクロックφCKoutが出力され得る。
インバータIV3は、入力ノードが入力ノード250a経由でクロスポイント補正回路230の出力ノードON1に電気的に接続され、出力ノードがラインL1に電気的に接続されている。ラインL1は、インバータIV3の出力側に配されている。ラインL1は、インバータIV3の出力ノードと比較回路250iの出力ノード250dとを電気的に接続している。出力ノード250dには、比較回路250iからクロックφBCKoutが出力され得る。
インバータIV5は、ラインL1とラインL2との間に第1の極性で電気的に挿入されている。第1の極性は、例えば、インバータIV5の入力ノードがラインL1に電気的に接続されインバータIV5の出力ノードがラインL2に電気的に接続される極性とすることができる。
インバータIV6は、ラインL1とラインL2との間に第2の極性で電気的に挿入されている。第2の極性は、第1の極性と逆の極性であり、例えば、インバータIV6の出力ノードがラインL1に電気的に接続されインバータIV6の入力ノードがラインL2に電気的に接続される極性とすることができる。
このように、半導体装置201iにおいて、比較回路250iを「Back to Back」構成の複数のインバータを用いて構成する。これにより、電力消費が比較的大きい構成(例えば、差動増幅器における電流源等)を省略でき、半導体装置201iの消費電力を容易に低減できる。
あるいは、図6に示すように、半導体装置201jにおいてデューティ比の調整を高精度化するための工夫が加えられてもよい。半導体装置201jにおいて、比較回路250jは、図3に示したコンパレータCP(差動増幅器)に代えて「Back to Back」構成を2段で実現する複数のインバータを用いても構成され得る。図6は、第2の実施形態の他の変形例に係る半導体装置201jの構成を示す回路図である。
比較回路250jは、比較回路250i(図5参照)に対して、複数のインバータIV7,IV8,IV9,IV10をさらに有する。インバータIV7は、入力ノードがラインL1経由でインバータIV3の出力ノードに電気的に接続され、出力ノードがラインL3に電気的に接続されている。ラインL3は、インバータIV7の出力側に配されている。ラインL3は、インバータIV7の出力ノードと比較回路250jの出力ノード250djとを電気的に接続している。出力ノード250djには、比較回路250jからクロックφCKoutが出力され得る。
インバータIV8は、入力ノードがラインL2経由でインバータIV4の出力ノードに電気的に接続され、出力ノードがラインL4に電気的に接続されている。ラインL4は、インバータIV8の出力側に配されている。ラインL4は、インバータIV8の出力ノードと比較回路250jの出力ノード250cjとを電気的に接続している。出力ノード250cjには、比較回路250jからクロックφBCKoutが出力され得る。
インバータIV9は、ラインL3とラインL4との間に第1の極性で電気的に挿入されている。第1の極性は、例えば、インバータIV9の入力ノードがラインL3に電気的に接続されインバータIV9の出力ノードがラインL4に電気的に接続される極性とすることができる。
インバータIV10は、ラインL3とラインL4との間に第2の極性で電気的に挿入されている。第2の極性は、第1の極性と逆の極性であり、例えば、インバータIV10の出力ノードがラインL3に電気的に接続されインバータIV10の入力ノードがラインL4に電気的に接続される極性とすることができる。
このように、半導体装置201jにおいて、比較回路250jを「Back to Back」構成を2段で実現する複数のインバータを用いて構成する。これにより、比較回路250jにおける比較動作の精度を向上できるので、生成後のクロックφCKout及びクロックφBCKoutのクロスポイントを容易に適正レベル(例えば、中間レベル)近傍に近づけることができ、差動クロックのクロスポイントを高精度に補正できる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態にかかる半導体装置301について説明する。以下では、第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
第3の実施形態では、第1の実施形態における工夫と第2の実施形態における工夫とを組み合わせる。
具体的には、半導体装置301は、図7に示すように、レシーバ10、フェーズスプリッタ20、クロスポイント補正回路30、及びクロスポイント補正回路40(図1参照)に加えて、比較回路250(図3参照)をさらに有する。図7は、半導体装置301の構成を示す図である。
クロスポイント補正回路30から出力される非反転側のクロックをφCKout_preと呼ぶことにする。クロスポイント補正回路40から出力される反転側のクロックをφBCKout_preと呼ぶことにする。比較回路250は、クロスポイント補正回路30の出力側に、且つクロスポイント補正回路40の出力側に配されている。入力ノード250aは、クロスポイント補正回路30の出力ノードON1に接続されている。入力ノード250bは、クロスポイント補正回路40の出力ノードON2に接続されている。
比較回路250は、クロスポイント補正回路30からクロックφCKout_preを受け、クロスポイント補正回路40からクロックφBCKout_preを受ける。比較回路250は、クロックφCKout_preとクロックφBCKout_preとを比較し、比較結果として、クロックφCKout_pre及びクロックφBCKout_preのクロスポイントが補正されたクロックφCKout及びクロックφBCKoutを出力する。比較回路250の詳細に関しては、第2の実施形態と同様である。
以上のように、第3の実施形態では、半導体装置301のクロスポイント補正回路30,40において、電源側の中間ノードをプルアップ可能なプルアップ回路33,43とグランド側の中間ノードをプルダウン可能なプルダウン回路34,44とを設ける。これにより、1発目の差動クロックについてDCDを抑制でき、1発目の差動クロックを適正に生成することができる。
また、第3の実施形態では、半導体装置301において、クロスポイント補正回路30,40による1段階目のクロスポイント補正に対して、比較回路250による2段階目のクロスポイント補正を追加する。これにより、非反転側のクロックと反転側のクロックとでのエッジタイミングずれが大きい場合にクロスポイント補正を適正に行うことができる。
なお、図8に示すように、半導体装置301iにおいて消費電力を低減するための工夫が加えられてもよい。半導体装置301iにおいて、比較回路250iは、図3に示したコンパレータCP(差動増幅器)に代えて図5に示した「Back to Back」構成の複数のインバータを用いても構成され得る。図8は、第3の実施形態の変形例に係る半導体装置301iの構成を示す回路図である。比較回路250iの詳細に関しては、図5について行った説明が適用できる。
あるいは、図9に示すように、半導体装置301jにおいてデューティ比の調整を高精度化するための工夫が加えられてもよい。半導体装置301jにおいて、比較回路250jは、図3に示したコンパレータCP(差動増幅器)に代えて図6に示した「Back to Back」構成を2段で実現する複数のインバータを用いても構成され得る。図9は、第3の実施形態の他の変形例に係る半導体装置301jの構成を示す回路図である。比較回路250jの詳細に関しては、図6について行った説明が適用できる。
次に、第1の実施形態〜第3の実施形態及びそれらの変形例にかかる半導体装置が適用されるメモリシステム100について図10を用いて説明する。図10は、第1の実施形態〜第3の実施形態及びそれらの変形例にかかる半導体装置が適用されるメモリシステムの構成を示す図である。
メモリシステム100は、ホスト200に接続可能であり、ホスト200の外部記憶媒体として機能し得る。ホスト200は、例えば、パーソナルコンピュータであり、メモリシステム100は、例えば、SSDである。メモリシステム100は、コントローラ110及び半導体メモリ120を有する。コントローラ110は、ハードウェアとしての回路であり、ホストインターフェース回路(ホストI/F)111、信号処理回路112、メモリインターフェース回路(メモリI/F)113を有する。
例えば、ホストI/F111は、半導体装置1aを有する。半導体装置1aは、第1の実施形態〜第3の実施形態及びそれらの変形例にかかる半導体装置のいずれも適用可能である。ホストI/F111は、所定の信号をホスト200から受ける。ホストI/F111は、所定の信号から基準の差動クロックφCK,φBCKを生成して半導体装置1aへ転送する。半導体装置1aは、基準の差動クロックφCK,φBCKが入力され、基準のクロックφCK,φBCKを用いて、内部用の差動クロックφCKout,φBCKoutを生成して信号処理回路112へ供給する。これにより、内部用の差動クロックφCKout,φBCKoutが信号処理回路112、メモリI/F113、又は半導体メモリ120で適正に使用され得る。
メモリI/F113は、半導体装置1bを有する。半導体装置1bは、第1の実施形態〜第3の実施形態及びそれらの変形例にかかる半導体装置のいずれも適用可能である。メモリI/F113は、所定の信号を信号処理回路112から受ける。メモリI/F113は、所定の信号から基準の差動クロックφCK,φBCKを生成して半導体装置1bへ転送する。半導体装置1bは、基準の差動クロックφCK,φBCKが入力され、基準の差動クロックφCK,φBCKを用いて、内部用の差動クロックφCKout,φBCKoutを生成して使用するか半導体メモリ120へ供給する。これにより、内部用の差動クロックφCKout,φBCKoutがメモリI/F113又は半導体メモリ120で適正に使用され得る。
半導体メモリ120は、半導体装置1cを有する。半導体装置1cは、第1の実施形態〜第3の実施形態及びそれらの変形例にかかる半導体装置のいずれも適用可能である。メモリI/F113は、所定の信号を信号処理回路112から受ける。メモリI/F113は、所定の信号から基準の差動クロックφCK,φBCKを生成して半導体メモリ120へ供給する。半導体メモリ120は、供給された基準の差動クロックφCK,φBCKを半導体装置1cへ転送する。半導体装置1cは、基準の差動クロックφCK,φBCKが入力され、基準の差動クロックφCK,φBCKを用いて、内部用の差動クロックφCKout,φBCKoutを生成して使用するか半導体メモリ120における他の回路へ供給する。これにより、内部用の差動クロックφCKout,φBCKoutが半導体メモリ120で適正に使用され得る。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,201,201i,201j,301,301i,301j 半導体装置、100 メモリシステム。

Claims (13)

  1. 第1の入力ノードにゲートが共通接続された第1のPMOSトランジスタ及び第1のNMOSトランジスタの間に、第2の入力ノードにゲートが共通接続された第2のPMOSトランジスタ及び第2のNMOSトランジスタが配された第1の入力回路と、
    前記第1の入力回路の出力側の第1のノードに第1のインバータを介して接続された第2のノードにゲートが共通接続された第3のPMOSトランジスタ及び第3のNMOSトランジスタの間に、前記第1の入力ノードにゲートが共通接続され前記第1のノードにドレインが共通接続された第4のPMOSトランジスタ及び第4のNMOSトランジスタと、前記第2の入力ノードにゲートが共通接続され前記第1のノードにドレインが共通接続された第5のPMOSトランジスタ及び第5のNMOSトランジスタと、が並列に配された第1のラッチ回路と、
    前記第1の入力回路における前記第1のPMOSトランジスタのドレインと前記第2のPMOSトランジスタのソースとの間の第3のノードと、前記第1のラッチ回路における前記第3のPMOSトランジスタのドレインと前記第4のPMOSトランジスタのソース及び前記第5のPMOSトランジスタのソースとの間の第4のノードとに接続された第1のプルアップ回路と、
    前記第1の入力回路における前記第1のNMOSトランジスタのドレインと前記第2のNMOSトランジスタのソースとの間の第5のノードと、前記第1のラッチ回路における前記第3のNMOSトランジスタのドレインと前記第4のNMOSトランジスタのソース及び前記第5のNMOSトランジスタのソースとの間の第6のノードとに接続された第1のプルダウン回路と、
    を備えた半導体装置。
  2. 前記第1のプルアップ回路は、
    電源電位と前記第3のノードとの間に電気的に挿入された第1のプルアップスイッチと、
    前記電源電位と前記第4のノードとの間に電気的に挿入された第2のプルアップスイッチと、
    を有し、
    前記第1のプルダウン回路は、
    グランド電位と前記第5のノードとの間に電気的に挿入された第1のプルダウンスイッチと、
    前記グランド電位と前記第6のノードとの間に電気的に挿入された第2のプルダウンスイッチと、
    を有する
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1のプルアップ回路は、前記第1の入力ノードに入力される第1のクロックと前記第2の入力ノードに入力される第2のクロックとの両方が第1のレベルであることに応じて、前記第1のプルアップスイッチ及び前記第2のプルアップスイッチをオンさせ、前記第1のクロックと前記第2のクロックとの少なくとも一方が前記第1のレベルと異なる第2のレベルであることに応じて、前記第1のプルアップスイッチ及び前記第2のプルアップスイッチをオフさせ、
    前記第1のプルダウン回路は、前記第1のクロックと前記第2のクロックとの両方が前記第2のレベルであることに応じて、前記第1のプルダウンスイッチ及び前記第2のプルダウンスイッチをオンさせ、前記第1のクロックと前記第2のクロックとの少なくとも一方が前記第1のレベルであることに応じて、前記第1のプルダウンスイッチ及び前記第2のプルダウンスイッチをオフさせる
    請求項2に記載の半導体装置。
  4. 第3の入力ノードにゲートが共通接続された第6のPMOSトランジスタ及び第6のNMOSトランジスタの間に、第4の入力ノードにゲートが共通接続された第7のPMOSトランジスタ及び第7のNMOSトランジスタが配された第2の入力回路と、
    前記第2の入力回路の出力側の第7のノードに第2のインバータを介して接続された第8のノードにゲートが共通接続された第8のPMOSトランジスタ及び第8のNMOSトランジスタの間に、前記第3の入力ノードにゲートが共通接続され前記第7のノードにドレインが共通接続された第9のPMOSトランジスタ及び第9のNMOSトランジスタと前記第4の入力ノードにゲートが共通接続され前記第7のノードにドレインが共通接続された第10のPMOSトランジスタ及び第10のNMOSトランジスタとが並列に配された第2のラッチ回路と、
    前記第2の入力回路における前記第6のPMOSトランジスタのドレインと前記第7のPMOSトランジスタのソースとの間の第9のノードと、前記第2のラッチ回路における前記第8のPMOSトランジスタのドレインと前記第9のPMOSトランジスタのソース及び前記第10のPMOSトランジスタのソースとの間の第10のノードとに接続された第2のプルアップ回路と、
    前記第2の入力回路における前記第6のNMOSトランジスタのドレインと前記第7のNMOSトランジスタのソースとの間の第11のノードと、前記第2のラッチ回路における前記第8のNMOSトランジスタのドレインと前記第9のNMOSトランジスタのソース及び前記第10のNMOSトランジスタのソースとの間の第12のノードとに接続された第2のプルダウン回路と、
    をさらに備えた
    請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記第1のラッチ回路の出力ノード及び前記第2のラッチ回路の出力ノードに接続された比較回路をさらに備えた
    請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1のプルアップ回路は、
    電源電位と前記第3のノードとの間に電気的に挿入された第1のプルアップスイッチと、
    前記電源電位と前記第4のノードとの間に電気的に挿入された第2のプルアップスイッチと、
    を有し、
    前記第1のプルダウン回路は、
    グランド電位と前記第5のノードとの間に電気的に挿入された第1のプルダウンスイッチと、
    前記グランド電位と前記第6のノードとの間に電気的に挿入された第2のプルダウンスイッチと、
    を有し、
    前記第2のプルアップ回路は、
    前記電源電位と前記第9のノードとの間に電気的に挿入された第3のプルアップスイッチと、
    前記電源電位と前記第10のノードとの間に電気的に挿入された第4のプルアップスイッチと、
    を有し、
    前記第2のプルダウン回路は、
    グランド電位と前記第11のノードとの間に電気的に挿入された第3のプルダウンスイッチと、
    前記グランド電位と前記第12のノードとの間に電気的に挿入された第4のプルダウンスイッチと、
    を有する
    請求項4に記載の半導体装置。
  7. 前記第1のプルアップ回路は、前記第1の入力ノードに入力される第1のクロックと前記第2の入力ノードに入力される第2のクロックとの両方が第1のレベルであることに応じて、前記第1のプルアップスイッチ及び前記第2のプルアップスイッチをオンさせ、前記第1のクロックと前記第2のクロックとの少なくとも一方が第2のレベルであることに応じて、前記第1のプルアップスイッチ及び前記第2のプルアップスイッチをオフさせ、
    前記第1のプルダウン回路は、前記第1のクロックと前記第2のクロックとの両方が前記第2のレベルであることに応じて、前記第1のプルダウンスイッチ及び前記第2のプルダウンスイッチをオンさせ、前記第1のクロックと前記第2のクロックとの少なくとも一方が前記第1のレベルであることに応じて、前記第1のプルダウンスイッチ及び前記第2のプルダウンスイッチをオフさせ、
    前記第2のプルアップ回路は、前記第3の入力ノードに入力される第3のクロックと前記第4の入力ノードに入力される第4のクロックとの両方が前記第1のレベルであることに応じて、前記第3のプルアップスイッチ及び前記第4のプルアップスイッチをオンさせ、前記第3のクロックと前記第4のクロックとの少なくとも一方が前記第2のレベルであることに応じて、前記第3のプルアップスイッチ及び前記第4のプルアップスイッチをオフさせ、
    前記第2のプルダウン回路は、前記第3のクロックと前記第4のクロックとの両方が前記第2のレベルであることに応じて、前記第3のプルダウンスイッチ及び前記第4のプルダウンスイッチをオンさせ、前記第3のクロックと前記第4のクロックとの少なくとも一方が前記第1のレベルであることに応じて、前記第3のプルダウンスイッチ及び前記第4のプルダウンスイッチをオフさせる
    請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記比較回路は、前記第1のラッチ回路の出力ノードに接続された非反転入力端子と前記第2のラッチ回路の出力ノードに接続された反転入力端子とを有するコンパレータを含む
    請求項5に記載の半導体装置。
  9. 前記比較回路は、
    前記第1のラッチ回路の出力ノードに接続された第3のインバータと、
    前記第2のラッチ回路の出力ノードに接続された第4のインバータと、
    前記第3のインバータの出力側に配された第1のラインと前記第4のインバータの出力側に配された第2のラインとの間に第1の極性で電気的に挿入された第5のインバータと、
    前記第1のラインと前記第2のラインとの間に前記第1の極性と逆の第2の極性で電気的に挿入された第6のインバータと、
    を有する
    請求項5に記載の半導体装置。
  10. 第1の入力ノードにゲートが共通接続された第1のPMOSトランジスタ及び第1のNMOSトランジスタの間に、第2の入力ノードにゲートが共通接続された第2のPMOSトランジスタ及び第2のNMOSトランジスタが配された第1の入力回路と、
    前記第1の入力回路の出力側の第1のノードに第1のインバータを介して接続された第2のノードにゲートが共通接続された第3のPMOSトランジスタ及び第3のNMOSトランジスタの間に、前記第1の入力ノードにゲートが共通接続され前記第1のノードにドレインが共通接続された第4のPMOSトランジスタ及び第4のNMOSトランジスタと、前記第2の入力ノードにゲートが共通接続され前記第1のノードにドレインが共通接続された第5のPMOSトランジスタ及び第5のNMOSトランジスタと、が並列に配された第1のラッチ回路と、
    第3の入力ノードにゲートが共通接続された第6のPMOSトランジスタ及び第6のNMOSトランジスタの間に、第4の入力ノードにゲートが共通接続された第7のPMOSトランジスタ及び第7のNMOSトランジスタが配された第2の入力回路と、
    前記第2の入力回路の出力側の第3のノードに第2のインバータを介して接続された第4のノードにゲートが共通接続された第8のPMOSトランジスタ及び第8のNMOSトランジスタの間に、前記第3の入力ノードにゲートが共通接続され前記第3のノードにドレインが共通接続された第9のPMOSトランジスタ及び第9のNMOSトランジスタと、前記第4の入力ノードにゲートが共通接続され前記第3のノードにドレインが共通接続された第10のPMOSトランジスタ及び第10のNMOSトランジスタと、が並列に配された第2のラッチ回路と、
    前記第1のラッチ回路の出力ノード及び前記第2のラッチ回路の出力ノードに接続された比較回路と、
    を備えた半導体装置。
  11. 前記比較回路は、前記第1のラッチ回路の出力ノードに接続された非反転入力端子と前記第2のラッチ回路の出力ノードに接続された反転入力端子とを有するコンパレータを含む
    請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記比較回路は、
    前記第1のラッチ回路の出力ノードに接続された第3のインバータと、
    前記第2のラッチ回路の出力ノードに接続された第4のインバータと、
    前記第3のインバータの出力側に配された第1のラインと前記第4のインバータの出力側に配された第2のラインとの間に第1の極性で電気的に挿入された第5のインバータと、
    前記第1のラインと前記第2のラインとの間に前記第1の極性と逆の第2の極性で電気的に挿入された第6のインバータと、
    を有する
    請求項10に記載の半導体装置。
  13. 差動クロックを生成する請求項1から12のいずれか1項に記載の半導体装置と、
    前記生成された差動クロックを用いて動作する半導体メモリと、
    を備えたメモリシステム。
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