JP2020014997A - 浄水カートリッジ - Google Patents
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Abstract
Description
吸着材が収納され、一端から筒中心線方向に突出する筒状体を有する第1筒状ケースと、
中空糸膜が収納され、一端が上記筒状体に内嵌合される第2筒状ケースと、を備え、
上記第2筒状ケースの上記一端には少なくとも2つの係合部が形成され、
上記筒状体には、上記各係合部に対応する被係合部と、各被係合部を挟むように筒状体の端から突出方向に切り欠かれたスリットとが形成され、
上記第2筒状ケースの上記一端が上記筒状体に内嵌合された状態で、上記各係合部が上記各被係合部に係合することで、上記第1筒状ケースと上記第2筒状ケースとが直列に保持されている。
(2)上記係合部が、上記第2筒状ケースの外周面に突設された爪部であり、
上記被係合部が、上記爪部に対応し、上記筒状体の内周面に設けられた凹部または上記筒状体の壁を貫通する開口である。
(3)上記第2筒状ケースの外周面の上記筒状体のスリットに対応する位置にリブが形成され、
上記第2筒状ケースの上記一端が上記筒状体に内嵌合された状態で、上記リブが上記スリットに挿入されている。
(4)上記第2筒状ケースの上記一端の、上記筒状体に内嵌合される範囲の外周面に、全周に亘るリング状の突起が形成されている。
吸着材が収納された第1筒状ケースと、
中空糸膜が収納され、一端から筒中心線方向に突出して上記第1筒状ケースの一端が内嵌合される筒状体を有する第2筒状ケースと、を備え、
上記第1筒状ケースの上記一端には少なくとも2つの係合部
が形成され、
上記筒状体には、上記各係合部に対応する被係合部と、各被係合部を挟むように筒状体の端から突出方向に切り欠かれたスリットとが形成され、
上記第1筒状ケースの上記一端が上記筒状体に内嵌合された状態で、上記各係合部が上記各被係合部に係合することで、上記第1筒状ケースと上記第2筒状ケースとが直列に保持されている。
(6)上記係合部が、上記第1筒状ケースの外周面に突設された爪部であり、
上記被係合部が、上記爪部に対応し、上記筒状体の内周面に設けられた凹部または上記筒状体の壁を貫通する開口である。
(7)上記第1筒状ケースの外周面の上記筒状体のスリットに対応する位置にリブが形成され、
上記第1筒状ケースの上記一端が上記筒状体に内嵌合された状態で、上記リブが上記スリットに挿入されている。
(8)上記第1筒状ケースの上記一端の、上記筒状体に内嵌合される範囲の外周面に、全周に亘るリング状の突起が形成されている。
上記(1)の構成により、第2筒状ケースの一端には少なくとも2つの係合部が形成され、筒状体には、各係合部に対応する被係合部と、各被係合部を挟むように筒状体の端から突出方向に切り欠かれたスリットとが形成されているため、第2筒状ケースの一端を筒状体に嵌入する際に、筒状体が係合部によって押し広げられ、各係合部が各被係合部に係合することができる。スリットに挟まれた被係合部を有する筒状体は横断面が円弧状であり、筒状体が係合部によって容易に押し広げられるためには、円弧の中心角が90°以内であることが好ましい。このようにして、第1筒状ケースと第2筒状ケースとが直列に保持されるので、浄水カートリッジが効率的に製造でき、安価に提供することができる。
また、好ましくは上記(2)の構成により、係合部が、第2筒状ケースの外周面に突設された爪部であり、被係合部が、爪部に対応し、筒状体の内周面に設けられた凹部または筒状体の壁を貫通する開口であるため、いったん係合すると外れることがない。
上記(5)の構成により、第1筒状ケースの一端には少なくとも2つの係合部が形成され、筒状体には、各係合部に対応する被係合部と、各被係合部を挟むように筒状体の端から突出方向に切り欠かれたスリットとが形成されているため、第1筒状ケースの一端を筒状体に嵌入する際に、筒状体が係合部によって押し広げられ、各係合部が各被係合部に係合することができる。スリットに挟まれた被係合部を有する筒状体は横断面が円弧状であり、筒状体が係合部によって容易に押し広げられるためには、円弧の中心角が90°以内であることが好ましい。このようにして、第1筒状ケースと第2筒状ケースとが直列に保持されるので、浄水カートリッジが効率的に製造でき、安価に提供することができる。
本発明の第1の浄水カートリッジの実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1、2を参照する。図1は第1の浄水カートリッジの縦断面模式図、図2は正面図である。第1の浄水カートリッジ1は、吸着材9が収納され、一端から筒中心線方向に突出する筒状体4を有する第1筒状ケース2と、中空糸膜17が収納され、一端が筒状体4に内嵌合される第2筒状ケース13とを備えている。第2筒状ケース13の一端には4つの係合部である爪部19が形成されている。筒状体4には、各係合部に対応する被係合部である貫通孔10と、各被係合部である貫通孔10を挟むように筒状体4の端から突出方向に切り欠かれたスリット11とが形成されている。そして、第2筒状ケース13の一端が筒状体4に内嵌合された状態で、各係合部が各被係合部に係合することで、第1筒状ケース2と第2筒状ケース13とが直列に保持されている。
図1を参照する。第1筒状ケースは2、筒体3の一端から筒中心線方向に突出する筒状体4を有しており、他端側の端面が水の流入口となる開口部5を有する蓋体6になっている。蓋体6は第1筒状ケース2の筒体3に溶着、接着、嵌着、螺着などの手段により一体化されている。突出する筒状体4を有する側の端面は水の流出口となる開口部7が形成されている。開口部5、開口部7にはポリエチレンテレフタレートや、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの合成繊維からなるメッシュ8が貼り付けられている。メッシュ8は収納された吸着材9を漏らさず、処理されるべき水は通過させるフィルタ機能を有するものであるので、メッシュ8の目開きは、吸着材9の粒径よりも小さいものとなっている。また、通水での圧力損失を低減させるため、メッシュ8の開口率は強度の許す限り大きいものが好ましい。メッシュ8の代わりに合成樹脂の不織布など、フィルタ機能を有する薄いシート状のものでよい。
引き続き、本発明の第2の浄水カートリッジの実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図7を参照する。図7は第2の浄水カートリッジの縦断面模式図である。第2の浄水カートリッジ22は、中空糸膜17が収納され、一端から筒中心線方向に突出する筒状体40を有する第2筒状ケース35と、吸着材9が収納され、一端が筒状体40に内嵌合される第1筒状ケース23とを備えている。第1筒状ケース23の一端には4つの係合部である爪部32が形成されている。筒状体40には、各係合部に対応する被係合部である貫通孔41と、各被係合部である貫通孔41を挟むように筒状体40の端から突出方向に切り欠かれたスリット42とが形成されている。そして、第1筒状ケース23の一端が筒状体40に内嵌合された状態で、各係合部が各被係合部に係合することで、第1筒状ケース23と第2筒状ケース35とが直列に保持されている。
2 第1筒状ケース
3 筒体
4 筒状体
5 開口部
6 蓋体
7 開口部
8 メッシュ
9 吸着材
10 貫通孔
11 スリット
12 蓋体
13 第2筒状ケース
14 筒体
15 浄水出口
16 蓋体
17 中空糸膜
18 封止部
19 爪部
20 リブ
21 突起
22 第2の浄水カートリッジ
23 第1筒状ケース
24 開口部
25 筒体
26 開口部
27 蓋体
28 開口部
29 蓋体
30 開口部
31 筒体
32 爪部
33 リブ
34 突起
35 第2筒状ケース
36 筒体
37 浄水出口
38 蓋体
39 封止部
40 筒状体
41 貫通孔
42 スリット
Claims (8)
- 吸着材が収納され、一端から筒中心線方向に突出する筒状体を有する第1筒状ケースと、
中空糸膜が収納され、一端が前記筒状体に内嵌合される第2筒状ケースと、を備えた浄水カートリッジであって、
前記第2筒状ケースの前記一端には少なくとも2つの係合部が形成され、
前記筒状体には、前記各係合部に対応する被係合部と、各被係合部を挟むように筒状体の端から突出方向に切り欠かれたスリットとが形成され、
前記第2筒状ケースの前記一端が前記筒状体に内嵌合された状態で、前記各係合部が前記各被係合部に係合することで、前記第1筒状ケースと前記第2筒状ケースとが直列に保持された、浄水カートリッジ。 - 前記係合部が、前記第2筒状ケースの外周面に突設された爪部であり、
前記被係合部が、前記爪部に対応し、前記筒状体の内周面に設けられた凹部または前記筒状体の壁を貫通する開口である、請求項1の浄水カートリッジ。 - 前記第2筒状ケースの外周面の前記筒状体のスリットに対応する位置にリブが形成され、
前記第2筒状ケースの前記一端が前記筒状体に内嵌合された状態で、前記リブが前記スリットに挿入されている、請求項1または2の浄水カートリッジ。 - 前記第2筒状ケースの前記一端の、前記筒状体に内嵌合される範囲の外周面に、全周に亘るリング状の突起が形成された、請求項1〜3のいずれかの浄水カートリッジ。
- 吸着材が収納された第1筒状ケースと、
中空糸膜が収納され、一端から筒中心線方向に突出して前記第1筒状ケースの一端が内嵌合される筒状体を有する第2筒状ケースと、を備えた浄水カートリッジであって、
前記第1筒状ケースの前記一端には少なくとも2つの係合部が形成され、
前記筒状体には、前記各係合部に対応する被係合部と、各被係合部を挟むように筒状体の端から突出方向に切り欠かれたスリットとが形成され、
前記第1筒状ケースの前記一端が前記筒状体に内嵌合された状態で、前記各係合部が前記各被係合部に係合することで、前記第1筒状ケースと前記第2筒状ケースとが直列に保持された、浄水カートリッジ。 - 前記係合部が、前記第1筒状ケースの外周面に突設された爪部であり、
前記被係合部が、前記爪部に対応し、前記筒状体の内周面に設けられた凹部または前記筒状体の壁を貫通する開口である、請求項5の浄水カートリッジ。 - 前記第1筒状ケースの外周面の前記筒状体のスリットに対応する位置にリブが形成され、
前記第1筒状ケースの前記一端が前記筒状体に内嵌合された状態で、前記リブが前記スリットに挿入されている、請求項5または6の浄水カートリッジ。 - 前記第1筒状ケースの前記一端の、前記筒状体に内嵌合される範囲の外周面に、全周に亘るリング状の突起が形成された、請求項5〜7のいずれかの浄水カートリッジ。
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- 2018-07-25 JP JP2018139156A patent/JP7172241B2/ja active Active
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