JP7122928B2 - 中空糸膜モジュール - Google Patents
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Description
されたキャップと、前記第1充水空間と前記第2充水空間との間、前記第1充水空間と前記ハウジングの外部空間との間及び前記第2充水空間と前記外部空間との間をそれぞれ遮断するように、前記固定部、前記ハウジング及び前記キャップのそれぞれに接する位置に配置されたシール部材と、を備え、前記ハウジングは、前記シール部材に接すると共に前記開口部を規定するハウジング端縁を含み、前記キャップは、前記シール部材に接すると共に前記ハウジング端縁と共に前記シール部材を挟むキャップ端縁を含み、前記ハウジング端縁及び前記キャップ端縁を取り囲む円環形状を有するバンド部材からなり、前記ハウジング端縁及び前記キャップ端縁を挟む固定具をさらに備え、前記ハウジング端縁及び前記キャップ端縁はそれぞれ、外端ほど互いに近づく傾斜状であり、前記ハウジング端縁及び前記キャップ端縁は、前記固定具による押圧によって互いに近づく方向に姿勢を変えることによって前記シール部材を前記固定部に押し付けながら前記シール部材に密着する。
まず、本発明の実施形態1に係る中空糸膜モジュール10の構成について説明する。図1は、中空糸膜モジュール10の全体構成を模式的に示している。図2は、中空糸膜モジュール10の上部拡大断面図である。
図1に示すように、複数の中空糸膜11の各々は、上端11B及び下端11Aを有しており、上端11Bが開口した状態で固定部12により固定されると共に、下端11Aが封止されている。固定部12は、複数の中空糸膜11の上端11Bを収束固定している。
ハウジング2は、上下方向に長い形状を有する容器であり、中空糸膜エレメント1を挿抜するための開口部2A(図2)が上部に形成されている。ハウジング2の内部には、原水RW及び濾過水FWの一方が充たされる第1充水空間2Bが形成されている。本実施形態における第1充水空間2Bは、原水RW(中空糸膜11により濾過される前の水)が充たされる原水空間2Bである。原水空間2Bは、ハウジング2の底面と、ハウジング2の内側面と、固定部12の下面と、により取り囲まれている。ハウジング2の材質としては、例えばSUS、変性PPE(Poly Phenylene Ether)、ポリ塩化ビニル、ポリスルホン、ポリカーボネート、ポリオレフィン又はABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂などを用いることができるが、特に限定されない。
図2に示すように、キャップ3は、ハウジング2の開口部2Aを覆うように被せられており、固定部12の上部がキャップ3内に収容されている。キャップ3は、ハウジング2と略同じ内径を有しており、原水RW及び濾過水FWの他方が充たされる第2充水空間3Aが内部に形成されている。本実施形態における第2充水空間3Aは、濾過水FWが充たされる濾過水空間である。濾過水空間3Aは、キャップ3の内周面と固定部12の端面12B1(図2)とにより取り囲まれている。図2に示すように、固定部12(支持部12A)の外周面とキャップ3の内面との間には、隙間が形成されている。
シール部材4は、原水空間2Bと濾過水空間3Aとの間、原水空間2Bとハウジング2の外部空間10Aとの間及び濾過水空間3Aと外部空間10Aとの間をそれぞれ遮断するように、固定部12、ハウジング2及びキャップ3のそれぞれに接する位置に配置されている。換言すると、シール部材4は、原水空間2Bと濾過水空間3Aとの間の流路、原水空間2Bと外部空間10Aとの間の流路及び濾過水空間3Aと外部空間10Aとの間の流路のそれぞれの途中に位置している。
中空糸膜モジュール10は、シール部材4を押し縮めるようにハウジング端縁21及びキャップ端縁31を挟む固定具5をさらに備えている(図2)。固定具5は、ハウジング2とキャップ3との接続部を取り囲む円環形状を有するバンド部材であり、ハウジング端縁21とキャップ端縁31とを互いに近づける方向(上下方向)に挟持する。これにより、シール部材4が押し縮められ、その反力により当該シール部材4をハウジング端縁21及びキャップ端縁31に対して密着させることが可能となる。これにより、ハウジング2の外部への原水RW及び濾過水FWの漏れを防ぐことができる。本実施形態における固定具5は、単一の部材により構成されているがこれに限定されず、複数の部材により構成されていてもよい。また固定具5は、バンド式のものに限定されず、例えば複数のボルトやナットなどにより固定するものでもよい。
次に、本発明の実施形態2に係る中空糸膜モジュール100について、図7を参照して説明する。実施形態2に係る中空糸膜モジュール100は、基本的に実施形態1に係る中空糸膜モジュール10と同様の構成を備え且つ同様の効果を奏するものであるが、内圧濾過式の中空糸膜モジュールである点で異なっている。以下、実施形態1に係る中空糸膜モジュール10と異なる点についてのみ説明する。
ここで、本発明のその他実施形態に係る中空糸膜モジュールについて説明する。
2 ハウジング
2A 開口部
2B 第1充水空間
3 キャップ
3A 第2充水空間
4,4A,4B,4C,4D シール部材
5 固定具
10,100 中空糸膜モジュール
11 中空糸膜
12 固定部
21 ハウジング端縁
31 キャップ端縁
T1 厚み
G1 隙間
Claims (5)
- 複数の中空糸膜と、前記複数の中空糸膜を束状に固定する固定部と、を含む中空糸膜エレメントと、
前記中空糸膜エレメントを挿抜するための開口部が形成され、原水及び濾過水の一方が充たされる第1充水空間が内部に形成されたハウジングと、
前記開口部を覆うように前記ハウジングに取り付けられ、原水及び濾過水の他方が充たされる第2充水空間が内部に形成されたキャップと、
前記第1充水空間と前記第2充水空間との間、前記第1充水空間と前記ハウジングの外部空間との間及び前記第2充水空間と前記外部空間との間をそれぞれ遮断するように、前記固定部、前記ハウジング及び前記キャップのそれぞれに接する位置に配置されたシール部材と、を備え、
前記ハウジングは、前記シール部材に接すると共に前記開口部を規定するハウジング端縁を含み、
前記キャップは、前記シール部材に接すると共に前記ハウジング端縁と共に前記シール部材を挟むキャップ端縁を含み、
前記ハウジング端縁及び前記キャップ端縁を取り囲む円環形状を有するバンド部材からなり、前記ハウジング端縁及び前記キャップ端縁を挟む固定具をさらに備え、
前記ハウジング端縁及び前記キャップ端縁はそれぞれ、外端ほど互いに近づく傾斜状であり、
前記ハウジング端縁及び前記キャップ端縁は、前記固定具による押圧によって互いに近づく方向に姿勢を変えることによって前記シール部材を前記固定部に押し付けながら前記シール部材に密着することを特徴とする、中空糸膜モジュール。 - 前記シール部材は、前記固定部、前記ハウジング及び前記キャップのそれぞれに接する単一の部材により構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記固定部の外周面には、前記シール部材を配置するためのシール溝が形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記シール部材は、前記固定部に接する平面状のエレメントシール部と、前記ハウジングに接する曲面状のハウジングシール部と、前記キャップに接する曲面状のキャップシール部と、を含むことを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記シール部材の厚みは、前記ハウジングと前記キャップとの間の隙間よりも大きいことを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
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JPS58183201U (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-06 | 日東電工株式会社 | 液体分離装置 |
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