JP2020013397A - 警報装置及びその警報音の周波数の設定方法 - Google Patents
警報装置及びその警報音の周波数の設定方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
まず、図1を参照しつつ、この発明が適用可能な装置の一例である非常警報設備(複合装置)について簡単に説明する。
非常警報設備1において、警報音は、複数の周波数がそれぞれ一定の固定音として順次発せられるものを含んでいる。それら固定音の複数の周波数は、例えば、前記の音響特性が異なる各タイプのような複数のタイプのうちの少なくとも2つに共通のものとして使用される。これにより、音響特性が異なる複数のタイプにおいて、固定音を、複数の周波数で順次発することができ、複数の音圧レベルで順次発することができる。なお、「順次」とは順番である必要はなく、複数の周波数を異なるタイミングで使用していくことである。
各タイプのピークとなる音圧レベルが最も低いタイプ(タイプの数が2つの場合、ピークとなる音圧レベルが低い方のタイプ。以下、同じ。)における、その最も低い音圧レベルに対応する周波数(近接する周波数を含む。)を、固定音の複数の周波数の基準周波数として選択することができる。そのようにすることで、音圧レベルが最も低いタイプにおいて、その基準として選択する周波数を音圧レベルがピークとなる周波数に対応させることができる。
固定音の複数の周波数間の周波数幅(周波数差)は、人の聴覚では違いが判別できない程度の範囲内とすることができる。すなわち、固定音の複数の周波数は、人の聴覚では違いが判別できない程度の周波数幅の範囲内から選択することができる。そのようにすることで、固定音を複数の周波数で発するようにしていても、人が音程の違いを気が付き難くすることができ、違和感を覚えるのを防ぐことができる。
実験の結果より、音律間aを等分した際に20Hzとなる値を求めると、次式の通りとなる。
この発明においては、固定音の複数の周波数の設定方法としては、例えば、次の段階のいずれかを含むものとすることができる。
段階S:相対的に音圧が最も低くなるタイプの警報装置における、そのピークとなる音圧に対応する周波数を基準に、その周波数を最低又は最高の周波数とする範囲内から、前記複数の周波数を決定する。
段階S’:相対的に音圧が最も低くなるタイプの警報装置における、そのピークとなる音圧に対応する周波数を基準に、その周波数が間にある範囲内から、前記複数の周波数を決定する。
そして、段階S及びS’のいずれにおいても、前記の周波数幅W(Hz)を求める式によって求めることのできる周波数幅の範囲内から決定することができる。
警報音として、前記の複数の周波数の固定音の間には、時間経過に伴って周波数が変化するスイープ音(例えば、500Hz〜4000Hzで変化するスイープ音)を発するようにすることができる。そのようにすることにより、人が固定音の音程の違いをより気が付き難くすることができ、違和感を覚えるのをより防ぐことができる。例えば、図2のグラフの例のように、固定音の周波数を2つにする場合には、第1の鳴動周波数の固定音、スイープ音、第2の鳴動周波数の固定音、スイープ音の順で、それを一単位として繰り返して発するようにすることができる。なお、各音の間にはもちろん、無音状態を介在させてもよい。
3a:押しボタンスイッチ 4:音響装置 4a:音孔 5:表示灯
5a:グローブ
グラフ1:普通型・埋込型 グラフ2:防雨型・埋込型
グラフ3:増設型・埋込型 グラフ4:普通型・露出型
グラフ5:防雨型・露出型 グラフ6:増設型・露出型
Claims (5)
- 防火対象物で発生した火災を報知するための警報音を発する警報装置であって、音響特性が異なる複数のタイプのある警報装置において、
前記警報音は、複数の周波数がそれぞれ一定の固定音として順次発せられるものを含み、
前記複数の周波数は、前記複数のタイプの警報装置のうち2つ以上に共通して使用されることを特徴とする警報装置。 - 前記警報音は、時間経過に伴って周波数が変化するスイープ音をさらに含み、前記固定音の間に前記スイープ音が発せられることを特徴とする請求項1に記載の警報装置。
- 前記固定音の複数の周波数の間には、次式によって求められる値W(Hz)を最大とする周波数幅があることを特徴とする請求項1に記載の警報装置。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の警報装置における警報音の周波数の設定方法であって、
前記固定音の複数の周波数を決定する段階として、
相対的に音圧が最も低くなるタイプの警報装置における、そのピークとなる音圧に対応する周波数を基準に、その周波数を最低又は最高の周波数とする範囲内から、前記複数の周波数を決定する段階を含むことを特徴とする警報音の周波数の設定方法。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の警報装置における警報音の周波数の設定方法であって、
前記固定音の複数の周波数を決定する段階として、
相対的に音圧が最も低くなるタイプの警報装置における、そのピークとなる音圧に対応する周波数を基準に、その周波数が間にある周波数の範囲内から、前記複数の周波数を決定する段階を含むことを特徴とする警報音の設定方法。
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JP2006221405A (ja) * | 2005-02-10 | 2006-08-24 | Megachips System Solutions Inc | 警報システム |
JP2009104496A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Nohmi Bosai Ltd | 火災警報器 |
WO2018056358A1 (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 発音装置、警報装置、及び感知器 |
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