JP2023162446A - 防災装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、発信機、表示灯及び音響孔を備え、火災時などに操作して異常発生を知らせる防災機器収容箱、消火栓装置等の防災装置に関する。
従来、防災機器収容箱には、発信機と表示灯(この場合、位置表示灯)が設けられ、更に、内蔵したベルやブザーに対応して音響孔が設けられている。
位置表示灯は赤色表示灯を使用し、常時点灯して防災機器収容箱の位置を示して、非常の際に周囲の人に発信機の場所を認識させる。発信機は、発信機カバーに配置された保護板を押し込むことにより押釦スイッチをオン操作し、受信機へ火災通報信号を送信して警報させる。受信機は発信機からの火災通報信号を受信して火災警報を出力した場合、火災通報信号を送信した防災機器収容箱に地区音響信号を送出し、これにより防災機器収容箱のベルやブザーを鳴動して火災警報音を出力させる。
ところで、従来の防災機器収容箱に設けられた位置表示灯は、側方からの視認性を向上するために、パネル面から前方に表示カバーが数センチ程度突出した赤色表示灯を設けているが、近年にあっては、複数のLEDを分布配置した平坦な発光部材を用いたフラット型の位置表示灯が普及している。またフラット型の位置表示灯を、発信機を囲むように配置し、側方からの視認性を確保しつつ、前方への突出を抑えて物が当たらないようにして破損を防止し、更に、意匠性を高めるようにしている。
また、このように発信機、位置表示灯、音響孔を備える防災装置として、消火栓装置も知られている。
しかしながら、このような従来のフラット型の位置表示灯が設けられた防災装置にあっては、位置表示灯の表示枠が例えば発信機の外周を囲むリング状の表示枠としているが、表示面積が比較的小さいことから設置場所によっては視認性が十分でない場合があった。
本発明は、表示灯による視認性を向上させる防災装置を提供することを目的とする。
(全面配置の表示枠)
本発明は、筐体前面に発信機、音響孔及び位置表示灯を備えた防災装置であって、
位置表示灯は、発信機と音響孔の配置領域を除く配置面の略全面を埋めるように略平坦に形成されて筐体前面に配置された表示枠を備えたことを特徴とする。
本発明は、筐体前面に発信機、音響孔及び位置表示灯を備えた防災装置であって、
位置表示灯は、発信機と音響孔の配置領域を除く配置面の略全面を埋めるように略平坦に形成されて筐体前面に配置された表示枠を備えたことを特徴とする。
(導光板を構成する表示枠)
位置表示灯は、筐体の後方側に反射面を有する導光板を構成し、導光板の側端から光が入射することで筐体の前方及び側方から視認可能に発光する。
位置表示灯は、筐体の後方側に反射面を有する導光板を構成し、導光板の側端から光が入射することで筐体の前方及び側方から視認可能に発光する。
(傾斜表示面又は湾曲表示面を備えた表示枠)
表示枠は、筐体前面の外周側に対し内周側が前方に僅かに突出した傾斜表示面又は湾曲表示面を備えてもよい。
表示枠は、筐体前面の外周側に対し内周側が前方に僅かに突出した傾斜表示面又は湾曲表示面を備えてもよい。
(囲んで配置した表示枠の効果)
本発明は、防災装置であって、位置表示灯の表示枠は、発信機と音響孔を囲むように、額縁状、梯子状、又は長円環状に形成されるため、発信機と音響孔が配置されたパネル面の空きスペースを有効に活用した十分に広い表示面積を確保して視認性を向上することができる。
本発明は、防災装置であって、位置表示灯の表示枠は、発信機と音響孔を囲むように、額縁状、梯子状、又は長円環状に形成されるため、発信機と音響孔が配置されたパネル面の空きスペースを有効に活用した十分に広い表示面積を確保して視認性を向上することができる。
(並べて配置した表示枠による効果)
また、位置表示灯の表示枠は、発信機と音響孔を平行に挟むよう形成されるため、表示面積を十分に確保し、特に側方からの視認性を向上できる。
また、位置表示灯の表示枠は、発信機と音響孔を平行に挟むよう形成されるため、表示面積を十分に確保し、特に側方からの視認性を向上できる。
また、位置表示灯の長手方向の長さは、発信機と音響孔の配置領域の並び方向の長さと略同一とすることで、例えば、位置表示灯、音響孔、発信機を一列に並べて配置する場合に比べて並び方向の寸法を小さくすることができる。
(全面配置の表示枠による効果)
また、位置表示灯の表示枠は、発信機と音響孔の配置領域を除く配置面の略全面を埋めるように形成されたため、発信機と音響孔の配置位置を除く配置面が表示領域となり、一層広い表示面積が確保されることで、視認性が向上し、また、表示面積が広いことで、夜間等に設置場所での補助照明としての利用も可能となる。
また、位置表示灯の表示枠は、発信機と音響孔の配置領域を除く配置面の略全面を埋めるように形成されたため、発信機と音響孔の配置位置を除く配置面が表示領域となり、一層広い表示面積が確保されることで、視認性が向上し、また、表示面積が広いことで、夜間等に設置場所での補助照明としての利用も可能となる。
本発明の実施形態として、位置を表示する表示灯、火災警報音を出力するための音響孔、スイッチ操作により火災通報信号を出力する発信機を備えた防災機器収容箱を例にとって説明する。
図1は本発明の防災装置の例として額縁表示枠を用いた位置表示灯を配置した防災機器収容箱の第1実施形態を示した説明図、図2は防災機器収容箱の分解構造を示した説明図である。なお、防災機器収容箱は、単に、機器収容箱という場合がある。
[実施形態の基本概念]
本実施形態の基本概念は、防災装置として機能する防災機器収容箱10であって、発信機12と音響孔16の配置位置を超えるように位置表示灯14が設けられ、例えば防災機器収容箱10におけるカバープレート10aのパネル面(配置面)に設けられた発信機12と音響孔16の外側を囲む額縁表示枠28aを用いた位置表示灯14が配置され、これによってパネル面の広い範囲に分布する大きな面積の表示領域を確保することとなり、視認性を大きく向上させることができる。また、発信機12と音響孔16の周囲を位置表示灯14により囲むことで、新たな意匠性が得られ、結果として意匠性を高めることができる、というものである。
本実施形態の基本概念は、防災装置として機能する防災機器収容箱10であって、発信機12と音響孔16の配置位置を超えるように位置表示灯14が設けられ、例えば防災機器収容箱10におけるカバープレート10aのパネル面(配置面)に設けられた発信機12と音響孔16の外側を囲む額縁表示枠28aを用いた位置表示灯14が配置され、これによってパネル面の広い範囲に分布する大きな面積の表示領域を確保することとなり、視認性を大きく向上させることができる。また、発信機12と音響孔16の周囲を位置表示灯14により囲むことで、新たな意匠性が得られ、結果として意匠性を高めることができる、というものである。
また、位置表示灯14は、防災機器収容箱10のパネル面に沿った略平坦な例えば額縁表示枠28aを有し、額縁表示枠28aは拡散透光部材であり、拡散透光部材を照明する光源として機能するLED32が額縁表示枠28aの背後に設けられ、位置表示灯14の表示部は防災機器収容箱10のパネル面に沿った略平坦(フラット)な表示枠となり、前方及び側方からの視認性を向上させる表示面積の大きな表示パターンを容易に形成することが可能となる。以下、詳細に説明する。
[防災機器収容箱の第1実施形態]
(防災機器収容箱の概要)
図1に示すように、第1実施形態の防災機器収容箱10は、壁面等に設置した場合に露出されるカバープレート10aの露出面(配置面)の下側に発信機12が配置され、その上側に音響孔16が配置され、発信機12及び音響孔配置領域16aの周囲を囲むように額縁表示枠28aを用いた位置表示灯14が配置される。
(防災機器収容箱の概要)
図1に示すように、第1実施形態の防災機器収容箱10は、壁面等に設置した場合に露出されるカバープレート10aの露出面(配置面)の下側に発信機12が配置され、その上側に音響孔16が配置され、発信機12及び音響孔配置領域16aの周囲を囲むように額縁表示枠28aを用いた位置表示灯14が配置される。
各音響孔16の開口形状、大きさ、数、配列は音の出力性能、拡散性能、意匠性等を考慮して適宜選択、調整されている。
発信機12は、その中央に、内蔵した押釦スイッチ20をオン操作するため透明アクリル板等を用いた保護板18と、内部に電話ジャックを配置した保守扉22を設けている。
また、図1の額縁表示枠28aを、図2(A)に示す上下の額縁表示枠28a-1,28a-2、又は図2(B)に示す左右の額縁表示枠28a-1,28a-2に分離しても良い。即ち、位置表示灯14は、発信機12と音響孔16を完全に囲む必要はなく、概ね囲んでいれば良い。
図3に示すように、防災機器収納箱10は、カバープレート10aと箱形の本体10bで構成され、カバープレート10aに取付けられた位置表示灯14の背後となる本体10b内の相対した位置にはブザーやベル等の音響装置24が配置され、受信機からの地区音響信号により音響装置24が鳴動されると、その火災警報音を図1に示した音響孔16から出力するようにしている。
(位置表示灯の構造)
図4は図1における音響孔と位置表示灯の内部構造を示した断面図であり、図4(A)に図1のA-A断面を示し、図4(B)に図1のB-B断面を示す。
図4は図1における音響孔と位置表示灯の内部構造を示した断面図であり、図4(A)に図1のA-A断面を示し、図4(B)に図1のB-B断面を示す。
図4(A)に示すように、カバープレート10aに形成された音響孔16の背後となる本体10bには音響装置24が配置され、音響装置24からの音は音響孔16を通って外部に出力される。
図3(B)に示すように、位置表示灯14は、カバープレート10aのパネル面に額縁表示枠28aを配置しており、額縁表示枠28aが配置されたカバープレート10aには複数の透光孔26が形成される。カバープレート10aの内側には回路基板34が配置され、透光孔26に相対した回路基板34の位置には光源として機能するLED32が配置されている。
額縁表示枠28aには赤色に発光する拡散透光部材を使用している。拡散透光部材はLED32による点光源からの光を入射して面発光に変換する部材であり、回路基板34に配置したLED32の背光照明による光を、拡散透光部材を用いた額縁表示枠28aに入射して位置表示灯14の全面を略均一に赤色に面発光させる。
このように第1実施形態にあっては、発信機12及び音響孔16の周囲を囲むように額縁表示枠28aを用いた位置表示灯14が配置されることで、パネル面の広い範囲に大きな面積の表示領域を確保し、前方及び側方からの視認性を大きく向上させることができ、また、発信機12と音響孔16の周囲を額縁表示枠28aを用いた位置表示灯14により囲むことで明確な輪郭が付与され、新たな意匠性が得られ、意匠性を高めることができる。
ここで、図1の額縁表示枠28aは、図2(C)に示すように、全体として長円環状の額縁表示枠28a-3としても良く、これを図2(A)(B)の例のように、例えば上下、左右に分離しても良い。このように長円環状の額縁表示枠28a-3とすることで、丸形の発信機12に合わせて意匠上の統一感を得ることができる。
なお、例えば額縁表示枠の上部を図1のように矩形状、下部を図2(C)のように円(半円)状というように組み合わせても良い。
[防災機器収容装置の第2実施形態]
図5はカバープレートの外縁に沿って額縁表示枠を用いた位置表示灯を配置した防災機器収容箱の第2実施形態を示した説明図である。
図5はカバープレートの外縁に沿って額縁表示枠を用いた位置表示灯を配置した防災機器収容箱の第2実施形態を示した説明図である。
図5に示すように、本実施形態は、カバープレート10aの外周縁に沿って内側に配置した発信機12と音響孔16を囲むように額縁表示枠28bを用いた位置表示灯14が配置される。
位置表示灯14の額縁表示枠28bは、カバープレート10aの外周縁に沿って所定幅に配置されることで、図1に示した額縁表示枠28aに比べ、広い分布と表示面積を確保することができ、これによって更に高い視認性を確保することができる。それ以外の構成及び機能は図1の第1実施形態と同じになることから、その説明は省略する。
[防災機器収容装置の第3実施形態]
図6はカバープレートの外縁に沿って梯子状表示枠を用いた位置表示灯を配置した防災機器収容箱の第3実施形態を示した説明図である。
図6はカバープレートの外縁に沿って梯子状表示枠を用いた位置表示灯を配置した防災機器収容箱の第3実施形態を示した説明図である。
図6に示すように、本実施形態は、カバープレート10aの外周縁に沿って内側に配置した発信機12と音響孔16を個別に囲むように梯子状表示枠28cを用いた位置表示灯14が配置される。梯子状表示枠28cは、図4に示した額縁表示枠28bの発信機12と音響孔16との間に横方向に表示枠を追加した形状であり、その分、表示枠の分布と表示面積が増加し、更に視認性を高めることができる。
また、梯子状表示枠28cにより発信機12と音響孔16の周囲に個別に輪郭が付与され、意匠性を高めることができる。それ以外の構成及び機能は図1の第1実施形態と同じになることから、その説明は省略する。
[防災機器収容装置の第4実施形態]
図7は発信機と音響孔を挟んで表示枠を並べた位置表示灯を配置した防災機器収容箱の第4実施形態を示した説明図である。
図7は発信機と音響孔を挟んで表示枠を並べた位置表示灯を配置した防災機器収容箱の第4実施形態を示した説明図である。
図7に示すように、本実施形態は、カバープレート10aのパネル面に上下に並べて配置された発信機12と音響孔16の両側に、発信機12と音響孔16を左右から挟むように、一対の縦棒状のストレート表示枠28dを平行に配置することで、位置表示灯14が構成される。
壁面に設置された防災機器収容箱10は、主に側方から視認されるものであり、これに対応して本実施形態の位置表示灯14は、発信機12と音響孔16を左右から挟む垂直方向に一対のストレート表示枠28dが配置されており、側方及び前方から見た表示枠の分布と表示面積か確保され、水平方向(左右方向)に横棒状の表示枠部が配置されていなくとも、本来必要とされる視認性を損なうことはなく、簡単な表示枠の配置により遠方からの視認性を確保することができる。
また、位置表示灯14の長手方向(図7における縦方向)の長さは、発信機12と音響孔16の配置領域の並び方向の長さと略同一とすることで、例えば、位置表示灯、音響孔、発信機を一列に並べて配置する場合に比べて並び方向の寸法を小さくすることができる。
それ以外の構成及び機能は図1の第1実施形態と同じになることから、その説明は省略する。
なお、本実施形態にあっては、発信機12と音響孔16を左右から挟むように、一対のストレート表示枠28dを垂直方向に配置しているが、発信機12と音響孔16を上下から挟むように、一対の横棒状のストレート表示枠を水平方向に配置してもよい。更に、発信機12と音響孔16を挟んで上下に配置した一対のストレート表示枠に加え、発信機12と音響孔16の間にストレート表示枠を配置した3本構成としても良い。
[防災機器収容装置の第4実施形態]
図8はカバープレート10aの発信機と音響孔の配置領域を除く配置面領域(空き領域)を表示枠で概ね埋める位置表示灯を配置した防災機器収容箱の第5実施形態を示した説明図である。
図8はカバープレート10aの発信機と音響孔の配置領域を除く配置面領域(空き領域)を表示枠で概ね埋める位置表示灯を配置した防災機器収容箱の第5実施形態を示した説明図である。
図8に示すように、本実施形態は、カバープレート10aのパネル面に上下並べて配置された発信機12と音響孔16の配置部分を除く空き領域の概ね全域を埋めるように全面表示枠28eを配置することで、位置表示灯14が構成される。
即ち、位置表示灯14の全面表示枠28eは、カバープレート10aと同じ略平面形状であり、その中に発信機用開口30aと音響孔用開口30bを開口形成しており、全面表示枠28eが配置されたカバープレート10aの裏面側には透光孔を介してLEDが格子状に配置されている。
全面表示枠28eを用いた位置表示灯14は、防災機器収容箱10の位置表示灯14として広大な表示面積を確保するものであり、前方及び側方からの高い視認性が確保できる。また、位置表示灯14の表示面積が広いことから、防災機器収納箱10が設置された廊下等での夜間における補助照明としての機能も果たすことができる。
更に、発信機12と音響孔16の周囲に位置表示灯14の全面表示枠28eによる輪郭が付与されることで、新たな意匠性が生じ、その結果として意匠性を高めることかできる。それ以外の構成及び機能は図1の第1実施形態と同じになることから、その説明は省略する。
なお、音響孔開口を複数の音響孔に対応した位置に複数形成し、即ち、位置表示灯(全面表示枠)は音響孔配置領域も覆うようにして、位置表示灯14の音響孔16に対応する位置に表示灯側音響孔を複数設けるようにしても良く、このようにすれば一層広い表示面積を得ることができる。
[消火栓装置]
図9は発信機と音響孔を囲んで位置表示灯を配置した消火栓装置の実施形態を示した説明図である。
図9は発信機と音響孔を囲んで位置表示灯を配置した消火栓装置の実施形態を示した説明図である。
図9に示すように、本実施形態の消火栓装置50は金属製の収納箱52の前面に、開閉自在に消火栓扉54を設け、また消火栓扉54の上部に通報パネル56を設け、通報パネル56のカバープレート10aに発信機12と音響孔16を配置すると共に、発信機12と音響孔16の周囲を囲む額縁表示枠28fを用いた位置表示灯14を配置している。消火栓扉54の内部にはノズル付きのホースが収納されている。
位置表示灯14は、図5の防災機器収容箱10に設けられた位置表示灯14と基本的に同じであり、横長となる矩形の額縁表示枠28fを備え、横並びに配置された発信機12と音響孔16の周囲を囲むことで、位置表示灯14を構成している。
本実施形態においても、発信機12と音響孔16の周囲を囲む額縁表示枠28fを備えた位置表示灯14を設置したことで、消火栓装置50を前方及び側方を含む遠方から見たときの視認性を高めることができる。また、発信機12と音響孔16の位置表示灯14の額縁表示枠28fにより囲むことで明確な輪郭が付与され、これにより意匠性を増すことができる。
なお、図9の通報パネル56には、図1、図2、図6、図7又は図8の防災機器収容箱10に設けたと同様の位置表示灯14を設けても良い。
[本発明の変形例]
上記の防災機器収容箱の実施形態は、発信機と音響孔を縦並びに配置する場合を例にとっているが、横並びに配置するようにしても良い。なお、各実施形態で示した表示枠の外形は適宜変更して良い。
上記の防災機器収容箱の実施形態は、発信機と音響孔を縦並びに配置する場合を例にとっているが、横並びに配置するようにしても良い。なお、各実施形態で示した表示枠の外形は適宜変更して良い。
また、本発明は、機器収容箱、消火栓装置以外の防災装置にも適用できる。また、位置表示灯の他、例えば火災等の異常を表示する表示灯や、その他の表示灯であっても良い。
図1,2,5,6,7,9の実施形態において、図8の実施形態で説明したように、音響孔配置領域が位置表示灯の表示枠と重複することを妨げない。この場合も、例えば、位置表示灯の表示枠の音響孔に対応する位置に表示灯側音響孔を設けるようにして良い。
また、上記の実施形態にあっては、位置表示灯の表示枠に拡散透光部材を使用しているが、例えば適宜の導光部材を使用しても良い。一例として導光部材は、例えばアクリル製の導光板の裏面に反射ドットを印刷しており、導光板のエッジから入射した光をアクリルの全反射を用いてアクリル全面に導き、反射ドットに当たった光がその進路を変え、全反射角よりも小さい角度になった光がアクリル前面から出てくることを利用して、導光板全面を均一に赤く光るようにするものが採用できる。その他、公知の照明、導光、透光、光拡散方法を適用し得る。
また、上記の実施形態は、額縁形や梯子状の表示枠をパネル面に沿ったフラットな表示面としているが、外周側に対し内周側を外方に僅かに突出した傾斜表示面又は湾曲表示面を持つように形成し、斜め横から視認性を高めるようにしても良い。
また、本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した形状や数値による限定は受けない。
10:防災機器収容箱
10a:カバープレート
10b:本体
12:発信機
14:位置表示灯
16:音響孔
16a:音響孔配置領域
18:保護板
20:押釦スイッチ
22:保守扉
24:音響装置
26:透光孔
28a,28b,28f:額縁表示枠
28c:梯子状表示枠
28d:ストレート表示枠
28e:全面表示枠
28f:切欠環状表示枠
30a:発信機用開口
30b:音響孔用開口
32:LED
34:回路基板
50:消火栓装置
56:通報パネル
10a:カバープレート
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14:位置表示灯
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30a:発信機用開口
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32:LED
34:回路基板
50:消火栓装置
56:通報パネル
Claims (2)
- 筐体前面に発信機、音響孔及び位置表示灯を備えた防災装置であって、
前記位置表示灯は、前記発信機と前記音響孔の配置領域を除く配置面の略全面を埋めるように略平坦に形成されて前記筐体前面に配置された表示枠を備え、
前記表示枠は、前記筐体の後方側に反射面を有する導光板を構成し、前記導光板の側端から光が入射することで前記筐体の前方及び側方から視認可能に発光することを特徴とする防災装置。
- 請求項1記載の防災装置に於いて、
前記表示枠は、前記筐体前面の外周側に対し内周側が前方に僅かに突出した傾斜表示面又は湾曲表示面を備えたことを特徴とする防災装置。
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