JP2020012863A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020012863A
JP2020012863A JP2018132987A JP2018132987A JP2020012863A JP 2020012863 A JP2020012863 A JP 2020012863A JP 2018132987 A JP2018132987 A JP 2018132987A JP 2018132987 A JP2018132987 A JP 2018132987A JP 2020012863 A JP2020012863 A JP 2020012863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing device
inflow pipe
carbon filter
activated carbon
toner image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018132987A
Other languages
English (en)
Inventor
内藤 浩昭
Hiroaki Naito
浩昭 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Isotec Ltd
Original Assignee
Fujitsu Isotec Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Isotec Ltd filed Critical Fujitsu Isotec Ltd
Priority to JP2018132987A priority Critical patent/JP2020012863A/ja
Publication of JP2020012863A publication Critical patent/JP2020012863A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】活性炭フィルタの吸着効率の低下を抑制すること。【解決手段】トナー画像が形成された用紙に前記トナー画像を定着させる定着器と、前記定着器による定着によって発生した気体を捕集する捕集機構と、を備え、前記捕集機構は、前記気体が流入して流れる流入管と、前記流入管に設置された活性炭フィルタと、前記活性炭フィルタよりも上流側で前記流入管に接続し、前記流入管に外部空気を供給する供給管と、を備える、定着装置である。【選択図】図2

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
トナーにより形成されたトナー画像を単票用紙又は連続用紙(連続帳票用紙とも称される)などに転写した後、トナー画像を用紙に定着させる画像形成装置が知られている。トナー画像を用紙に定着させる際に、例えば有機系のガスなどが発生することがある。そこで、トナー画像の定着によって発生する気体を除去する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−349826号公報
トナー画像の定着によって発生する気体を除去する方法として、定着によって発生する気体が流入して流れる流入管を設け、この流入管に活性炭フィルタを設置することで、定着によって発生する気体を活性炭フィルタで捕集する方法が考えられる。しかしながら、この場合では、定着によって発生する気体の他、定着器周辺の高温空気も流入管に流入することがある。高温空気が流入管に流入した場合、流入管に設置された活性炭フィルタの温度が上昇し、活性炭フィルタの吸着効率が低下してしまう。
1つの側面では、活性炭フィルタの吸着効率の低下を抑制することを目的とする。
1つの態様では、トナー画像が形成された用紙に前記トナー画像を定着させる定着器と、前記定着器による定着によって発生した気体を捕集する捕集機構と、を備え、前記捕集機構は、前記気体が流入して流れる流入管と、前記流入管に設置された活性炭フィルタと、前記活性炭フィルタよりも上流側で前記流入管に接続し、前記流入管に外部空気を供給する供給管と、を備える、定着装置である。
1つの態様では、トナー画像を用紙に転写する印刷部と、前記トナー画像を前記用紙に定着させる定着装置と、を備え、前記定着装置は、前記トナー画像が形成された前記用紙に前記トナー画像を定着させる定着器と、前記定着器による定着によって発生した気体を捕集する捕集機構と、を備え、前記捕集機構は、前記気体が流入して流れる流入管と、前記流入管に設置された活性炭フィルタと、前記活性炭フィルタよりも上流側で前記流入管に接続し、前記流入管に外部空気を供給する供給管と、を備える、画像形成装置である。
1つの側面として、活性炭フィルタの吸着効率の低下を抑制することができる。
図1は、実施例1に係る定着装置を備える画像形成装置の図である。 図2は、実施例1に係る定着装置を示す図である。 図3は、比較例に係る定着装置を示す図である。 図4は、実施例1の変形例1に係る定着装置を示す図である。 図5は、実施例2に係る定着装置を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る定着装置を備える画像形成装置の図である。図1のように、連続用紙用のプリンタである画像形成装置300は、印刷部20と、定着装置100と、を備える。印刷部20は、感光ドラム22、感光体帯電器24、露光器26、現像ローラー28、及び転写帯電器30を備える。定着装置100は、例えばフラッシュ定着装置であり、フラッシュ定着器40を備える。なお、定着装置100は、フラッシュ定着器40による定着によって発生する気体を捕集する捕集機構を備えるが、図1では図の明瞭化のために図示を省略している。
給紙部(不図示)に折り畳まれて積み重ねられた連続用紙10は、搬送トラクター12によって感光ドラム22に送り込まれる。感光体帯電器24は、感光ドラム22の表面に一様な静電荷を与えて、感光ドラム22の表面を一様に帯電させる。露光器26は、帯電した感光ドラム22の表面に、例えばレーザ光又はLED(Light Emitting Diode)光を用いて印刷データのパターンを照射することで、静電潜像を形成する。
現像ローラー28は、感光ドラム22の表面にトナーを付着させて、露光器26で形成した静電潜像を可視化したトナー画像に現像する。転写帯電器30は、連続用紙10の裏面側から逆電荷をかけることにより、感光ドラム22の表面に形成されたトナー画像を連続用紙10の表面に転写して形成する。フラッシュ定着器40は、連続用紙10の表面に転写されたトナー画像を定着させる。
フラッシュ定着器40によってトナー画像が定着された連続用紙10は、搬送ローラー14によって、スイング装置16を介してスタッカ18の上面に折り畳まれて積み重ねられる。なお、印刷部20は、クリーナー32及び徐電器34を備えていてもよい。クリーナー32は、トナー画像を連続用紙10の表面に転写した後に感光ドラム22の表面に残存するトナーを除去する。徐電器34は、感光ドラム22の表面を除電する。
図2は、実施例1に係る定着装置を示す図である。図2のように、定着装置100は、フラッシュ定着器40と、捕集機構50と、を備える。フラッシュ定着器40は、例えばキセノンフラッシュランプ42を内蔵し、連続用紙10の表面に向けてキセノンフラッシュランプ42から閃光を照射することで、トナー画像を連続用紙10に定着させる。
捕集機構50は、流入管52、脱煙フィルタ54、活性炭フィルタ56、送風機58、及び供給管60を備える。流入管52は、例えばステンレス鋼などの金属で形成されている。流入管52の入口66は、矢印91で示される連続用紙10の搬送方向におけるフラッシュ定着器40よりも下流側で、フラッシュ定着器40近傍に連続用紙10に対向して配置されている。
送風機58は、流入管52に設置され、流入管52の入口66から出口68に向かう方向の気流を発生させる。送風機58は、例えば吸引ブロワである。送風機58は、遠心送風機であってもよいし、軸流送風機であってもよいし、その他であってもよい。送風機58が駆動(例えば一定の回転数で回転)することで、フラッシュ定着器40によるトナー画像の定着によって発生した気体は、流入管52内に流入するようになる。定着によって発生する気体としては、例えばトナー溶融時の熱分解によって気化したトナー(有機系のガス)及び煙などが挙げられる。以下において、定着によって発生する気体を熱分解気体と称すこととする。
脱煙フィルタ54及び活性炭フィルタ56は、流入管52に設置されている。脱煙フィルタ54及び活性炭フィルタ56は、例えば送風機58よりも上流側で流入管52に設置されている。脱煙フィルタ54及び活性炭フィルタ56は、例えば流入管52の上流側から脱煙フィルタ54、活性炭フィルタ56の順に設置されているが、反対の順に設置されていてもよい。送風機58によって流入管52の入口66から出口68に向かう気流が発生していることから、熱分解気体が脱煙フィルタ54及び活性炭フィルタ56に向かって流入管52内を流れる気流が発生している。脱煙フィルタ54は、例えばHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタであり、流入管52内に流入した熱分解気体のうちの煙を主に除去する。活性炭フィルタ56は、流入管52内に流入した熱分解気体のうちの有機系のガスを主に除去する。
供給管60は、一端が流入管52に接続し、他端がエアフィルタ64を介して定着装置100の外部に開放されている。供給管60の一端は、脱煙フィルタ54及び活性炭フィルタ56よりも上流側で流入管52に接続している。供給管60は、例えばステンレス鋼などの金属で形成されている。
送風機58は供給管60が流入管52に接続する接続部分70よりも下流側で流入管52に設置されている。このため、送風機58が駆動することで、外部空気が供給管60を介して流入管52に供給されるようになる。
なお、供給管60の他端は、エアフィルタ64を介さずに直接外部に開放されていてもよいが、エアフィルタ64を介すことでゴミ及び塵埃が除去された外部空気が流入管52に供給されるようになる。これにより、脱煙フィルタ54及び活性炭フィルタ56の寿命が短くなることを抑制できる。
供給管60に、供給管60を通過する外部空気の量を調整するための調整弁62が設置されている。調整弁62は、例えば電磁弁であり、制御ユニット80の指示に基づいて開度が変更される。制御ユニット80は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを備えるマイクロコンピュータを含んで構成されている。制御ユニット80は、例えばフラッシュ定着器40に備わり、フラッシュ定着器40の温度を計測する温度センサ1の計測結果に基づき、調整弁62の開度を制御する。
ここで、実施例1の定着装置100の効果を説明するにあたり、比較例の定着装置500について説明する。図3は、比較例に係る定着装置を示す図である。図3のように、比較例の定着装置500は、フラッシュ定着器40と捕集機構90を備える。捕集機構90は、流入管52、脱煙フィルタ54、活性炭フィルタ56、及び送風機58を備えるが、供給管60は備えていない。
比較例の定着装置500で生じる課題について説明する。フラッシュ定着器40による定着によって発生する熱分解気体は、送風機58が駆動することで、流入管52に流入するようになる。このときに、流入管52の入口66はフラッシュ定着器40近傍に配置されていることから、流入管52にはフラッシュ定着器40近傍の高温空気(例えば50℃〜60℃程度)も同時に流入するようになる。すなわち、流入管52には、熱分解気体と高温空気とが流入するようになる。図3では、熱分解気体と高温空気とが流入管52内を流れる流れを矢印92で示している。
熱分解気体と高温空気とは、流入管52内を流れて、脱煙フィルタ54及び活性炭フィルタ56に流入する。高温空気が脱煙フィルタ54及び活性炭フィルタ56に流入することで、脱煙フィルタ54及び活性炭フィルタ56の温度が高くなることがある。脱煙フィルタ54の性能は温度が高くなっても大きな変化はないが、活性炭フィルタ56は温度が高くなるとガスの吸着効率が低下してしまう。例えば、活性炭フィルタ56は、30℃以下の温度では良好な吸着効率を有するが、50℃以上のような高温では吸着効率が低下してしまう。したがって、比較例の定着装置500では、活性炭フィルタ56の温度が高くなって吸着効率の低下が生じることがある。吸着効率の低下を補うために、活性炭フィルタ56の活性炭量を増量することが考えられるが、この場合、コスト及び設置スペースの増大を招いてしまう。
これに対し、実施例1の定着装置100によれば、図2のように、活性炭フィルタ56よりも上流側で流入管52に接続し、流入管52に外部空気を供給する供給管60を備えている。図2では、供給管60から流入管52に供給される外部空気の流れを矢印94で示している。供給管60を備えていることで、供給管60が接続する接続部分70よりも下流側の流入管52では、熱分解気体とフラッシュ定着器40近傍の高温空気とに加えて、供給管60から供給された外部空気が流れる。図2では、熱分解気体と高温空気と外部空気とが流入管52内を流れる流れを矢印96で示している。
外部空気は、季節によって多少の変化はあるが、例えば10℃〜30℃程度である。このため、熱分解気体とフラッシュ定着器40近傍の高温空気とに加えて、供給管60から供給された外部空気が活性炭フィルタ56に流入することで、活性炭フィルタ56が高温になることが抑制される。よって、活性炭フィルタ56の吸着効率の低下を抑制できる。吸着効率の低下が抑制されるため、活性炭の増量も不要となり、コスト及び設置スペースの増大を抑制できる。
図2のように、熱分解気体が活性炭フィルタ56に向かって流入管52内を流れる気流を発生させる送風機58は、供給管60が接続する接続部分70よりも下流側で流入管52に設置されていることが好ましい。これにより、定着によって発生した熱分解気体と供給管60を介して供給される外部空気との両方を送風機58によって流入管52に流入させることができる。
図2のように、供給管60を通過する外部空気の量を調整する開度が可変な調整弁62が供給管60に設置されている場合が好ましい。これにより、流入管52への外部空気の供給量を調整することを可能となる。例えば、フラッシュ定着器40近傍の空気の温度があまり高くない場合、流入管52への外部空気の供給量がそれほど多くなくても、活性炭フィルタ56に流入する気体が高温とならず、活性炭フィルタ56が高温になることを抑制できる。したがって、供給管60に調整弁62を設置することで、フラッシュ定着器40近傍の空気の温度に応じた適切な量の外部空気を流入管52に供給できるようになる。例えば、送風機58が供給管60の接続部分70よりも下流側で流入管52に設置されている場合、送風機58は定着によって発生した熱分解気体と供給管60からの外部空気との両方を吸い込むことになる。したがって、供給管60からの外部空気の吸込み量が多くなるほど、熱分解気体の吸込み量は少なくなってしまう。上述したように、フラッシュ定着器40近傍の空気の温度があまり高くない場合では、流入管52への外部空気の供給量を抑えても、活性炭フィルタ56が高温になることを抑制できる。したがって、フラッシュ定着器40近傍の空気の温度に応じて流入管52への外部空気の供給量を調整することで、流入管52への熱分解気体の流入量を適切にすることができる。
調整弁62の開度は、例えば制御ユニット80によって制御される。この場合、制御ユニット80は、フラッシュ定着器40に備わる温度センサ1で計測されたフラッシュ定着器40の温度に基づいて、調整弁62の開度を制御してもよい。温度センサ1で計測された温度は、フラッシュ定着器40近傍の空気の温度と相関があるためである。
流入管52に流入する熱分解気体とフラッシュ定着器40近傍の高温空気の総量と、供給管60から供給される外部空気と、の割合(熱分解気体+高温空気:外部空気)は、6:4であってもよいし、7:3であってもよい。8:2であってもよいし、9:1であってもよいし、10:0であってもよい。つまり、(熱分解気体+高温空気):外部空気は、10:0〜6:4の間の値としてもよい。これにより、流入管52への熱分解気体の流入量の低下を抑えつつ、活性炭フィルタ56が高温になることを抑制することができる。
図4は、実施例1の変形例1に係る定着装置を示す図である。図4のように、実施例1の変形例1の定着装置110における捕集機構50aは、流入管52aの表面が凹凸形状をしている。その他の構成は、実施例1と同じであるため説明を省略する。
実施例1の変形例1のように、流入管52aの表面が凹凸形状となっていることで、流入管52a内を流れる気体の冷却が促進される。したがって、活性炭フィルタ56の温度が高くなることを効果的に抑制でき、吸着効率の低下を効果的に抑制することができる。
なお、実施例1の変形例1では、流入管52aの全体で表面が凹凸形状となっている場合を例に示したが、少なくとも一部が凹凸形状となっている場合でもよい。供給管60が接続する接続部分70よりも上流側での流入管52aに高温の気体が流れ易いことから、接続部分70よりも上流側での流入管52aの表面が凹凸形状となっていてもよい。
図5は、実施例2に係る定着装置を示す図である。図5のように、実施例2の定着装置200における捕集機構50bでは、供給管60は脱煙フィルタ54と活性炭フィルタ56の間で流入管52に接続している。また、供給管60には、調整弁62が設置されてなく、代わりに送風機72が設置されている。送風機72は、例えば吸引ファンである。送風機72は、遠心送風機であってもよいし、軸流送風機であってもよいし、その他であってもよい。送風機72が駆動することによって、供給管60内を外部空気が流入管52に向かって流れる気流が発生する。制御ユニット80は、フラッシュ定着器40に備わる温度センサ1での計測結果に基づいて、送風機72の回転数を制御する。これにより、供給管60から流入管52への外部空気の供給量を調整することができる。その他の構成は、実施例1と同じであるため説明を省略する。
実施例2によれば、外部空気が供給管60内を流入管52に向かって流れる気流を発生させる送風機72が供給管60に設置されている。これにより、流入管52に設置された送風機58の負荷を低減させることができる。
送風機72の回転数は、一定に固定されている場合でもよいが、可変となっていることが好ましい。これにより、流入管52への外部空気の供給量を調整することが可能となる。よって、実施例1における調整弁62と同様に、フラッシュ定着器40近傍の空気の温度に応じて流入管52への外部空気の供給量を調整することができ、流入管52への熱分解気体の流入量を適切にすることができる。送風機72の回転数は、例えば制御ユニット80によって制御される。この場合、制御ユニット80は、フラッシュ定着器40に備わる温度センサ1で計測された温度に基づいて、送風機72の回転数を制御してもよい。
実施例2において、供給管60に、送風機72に加えて、実施例1の調整弁62が設置されていてもよい。これにより、流入管52に設置された送風機58の負荷を低減させつつ、流入管52への外部空気の供給量を調整することが可能となる。例えば、供給管60に設置された送風機72の回転数が一定に固定されている場合、供給管60に開度が可変の調整弁62が設置されていることが好ましい。
供給管60は、実施例1のように、脱煙フィルタ54よりも上流側で流入管52に接続してもよいし、実施例2のように、脱煙フィルタ54と活性炭フィルタ56との間で流入管52に接続してもよい。脱煙フィルタ54は活性炭フィルタ56に比べて交換頻度が高い。実施例2の構成では、脱煙フィルタ54がフラッシュ定着器40側に近づいて設けられる。フラッシュ定着器40側はトナーなどが格納された箇所に近いため、脱煙フィルタ54がフラッシュ定着器40側に近づいて設けられることで、脱煙フィルタ54の交換の作業性が良好になり易い。
実施例1及び実施例2において、定着装置は、フラッシュ定着器40を備えるフラッシュ定着装置である場合を例に示したが、熱定着装置の場合でもよい。しかしながら、フラッシュ定着装置では、連続用紙10にキセノンフラッシュランプ42から閃光を照射するため、フラッシュ定着器40近傍の空気が高温になり易い。したがって、フラッシュ定着装置の場合に、実施例1及び実施例2で説明した捕集機構を備える場合が好ましい。
実施例1及び実施例2において、制御ユニット80は、定着装置専用の制御ユニットであってもよいし、定着装置が備わる画像形成装置全体を制御する制御ユニットであってもよい。また、定着装置は、プリンタに備わる場合に限られず、プリンタ以外の例えば複写機又はファクシミリ、若しくはこれらの機能を有する画像形成装置など、その他の装置に備わる場合でもよい。また、画像形成装置は、連続用紙に印刷する場合に限られず、単票用紙に印刷する場合であってもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)トナー画像が形成された用紙に前記トナー画像を定着させる定着器と、前記定着器による定着によって発生した気体を捕集する捕集機構と、を備え、前記捕集機構は、前記気体が流入して流れる流入管と、前記流入管に設置された活性炭フィルタと、前記活性炭フィルタよりも上流側で前記流入管に接続し、前記流入管に外部空気を供給する供給管と、を備える、定着装置。
(付記2)前記流入管に設置され、前記気体が前記流入管内を前記活性炭フィルタに向かって流れる気流を発生させる第1送風機を備え、前記第1送風機は、前記供給管が前記流入管に接続する接続部分よりも下流側で前記流入管に設置されている、付記1記載の定着装置。
(付記3)前記供給管に設置され、前記供給管を通過する前記外部空気の量を調整する開度が可変な調整弁を備える、付記1または2記載の定着装置。
(付記4)前記供給管に設置され、前記外部空気が前記供給管内を前記流入管に向かって流れる気流を発生させる第2送風機を備える、付記1から3のいずれか一項記載の定着装置。
(付記5)前記第2送風機の回転数は可変である、付記4記載の定着装置。
(付記6)前記流入管は、少なくとも一部の表面で凹凸形状をしている、付記1から5のいずれか一項記載の定着装置。
(付記7)前記定着器は、前記トナー画像が形成された前記用紙に光を照射することで前記トナー画像を定着させるフラッシュ定着器である、付記1から6のいずれか一項記載の定着装置。
(付記8)前記捕集機構は、前記活性炭フィルタよりも上流側で前記流入管に設置された脱煙フィルタを備え、前記供給管は、前記脱煙フィルタよりも上流側で前記流入管に接続している、付記1から7のいずれか一項記載の定着装置。
(付記9)前記捕集機構は、前記活性炭フィルタよりも上流側で前記流入管に設置された脱煙フィルタを備え、前記供給管は、前記脱煙フィルタと前記活性炭フィルタとの間で前記流入管に接続している、付記1から7のいずれか一項記載の定着装置。
(付記10)前記脱煙フィルタは、HEPAフィルタである、付記8または9記載の定着装置。
(付記11)トナー画像を用紙に転写する印刷部と、前記トナー画像を前記用紙に定着させる定着装置と、を備え、前記定着装置は、前記トナー画像が形成された前記用紙に前記トナー画像を定着させる定着器と、前記定着器による定着によって発生した気体を捕集する捕集機構と、を備え、前記捕集機構は、前記気体が流入して流れる流入管と、前記流入管に設置された活性炭フィルタと、前記活性炭フィルタよりも上流側で前記流入管に接続し、前記流入管に外部空気を供給する供給管と、を備える、画像形成装置。
10 連続用紙
12 搬送トラクター
14 搬送ローラー
16 スイング装置
18 スタッカ
20 印刷部
22 感光ドラム
24 感光体帯電器
26 露光器
28 現像ローラー
30 転写帯電器
32 クリーナー
34 徐電器
40 フラッシュ定着器
42 キセノンフラッシュランプ
50、50a、50b、90 捕集機構
52 流入管
54 脱煙フィルタ
56 活性炭フィルタ
58 送風機
60 供給管
62 調整弁
64 エアフィルタ
66 入口
68 出口
70 接続部分
72 送風機
80 制御ユニット
100、110、200、500 定着装置
300 画像形成装置

Claims (8)

  1. トナー画像が形成された用紙に前記トナー画像を定着させる定着器と、
    前記定着器による定着によって発生した気体を捕集する捕集機構と、を備え、
    前記捕集機構は、
    前記気体が流入して流れる流入管と、
    前記流入管に設置された活性炭フィルタと、
    前記活性炭フィルタよりも上流側で前記流入管に接続し、前記流入管に外部空気を供給する供給管と、を備える、定着装置。
  2. 前記流入管に設置され、前記気体が前記流入管内を前記活性炭フィルタに向かって流れる気流を発生させる第1送風機を備え、
    前記第1送風機は、前記供給管が前記流入管に接続する接続部分よりも下流側で前記流入管に設置されている、請求項1記載の定着装置。
  3. 前記供給管に設置され、前記供給管を通過する前記外部空気の量を調整する開度が可変な調整弁を備える、請求項1または2記載の定着装置。
  4. 前記供給管に設置され、前記外部空気が前記供給管内を前記流入管に向かって流れる気流を発生させる第2送風機を備える、請求項1から3のいずれか一項記載の定着装置。
  5. 前記第2送風機の回転数は可変である、請求項4記載の定着装置。
  6. 前記流入管は、少なくとも一部の表面で凹凸形状をしている、請求項1から5のいずれか一項記載の定着装置。
  7. 前記定着器は、前記トナー画像が形成された前記用紙に光を照射することで前記トナー画像を定着させるフラッシュ定着器である、請求項1から6のいずれか一項記載の定着装置。
  8. トナー画像を用紙に転写する印刷部と、
    前記トナー画像を前記用紙に定着させる定着装置と、を備え、
    前記定着装置は、前記トナー画像が形成された前記用紙に前記トナー画像を定着させる定着器と、前記定着器による定着によって発生した気体を捕集する捕集機構と、を備え、
    前記捕集機構は、
    前記気体が流入して流れる流入管と、
    前記流入管に設置された活性炭フィルタと、
    前記活性炭フィルタよりも上流側で前記流入管に接続し、前記流入管に外部空気を供給する供給管と、を備える、画像形成装置。
JP2018132987A 2018-07-13 2018-07-13 定着装置及び画像形成装置 Pending JP2020012863A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018132987A JP2020012863A (ja) 2018-07-13 2018-07-13 定着装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018132987A JP2020012863A (ja) 2018-07-13 2018-07-13 定着装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020012863A true JP2020012863A (ja) 2020-01-23

Family

ID=69169811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018132987A Pending JP2020012863A (ja) 2018-07-13 2018-07-13 定着装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020012863A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6643220B2 (ja) 画像形成装置
US9977400B2 (en) Exhaust air cleaning apparatus and image forming apparatus
JP7192300B2 (ja) 微粒子捕集装置、及び、画像形成装置
US10990061B2 (en) Image forming apparatus having a duct free of a filter and a duct with a filter
US6954602B2 (en) Sheet transport apparatus and image forming apparatus
JP2013195478A (ja) 画像形成装置
JP5368219B2 (ja) 冷却装置およびこれを備えた画像処理装置
JP5549195B2 (ja) 画像形成装置
JP2020012863A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6277767B2 (ja) 空調装置及び画像形成装置
JP2006215309A (ja) 画像形成装置
JP3556152B2 (ja) 画像形成装置
JP2006106709A (ja) 画像形成装置
JP6277765B2 (ja) 空調装置及び画像形成装置
JP2004020801A (ja) 画像形成装置
JP6428314B2 (ja) 感光体ユニットおよびこれを備えた画像形成装置
JP2012141645A (ja) 画像形成装置
JP4983763B2 (ja) 画像形成装置
JP2000242146A (ja) 画像形成装置
JP2005181389A (ja) 画像形成装置及びそのフィルター寿命予測方法
JP2023166736A (ja) 微粒子捕集装置、及び、画像形成装置
JP2006058581A (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2004163548A (ja) 画像形成装置
JP2020154112A (ja) 微粒子捕集装置、及び、画像形成装置
JP2003162204A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190424