JP2020011865A - 発熱体の温度調整方法及びガラス物品の製造方法 - Google Patents

発熱体の温度調整方法及びガラス物品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発熱体のペスト化により、支持部に負荷が作用することを抑制できる発熱体の温度調整方法及びガラス物品の製造方法を提供する。【解決手段】温度調整方法は、通電により発熱する発熱部41と、電極631が取り付けられる端子部42と、発熱部41及び端子部42を接続する中間部43と、を有する二珪化モリブデンを含んで構成される発熱体40と、発熱体40の中間部43の周囲を囲うように支持する支持部50と、発熱体40の発熱部41が配置される溶融炉20と、を備える加熱装置12における発熱体40の温度調整方法であって、中間部43の支持部50に支持される部分を第1中間部431としたとき、支持部50を介した第1中間部431からの放熱量を変化させることにより、第1中間部431の温度を調整する。【選択図】図2

Description

本発明は、発熱体の温度調整方法及びガラス物品の製造方法に関する。
特許文献1には、溶融ガラスを加熱するための発熱体として、二珪化モリブデンを主成分とする発熱体が開示されている。この種の発熱体は、400℃〜600℃の低い温度域に長時間維持されると、ケイ素及びモリブデンが同時に酸化する。すると、酸化ケイ素及び酸化モリブデンからなる多孔質層が発熱体の表面に形成される「ペスト化」と呼ばれる現象が起こる。
特開2016−115620号公報
棒状の発熱体にペスト化が起こると、ペスト化した部分が膨張することで外径が太くなることがある。このため、発熱体を挟むようにして発熱体を支持する支持部があるときに、発熱体の支持部に支持される部位にペスト化が起こると、支持部に負荷が作用するおそれがある。本発明の目的は、発熱体のペスト化により、発熱体を支持する支持部に負荷が作用することを抑制できる発熱体の温度調整方法及びガラス物品の製造方法を提供することである。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する発熱体の温度調整方法は、通電により発熱する発熱部と、電極が取り付けられる端子部と、発熱部及び端子部を接続する中間部と、を有する二珪化モリブデンを含んで構成される発熱体と、前記発熱体の前記中間部の周囲を囲うように支持する支持部と、前記発熱体の前記発熱部が配置される加熱室と、を備える加熱装置における前記発熱体の温度調整方法であって、前記中間部の前記支持部に支持される部分を第1中間部としたとき、前記支持部を介した前記第1中間部からの放熱量を変化させることにより、前記第1中間部の温度を調整する。
上記加熱装置において、発熱体の中間部は、支持部を介した外部への放熱量が大きいほど温度が低下する。そこで、上記温度調整方法は、支持部における放熱量を変化させることで、発熱体の第1中間部の温度がペスト化の起こる温度域にならないように、発熱体の第1中間部の温度を調整する。こうして、上記温度調整方法は、第1中間部のペスト化に伴う膨張により、支持部に負荷が作用することを抑制できる。
上記発熱体の温度調整方法において、前記支持部の周囲に配置する保温材の量を変化することにより、前記第1中間部の温度を調整することが好ましい。
上記温度調整方法は、支持部の周囲に配置する保温材の量を変化することで、支持部を介した外部への放熱量を変化させる。つまり、上記温度調整方法は、簡易な方法で、第1中間部の温度調整を行うことができる。
上記発熱体の温度調整方法において、前記発熱体に供給する電力量を調整することにより、前記第1中間部の温度を調整することが好ましい。
発熱体は、熱伝導体でもあるため、発熱部における発熱量の変化に応じて、発熱部に接続する中間部の温度が変化する。そこで、上記温度調整方法は、発熱体に供給する電力量を調整することにより、第1中間部に加えられる熱量を変化させ、第1中間部の温度がペスト化の起こる温度域にならないようにする。こうして、上記温度調整方法は、第1中間部のペスト化に伴う膨張により、支持部に負荷が作用することを抑制できる。
上記発熱体の温度調整方法において、前記中間部の前記第1中間部及び前記端子部の間の部分を第2中間部としたとき、前記第2中間部の温度に基づいて、前記第1中間部の温度を調整することが好ましい。
発熱体は、発熱部の温度が最も高くなりやすく、端子部の温度が最も低くなりやすい。このため、第2中間部の温度がペスト化の起こる温度以上の場合、第2中間部よりも発熱部に近い第1中間部の温度は第2中間部のペスト化の起こる温度以上となりやすい。そこで、上記構成の温度調整方法は、支持部に支持されない点で温度を測定しやすい第2中間部の温度に基づいて、第1中間部の温度を調整する。したがって、温度調整方法は、支持部に支持される点で温度を測定しにくい第1中間部の温度を測定しなくても、第1中間部の温度を適切に調整できる。
上記課題を解決するガラス物品の製造方法は、上述した発熱体の温度調整方法により、前記発熱体の温度を調整する温度調整工程と、前記加熱室内でガラスを加熱する加熱工程と、を備える。
上記構成によれば、ガラス物品の製造方法において、上述した発熱体の温度調整方法が奏する作用効果と同等の作用効果を得ることができる。
上記構成によれば、発熱体のペスト化により、発熱体を支持する支持部に負荷が作用することを抑制できる。
一実施形態に係るガラス物品の製造装置の概略図。 上記製造装置が備える加熱装置の部分断面図。
以下、加熱装置を備えるガラス物品の製造装置及びガラス物品の製造方法の一実施形態について説明する。
図1に示すように、ガラス物品の製造装置10(以下、「製造装置10」とも言う。)は、ガラス原料を供給する供給装置11と、ガラス原料を加熱する加熱装置12と、溶融ガラスをガラス物品に成形する成形装置13と、を備える。
供給装置11は、加熱装置12にガラス原料を供給する。ガラス原料は、例えば、硅砂、石灰及びソーダ灰などの混合物である。
加熱装置12は、ガラス原料を溶融ガラスMGに溶融する「加熱室」の一例としての溶融炉20と、溶融炉20の炉内21を加熱する加熱ユニット30と、を備える。
図1に示すように、溶融炉20は、例えば、煉瓦などの耐火物からなる底壁22、側壁23及び上壁24を有する。側壁23には、ガラス原料の投入口25と、溶融ガラスMGの流出口26と、が形成される。図2に示すように、上壁24には、炉内21に向けて凹み窪んでいる凹部27と、凹部27及び溶融炉20の炉内21を接続する接続孔28と、が形成される。凹部27及び接続孔28は、後述する加熱ユニット30の発熱体40を炉内21に向けて配置するための空間である。本実施形態において、凹部27及び接続孔28は、加熱ユニット30の発熱体40の数に応じて形成される。図2に示す断面視において、凹部27の幅は、接続孔28の幅よりも大きくなっている。
図2に示すように、加熱ユニット30は、通電により発熱する発熱体40と、発熱体40を支持する支持部50と、支持部50の周囲を覆う保温材61と、を有する。また、図1に示すように、加熱ユニット30は、発熱体40に電力を供給する電源62と、発熱体40及び電源62を接続する電線63と、発熱体40の温度を検出する温度測定部64と、を有する。
発熱体40は、二珪化モリブデンを主成分とし、通電により発熱する抵抗発熱体である。一例として、発熱体40は、70重量%以上の二珪化モリブデンと、30重量%未満のガラス又はセラミックスと、を含んで構成される。本実施形態の発熱体40は、略U字状に成形されるが、波型状に成形してもよいし、棒状に成形してもよい。また、発熱体40は、長手方向と直交する断面形状が略円形をなしている。
図2に示すように、発熱体40は、通電により発熱する発熱部41と、電線63の電極631が取り付けられる端子部42と、発熱部41及び端子部42を接続する中間部43と、を有する。発熱部41は、抵抗値が端子部42及び中間部43よりも高くなるように、断面積が端子部42及び中間部43よりも小さくされる。このため、発熱体40に通電される場合には、発熱部41が選択的に発熱する。端子部42は、U字状をなす発熱体40の両端部である。端子部42の表面には、電極631との電気接触を良好とするために、例えば、アルミ層を形成することが好ましい。中間部43は、支持部50に支持される第1中間部431と、第1中間部431及び端子部42を接続する第2中間部432と、第1中間部431及び発熱部41を接続する第3中間部433と、を有する。そして、発熱体40は、発熱部41が炉内21に位置するとともに、端子部42が上壁24から突出するように、支持部50に支持される。
支持部50は、煉瓦などの耐火物によって形成される。支持部50は、略直方体状をなす第1支持部51と、平板状をなす第2支持部52と、を有する。
図2に示す断面視において、第1支持部51の幅は、凹部27の幅よりも狭く、接続孔28の幅よりも広い。第1支持部51には、長手方向に2つの貫通孔511が形成される。貫通孔511の内径は、発熱体40の中間部43の外径よりも大きい。第1支持部51の貫通孔511には、発熱体40の端子部42及び中間部43が挿通される。
第2支持部52は、第1支持部51の貫通孔511の数に応じて配置される。図2に示す断面視において、第2支持部52の幅は、第1支持部51の貫通孔511の内径よりも大きい。第2支持部52は、例えば、クランプなどの固定具により、発熱体40の第1中間部431の上端に固定される。つまり、第2支持部52は、発熱体40の第1中間部431を径方向に締め付けるようにして、第1中間部431に固定される。
図2に示すように、第1支持部51の貫通孔511に挿通した発熱体40の第1中間部431に第2支持部52を固定すると、発熱体40の端子部42が鉛直上方に向くように第1支持部51を配置したときに、第2支持部52が第1支持部51の上面に接触する。こうして、支持部50は、発熱体40の中間部43(第1中間部431)の周囲を囲うように、発熱体40を支持する。
そして、支持部50は、溶融炉20の凹部27に配置される。支持部50が凹部27に配置されると、接続孔28を介して、発熱体40の発熱部41が炉内21に向かって延びる状態となる。
保温材61は、例えば、ガラスウールなどの無機質繊維であって、溶融炉20から外部に熱が移動することを抑制するための構成である。保温材61は、溶融炉20の上壁24の凹部27に、支持部50の周囲を囲うように配置される。保温材61の形状は、ブロック状、シート状あるいは綿状としてもよい。
電源62は、複数の発熱体40に対して一律の電力を供給してもよいし、複数の発熱体40に供給する電力を個別に変更してもよい。電源62から供給される電力量により、発熱体40の発熱量が変化する。つまり、溶融炉20の炉内21の温度が変化する。
温度測定部64は、発熱体40の第2中間部432の温度を測定する。温度測定部64は、接触式の温度計としてもよいし、非接触式の温度計としてもよい。
成形装置13は、ガラス物品の種類に応じた成形方法が選択される。ガラス物品の成形方法は、例えば、ロールアウト法、アップドロー法、フロート法及びダウンドロー法が挙げられる。成形装置13で成形されるガラス物品は、例えば、板ガラス、ガラス繊維又は管ガラスなどである。
本実施形態の作用について説明する。
以降の説明では、二珪化モリブデンにおいて、ペスト化が進行する400度〜600度の温度を「NG温度」とも言う。
溶融炉20を使用する場合には、発熱体40の発熱部41の温度が1000度以上となるように、発熱体40に電力が供給される。一方、発熱体40は、発熱部41が炉内21に配置され、端子部42が炉外に配置されるため、発熱部41から端子部42に向かうに連れて次第に温度が低くなる。このため、発熱体40の第2中間部432の温度が例えば「NG温度−50度」未満の場合、第1中間部431の温度がNG温度となる可能性が高い。この場合に、第1中間部431の温度がNG温度に維持されると、第1中間部431のペスト化に伴い第1中間部431が膨張し、支持部50に負荷が作用するおそれがある。
そこで、発熱体40の温度調整方法は、図2に二点鎖線で示すように、第2中間部432の温度が「NG温度−50度」未満の場合、支持部50を囲う保温材61の量を増やす。すると、支持部50を介した第1中間部431からの放熱量が減少し、第1中間部431の温度が高くなる。温度調整方法において、保温材61の増量は、第2中間部432の温度が「NG温度−50度」以上となるまで行われる。これは、第2中間部432の温度が「NG温度−50度」以上となれば、第2中間部432よりも発熱部41に近い第1中間部431の温度がNG温度よりも高くなるためである。なお、上記判断の対象となる温度(=「NG温度−50度」)は、一例であり、通電時における発熱体40の第1中間部431及び第2中間部432の温度差に応じて適宜に設定されることが好ましい。
また、発熱体40は、熱伝導体であるため、発熱部41で発生した熱が熱伝導により端子部42に向けて伝熱する。そこで、発熱体40の温度調整方法は、第2中間部432の温度が「NG温度−50度」未満の場合、発熱体40に供給する電力量を増大させる。すると、発熱部41の発熱量が増大する関係で、第1中間部431の吸熱量が増大する。その結果、第1中間部431の温度が高くなる。
こうして、本実施形態では、第2中間部432の温度が「NG温度−50度」未満の場合、発熱体40の第1中間部431の放熱量を減少させたり、発熱体40の第1中間部431の吸熱量を増大させたりすることで、第1中間部431をNG温度よりも高い温度とする。その結果、第1中間部431のペスト化が抑制され、第1中間部431を支持する支持部50に負荷が作用することが抑制される。
なお、保温材61の量の調整及び発熱体40に供給する電力の調整は、人の手によって行ってもよいし、コントローラーにより自動化してもよい。
その一方で、発熱体40の温度が過度に高くなる場合には、温度調整方法は、第1中間部431の温度がNG温度とならない範囲で、保温材61を減量したり、発熱体40に供給する電力量を減少させたりしてもよい。
そして、上述した発熱体40の温度を調整する温度調整工程の後に、または、温度調整工程と並行して、溶融炉20でガラス原料を溶融する溶融工程(加熱工程)及び溶融ガラスMGを成形する成形工程が実行されて、ガラス物品が製造される。
本実施形態の効果について説明する。
(1)温度調整方法は、支持部50を介した発熱体40の第1中間部431における放熱量を変化させることで、第1中間部431の温度がペスト化の起こる温度(NG温度)にならないようにする。こうして、上記温度調整方法は、第1中間部431のペスト化に伴う膨張により、支持部50に負荷が作用することを抑制できる。
(2)詳しくは、温度調整方法は、支持部50の周囲に配置する保温材61の量を変化することで、支持部50を介した発熱体40の第1中間部431の放熱量を変化させる。つまり、上記温度調整方法は、簡易な方法で、発熱体40の第1中間部431の温度調整を行うことができる。
(3)温度調整方法は、発熱体40に供給する電力量を調整することにより、第1中間部431に加えられる熱量を変化させ、第1中間部431の温度がペスト化の起こる温度(NG温度)にならないようにする。こうして、温度調整方法は、第1中間部431のペスト化に伴う膨張により、支持部50に負荷が作用することを抑制できる。
(4)温度調整方法は、支持部50に周囲を囲まれない点で温度を測定しやすい第2中間部432の温度に基づいて、第1中間部431の温度を調整する。したがって、温度調整方法は、支持部50に周囲を囲まれる点で温度を測定しにくい第1中間部431の温度を測定しなくても、第1中間部431の温度を適切に調整できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・温度調整方法は、保温材61の量を変えなくても、例えば、使用中の保温材61を断熱性能の異なる保温材61に交換することにより発熱体40の第1中間部431の温度を調整してもよい。また、温度調整方法は、複数のブロック状の保温材61を第1中間部431の周囲に配置する場合には、複数の保温材61の隙間の大きさを変更することにより第1中間部431の温度を調整してもよい。
・加熱装置12が発熱体40の第1中間部431の温度を直接測定できる温度測定部を備える場合、温度調整方法は、第1中間部431の温度に基づいて、第1中間部431の温度の調整を行ってもよい。
・温度測定部64は、第1中間部431の温度と対応する温度となる部分を測定してもよい。この場合、温度調整方法は、上記対応する部分の温度に基づいて、第1中間部431の温度調整を行ってもよい。
・加熱装置12が複数の発熱体40を備える場合、全ての発熱体40の発熱量を増大させると、炉内21の温度が必要以上に高くなるおそれがある。そこで、温度調整方法は、複数の発熱体40のうち、一の発熱体40の発熱量を増大させる一方で、他の発熱体40の発熱量を減少させてもよい。これによれば、発熱量を増大させた一の発熱体40の第1中間部431の温度をNG温度以上にでき、発熱量を減少させた他の発熱体40の第1中間部431の温度をNG温度未満にできる。他の発熱体40の発熱量を減少する場合には、他の発熱体40の支持部50を囲う保温材61の量をさらに減らしてもよい。
・加熱装置12において、発熱体40の配置は適宜変更してもよい。例えば、発熱体は、溶融炉20の底壁22を突き抜けるように配置してもよいし、溶融炉20の側壁23を突き抜けるように配置してもよい。
・加熱装置12は、ガラス以外の物品を加熱してもよい。加熱装置12は、例えば、金属及びセラミックスを加熱してもよい。
・溶融炉20は、ガラス原料を溶融ガラスMGに溶融する以外にも、溶融ガラスMGを保温するための加熱室であればよい。例えば、加熱室は、清澄室、スロート、フィーダ及びガラス原料の予備加熱室であってよい。
10…製造装置、11…供給装置、12…加熱装置、13…成形装置、20…溶融炉(加熱室の一例)、21…炉内、22…底壁、23…側壁、24…上壁、25…投入口、26…流出口、27…凹部、28…接続孔、30…加熱ユニット、40…発熱体、41…発熱部、42…端子部、43…中間部、431…第1中間部、432…第2中間部、433…第3中間部、50…支持部、51…第1支持部、511…貫通孔、52…第2支持部、61…保温材、62…電源、63…電線、631…電極、64…温度測定部。

Claims (5)

  1. 通電により発熱する発熱部と、電極が取り付けられる端子部と、発熱部及び端子部を接続する中間部と、を有する二珪化モリブデンを含んで構成される発熱体と、
    前記発熱体の前記中間部の周囲を囲うように支持する支持部と、
    前記発熱体の前記発熱部が配置される加熱室と、を備える加熱装置における前記発熱体の温度調整方法であって、
    前記中間部の前記支持部に支持される部分を第1中間部としたとき、
    前記支持部を介した前記第1中間部からの放熱量を変化させることにより、前記第1中間部の温度を調整する
    ことを特徴とする発熱体の温度調整方法。
  2. 前記支持部の周囲に配置する保温材の量を変化することにより、前記第1中間部の温度を調整する
    請求項1に記載の発熱体の温度調整方法。
  3. 前記発熱体に供給する電力量を調整することにより、前記第1中間部の温度を調整する
    請求項1又は請求項2に記載の発熱体の温度調整方法。
  4. 前記中間部の前記第1中間部及び前記端子部の間の部分を第2中間部としたとき、
    前記第2中間部の温度に基づいて、前記第1中間部の温度を調整する
    請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の発熱体の温度調整方法。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の発熱体の温度調整方法により、前記発熱体の温度を調整する温度調整工程と、
    前記加熱室内でガラスを加熱する加熱工程と、を備える
    ガラス物品の製造方法。
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