JP2020011338A - エンドエフェクタ取付冶具 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の一実施形態を適用したロボットシステム1の構成を示す説明図であり、ロボットシステム1により、台ST上に配置されたワークWKをピッキングする様子を示している。図1に示すように、ロボットシステム1は、産業用のロボット70と、ビデオカメラ80と、エンドエフェクタとしてのロボットハンド90と、エンドエフェクタ取付冶具2(以下、単に「取付冶具2」とも呼ぶ)とを有している。
図2および図3は、第1実施形態の取付冶具2の構成を示す説明図である。図2は、基台部10にカメラ取付部20が取り付けられる様子を示している。図2(a)は、基台部10の構成を示す斜視図であり、図2(b)は、カメラ取付部20の構成を示す斜視図である。また、図2(c)は、カメラ取付部20が取り付けられた基台部10を示す斜視図である。
図4は、第2実施形態の取付冶具の構成を示す説明図である。図4(a)および図4(b)は、それぞれ、第2実施形態における基台部10aおよびエンドエフェクタ取付部30aの構成を示す斜視図である。第2実施形態の取付冶具を構成するカメラ取付部は、第1実施形態のカメラ取付部20(図2(b))と同様であるので、ここでは図示を省略する。なお、図4(a)においては、図2(a)で基台部10を描いた状態から視点を−z方向に進む右ねじの方向に90°回転させた状態で、基台部10aを描いている。一方、図4(b)においては、図3(a)でエンドエフェクタ取付部30を描いた状態と同一の視点で、エンドエフェクタ取付部30aを描いている。
本発明は上記各実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
上記各実施形態では、柱状部12,12aに、y方向に貫通するねじ孔18とx方向に貫通するねじ孔19とをそれぞれ2つずつ形成しているが、これらのねじ孔の数は、必ずしも2つにする必要はない。但し、エンドエフェクタ取付部に外力が加わった際に、ねじに加わる応力を分散させてねじの破断を抑制し、ねじの破断によるエンドエフェクタの脱落や位置ずれの発生を抑制することができる点で、x方向とy方向とにそれぞれ貫通するねじ孔の数は2つ以上とするのが好ましい。
上記各実施形態では、基台部10,10aとカメラ取付部20とを別個の部材とし、基台部10,10aとカメラ取付部20とを脱着可能としているが、基台部とカメラ取付部とを一体の部材とすることも可能である。但し、カメラの交換がより容易となる点で、上記実施形態のように、基台部10,10aとカメラ取付部20とを別個の部材とするのが好ましい。
上記各実施形態では、基台部10,10aが有する柱状部12を機械軸と同軸の正四角柱状としているが、柱状部は、少なくとも平行でない2つの側面を有していれば良い。また、柱状部は、必ずしも機械軸と同軸である必要はない。例えば、柱状部を八角柱状や三角柱状にし、あるいは、柱状部をxy面における断面形状が扇形となるように形成しても良い。このようにしても、エンドエフェクタ取付部の2つの側面当接面を平行でない2つの側面に当接させることにより、エンドエフェクタ取付部の中心を機械軸に合わせることができる。同様に、カメラ取付部の第1の板状部材を柱状部の側面に当接させる場合には、当該側面に加え、少なくとも平行でない2つの側面を有していれば良い。但し、エンドエフェクタ取付部やカメラ取付部の設計および製造をより簡単に行うことができる点で、柱状部は、機械軸と同軸の正四角柱状とするのが好ましい。
上記各実施形態では、板状部材(エンドエフェクタ取付板)32とL字部材31,31aとを直交した状態で接合し、L字部材31,31aの内側の2つの面を柱状部12,12aの2つの隣接する側面に当接させているが、一般的には、エンドエフェクタ取付部全体において、柱状部の平行でない2つの側面に当接する側面当接面が形成されていればよい。例えば、エンドエフェクタ取付部全体をブロック状に形成し、当該ブロックに側面当接面を形成する切込を設けるものとしても良い。
上記各実施形態では、柱状部12,12aに、y方向に貫通するねじ孔18と、x方向に貫通するねじ孔19とを設け、これらのねじ孔18,19の先端方向における位置をずらしているが、これら2種のねじ孔(第1と第2のねじ孔)の先端方向における位置を同一にすることも可能である。但し、これら2種のねじ孔にねじをねじ込む際に、ねじ同士が接触してねじ込みが困難になることを避けるため、これら2種のねじ孔は、先端方向における位置をずらして形成するのが好ましい。
上記各実施形態では、柱状部12,12aに2種のねじ孔18,19を設けるとともに、エンドエフェクタ取付部30,30aに対応する貫通穴38,39を形成し、貫通穴38,39を通したねじをねじ孔18,19にねじ込むことにより、エンドエフェクタ取付部30,30aを柱状部12,12aに取り付けて(ねじ止めして)いるが、エンドエフェクタ取付部の柱状部への取付方法は種々変更できる。例えば、L字部材と柱状部とを挟み込むクランプを用いて、エンドエフェクタ取付部を柱状部に取り付けることも可能である。但し、エンドエフェクタ取付部と柱状部との取付をより強固にすることができる点で、上記各実施形態のように、エンドエフェクタ取付部30,30aを柱状部12,12aにねじ止めするのが好ましい。
2‥取付冶具
10,10a‥基台部
11‥フランジ部
12,12a‥柱状部
13a,14a‥凸部
17‥貫通穴
18,19‥ねじ孔
20‥カメラ取付部
21,22,23‥板状部材
27,28,29‥貫通穴
30,30a‥エンドエフェクタ取付部
31,31a‥L字部材
32‥板状部材
33‥棒状部材
35a,36a‥凹部
37,38,39‥貫通穴
70‥ロボット
71,72‥アーム
73‥工具取付部
80‥ビデオカメラ
90‥エンドエフェクタ
91‥フィンガ
92‥駆動部
ST‥台
WK‥ワーク
Claims (7)
- ロボット先端部にエンドエフェクタを取り付けるための取付冶具であって、
前記ロボット先端部に取り付けられる基台部と、
前記基台部に取り付けられ、カメラが取り付けられるカメラ取付部と、
前記エンドエフェクタが取り付けられるエンドエフェクタ取付部と、
を備え、
前記基台部は、前記ロボット先端部に取り付けられるフランジ部と、前記フランジ部から先端方向に延びる柱状部と、を有しており、
前記エンドエフェクタ取付部は、前記柱状部が有する平行でない2つの側面のそれぞれに当接する2つの側面当接面が前記2つの側面に当接した状態で前記柱状部に取り付けられる、取付冶具。 - 請求項1記載の取付冶具であって、
前記エンドエフェクタ取付部は、
前記2つの側面当接面を有するL字形のL字部材と、
前記L字部材に直交した状態で前記L字部材に接続され、前記エンドエフェクタが取り付けられるエンドエフェクタ取付板と、
を有する、取付冶具。 - 請求項1または2に記載の取付冶具であって、
前記柱状部には、前記2つの側面のそれぞれに第1と第2のねじ孔が形成されており、
前記エンドエフェクタ取付部には、前記第1と第2のねじ孔のそれぞれに対応する位置に貫通穴が形成されており、
前記エンドエフェクタ取付部は、前記貫通穴を通して前記第1と第2のねじ孔にねじをねじ込むことにより、前記柱状部に取り付けられる、取付冶具。 - 前記第1のねじ孔と、前記第2のねじ孔とは、先端方向においてずらした位置に形成されている、請求項3記載の取付冶具。
- 前記柱状部は、前記ロボット先端部の機械軸と同軸の正四角柱状に形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載の取付冶具。
- 前記2つの側面の少なくとも一方の側面と、該側面に当接する側面当接面とには、相補的な凹凸が形成されている、請求項1〜5のいずれかに記載の取付冶具。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の取付冶具であって、
前記カメラ取付部は、
前記カメラが取り付けられるカメラ取付板と、
前記カメラ取付板から同一方向にそれぞれ延び、互いに直交するとともに、互いに接合された第1と第2の板状部材と、
を有しており、
前記カメラ取付部は、前記第1の板状部材が前記柱状部の前記2つの側面とは異なる側面に当接し、前記第2の板状部材が前記フランジ部の先端面に当接した状態で、前記基台部に取り付けられる、
取付冶具。
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