JP2020009919A - 電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】接着剤が漏れ出すことを抑制することができる電子装置を提供する。【解決手段】電子装置は、基板と、上面において基板の一面に接触する放熱部材20と、基板を覆うように放熱部材20に組み付けられたケース30と、を備える。ケース30は、接着剤によって放熱部材20の上面に接合されており、ケース30のうち放熱部材20の側面に対向する部分には、凹凸形状の接着剤だまり部322が形成されている。これによれば、放熱部材20とケース30とを接合する際に、接着剤が放熱部材20の上面とケース30との間の隙間から漏れ出しても、接着剤だまり部322の凹部に接着剤が流れ込むため、電子装置の外部に接着剤が漏れ出すことを抑制することができる。【選択図】図7
Description
本発明は、電子装置に関するものである。
モータの制御回路等が形成された基板を放熱部材に搭載するとともに、基板を保護するケースと放熱部材とをねじによって接合した電子装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような電子装置において、ケースと放熱部材は、例えば接着剤によって接合されるとともに、基板の接地のために導電性のねじによって電気的に接続される。
ケースと放熱部材とを1つのねじで接合する構成では、ねじ締めする際に、ねじで接合される部分に大きな荷重がかかる。そのため、部品寸法公差によってケースが傾いて、ケースの一部が放熱部材から浮き上がり、ケースと放熱部材との間に隙間が形成される。この隙間から電子装置の外に接着剤が漏れ出すと、短絡等の不具合が発生するおそれがある。
本発明は上記点に鑑みて、接着剤が漏れ出すことを抑制することができる電子装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、基板(10)と、上面において基板の一面に接触する放熱部材(20)と、基板を覆うように放熱部材に組み付けられたケース(30)と、を備える電子装置であって、ケースは、接着剤(60)によって放熱部材の上面に接合されており、ケースのうち放熱部材の側面に対向する部分には、凹凸形状の接着剤だまり部(322)が形成されている。
これによれば、放熱部材とケースとを接合する際に、接着剤が放熱部材の上面とケースとの間の隙間から漏れ出しても、接着剤だまり部の凹部に接着剤が流れ込むため、電子装置の外部に接着剤が漏れ出すことを抑制することができる。
また、請求項3に記載の発明では、基板(10)と、基板の一面に接触する放熱部材(20)と、基板を覆うように放熱部材に組み付けられたケース(30)と、を備える電子装置であって、放熱部材とケースは、ねじ(50)によって接合されており、放熱部材は、ねじの軸方向において、ねじが取り付けられた部分よりもねじから離れた部分の方が高くされている。
これによれば、ねじ締めする際に、放熱部材の高くされた部分がケースの底面に当たり、放熱部材からケースが浮き上がることが抑制されるため、放熱部材とケースとの間の隙間から接着剤が漏れ出すことを抑制することができる。
また、請求項6に記載の発明では、基板(10)と、基板の一面に接触する放熱部材(20)と、基板を覆うように放熱部材に組み付けられ、基板に電気的に接続されたケース(30)と、を備える電子装置であって、基板とケースは、ボンディングワイヤ、リベット、ばね、プローブピン、または接着剤によって構成された導電部材(70)によって電気的に接続されている。
このような導電部材によって放熱部材とケースとを電気的に接続する構成では、ねじを用いる場合に比べて、ケースを放熱部材に組み付ける際に、接着剤が塗布された部分にかかる荷重が小さくなるため、接着剤が漏れ出すことを抑制することができる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。図1〜図6に示すように、本実施形態の電子装置は、基板10と、放熱部材としての放熱フィン20と、ケース30とを備えている。電子装置は、例えば車両のラジエーターファンコントローラに用いられる。
第1実施形態について説明する。図1〜図6に示すように、本実施形態の電子装置は、基板10と、放熱部材としての放熱フィン20と、ケース30とを備えている。電子装置は、例えば車両のラジエーターファンコントローラに用いられる。
基板10は、ラジエーターファンの制御回路等を構成する半導体素子や配線層が形成された半導体基板である。放熱フィン20は、基板10を冷却するためのものであり、例えばアルミニウム等で構成されている。放熱フィン20は矩形板状やブロック状とされており、基板10は、図示しない導電性の接着剤によって、放熱フィン20の上面に面接触するように固定されている。
ケース30は、基板10を保護するものであり、基板10を覆うように放熱フィン20に組み付けられている。図2〜図4に示すように、ケース30は、底部31と、側壁部32と、プレート部33とを備えている。底部31、側壁部32、プレート部33は、樹脂等で構成される。
底部31は、矩形板状とされており、放熱フィン20の上面に接合されている。図2に示すように、底部31の上面には、抵抗器やコンデンサ等で構成された回路部40が配置されている。底部31のうち回路部40が配置されていない部分には、底部31を厚さ方向に貫通する開口部311が形成されており、基板10と、放熱フィン20の上面の一部は開口部311から露出している。
側壁部32は、底部31の上面に垂直な方向に延設された四角筒状の部材とされており、内壁面において底部31と接合され、底部31と一体に構成されている。図4に示すように、側壁部32の一部は、底部31から放熱フィン20側に向かって突出しており、突出した部分において、放熱フィン20の側面の一部を覆っている。放熱フィン20は、基板10が接着された上面の一部と、側面のうち上面に近い部分とを、底部31および側壁部32によって覆われている。
側壁部32の外壁面には、凸部321が形成されている。凸部321には、図示しないねじ穴が形成されており、このねじ穴を通る図示しないねじによって、ケース30が車体等に固定される。
側壁部32のうち放熱フィン20とは反対側の開口部は、板状のプレート部33によって塞がれており、開口部311から露出した基板10と、放熱フィン20の一部と、回路部40は、側壁部32とプレート部33に覆われている。
図4、図5に示すように、電子装置はねじ50を備えており、放熱フィン20の上面の角部には、ねじ50を取り付けるためのねじ穴21が形成されている。また、図4に示すように、底部31のうちねじ穴21に対応する部分には、底部31を厚さ方向に貫通するねじ穴312が形成されている。
ケース30のうちねじ穴312の周囲には、図2に示すように導電部材34が配置されている。放熱フィン20とケース30は、ねじ穴312およびねじ穴21を通るねじ50によって接合されるとともに、電気的に接続されている。基板10は、放熱フィン20、ねじ50、導電部材34を介して接地される。
図5に示すように、放熱フィン20の上面の外周部には、接着剤60が塗布されており、放熱フィン20とケース30は、接着剤60によって接合されている。図6に示すように、放熱フィン20は、底部31の一部を覆うように配置されている。
図7に示すように、側壁部32のうち放熱フィン20の側面に対向する部分には、放熱フィン20に接触する部分と放熱フィン20から離れた部分とを含む凹凸形状の接着剤だまり部322が形成されている。接着剤だまり部322は、放熱フィン20と底部31との間の隙間から電子装置の外部に接着剤60が漏れ出すことを抑制するためのものである。
接着剤だまり部322の凸部および凹部は、接着剤60が放熱フィン20の上面から底面に向かって流れることを抑制するように延設されている。例えば、接着剤だまり部322の凸部および凹部は、放熱フィン20の上面および底面に平行な方向(図7中紙面奥行き方向)に延設されている。
なお、図7では接着剤だまり部322の凸部の断面が台形状とされているが、図8、図9に示すように、接着剤だまり部322の凸部の断面が三角形状や半円形状とされていてもよい。
このような電子装置を製造するには、まず、基板10に回路を形成し、図示しない導電性の接着剤によって放熱フィン20の上面に基板10を固定する。また、一体に構成された底部31、側壁部32および導電部材34を用意し、底部31の上面に回路部40を配置する。
そして、放熱フィン20の上面の外周部に接着剤60を塗布し、開口部311から基板10と放熱フィン20の一部とが露出するように、接着剤60によって放熱フィン20にケース30を固定する。
その後、ねじ50によって放熱フィン20とケース30とを接合し、側壁部32にプレート部33を接合することにより、電子装置が製造される。基板10は放熱フィン20およびねじ50を介してケース30に電気的に接続されており、図示しないねじによってケース30を車体等に取り付けることで、基板10が接地される。
放熱フィン20とケース30とを接合する際には、ねじ締めされる部分に荷重がかかり、部品寸法公差によって放熱フィン20の上面に対して底部31が傾斜し、ねじ50とは反対側の部分が浮き上がる。すると、放熱フィン20と底部31との間に隙間が形成され、図6の領域Rで示す部分から接着剤が漏れ出すおそれがある。
これに対して、本実施形態では、放熱フィン20と底部31との間の隙間から接着剤60が漏れ出すと、接着剤だまり部322の凹部に接着剤60が流れ込むため、接着剤60が放熱フィン20の上面から底面に向かって流れることが抑制される。これにより、電子装置の外部に接着剤60が漏れ出すことを抑制することができる。
なお、ねじ50によって放熱フィン20とケース30とを接合する際には、図10に示すように、側壁部32の開口端部の全体を放熱フィン20に向かって加圧しながらねじ締めすることが望ましい。このようにすると、底部31の全体に均一に荷重がかかり、ねじ50が配置された部分だけに荷重がかかることが抑制されるため、ねじ50とは反対側の部分が浮き上がることを抑制することができる。これにより、放熱フィン20と底部31との間に形成される隙間が小さくなり、接着剤60が漏れ出すことをさらに抑制することができる。
また、ねじ50によって放熱フィン20とケース30とを接合する際に、図11に示すように、側壁部32のうち、ねじ50とは反対側の部分を加圧しながらねじ締めしてもよい。このようにしても、同様に、接着剤60が漏れ出すことをさらに抑制することができる。
また、本実施形態ではねじ50を放熱フィン20の角部とケース30の角部とを接合するように配置したが、ねじ50を放熱フィン20の内周部とケース30の内周部とを接合するように配置してもよい。このような構成では、ねじ締めする際に、放熱フィン20の上面に対する底部31の傾きが低減され、放熱フィン20と底部31との間に形成される隙間が小さくなる。これにより、接着剤60が漏れ出すことをさらに抑制することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して放熱フィン20の形状を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して放熱フィン20の形状を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第1実施形態では、放熱フィン20の高さが一定とされているが、図12に示すように、本実施形態の放熱フィン20の断面は、ねじ50の軸方向において、ねじ50が取り付けられた部分よりもねじ50から離れた部分の方が高くされた台形状とされている。
放熱フィン20をこのような形状とすることで、ねじ締めする際に、放熱フィン20の高くされた部分が底部31の裏面に当たり、放熱フィン20から底部31が浮き上がることが抑制される。これにより、接着剤60が漏れ出すことをさらに抑制することができる。
なお、放熱フィン20の断面を、ねじ50の軸方向において、ねじ50が取り付けられた部分よりもねじ50から離れた部分の方が高くされた他の形状としてもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対してねじ50の数を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対してねじ50の数を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態の電子装置は、複数のねじ50を備えている。具体的には、図13に示すように、電子装置は2つのねじ50を備えており、2つのねじ50は放熱フィン20の対向する2つの角部に配置されている。
このように複数のねじ50によって放熱フィン20とケース30とを接合することにより、ねじ50で接合される部分にかかる荷重が分散される。そのため、ケース30が放熱フィン20から浮き上がることが抑制され、接着剤60が漏れ出すことをさらに抑制することができる。
なお、本実施形態では電子装置は2つのねじ50を備えているが、電子装置が3つ以上のねじ50を備えていてもよい。電子装置が3つのねじ50を備える場合には、例えば図14に示すように、3つのねじ50は放熱フィン20の3つの角部に配置される。また、電子装置が4つのねじ50を備える場合には、4つのねじ50は例えば放熱フィン20の4つの角部に配置される。
また、電子装置が複数のねじ50を備える場合には、少なくとも1つのねじ50が、基板10を接地する機能を果たしていればよい。すなわち、すべてのねじ50が導電部材34を介して接地されていてもよいし、一部のねじ50のみが接地されていてもよい。
(第4実施形態)
第4実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して基板10を接地する方法を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第4実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して基板10を接地する方法を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図15に示すように、本実施形態では、ねじ50の代わりに配置された導電部材70によって、基板10がケース30の導電部材34に電気的に接続されている。導電部材70は、例えば、ボンディングワイヤ、リベット、ばね、プローブピン、導電性の接着剤等とされている。なお、図15では、導電部材70をボンディングワイヤで構成し、放熱フィン20の上面と導電部材34とを電気的に接続した例について図示している。
このような導電部材70によって放熱フィン20とケース30とを電気的に接続する本実施形態では、ねじ50を用いる場合に比べて、ケース30を放熱フィン20に組み付ける際に、接着剤60が塗布された部分にかかる荷重が小さくなる。そのため、接着剤60が漏れ出すことをさらに抑制することができる。
(第5実施形態)
第5実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対してゴム状部材を追加したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第5実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対してゴム状部材を追加したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図16に示すように、本実施形態では、放熱フィン20の上面の外周部にゴム状部材としてのパッキン80が配置されている。パッキン80は、放熱フィン20とケース30との間に配置され、放熱フィン20とケース30との間の隙間を埋めるものである。パッキン80は、基板10、ねじ穴21および接着剤60を囲むように配置されている。なお、図16では、接着剤60の図示を省略している。
このようなパッキン80によって、放熱フィン20とケース30の部品寸法公差による凹凸や歪みを吸収し、放熱フィン20とケース30との間に隙間が形成されることを抑制することができる。これにより、接着剤60が漏れ出すことをさらに抑制することができる。
(第6実施形態)
第6実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して放熱フィン20およびケース30の形状を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第6実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して放熱フィン20およびケース30の形状を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図17に示すように、本実施形態では、側壁部32のうち放熱フィン20の側面に対向する部分に、放熱フィン20の側面に向かって突出した凸部323が形成されている。凸部323は、側壁部32のうち放熱フィン20の1つの側面に対向する部分と、この側面とは反対側の側面に対向する部分にそれぞれ形成されている。2つの凸部323は、放熱フィン20の側面に沿った一方向(図17中紙面奥行き方向)に直線状に延設されている。
また、側壁部32のうち凸部323が形成された部分に対向する放熱フィン20の2つの側面には、それぞれ、凸部323に対応する形状の凹部22が形成されている。
放熱フィン20とケース30をこのような形状とし、凸部323が凹部22を通るようにケース30をスライドさせて放熱フィン20に組み付けることで、放熱フィン20からケース30が浮くことを抑制することができる。これにより、接着剤60が漏れ出すことをさらに抑制することができる。
なお、図18に示すように、放熱フィン20の側面に、放熱フィン20の側面に沿った一方向に直線状に延設された凸部23を形成し、側壁部32のうち放熱フィン20の側面に対向する部分に、凸部23に対応する形状の凹部324を形成してもよい。このような構成においても、本実施形態と同様の効果が得られる。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
例えば、上記第2〜第6実施形態において、側壁部32に接着剤だまり部322が形成されていなくてもよい。また、上記第2〜第5実施形態において、第6実施形態のようにケース30をスライドさせて放熱フィン20に組み付けてもよい。また、上記第2〜第4実施形態において、放熱フィン20とケース30との間にパッキン80が配置されていてもよい。また、上記第2、第3実施形態において、基板10が導電部材70によって接地されていてもよい。また、上記第2実施形態において、電子装置が複数のねじ50を備えていてもよい。
10 基板
20 放熱フィン
30 ケース
322 接着剤だまり部
50 ねじ
60 接着剤
70 導電部材
20 放熱フィン
30 ケース
322 接着剤だまり部
50 ねじ
60 接着剤
70 導電部材
Claims (9)
- 基板(10)と、
上面において前記基板の一面に接触する放熱部材(20)と、
前記基板を覆うように前記放熱部材に組み付けられたケース(30)と、を備える電子装置であって、
前記ケースは、接着剤(60)によって前記放熱部材の上面に接合されており、
前記ケースのうち前記放熱部材の側面に対向する部分には、凹凸形状の接着剤だまり部(322)が形成されている電子装置。 - 前記放熱部材と前記ケースは、ねじ(50)によって接合されている請求項1に記載の電子装置。
- 基板(10)と、
前記基板の一面に接触する放熱部材(20)と、
前記基板を覆うように前記放熱部材に組み付けられたケース(30)と、を備える電子装置であって、
前記放熱部材と前記ケースは、ねじ(50)によって接合されており、
前記放熱部材は、前記ねじの軸方向において、前記ねじが取り付けられた部分よりも前記ねじから離れた部分の方が高くされている電子装置。 - 前記ねじは、前記放熱部材の内周部と前記ケースの内周部とを接合するように配置されている請求項2または3に記載の電子装置。
- 複数の前記ねじを備える請求項2ないし4のいずれか1つに記載の電子装置。
- 基板(10)と、
前記基板の一面に接触する放熱部材(20)と、
前記基板を覆うように前記放熱部材に組み付けられ、前記基板に電気的に接続されたケース(30)と、を備える電子装置であって、
前記基板と前記ケースは、ボンディングワイヤ、リベット、ばね、プローブピン、または接着剤によって構成された導電部材(70)によって電気的に接続されている電子装置。 - 前記放熱部材と前記ケースとの間に配置され、前記放熱部材と前記ケースとの隙間を埋めるゴム状部材(80)を備える請求項1ないし6のいずれか1つに記載の電子装置。
- 前記ケースのうち前記放熱部材の側面に対向する部分には、直線状の凸部(323)が形成されており、
前記放熱部材の側面には、前記凸部に対応する形状の凹部(22)が形成されている請求項1ないし7のいずれか1つに記載の電子装置。 - 前記放熱部材の側面には、直線状の凸部(23)が形成されており、
前記ケースのうち前記放熱部材の側面に対向する部分には、前記凸部に対応する形状の凹部(324)が形成されている請求項1ないし7のいずれか1つに記載の電子装置。
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