JP2020009163A - 判定システム - Google Patents
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Abstract
Description
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、判定システムに関するものである。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
まず、本実施の形態に係る光警報システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る光警報システムを示す全体図である。
光警報器1は、発光して警報する警報手段である。この光警報器1の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、閃光であるフラッシュ光を出力することにより発光する公知の発光手段を用いて従来と同様にして構成することができ、また、光制御装置2側から供給される電力を受電して自己の不図示のコンデンサに当該受電した電力をチャージして、チャージした電力を用いてフラッシュ光を出力するように構成されていることとする。
光制御装置2は、例えば、光警報器1の発光を制御する発光制御手段である。図2は、光制御装置を示すブロック図である。この光制御装置2の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、入出力部21、及び制御部22を備える。
入出力部21は、電気信号を入力及び/又は出力する入出力手段である。この入出力部21の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、起動信号入力端子T1、及び同期信号出力端子T2を備える。
起動信号入力端子T1は、起動信号が入力される入力手段であり、例えば、不図示の防災受信機に電気的に接続される端子である。同期信号出力端子T2は、発光同期信号を出力する出力手段であり、例えば、複数の光警報器1が電気的に接続される端子である。「起動信号」とは、光制御装置2を動作させることにより光警報器1を点灯(発光)及び消灯(以下、「点滅」と称する)させる電気信号である。図3は、同期信号出力端子から出力される電気信号を例示した図であり、(a)は、発光同期信号を含む電気信号であり、(b)は、発光同期信号を含まない電気信号である。「発光同期信号」とは、前述の同期信号であり、例えば、光警報器1を動作せるための電力を供給するためのハイレベルの電圧に含まれるローレベルのパルスの信号であり、一例としては、図3(a)のパルスの信号である。
制御部22は、光制御装置2を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係るプログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して光制御装置2にインストールされることで、制御部22の各部を実質的に構成する。
次に、このように構成され光警報システム900によって実行される処理について説明する。具体的には、発光処理及び判定処理について説明する。
図4は、発光処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。「発光処理」とは、概略的には、光警報システム900の光警報器1が実行する処理であり、具体的には、点滅させる処理である。なお、この発光処理の具体的な内容は任意であり、従来と同様な処理を適用することができるので、概要のみ説明する。この発光処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、不図示の防災受信機が火災又はガス漏れ等の異常が発生したものと判定して、起動信号を出力し、当該起動信号が光制御装置2に入力され、当該光制御装置2が電気信号を出力することにより、光制御装置2からの電力(電気信号)が光警報器1に供給された場合において、光警報器1の制御部(不図示)が、当該供給された電力にて動作を開始した場合に、起動して実行を開始するものとし、実行が開始されたところから説明する。
図5は、判定処理のフローチャートである。「判定処理」とは、概略的には、光警報システム900の光制御装置2が実行する処理であり、具体的には、同期モードを判定する処理である。この判定処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、起動信号を受信した光制御装置2による制御により光警報器1が点滅している場合に行われるユーザからの判定要求を、光制御装置2の制御部22が、不図示の通信部又は不図示の操作部を介して受け付けた場合に、起動して実行を開始するものとし、実行が開始されたところから説明する。なお、光制御装置2が電気信号の出力を開始した場合に、当該判定処理を自動的に起動することとしてもよい。
このように本実施の形態によれば、複数の光警報器1が第1の同期モードで同期しているか、第2の同期モードで同期しているかを判定することにより、例えば、複数の光警報器1の同期モードを管理することが可能となる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。
また、上記実施の形態では、光警報器1を動作させるための電力を図3(a)(b)の電気信号にて供給する場合について説明したが、これに限らない。例えば、光警報器1に電源線を配線したり、あるいは、電池を設けたりして、これらの電源線又は電池から電力を供給してもよい。この場合、光制御装置2は、同期信号出力端子T2からハイレベルのパルスを発光同期信号として出力するように構成してもよい。
また、光制御装置2に対して前述の出力手段としてLED(Light Emitting Diode)が設けられている場合、判定部221が、このLEDによる発光に基づいて、同期モードを判定するように構成してもよい。ここで、出力手段としての「LED」とは、発光同期信号を出力していることをユーザに報知する報知手段であり、例えば、光制御装置2が発光同期信号を出力する場合に発光するものであり、一例としては、図3(a)のパルスに対応するタイミングで発光し、このタイミング以外のタイミングでは消灯するものである。この場合、光制御装置2に対して当該LEDが発光した場合に出力される光を検出する検出手段(例えば、フォトダイオード等)を設けた上で、この検出手段による光の検出結果に基づいて判定してもよい。詳細には、検出手段が所定時間(例えば、外部同期にて点滅する間隔よりも長い時間であり、5秒〜7秒等)以内にLEDからの光を検出した場合、光警報器1が第1の同期モードで同期しているものと判定し、また、検出手段が所定時間以内にLEDからの光を検出しなかった場合、光警報器1が第2の同期モードで同期しているものと判定することとする。
また、「判定システム」の機能を、図1に図示されている各装置以外の他の装置に設けて、当該他の装置にて同期モードを判定するように構成してもよい。この場合、例えば、光制御装置2と光警報器1との間の配線に当該他の装置を電気的に接続することにより、発光同期信号を検出するように構成した上で、実施の形態で説明した判定手段の処理を行うように構成してもよい。また、「(出力手段について)」の技術を用いて、出力手段としてLEDの出力結果に基づいて判定するように構成してもよい。このように構成した場合、出力手段の出力結果に基づいて、複数の光警報器1が第1の同期モードで同期しているか、第2の同期モードで同期しているかを判定することにより、例えば、同期信号を直接的に検出することが不要となり、つまり、同期信号が伝送される伝送路に電気回路を設けることが不要となるので、複数の光警報器の同期モードを比較的容易に管理することが可能となる。
また、判定システムに対して、警報器側表示部を設けてもよい。「警報器側表示部」とは、第1の同期モードで同期しているか、第2の同期モードで同期しているかを表示する警報器側表示手段であり、具体的には、光警報器に設けられているものであり、例えば、LED等の任意の光源を有する表示灯等を含む概念であり、一例としては、前述のフラッシュ光を出力する発光手段とは異なる表示灯等を含む概念である。そして、このような警報器側表示部の具体的にな実装手法は任意であるが、例えば、警報器側表示部としての表示灯を、図1の光警報器1に設けた上で、光制御装置2と光警報器1とが任意の手法(例えば、無線通信又は不図示の通信線を介する有線通信等)で通信するように構成した上で、SB2において、光制御装置2の判定部221又は制御部22が、光警報器1との間で通信を行った上で、SB1の判定結果を、当該表示灯を介して出力するように実装してもよい。ここでの出力態様は任意であり、発光色、発光タイミング、又は発光強度にて相互に識別できるようにして出力してもよく、例えば、SB1で第1の同期モードで同期しているものと判定した場合に、表示灯を緑色にて発光させて、第1の同期モードで同期していることを表示したり、あるいは、SB1で第2の同期モードで同期しているものと判定した場合に、表示灯を赤色にて発光させて、第2の同期モードで同期していることを表示したりしてもよい。このように構成した場合、警報器側表示部を備えることにより、例えば、光警報器側を視認することにより、複数の光警報器の同期モードを直観的に確認することができ、利便性が向上させることが可能となる。
また、判定システムに対して、制御側表示部を設けてもよい。「制御側表示部」とは、第1の同期モードで同期しているか、第2の同期モードで同期しているかを表示する制御側表示手段であり、具体的には、光制御装置に設けられているものであり、例えば、前述の警報器側表示部と同様にして構成することができるものである。そして、このような制御側表示部の具体的にな実装手法は任意であるが、例えば、制御側表示部としての表示灯を、図1の光制御装置2に設けた上で、SB2において、光制御装置2の判定部221又は制御部22が、SB1の判定結果を、当該表示灯を介して出力するように実装してもよい。ここでの出力態様は任意であり、前述の警報器側表示部の場合と同様にしてもよい。このように構成した場合、警報器側表示手段を備えることにより、例えば、光制御装置側を視認することにより、複数の光警報器の同期モードを一瞥して確認することができ、利便性が向上させることが可能となる。
また、判定システムに対して、試験信号出力部を設けてもよい。「試験信号出力部」とは、試験信号を出力する試験信号出力手段である。なお、「試験信号」とは、少なくとも1個の光警報器に対して出力される信号であり、具体的には、光警報器が第1の同期モードで同期することを試験したり、あるいは、光警報器が第2の同期モードで同期することを試験するしたりする信号であり、例えば、第1の同期モード試験信号、第2の同期モード試験信号、及び第1同期モード光警報試験信号等を含む概念である。なお、第1同期モード光警報試験信号については、後述する。
また、上述の「(試験信号出力部について(その1))」で説明した概念に、「判定手段による判定」の概念を適用してもよい。具体的には任意であるが、例えば、光制御装置2と光警報器1とが前述の任意の手法で通信するように構成した上で、光警報器1の制御部が、自己に設定されている同期モードを特定する同期モード情報を光制御装置2に送信するよう構成した上で、光制御装置2の判定部221が、受信した同期モード情報に基づいて判定してもよい。詳細には、例えば、第1の同期モードが設定されていることを特定する同期モード情報を受信した場合、光警報器1が第1の同期モードで同期していることを判定し、一方、第2の同期モードが設定されていることを特定する同期モード情報を受信した場合、光警報器1が第2の同期モードで同期していることを判定することとする。そして、この後、光制御装置2は、図5のSB2の場合と同様にして、判定した同期モードを出力するように構成してもよい。
また、上述の「(試験信号出力部について(その1))」では、第1の同期モード試験信号を受信したこと(つまり、第1の同期モードで動作していること)、及び第2の同期モード試験信号を受信したこと(つまり、第2の同期モードで動作していること)を、試験表示灯を介して出力する場合について説明したが、これに限らず、光警報とは異なり、且つ、同期モードを認識できる限りにおいて、任意の手法で出力するように構成してもよい。例えば、フラッシュ光を出力する発光手段を用いて、光警報を行う場合のフラッシュ光よりも弱いフラッシュ光を各同期モードにて出力することにより、何れの試験信号を受信したか(つまり、何れの同期モードで動作しているか)を出力してもよく、この場合、何れの試験信号を受信したかについては、フラッシュ光の照度を異ならすことにより、出力しても良い。また、この場合のフラッシュ光の照度を異ならす手法は任意であり、例えば、発光手段に供給される電流を異ならすことにより照度を異ならせても良い。また、詳細には、電流を異ならす具体的な手法も任意であり、例えば、光警報器1内の発光手段と接続される抵抗を切り替えるようにしても良いし、あるいは、適宜構成を変更した上で、光制御装置2から出力される電圧を異ならせるようにしても良い。
また、試験信号出力部が、前述の第1同期モード光警報試験信号を出力するように構成してもよい。図7は、第1同期モード光警報試験信号を例示した図である。「第1同期モード光警報試験信号」とは、少なくとも1個の光警報器が第1の同期モードで光警報動作を行うように試験する信号であり、例えば、図7に示す信号等を含む概念であり、一例としては、図3(a)の電気信号に対してプリアンブルを付加し、また、パルスを所定個数(ここでは、不図示であるが例えば、10個等)とした信号である。なお、図7のパルス(プリアンブル以外の「パルス」と図示されているもの)については、前述の「同期信号」に対応するものと解釈してもよい。また、「プリアンブル」とは、試験を行うことを伝送するための信号である。また、前述の「光警報器が第1の同期モードで光警報動作を行うように試験する」とは、例えば、光警報器が第1の同期モードで同期して動作するか否かを確認すること等を含む概念であり、一例としては、光警報器が第1の同期モードで光警報を行うか、あるいは、光警報器が第2の同期モードで光警報を行うかを確認すること等を含む概念である。
また、上述の「(試験信号出力部について(その4))」で説明した概念に、「判定手段による判定」の概念を適用してもよい。具体的には任意であるが、例えば、光警報器1から出力される情報(第1の同期モードで動作を行ったか、あるいは、第2の同期モードで動作を行ったかの情報)を、任意の手法(例えば、通信で受信する手法や光警報器1の消費電力を検出する手法等)で取得し、取得した情報に基づいて判定してもよい。例えば、光警報器1が第1の同期モードで動作を行ったことを示す情報を取得した場合、光警報器1が第1の同期モードで同期していることを判定し、一方、光警報器1が第2の同期モードで動作を行ったことを示す情報を取得した場合、光警報器1が第2の同期モードで同期していることを判定することとする。そして、この後、光制御装置2は、図5のSB2の場合と同様にして、判定した同期モードを出力するように構成してもよい。
また、上述の「(試験信号出力部について(その4))」で説明した概念において、ユーザからの試験を開始する所定操作を受け付けた場合に、試験を終了する所定操作を受け付けるまで、光制御装置2の試験信号出力部が、図7の第1同期モード光警報試験信号を、繰り返し出力するように構成してもよい。この場合、光警報器1の制御部は、第1の同期モードで動作を行ったか、あるいは、第2の同期モードで動作を行ったかを繰り返し出力することになり、この場合、「(試験信号出力部について(その5))」で説明した「判定手段による判定」が繰り返し行われることになる。つまり、この場合、光警報器1が第1の同期モードで同期しているか、あるいは、第2の同期モードで同期しているか、を繰り返し判定することになる。
また、「(試験信号出力部について(その1))」で説明した各信号に関する処理を任意に変更してもよい。例えば、光警報器1の制御部が、自己が受信した信号が、第1の同期モード光警報信号であるか否か、第2の同期モード光警報信号であるか否か、第1の同期モード試験信号、第2の同期モード試験信号、及び光制御装置2から光警報器1に送信される信号のいずれの形態でもないかどうかを判定するよう構成してもよい。つまり、光警報器1の制御部が、自己が受信した信号が、光制御装置2から光警報器1への所定の形態(予め定められた1個又は2個以上の信号形態)の信号であるか否かを判定するように構成してもよい。そして、自己が受信した信号が所定の形態の信号であるものと判定した場合、当該信号の形態に対応する動作を行い、自己が受信した信号が所定の形態の信号でないものと判定した場合(つまり、所定の形態の信号であるものとデコードできないとき)、自動同期モードで光警報を行うように構成してもよい。
また、光制御装置2は、自身に接続された複数の光警報器1の内、いずれかが第2の同期モードで動作したときに受信機(不図示の防災受信機)に対してその旨を電気的に出力するように構成してもよい。具体的な実装手法は任意であるが、例えば、判定部221が、光警報器1が第2の同期モードで同期していることを判定した場合、制御部22が、防災受信機に対してその旨(第2の同期モードで同期していることを判定した旨)を、電気的に出力するように構成してもよい。なお、ここでの具体的な出力する手法は任意であり、例えば、光警報器1が情報を出力する手法(例えば、任意の手法で通信を行って出力する手法や、自己の消費電力を変化させることにより出力する手法等)と同様な手法を用いて、その旨を出力してもよい。このように構成した場合、第2の同期モードで動作したときに防災受信機に対してその旨を電気的に出力することにより、例えば、第2の同期モードで動作したことを防災受信機側で把握することができるので、把握結果に基づいて適切な処置(例えば、光警報器の更なる詳細の試験、あるいは、修理等)を行うことが可能となる。
また、上記実施の形態では、光制御装置に判定手段を設ける場合について説明したが、これに限らず、判定手段を光警報器に設けてもよい。ここでは、例えば、光警報器1に判定手段を設けた上で、実施の形態の各処理、あるいは、変形例の各処理を行ってもよい。この場合、光警報器1の判定手段は、自己に設定されている同期モードを取得し、取得した同期モードが第1の同期モードである場合、第1の同期モードで同期しているものと判定し、一方、取得した同期モードが第2の同期モードである場合、第2の同期モードで同期しているものと判定することとする。この後、判定結果を任意の手法(例えば、通信を用いる手法、又は消費電力の変化を用いる手法等)で光制御装置2に出力してもよい。
また、実施の形態の特徴及び変形例の特徴を任意に組み合わせてもよい。
付記1の判定システムは、第1の同期モード又は第2の同期モードで相互に同期して発光する複数の光警報器の同期モードを判定する判定システムであって、前記第1の同期モードは、光制御装置から前記複数の光警報器に送信される同期信号を利用して同期する同期モードであり、前記第2の同期モードは、前記同期信号を利用せずに同期する同期モードであり、前記判定システムは、前記複数の光警報器のうちの少なくとも1個の光警報器が前記第1の同期モードで同期しているか、前記第2の同期モードで同期しているかを判定する判定手段、を備える。
付記1に記載の判定システムによれば、複数の光警報器が第1の同期モードで同期しているか、第2の同期モードで同期しているかを判定することにより、例えば、複数の光警報器の同期モードを管理することが可能となる。
2 光制御装置
21 入出力部
22 制御部
101 光警報器
102 光警報器
103 光警報器
221 判定部
900 光警報システム
t エッジ間隔
T1 起動信号入力端子
T2 同期信号出力端子
Claims (8)
- 第1の同期モード又は第2の同期モードで相互に同期して発光する複数の光警報器の同期モードを判定する判定システムであって、
前記第1の同期モードは、光制御装置から前記複数の光警報器に送信される同期信号を利用して同期する同期モードであり、
前記第2の同期モードは、前記同期信号を利用せずに同期する同期モードであり、
前記判定システムは、
前記複数の光警報器のうちの少なくとも1個の光警報器が前記第1の同期モードで同期しているか、前記第2の同期モードで同期しているかを判定する判定手段、を備える、
判定システム。 - 前記光制御装置は、前記同期信号を送信しているか否かを特定する情報を出力する出力手段、を備え、
前記判定システムの前記判定手段は、前記出力手段の出力結果に基づいて、前記少なくとも1個の光警報器が前記第1の同期モードで同期しているか、前記第2の同期モードで同期しているかを判定する、
請求項1に記載の判定システム。 - 前記少なくとも1個の光警報器は、前記第1の同期モードで同期しているか、前記第2の同期モードで同期しているかを表示する警報器側表示手段、を備える、
請求項1又は2に記載の判定システム。 - 前記光制御装置は、前記少なくとも1個の光警報器が前記第1の同期モードで同期しているか、前記第2の同期モードで同期しているかを表示する制御側表示手段、を備える、
請求項1から3の何れか一項に記載の判定システム。 - 前記光制御装置は、前記少なくとも1個の光警報器に対し、前記少なくとも1個の光警報器が前記第1の同期モードで同期すること、又は、前記少なくとも1個の光警報器が前記第2の同期モードで同期することを試験する試験信号を出力する試験信号出力手段、を備える
請求項1から4の何れか一項に記載の判定システム。 - 前記試験信号出力手段は、前記第1の同期モードで同期することを試験する第1の同期モード試験信号、又は、前記第2の同期モードで同期することを試験する第2の同期モード試験信号を選択して、前記試験信号として出力し、
前記少なくとも1個の光警報器は、
前記第1の同期モード試験信号を受信したものと判定した場合、前記第1の同期モードで同期し、光警報とは異なる表示であって、前記第1の同期モード試験信号を受信したことを示す第1の表示を行い、
前記第2の同期モード試験信号を受信したものと判定した場合、前記第2の同期モードで同期し、光警報とは異なる表示であって、前記第2の同期モード試験信号を受信したことを示す第2の表示であって前記第1の表示とは異なる態様の前記第2の表示を行う、
請求項5に記載の判定システム。 - 前記試験信号出力手段は、前記少なくとも1個の光警報器が前記第1の同期モードで光警報動作を行うように試験する第1同期モード光警報試験信号を出力し、
前記少なくとも1個の光警報器は前記第1同期モード光警報試験信号を受信したときに、
前記第1の同期モードで同期可能であるときは前記第1の同期モードで光警報動作を行い、
前記第1の同期モードで同期不可能であるときは前記第2の同期モードで光警報動作を行い、
いずれかの同期モードで光警報動作を行ったのちに、前記第1の同期モードと前記第2の同期モードのうち、いずれの同期モードで光警報動作を行ったか、前記光制御装置に対して電気的に出力する、
請求項5に記載の判定システム。 - 前記光制御装置は自身に接続された前記複数の光警報器の内、いずれかが前記第2の同期モードで動作したときに受信機に対してその旨を電気的に出力する、
請求項1から7の何れか一項に記載の判定システム。
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