JP7213100B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、火災感知器に電流を供給する電子機器に関する。
従来、火災感知システムにおいて、中継器と複数の火災感知器との間で各種の信号を送受信することが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された火災感知システムにおける火災感知器は、中継器からコマンド信号を受信したことに応じて、コマンド応答信号を電流信号として送出する。
特許第4683474号公報
中継器と複数の火災感知器との間で送受信される信号が伝送される感知器線には、感知器線の断線を検出するための終端器が設けられている。終端器には、抵抗が内蔵された抵抗型終端器と、コンデンサが内蔵された容量型終端器とがある。感知器線に容量型終端器が接続されている場合、容量型終端器に内蔵されたコンデンサの影響により、中継器や火災感知器が送信する波形が鈍化する。その結果、火災感知器が送信した信号を中継器が正常に受信できない通信エラーが発生する場合がある。
火災感知器が信号を送信する際に中継器が供給する電流の量を増やすことで波形の鈍化を抑制することができるが、感知器線に抵抗型終端器が接続されている場合に、抵抗型終端器に内蔵された抵抗により消費される電流が増加してしまうという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、火災感知器から中継器に信号を送信する際の通信エラーの発生を抑制しつつ、消費電力を抑えることができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、信号線を介して火災感知器に接続される電子機器である。当該電子機器は、第1の大きさの第1電流を前記火災感知器に供給する第1電流供給部と、前記第1の大きさよりも大きい第2の大きさの第2電流を前記火災感知器に供給する第2電流供給部と、前記火災感知器から受信する信号の種別に基づいて、前記第1電流供給部に前記第1電流を供給させるか、前記第2電流供給部に前記第2電流を供給させるかを切り替える切替部と、を有する。
前記電子機器は、前記火災感知器から受信したデータの誤り率又は前記火災感知器から受信した信号の波形に基づいて前記信号線における伝送品質を評価する評価部をさらに有し、前記切替部は、前記評価部が評価した前記伝送品質により前記信号の種別を特定することにより、前記第1電流供給部に前記第1電流を供給させるか、前記第2電流供給部に前記第2電流を供給させるかを切り替えてもよい。
前記電子機器は、前記信号線に接続された終端器の種別を示す終端器情報を取得する種別情報取得部をさらに有し、前記切替部は、前記種別情報取得部が取得した前記終端器情報に基づいて、前記第1電流供給部に前記第1電流を供給させるか、前記第2電流供給部に前記第2電流を供給させるかを切り替えてもよい。
本発明によれば、火災感知器から中継器に信号を送信する際の通信エラーの発生を抑制しつつ、消費電力を抑えることができるという効果を奏する。
火災感知システムの構成を示す図である。 中継器が感知器に各種の信号を送信するタイミングについて説明するための図である。 感知器線の状態を例示するための模式図である。 感知器線で伝送される信号の波形を示す図である。 中継器の構成を示す図である。 感知器の構成を示す図である。 中継器の変形例の構成を示す図である。
[火災感知システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る火災感知システムSの構成を示す図である。火災感知システムSは、火災受信機1と、中継器2と、中継器2を収容する中継盤3と、複数の感知器4と、終端器5とを備える。
伝送線L1は、火災受信機1と複数の中継器2とを接続する信号線である。感知器線L2は、中継器2と感知器4との間で信号が伝送される信号線である。中継器2は、感知器線L2を介して火災感知器に接続される電子機器であり、感知器4が火災を感知したことを中継して火災受信機1に通知する。
火災受信機1は、伝送線L1を介して複数の中継器2と接続されている。火災受信機1は、例えば3秒周期で複数の中継器2に順次ポーリングをして、中継器2から情報を収集する。火災受信機1は、中継器2を介して1以上の感知器4の少なくともいずれかが火災を感知したことを特定すると、火災の発生を通報する。火災受信機1は、例えば警備員又は施設管理者に火災の発生を通知するべくランプを点灯させたり、音を発生させたりすることにより火災の発生を通報する。警備員又は施設管理者は、火災受信機1の通知を認識することができる任意の人を含む。
複数の中継器2のそれぞれは、伝送線L1を介して火災受信機1と接続されている。また、複数の中継器2のそれぞれは、感知器線L2を介して1以上の感知器4と接続されている。中継器2は、火災受信機1からポーリングを受けたことに応じて、火災受信機1に通知する情報を送信する。中継器2は、通常は、例えば16ビット幅のデータを送信し、感知器4のアドレスを含む情報を送信する場合には、通常よりも多いビット幅(例えば64ビット幅)のデータを送信する。
感知器4は、例えば熱又は煙により火災を感知する火災感知器であり、それぞれの感知器4には、感知器4を識別するアドレスが予め割り当てられている。感知器4は、火災を感知すると、感知器線L2の電位を変化させることにより、火災を感知したことを中継器2に通知する。その後、感知器4は、中継器2から火災の発生を確認するための火災確認信号を受信すると、感知器4のアドレスに割り当てられた期間に、火災を感知したことを示す火災確認応答信号を中継器2に送信する。
終端器5は、感知器線L2の断線を検出するために用いられる終端抵抗又は終端コンデンサを有する。感知器線L2に終端器5が接続されていることにより、中継器2は感知器4が接続されているか否かによらず感知器線L2の断線を検出することができる。以下の説明において、終端抵抗が内蔵された終端器5を抵抗型終端器5a、コンデンサが内蔵された終端器を容量型終端器5bということがある。
[中継器2と感知器4との間での信号伝送]
図2は、中継器2が感知器4に各種の信号を送信するタイミングについて説明するための図である。図2における水平方向は時刻に対応している。
図2に示すように、複数の中継器2のそれぞれが少なくとも一部の信号を送受信する期間は、中継器2のアドレスに関連付けて定められている。図2に示す例において、S1は中継器2-1に対応する期間であり、S2は中継器2-2に対応する期間であり、Sn(nは自然数)は、中継器2-nに対応する期間である。中継器2は、内部のタイマを用いて、火災受信機1から受信した基準タイミングからの経過時間を特定し、特定した経過時間に基づいて、自身のアドレスに対応する期間が到来したか否かを判定する。中継器2は、自身のアドレスに対応する期間が到来したと判定した場合に、自身が接続された感知器線L2に接続されている感知器4のアドレスを確認するための接続確認信号を送信する。
中継器2のそれぞれに割り当てられている期間には、接続確認期間(C)、試験確認期間(T)、及び火災確認期間(F)の3つの期間が含まれている。接続確認期間は、感知器4が感知器線L2に接続されているかどうかを確認するための期間である。試験確認期間は、感知器4が正常に動作しているかどうかを試験した結果を確認するための期間である。火災確認期間は、いずれかの感知器4が火災を感知した場合に、どの感知器4が火災を感知したかを確認するための期間である。
接続確認期間には、当該期間が割り当てられた中継器2が接続確認信号を送信可能な第1期間(例えば図2におけるC11)、及び当該接続確認信号に対する応答である接続確認応答信号を感知器4が送信可能な第2期間(例えば図2におけるC12)が含まれている。第2期間は、中継器2が接続可能な感知器4の数に対応する、感知器4のアドレスに関連付けられた複数のサブ期間に分けられている。接続確認信号を受信した感知器4のそれぞれは、自身のアドレスに対応するサブ期間に、接続確認信号に対する接続確認応答信号を送信する。接続確認応答信号は、所定の論理値のデータであり、例えば「0」である。
中継器2は、接続確認応答信号を送信した感知器4のアドレスを記憶する。また、中継器2は、例えば火災受信機1からポーリングを受けたことに応じて、新たに接続された感知器4、又は接続されていない状態に変化した感知器4(すなわち脱落した感知器4)のアドレスを含む接続確認報告を火災受信機1に送信する。
火災確認期間には、中継器2が火災確認信号を送信可能な火災確認期間(例えば図2におけるF11)、及び当該火災確認信号に対する応答である火災確認応答信号を感知器4が送信可能な第6期間(例えば図2におけるF12)が含まれている。第5期間は、感知器線の電圧が、感知器線に接続された感知器4のいずれかが火災を感知したことを示す電圧になったことに応じて、火災を感知した感知器4を特定するための火災確認信号を中継器2が送信するための期間である。
火災確認信号を受信した感知器4のうち、火災を感知している感知器4は、火災確認信号を受信した直後の第6期間における自身のアドレスに対応するサブ期間に火災確認応答信号を送信する。感知器4は、例えば、予め火災を感知したことを示すフラグを記憶しておき、火災確認信号を受信した時点で当該フラグが火災を感知したことを示している場合に、火災確認応答信号を送信する。中継器2は、例えば火災受信機1からポーリングを受けたことに応じて、火災を感知した感知器4のアドレスを含む火災確認報告を火災受信機1に送信する。
試験確認期間には、中継器2が試験確認信号を送信可能な第3期間(例えば図2におけるT11)、及び当該試験確認信号に対する応答である試験確認応答信号を感知器4が送信可能な第4期間(例えば図2におけるT12)が含まれている。試験確認期間は、中継器2が火災受信機1から自動試験を実行する指示を受信したことに応じて、中継器2が感知器4に対して試験確認信号を送信し、感知器4から試験結果を受信するための期間である。本実施の形態の第3期間においては、火災受信機1から自動試験の指示を受信した任意の中継器2が試験確認信号を送信することが想定されている。
試験確認信号を受信した感知器4のそれぞれは、試験確認信号を受信した直後の第4期間における自身のアドレスに対応するサブ期間に試験確認応答信号を送信する。感知器4は、例えば、予め試験を実施した結果を記憶しておき、記憶しておいた試験結果を送信する。
中継器2は、試験確認信号を送信した後に受信した試験確認応答信号に基づいて、受信した試験結果が良好でない感知器4のアドレスを特定する。具体的には、中継器2は、接続確認応答信号を受信済の感知器4のうち、良好でない試験結果を送信した感知器4、及び試験確認応答信号が送信されない感知器4に問題があると判定する。中継器2は、問題があると判定した感知器4のアドレスを特定し、特定したアドレスを含む試験結果報告を火災受信機1に送信する。中継器2は、例えば火災受信機1からポーリングを受けたことに応じて試験結果報告を火災受信機1に送信する。
ところで、第1期間~第6期間のそれぞれの長さが0.5秒である場合、第1期間から第6期間までの合計時間は3秒となる。中継器2が255台ある場合、全ての中継器2が接続確認信号を送信して感知器4の接続状態を確認するまでに、3秒×255台=765秒(12分45秒)を要する。中継器2が火災受信機1から試験指示を受信した時点で、接続確認信号を用いて感知器線に接続された感知器4のアドレスの確認が終了していないと、中継器2は、感知器線L2にどの感知器4が接続されているかを認識できない。したがって、中継器2は、試験確認信号を送信しても、感知器4が正常であるか否かを判定することができない。そこで、中継器2は、接続確認信号を送信する前に火災受信機1から試験指示を受信した場合に、自身に割り当てられた第1期間以外の期間において接続確認信号を送信する。
[監視モードと伝送モード]
図3は、感知器線L2の状態を例示するための模式図である。感知器線L2の状態は、火災を監視する監視モードで動作する期間と、中継器2と感知器4との間で信号を送受信する伝送モードで動作する期間とで異なっている。
監視モードにおける火災が感知されていない期間(通常の監視時)においては、感知器線L2の電圧が例えば24Vに設定されている。この状態で感知器4が火災を感知すると、感知器4がインピーダンスを低下させることにより感知器線L2の電圧が、火災検出レベル(図3においては6V)よりも小さくなる。中継器2は、感知器線L2の電圧が火災検出レベルよりも小さくなったことを検出すると、火災を検出したことを火災受信機1に通知する。
伝送モードは、中継器2が接続確認信号、試験確認信号、又は火災確認信号を送信し、感知器4がこれらの確認信号に対する応答信号を送信する期間である。伝送モードにおいては、中継器2と感知器4との間で、通常監視時の感知器線L2の電圧レベルと、火災検出レベルとの間の電圧(図3においては12V)を最大振幅レベルとする信号が送受信される。中継器2は、例えば、感知器線L2の電圧が火災検出レベルよりも小さくなったことを検出すると、火災を感知した感知器4を特定するために伝送モードに切り替える。中継器2は、信号の送受信が終了すると、伝送モードから監視モードに切り替える。
火災感知システムSにおいては、図2を参照しながら説明したように、複数の感知器4が時分割で各種の信号を中継器2に送信するので、1台の感知器4が信号を送信することができる時間が限られている。このような場合、信号のパルス幅に制約があり、感知器線L2に容量型終端器5bが接続されていると、信号波形の鈍化の影響が特に大きくなる。
図4は、感知器線L2で伝送される信号の波形を示す図である。図4(a)は、終端器5として抵抗型終端器5aが接続されており、感知器線L2の容量が無視できる程度の大きさである場合の伝送波形を模式的に示しており、図4(b)は、終端器5として容量型終端器5bが接続されている場合の伝送波形を模式的に示している。
図4(b)に示すように、終端器5として容量型終端器5bが接続されている場合には、伝送波形が鈍化し、電圧の最大値が低下している。中継器2が送信又は受信した信号の値を判定する際の閾値が例えば6Vに設定されていると、図4(b)に示す波形の信号を受信した中継器2は、本来はハイレベルの信号であるにもかかわらずロウレベルの信号であると誤判定してしまう場合が生じ得る。
そこで、中継器2は、例えば図4(b)に示すように伝送品質が低下している場合、又は伝送品質が低下するおそれがある場合に、感知器線L2を介して感知器4に供給する電流を増やすことで、図4(c)に示すように、受信する信号レベルが閾値以上になるようにする。以下、中継器2及び感知器4の構成の詳細を説明する。
[中継器2の構成]
図5は、本実施形態に係る中継器2の構成を示す図である。中継器2は、第1通信部21と、第2通信部22と、火災感知用電源23と、第1伝送用電源24と、第2伝送用電源25と、モード切替部26と、記憶部27と、制御部28とを備える。制御部28は、タイミング生成部281と、指示処理部282と、接続確認処理部283と、試験処理部284と、火災確認処理部285と、伝送品質評価部286と、を有する。
第1通信部21は、伝送線L1を介して火災受信機1と通信を行うための通信インターフェースである。
第2通信部22は、感知器線L2に所定の電圧を印加するとともに、感知器線L2を介して感知器4に各種の信号を送信するための回路である。
火災感知用電源23、第1伝送用電源24及び第2伝送用電源25はモード切替部26に接続されている。火災感知用電源23は、感知器4が火災を感知したことを中継器2に通報するために用いる電圧(例えば24V)を発生する電源である。
第1伝送用電源24は、第1の大きさの第1電流を感知器4に供給する第1電流供給部である。第1伝送用電源24は、中継器2が感知器4に各種の信号を送信するために用いる電圧(例えば12V)を発生する。第1伝送用電源24の電流容量は例えば100mAである。
第2伝送用電源25は、第1伝送用電源24が供給可能な第1の大きさよりも大きい第2の大きさの第2電流を感知器4に供給する第2電流供給部である。第2伝送用電源25は、中継器2が感知器4に各種の信号を送信するために用いる電圧(例えば12V)を発生する。第2伝送用電源25の電流容量は、第1伝送用電源24の電流容量よりも大きく、例えば200mAである。
モード切替部26は、第2通信部22を介して、火災感知用電源23が発生した電圧、第1伝送用電源24が発生した電圧、又は第2伝送用電源25が発生した電圧を感知器線L2に印加する。モード切替部26は、監視モードにおいて、火災感知用電源23から感知器4に電流を供給し、伝送モードにおいて、第1伝送用電源24又は第2伝送用電源25から感知器4に電流を供給する。モード切替部26は、例えば感知器4が火災を感知し、感知器線L2の電圧が閾値(例えば6V)以下に低下した場合に、火災感知用電源23が感知器4に電流を供給する状態から、第1伝送用電源24又は第2伝送用電源25が電流を感知器4に供給する状態に切り替える。
モード切替部26は、感知器4から受信する信号の種別に基づいて、第1伝送用電源24に第1電流を供給させるか、第2伝送用電源25に第2電流を供給させるかを切り替える。信号の種別は、終端器5として抵抗型終端器5aが感知器線L2に接続されている場合に伝送される第1種信号、又は終端器5として容量型終端器5bが感知器線L2に接続されている場合に伝送される第2種信号である。
モード切替部26は、終端器5として抵抗型終端器5aが接続されており、感知器4から受信する信号が第1種信号である場合に第1伝送用電源24を感知器線L2に接続し、第1伝送用電源24から感知器4に電流を供給させる。一方、モード切替部26は、終端器5として容量型終端器5bが接続されており、感知器4から受信する信号が第2種信号である場合に、第2伝送用電源25から感知器4に電流を供給させる。
モード切替部26は、例えば伝送品質評価部286からの指示に基づいて、第1伝送用電源24と第2伝送用電源25とを切り替える。具体的には、モード切替部26は、伝送品質評価部286が評価した伝送品質により信号の種別を特定することにより、第1伝送用電源24に第1電流を供給させるか、第2伝送用電源25に第2電流を供給させるかを切り替える。例えば、モード切替部26は、伝送品質が基準レベルよりも高い場合に、第1種信号が伝送されていると判定して第1伝送用電源24に第1電流を供給させ、伝送品質が基準レベルよりも低い場合に、第2種信号が伝送されていると判定して第2伝送用電源25に第2電流を供給させる。伝送品質評価部286の動作の詳細については後述する。
記憶部27は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体を含む。記憶部27は、制御部28が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部27は、感知器線L2を介して接続された1以上の感知器4のアドレスに関連付けて、感知器4の状態を記憶する。記憶部27は、例えば、感知器4の接続状態、感知器4の試験結果、及び感知器4が火災を感知したか否か等の状態を記憶する。
制御部28は、例えばCPU(Central Processing Unit)を有する。制御部28は、記憶部27に記憶されたプログラムを実行することにより、タイミング生成部281、指示処理部282、接続確認処理部283、試験処理部284、火災確認処理部285、及び伝送品質評価部286として機能する。
タイミング生成部281は、接続確認信号、試験確認信号、及び火災確認信号を送信するタイミングを示すタイミング信号を生成する。タイミング生成部281は、例えば、火災受信機1から受信した基準信号を起点からの経過時間に基づいて、接続確認信号を送信する第1期間、接続確認応答信号を受信する第2期間、試験確認信号を送信する第3期間、試験確認応答信号を受信する第4期間、火災確認信号を送信する第5期間、及び火災確認応答信号を受信する第6期間を示すタイミング信号を生成する。
タイミング生成部281は、指示処理部282からの指示を受けたことを条件として、第3タイミング信号~第6タイミング信号のいずれかを接続確認処理部283、試験処理部284及び火災確認処理部285のいずれかに入力してもよい。例えば、接続確認処理部283が接続確認信号を送信する前に指示処理部282が試験指示を受けた場合、指示処理部282は、第3タイミング信号を接続確認処理部283に入力するようにタイミング生成部281に指示する。この場合、タイミング生成部281が第3タイミング信号を接続確認処理部283に入力する。その結果、接続確認処理部283は、自身のアドレスに対応する第1期間よりも前に接続確認信号を送信することができる。
指示処理部282は、火災受信機1から自動試験を実施する指示を受信したことを特定すると、試験確認信号を送信するように試験処理部284に指示する。指示処理部282は、試験処理部284を介して感知器4の試験結果を取得すると、取得した試験結果を火災受信機1に送信する。
指示処理部282は、火災受信機から試験指示を受信する指示受信部として機能する。指示処理部282は、例えば、火災受信機1からポーリングを受けたことに応じて、試験結果を火災受信機1に送信する。
接続確認処理部283は、予め中継器2に割り当てられた接続確認期間において、感知器4が中継器2と通信可能な状態で感知器線L2に接続されていることを確認するために用いられる接続確認信号を感知器線L2に送信する。接続確認処理部283は、タイミング生成部281から入力された第1タイミング信号が示す第1期間に接続確認信号を感知器線L2に送信する。また、接続確認処理部283は、接続確認信号を送信した後の第2期間に接続確認応答信号を受信すると、タイミング生成部281から入力された第2タイミング信号の立ち上がりタイミングからの経過時間に基づいて、接続確認応答信号を送信した感知器4のアドレスを特定する。接続確認処理部283は、接続確認応答信号を送信した感知器4のアドレスを記憶部27に記憶させる。
接続確認処理部283は、接続確認処理部283が接続確認信号を送信する前に指示処理部282が試験指示を受信した場合に、中継器2に接続されている感知器線L2に、自身に割り当てられている接続確認期間よりも前の代替期間において接続確認信号を送信する。具体的には、接続確認処理部283は、他の中継器2に割り当てられた接続確認期間と異なる代替期間において接続確認信号を送信する。接続確認処理部283は、例えば試験処理部284が試験確認信号を送信することが可能な試験確認期間を代替期間として接続確認信号を送信する。接続確認処理部283は、他の複数の中継器2に割り当てられた複数の接続確認期間の間の期間を代替期間として接続確認信号を送信してもよく、例えば、火災確認期間に接続確認信号や試験確認信号を送信してもよい。
試験処理部284は、指示処理部282が試験指示を受信したことに応じて、中継器2に接続されている感知器4に、試験結果を送信することを要求する試験確認信号を送信する。試験処理部284は、タイミング生成部281から入力された第3タイミング信号が示すいずれかの第3期間に試験確認信号を感知器線L2に送信する。また、試験処理部284は、試験確認信号を送信した後の第4期間に試験確認応答信号を受信すると、タイミング生成部281から入力された第4タイミング信号の立ち上がりタイミングからの経過時間に基づいて、試験確認応答信号を送信した感知器4のアドレスを特定する。試験処理部284は、感知器4のアドレス及び試験結果を関連付けて指示処理部282に通知する。試験処理部284は、試験確認応答信号を送信した感知器4のアドレスに関連付けて、試験確認応答信号が示す試験結果を記憶部27に記憶させてもよい。
火災確認処理部285は、感知器線L2の電圧の変化に基づいて、感知器線L2を介して接続されたいずれかの感知器4が火災を感知したことを検出すると、タイミング生成部281から入力された第5タイミング信号が示すいずれかの第5期間に火災確認信号を感知器線L2に送信する。また、火災確認処理部285は、火災確認信号を送信した後の第6期間に火災確認応答信号を受信すると、タイミング生成部281から入力された第6タイミング信号の立ち上がりタイミングからの経過時間に基づいて、火災確認応答信号を送信した感知器4のアドレスを特定する。火災確認処理部285は、感知器4のアドレス及び試験結果を関連付けて指示処理部282に通知する。火災確認処理部285は、火災確認応答信号を送信した感知器4のアドレスに関連付けて、火災確認応答信号が示す火災発生状況を記憶部27に記憶させてもよい。
伝送品質評価部286は、感知器4から受信したデータの誤り率又は感知器4から受信した信号の波形に基づいて感知器線L2における伝送品質を評価する。伝送品質評価部286は、例えば、感知器4から受信したデータに含まれている誤り検出用データ(例えばパリティーデータ)に基づいてデータ誤り率を特定し、データ誤り率が閾値未満である場合に、伝送品質が良いと判定する。伝送品質評価部286は、データ誤り率が閾値以上である場合に、伝送品質が悪いと判定する。
伝送品質評価部286は、感知器4から受信した信号の電圧レベルを判定閾値と比較し、電圧レベルが閾値以上である場合に信号波形が良好であり伝送品質が良いと判定し、電圧レベルが閾値未満である場合に信号波形が良好ではなく伝送品質が悪いと判定してもよい。伝送品質評価部286は、感知器4から受信した信号に含まれている周波数成分の分布に基づいて信号波形を特定し、閾値よりも低い周波数の成分の割合が閾値以上である場合に信号波形が鈍化しており伝送品質が悪いと判定してもよい。伝送品質評価部286は、伝送品質が良いと判定した場合に、第1伝送用電源24に電流を供給させることをモード切替部26に指示し、伝送品質が悪いと判定した場合に、第2伝送用電源25に電流を供給させることをモード切替部26に指示する。
[感知器4の構成]
続いて、感知器4の構成について説明する。図6は、本実施形態に係る感知器4の構成を示す図である。感知器4は、通信部41と、火災検出部42と、記憶部43と、制御部44とを備える。制御部44は、信号送受信部441及びタイミング生成部442を有する。
通信部41は、感知器線L2を介して中継器2と通信を行う通信インターフェースである。通信部41は、火災検出部42が火災を検出した場合に感知器線L2の電圧を低下させる。また、通信部41は、中継器2に対して応答信号を送信する場合に、感知器4に割り当てられた期間に応答信号を送信する。通信部41は、例えば矩形波の応答信号を送信する。
火災検出部42は、火災の発生を感知する熱センサー又は煙センサー等のデバイスを有する。火災検出部42は、火災の発生を感知した場合に、火災の発生を感知したことを示す信号を通信部41に通知する。
記憶部43は、ROMやRAM等の記憶媒体を含む。記憶部43は、アドレス設定器(例えばコンピュータ)により設定される感知器4のアドレスを記憶する。また、記憶部43は、感知器4が中継器2と通信を行う期間を規定する設定情報を記憶する。
制御部44は、例えば制御回路又はCPUを有しており、信号送受信部441及びタイミング生成部442として機能する。信号送受信部441は、中継器2から接続確認信号を受信すると、接続確認信号を送信した中継器2に応答信号を送信する応答信号送信部として機能する。信号送受信部441は、中継器2から送信される接続確認信号、試験確認信号及び火災確認信号を受信し、これらの信号に対する応答信号を送信する。
タイミング生成部442は、中継器2から接続確認信号、試験確認信号又は火災確認信号を受信したタイミングと、記憶部43に記憶されたアドレスに基づいて、これらの信号に対する応答信号を送信する期間を決定する。
[第1変形例]
図7は、中継器2の変形例の構成を示す図である。図7に示す中継器2は、図5に示した中継器2における伝送品質評価部286に代えて種別情報取得部287を有する。種別情報取得部287は、感知器線L2に接続された終端器5の種別を示す終端器情報を取得する。終端器情報は、終端器5が抵抗型終端器5aであるか容量型終端器5bであるかを示す情報である。種別情報取得部287は、例えば、火災受信機1において施設管理者が設定した終端器情報を、伝送線L1及び第1通信部21を介して取得する。種別情報取得部287は、中継器2に設けられた操作部(不図示)において入力された終端器情報を取得してもよい。種別情報取得部287は、取得した終端器情報に基づく指示をモード切替部26に入力する。
この場合、モード切替部26は、種別情報取得部287が取得した終端器情報に基づいて、第1伝送用電源24に第1電流を供給させるか、第2伝送用電源25に第2電流を供給させるかを切り替える。モード切替部26は、例えば、抵抗型終端器5aが接続されていることを終端器情報が示している場合に第1伝送用電源24に第1電流を供給させ、容量型終端器5bが接続されていることを終端器情報が示している場合には第2伝送用電源25に第2電流を供給させる。このようにモード切替部26が終端器情報に基づいて感知器4に供給する電流の容量を切り替えることで、中継器2は、データ誤り率を特定したり信号波形を特定したりすることなく、感知器4から受信する信号の品質を安定化させることができる。
[第2変形例]
以上の説明においては、信号線を介して火災感知器に接続される電子機器として、火災感知システムSで用いられる中継器2を例示したが、電子機器は中継器2に限らない。火災感知システムSにおける火災受信機1が、信号線を介して火災感知器に接続される電子機器としての機能し、火災受信機1に本発明を適用してもよい。
[第3変形例]
以上の説明においては、図2に示したように、接続確認信号、試験確認信号及び火災確認信号が伝送される期間が定められている場合を例示したが、中継器2と感知器4との間で信号が送受信される形式及びタイミングはこれに限らない。本発明は、中継器2と感知器4との間で各種の信号が伝送される期間が定められていない電子機器にも適用することができる。
[中継器2における効果]
以上説明したように、本実施形態の中継器2は、感知器4から受信する信号の種別に基づいて、第1伝送用電源24から感知器4に電流を供給するか、第2伝送用電源25から感知器4に電流を供給するかを切り替える。中継器2がこのように構成されていることで、感知器線L2に容量型終端器5bが接続されている場合、又は感知器線L2の線間容量が大きい場合に、容量型終端器5bが内蔵するコンデンサや線間容量の充電が早くなるので、矩形波の鈍化を抑制することができる。また、感知器線L2に抵抗型終端器5aが接続されている場合に抵抗型終端器5aの抵抗を流れる電流を抑制することができる。その結果、火災感知システムSは、感知器線L2に抵抗型終端器5aが接続されている場合に消費電流が増加してしまうことを防ぎつつ、感知器線L2に容量型終端器5bが接続されている場合にデータ誤りが発生する確率を低減することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 火災受信機
2 中継器
3 中継盤
4 感知器
5 終端器
21 第1通信部
22 第2通信部
23 火災感知用電源
24 第1伝送用電源
25 第2伝送用電源
26 モード切替部
27 記憶部
28 制御部
41 通信部
42 火災検出部
43 記憶部
44 制御部
281 タイミング生成部
282 指示処理部
283 接続確認処理部
284 試験処理部
285 火災確認処理部
286 伝送品質評価部
287 種別情報取得部
441 信号送受信部
442 タイミング生成部

Claims (1)

  1. 信号線を介して火災感知器に接続される電子機器であって、
    第1の大きさの第1電流を前記火災感知器に供給する第1電流供給部と、
    前記第1の大きさよりも大きい第2の大きさの第2電流を前記火災感知器に供給する第2電流供給部と、
    前記火災感知器から受信する信号の種別に基づいて、前記第1電流供給部に前記第1電流を供給させるか、前記第2電流供給部に前記第2電流を供給させるかを切り替える切替部と、
    前記火災感知器から受信したデータの誤り率又は前記火災感知器から受信した信号の波形に基づいて前記信号線における伝送品質を評価する評価部と、
    を有し、
    前記切替部は、前記評価部が評価した前記伝送品質により前記信号の種別を特定することにより、前記第1電流供給部に前記第1電流を供給させるか、前記第2電流供給部に前記第2電流を供給させるかを切り替える、電子機器。
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