JP2020007142A - 乗客コンベア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗客コンベア装置において、駆動装置の総容積の縮小化を図るとともに、機械室の空間を有効に利用可能な駆動装置内の各装置の配置を実現する。【解決手段】枠体2に収納され、無端状に連結されて循環移動する複数のステップ4と、枠体2に収納され、モータ20および減速機21を有してステップ4を駆動する駆動装置6と、を備える乗客コンベア装置において、駆動装置6は、枠体2の幅方向に延在し、回転可能に配置されるカウンタシャフト22と、モータ20の回転軸25に取り付けられるプーリ26およびカウンタシャフト22の一端に設けられる第一プーリ31に巻き掛けられる第一ベルト23と、減速機21の入力軸27に取り付けられる入力スプロケット29およびカウンタシャフト22の他端に設けられる第二プーリ32に巻き掛けられる第二ベルト24と、を備え、モータ20は、減速機21と同一平面上に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、乗客コンベア装置に関し、特に、モータからの動力を、駆動ベルトや駆動チェーンを介して減速機に伝えるベルトマシンに関する。
ベルトマシンでは、モータと減速機とを駆動ベルトや駆動チェーン等で連結してモータの回転軸の回転を減速機軸へ伝達する。このモータと減速機との配置として、例えば、特許文献1には、モータの回転軸を減速機の入力軸と同じ側にし、モータが減速機の上部に配置された構成が開示されている。また、特許文献2には、モータの回転軸を減速機の入力軸と同じ側にし、モータと減速機とを乗客コンベア長手方向に沿って並設した構成が開示されている。
特開2017−105607号公報 特開2010−159128号公報
乗客コンベア装置の寸法は顧客建屋寸法に合わせる必要があり、モータおよび減速機によって構成される駆動装置を配置する機械室にも大きさの制約がある。従って、駆動装置は、できる限り総容積を縮小し、かつ、駆動装置内のモータおよび減速機を機械室内の空間を有効に利用可能な配置とすることが望ましい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、乗客コンベア装置において、駆動装置の総容積の縮小化を図るとともに、機械室の空間を有効に利用可能な駆動装置内の各装置の配置を実現することを目的とする。
本発明は、一方の床と他方の床との間に架設される枠体と、前記枠体に収納され、無端状に連結されて乗降口間を循環移動する複数のステップと、前記枠体に収納され、モータおよび減速機を有して前記ステップを駆動する駆動装置と、を備える乗客コンベア装置において、前記駆動装置は、前記枠体の幅方向に延在し、回転可能に配置されるカウンタシャフトと、前記モータの回転軸に取り付けられるプーリおよび前記カウンタシャフトの一端に設けられる第一プーリに巻き掛けられる第一ベルトと、前記減速機の入力軸に取り付けられる入力スプロケットおよび前記カウンタシャフトの他端に設けられる第二プーリに巻き掛けられる第二ベルトと、を備え、前記モータは、前記減速機と同一平面上に配置されることを特徴とする。
本発明の乗客コンベア装置によれば、駆動装置の総容積の縮小化を図るとともに、機械室の空間を有効に利用可能な駆動装置内の各装置の配置を実現できる。なお、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態の乗客コンベア装置の概略構成図である。 (a)および(b)は、本発明の実施形態の駆動装置の、それぞれ、上面図および側面図である。 (a)および(b)は、本発明の実施形態の、プーリ、第一プーリ、第二プーリおよび入力スプロケットの、円周長の関係を説明するための説明図である。 (a)および(b)は、本発明の実施形態のカウンタシャフトの支持構造を説明するための説明図である。 (a)および(b)は、本発明の実施形態による効果を説明するための説明図である。
以下、本発明の乗客コンベア装置を実施するための形態について、図を参照して説明する。本実施形態の乗客コンベア装置は、建築構造物の異なる階床間に架設されるエスカレーター、または、水平、あるいは、緩やかな傾斜にて一方の床と他方の床との間に架設される動く歩道等を含む。以下では、エスカレーターを例にあげて説明する。
図1は、本実施形態の乗客コンベア装置の概略構成図である。乗客コンベア装置の一形態であるエスカレーター1は、枠体2と、複数のステップ4と、機械室5と、駆動装置6と、左右一対の欄干7と、無端状のハンドレール8と、制御装置9と、駆動チェーン10と、ターミナルギア11とを備える。
枠体2は、建築構造物に設置され、一方の床と他方の床との間に架設される。また、枠体2は、上部水平枠2Aと下部水平枠2Bと中間傾斜部枠2Cとを備える。機械室5は、この上部水平枠2Aに設けられる。
複数のステップ4は、枠体2内に収納され、無端状に連結されて上部乗降口3Aと下部乗降口3Bとの間を循環移動する。
駆動装置6は、機械室5内に設けられ、ステップ4を駆動する。駆動装置6の詳細は、後述する。
左右一対の欄干7は、ステップ4の移動方向に沿って枠体2に立設される。また、ハンドレール8は、欄干7の周縁に案内され、ステップ4と同期して駆動される。
ターミナルギア11は、駆動装置6により駆動チェーン10を介して駆動される。
制御装置9は、機械室5に設置され、駆動装置6を制御する。
なお、図1では、ステップ4の進行方向をX、枠体2の幅方向をY、鉛直方向をZで示している。以下、本明細書では、Y軸方向を幅方向、X軸方向を長手方向と呼ぶ。
制御装置9の制御により駆動装置6が駆動すると、駆動装置6の出力が駆動チェーン10およびターミナルギア11を介してステップ4およびハンドレール8に伝達され、ステップ4およびハンドレール8が上昇方向または下降方向に移動する。ステップ4は、ハンドレール8と同期して移動し、下降運転時には、上部乗降口3Aから下部乗降口3Bへ乗客を搬送し、上昇運転時には、下部乗降口3Bから上部乗降口3Aへ乗客を搬送する。
次に、本実施形態の駆動装置6を説明する。図2(a)は、本実施形態の駆動装置6の上面図である。また、図2(b)は、本実施形態の駆動装置6の側面図である。
駆動装置6は、モータ20と、減速機21と、カウンタシャフト22と、第一ベルト23と、第二ベルト24とを備える。
減速機21は、モータ20の回転速度を減速するものであり、入力軸27および出力軸28を有する。入力軸27には入力スプロケット29が、出力軸28には駆動スプロケット30が、それぞれ取り付けられる。また、駆動スプロケット30の近傍にターミナルギア11が配置される。駆動スプロケット30およびターミナルギア11に駆動チェーン10が巻き掛けられる。減速機21の駆動力は、駆動チェーン10を介してターミナルギア11に伝達される。
また、減速機21の上面には、対となるレール33が設けられる。
モータ20は、減速機21の幅方向の側方に配置される。本実施形態では、減速機21と同一平面上に配置される。また、本実施形態では、減速機21の幅方向に関し、入力スプロケット29と反対側の側方に配置される。このとき、モータ20の回転軸25は、減速機21側に向けられる。この回転軸25には、プーリ26が取り付けられる。なお、以下、本明細書では、プーリは、回転ギア(歯車)も含む。
カウンタシャフト22は、幅方向に減速機21を跨ぎ、かつ、回転可能に配置される。言い換えれば、カウンタシャフト22は、減速機21の上方に、減速機21の入力軸27および出力軸28に平行な方向に延在するよう配置される。カウンタシャフト22の一端には、第一プーリ31が取り付けられ、他端には、第二プーリ32が取り付けられる。カウンタシャフト22の直径は、モータ20の直径より小さい。
なお、カウンタシャフト22は、減速機21の上に設けられたレール33に支持され、減速機21に対し長手方向に沿ってスライド可能に設けられる。
第一ベルト23は、モータ20のプーリ26およびカウンタシャフト22の一端に設けられる第一プーリ31に巻き掛けられ、モータ20の回転をカウンタシャフト22に伝達する。
第二ベルト24は、カウンタシャフト22の他端に設けられる第二プーリ32および減速機21の入力スプロケット29に巻き掛けられ、カウンタシャフト22の回転を減速機21に伝達する。
ここで、プーリ26、入力スプロケット29、第一プーリ31および第二プーリ32の円周長の大小関係を説明する。これらの円周長は、図3(a)に示すように、プーリ26の円周長L26が、第一プーリ31の円周長L31より小さく、第一プーリ31の円周長L31が、第二プーリ32の円周長L32と略同一または大きく、第二プーリ32の円周長L32が、入力スプロケット29の円周長L29より小さく設定される。
すなわち、これらの円周長は、L26<L31、L32≦L31、L32<L29という関係にある。ただし、第一プーリ31および第二プーリ32の直径は、モータ20の高さ方向のサイズより小さいものとする。
制御装置9の制御によりモータ20が回転すると、回転力はプーリ26、第一ベルト23および第一プーリ31を介してカウンタシャフト22に伝達され、カウンタシャフト22が回転する。カウンタシャフト22が回転すると、回転力は第二プーリ32、第二ベルト24、入力スプロケット29を介して減速機21に伝達され、減速機21は、モータ20の回転速度を減速しつつ、出力軸28および駆動スプロケット30を駆動する。減速機21からの駆動力は、駆動チェーン10を介してターミナルギア11に伝達され、ステップ4およびハンドレール8を上昇方向または下降方向に移動する。
このとき、プーリ26、入力スプロケット29、第一プーリ31および第二プーリ32の各円周長が上記大小関係を有するため、モータ20の回転速度は、2段階で減速される。これにより、モータ20の回転数を上げることができる。従って、より容量の小さいモータ20を選択でき、それに伴い、モータ20のサイズも小さくできる。
次に、カウンタシャフト22の支持構造の一例について説明する。図4(a)にカウンタシャフト22の支持構造の一例を示す。カウンタシャフト22は、シャフトホルダ41内に収容される。そして、図4(b)に示すように、レール33上で摺動させて位置決め後、シャフトホルダ41は、止めネジ42をレール33上に押し付けることにより、固定される。
なお、カウンタシャフト22の支持は、上記構成に限定されない。長手方向の配置位置を調整可能な構成であればよい。例えば、レール33を用いず、減速機21の上面に、長手方向に細長い形状の長穴を形成し、ボルト等をシャフトホルダ41に設けられたボルト穴とその長穴とに貫通させてシャフトホルダ41を固定するよう構成してもよい。この場合、ボルトを緩め、シャフトホルダ41を長手方向に長穴の範囲で移動させて位置決め後、ボルトを締めてシャフトホルダ41を固定する。
ここで、据え付け時や保守時における、第一ベルト23および第二ベルト24のテンション調整手順を説明する。第一ベルト23および第二ベルト24のテンションは、駆動スプロケット30に巻きつけられる駆動チェーン10のテンションを調整し、減速機21の配置を決定した後行う。
まず、カウンタシャフト22を移動させ、第二ベルト24のテンションを調整する。第二ベルト24のテンションが最適となる位置にカウンタシャフト22を移動させて、カウンタシャフト22を固定後、モータ20を移動させ、第一ベルト23のテンションを調整する。
以上説明したように、本実施形態によれば、一方の床と他方の床との間に架設される枠体2と、前記枠体2に収納され、無端状に連結されて乗降口(上部乗降口3Aおよび下部乗降口3B)間を循環移動する複数のステップ4と、前記枠体2に収納され、モータ20および減速機21を有して前記ステップ4を駆動する駆動装置6と、を備える乗客コンベア装置(エスカレーター1)において、前記駆動装置6は、前記枠体2の幅方向に延在し、回転可能に配置されるカウンタシャフト22と、前記モータ20の回転軸25に取り付けられるプーリ26および前記カウンタシャフト22の一端に設けられる第一プーリ31に巻き掛けられる第一ベルト23と、前記減速機21の入力軸27に取り付けられる入力スプロケット29および前記カウンタシャフト22の他端に設けられる第二プーリ32に巻き掛けられる第二ベルト24と、を備え、前記モータ20は、前記減速機21と同一平面上に配置される。
このように、本実施形態によれば、モータ20の回転軸25に取り付けられるプーリ26と減速機21の入力軸27に取り付けられる入力スプロケット29とは、幅方向に減速機21を跨ぐ(減速機21の上方で、幅方向に延在する)カウンタシャフト22の両端のプーリにそれぞれ巻きかけられた第二ベルト24および第一ベルト23を介して連結される。
このため、モータ20を、減速機21の幅方向側方、減速機21の入力軸27と反対側に配置できる。従って、機械室5内の幅方向の空きスペースを有効活用できる。また、モータ20と減速機21とを長手方向に並設する構成に比べ、駆動装置6の奥行寸法を縮小できる。
また、上述のように、カウンタシャフト22、第一プーリ31および第二プーリ32は、モータ20より高さ寸法が小さく設定される。このため、図5(a)および図5(b)に示すように、モータ20を減速機21の上部に配置する従来の構成に比べ、駆動装置6の高さ寸法を、ΔLだけ縮小できる。
さらに、カウンタシャフト22の両端のプーリ(第一プーリ31および第二プーリ32)を介して、モータ20のプーリ26と減速機の入力スプロケット29とが2本ベルトにより連結される。そして、プーリ26、第一プーリ31、第二プーリ32および入力スプロケット29の円周長は、各長さが上述のような関係を有するよう設定される。
このため、本実施形態によれば、モータ20の回転数を、2段階で減速できる。従って、モータ20の回転数を上げることができ、モータ20の容量を小さくしても必要なトルクを稼ぐことができる。このため、モータ20を含めた駆動装置6全体のサイズを縮小できる。
さらに、本実施形態によれば、減速機21に対するモータ20の上記配置および2段階減速を、減速機21を幅方向に跨ぐよう橋架されたカウンタシャフト22により実現する。このため、減速機21本体の構造に大きな変更を加える必要がない。
また、カウンタシャフト22を、長手方向にスライド可能に支持しているため、上述のように、第二ベルト24および第一ベルト23のテンション調整も容易である。
なお、上記実施形態では、モータ20を、減速機21の幅方向の側方に配置しているが、モータ20の配置位置は、これに限定されない。例えば、減速機21の長手方向側方に配置してもよい。このように配置することにより、モータ20を減速機21の上部に配置する構成に比べ、駆動装置6の高さ寸法を縮小できる。
さらに、本実施形態によれば、2段階で減速できるため、モータ20自体の容量を小さくできる。従って、モータ20を同じように減速機21の長手方向に配置する場合であっても、減速機21の入力スプロケット29とモータ20のプーリ26とを、1本のベルトで連結する構成に比べ、同じトルクを得るにあたり、小さい容量のモータ20を用いることができる。このため、上述のように、駆動装置6のサイズを縮小できる。
このように、本実施形態によれば、モータ20と減速機21とを、減速機21を跨ぐカウンタシャフト22と2本のベルトとを介して連結する。すなわち、本実施形態では、モータ20の回転軸25と、減速機21の入力軸27とが、減速機21の幅方向の反対側にそれぞれ配されていればよい。このため、2段階減速を実現しながら、モータ20および減速機21の配置位置の自由度が向上する。従って、より小型のモータ20を用い、駆動装置6の総容積は縮小させつつ、顧客の建屋寸法に応じて、モータ20と減速機21とを高い自由度で配置できる。
また、上記実施形態では、カウンタシャフト22は、減速機21の上方に橋架する場合を例にあげて説明したが、カウンタシャフト22は、減速機21の上方で、減速機21を跨ぐ構成に限定されない。例えば、カウンタシャフト22は、減速機21の下方で減速機21を跨ぐ、すなわち、減速機21の下方で、幅方向に延在するよう配置されてもよい。
さらに、上記実施形態では、モータ20は、減速機21と同一平面上に配置されているが、これに限定されない。両装置のサイズによっては、例えば、台座等を設け、その上にいずれか一方の装置を配置するよう構成してもよい。
また、プーリ26の円周長L26と、第一プーリ31の円周長L31と、第二プーリ32の円周長L32と、入力スプロケット29の円周長L29とは、上記実施形態の大小関係は、さらに、以下の限定があってもよい。すなわち、図3(a)に示すように、入力スプロケット29の円周長L29がプーリ26の円周長L26より大きく、かつ、第一プーリ31の円周長L31および第二プーリ32の円周長L32は、プーリ26の円周長L26より大きく、かつ、入力スプロケット29の円周長L29より小さい。
ただし、この場合であっても、第一プーリ31の円周長L31は、第二プーリ32の円周長L32以上であることが望ましい。
また、図3(b)に示すように、第一プーリ31の円周長L31は、第二プーリ32の円周長L32と略同一であることがさらに望ましい。同一であることにより、上述の図5(b)に示すように、減速機21の上部に突出する最大の高さは、第一プーリ31の円周長L31または第二プーリ32の円周長L32により定まる直径が大きくなるほど高くなる。従って、同サイズにすることにより、高さ方向の最大値を最小に抑えられる。
以上、本発明の乗客コンベア装置の実施形態およびその変形例について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の乗客コンベア装置は、前述した実施形態および変形例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形例が可能である。
1:エスカレーター、2:枠体、2A:上部水平枠、2B:下部水平枠、2C:中間傾斜部枠、3A:上部乗降口、3B:下部乗降口、4:ステップ、5:機械室、6:駆動装置、7:欄干、8:ハンドレール、9:制御装置、10:駆動チェーン、11:ターミナルギア、20:モータ、21:減速機、22:カウンタシャフト、23:第一ベルト、24:第二ベルト、25:回転軸、26:プーリ、27:入力軸、28:出力軸、29:入力スプロケット、30:駆動スプロケット、31:第一プーリ、32:第二プーリ、33:レール、41:シャフトホルダ、42:止めネジ

Claims (7)

  1. 一方の床と他方の床との間に架設される枠体と、前記枠体に収納され、無端状に連結されて乗降口間を循環移動する複数のステップと、前記枠体に収納され、モータおよび減速機を有して前記ステップを駆動する駆動装置と、を備える乗客コンベア装置において、
    前記駆動装置は、
    前記枠体の幅方向に延在し、回転可能に配置されるカウンタシャフトと、
    前記モータの回転軸に取り付けられるプーリおよび前記カウンタシャフトの一端に設けられる第一プーリに巻き掛けられる第一ベルトと、
    前記減速機の入力軸に取り付けられる入力スプロケットおよび前記カウンタシャフトの他端に設けられる第二プーリに巻き掛けられる第二ベルトと、を備え、
    前記モータは、前記減速機と同一平面上に配置されること
    を特徴とする乗客コンベア装置。
  2. 請求項1記載の乗客コンベア装置であって、
    前記モータは、前記減速機の、前記幅方向の側方に配置されること
    を特徴とする乗客コンベア装置。
  3. 請求項1記載の乗客コンベア装置であって、
    前記カウンタシャフトは、前記減速機の上方に配置されること
    を特徴とする乗客コンベア装置。
  4. 請求項1記載の乗客コンベア装置であって、
    前記入力スプロケットの円周長は、前記プーリの円周長より長く、
    前記第一プーリおよび前記第二プーリの円周長は、前記プーリの円周長より長くかつ前記入力スプロケットの円周長より短いこと
    を特徴とする乗客コンベア装置。
  5. 請求項4記載の乗客コンベア装置であって、
    前記第一プーリの円周長は、前記第二プーリの円周長以上であること
    を特徴とする乗客コンベア装置。
  6. 請求項4記載の乗客コンベア装置であって、
    前記第一プーリの円周長および前記第二プーリの円周長は同一であること
    を特徴とする乗客コンベア装置。
  7. 請求項1記載の乗客コンベア装置であって、
    前記カウンタシャフトは、前記減速機に対し、前記枠体の長手方向に沿ってスライド可能に支持されること
    を特徴とする乗客コンベア装置。
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