JP2020007058A - フォークリフト用遠隔操作システム - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラ画像を見てフォークの位置合わせを容易に行うことができるフォークリフト用遠隔操作システムを提供する。【解決手段】リーチ式フォークリフト20と遠隔操作装置50を備える。リーチ式フォークリフト20の周囲を撮像する複数のカメラと、遠隔操作装置50に設けられ、複数のカメラにて撮像された画像を表示するための表示部54と、制御部52と、を備える。制御部52は、複数のカメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hにて撮像された画像から撮像対象物を遮蔽する遮蔽物を画像認識する。制御部52は、遮蔽物が撮像対象物を遮蔽していない仮想カメラ画像を複数のカメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hにて撮像された画像から生成し表示部54において表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、フォークリフト用遠隔操作システムに関するものである。
フォークリフトにおいて周囲の環境を把握すべくカメラを搭載することが行われている(例えば、特許文献1)。
特開2014−11518号公報
ところで、フォークリフト用遠隔操作システムにおいて、フォークリフトにカメラを搭載して画面を見て操作することになるが、カメラ画像を見てフォークの位置合わせを行うことは難しかった。
本発明の目的は、カメラ画像を見てフォークの位置合わせを容易に行うことができるフォークリフト用遠隔操作システムを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、機台に荷役装置を備えるとともに車両通信部を有するフォークリフトと、前記車両通信部と無線通信を行う操作装置通信部を有し、前記フォークリフトの走行及び前記荷役装置による荷役を遠隔操作するのに用いられる遠隔操作装置と、を備えたフォークリフト用遠隔操作システムであって、前記フォークリフトの周囲を撮像する複数のカメラと、前記遠隔操作装置に設けられ、前記複数のカメラにて撮像された画像を表示するための表示部と、前記複数のカメラにて撮像された画像から撮像対象物を遮蔽する遮蔽物を画像認識する画像認識部と、前記遮蔽物が前記撮像対象物を遮蔽していない仮想カメラ画像を前記複数のカメラにて撮像された画像から生成し前記表示部において表示させる画像処理部と、を備えることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、画像認識部により、複数のカメラにて撮像された画像から撮像対象物を遮蔽する遮蔽物が画像認識される。画像処理部により、遮蔽物が撮像対象物を遮蔽していない仮想カメラ画像が複数のカメラにて撮像された画像から生成され表示部において表示される。よって、撮像対象物を遮蔽物で邪魔されることなく見ることができ、カメラ画像を見てフォークの位置合わせを容易に行うことができる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載のフォークリフト用遠隔操作システムにおいて、前記画像処理部は、仮想カメラ位置を移動させることにより前記遮蔽物が前記撮像対象物を遮蔽していない前記仮想カメラ画像を前記表示部において表示させるとよい。
請求項3に記載のように、請求項1に記載のフォークリフト用遠隔操作システムにおいて、前記画像処理部は、前記仮想カメラ画像において遮蔽物を透過させることにより前記遮蔽物が前記撮像対象物を遮蔽していない前記仮想カメラ画像を前記表示部において表示させるとよい。
本発明によれば、カメラ画像を見てフォークの位置合わせを容易に行うことができる。
フォークリフト用遠隔操作システムの電気的構成を示すブロック図。 リーチ式フォークリフトの概略側面図。 リーチ式フォークリフトの概略平面図。 作業場でのリーチ式フォークリフトとパレットの状況を説明するための概略図。 リーチ式フォークリフトとパレットの関係を示す概略平面図。 リーチ式フォークリフトとパレットの関係を示す概略側面図。 リーチ式フォークリフトとパレットの関係を示す概略側面図。 リーチ式フォークリフトとパレットの関係を示す概略側面図。 別例のリーチ式フォークリフトとパレットの関係を示す概略側面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、フォークリフト用遠隔操作システム10は、リーチ式フォークリフト20と、リーチ式フォークリフト20を遠隔操作するのに用いられる遠隔操作装置50と、を備えている。リーチ式フォークリフト20は、作業場に配置される。遠隔操作装置50は、操作室に配置される。そして、遠隔操作装置50を用いて操作室から、作業場のリーチ式フォークリフト20を遠隔操作することができるようになっている。
図4に示すように、作業場においては、棚60が設置されている。棚60は2段にわたりパレット61及び荷物Wを配置することができる。つまり、下の段においてパレット61に荷物Wが配置されるとともに、その上の段においてパレット61に荷物Wが配置される。この状態から、操作者はリーチ式フォークリフト20を遠隔操作して荷物を取りに行く。
図4において、各パレット61にはフォーク挿入用穴が形成されており、このフォーク挿入用穴にフォークが差し込まれる。
図2に示すように、リーチ式フォークリフト20の機台21には荷役装置22が設けられている。荷役装置22は前方へ延出している一対のリーチレグ23を備える。各リーチレグ23にはそれぞれ前輪24が設けられている。つまり、機台21の前側に左右一対の前輪24が設けられている。また、機台21の後ろ側には後輪25が設けられている。本実施形態では、後輪25が、操舵輪及び駆動輪となる。
荷役装置22は、2段式のマスト26を備える。マスト26は、アウタマスト27と、インナマスト28とを備える。荷役装置22は、インナマスト28に連結されたリフトシリンダ29を備える。荷役装置22は、マスト26に連結されたリーチシリンダ30を備える。インナマスト28は、リフトシリンダ29への作動油の給排によって昇降する。マスト26は、リーチシリンダ30への作動油の給排によってリーチレグ23に沿って移動する。
荷役装置22は、一対のフォーク31と、フォーク31をマスト26に固定するリフトブラケット32とを備える。フォーク31及びリフトブラケット32は、インナマスト28の昇降とともに昇降する。リーチ式フォークリフト20は、後輪25を駆動させる走行モータ33を備える。
リーチ式フォークリフト20には各種のアクチュエータが備えられている。具体的には例えば、走行用アクチュエータとして、後輪25を駆動させる走行モータ33、図示しない操舵モータ等が挙げられる。走行用アクチュエータにより車輪が回転及び操舵される。また、荷役用アクチュエータとして、インナマスト28に連結されたリフトシリンダ29、マスト26に連結されたリーチシリンダ30、図示しないティルトシリンダ等が挙げられる。荷役用アクチュエータにより昇降、リーチ、ティルト等の荷役動作を行うことができる。
図1に示すように、リーチ式フォークリフト20は、車両通信部としての無線部40と、制御部41と、映像信号処理部42と、カメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hを有する。
遠隔操作装置50は、操作装置通信部としての無線部51と、制御部52と、操作部53と、表示部(モニタ)54と、映像信号処理部55を有する。操作部53における操作方式として、タッチパネル方式、マウス方式、ジョイスティック方式等が用いられる。
無線部51はリーチ式フォークリフト20の無線部40と無線通信を行うことができる。つまり、リーチ式フォークリフト20の無線部40と遠隔操作装置50の無線部51とは無線通信可能となっている。
そして、遠隔操作装置50において、操作部53を用いて操作者が所望の操作を行うと制御部52により操作内容が無線部51を介してリーチ式フォークリフト20側に送られる。リーチ式フォークリフト20において、無線部40で遠隔操作装置50からの操作内容が受信され、制御部41により遠隔操作装置50側からの指示により走行系アクチュエータ(走行モータ33、図示しない操舵モータ等)及び荷役系アクチュエータ(リフトシリンダ29、リーチシリンダ30、図示しないティルトシリンダ等)を駆動することができる。このように、制御部52は、無線部51、無線部40及び制御部41を介してリーチ式フォークリフト20の走行及び荷役装置22による荷役を遠隔操作することができるようになっている。
一方、走行系のカメラ43a,43b,43c,43dは、図2,3に示すように設けられている。走行系のカメラ43a,43b,43c,43dは、リーチ式フォークリフト20の機台21に取り付けられている。走行系のカメラ43a,43b,43c,43dは、機台21の周囲を撮像する。詳しくは、走行系のカメラ43aは、進行方向前方を撮像する。走行系のカメラ43bは、後方を撮像する。走行系のカメラ43cは、右方を撮像する。走行系のカメラ43dは、左方を撮像する。
荷役系のカメラ43e,43f,43g,43hは、図2,3に示すように設けられている。荷役系のカメラ43e,43f,43g,43hは、リーチ式フォークリフト20の荷役装置22に取り付けられている。荷役系のカメラ43e,43f,43g,43hは、荷役装置22における荷役対象領域を撮像する。詳しくは、荷役系のカメラ43eは、リフトブラケット32の右側の上部に取り付けられ、荷役装置22における右側から前方を撮像する。荷役系のカメラ43fは、リフトブラケット32の左側の上部に取り付けられ、荷役装置22における左側から前方を撮像する。荷役系のカメラ43gは、インナマスト28の上部に取り付けられ、前方下方を撮像する。荷役系のカメラ43hは、右側のフォーク31の先端部に埋め込まれており、フォーク31の前方を撮像する。
リーチ式フォークリフト20において、カメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hにより撮像された画像は制御部41により映像信号処理部42及び無線部40を介して遠隔操作装置50側に送られる。遠隔操作装置50において、無線部51でリーチ式フォークリフト20からのカメラ画像が受信されて制御部52により映像信号処理部55を介して表示部54で表示される。操作者は表示部54におけるカメラ画像を見ながら操作することになる。
次に、作用について説明する。
今、図5に示すリーチ式フォークリフト20とパレット61の関係を示す概略平面図、及び、図6に示すリーチ式フォークリフト20とパレット61の関係を示す概略側面図において、パレット61の前面に対し所定の距離だけ離間した位置においてリーチ式フォークリフト20が正対している。つまり、パレット61の左右の穴61aに対し所定の距離だけ離間してリーチ式フォークリフト20の左右のフォーク31が位置しており、フォーク31が前方に移動することにより左右のフォーク31をパレット61の左右の穴61aに差し込むことができる。
制御部52は、荷降ろしの際に、ガイドラインLg1,Lg2,Lg3,Lg4を表示するために、複数のカメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hにより撮像された画像から生成した3次元画像においてパレット61(撮像対象物)と棚の天井板Pt(遮蔽物)を検知(画像認識)して、棚の天井板Ptによりパレット61が遮蔽されないような仮想カメラ画像を表示する。なお、遮蔽とは、遮蔽物により撮像対象物の作業に必要な部位の視認が妨げられる状態、例えば棚の天井板Ptが邪魔でパレット61のパレット穴を視認できないような状態を指す。
つまり、画像認識部としての制御部52は、複数のカメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hにて撮像された画像から、図7に示すように、パレット61を遮蔽する棚の天井板Ptを画像認識する。そして、画像処理部としての制御部52は、図8に示すように、複数のカメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hにて撮像された画像から生成した仮想カメラ画像であって、棚の天井板Ptがパレット61を遮蔽しない視点にある仮想カメラ45による仮想カメラ画像を表示部54において表示させる。なお、仮想カメラ45とは、自由視点(多視点)の技術を用いて、複数のカメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hの各画像から生成した3次元画像において任意の視点での画像を生成するための仮想的なカメラを指す。つまり、対象物(パレット、フォーク、障害物等)を立体化して位置関係を3D画像で取得し、仮想カメラ45の視点(仮想カメラ位置)を自由に変える。そして、色々な角度で対象物を見ることができるようにして、必要な画像を生成する。具体的には、制御部52は、図7での仮想カメラ45の位置では棚の天井板Ptがパレット61を遮蔽していると両者の画像の重なり具合から判断し、図8に示すように、仮想カメラ45の位置を両者の重なりを減少させる方向(本実施形態では図8の右方向)に移動させることにより、棚の天井板Ptがパレット61を遮蔽していない仮想カメラ画像を表示部54において表示させる。なお、遮蔽物としては天井板Ptの他に棚の柱等の任意の構造物が考えられ、それらの遮蔽物の画像認識に必要な情報を予め制御部52に設定しておく。
図5,6に示すように、制御部52は、表示部54において、カメラ画像から、ガイドラインLg1,Lg2,Lg3,Lg4を表示する。ガイドラインLg1は、図5の平面図において左のフォーク31の先端から前方に延びるフォーク前方位置ガイドラインである。ガイドラインLg2は、図5の平面図において左右のフォーク31の先端を結ぶように延びるフォークエッジ位置ガイドラインである。ガイドラインLg3は、図6の側面図においてフォーク31の先端から前方に延びるフォーク高さ位置ガイドラインである。ガイドラインLg4は、図6の側面図においてフォーク31の先端から上下に延びるフォークエッジ位置ガイドラインである。
このようにして、撮像対象物であるパレット61を遮蔽物となる棚の天井板Ptで邪魔されることなく見ることができ、カメラ画像を見てフォークの位置合わせを容易に行うことができる。
詳しく説明する。
フォークリフトにカメラを搭載して画像を見て荷役作業の遠隔操作を行う場合において、パレットとフォークが正対しているか分かりづらい。また、パレット穴とフォークの位置が合っているか分かりづらい(横方向及び高さ方向)。さらに、パレット(荷物)との距離感が分かりづらい。
本実施形態においては、車両側に設置したカメラの画像から俯瞰画像を生成し、パレットとフォークの正対位置を調整しやすくする。特に、横方向及び高さ方向の調整が容易に行えるとともに、パレット(荷物)との距離感を把握するようなガイド表示をすることで遠隔操作による荷役作業を効率良く行うことができる。
つまり、図5に示すように、ガイドラインLg1,Lg2を表示することにより、パレット61に対するフォーク31の正対位置の調整を行いやすくなるとともに、パレット穴61aとフォーク31の位置の調整(横方向)を行いやすくなる。さらに、パレット61とフォーク31との距離感を把握しやすくなる。
また、図6に示すように、ガイドラインLg3,Lg4を表示することにより、パレット61とフォーク31の位置の調整(高さ方向)を行いやすくなるとともに、パレット61とフォーク31との距離感を把握しやすくなる。
カメラ配置は、図8に示すように、仮想カメラ視点がカバーできる範囲にカメラを配置する。ガイドラインLg1,Lg2,Lg3,Lg4(図5,6参照)の線種は問わない。また、ガイドラインLg1は左フォークでも右フォークでも両方でも配置可能であり、ガイドラインLg2はフォークの先端、中心どこでもよく、ガイドラインLg4はフォークの先端、中心どこでもよい。
このようにすることにより、画像を見て遠隔操作する際において、操作性や作業効率が良くなる。特に、撮像対象物(パレットやフォークなど)が死角となる(遮蔽物に遮蔽される)ようなときに遮蔽物が撮像対象物を遮蔽しない仮想カメラ位置に仮想カメラを自動で移動させてガイドラインに必要な視野を確保する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)フォークリフト用遠隔操作システム10の構成として、機台21に荷役装置22を備えるとともに車両通信部としての無線部40を有するリーチ式フォークリフト20と、車両通信部としての無線部40と無線通信を行う操作装置通信部としての無線部51を有し、リーチ式フォークリフト20の走行及び荷役装置22による荷役を遠隔操作するのに用いられる遠隔操作装置50と、を備える。リーチ式フォークリフト20の周囲を撮像する複数のカメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hと、遠隔操作装置50に設けられ、複数のカメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hにて撮像された画像を表示するための表示部54と、制御部52と、を備える。画像認識部としての制御部52は、複数のカメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hにて撮像された画像から撮像対象物を遮蔽する遮蔽物を画像認識する。画像処理部としての制御部52は、遮蔽物が撮像対象物を遮蔽していない仮想カメラ画像を複数のカメラ43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hにて撮像された画像から生成し表示部54において表示させる。よって、撮像対象物を遮蔽物で邪魔されることなく見ることができ、カメラ画像を見てフォークの位置合わせを容易に行うことができる。
(2)画像処理部としての制御部52は、仮想カメラ位置を移動させることにより遮蔽物が撮像対象物を遮蔽していない仮想カメラ画像を表示部54において表示させる。よって、仮想カメラ位置を移動させて遮蔽物が撮像対象物を遮蔽していない仮想カメラ画像を表示部54において表示させることによりカメラ画像を見てフォークの位置合わせを容易に行うことができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 仮想カメラ位置を移動させることにより遮蔽物が撮像対象物を遮蔽していない仮想カメラ画像を表示部54において表示させる代わりに次のようにしてもよい。
撮像対象物としてのパレット61を遮蔽する遮蔽物としての棚の天井板Ptを画像認識する。そして、画像処理部としての制御部52は、例えば、カメラ画像を記録画像してメモリに記憶しておき、最新のカメラ画像とメモリに記憶された記録画像とを合成するときに記録画像に最新の画像を透過させて合成する。さらに、制御部52は、図9に示すように、仮想カメラ画像において遮蔽物としての棚の天井板Ptを透過させることにより棚の天井板Ptが撮像対象物としての棚の天井板Ptを遮蔽していない仮想カメラ画像を表示部54において表示させる。
このように、目的の視点(パレットやフォークなど)が死角となるようなときにおいて、図9で示したように透過して自動で避ける。具体的には、フォークやパレットを検出した後に死角や障害物が重なってきたことを画像で検知する。透過の際には、パレットやフォークを見るのに障害となる物である棚の天井板Ptを透過してパレットやフォークが見える画像を生成する。具体的には、例えば、自由視点(多視点)の技術を用いて、複数カメラの各画像を重ね合わせて合成して3次元画像を得る。例えば、対象物(パレット、フォーク、障害物等)を立体化して位置関係を3D画像で取得し、透過可能な仮想カメラ画像で対象物を見ることができるようにして、必要な画像を生成する。例えば図9において棚の天井板Ptが無ければ対象物としてのパレット61が見えることから、棚の天井板Ptを透過させた画像を表示部54に表示させる。
よって、遮蔽物を透過させて遮蔽物が撮像対象物を遮蔽していない仮想カメラ画像を表示部54において表示させることによりカメラ画像を見てフォークの位置合わせを容易に行うことができる。
○ 遮蔽物を画像認識するとともに遮蔽物が撮像対象物を遮蔽していない仮想カメラ画像を複数のカメラにて撮像された画像から生成し表示させる処理は遠隔操作装置50の制御部52が実行した。これに代わりリーチ式フォークリフト20の制御部41が行ってもよい。
○ カメラ配置について、仮想カメラ視点がカバーできる範囲にインフラカメラを配置してもよい。
○ フォークリフトはリーチ式フォークリフトであったが、これに限るものではなく、リーチ式フォークリフト以外のフォークリフトであってもよい。
10…フォークリフト用遠隔操作システム、20…リーチ式フォークリフト、21…機台、22…荷役装置、40…無線部、43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43h…カメラ、50…遠隔操作装置、51…無線部、52…制御部、54…表示部、61…パレット、Pt…天井板。

Claims (3)

  1. 機台に荷役装置を備えるとともに車両通信部を有するフォークリフトと、
    前記車両通信部と無線通信を行う操作装置通信部を有し、前記フォークリフトの走行及び前記荷役装置による荷役を遠隔操作するのに用いられる遠隔操作装置と、
    を備えたフォークリフト用遠隔操作システムであって、
    前記フォークリフトの周囲を撮像する複数のカメラと、
    前記遠隔操作装置に設けられ、前記複数のカメラにて撮像された画像を表示するための表示部と、
    前記複数のカメラにて撮像された画像から撮像対象物を遮蔽する遮蔽物を画像認識する画像認識部と、
    前記遮蔽物が前記撮像対象物を遮蔽していない仮想カメラ画像を前記複数のカメラにて撮像された画像から生成し前記表示部において表示させる画像処理部と、
    を備えることを特徴とするフォークリフト用遠隔操作システム。
  2. 前記画像処理部は、仮想カメラ位置を移動させることにより前記遮蔽物が前記撮像対象物を遮蔽していない前記仮想カメラ画像を前記表示部において表示させることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト用遠隔操作システム。
  3. 前記画像処理部は、前記仮想カメラ画像において遮蔽物を透過させることにより前記遮蔽物が前記撮像対象物を遮蔽していない前記仮想カメラ画像を前記表示部において表示させることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト用遠隔操作システム。
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