JP2020005220A - ルーティング装置及びその制御方法 - Google Patents

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【課題】マトリックススイッチを備えるルーティング装置においてリエントリ入力の制御を高速化する。。【解決手段】ルーティング装置1は、入力チャンネルi1〜i10、出力チャンネルo1〜o9、及び、出力チャンネルo1〜o5の出力を入力チャンネルi6〜i10に入力するリエントリ経路r1〜r5を有するマトリックススイッチ11と、入力チャンネルi1〜i10と出力チャンネルo1〜o9との接続を制御する制御部12と、制御部12が入力チャンネルi1をリエントリ経路r1に接続される大元の出力チャンネルo1に接続し、大元の出力チャンネルo1を、リエントリ経路r1、r2を介して特定の出力チャンネルo2、o3に順番に接続するとき、特定の出力チャンネルo2、o3に対応させて出力チャンネルo1のグループ識別情報及び順番を保持するリエントリグループ管理部13を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ルーティング装置及びその制御方法に関し、特に、マトリックススイッチを備えるルーティング装置及びその制御方法に関する。
放送局のシステムの各機器の接続に用いられるルーティング装置には、それぞれ入力チャンネルに接続され一方向に配列された複数の入力線と、出力チャンネルに接続され入力線と交差して他方向に配列された複数の出力線と、入力線および出力線が交差する各クロスポイントで入力線と出力線の接続を行うマトリックススイッチが用いられている。またマトリックススイッチは、出力チャンネルから出力される信号を、入力チャンネルにリエントリするリエントリ経路を備えたマトリックススイッチが備えられている。
関連技術として、例えば特許文献1には、リエントリ経路を備えたマトリックススイッチと、入力側にマトリックススイッチの出力線の一部が接続された出力ブロックと、出力ブロックの出力側に接続された複数の出力端子を有する画像処理部を備えた画像処理装置が開示されている。また特許文献1の画像処理装置には、入力側にマトリックススイッチの出力線の一部が接続され、出力側がリエントリ経路によりマトリックススイッチの入力線の一部に接続された信号処理ブロックが備えられている。また特許文献1の画像処理装置は、外部ケーブルによる接続に対応して、複数の出力端子から選択された第1の端子を外部リエントリ出力端子として設定し、複数の入力端子から選択された第2の端子を外部リエントリ入力端子として設定する外部リエントリ設定部を備えている。
特開2010−246058号公報
上述のようなリエントリ経路を備えるマトリックススイッチでは、出力チャンネルを入力チャンネルにリエントリ経路を介して接続し、出力チャンネルの出力がリエントリされて入力される入力チャンネルを別の出力チャンネルに接続することで、マトリックススイッチの2つの出力チャンネルから同じ信号を出力することができる。例えばマトリックススイッチの出力チャンネルから本線系の装置に出力される映像信号が、リエントリされて入力される入力チャンネルを、監視装置に接続される他の出力チャンネルに接続することで、マトリックススイッチから映像信号を本線系の装置に出力するとともにその映像信号を監視することもできる。
しかしながらリエントリ入力の制御は、特にリエントリが重複して何段にもなった場合、制御が比較的複雑になるため制御を指示してから制御が完了するまでに時間がかかる。
本発明は、リエントリ入力の制御を高速化することを主な目的としている。
本発明の1つの側面によるルーティング装置は、複数の入力チャンネル、複数の出力チャンネル、及び、前記複数の出力チャンネルの一部の出力チャンネルの出力を前記複数の入力チャンネルの一部の入力チャンネルに入力するリエントリ経路、を有するマトリックススイッチと、前記複数の入力チャンネルと前記複数の出力チャンネルとの接続を制御する制御部と、前記制御部が、前記複数の入力チャンネルの1つを前記リエントリ経路に接続される大元の出力チャンネルに接続し、前記大元の出力チャンネルを、前記リエントリ経路を介して1以上の特定の出力チャンネルに順番に接続するとき、前記1以上の特定の出力チャンネルに対応させて前記大元の出力チャンネルのグループの識別情報及び前記大元の出力チャンネルを接続する順番を保持するリエントリグループ管理部と、を有する。
本発明の1つの側面による制御方法は、複数の入力チャンネル、複数の出力チャンネル、及び、前記複数の出力チャンネルの一部の出力チャンネルの出力を前記複数の入力チャンネルの一部の入力チャンネルに入力するリエントリ経路、を有するマトリックススイッチを備えるルーティング装置の制御方法であって、前記複数の入力チャンネルの1つを前記リエントリ経路に接続される大元の出力チャンネルに接続し、前記大元の出力チャンネルを、前記リエントリ経路を介して1以上の特定の出力チャンネルに順番に接続し、前記1以上の特定の出力チャンネルに対応させて前記大元の出力チャンネルのグループの識別情報及び前記大元の出力チャンネルを接続する順番を保持する。
本発明の上記側面によれば、リエントリ入力の制御を高速化することができる。
図1は、第1の実施形態のルーティング装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、図1の制御部に指示される第1の接続制御の概要を示す図である。 図3は、第1の接続制御において図1の制御部12が行う制御内容であり、リエントリグループ管理部が記憶する内容の一例を示す図である。 図4は、第1の接続制御における図1の動作を示すフローチャートである。 図5は、図1の制御部に指示される第2の接続制御の概要を示す図である。 図6は、第2の接続制御において図1の制御部が行う制御内容であり、リエントリグループ管理部が記憶する内容の一例を示す図である。 図7は、第2の接続制御における図1の動作を示す図である。 図8は、第2の接続制御における動作を示すフローチャートである。 図9は、第3の接続制御の概要を示す図である。 図10は、第3の接続制御において図1の制御部が行う制御内容であり、リエントリグループ管理部が記憶する内容の一例を示す図である。 図11は、第3の接続制御における図1の動作を示す図である。
次に例示的な第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態のルーティング装置の構成の一例を示すブロック図である。ルーティング装置1は、図1に示すように、マトリックススイッチ11と、制御部12と、リエントリグループ管理部13を備えている。
マトリックススイッチ11は、複数の入力チャンネルi1〜i10、複数の出力チャンネルo1〜o9、及び、複数の出力チャンネルo1〜o9の一部の出力チャンネルo1〜o5の出力を複数の入力チャンネルi1〜i10の一部の入力チャンネルi6〜i10に入力するリエントリ経路r1〜r5、を備えている。なおマトリックススイッチ11の入力チャンネル及び出力チャンネルの数は図1に示すものは一例であり、任意の数としてよい。
またマトリックススイッチ11はIP(InternetProtocol)信号を分配するIPスイッチとしてもよい。この場合、マトリックススイッチ11の各入力チャンネルに図示しないIP変換器(TX)が接続され、ルーティング装置1に入力されるSDI形式等の映像信号がIP変換器(TX)によってIP信号に変換されてマトリックススイッチ11の各入力チャンネルに入力されてもよい。またマトリックススイッチ11の各出力チャンネルにIP変換器(RX)が接続され、各出力チャンネルから出力される信号がIP変換器(RX)によってSDI(Serial Digital Interface)形式等の映像信号に変換されて出力されてもよい。
制御部12は、複数の入力チャンネルi1〜i10と複数の出力チャンネルo1〜o9との接続を制御する。例えば、制御部12は、N個の出力チャンネルを同じ1つの入力チャンネルと接続するよう指示される。
図2は、図1の制御部に指示される第1の接続制御の概要を示す図である。図2は、制御部12に、入力チャンネルi1から入力された映像信号を3つの出力チャンネルo1、o2、o3に分配するよう指示される例である。また図3は、第1の接続制御において図1の制御部12が行う制御内容であり、リエントリグループ管理部が記憶する内容の一例を示す図である。図2の接続制御の指示により、制御部12は、図3に示すように、出力チャンネルo1を、通常制御とし、入力チャンネルi1に接続する。また制御部12は、出力チャンネルo2を、大元の出力チャンネルがo1である「リエントリグループA」とし、順番を1番目とする。また出力チャンネルo3は、大元の出力チャンネルがo1である「リエントリグループA」とし、順番を2番目とする。
この場合、制御部12は、図1に示すように、例えば映像信号が入力されるマトリックススイッチ11の入力チャンネルi1と、リエントリ経路に接続される出力チャンネルo1とのクロスポイントにおいて、入力チャンネルi1と出力チャンネルo1を接続する。このようにして制御部12は、映像信号が入力される入力チャンネルi1をリエントリ経路に接続される大元の出力チャンネルo1に接続する。
また制御部12は、大元の出力チャンネルo1にリエントリ経路r1、r2を介して特定の出力チャンネルo2、o3を順番に接続する。すなわち制御部12は、マトリックススイッチ11の出力チャンネルo1にリエントリ経路r1を介して接続される入力チャンネルi6と出力チャンネルo2のクロスポイントにおいて、入力チャンネルi6と出力チャンネルo2を接続する。
このようにして、制御部12は、出力チャンネルo1にリエントリ経路r1を介して出力チャンネルo2を接続する。そして制御部12は、マトリックススイッチ11の出力チャンネルo2にリエントリ経路r2を介して接続される入力チャンネルi7と出力チャンネルo3のクロスポイントにおいて入力チャンネルi7と出力チャンネルo3を接続する。このようにして、制御部12は、出力チャンネルo2にリエントリ経路r2を介して出力チャンネルo3を接続する。
出力チャンネルo1から出力される映像信号を、マトリックススイッチ11の入力チャンネルに戻すリエントリ信号を別の出力チャンネルo2、o3に分配することで、出力チャンネルo1から出力される信号を、例えば監視装置が接続される他の出力チャンネルo2、o3に分配して監視を行うことが可能となる。
また出力チャンネルo1に接続されている入力チャンネルi1が、他の入力チャンネルに接続するよう接続を切り替えられれば、出力チャンネルo1にリエントリ経路を介して接続されているo2、o3の出力信号も出力チャンネルo1の出力信号と同じ信号に切り替えられる。
リエントリグループ管理部13は、上記の制御部12による制御内容に沿って、大元の出力チャンネルo1については、通常制御であることを記録する。またリエントリグループ管理部13は、制御部12が大元の出力チャンネルo1をリエントリ経路r1、r2を介して特定の出力チャンネルo2、o3に順番に接続するとき、出力チャンネルo2、o3に対応させて大元の出力チャンネルo1のグループの識別情報及び上記順番を保持する。
図4は、第1の接続制御における図1の動作を示すフローチャートである。図4に示すようにルーティング装置1の制御方法においては、例えば図2に示すように複数(N個)の出力チャンネルを同じ1つの入力チャンネルと接続するよう制御部12が指示される。図2の例では、3つの出力チャンネルo1、o2、o3を同じ1つの入力チャンネルi1と接続するよう制御部12が指示されている(ステップS1)。
制御部12は、複数の出力チャンネルのグループ識別情報と大元の出力チャンネルと出力チャンネルの順番を決定する。制御部12は、図2の例では、図3に示すように、グループ識別情報を例えば「リエントリグループA」とし、出力チャンネルo1を大元の出力チャンネルとし、出力チャンネルo2を1番目、出力チャンネルo3を2番目の順番で大元の出力チャンネルに接続することに決定する(ステップS2)。そして制御部12は、入力チャンネルを大元の出力チャンネルに接続する。制御部12は、図2の例では、入力チャンネルi1を出力チャンネルo1に接続する(ステップS3)。リエントリグループ管理部13は、大元の出力チャンネルo1について通常制御であることを記録する(ステップS4)。
まず順番I=1とし(ステップS5)、制御部12は、大元の出力チャンネルにリエントリ経路をI回経由して接続される入力チャンネルを、順番がI番目の出力チャンネルに接続する。図2の例では、制御部12は、大元の出力チャンネルo1にリエントリ経路を1回経由して接続される入力チャンネルi6を、順番が1番目の出力チャンネルo2に接続する(ステップS6)。
リエントリグループ管理部13は、I番目の出力チャンネルに対応させて大元の出力チャンネルのグループの識別情報とI番目の順番を保持する。図2の例では、順番が1番目の出力チャンネルo2に対応させて大元の出力チャンネルo1のグループの識別情報である「リエントリグループA」と、出力チャンネルo2が1番目の順番であることを保持する(ステップS7)。
そして制御部12は、すべての出力チャンネルの接続が終わっていないか判断する。すなわち制御部12は、順番I<N−1を満たすか判断する(ステップS8)。すべての出力チャンネルの接続が終わっていない場合、制御部12は、順番Iを1つ上げてI=I+1とし(ステップS9)、ステップS6に戻る。図2の例ではN=3であり、I=1はN−1より小さいので、すべての出力チャンネルの接続が終わっていないと判断し、制御部12は、順番Iを1つ上げて2番目とし、ステップS6に戻る。図2の例では、制御部12は、大元の出力チャンネルo1にリエントリ経路r1を2回経由して接続される入力チャンネルi7を、順番が2番目の出力チャンネルo3に接続する(ステップS6)。
リエントリグループ管理部13は、順番が2番目の出力チャンネルo3に対応させて大元の出力チャンネルo1と、出力チャンネルo3が2番目の順番であることを保持する(ステップS7)。
ステップS8において、順番Iは2であり、N−1(=2)より小さくないと判断し、処理を終了する。
次に接続が変更される場合の動作について説明する。図5は、図1の制御部に指示される第2の接続制御の概要を示す図である。図5の、左側の図は図2と同じであり、3つの出力チャンネルo1、o2、o3が、同じ1つの入力チャンネルi1に接続される状態、すなわち同じグループに属する状態である。第2の接続制御は、この状態から、同じグループに属する2つの出力チャンネルo2、o3を他の入力チャンネルi2と接続する例である。
また図6は、第2の接続制御において図1の制御部12が行う制御内容であり、リエントリグループ管理部が記憶する内容の一例を示す図である。また図7は、第2の接続制御における図1の動作を示す図である。図5に示される第2の接続制御の指示に沿って、制御部12は、新たに入力チャンネルi2に接続する出力チャンネルo2、o3のうち順番が上位の出力チャンネルo2を、通常制御とし、図7に示すように入力チャンネルi6と接続されていた状態から入力チャンネルi2と接続する状態に切り替える。
制御部12は、出力チャンネルo1については通常制御のままとし、図7に示すように入力チャンネルi1に接続する状態を維持する。また制御部12は、出力チャンネルo3については、大元の出力チャンネルがo2である「リエントリグループA」とし、順番を1番とする。もともと出力チャンネルo3は、出力チャンネルo2と同一のグループで順番が出力チャンネルo2の次の順である。したがって、出力チャンネルo3は、図7に示すように入力チャンネルi7に接続されている。制御部12は、出力チャンネルo3については、この接続を維持すればよく、接続を変更する必要がない。
図8は、第2の接続制御における図1の動作を示すフローチャートである。図8に示すようにルーティング装置1の制御方法においては、例えば新たな映像信号の入力される入力チャンネルを同じグループに属する1以上の出力チャンネルに接続するよう制御部12が指示される。図5の例では、3個の出力チャンネルo1、o2、o3が、同じ1つの入力チャンネルi1に接続され同じグループに属している状態から、このうち出力チャンネルo2、o3を他の入力チャンネルi2に接続するよう制御部12が指示されている(ステップS11)。
制御部12は、分断する順番を決定する。図5の例では、図6に示すように、制御部12は、新たに入力チャンネルi2に接続する出力チャンネルo2、o3のうち順番が上位の出力チャンネルo2の順番、すなわち1番目を、グループを分断する順番と決定する(ステップS12)。
そして制御部12は、決定された順番の出力チャンネルを新たな入力チャンネルに接続する。制御部12は、図5の例では、出力チャンネルo2を新たな入力チャンネルi2に接続する(ステップS13)。リエントリグループ管理部13は、決定された出力チャンネルo2について通常制御であることを記録する(ステップS14)。
そして順番I=1とし(ステップS15)、リエントリグループ管理部13は、決定された順番+I番目の出力チャンネルo3についてグループ識別情報とI番目の順番を保持する。図5の例では、制御部12は、2番目の出力チャンネルo3についてグループ識別情報「リエントリグループA」と1番目の順番を保持する(ステップS16)。
そしてすべての出力チャンネルの接続が終わっていないか判断する。すなわち順番Iが(新たに入力チャンネルi2に接続する出力チャンネルの数)−1を満たすか判断する(ステップS17)。すべての出力チャンネルの接続が終わっていない場合、順番Iを1つ上げてI=I+1とし(ステップS18)、ステップS16に戻る。図5の例では、I=1は(新たに入力チャンネルi2に接続する出力チャンネルの数)−1であるので、すべての出力チャンネルの接続が終わったと判断し、処理を終了する。
第2の接続制御では、図6に示すようなグループ識別情報や順番の情報がない場合、出力チャンネルo3を通常制御として入力チャンネルi2に接続する可能性がある。このような制御とすると、出力チャンネルo3の接続を入力チャンネルi2に切り替え、出力チャンネルo3に接続されるリエントリ経路r3に接続されている入力チャンネルi8を特定し、出力チャンネルo2の接続を入力チャンネルi8に切り替える必要がある。
本実施形態によれば、同じ入力チャンネルi1に接続される複数の出力チャンネルo1、o2、o3をグループ化し、大元の出力チャンネルo1にリエントリ経路r1、r2を介して順番に接続される特定の出力チャンネルo2、o3についてグループ識別情報及び順番が保持される。この構成により、同一のグループに属している複数の出力チャンネルo2、o3をまとめて新たな入力チャンネルi2に接続する指示に対し、大元の出力チャンネルに接続される順番が最も上位の出力チャンネルo2を容易に特定でき、この出力チャンネルo2の接続を切り替えることで、指示に沿った接続が実現できる。したがって本実施形態によれば、リエントリ入力の制御を高速化することができる。
次に接続が変更される場合の他の例の動作について説明する。図9は、図1の制御部に指示される第3の接続制御の概要を示す図である。図9の、左側の図は、5個の出力チャンネルo1、o2、o3、o4、o5が、同じ1つの入力チャンネルi1に接続される状態、すなわち同じグループに属する状態である。第3の接続制御は、この状態から、同じグループに属する出力チャンネルo3、o4、o5を他の入力チャンネルi2と接続する例である。
また図10は、第3の接続制御において図1の制御部12が行う制御内容であり、リエントリグループ管理部が記憶する内容の一例を示す図である。また図11は、第3の接続制御における図1の動作を示す図である。図9に示される第3の接続制御の指示に沿って、制御部12は、新たに入力チャンネルi2に接続する出力チャンネルo3、o4、o5のうち順番が最も上位の出力チャンネルo3を、通常制御とし、図11に示すように入力チャンネルi7と接続されていた状態から入力チャンネルi2と接続する状態に切り替える。
制御部12は、出力チャンネルo1については通常制御のままとし、入力チャンネルi1に接続する状態を維持する。制御部12は、出力チャンネルo2については大元の出力チャンネルがo1である「リエントリグループA」とし、順番が1番の状態を維持する。
また制御部12は、出力チャンネルo4、o5については、大元の出力チャンネルがo3である「リエントリグループB」とし、順番をそれぞれ1番、2番とする。もともと出力チャンネルo4、o5は、出力チャンネルo3と同一のグループに属しており、出力チャンネルo4は、順番が出力チャンネルo3の次の順であり、出力チャンネルo5は、出力チャンネルo4の次の順番である。したがって、出力チャンネルo4、o5は、図11に示すようにそれぞれ入力チャンネルi8、i9に接続されている。制御部12は、出力チャンネルo4、o5については、この接続を維持すればよく、接続を変更する必要がない。
第3の接続制御における図1の動作について説明する。まず図9に示すように、5個の出力チャンネルo1、o2、o3、o4、o5が、同じ1つの入力チャンネルi1に接続され同じグループに属している状態から、このうち出力チャンネルo3、o4、o5を他の入力チャンネルi2と接続するよう制御部12が指示されている(ステップS11)。
次に制御部12は、新たに入力チャンネルi2に接続する出力チャンネルo3、o4、o5のうち順番が最も上位である出力チャンネルo3の順番、すなわち2番目を、グループを分断する順番と決定する(ステップS12)。
そして制御部12は、決定された順番の出力チャンネルo3を新たな入力チャンネルi2に接続する(ステップS13)。リエントリグループ管理部13は、決定された出力チャンネルo3について通常制御であることを記録する(ステップS14)。
そして順番I=1とし(ステップS15)、リエントリグループ管理部13は、決定された順番+I番目、すなわち3番の出力チャンネルo4についてグループ識別情報「リエントリグループB」とI番目、すなわち1番目の順番を保持する(ステップS16)。
そして順番I=1が(新たに入力チャンネルi2に接続する出力チャンネルの数)−1を満たすか判断する(ステップS17)。I=1のときはすべての出力チャンネルの接続が終わっていないと判断し、順番Iを1つ上げてI=2とし(ステップS18)、ステップS16に戻る。
リエントリグループ管理部13は、決定された順番+I番目、すなわち4番の出力チャンネルo5についてグループ識別情報「リエントリグループB」とI番目、すなわち2番目の順番を保持する(ステップS16)。そして順番I=1が(新たに入力チャンネルi2に接続する出力チャンネルの数)−1を満たすか判断する(ステップS17)。I=2は(新たに入力チャンネルi2に接続する出力チャンネルの最後の順番)−1を満たすので、すべての出力チャンネルの接続が終わったと判断し、処理を終了する。
第3の接続制御では、図10に示すようなグループ識別情報や順番の情報がない場合、例えば出力チャンネルo4を通常制御として入力チャンネルi2に接続する可能性がある。このような制御とすると、出力チャンネルo4の接続を入力チャンネルi2に切り替え、出力チャンネルo4に接続されるリエントリ経路r4に接続されている入力チャンネルi9を特定し、他の出力チャンネルo3の接続を入力チャンネルi9に切り替える必要がある。さらに出力チャンネルo3に接続されるリエントリ経路r3に接続されている入力チャンネルi8を特定し、残りの出力チャンネルo5の接続を入力チャンネルi8に切り替える必要がある。第3の接続制御のように同じ入力チャンネルに接続する出力チャンネルが多くなるほどリエントリ入力の制御に時間がかかることになる。
本実施形態によれば、第3の接続制御でも同一のグループに属している出力チャンネルo3、o4、o5をまとめて他の入力チャンネルi2と接続する指示に対し、順番が最上位の出力チャンネルo3を容易に特定でき、この出力チャンネルo2の接続を切り替えることで、指示に沿った接続が実現できる。したがって本実施形態によれば、リエントリ入力の制御を高速化することができる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 ルーティング装置
11 マトリックススイッチ
12 制御部
13 リエントリグループ管理部

Claims (5)

  1. 複数の入力チャンネル、複数の出力チャンネル、及び、前記複数の出力チャンネルの一部の出力チャンネルの出力を前記複数の入力チャンネルの一部の入力チャンネルに入力するリエントリ経路、を有するマトリックススイッチと、
    前記複数の入力チャンネルと前記複数の出力チャンネルとの接続を制御する制御部と、
    前記制御部が前記複数の入力チャンネルの1つを前記リエントリ経路に接続される大元の出力チャンネルに接続し、前記大元の出力チャンネルを、前記リエントリ経路を介して1以上の特定の出力チャンネルに順番に接続するとき、前記1以上の特定の出力チャンネルに対応させて前記大元の出力チャンネルのグループの識別情報及び前記大元の出力チャンネルを接続する順番を保持するリエントリグループ管理部と、
    を有するルーティング装置。
  2. 前記制御部は、前記複数の入力チャンネルの1つと異なる新たな入力チャンネルを、同じグループに属する1以上の出力チャンネルに接続する場合、前記グループを分断する順番を決定し、決定された前記グループを分断する順番の出力チャンネルを新たな入力チャンネルに接続する、
    請求項1に記載のルーティング装置。
  3. 前記制御部は、前記新たな入力チャンネルに接続する前記1以上の出力チャンネルのうち前記順番が最も上位である出力チャンネルの順番を、前記グループを分断する順番と決定する、請求項2に記載のルーティング装置。
  4. 前記制御部は、前記複数の出力チャンネルを前記複数の入力チャンネルの1つに接続するよう指示されたとき、通常制御とする前記大元の出力チャンネルを決定し、前記大元の出力チャンネルを、前記リエントリ経路を介して1以上の特定の出力チャンネルに接続する順番を決定する、請求項1から3のいずれかに記載のルーティング装置。
  5. 複数の入力チャンネル、複数の出力チャンネル、及び、前記複数の出力チャンネルの一部の出力チャンネルの出力を前記複数の入力チャンネルの一部の入力チャンネルに入力するリエントリ経路、を有するマトリックススイッチを備えるルーティング装置の制御方法であって、
    前記複数の入力チャンネルの1つを前記リエントリ経路に接続される大元の出力チャンネルに接続し、
    前記大元の出力チャンネルを、前記リエントリ経路を介して1以上の特定の出力チャンネルに順番に接続し、
    前記特定の出力チャンネルに対応させて前記大元の出力チャンネルのグループの識別情報及び前記大元の出力チャンネルを接続する順番を保持する、
    ルーティング制御方法。
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