JP2020004532A - 電池温調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池セルの温度調整に伴う電池モジュールにおける電力の入出力の制限を抑えつつ、電池セルの温度調整の効率向上を図ることを目的とする。【解決手段】電池温調装置1は、充放電可能な複数の電池セル21がバスバー22を介して電気的に接続された少なくとも1つの電池モジュール2に適用される。電池温調装置1は、電池モジュール2の温度を調整する温調部材10を備える。温調部材10は、電池モジュール2の電力を利用することなく電池セル21の温度を調整可能に構成される温調体12を含んでいる。温調体12は、電池セル21の正極端子212、負極端子213、バスバー22といった外部電流経路を構成する経路構成部の少なくとも一部を温調対象物としている。そして、温調体12、温調対象物を含む電池セル21に対して電気的に絶縁された状態で温調対象物に対して熱的に接触するように配置されている。【選択図】図5

Description

本開示は、充放電可能な複数の電池セルが電導部材を介して電気的に接続された少なくとも1つの電池モジュールに適用される電池温調装置に関する。
従来、二次電池である電池セルを加熱する加熱装置において、負の温度抵抗特性を有する抵抗体を電池セルに対して熱的に接触させることで、電池セルの過加熱を抑制するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−118729号公報
ところで、特許文献1記載の加熱装置は、複数の電池セルそれぞれが電気的に接続された電池モジュールにおける大電流が流れる電流経路に抵抗体が設けられている。具体的には、抵抗体は、各電池セルそれぞれに対して電気的に直列に接続されている。このため、例えば、抵抗体の電気抵抗が大きくなる条件下では、電池モジュールにおける電力の入出力が大幅に制限される。
本開示は、電池セルの温度調整に伴う電池モジュールにおける電力の入出力の制限を抑えつつ、電池セルの温度調整の効率向上を図ることを目的とする。
本開示は、充放電可能な複数の電池セル(21)が電導部材(22)を介して電気的に接続された少なくとも1つの電池モジュール(2)に適用される電池温調装置を対象としている。
請求項1に記載の発明は、電池温調装置であって、電池モジュールの温度を調整する温調部材(10)を備える。複数の電池セルそれぞれは、外殻を形成するケース部(211)およびケース部の外側に突き出るとともにケース部の内側に収容される収容部材(214、215、216)に連なる一対の電極端子(212、213)を有している。複数の電池セルのうち隣接する電池セルは、一方の電池セルに含まれる一対の電極端子の一方が電導部材を介して他方の電池セルに含まれる一対の電極端子のいずれかに電気的に接続されている。温調部材は、電池モジュールの電力を利用することなく電池セルの温度を調整可能に構成される温調体(12)を含んでいる。そして、温調体は、一対の電極端子および電導部材といった外部電流経路を構成する経路構成部の少なくとも一部を温調対象物とし、温調対象物を含む電池セルに対して電気的に絶縁された状態で温調対象物に対して熱的に接触するように配置されている。
これによると、温調体による電池セルの温度調整に電池モジュールの電力を利用しないので、温調体による電池セルの温度調整に伴う電池モジュールの入出力の制限を抑えることができる。すなわち、電池モジュールの充放電状態によらず、温調体による電池セルの温度を適切に調整することができる。
ここで、一対の電極端子は、ケース部の内側に収容される収容部材に連なっている。また、電導部材は、一対の電極端子の一方を介して収容部材に連なっている。このため、一対の電極端子および電導部材といった外部電流経路を構成する経路構成部を温調体の温調対象物とすれば、温調体の熱がケース部の内側に収容される収容部材に伝わり易くなるので、内側から電池セルの温度を調整することが可能となる。このように、内側から電池セルの温度を調整可能とすれば、外部への放熱が抑制されるので、電池セルの温度調整を効率よく実施することができる。
また、請求項3に記載の発明は、電池モジュールの温度を調整する温調部材(10)を備える。電池モジュールは、電力供給対象となる対象機器(MG)に対して必要な電力を供給可能なように電力変換装置(3、100)に対して接続されている。複数の電池セルそれぞれは、外殻を形成するケース部(211)およびケース部の外側に突き出るとともにケース部の内側に収容される収容部材(214、215、216)に連なる一対の電極端子(212、213)を有している。複数の電池セルのうち隣接する電池セルは、一方の電池セルに含まれる一対の電極端子の一方が電導部材を介して他方の電池セルに含まれる一対の電極端子のいずれかに電気的に接続されている。温調部材は、電池セルの温度を調整可能に構成される温調体(12)を含んでいる。温調体は、対象機器に供給される電力から独立して電池モジュールの電力が供給されるように電力変換装置に接続されている。さらに、温調体は、一対の電極端子および電導部材といった外部電流経路を構成する経路構成部の少なくとも一部を温調対象物とし、温調対象物を含む電池セルに対して電気的に絶縁された状態で温調対象物に対して熱的に接触するように配置されている。
これによると、温調体が他の対象機器に供給される電力から独立して電池モジュールの電力が供給可能な構成になっているので、温調体による電池セルの温度調整に伴う電池モジュールから他の対象機器への出力の制限が抑えられる。すなわち、電池モジュールにおける他の対象機器への放電状態によらず、温調体によって電池セルの温度を適切に調整することができる。
また、一対の電極端子および電導部材といった外部電流経路を構成する経路構成部を温調体の温調対象物としているので、内側から電池セルの温度を調整することが可能となる。このように、内側から電池セルの温度を調整可能とすれば、外部への放熱が抑制されるので、電池セルの温度調整を効率よく実施することができる。
このように、本開示の電池温調装置によれば、電池セルの温度調整に伴う電池モジュールにおける電力の入出力の制限を抑えつつ、電池セルの温度調整の効率向上を図ることができる。
ここで、「熱的に接触する」とは、部材同士とが直に接触している状態だけでなく、部材同士との間に空気層等の他の要素が介在する場合でも当該他の要素を介して部材間で間接的に熱が移動する状態も含まれる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態に係る電池温調装置を含むシステムの概略構成図である。 第1実施形態に係る電池セルの模式図である。 第1実施形態に係る電池温調装置のヒータの電気回路を示す模式図である。 第1実施形態に係る電池モジュールの一部の上面を示す模式図である。 図4のV−V断面図である。 第1実施形態に係る電池温調装置における電池セルの昇温性能を説明するための説明図である。 第2実施形態に係る電池温調装置を含むシステムの概略構成図である。 第2実施形態に係る電池温調装置のヒータの電気回路を示す模式図である。 第3実施形態に係る電池温調装置を含むシステムの概略構成図である。 第3実施形態に係る電池モジュールの一部の上面を示す模式図である。 図10のXI−XI断面図である。 第4実施形態に係る電池セルの模式的な断面図である。 第4実施形態に係る絶縁ヒータの模式的な斜視図である。 第5実施形態に係る絶縁ヒータの模式的な断面図である。 第6実施形態に係る電池モジュールの一部の上面を示す模式図である。 図15のXVI−XVI断面図である。 第7実施形態に係る電池温調装置を含むシステムの概略構成図である。 第7実施形態の変形例となる電池温調装置を含むシステムの概略構成図である。 第8実施形態に係る電池温調装置を含むシステムの概略構成図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態において、先行する実施形態で説明した事項と同一もしくは均等である部分には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、実施形態において、構成要素の一部だけを説明している場合、構成要素の他の部分に関しては、先行する実施形態において説明した構成要素を適用することができる。以下の実施形態は、特に組み合わせに支障が生じない範囲であれば、特に明示していない場合であっても、各実施形態同士を部分的に組み合わせることができる。
(第1実施形態)
本実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。本実施形態では、本開示の電池温調装置1を車両に搭載された電池モジュール2の温度を調整する装置に適用した例について説明する。
電池温調装置1が搭載される車両としては、例えば、少なくとも1つの電池モジュール2を電源とするモータジェネレータMGによって走行可能な電気自動車、ハイブリッド自動車等が挙げられる。
図1に示すように、電池モジュール2は、略直方体形状の電池セル21を積層配置した積層体で構成されている。複数の電池セル21それぞれは、充放電可能な二次電池(例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池)で構成されている。
電池モジュール2を構成する複数の電池セル21は、互いに電気的に接続されている。具体的には、複数の電池セル21のうち隣接する電池セル21は、一方の電池セル21に含まれる一対の電極端子の一方が電導部材であるバスバー22を介して他方の電池セル21に含まれる一対の電極端子のいずれかに電気的に接続されている。本実施形態の複数の電池セル21は、バスバー22を介して電気的に直列に接続されている。なお、電池モジュール2は、複数の電池セル21の一部が電気的に並列に接続された構成になっていてもよい。また、図1では、12個の電池セル21で構成されている電池モジュール2を図示しているが、これに限定されない。電池モジュール2は、11個以下の電池セル21や、13個以上の電池セル21で構成されていてもよい。
ここで、電池セル21の詳細について図2を参照して説明する。なお、図2では、電池セル21の内部構成を説明するために、電池セル21の内部構成について点線で示している。
図2に示すように、電池セル21は、外殻を形成するケース部211、正極端子212、負極端子213を含んで構成されている。本実施形態では、正極端子212および負極端子213がケース部211の外側に突き出る一対の電極端子を構成している。
ケース部211は、少なくとも外側に露出する部位が絶縁性を有する材料で構成された外装体である。ケース部211の内部には、電解液が注入されるとともに、発電要素として積層電極体214、正極集電体215、および負極集電体216が収容されている。本実施形態では、電解液、積層電極体214、正極集電体215、および負極集電体216が、ケース部211の内部に収容される収容部材を構成している。
積層電極体214は、複数のセパレータ214a、複数の正極板214b、および複数の負極板214cを有する。積層電極体214は、セパレータ214aによって絶縁した状態で正極板214bと負極板214cとを交互に積層した積層体として構成されている。
複数の正極板214bは、それぞれの側端部が正極集電体215に対して電気的に接続されている。この正極集電体215は、正極端子212におけるケース部211の内側に位置する部位に対して電気的に接続されている。
複数の負極板214cは、それぞれの側端部が負極集電体216に対して電気的に接続されている。この負極集電体216は、負極端子213におけるケース部211の内側に位置する部位に対して電気的に接続されている。
正極端子212および負極端子213は、電導部材であるバスバー22とともに外部電流経路を構成する経路構成部である。具体的には、正極端子212および負極端子213は、棒状に形成された導電材料で構成されており、その一部がケース部211の内部に位置付けられ、残部が外側に突き出ている。正極端子212および負極端子213は、所定の間隔をあけた状態でケース部211における同じ端面から外側に向けて突き出ている。
具体的には正極端子212は、ケース部211の内側に位置付けられる第1内側接続部212a、第1内側接続部212aに連なるとともにケース部211の外側に位置付けられる第1外側接続部212bを有している。第1内側接続部212aおよび第1外側接続部212bは、導電性を有する材料によって一体に形成されている。第1内側接続部212aは、ケース部211の内側に位置する端部が正極集電体215に対して電気的に接続されている。第1外側接続部212bは、ケース部211の外側に位置する端部がバスバー22に接続されている。これにより、正極端子212は、ケース部211の内部に収容された正極集電体215に連なっている。
負極端子213は、ケース部211の内側に位置付けられる第2内側接続部213a、第2内側接続部213aに連なるとともにケース部211の外側に位置付けられる第2外側接続部213bを有している。第2内側接続部213aおよび第2外側接続部213bは、導電性を有する材料によって一体に形成されている。第2内側接続部213aは、ケース部211の内側に位置する端部が負極集電体216に対して電気的に接続されている。第2外側接続部213bは、ケース部211の外側に位置する端部がバスバー22に接続されている。これにより、負極端子213は、ケース部211の内部に収容された負極集電体216に連なっている。
図1に戻り、電池モジュール2は、電圧変換機器3を介してモータジェネレータMGに接続されている。モータジェネレータMGは、図示しない駆動輪と動力伝達可能に構成されている。モータジェネレータMGは、車両の走行動力源となり、また、回生駆動制御による発電機能を有している。本実施形態では、モータジェネレータMGが電池モジュール2の電力供給対象となる対象機器を構成する。
電圧変換機器3は、電池モジュール2の出力電圧を所定の電圧を上限として昇圧させる昇圧コンバータ31および直流−交流で電力変換を実施するインバータ32等を含んで構成されている。本実施形態では、電圧変換機器3が電力供給対象となる対象機器に対して必要な電力を供給する電力変換装置を構成する。
インバータ32は、周知のとおり複数の半導体スイッチング素子を備え、当該半導体スイッチング素子のスイッチング制御により直流−交流で電力変換を実施するものである。インバータ32は、モータジェネレータMGによる発電時に発電により生じた交流電力を直流電力に変換する。そして、インバータ32により変換された直流電力は電池モジュール2に充電される。また、インバータ32は、モータジェネレータMGによる車両走行時に電池モジュール2からの直流電力を交流電力に変換する。そして、インバータ32により変換された交流電力はモータジェネレータMGに供給される。
車両には、電池モジュール2の充電および電池温調装置1の駆動を商用電源4によって行うための充電器6が搭載されている。この充電器6は、図示しない充電ケーブルによって商用電源4に接続可能に構成されている。これにより、電池モジュール2は、充電器6を介して商用電源4から供給される電力によって充電可能になっている。また、電池温調装置1は、充電器6を介して商用電源4から供給される電力によって駆動可能になっている。
電池温調装置1は、車両に搭載された電池モジュール2の温度を調整する装置である。電池温調装置1は、電池モジュール2の温度を調整する温調部材10および温調部材10の温度を制御する制御回路100を備えている。
温調部材10は、電池セル21の温度を調整可能に構成される複数の温調体12を含んでいる。温調部材10は、電池セル21同士を接続するバスバー22と同数の温調体12を有している。複数の温調体12は、図3に示すように、電池モジュール2における外部電流経路から独立した温調用配線Lcを介して電気的に直列に接続されている。そして、温調部材10は、電池モジュール2における外部電流経路ではなく制御回路100から給電されるように、温調用配線Lcの両端が制御回路100に接続されている。
ここで、二次電池で構成される電池セル21は、温度が低下すると内部抵抗が増大する傾向があり、低温環境下における放電容量が大幅に低下し易い。このため、低温環境下では、電池セル21を含む電池モジュール2を暖機する必要がある。
このような背景から電池セル21の暖機について本発明者らが鋭意検討した。この結果、電池セル21の内側から昇温させると、外部への放熱が抑制されることで、電池セル21の温度調整を効率よく実施できることが判った。
これらを鑑みて、温調体12は、電池セル21の暖機が可能なように、通電により発熱する発熱体で構成されている。加えて、温調体12は、正極端子212、負極端子213、およびバスバー22といった外部電流経路を構成する経路構成部の少なくとも一部を温調対象物とし、当該温調対象物を含む電池セル21に対して熱的に接触するように配置されている。本実施形態の温調体12は、正極端子212、負極端子213、およびバスバー22といった経路構成部に対して絶縁性を有する接着剤等によって貼り付けられている。なお、温調体12は、接着剤以外の手法により正極端子212、負極端子213、およびバスバー22といった経路構成部に対して固定されていてもよい。
具体的には、図4または図5に示すように、温調体12は、通電により発熱する発熱抵抗体141および電気的な絶縁性を有する絶縁体142を備えるヒータ14で構成されている。発熱抵抗体141は、通電によりジュール熱を発生させるシート状の導体で構成される。
絶縁体142は、発熱抵抗体141と電池セル21とを電気的に絶縁するためのものであり、電気絶縁性に優れたシート状の絶縁材料(例えば、シリコンゴム)で構成されている。なお、発熱抵抗体141は、通電時に発熱するものであればよく、例えば、半導体で構成されていてもよい。
このように構成される温調体12は、電池セル21と発熱抵抗体141とが電気的に絶縁されるように、発熱抵抗体141と電池セル21との間に絶縁体142が配置されている。具体的には、絶縁体142は、正極端子212、負極端子213、およびバスバー22といった経路構成部と発熱抵抗体141との間に配置されている。これにより、温調体12は、電池セル21に対して電気的に絶縁された状態で正極端子212、負極端子213、およびバスバー22といった経路構成部に対して熱的に接触するように配置されている。
図1に戻り、制御回路100は、温調部材10への通電量を制御して温調部材10の温度を制御するものである。制御回路100は、電池モジュール2以外の電力供給源を利用して温調部材10の温度を制御する構成になっている。具体的には、制御回路100は、車載された補助バッテリ7から温調部材10に通電可能なように補助バッテリ7に対して接続されている。加えて、制御回路100は、商用電源4の電力を利用して温調部材10に通電可能なように充電器6に対して接続されている。これにより、本実施形態の温調部材10の温調体12は、電池モジュール2の電力を利用することなく電池セル21の温度を調整可能に構成されている。
また、制御回路100には、電池モジュール2の温度を検出する温度検出部8が接続されている。温度検出部8は、例えば、電池モジュール2における代表的な部位の温度を検出する単一の温度センサや、電池セル21それぞれの温度を検出する複数の温度センサで構成される。
制御回路100は、温度検出部8の検出値に基づいて温調部材10への通電量を制御する。制御回路100は、例えば、電池モジュール2の温度が所定の下限温度よりも低い場合に、補助バッテリ7または商用電源4の電力を利用して温調部材10に通電するように構成されている。また、制御回路100は、電池モジュール2の温度が適切温度範囲に到達すると、温調部材10に対する補助バッテリ7または商用電源4からの電力供給を停止するように構成されている。
次に、本実施形態の電池温調装置1の作動について説明する。電池モジュール2の温度が所定の下限温度よりも低い場合、制御回路100が温調部材10に対して通電する。この際、商用電源4の電力を利用することが可能な状況であれば、制御回路100は、充電器6を介して商用電源4の電力を温調部材10に供給する。また、商用電源4の電力を利用できない状況であれば、制御回路100は、補助バッテリ7の電力を温調部材10に供給する。これにより、ヒータ14の発熱抵抗体141が発熱することで、電池モジュール2が暖機される。
電池モジュール2の暖機によって電池モジュール2の温度が適切温度範囲に到達すると、制御回路100は、温調部材10に対する補助バッテリ7または商用電源4からの電力供給を停止する。これにより、電池モジュール2の過加熱が防止される。
以上説明した電池温調装置1は、温調部材10が、電池モジュール2の電力を利用することなく電池セル21の温度を調整可能に構成される温調体12を含んで構成されている。そして、温調体12は、正極端子212、負極端子213、およびバスバー22といった経路構成部の少なくとも一部を温調対象物とし、当該温調対象物を含む電池セル21に対して熱的に接触するように配置されている。
これによると、温調体12による電池セル21の温度調整に電池モジュール2の電力を利用しないので、温調体12による電池セル21の温度調整に伴う電池モジュール2の入出力の制限を抑えることができる。
加えて、正極端子212、負極端子213、およびバスバー22を温調体12の温調対象物としている。これによると、温調体12の熱がケース部211の内側に収容される収容部材や電解液に伝わり易くなるので、内側から電池セル21の温度を調整することが可能となる。このように、内側から電池セル21の温度を調整可能とすれば、外部への放熱が抑制されるので、電池セル21の温度調整を効率よく実施することができる。
ここで、図6は、本実施形態の電池温調装置1による電池セル21の昇温性能を説明するための説明図である。図6では、左側に本実施形態の電池温調装置1を用いた際の昇温性能を示し、右側に本実施形態の比較例となる電池温調装置を用いた際の昇温性能を示している。すなわち、図6の左側に示す性能は、温調体12を正極端子212、負極端子213、およびバスバー22といった経路構成部に配置した際の電池セル21の昇温性能である。一方、図6の右側に示す性能は、温調体12をケース部211の底面部に配置した際の電池セル21の昇温性能である。なお、図6の縦軸は、同じ条件下の元で電池セル21の温度を1℃昇温させるために必要な熱量を示している。
図6に示すように、温調体12を正極端子212、負極端子213、およびバスバー22といった経路構成部に配置する場合、ケース部211の底面部に配置する場合に比べて、電池セル21が効率よく昇温することが判る。
このように、本開示の電池温調装置1によれば、電池セル21の温度調整に伴う電池モジュール2における電力の入出力の制限を抑えつつ、電池セル21の温度調整の効率向上を図ることができる。
また、本実施形態の温調体12は、通電により発熱する発熱抵抗体141および電気的な絶縁性を有する絶縁体142を備えるヒータ14で構成されている。そして、ヒータ14は、電池セル21と発熱抵抗体141とが電気的に絶縁されるように、発熱抵抗体141と温調対象物との間に絶縁体142が配置されている。これによると、絶縁体142によって発熱抵抗体141と電池セル21における温調対象物との絶縁性が確保される。このため、発熱抵抗体141と電池セル21との絶縁性を確保しつつ、発熱抵抗体141への通電によって電池セル21の温度を適切に調整することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図7、図8を参照して説明する。本実施形態では、複数の温調体12と制御回路100との接続態様が第1実施形態と異なっている。本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明し、第1実施形態と同様の部分について説明を省略することがある。
図7および図8に示すように、本実施形態の温調部材10は、電池モジュール2における外部電流経路から独立した温調用配線Lcを介して複数の温調体12が制御回路100に接続されている。複数の温調体12は、温調用配線Lcを介して制御回路100に対して個別に接続されている。
制御回路100は、複数の温調体12の温度を個別に調整可能なように、複数の温調体12に対する通電量を個別に調整可能に構成されている。制御回路100には、電池モジュール2を構成する電池セル21それぞれの温度を検出可能な温度検出部8Aが接続されている。
具体的には、制御回路100は、例えば、複数の電池セル21それぞれの温度が所定の下限温度よりも低い場合に複数の温調体12それぞれに通電するように構成されている。また、制御回路100は、複数の電池セル21のうち一部の電池セル21の温度が所定の下限温度よりも低い場合、当該一部の電池セル21に対応する温調体12に通電し、残りの電池セル21に対応する温調体12への通電を停止するように構成されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態の電池温調装置1は、第1実施形態と共通の構成から奏される作用効果を第1実施形態と同様に得ることができる。このことは、以降の実施形態においても同様である。
本実施形態の電池温調装置1は、複数の温調体12の温度を個別に調整可能なように、複数の温調体12に対する通電量を個別に調整可能になっている。これによると、電池モジュール2を構成する電池セル21に温度のばらつきが生じた場合であっても、電池セル21の温度を適切な温度に調整することができる。また、電池温調装置1は、温度調整を行う必要がない電池セル21に対して通電しないので、電池セル21の温度調整の効率向上を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、図9〜図11を参照して説明する。本実施形態では、温調部材10が補助温調体16を含んで構成されている点が第1実施形態と相違している。本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明し、第1実施形態と同様の部分について説明を省略することがある。
図9に示すように、温調部材10は、温調体12とは別に、電池セル21の温度を調整可能に構成される補助温調体16を含んでいる。補助温調体16は、電池セル21との絶縁性が確保可能なヒータで構成されている。補助温調体16は、電池モジュール2の電力を利用することなく電池セル21の温度を調整可能なように、制御回路100に対して接続されている。なお、本実施形態の制御回路100は、温度検出部8の検出値に基づいて温調体12および補助温調体16への通電量を制御する。
補助温調体16は、電池セル21に対して電気的に絶縁された状態で電池セル21のうち温調体12が配置された部位とは異なる部位に熱的に接触するように配置されている。補助温調体16は、電池セル21が温調体12と補助温調体16とで挟まれるように、電池セル21のうち正極端子212、負極端子213、およびバスバー22が設けられた部位の反対側に位置する部位に配置されている。
具体的には、補助温調体16は、図10および図11に示すように、電池セル21のうち、正極端子212、負極端子213、およびバスバー22が設けられていないケース部211の底面部に配置されている。
また、補助温調体16とケース部211の底面部との間には、補助温調体16の熱が電池セル21の全体に伝わり易くなるように均熱板17が配置されている。均熱板17は、熱伝導性に優れた材料で構成されている。均熱板17は、複数の電池セル21の底面部の全体を覆うことが可能な大きさを有している。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態の電池温調装置1は、温調部材10が温調体12だけでなく補助温調体16を備える構成になっている。これによると、電池セル21への投入熱量を増大させることができるので、電池セル21を適切な温度に調整するまでの時間を短縮することができる。この結果、電池セル21の温度低下等に起因する電池モジュール2における入出力の制限を抑えつつ、即効性に優れた電池セル21の温度調整を実施することが可能になる。
加えて、本実施形態の電池温調装置1は、補助温調体16とケース部211の底面部との間に均熱板17が配置されている。これによると、補助温調体16の熱が電池セル21の全体に伝わり易くなるので、補助温調体16による電池セル21の温度調整時に電池セル21に温度分布が生じてしまうことを抑制することができる。
(第3実施形態の変形例)
上述の第3実施形態では、補助温調体16がケース部211の底面部に配置されるものを例示したが、これに限定されない。補助温調体16は、電池セル21のうち温調体12が配置された部位とは異なる部位において熱的に接触するように配置されていればよい。例えば、補助温調体16は、ケース部211の側面部に配置されていてもよい。
また、上述の第3実施形態の如く、補助温調体16とケース部211の底面部との間に均熱板17が配置されていることが望ましいが、これに限定されない。電池温調装置1は、均熱板17を備えていない構成になっていてもよい。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について、図12、図13を参照して説明する。本実施形態では、温調体12が絶縁ヒータ18で構成されている点が第1実施形態と相違している。本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明し、第1実施形態と同様の部分について説明を省略することがある。
図12に示すように、温調体12は、電気的な絶縁性を有する絶縁ヒータ18で構成されている。温調体12を構成する絶縁ヒータ18は、正極端子212、負極端子213、およびバスバー22に当接するように配置されている。
図12および図13に示すように、絶縁ヒータ18は、通電により発熱する発熱抵抗体181aがシリコンゴム181bで覆われるシリコンラバーヒータ181で構成されている。なお、発熱抵抗体181aは、通電によりジュール熱を発生させるシート状の導体で構成される。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態の電池温調装置1は、温調体12が、電気的な絶縁性を有する絶縁ヒータ18で構成されている。このため、絶縁ヒータ18と電池セル21との絶縁性を確保しつつ、絶縁ヒータ18によって電池セル21の温度を適切に調整することができる。
具体的には、絶縁ヒータ18は、シリコンラバーヒータ181で構成されている。これによれば、発熱抵抗体181aを覆うシリコンゴム181bが絶縁部材として機能する。このため、発熱抵抗体181aと電池セル21との絶縁性を確保しつつ、発熱抵抗体181aへの通電によって電池セル21の温度を適切に調整することができる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について、図14を参照して説明する。本実施形態では、絶縁ヒータ18がセラミックヒータ182で構成されている点が第4実施形態と異なっている。本実施形態では、第4実施形態と異なる部分について主に説明し、第4実施形態と同様の部分について説明を省略することがある。
図14に示すように、絶縁ヒータ18は、通電により発熱する発熱抵抗体182aがセラミックス182bで覆われるセラミックヒータ182で構成されている。なお、発熱抵抗体182aは、通電によりジュール熱を発生させるシート状の導体で構成される。
その他の構成は、第4実施形態と同様である。本実施形態の電池温調装置1は、温調体12を構成する絶縁ヒータ18がセラミックヒータ182で構成されている。これによると、発熱抵抗体182aを覆うセラミックス182bが絶縁部材として機能する。このため、発熱抵抗体182aと電池セル21との絶縁性を確保しつつ、発熱抵抗体182aへの通電によって電池セル21の温度を適切に調整することができる。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態について、図15、図16を参照して説明する。本実施形態では、温調体12の少なくとも一部が正極端子212および負極端子213に形成された凹部212c、213cに埋設されている点が第1実施形態と相違している。本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明し、第1実施形態と同様の部分について説明を省略することがある。
図15および図16に示すように、正極端子212には、ケース部211の内側に向かって窪んだ第1凹部212cが形成されている。この第1凹部212cは、第1外側接続部212bの端面から第1内側接続部212a側に向かって延びる有底筒状の穴で構成されている。なお、第1凹部212cの底部は、第1内側接続部212aに形成される。
一方、負極端子213には、ケース部211の内側に向かって窪んだ第2凹部213cが形成されている。この第2凹部213cは、第2外側接続部213bの端面から第2内側接続部213a側に向かって延びる有底筒状の穴で構成されている。なお、第2凹部213cの底部は、第2内側接続部213aに形成される。
また、温調体12は、第5実施形態で説明した絶縁ヒータ18で構成されている。すなわち、温調体12は、セラミックヒータ182で構成されている。そして、温調体12は、その全体が正極端子212の第1凹部212cおよび負極端子213の第2凹部213cの内側に埋設されている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態の電池温調装置1は、温調体12が正極端子212および負極端子213に形成された凹部212c、213cに埋設されている。これによると、温調体12がケース部211の内側に収容される収容部材や電解液に近づくので、温調体12の熱が収容部材や電解液に充分に伝わり易くなるとともに、外部への放熱が抑制される。このため、電池セル21の温度調整を効率よく実施することができる。
(第6実施形態の変形例)
上述の第6実施形態では、温調体12が絶縁ヒータ18であるセラミックヒータ182で構成されている例について説明したが、これに限定されない。温調体12は、電池セル21との絶縁性を確保可能なものであれば、例えば、第4実施形態で説明したがシリコンラバーヒータ181や、第1実施形態で説明したヒータ14で構成されていてもよい。
上述の第6実施形態では、温調体12の全体が正極端子212の第1凹部212cおよび負極端子213の第2凹部213cの内側に埋設されているものを例示したが、これに限定されない。温調体12は、少なくとも一部が、正極端子212の第1凹部212cおよび負極端子213の第2凹部213cの内側に埋設されていてもよい。
また、電池温調装置1は、電池セル21における正極端子212および負極端子213の一方の電極端子に凹部が形成され、当該電極端子の凹部に温調体12が埋設された構成になっていてもよい。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態について、図17を参照して説明する。本実施形態では、複数の温調体12が電池モジュール2からの電力を利用して作動する構成になっている点が第1実施形態と異なっている。本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明し、第1実施形態と同様の部分について説明を省略することがある。
本実施形態の制御回路100は、温調部材10の温度を制御可能な構成になっている。図17に示すように、制御回路100は、電池モジュール2から温調部材10に通電可能なように電池モジュール2に対して接続されている。具体的には、制御回路100は、電圧変換器3と電池モジュール2とを接続する接続配線L1から分岐する分岐配線L2を介して電池モジュール2に接続されている。制御回路100は、モータジェネレータMGに供給される電力から独立して電池モジュール2の電力を供給可能なように、モータジェネレータMGへの電力を制御する電圧変換器3に対して電気的に並列に接続されている。
複数の温調体12は、温調用配線Lcを介して制御回路100に接続されている。複数の温調体12は、制御回路100を介して電池モジュール2の電力が供給される。前述の如く、本実施形態の制御回路100は、モータジェネレータMGに供給される電力から独立して電池モジュール2の電力を温調部材10に対して供給可能に構成されている。このため、本実施形態では、複数の温調体12が、モータジェネレータMGに供給される電力から独立して電池モジュール2の電力を供給されるように制御回路100に接続されていることになる。
ここで、本実施形態では、モータジェネレータMGおよび複数の温調体12が電池モジュール2の電力供給対象となる対象機器を構成する。また、本実施形態では、電圧変換器3および制御回路100が、電力供給対象となる対象機器に対して必要な電力を供給する電力変換装置を構成する。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態の電池温調装置1は、複数の温調体12がモータジェネレータMGに供給される電力から独立して電池モジュール2の電力が供給可能な構成になっている。これによると、複数の温調体12による電池セル21の温度調整に伴う電池モジュール2からモータジェネレータMGへの出力の制限が抑えられる。すなわち、電池モジュール2おける他の対象機器への放電状態によらず、温調体12によって電池セル21の温度を適切に調整することができる。
加えて、正極端子212、負極端子213、およびバスバー22を温調体12の温調対象物としている。これによると、温調体12の熱がケース部211の内側に収容される収容部材や電解液に伝わり易くなるので、内側から電池セル21の温度を調整することが可能となる。このように、内側から電池セル21の温度を調整可能とすれば、外部への放熱が抑制されるので、電池セル21の温度調整を効率よく実施することができる。
(第7実施形態の変形例)
上述の第7実施形態では、電圧変換器3および制御回路100が、別体で構成される例について説明したが、これに限定されない。電池温調装置1は、複数の温調体12がモータジェネレータMGに供給される電力から独立して電池モジュール2の電力が供給可能な構成となっていれば、例えば、図18に示すように、制御回路100が電圧変換器3に内蔵されていてもよい。
(第8実施形態)
次に、第8実施形態について、図19を参照して説明する。本実施形態では、温調部材10が補助温調体16を含んで構成されている点が第7実施形態と相違している。本実施形態では、第7実施形態と異なる部分について主に説明し、第7実施形態と同様の部分について説明を省略することがある。
図19に示すように、温調部材10は、温調体12とは別に、電池セル21の温度を調整可能に構成される補助温調体16を含んでいる。補助温調体16は、電池セル21との絶縁性が確保可能なヒータで構成されている。
補助温調体16は、モータジェネレータMGに供給される電力から独立して電池モジュール2の電力を供給されるように制御回路100に接続されている。本実施形態の制御回路100は、温度検出部8の検出値に基づいて温調体12および補助温調体16への通電量を制御する。なお、補助温調体16は、第3実施形態で説明したものと同様に構成される。本実施形態では、補助温調体16の詳細についての説明を省略する。
その他の構成は、第7実施形態と同様である。本実施形態の電池温調装置1は、温調部材10が温調体12だけでなく補助温調体16を備える構成になっている。これによると、電池セル21への投入熱量を増大させることができるので、電池セル21を適切な温度に調整するまでの時間を短縮することができる。
加えて、温調体12および補助温調体16は、モータジェネレータMGに供給される電力から独立して電池モジュール2の電力を供給される構成になっている。温調体12および補助温調体16による電池セル21の温度調整に伴う電池モジュール2からモータジェネレータMGへの出力の制限が抑えられる。すなわち、電池モジュール2おける他の対象機器への放電状態によらず、温調体12および補助温調体16によって電池セル21の温度を適切に調整することができる。
(他の実施形態)
以上、本開示の代表的な実施形態について説明したが、本開示は、上述の実施形態に限定されることなく、例えば、以下のように種々変形可能である。
上述の実施形態では、温調部材10が電池セル21同士を接続するバスバー22と同数の温調体12を有するものを例示したが、これに限定されない。温調部材10は、例えば、バスバー22よりも少ない数の温調体12を有する構成になっていてもよい。
上述の第1〜第6実施形態では、温調体12が通電により発熱する発熱体で構成される例について説明したが、これに限定されない。温調体12は、例えば、高温の熱媒体が流通する高温配管等の熱媒体流通部によって構成されていてもよい。
ここで、電池セル21は、高温になり過ぎると劣化が促進されることがある。このため、温調体12は、例えば、ペルチェモジュールのように、通電により一面側が低温となる吸熱体で構成されていてもよい。なお、温調体12は、例えば、低温の冷媒が流通する低温配管等の冷媒流通部によって構成されていてもよい。
上述の実施形態では、本開示の電池温調装置1を車両に搭載された電池モジュール2の温度を調整する装置に適用した例について説明したが、これに限定されない。電池温調装置1は、例えば、家屋や工場等に設置される電池モジュール2の温度を調整する装置にも適用可能である。
上述の実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
上述の実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されない。
上述の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されない。
(まとめ)
上述の実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、電池温調装置は、電池モジュールの温度を調整する温調部材を備える。温調部材は、電池モジュールの電力を利用することなく電池セルの温度を調整可能に構成される温調体を含んでいる。温調体は、一対の電極端子および電導部材といった外部電流経路を構成する経路構成部の少なくとも一部を温調対象物とし、温調対象物を含む電池セルに対して電気的に絶縁された状態で温調対象物に対して熱的に接触するように配置されている。
第2の観点によれば、電池温調装置の温調部材は、温調体とは別に、電池モジュールの電力を利用することなく電池セルの温度を調整可能に構成される補助温調体を含んでいる。そして、補助温調体は、温調対象物を含む電池セルに対して電気的に絶縁された状態で電池セルのうち温調体が配置された部位とは異なる部位に熱的に接触するように配置されている。
このように、温調体だけでなく、補助温調体によって、電池セルのうち一対の電極端子および電導部材以外の部位の温度を調整する構成とすれば、電池セルを適切な温度に調整するまでの時間を短縮することができる。これにより、電池セルの温度低下等に起因する電池モジュールにおける入出力の制限を抑えつつ、即効性に優れた電池セルの温度調整を実施することが可能になる。
第3の観点によれば、電池温調装置は、電池モジュールの温度を調整する温調部材を備える。温調部材は、電池セルの温度を調整可能に構成される温調体を含んでいる。温調体は、対象機器に含まれるとともに、他の対象機器に供給される電力から独立して電池モジュールの電力が供給されるように電力変換装置に接続されている。さらに、温調体は、一対の電極端子および電導部材といった外部電流経路を構成する経路構成部の少なくとも一部を温調対象物とし、温調対象物を含む電池セルに対して電気的に絶縁された状態で温調対象物に対して熱的に接触するように配置されている。
第4の観点によれば、電池温調装置の温調部材は、温調体とは別に、電池セルの温度を調整可能に構成される補助温調体を含んでいる。補助温調体は、対象機器に含まれるとともに、他の対象機器に供給される電力から独立して電池モジュールの電力が供給されるように電力変換装置に接続されている。さらに、補助温調体は、温調対象物を含む電池セルに対して電気的に絶縁された状態で電池セルのうち温調体が配置された部位とは異なる部位に熱的に接触するように配置されている。
第5の観点によれば、電池温調装置の温調体は、通電により発熱する発熱抵抗体および電気的な絶縁性を有する絶縁体を備えるヒータで構成されている。そして、ヒータは、電池セルと発熱抵抗体とが電気的に絶縁されるように、発熱抵抗体と温調対象物との間に絶縁体が配置されている。これによると、絶縁体によって発熱抵抗体と電池セルとの絶縁性が確保されるので、発熱抵抗体と電池セルとの絶縁性を確保しつつ、発熱抵抗体への通電によって電池セルの温度を適切に調整することができる。
第6の観点によれば、電池温調装置の温調体は、電気的な絶縁性を有する絶縁ヒータで構成されている。そして、絶縁ヒータは、温調対象物に当接するように配置されている。これによると、絶縁ヒータと電池セルとの絶縁性を確保しつつ、絶縁ヒータによって電池セルの温度を適切に調整することができる。
第7の観点によれば、電池温調装置の絶縁ヒータは、通電により発熱する発熱抵抗体がシリコンゴムで覆われるシリコンラバーヒータで構成されている。絶縁ヒータとしてシリコンラバーヒータを採用すれば、発熱抵抗体を覆うシリコンゴムが絶縁部材として機能する。このため、発熱抵抗体と電池セルとの絶縁性を確保しつつ、発熱抵抗体への通電によって電池セルの温度を適切に調整することができる。
第8の観点によれば、電池温調装置の絶縁ヒータは、通電により発熱する発熱抵抗体がセラミックスで覆われるセラミックヒータで構成されている。絶縁ヒータとしてセラミックヒータを採用すれば、発熱抵抗体を覆うセラミックスが絶縁部材として機能する。このため、発熱抵抗体と電池セルとの絶縁性を確保しつつ、発熱抵抗体への通電によって電池セルの温度を適切に調整することができる。
第9の観点によれば、電池温調装置は、一対の端子部の少なくとも一方に、ケース部の内側に向かって窪んだ凹部が形成されている。そして、温調体は、少なくとも一部が凹部に埋設されている。
これによると、温調体がケース部の内側に収容される収容部材に近づくので、温調体の熱が収容部材に充分に伝わり易くなるとともに、外部への放熱が抑制される。このため、電池セルの温度調整を効率よく実施することができる。
1 電池温調装置
10 温調部材10
12 温調体
2 電池モジュール
21 電池セル
211 ケース部
212 正極端子
213 負極端子
22 バスバー

Claims (9)

  1. 充放電可能な複数の電池セル(21)が電導部材(22)を介して電気的に接続された少なくとも1つの電池モジュール(2)に適用される電池温調装置であって、
    前記電池モジュールの温度を調整する温調部材(10)を備え、
    前記複数の電池セルそれぞれは、外殻を形成するケース部(211)および前記ケース部の外側に突き出るとともに前記ケース部の内側に収容される収容部材(214、215、216)に連なる一対の電極端子(212、213)を有し、
    前記複数の電池セルのうち隣接する電池セルは、一方の電池セルに含まれる前記一対の電極端子の一方が前記電導部材を介して他方の電池セルに含まれる前記一対の電極端子のいずれかに電気的に接続されており、
    前記温調部材は、前記電池モジュールの電力を利用することなく前記電池セルの温度を調整可能に構成される温調体(12)を含んでおり、
    前記温調体は、前記一対の電極端子および前記電導部材といった外部電流経路を構成する経路構成部の少なくとも一部を温調対象物とし、前記温調対象物を含む前記電池セルに対して電気的に絶縁された状態で前記温調対象物に対して熱的に接触するように配置されている電池温調装置。
  2. 前記温調部材は、前記温調体とは別に、前記電池モジュールの電力を利用することなく前記電池セルの温度を調整可能に構成される補助温調体(16)を含んでおり、
    前記補助温調体は、前記温調対象物を含む前記電池セルに対して電気的に絶縁された状態で前記電池セルのうち前記温調体が配置された部位とは異なる部位に熱的に接触するように配置されている請求項1に記載の電池温調装置。
  3. 充放電可能な複数の電池セル(21)が電導部材(22)を介して電気的に接続された少なくとも1つの電池モジュール(2)に適用される電池温調装置であって、
    前記電池モジュールの温度を調整する温調部材(10)を備え、
    前記電池モジュールは、電力供給対象となる複数の対象機器(MG、12)に対して必要な電力を供給可能なように電力変換装置(3、100)に対して接続されており、
    前記複数の電池セルそれぞれは、外殻を形成するケース部(211)および前記ケース部の外側に突き出るとともに前記ケース部の内側に収容される収容部材(214、215、216)に連なる一対の電極端子(212、213)を有し、
    前記複数の電池セルのうち隣接する電池セルは、一方の電池セルに含まれる前記一対の電極端子の一方が前記電導部材を介して他方の電池セルに含まれる前記一対の電極端子のいずれかに電気的に接続されており、
    前記温調部材は、前記電池セルの温度を調整可能に構成される温調体(12)を含んでおり、
    前記温調体は、
    前記対象機器に含まれるとともに、他の前記対象機器に供給される電力から独立して前記電池モジュールの電力が供給されるように前記電力変換装置に接続され、
    さらに、前記一対の電極端子および前記電導部材といった外部電流経路を構成する経路構成部の少なくとも一部を温調対象物とし、前記温調対象物を含む前記電池セルに対して電気的に絶縁された状態で前記温調対象物に対して熱的に接触するように配置されている電池温調装置。
  4. 前記温調部材は、前記温調体とは別に前記電池セルの温度を調整可能に構成される補助温調体(16)を含んでおり、
    前記補助温調体は、
    前記対象機器に含まれるとともに、前記温調体を除く他の前記対象機器に供給される電力から独立して前記電池モジュールの電力が供給されるように前記電力変換装置に接続され、
    さらに、前記温調対象物を含む前記電池セルに対して電気的に絶縁された状態で前記電池セルのうち前記温調体が配置された部位とは異なる部位に熱的に接触するように配置されている請求項3に記載の電池温調装置。
  5. 前記温調体は、通電により発熱する発熱抵抗体(141)および電気的な絶縁性を有する絶縁体(142)を備えるヒータ(14)で構成されており、
    前記ヒータは、前記電池セルと前記発熱抵抗体とが電気的に絶縁されるように、前記発熱抵抗体と前記温調対象物との間に前記絶縁体が配置されている請求項1ないし4のいずれか1つに記載の電池温調装置。
  6. 前記温調体は、電気的な絶縁性を有する絶縁ヒータ(18)で構成されており、
    前記絶縁ヒータは、前記温調対象物に当接するように配置されている請求項1ないし4のいずれか1つ記載の電池温調装置。
  7. 前記絶縁ヒータは、通電により発熱する発熱抵抗体(181a)がシリコンゴム(181b)で覆われるシリコンラバーヒータ(181)で構成されている請求項6に記載の電池温調装置。
  8. 前記絶縁ヒータは、通電により発熱する発熱抵抗体(182a)がセラミックス(182b)で覆われるセラミックヒータ(182)で構成されている請求項6に記載の電池温調装置。
  9. 前記一対の端子部の少なくとも一方には、前記ケース部の内側に向かって窪んだ凹部(212c、213c)が形成されており、
    前記温調体は、少なくとも一部が前記凹部に埋設されている請求項1ないし8のいずれか1つに記載の電池温調装置。
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