JP2012174662A - 溶融塩電池装置、溶融塩電池システム、及び溶融塩電池装置の制御方法 - Google Patents

溶融塩電池装置、溶融塩電池システム、及び溶融塩電池装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】起動時の見かけ上の待機時間を短縮することができる溶融塩電池装置、溶融塩電池システム及び溶融塩電池装置の制御方法を提供する。
【解決手段】複数の溶融塩電池31を備える溶融塩電池装置1は、起動の時間制限を含む起動指示を受け付け、溶融塩電池31が停止した状態で、時間制限に間に合うようにヒータ32で溶融塩電池31の加熱を開始する。起動の時間制限までには、溶融塩電池31内の溶融塩が溶融して、溶融塩電池31は充放電可能な状態になる。即ち、溶融塩電池装置1は所謂タイマー起動を行う。又は、溶融塩電池装置1から離れた位置にある送信装置に使用者が起動指示を入力し、送信装置は溶融塩電池装置1へ起動指示を送信し、溶融塩電池装置1は起動指示に従って起動する。何れも、使用者が使用するまでには、溶融塩電池装置1は使用可能な状態となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、溶融塩電池を備えた溶融塩電池装置、溶融塩電池装置を含む溶融塩電池システム、及び溶融塩電池装置の制御方法に関する。
電力の効率的な利用のために、高エネルギー密度・高効率の蓄電池が必要とされている。このような蓄電池として、特許文献1に開示されたナトリウム−硫黄電池が開発されている。他の高エネルギー密度・高効率の蓄電池として、溶融塩電池がある。溶融塩電池は、電解質に溶融塩を用いた電池であり、溶融塩が溶融した状態で動作する。溶融塩電池を用いて蓄電を行う溶融塩電池装置の形態としては、工場又は発電所等で恒常的に使用される形態と、家庭又は自動車等で使用され、必要に応じて停止・起動が行われる形態とが考えられる。
特開2007−273297号公報
溶融塩電池は溶融塩が溶融した状態で動作するので、溶融塩電池を動作させるためには、溶融塩電池内の温度を溶融塩の融点以上に保つ必要がある。通常、溶融塩の融点は室温よりも高温であり、溶融塩電池は室温よりも高い温度で動作する。ここで、室温とは、加熱及び冷却のいずれも行われていない状態での温度であり、例えば1℃〜30℃程度である。このため、溶融塩電池装置には、溶融塩電池を加熱する機能が必要である。溶融塩電池装置が停止した状態では、溶融塩電池を加熱する機能も停止し、溶融塩電池内の温度は溶融塩の融点未満となっている。停止した溶融塩電池装置を起動する際には、まず溶融塩電池を加熱する必要があり、加熱により溶融塩が溶融した後で溶融塩電池の使用が可能となる。しかしながら、溶融塩が溶融するまで溶融塩電池を加熱するにはある程度の時間が必要であるので、溶融塩電池が使用可能となるまでに待機時間が発生する。このため、自動車に搭載される車載用の蓄電装置等、待機時間が短いことが求められる用途には溶融塩電池装置は向いていないという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、溶融塩電池を予め加熱しておくことによって起動時の見かけ上の待機時間を短縮することができる溶融塩電池装置、溶融塩電池システム及び溶融塩電池装置の制御方法を提供することにある。
本発明に係る溶融塩電池装置は、電解質として用いた溶融塩が溶融した状態で動作する溶融塩電池と、溶融塩電池を加熱するための加熱手段と、該加熱手段が溶融塩電池の加熱を停止した状態から溶融塩電池が動作できるように起動することを指示する起動指示を受け付ける受付手段と、該受付手段が受け付けた起動指示に従って、溶融塩電池内の溶融塩が溶融するまで前記加熱手段に溶融塩電池を加熱させる制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る溶融塩電池装置は、前記受付手段は、溶融塩電池が動作可能になるまでの時間制限の指定を含む起動指示を受け付け、前記制御手段は、前記受付手段が受け付けた起動指示で指定された前記時間制限に間に合うように溶融塩電池内の溶融塩を溶融させるべく前記加熱手段を制御することを特徴とする。
本発明に係る溶融塩電池システムは、本発明に係る溶融塩電池装置と、該溶融塩電池装置とは離隔してあり、前記溶融塩電池装置の起動を指示する起動指示を受け付け、受け付けた起動指示を前記溶融塩電池装置へ送信する送信装置とを備えることを特徴とする。
本発明に係る溶融塩電池装置の制御方法は、電解質として用いた溶融塩が溶融した状態で動作する溶融塩電池と、溶融塩電池を加熱するための加熱手段と、溶融塩電池が動作できるように起動することを指示する起動指示を受け付ける受付手段とを備える溶融塩電池装置を制御する方法であって、前記加熱手段が溶融塩電池の加熱を停止した状態で、外部から起動指示を前記受付手段が受け付けた場合に、溶融塩電池内の溶融塩が溶融するまで前記加熱手段に溶融塩電池を加熱させることを特徴とする。
本発明に係る溶融塩電池装置の制御方法は、電解質として用いた溶融塩が溶融した状態で動作する溶融塩電池と、溶融塩電池を加熱するための加熱手段と、溶融塩電池が動作できるように起動することを指示する起動指示を受け付ける受付手段とを備える溶融塩電池装置を制御する方法であって、前記加熱手段が溶融塩電池の加熱を停止した状態で、溶融塩電池が動作可能になるまでの時間制限の指定を含む起動指示を前記受付手段が受け付けた場合に、受け付けた起動指示で指定された前記時間制限に間に合うように溶融塩電池内の溶融塩を溶融させるべく前記加熱手段に溶融塩電池を加熱させることを特徴とする。
本発明においては、溶融塩電池装置の起動指示を遠隔で送信装置から溶融塩電池装置へ送信し、溶融塩電池装置は、起動指示に従って、溶融塩電池を加熱して溶融塩電池の充放電が可能な状態にする。使用者は、送信装置を用いて起動指示を入力した後、ある程度の時間が経過してから溶融塩電池装置を使用するので、使用者が溶融塩電池装置の使用を開始するまでの間の時間に、溶融塩電池は充放電可能な状態となる。
本発明においては、溶融塩電池装置は、起動が完了するまでの時間制限を含む起動指示を受け付け、溶融塩電池が停止した状態から、時間制限に間に合うように溶融塩電池内の溶融塩を溶融させるべく溶融塩電池を加熱する。使用者が溶融塩電池装置を使用すべく指定した時間制限までには、溶融塩電池装置は使用可能な状態となっている。
本発明にあっては、使用者が溶融塩電池装置を使用しようとしたときには、溶融塩電池装置は即時に動作することが可能であり、溶融塩電池装置を動作させるまでに使用者が感じる待機時間を可及的に短縮することが可能となる。これによって、溶融塩電池装置の利便性が向上する等、本発明は優れた効果を奏する。
実施の形態1に係る溶融塩電池システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る溶融塩電池装置の電気的構成を示すブロック図である。 溶融塩電池の構成を示す模式的斜視図である。 溶融塩電池ユニットの構成を示す模式的斜視図である。 実施の形態2に係る溶融塩電池システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る溶融塩電池装置の電気的構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る溶融塩電池システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る溶融塩電池装置の電気的構成を示すブロック図である。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る溶融塩電池システムの構成を示すブロック図である。溶融塩電池装置1は、車載用の蓄電装置であり、自動車2内に搭載されている。溶融塩電池装置1には、自動車2に搭載されたモータ等の負荷22が電力線で接続されている。また溶融塩電池装置1には、使用者が操作することによって各種の指示を入力する操作部21が信号線で接続されている。操作部21は、溶融塩電池が充放電を行うことが可能となるように溶融塩電池装置1が起動することを指示する起動指示を、使用者の操作により入力される。また操作部21は、溶融塩電池装置1を起動させるまでの時間制限の指定を含む起動指示を、使用者の操作により受け付けることができる。時間制限は、溶融塩電池装置1が起動する期限の時刻、又は溶融塩電池装置1が起動するまでの時間の長さ等である。操作部21は、受け付けた時間制限を示す情報を含む起動指示を溶融塩電池装置1へ入力する。
図2は、実施の形態1に係る溶融塩電池装置1の電気的構成を示すブロック図である。溶融塩電池装置1は、複数の溶融塩電池31と、溶融塩電池31を加熱するための複数のヒータ32とを含んで構成された溶融塩電池ユニット3を備えている。また溶融塩電池装置1は、複数のヒータ32へ電力を供給するための補助電池41を備えており、補助電池41は夫々のヒータ32に電力線で接続されている。複数の溶融塩電池31及び補助電池41は、外部に対して電力を入出力する入出力回路42に電力線で接続されている。入出力回路42は、負荷22に接続されている。また溶融塩電池装置1は、溶融塩電池装置1の動作を制御する制御部43を備え、制御部43は補助電池41及び入出力回路42に接続されている。また制御部43には、操作部21からの信号を入力される信号入力部44と、溶融塩電池ユニット3内の温度を測定する温度センサ45と、時間を計測する時計部46と、データを記憶するメモリ47とが接続されている。
図3は、溶融塩電池31の構成を示す模式的斜視図である。溶融塩電池31は、直方体の箱状の電池容器316内に、矩形板状の正極311、シート状のセパレータ313及び矩形板状の負極312を並べて配置してある。図3中には、電池容器316の外形を破線で示している。正極311、セパレータ313及び負極312は、重ねられ、電池容器316の底面に対して縦に配置されている。
正極311は、矩形板状の集電体上にNaCrO2 等の正極活物質を含む正極材を塗布して形成してあり、負極312は、矩形板状の負極集電体上に、Sn(錫)等の負極活物質を含む負極材をメッキによって形成してある。セパレータ313は、ケイ酸ガラス又は樹脂等の絶縁性の材料で、内部に電解質を保持でき、また電荷のキャリアとなるイオンが通過できるような形状に形成されている。セパレータ313は、例えばガラスクロス又は多孔質の形状に形成された樹脂である。セパレータ313は正極311及び負極312の間を離隔すべく配置されており、正極311、負極312及びセパレータ313には、溶融塩からなる電解質が含浸されている。
電解質は、溶融状態で導電性液体となる溶融塩である。融点を低下させるために、電解質は、複数種類の溶融塩が混合していることが望ましい。例えば、電解質は、ナトリウムイオンをカチオンとしFSA(ビスフルオロスルフォニルアミド)をアニオンとしたNaFSAと、カリウムイオンをカチオンとしFSAをアニオンとしたKFSAとの混合塩である。なお、電解質である溶融塩は、TFSA(ビストリフルオロメチルスルフォニルアミド)又はFTA(フルオロトリフルオロメチルスルフォニルアミド)等の他のアニオンを含んでいてもよく、有機イオン等の他のカチオンを含んでいてもよい。
正極311には、導電材製の正極用接続部材314が接続されており、負極312には、導電材製の負極用接続部材315が接続されている。正極用接続部材314及び負極用接続部材315は、夫々に、充放電を行うための図示しない端子に接続されている。端子は、他の溶融塩電池31又は入出力回路42に接続されている。なお、図3に示した溶融塩電池の構成は模式的な構成であり、溶融塩電池31内には、充放電時の正極311又は負極312の変形を抑制するための弾性部材等、図示しないその他の構成物が含まれていてもよい。また、図3には正極311及び負極312を一対備える形態を示したが、溶融塩電池31は、セパレータ313を間に介して複数の正極311及び負極312を交互に重ねてある形態であってもよい。また、溶融塩電池31の形状は直方体の形状に限るものではなく、円柱状等のその他の形状であってもよい。
図4は、溶融塩電池ユニット3の構成を示す模式的斜視図である。四個の溶融塩電池31を直線状に並べて互いに直列に接続してあり、更に、直列に接続された四個の溶融塩電池31からなる一列を九列並行に並べて互いに並列に接続してある。即ち、溶融塩電池ユニット3には36個の溶融塩電池31が含まれる。互いに接続された複数の溶融塩電池31の両極は入出力回路42に接続されている。一列が四個の溶融塩電池31からなる九列の両端には、夫々に、矩形平板状のヒータ32が配置されている。ヒータ32は、溶融塩電池31の側面に接触して配置されている。更に、三列目と四列目との間にヒータ32が配置され、六列目と七列目との間にもヒータ32が配置されている。即ち、溶融塩電池ユニット3には四個のヒータ32が含まれており、一列目、三列目、四列目、六列目、七列目及び九列目に含まれる溶融塩電池31の夫々にヒータ32が接触している。夫々のヒータ32は補助電池41に接続されている。ヒータ32は、ラバーヒータ又はセラミックヒータ等、電力を供給されることによって発熱する電熱ヒータである。ヒータ32は、補助電池41から電力を供給されることにより発熱し、溶融塩電池ユニット3内の溶融塩電池31を加熱する。溶融塩電池ユニット3の全体は、断熱材33で覆われている。図4中には、断熱材33の外形を破線で示している。なお、図4に示した複数の溶融塩電池31の配置及び接続態様並びに複数のヒータ32の配置は一例であり、複数の溶融塩電池31の配置及び接続態様並びに複数のヒータ32の配置はその他の形態であってもよい。
補助電池41は、鉛蓄電池又はリチウムイオン二次電池等、室温で動作することが可能な二次電池である。入出力回路42は、複数の溶融塩電池31が放電する電流及び電圧を調整して、負荷22へ複数の溶融塩電池31からの電力を出力する回路である。また入出力回路42は、負荷22又は図示しない外部電源からの電力を入力され、入力された電力で複数の溶融塩電池31及び補助電池41を充電することができる。なお、補助電池41は複数の溶融塩電池31から供給される電力によって充電される構成であってもよい。
制御部43は、演算を行う演算部並びに演算に必要な各種のデータ及びプログラムを記憶する記憶部を含んで構成された電子回路である。信号入力部44は、操作部21に接続されたインタフェースであり、操作部21で入力された起動指示等の指示を示す信号を入力される。制御部43は、信号入力部44で入力された指示に従って、補助電池41及び入出力回路42を制御する。メモリ47は、不揮発性のメモリである。温度センサ45は、サーミスタ又は熱電対等でなり、断熱材33の内側に配置されている。
制御部43、信号入力部44及び時計部46は、溶融塩電池装置1が停止した状態でも動作する構成となっている。信号入力部44には、溶融塩電池装置1を起動させるまでの時間制限を示す情報を含む起動指示が操作部21から入力される。制御部43は、溶融塩電池装置1を起動させる時刻、又は溶融塩電池装置1を起動させるまでの時間等、起動指示に含まれる起動までの時間制限を示す情報をメモリ47に記憶させる。時計部46は、時刻、又は信号入力部44が起動指示を入力されてから経過した時間を計測し、計測した時刻又は経過時間を随時制御部43へ随時入力する。制御部43は、時計部46が計測した時刻又は経過時間を参照し、メモリ47に記憶した情報が示す時間制限に間に合うように溶融塩電池装置1を起動させる処理を行う。
また、制御部43は、溶融塩電池装置1の動作中は、温度センサ45が測定する溶融塩電池ユニット3内の温度に基づいて、補助電池41から複数のヒータ32へ供給する電力を調整することにより、複数の溶融塩電池31の温度を制御する処理を行う。例えば、温度センサ45が測定する温度が所定の温度を超過した場合は、制御部43は、補助電池41に複数のヒータ32への電力供給を停止させる処理を行う。
次に、溶融塩電池装置1の動作を説明する。自動車2が移動している場合等、溶融塩電池装置1が動作している間は、補助電池41は複数のヒータ32へ電力を供給し、複数のヒータ32は複数の溶融塩電池31を加熱する。制御部43は、温度センサ45が測定する温度に基づいて、夫々の溶融塩電池31内の温度が電解質として用いている溶融塩の融点以上に維持されるように、補助電池41から複数のヒータ32への供給電力を制御する。複数の溶融塩電池31は充放電を行い、入出力回路42は電力を適宜入出力する。
自動車2が駐車した場合等、溶融塩電池装置1が停止した場合は、複数の溶融塩電池31の充放電が停止し、また補助電池41からの複数のヒータ32への電力供給も停止する。複数のヒータ32は加熱を停止し、複数の溶融塩電池31の温度は溶融塩の融点未満の室温まで低下する。溶融塩電池31内の温度が室温まで低下した後は、溶融塩は凝固して絶縁体となり、溶融塩電池31は動作不能となる。
自動車2が駐車した後、使用者は、操作部21を操作することによって、溶融塩電池装置1を起動させるまでの時間制限の指定を含む起動指示を入力する。例えば、翌日の特定の時刻に自動車2を使用する予定がある場合、使用者は、溶融塩電池装置1を起動させる時間制限として翌日の特定の時刻を指定する。信号入力部44は、起動指示を操作部21から入力され、制御部43は、時間制限を示す情報をメモリ47に記憶させる。制御部43は、時計部46が計測した時刻又は経過時間を参照し、メモリ47に記憶した情報が示す時間制限に間に合うように溶融塩電池31内の溶融塩が溶融するタイミングで、補助電池41に複数のヒータ32への電力供給を開始させる。複数のヒータ32は、補助電池41からの電力供給により発熱し、複数の溶融塩電池31を加熱する。制御部43は、温度センサ45が測定する温度に基づいて、溶融塩電池31内の温度が溶融塩の融点以上になるまで加熱させる。
加熱の開始から溶融塩電池ユニット3内の全ての溶融塩電池31内の温度が溶融塩の融点以上となるまでに必要な加熱時間は、制御部43内の記憶部又はメモリ47に予め記憶されている。制御部43は、時間制限に応じた起動完了の予定時刻から必要な加熱時間以上早い時点で溶融塩電池31の加熱を開始する。例えば、加熱の開始から全ての溶融塩電池31内の温度が溶融塩の融点以上となるまでに必要な時間が20分である場合、制御部43は、時間制限として指定された特定の時刻の20分以上前から溶融塩電池31の加熱を開始する。制御部43は、時間制限に間に合うように溶融塩電池31内の温度を溶融塩の融点以上にまで上昇させるべく、温度センサ45が測定する温度に基づいて、補助電池41から複数のヒータ32への電力供給を制御する。溶融塩電池31内の温度が溶融塩の融点以上となった段階で、溶融塩は溶融して電解質となり、溶融塩電池31は動作可能になる。制御部43は、溶融塩電池31内の温度が溶融塩の融点以上となった後で、入出力回路42に複数の溶融塩電池31の充放電を開始させる。
以上詳述した如く、本実施の形態においては、溶融塩電池装置1は、起動の時間制限を含む起動指示を受け付け、温度が室温まで低下して溶融塩電池31が停止した状態から、時間制限に間に合うように溶融塩電池31内の溶融塩を溶融させるべく溶融塩電池31を加熱する。より詳しくは、溶融塩電池装置1は、時間制限に応じた起動予定時刻のある程度前の時点から溶融塩電池31の加熱を開始し、起動の時間制限に間に合うように、溶融塩電池31内の温度を溶融塩の融点以上に上昇させて溶融塩を溶融させ、溶融塩電池31が充放電可能な状態にする。即ち、溶融塩電池装置1は所謂タイマー起動を行う。このため、使用者が指定した時間制限までには、溶融塩電池装置1は使用可能な状態となっている。従って、使用者が溶融塩電池装置1を使用しようとしたときには、溶融塩電池装置1は即時に動作することが可能であり、溶融塩電池装置1を動作させるまでに使用者が感じる待機時間を可及的に短縮することが可能となる。これによって、溶融塩電池装置1の利便性が向上する。
なお、本実施の形態においては、複数のヒータ32へは補助電池41のみから電力を供給するようにした形態を示したが、溶融塩電池装置1は、溶融塩電池31の動作中は溶融塩電池31からもヒータ32へ電力を供給できる形態であってもよい。また、補助電池41は、常時加熱され続けている溶融塩電池で構成してある形態であってもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2においては、溶融塩電池装置1の遠隔操作を行う形態を示す。図5は、実施の形態2に係る溶融塩電池システムの構成を示すブロック図である。使用者の家屋には、使用者が操作することによって溶融塩電池装置1の起動を指示する起動指示を入力するための操作部51と、入力された起動指示を自動車2へ送信する送信部52とを含んでなる送信装置5が設けられている。自動車2には、送信部52から送信された起動指示を受信する受信部23が設けられており、受信部23は溶融塩電池装置1に接続されている。送信部52及び受信部23は、無線通信で信号を送受信することができる構成となっている。図5中に示すように、送信装置5と溶融塩電池装置1とは離隔している。操作部51は、壁に設置された操作パネル等、家屋の内部に設置された機器であり、所謂リモコン(リモートコントローラ)である。操作部51は送信部52に接続されており、送信部52は、駐車されてある自動車2と無線通信を行うことができる位置に配置されている。操作部51は、使用者の操作により起動指示を受け付け、受け付けた起動指示を送信部52へ入力し、送信部52は、起動指示を受信部23へ送信する。受信部23は、送信部52から送信された起動指示を受信する。
図6は、実施の形態2に係る溶融塩電池装置1の電気的構成を示すブロック図である。実施の形態2では、溶融塩電池装置1は、実施の形態1における時計部46及びメモリ47を備えていない。溶融塩電池装置1のその他の構成は実施の形態1と同様であり、対応する部分に同符号を付してその説明を省略する。また複数の溶融塩電池31が充放電を行っている間の溶融塩電池装置1の動作は実施の形態1と同様である。溶融塩電池装置1が停止した場合は、複数のヒータ32は加熱を停止し、複数の溶融塩電池31の温度は溶融塩の融点未満の室温まで低下し、溶融塩電池31は動作不能となる。
溶融塩電池装置1を起動する際には、使用者は、まず、操作部51を操作して起動指示を入力する。例えば、使用者は、朝に起きた直後に起動指示を入力する。操作部51は、起動指示を受け付け、受け付けた起動指示を送信部52へ入力し、送信部52は、起動指示を受信部23へ送信する。受信部23は、送信部52から送信された起動指示を受信し、受信した起動指示を溶融塩電池装置1へ入力する。信号入力部44は、起動指示を受信部23から入力される。制御部43は、信号入力部44に入力された起動指示に従って、補助電池41に複数のヒータ32への電力供給を開始させる。複数のヒータ32は、補助電池41からの電力供給により発熱し、複数の溶融塩電池31を加熱する。制御部43は、温度センサ45が測定する温度に基づいて、溶融塩電池31内の温度が溶融塩の融点以上になるまで加熱させる。溶融塩電池31内の温度が溶融塩の融点以上となった段階で、溶融塩は溶融して電解質となり、溶融塩電池31は動作可能になる。
使用者が操作部51を操作してから実際に自動車2を使用するまでには、出発の準備をするために必要な時間、又は操作部51の位置から自動車2の位置まで移動するために必要な時間等、ある程度の時間が経過する。この経過時間の間に溶融塩が溶融するまで溶融塩電池31が十分に加熱されている場合は、使用者は待機時間を感じること無く溶融塩電池装置1に充放電を開始させることができる。
以上詳述した如く、本実施の形態においては、溶融塩電池システムは、遠隔で起動指示を溶融塩電池装置1へ送信する送信装置5を備える。使用者は、送信装置5を用いて起動指示を入力した後、ある程度の時間が経過してから溶融塩電池装置1を使用する。溶融塩電池装置1は、起動指示を受け付けた段階で溶融塩電池31の加熱を開始する。使用者が溶融塩電池装置1の使用を開始するまでの間の時間に、溶融塩電池31内の温度は溶融塩の融点以上に上昇し、溶融塩は溶融し、溶融塩電池31は充放電可能な状態となる。このため、使用者が実際に溶融塩電池装置1を使用するまでには、溶融塩電池装置1は使用可能な状態となっており、使用者は溶融塩電池装置1を即時に動作させることが可能である。従って、本発明により、溶融塩電池装置1を動作させるまでに使用者が感じる待機時間を可及的に短縮することが可能となり、溶融塩電池装置1の利便性が向上する。
なお、溶融塩電池システムは、実施の形態1と同様に溶融塩電池装置1に時計部46及びメモリ47を備え、溶融塩電池装置1を起動させるまでの時間制限を示す情報を含む起動指示を操作部51で受け付ける形態であってもよい。この形態においては、時間制限を示す情報を含む起動指示を送信部52から受信部23へ送信し、溶融塩電池装置1は、時間制限を示す情報をメモリ47に記憶し、起動の時間制限に間に合うように溶融塩電池31が充放電可能な状態にする処理を行う。この形態においても、同様に、使用者が感じる待機時間を可及的に短縮することが可能となる。また、溶融塩電池システムは、操作部51として携帯電話機を利用し、汎用の通信ネットワークを通じて起動指示を送信する等、送信装置5として汎用の送信システムを利用した形態であってもよい。
(実施の形態3)
図7は、実施の形態3に係る溶融塩電池システムの構成を示すブロック図であり、図8は、実施の形態3に係る溶融塩電池装置1の電気的構成を示すブロック図である。実施の形態3では、溶融塩電池装置1は、実施の形態1及び2における補助電池41を備えておらず、複数のヒータ32は、入出力回路42に電力線で接続されている。複数のヒータ32は、入出力回路42を介して複数の溶融塩電池31から電力を供給され、複数の溶融塩電池31を加熱する構成となっている。また、入出力回路42には、負荷22とは別に、商用電源61に繋がったプラグ62が接続される接続部48が接続されている。接続部48は、プラグ62が着脱可能な構造となっている。プラグ62が接続部48に接続された状態では、商用電源61からプラグ62及び接続部48を介して入出力回路42へ電力が入力されることが可能となっている。入出力回路42は、商用電源61から入力された電力を複数のヒータ32へ供給することができる。溶融塩電池システムのその他の構成は実施の形態2と同様であり、対応する部分に同符号を付してその説明を省略する。
溶融塩電池装置1が自動車2の蓄電装置として動作している状態では、通常、プラグ62は接続部48から離脱している。溶融塩電池装置1が動作している間は、入出力回路42は、複数の溶融塩電池31からの電力を複数のヒータ32へ供給する。複数のヒータ32は複数の溶融塩電池31を加熱し、複数の溶融塩電池31は更に入出力回路42を介して充放電を行う。溶融塩電池装置1が停止した場合は、複数のヒータ32への電力供給が停止し、溶融塩電池31は動作不能となる。
自動車2が駐車した後、使用者は、プラグ62を接続部48に接続しておく。溶融塩電池装置1を起動する際には、使用者は、まず、操作部51を操作して起動指示を入力する。操作部51は、起動指示を送信部52へ入力し、送信部52は、起動指示を受信部23へ送信する。受信部23は、起動指示を受信し、受信した起動指示を溶融塩電池装置1へ入力する。信号入力部44は、起動指示を受信部23から入力される。制御部43は、信号入力部44に入力された起動指示に従って、入出力回路42に、商用電源61からプラグ62及び接続部48を介して入力される電力を複数のヒータ32へ供給させる。複数のヒータ32は、商用電源61からの電力供給により発熱し、複数の溶融塩電池31を加熱する。制御部43は、温度センサ45が測定する温度に基づいて、溶融塩電池31内の温度が溶融塩の融点以上になるまで加熱させる。溶融塩電池31内の温度が溶融塩の融点以上となった段階で、溶融塩は溶融して電解質となり、溶融塩電池31は充放電可能になる。溶融塩電池31が充放電可能になった段階で、制御部43は、入出力回路42に、複数のヒータ32へ供給する電力の供給元を商用電源61から複数の溶融塩電池31へ切り替える。使用者は、プラグ62を接続部48から離脱させてから、自動車2を動作させる。
以上詳述したように、本実施の形態においては、溶融塩電池装置1は、外部の商用電源61から電力を供給され、供給された電力により複数の溶融塩電池31を加熱する。実施の形態2と同様に、使用者は、送信装置5を用いて遠隔で起動指示を入力し、使用者が実際に溶融塩電池装置1を使用するまでには、溶融塩電池装置1は使用可能な状態となっている。従って、本発明により、溶融塩電池装置1を動作させるまでに使用者が感じる待機時間を可及的に短縮することが可能となり、溶融塩電池装置1の利便性が向上する。
なお、溶融塩電池システムは、実施の形態1と同様に、溶融塩電池装置1に時計部46及びメモリ47を備え、溶融塩電池装置1を起動させるまでの時間制限を示す情報を含む起動指示を操作部51で受け付ける形態であってもよい。また自動車2に操作部21を備える形態であってもよい。これらの形態においては、溶融塩電池装置1は、時間制限を示す情報を含む起動指示を信号入力部44に入力され、時間制限を示す情報をメモリ47に記憶し、起動の時間制限に間に合うように溶融塩電池31が充放電可能な状態にする処理を行う。この形態においても、同様に、使用者が感じる待機時間を可及的に短縮することが可能となる。また、本実施の形態においては、商用電源61からの電力をプラグ62を介して溶融塩電池装置1へ入力する形態を示したが、溶融塩電池システムは、非接触で商用電源61から溶融塩電池装置1へ給電する形態であってもよい。
また、以上の実施の形態1〜3においては、溶融塩電池装置1が車載用の蓄電装置である形態を示したが、溶融塩電池装置1は、これに限るものではなく、家屋内に設置された蓄電装置等、固定型の蓄電装置であってもよい。この形態においても、溶融塩電池装置1は、指定された時間制限に間に合うように起動する処理、又は送信装置5から送信された起動指示に従って起動する処理を行うことにより、使用者が感じる待機時間を可及的に短縮することが可能となる。
また以上の実施の形態1〜3においては、溶融塩電池装置1が備える加熱手段としてヒータ32を備える形態を示したが、本発明はその他の加熱手段を用いた形態であってもよい。例えば、溶融塩電池装置1は、電磁誘導を利用して溶融塩電池31を加熱する加熱手段、又は化学反応による熱を利用して溶融塩電池31を加熱する加熱手段を備えた形態であってもよい。また、固定型の形態では、溶融塩電池装置1は、加圧・加熱した水又は加熱したガス等の熱媒体を溶融塩電池31の周囲に流動させて溶融塩電池31を加熱する加熱手段を備えた形態であってもよい。
1 溶融塩電池装置
21 操作部
22 負荷
23 受信部
3 溶融塩電池ユニット
31 溶融塩電池
32 ヒータ
33 断熱材
41 補助電池
42 入出力回路
43 制御部
45 温度センサ
46 時計部
47 メモリ
48 接続部
5 送信装置
51 操作部
52 送信部
61 商用電源

Claims (5)

  1. 電解質として用いた溶融塩が溶融した状態で動作する溶融塩電池と、
    溶融塩電池を加熱するための加熱手段と、
    該加熱手段が溶融塩電池の加熱を停止した状態から溶融塩電池が動作できるように起動することを指示する起動指示を受け付ける受付手段と、
    該受付手段が受け付けた起動指示に従って、溶融塩電池内の溶融塩が溶融するまで前記加熱手段に溶融塩電池を加熱させる制御手段と
    を備えることを特徴とする溶融塩電池装置。
  2. 前記受付手段は、
    溶融塩電池が動作可能になるまでの時間制限の指定を含む起動指示を受け付け、
    前記制御手段は、
    前記受付手段が受け付けた起動指示で指定された前記時間制限に間に合うように溶融塩電池内の溶融塩を溶融させるべく前記加熱手段を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の溶融塩電池装置。
  3. 請求項1又は2に記載の溶融塩電池装置と、
    該溶融塩電池装置とは離隔してあり、前記溶融塩電池装置の起動を指示する起動指示を受け付け、受け付けた起動指示を前記溶融塩電池装置へ送信する送信装置と
    を備えることを特徴とする溶融塩電池システム。
  4. 電解質として用いた溶融塩が溶融した状態で動作する溶融塩電池と、溶融塩電池を加熱するための加熱手段と、溶融塩電池が動作できるように起動することを指示する起動指示を受け付ける受付手段とを備える溶融塩電池装置を制御する方法であって、
    前記加熱手段が溶融塩電池の加熱を停止した状態で、外部から起動指示を前記受付手段が受け付けた場合に、溶融塩電池内の溶融塩が溶融するまで前記加熱手段に溶融塩電池を加熱させること
    を特徴とする溶融塩電池装置の制御方法。
  5. 電解質として用いた溶融塩が溶融した状態で動作する溶融塩電池と、溶融塩電池を加熱するための加熱手段と、溶融塩電池が動作できるように起動することを指示する起動指示を受け付ける受付手段とを備える溶融塩電池装置を制御する方法であって、
    前記加熱手段が溶融塩電池の加熱を停止した状態で、溶融塩電池が動作可能になるまでの時間制限の指定を含む起動指示を前記受付手段が受け付けた場合に、受け付けた起動指示で指定された前記時間制限に間に合うように溶融塩電池内の溶融塩を溶融させるべく前記加熱手段に溶融塩電池を加熱させること
    を特徴とする溶融塩電池装置の制御方法。
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