JP2020003844A - 火災検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防虫網の取付作業の効率化を図ることが可能となる、火災検出装置を提供する。【解決手段】火災検出装置1は、検出空間60に外乱光が入射することを抑制するための検出部カバー70と、検出空間60及び検出部カバー70を収容する内カバー30と、内カバー30を収容する外カバー20と、内カバー30の側部のうち設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第1開口部30aと、検出部カバー70の側部のうち設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第2開口部70aと、検出部カバー70に設けられた平板状の防虫網50と、を備える。防虫網50は、第2開口部全体70aを略覆う。【選択図】図3

Description

本発明は、火災検出装置に関する。
従来、監視領域の火災を検出する煙感知器を対象として、煙感知器の内部に位置する検出空間に虫が侵入することを防止するための技術が提案されている。この技術においては、検出空間と、検出空間の外周及び裏面を覆うラビリンスと、ラビリンスを構成する検知部の外周を覆う円筒状の防虫網と、検出空間の表面を覆うと共に、検出空間、ラビリンス、及び防虫網を収容する中空状の内カバーと、内カバーの収容する中空状の外カバーとを備えた煙感知器が構成されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2016/009460号
しかしながら、上記従来の技術においては、上述したように、内カバーの内部において、円筒状の防虫網が検知部の外周を覆うように設けられているので、防虫網を取り付ける際に、長方形状の防虫網を円筒状に変形させた後に、円筒状の防虫網の内縁部がラビリンスの外縁部を覆うように防虫網をラビリンスに嵌め込むといった煩雑な作業が必要になることから、当該作業の効率性の観点からは改善の余地があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、防虫網の取付作業の効率化を図ることが可能となる、火災検出装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の火災検出装置は、設置対象物の設置面に取り付けられる火災検出装置であり、監視領域の火災を検出するための火災検出装置であって、検出対象の検出を行う検出空間と、前記検出空間に外乱光が入射することを抑制するための入射抑制手段であって、前記検出空間の外周を覆うように設けられた入射抑制手段と、前記検出空間及び前記入射抑制手段を収容する内側収容手段と、前記内側収容手段を収容する外側収容手段であって、前記検出対象を含む気体を当該外側収容手段に流入出させることが可能な外側収容手段と、前記内側収容手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第1開口部であって、前記外側収容手段に流入した前記気体を前記内側収容手段に流入させるための第1開口部と、前記入射抑制手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第2開口部であって、前記内側収容手段に流入した前記気体を前記検出空間に流入させるための第2開口部と、前記内側収容手段又は前記入射抑制手段に設けられた平板状の防虫網であって、前記第1開口部全体又は前記第2開口部全体を略覆うように構成された防虫網と、を備えた。
請求項2に記載の火災検出装置は、請求項1に記載の火災検出装置において、前記防虫網の略全体が前記第1開口部を介して前記内側収容手段の外部に露出するように、前記第1開口部を構成した。
請求項3に記載の火災検出装置は、請求項1又は2に記載の火災検出装置において、前記防虫網を、前記入射抑制手段において前記第2開口部全体を略覆うように設け、前記第1開口部を介して前記防虫網が前記入射抑制手段に対して着脱自在となるように、前記防虫網、前記第1開口部、及び前記入射抑制手段を構成した。
請求項4に記載の火災検出装置は、請求項1又は2に記載の火災検出装置において、前記防虫網を前記内側収容手段において前記第1開口部全体を略覆うように設け、前記防虫網が前記内側収容手段に対して着脱自在となるように、前記防虫網及び前記内側収容手段を構成した。
請求項5に記載の火災検出装置は、請求項1から4のいずれか一項に記載の火災検出装置において、前記外側収容手段の一部を、前記防虫網が前記内側収容手段又は前記入射抑制手段から脱落を防止するための脱落防止手段として形成した。
請求項6に記載の火災検出装置は、設置対象物の設置面に取り付けられる火災検出装置であり、監視領域の火災を検出するための火災検出装置であって、検出対象の検出を行う検出空間と、前記検出空間に外乱光が入射することを抑制しながら、前記検出対象を含む気体を流入出させることが可能な入射抑制手段であって、前記検出空間の外周を覆うように設けられた入射抑制手段と、前記検出空間及び前記入射抑制手段を収容する内側収容手段と、前記内側収容手段を収容する外側収容手段であって、前記検出対象を含む気体を当該外側収容手段に流入出させることが可能な外側収容手段と、前記内側収容手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた開口部であって、前記外側収容手段に流入した前記気体を前記内側収容手段に流入させるための開口部と、前記内側収容手段に設けられた平板状の防虫網であって、前記開口部全体を略覆うように構成された防虫網と、を備え、前記防虫網が前記内側収容手段に対して着脱自在となるように、前記防虫網及び前記内側収容手段を構成した。
請求項7に記載の火災検出装置は、請求項6に記載の火災検出装置において、前記内側収容手段は、前記内側収容手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた挟込手段であって、前記防虫網を着脱自在に挟み込むための挟込手段を備えた。
請求項8に記載の火災検出装置は、請求項1から7のいずれか一項に記載の火災検出装置において、前記防虫網と、前記第1開口部、前記第2開口部、又は前記開口部とを、円形状に形成した。
請求項1に記載の火災検出装置によれば、検出空間及び入射抑制手段を収容する内側収容手段と、内側収容手段を収容する外側収容手段と、内側収容手段の側部のうち設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第1開口部と、入射抑制手段の側部のうち設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第2開口部と、内側収容手段又は入射抑制手段に設けられた平板状の防虫網であって、第1開口部全体又は第2開口部全体を略覆うように構成された防虫網と、を備えたので、防虫網の取付作業として、平板状の防虫網を第1開口部全体又は第2開口部全体を略覆うように内側収容手段又は入射抑制手段に取り付けることで足りるため、従来技術(円筒状の防虫網を、内カバーの内部において検知部の外周を覆うように設ける技術)に比べて、防虫網を簡易に取り付けることができ、当該取付作業の効率化を図ることが可能となる。また、防虫網が平板状であるので、円筒状に形成する場合に比べて防虫網を容易に製造でき、且つ防虫網のコンパクト化を図ることができ、火災検出装置の製造コストを低減し、且つ製造時の環境負荷を低減することができる。
請求項2に記載の火災検出装置によれば、防虫網の略全体が第1開口部を介して内側収容手段の外部に露出するように、第1開口部を構成したので、内側収容手段及び外側収容手段を設けた場合に、内側収容手段を取り外すことなく防虫網のメンテナンス作業(例えば、清掃作業、洗浄作業等)を行うことができ、当該メンテナンス作業の効率化を図ることが可能となる。
請求項3に記載の火災検出装置によれば、第1開口部を介して防虫網が入射抑制手段に対して着脱自在となるように、防虫網、第1開口部、及び入射抑制手段を構成したので、内側収容手段を取り外すことなく、防虫網を入射抑制手段に対して着脱自在にできる。よって、防虫網のメンテナンス作業を容易に行うことができ、防虫網のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
請求項4に記載の火災検出装置によれば、防虫網が内側収容手段に対して着脱自在となるように、防虫網及び内側収容手段を構成したので、内側収容手段を取り外すことなく、防虫網を内側収容手段に対して着脱自在にできる。よって、防虫網のメンテナンス作業を容易に行うことができ、防虫網のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
請求項5に記載の火災検出装置によれば、外側収容手段の一部を、防虫網が内側収容手段又は入射抑制手段から脱落を防止するための脱落防止手段として形成したので、防虫網が内側収容手段又は入射抑制手段から脱落することを防止でき、防虫網の取付性を向上できる。また、脱落防止手段用の部材を別途設ける必要がないため、脱落防止手段の設置性を向上させることができる。
請求項6に記載の火災検出装置によれば、検出空間及び入射抑制手段を収容する内側収容手段と、内側収容手段を収容する外側収容手段と、内側収容手段の側部のうち設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第1開口部と、内側収容手段に設けられた平板状の防虫網と、を備えたので、防虫網の取付作業として、平板状の防虫網を第1開口部全体を略覆うように内側収容手段に取り付けることで足りるため、従来技術(円筒状の防虫網を、内カバーの内部において検知部の外周を覆うように設ける技術)に比べて、防虫網を簡易に取り付けることができ、当該取付作業の効率化を図ることが可能となる。また、防虫網が平板状であるので、円筒状に形成する場合に比べて防虫網を容易に製造でき、且つ防虫網のコンパクト化を図ることができ、火災検出装置の製造コストを低減し、且つ製造時の環境負荷を低減することができる。さらに、防虫網が内側収容手段に対して着脱自在となるように、防虫網及び内側収容手段を構成したので、内側収容手段を取り外すことなく防虫網を内側収容手段に対して着脱自在にできる。よって、防虫網のメンテナンス作業(例えば、清掃作業、洗浄作業等)を容易に行うことができ、防虫網のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
請求項7に記載の火災検出装置によれば、内側収容手段は、内側収容手段の側部のうち設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた挟込手段であって、防虫網を着脱自在に挟み込むための挟込手段を備えたので、防虫網を内側収容手段に対して強固に取り付けながら、防虫網を内側収容手段に対して容易に着脱でき、防虫網のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
請求項8に記載の火災検出装置によれば、防虫網と、第1開口部、第2開口部、又は開口部とを、円形状に形成したので、他の形状に比べて防虫網と、第1開口部、第2開口部、又は開口部との加工精度を確保しやすくなることから、防虫網と、内側収容手段又は入射抑制手段との製造性を高めることができる。また、検出対象の流入方向の依存性を比較的低減でき、特に、周方向のいずれの方向からも検出対象をほぼ同じ様態及びタイミングにて検出空間に流入させやすくなる。
実施の形態に係る火災検出装置の取付状況を示す側面図である。 取付ベースを取り外した状態の火災検出装置を示す底面図である。 図2のA−A矢視断面図である。 図3の防虫網の領域の拡大図である(一部図示省略)。 内カバーの変形例を示す図であり、(a)は底面図、(b)は(a)のB−B矢視断面図である。 図5の第1開口部の領域の拡大図を示す図である。
以下に、本発明に係る火災検出装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。まず、〔I〕実施の形態の基本的概念を説明した後、〔II〕実施の形態の具体的内容について説明し、最後に、〔III〕実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕実施の形態の基本的概念
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、設置対象物の設置面に取り付けられる火災検出装置であり、監視領域の火災を検出するための火災検出装置に関するものである。
ここで、「火災検出装置」は、実施の形態では、監視領域の火災を熱学的に検出して報知する装置であり、例えば、光学的な火災感知器や火災警報器等を含む概念である。また、「設置対象物」とは、火災検出装置が設置される対象物であり、例えば、建物の天井部や壁部等を含む概念です。また、「建物」とは、その具体的な構造や種類は任意であるが、例えば、戸建て住宅、アパートやマンションの如き集合住宅、オフィスビル、イベント施設、商業施設、及び公共施設等を含む概念である。また、「監視領域」とは、監視の対象となる領域であって、例えば、建物の内部の領域、建物の外部の領域等を含む概念である。また、「報知する」とは、例えば、所定情報を外部装置に向けて出力すること、所定情報を出力手段(表示手段又は音声出力手段)を介して表示又は音声出力すること等を含む概念である。以下、実施の形態では、「火災検出装置」が、「光学的な火災感知器」であり、「設置対象物」が「オフィスビルの天井部」であり、「監視領域」が「オフィスビルの内部の領域」である場合について説明する。
〔II〕実施の形態の具体的内容
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
(構成)
まず、実施の形態に係る火災検出装置の構成について説明する。図1は、実施の形態に係る火災検出装置の取付状況を示す側面図である。図2は、後述の取付ベースを取り外した状態の火災検出装置を示す底面図である。図3は、図2のA−A矢視断面図である。以下の説明では、図1のX方向を火災検出装置の左右方向(+X方向を火災検出装置の左方向、−X方向を火災検出装置の右方向)、図2のY方向を火災検出装置の前後方向(+Y方向を火災検出装置の前方向、−Y方向を火災検出装置の後方向)、図1のZ方向を火災検出装置の上下方向(+Z方向を火災検出装置の上方向、−Z方向を火災検出装置の下方向)と称する。また、図3の検出空間の中心位置を基準として、検出空間から離れる方向を「外側」と称し、検出空間に近づく方向を「内側」と称する。
火災検出装置1は、気体に含まれている検出対象(例えば、煙等)を検出して報知する装置である。この火災検出装置1は、建物の屋内において建物の天井部の下面にある設置面2に設置されており、図1から図3に示すように、取付ベース10、外カバー20、内カバー30、流入空間40、防虫網50、検出空間60、検出部カバー70、検出部本体80、端子盤90、及び基板100を備えている。
(構成−取付ベース)
図1に戻り、取付ベース10は、設置面2に対して外カバー20を取り付けるための取付手段である。この取付ベース10は、例えば公知の火災検出装置用の取付ベース(一例として、樹脂製である略板状の取付ベース)等を用いて構成されており、図1に示すように、設置面2に対して固定具等によって固定されている。
(構成−外カバー)
外カバー20は、内カバー30、流入空間40、防虫網50、検出空間60、検出部カバー70、検出部本体80、端子盤90、及び基板100を収容する外側収容手段であって、検出対象を含む気体を当該外カバー20に流入出させることが可能な外側収容手段である。この外カバー20は、例えば遮光性を有する樹脂材にて形成されており、図1から図3に示すように、外カバー本体21、天面部22、第1リブ部23、及び第2リブ部24を備えている。
このうち、外カバー本体21は、外カバー20の基本構造体である。この外カバー本体21は、例えば上面及び下面が開放された略中空円柱状体にて形成されており、図1に示すように、外カバー本体21の上端部が取付ベース10の下面と当接するように配置され、取付ベース10に対して嵌合構造(又は固定具)等によって固定されている。
また、天面部22は、流入空間40を区画するための区画手段である。この天面部22は、例えば略円形状の板状体にて形成されており、図1から図3に示すように、外カバー本体21よりも下方において略水平に設けられている。また、図1から図3に示すように、この天面部22には、表示孔22aが設けられている。この表示孔22aは、後述する表示部から照射された光を図2のライトガイド104a及び表示孔22aを介して火災検出装置1の外部に導光するための貫通孔である。
また、第1リブ部23は、流入空間40を区画するための区画手段である。この第1リブ部23は、略板状体にて形成され、外カバー本体21と天面部22との相互間において垂直に設けられており、具体的には、図1、図3に示すように、外カバー20の中央付近から放射状に複数設けられ、外カバー本体21及び天面部22に対して接続されている。
また、第2リブ部24は、流入空間40を区画するための区画手段である。この第2リブ部24は、略板状体にて形成され、外カバー本体21と天面部22との相互間において垂直に設けられており、具体的には、図1、図3に示すように、隣接する第1リブ部23の内側端部同士の相互間に設けられ、外カバー本体21及び天面部22に対して接続されている。
(構成−流入空間)
図1に戻り、流入空間40は、火災検出装置1の外部の気体が火災検出装置1の内部に流入させるための空間である。この流入空間40は、外カバー20の内部において複数形成されて、具体的には、図1、図3に示すように、外カバー20の内部空間のうち、天面部22、第1リブ部23、第2リブ部24、及び内カバー30によって囲繞された空間が流入空間40として形成されている。
(構成−内カバー)
内カバー30は、検出空間60、検出部カバー70、検出部本体80、及び基板100を収容する内側収容手段であると共に、流入空間40を区画するための区画手段である。この内カバー30は、例えば、上面が開放された略中空円柱状体であり、遮光性を有する樹脂材にて形成されており、図3に示すように、外カバー20の内部において、内カバー30の下面が流入空間40を介して外カバー20の天面部22と対向するように設けられている。また、図3に示すように、内カバー30には、第1開口部30aが形成されている。第1開口部30aは、流入空間40に流入した気体を内カバー30に流入させるための開口部である。この第1開口部30aは、略円形状に形成され、図3に示すように、内カバー30の側部のうち設置面2側の側部とは反対側の側部(図3では、内カバー30の下側側部)に設けられている。
(構成−検出空間)
検出空間60は、検出対象の検出を行うための空間であり、図3に示すように、内カバー30の内部空間のうち、検出部カバー70及び検出部本体80によって囲繞される空間が検出空間60として形成されている。
(構成−検出部カバー)
検出部カバー70は、検出空間60を区画するための区画手段であると共に、検出空間60に外乱光が入射することを抑制するための入射抑制手段である。この検出部カバー70は、上面が開放された略中空円柱状体であり、遮光性を有する樹脂材にて形成されている。また、この検出部カバー70は、図3に示すように、内カバー30の内部において、検出部カバー70の下面が第1開口部30a及び流入空間40を介して外カバー20の天面部22と対向するように配置され、検出部本体80に対して固定されている。また、図3に示すように、検出部カバー70には、第2開口部70aが形成されている。第2開口部70aは、内カバー30に流入した気体を検出空間60に流入させるための開口部である。この第2開口部70aは、略円形状に形成され、図3に示すように、検出部カバー70の側部のうち設置面2側の側部とは反対側の側部(図3では、検出部カバー70の下側側部)に設けられている。
(構成−防虫網)
防虫網50は、火災検出装置1の外部にいる虫が検出空間60に侵入するのを防止するための網である。この防虫網50は、平板状の網(例えば、円形状の網)を用いて構成されており、図3に示すように検出部カバー70に取り付けられている。
(構成−検出部本体)
検出部本体80は、検出部カバー70を取り付けるための取付手段である。この検出部本体80は、例えば遮光性を有する樹脂材にて形成されており、図3に示すように、検出部カバー70の上面を覆うように配置されており、基板100に対して固定具等によって固定されている。また、この検出部本体80には、後述する第1発光部、後述する第2発光部、及び後述する受光部の各々を支持するための支持部(図示省略)がそれぞれ設けられている。さらに、この検出部本体80には、後述する第1発光部、後述する第2発光部、及び後述する受光部の各々と検出空間60との間の光路を形成するための光路孔(図示省略)がそれぞれ形成されている。
(構成−端子盤)
端子盤90は、内カバー30、検出部カバー70、検出部本体80、及び基板100を収容するための収容手段である。この端子盤90は、下面が開放された略中空円柱状であり、例えば遮光性を有する樹脂材にて形成されている。また、この端子盤90は、図3に示すように、内カバー30、検出部カバー70、検出部本体80、及び基板100を上方から覆うように設けられ、外カバー20に対して嵌合構造等によって固定されていると共に、且つ取付ベース10に対して取付部材91に形成された第1取付孔(図示省略)を介して固定具等によって固定されている。
(構成−基板)
基板100は、各種の電気回路(図示省略)が実装される実装手段である。この基板100は、例えば公知の平板状の回路基板等を用いて構成されており、図3に示すように、端子盤90の内部において、端子盤90の上端部及び下端部と間隔を隔てて略水平に配置され、端子盤90に対して端子盤90に形成された取付孔(図示省略)及び取付部材91に形成された第2取付孔(図示省略)を介して固定具によって固定されている。
また、基板100には、従来の火災検出装置1に用いられる公知の電子部品が実装されていることに加えて、第1発光部(図示省略)、第2発光部(図示省略)、受光部(図示省略)、表示部(図示省略)、通信部(図示省略)、電源部(図示省略)、制御部(図示省略)、及び記憶部(図示省略)が実装されている。
(構成−基板−第1発光部、第2発光部、受光部)
このうち、第1発光部は、検出空間60に検出光(以下、「第1検出光」と称する)を照射する第1発光手段であり、例えば公知の発光素子(一例として赤外LED等)を用いて構成されている。また、第2発光部は、第1検出光とは波長が異なる検出光(以下、「第2検出光」と称する)を検出空間60に照射する第2発光手段であり、例えば公知の発光素子(一例として青色LED等)を用いて構成されている。また、受光部は、第1発光部から照射された第1検出光の煙による散乱光を受光し、当該受光した散乱光に応じた第1受光信号を出力すると共に、第2発光部から照射された第2検出光の煙に対する散乱光を受光し、当該受光した散乱光に応じた第2受光信号を出力する受光手段であり、例えば公知の受光素子(一例としてフォトダイオード等)を用いて構成されている。また、第1発光部、第2発光部、及び受光部の設置方法については任意であるが、実施の形態では、第1発光部又は第2発光部から照射された第1検出光又は第2検出光が検出部本体80の各種の光路孔を介して直接的に受光部されることを回避できるように設置している。例えば、第1発光部の光軸(以下、「第1発光側光軸」と称する)と受光部の光軸(以下、「受光側光軸」と称する)との角度が135°程度となる位置に、第1発光部及び受光部を設置する。また、第2発光部の光軸(以下、「第2発光側光軸」と称する)と受光側光軸との角度が90°程度となる位置に、第2発光部及び受光部を設置している。
(構成−基板−表示部、通信部、電源部)
また、表示部は、各種情報(例えば、火災の検出の有無を示す情報)を表示するための表示手段であり、例えば公知の表示手段(LED等)を用いて構成されている。なお、この表示部の投光方法については任意であるが、例えば、内カバー30、検出部カバー70、及び検出部本体80の各々に設けられた挿通孔(図示省略)及び外カバー20の表示孔22aに挿通されたライトガイド104aを介して表示部からの光を火災検出装置1の外部に向けて誘導することにより投光すること等が該当する。また、通信部は、外部装置(例えば、受信機等)との間で通信する通信手段である。また、電源部は、商用電源又は電池(図示省略)から供給された電力を、火災検出装置1の各部に供給する電源手段である。
(構成−基板−制御部、記憶部)
また、制御部は、火災検出装置1を制御する制御手段である。この制御部は、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。また、記憶部は、火災検出装置1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記憶する記憶手段である。この記憶部は、書き換え可能な記録媒体を用いて構成され、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性記録媒体を用いることができる。
以上のような火災検出装置1により、防虫網50の取付作業として、平板状の防虫網50を第2開口部70a全体を略覆うように検出部カバー70に取り付けることで足りるため、従来技術(円筒状の防虫網を、内カバーの内部において検知部の外周を覆うように設ける技術)に比べて、防虫網50を簡易に取り付けることができ、当該取付作業の効率化を図ることが可能となる。また、防虫網50が平板状であるので、円筒状50に形成する場合に比べて防虫網50を容易に製造でき、且つ防虫網50のコンパクト化を図ることができ、火災検出装置1の製造コストを低減し、且つ製造時の環境負荷を低減することができる。また、防虫網50及び第2開口部70aを、円形状に形成したので、他の形状に比べて防虫網50及び第2開口部70aの加工精度を確保しやすくなることから、防虫網50及び検出部カバー70の製造性を高めることができる。また、検出対象の流入方向の依存性を比較的低減でき、特に、周方向のいずれの方向からも検出対象をほぼ同じ様態及びタイミングにて検出空間に流入させやすくなる。
(構成−防虫網の取付構造)
次に、防虫網50の取付構造について説明する。図4は、図3の防虫網50の領域の拡大図である(一部図示省略)。防虫網50のメンテナンス作業(例えば、清掃作業、洗浄作業、交換作業等)を効率的に行うことを可能にさせる取付構造の特徴については、実施の形態では、以下に示す通りとなる。
(構成−防虫網の取付構造−第1の特徴)
まず、取付構造の第1の特徴については、防虫網50は、第2開口部70a全体を略覆うように構成されている。具体的には、防虫網50の径については、第2開口部70aの径よりも大きく設定している。また、防虫網50の設置方法については、図4に示すように、検出部カバー70の下端部において、検出部カバー70の外側から第2開口部70a全体を覆うように設置している。
また、第1開口部30aは、防虫網50の略全体が第1開口部30aを介して内カバー30の外部に露出するように構成されている。具体的には、第1開口部30aの径については、防虫網50の径よりも大きく設定している。また、第1開口部30aの形成方法については、図4に示すように、内カバー30の下側側部のうち防虫網50と対応する部分に形成している。
このような第1の特徴により、外カバー20及び内カバー30を設けた場合に、内カバー30を取り外すことなく防虫網50のメンテナンス作業を行うことができ、当該メンテナンス作業の効率化を図ることが可能となる。
(構成−防虫網の取付構造−第2の特徴)
次に、取付構造の第2の特徴については、第1開口部30aを介して防虫網50が検出部カバー70に対して着脱自在となるように、防虫網50、第1開口部30a、及び検出部カバー70は構成されている。
具体的には、防虫網50及び検出部カバー70については、図4に示すように、検出部カバー70の下側側部に形成された円形状の凹部110(具体的には、第2開口部70aに隣接して形成された凹部110)に、防虫網50が収容されていると共に、当該凹部110によって防虫網50の縁端部全体が着脱自在に嵌め込まれている(あるいは、単に収容されているだけであってもよい)。また、第1開口部30aについては、第1開口部30aの径を、凹部110の径よりも大きく設定している。また、第1開口部30aの形成方法については、図4に示すように、検出部カバー70の下側側部のうち、凹部110と対応する部分であって、凹部110全体が内カバー30の外部に露出可能な部分に形成している。
このような第2の特徴により、内カバー30を取り外すことなく、防虫網50を検出部カバー70に対して着脱できる。よって、防虫網50のメンテナンス作業を容易に行うことができ、防虫網50のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
(構成−防虫網の取付構造−第3の特徴)
図3に戻り、次いで、取付構造の第3の特徴については、図3、図4に示すように、火災検出装置1は、脱落防止部120をさらに備えている。
脱落防止部120は、防虫網50が検出部カバー70から脱落を防止するための脱落防止手段である。この脱落防止部120は、外カバー20の一部から形成されており、具体的には、図3、図4に示すように、少なくとも1つ以上の第2リブ部24から形成されている(図4では、複数の第2リブ部24から形成されている)。
ここで、脱落防止部120の具体的な大きさについては任意であるが、実施の形態では、脱落防止部120の上下方向の長さについては、図4に示すように、当該脱落防止部120の上端部が防虫網50と当接可能な長さに設定している。より具体的には、脱落防止部120の上端部が防虫網50と常時当接する長さに設定してもよく、あるいは、防虫網50が凹部110内において所定距離だけ下方移動した際に、脱落防止部120の上端部が防虫網50と当接する長さに設定してもよい。また、脱落防止部120の左右方向の長さ及び前後方向の長さの各々については、図4に示すように、脱落防止部120の上端部が凹部110に収容可能な長さに設定しており、より具体的には、凹部110の径よりも小さく設定している。
このような第3の特徴により、防虫網50が検出部カバー70から脱落することを防止でき、防虫網50の取付性を向上できる。また、脱落防止部用の部材を別途設ける必要がないため、脱落防止部120の設置性を向上させることができる。
(防虫網のメンテナンス方法について)
続いて、実施の形態に係る防虫網50のメンテナンス方法(ここでは、清掃作業に関する方法)について説明する。
すなわち、例えば、火災検出装置1が設置面2に取り付けられた状態において、まず、外カバー20を取付ベース10から取り外す。次に(あるいは、取付ベース10を取り外したタイミングで)、検出部カバー70の凹部110に収容された防虫網50を第1開口部30aを介して検出部カバー70から取り出した後、当該取り出した防虫網50に付着した異物等を取り除く。そして、上記取り出した防虫網50を第1開口部30aを介して凹部110に嵌め込み、その後外カバー20を取付ベース10に対して取り付ける。これにて、防虫網50のメンテナンスを終了する。
ただし、防虫網50のメンテナンス方法は、上述した方法に限らない。例えば、防虫網50が凹部110に対して脱落しない程度に嵌合されている場合には、外カバー20を取付ベース10から取り外した後に、公知の吸引装置によって第1開口部30aを介して凹部110に収容された防虫網50の異物を吸引し、その後外カバー20を取付ベース10に対して取り付けてもよい。これにより、防虫網50を取り外すことなく、防虫網50のメンテナンス作業を行うことができる。
(実施の形態の効果)
このように実施の形態によれば、検出空間60及び検出部カバー70を収容する内カバー30と、内カバー30を収容する外カバー20と、内カバー30の側部のうち設置面2側の側部とは反対側の側部に設けられた第1開口部30aと、検出部カバー70の側部のうち設置面2側の側部とは反対側の側部に設けられた第2開口部70aと、検出部カバー70に設けられた平板状の防虫網50であって、第2開口部70a全体を略覆うように構成された防虫網50と、を備えたので、防虫網50の取付作業として、平板状の防虫網50を第2開口部70a全体を略覆うように検出部カバー70に取り付けることで足りるため、従来技術(円筒状の防虫網を、内カバーの内部において検知部の外周を覆うように設ける技術)に比べて、防虫網50を簡易に取り付けることができ、当該取付作業の効率化を図ることが可能となる。また、防虫網50が平板状であるので、円筒状50に形成する場合に比べて防虫網50を容易に製造でき、且つ防虫網50のコンパクト化を図ることができ、火災検出装置1の製造コストを低減し、且つ製造時の環境負荷を低減することができる。
また、防虫網50の略全体が第1開口部30aを介して内カバー30の外部に露出するように、第1開口部30aを構成したので、内カバー30及び外カバー20を設けた場合に、内カバー30を取り外すことなく防虫網50のメンテナンス作業を行うことができ、当該メンテナンス作業の効率化を図ることが可能となる。
また、第1開口部30aを介して防虫網50が検出部カバー70に対して着脱自在となるように、防虫網50、第1開口部30a、及び検出部カバー70を構成したので、内カバー30を取り外すことなく、防虫網50を検出部カバー70に対して着脱できる。よって、防虫網50のメンテナンス作業を容易に行うことができ、防虫網50のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
また、外カバー20の一部を、防虫網50が検出部カバー70から脱落を防止するための脱落防止部120として形成したので、防虫網50が検出部カバー70から脱落することを防止でき、防虫網50の取付性を向上できる。また、脱落防止部用の部材を別途設ける必要がないため、脱落防止部120の設置性を向上させることができる。
また、防虫網50及び第2開口部70aを、円形状に形成したので、他の形状に比べて防虫網50及び第2開口部70aの加工精度を確保しやすくなることから、防虫網50及び検出部カバー70の製造性を高めることができる。また、検出対象の流入方向の依存性を比較的低減でき、特に、周方向のいずれの方向からも検出対象をほぼ同じ様態及びタイミングにて検出空間に流入させやすくなる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(防虫網について)
上記実施の形態では、防虫網50が円形状にて形成されていると説明したが、これに限らず、例えば、四角形等の多角形状、又は楕円形状にて形成されてもよい。この場合には、第1開口部30a又は第2開口部70aは、防虫網50と対応する形状に形成されてもよい。
また、上記実施の形態では、防虫網50が検出部カバー70に設けられていると説明したが、これに限らない。例えば、検出部カバー70に加えて、外カバー20に設けられてもよい(なお、後述するように、図5の内カバー30に防虫網50が設けられる場合についても同様とする)。ここで、外カバー20に設けられる防虫網50の具体的な構成については任意であるが、例えば、外カバー20の周縁を覆うことが可能な円筒状体にて形成されてもよい。また、この防虫網50の孔径は、検出部カバー70の防虫網50の孔径よりも大きく設定されたり、又は同一に設定されてもよい。
(防虫網の取付構造について)
上記実施の形態では、第1開口部30aを介して防虫網50が検出部カバー70に対して着脱自在となるように、防虫網50、第1開口部30a、及び検出部カバー70が構成されていると説明したが、これに限らず、例えば、第1開口部30aを介して防虫網50が検出部カバー70に対して着脱できないように構成されてもよい。一例として、防虫網50は、検出部カバー70の下端部において、検出部カバー70の内側から第2開口部70a全体を覆うように設置してもよい。この場合において、防虫網50のメンテナンス方法については、上記防虫網50が凹部110から脱落しない程度に嵌合されている場合の方法と同一の方法で行ってもよい。
また、上記実施の形態では、防虫網50が、検出部カバー70(具体的には、凹部110)において第2開口部70a全体を略覆うように設けられていると説明したが、これに限らない。図5は、内カバー30の変形例を示す図であり、(a)は底面図、(b)は(a)のB−B矢視断面図である。図6は、図5の第1開口部30aの領域の拡大図を示す図である。例えば、図5、図6に示すように、防虫網50は、内カバー30において第1開口部30a全体を略覆うように設けられてもよい。この場合には、例えば、防虫網50が内カバー30に対して着脱自在となるように、防虫網50及び内カバー30が構成されてもよい。
ここで、内カバー30の具体的な構成については任意であるが、一例として、図5、図6に示すように、内カバー30の下側側部の第1開口部30aの周縁部に、凹部130、第1挟込部131、及び第2挟込部132が設けられてもよい(なお、このような構成を、防虫網50を検出部カバー70に設ける際の検出部カバー70の構成に適用してもよい)。このうち、凹部130は、防虫網50を収容すると共に、当該凹部130によって防虫網50の縁端部全体が着脱自在に嵌め込むことが可能な凹部であり、凹部110と略同様に構成され、第1開口部30aの周縁部に形成される。また、第1挟込部131は、防虫網50の縁端部の一部(図5では、左側部分)を着脱自在に挟み込むための挟込手段であり、内カバー30の下側側部の一部(図5では、左側部分)をX−Z平面に沿った断面形状がコ字状となるように形成することで構成される。また、この第2挟込部132は、防虫網50の縁端部の他の一部を着脱自在に挟み込むための挟込手段であり、内カバー30の下側側部の他の一部(図5では、右側部分)をX−Z平面に沿った断面形状がコ字状となるように形成することにより構成される。また、この第2挟込部132の具体的な構成については任意であるが、例えば、第2挟込部132による防虫網50の挟み込み量が第1挟込部131による防虫網50の挟み込み量より多くなるように構成されてもよい。一例として、図5(a)に示すように、第2挟込部132の平面形状の大きさを第1挟込部131の平面形状の大きさよりも大きく設定してもよい。あるいは、図6に示すように、第2挟込部132の凹部分の深さが第1挟込部131の凹部分の深さよりも大きく設定してもよい。また、防虫網50の具体的な構成については任意であるが、一例として、第1挟込部131及び第2挟込部132に対して取り付け容易となるように、防虫網50の径が第1開口部30aの径よりも若干大きく、可撓性を有し、且つ薄厚な公知の防虫網を用いて構成されてもよい。以上のような構成により、防虫網50を内カバー30に取り付ける際に、図6に示すように、内カバー30の外側(図5では、下側)から防虫網50(図6の想像線の部分)を反らせながら第2挟込部132に挟み込んだ後、第1挟込部131に挟み込むことができる(ただし、これに限らず、内カバー30の内側(図5では、上側)から防虫網50を第2挟込部132に挟み込んだ後に、第1挟込部131に挟み込んでもよい)。よって、内カバー30を取り外すことなく防虫網50を内カバー30に対して着脱自在にできることから、防虫網50のメンテナンス作業を容易に行うことができ、防虫網50のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。また、第1挟込部131及び第2挟込部132によって防虫網50を挟み込むので、防虫網50を内カバー30に対して強固に取り付けながら、防虫網50を内カバー30に対して容易に着脱できる。また、防虫網50及び第1開口部30aの各々を円形状に形成することで、他の形状に比べて防虫網50及び第1開口部30aの加工精度を確保しやすくなることから、防虫網50及び内カバー30の製造性を高めることができる。また、検出対象の流入方向の依存性を比較的低減でき、特に、周方向のいずれの方向からも検出対象をほぼ同じ様態及びタイミングにて検出空間に流入させやすくなる。なお、この場合において、脱落防止部120は、防虫網50が内カバー30から脱落を防止できるように構成されてもよく、例えば、脱落防止部120の上下方向の長さを、当該脱落防止部120の上端部が防虫網50と当接可能な長さに設定してもよい。
また、上記実施の形態では、脱落防止部120が、第2リブ部24から形成されていると説明したが、これに限らない。例えば、外カバー20の部分のうち第2リブ部24以外の部分から形成されてもよく、一例として、第1リブ部23から形成されてもよい。あるいは、外カバー20以外の他の部材から形成されてもよく、一例として、外カバー20に取り付けられた樹脂材から形成されてもよい。
また、上記実施の形態では、脱落防止部120が設けられていると説明したが、これに限らず、例えば、防虫網50が凹部110に対して脱落しない程度に嵌合されている場合には、脱落防止部120を省略してもよい。
(付記)
付記1の火災検出装置は、請求項1に記載の火災検出装置は、設置対象物の設置面に取り付けられる火災検出装置であり、監視領域の火災を検出するための火災検出装置であって、検出対象の検出を行う検出空間と、前記検出空間に外乱光が入射することを抑制するための入射抑制手段であって、前記検出空間の外周を覆うように設けられた入射抑制手段と、前記検出空間及び前記入射抑制手段を収容する内側収容手段と、前記内側収容手段を収容する外側収容手段であって、前記検出対象を含む気体を当該外側収容手段に流入出させることが可能な外側収容手段と、前記内側収容手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第1開口部であって、前記外側収容手段に流入した前記気体を前記内側収容手段に流入させるための第1開口部と、前記入射抑制手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第2開口部であって、前記内側収容手段に流入した前記気体を前記検出空間に流入させるための第2開口部と、前記内側収容手段又は前記入射抑制手段に設けられた平板状の防虫網であって、前記第1開口部全体又は前記第2開口部全体を略覆うように構成された防虫網と、を備えた。
また、付記2の火災検出装置は、付記1に記載の火災検出装置において、前記防虫網の略全体が前記第1開口部を介して前記内側収容手段の外部に露出するように、前記第1開口部を構成した。
また、付記3の火災検出装置は、付記1又は2に記載の火災検出装置において、前記防虫網を、前記入射抑制手段において前記第2開口部全体を略覆うように設け、前記第1開口部を介して前記防虫網が前記入射抑制手段に対して着脱自在となるように、前記防虫網、前記第1開口部、及び前記入射抑制手段を構成した。
また、付記4の火災検出装置は、付記1又は2に記載の火災検出装置において、前記防虫網を前記内側収容手段において前記第1開口部全体を略覆うように設け、前記防虫網が前記内側収容手段に対して着脱自在となるように、前記防虫網及び前記内側収容手段を構成した。
また、付記5の火災検出装置は、付記1から4のいずれか一項に記載の火災検出装置において、前記外側収容手段の一部を、前記防虫網が前記内側収容手段又は前記入射抑制手段から脱落を防止するための脱落防止手段として形成した。
また、付記6の火災検出装置は、設置対象物の設置面に取り付けられる火災検出装置であり、監視領域の火災を検出するための火災検出装置であって、検出対象の検出を行う検出空間と、前記検出空間に外乱光が入射することを抑制しながら、前記検出対象を含む気体を流入出させることが可能な入射抑制手段であって、前記検出空間の外周を覆うように設けられた入射抑制手段と、前記検出空間及び前記入射抑制手段を収容する内側収容手段と、前記内側収容手段を収容する外側収容手段であって、前記検出対象を含む気体を当該外側収容手段に流入出させることが可能な外側収容手段と、前記内側収容手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた開口部であって、前記外側収容手段に流入した前記気体を前記内側収容手段に流入させるための開口部と、前記内側収容手段に設けられた平板状の防虫網であって、前記開口部全体を略覆うように構成された防虫網と、を備え、前記防虫網が前記内側収容手段に対して着脱自在となるように、前記防虫網及び前記内側収容手段を構成した。
また、付記7の火災検出装置は、付記6に記載の火災検出装置において、前記内側収容手段は、前記内側収容手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた挟込手段であって、前記防虫網を着脱自在に挟み込むための挟込手段を備えた。
また、付記8の火災検出装置は、付記1から7のいずれか一項に記載の火災検出装置において、前記防虫網と、前記第1開口部、前記第2開口部、又は前記開口部とを、円形状に形成した。
(付記の効果)
付記1に記載の火災検出装置によれば、検出空間及び入射抑制手段を収容する内側収容手段と、内側収容手段を収容する外側収容手段と、内側収容手段の側部のうち設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第1開口部と、入射抑制手段の側部のうち設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第2開口部と、内側収容手段又は入射抑制手段に設けられた平板状の防虫網であって、第1開口部全体又は第2開口部全体を略覆うように構成された防虫網と、を備えたので、防虫網の取付作業として、平板状の防虫網を第1開口部全体又は第2開口部全体を略覆うように内側収容手段又は入射抑制手段に取り付けることで足りるため、従来技術(円筒状の防虫網を、内カバーの内部において検知部の外周を覆うように設ける技術)に比べて、防虫網を簡易に取り付けることができ、当該取付作業の効率化を図ることが可能となる。また、防虫網が平板状であるので、円筒状に形成する場合に比べて防虫網を容易に製造でき、且つ防虫網のコンパクト化を図ることができ、火災検出装置の製造コストを低減し、且つ製造時の環境負荷を低減することができる。
付記2に記載の火災検出装置によれば、防虫網の略全体が第1開口部を介して内側収容手段の外部に露出するように、第1開口部を構成したので、内側収容手段及び外側収容手段を設けた場合に、内側収容手段を取り外すことなく防虫網のメンテナンス作業(例えば、清掃作業、洗浄作業等)を行うことができ、当該メンテナンス作業の効率化を図ることが可能となる。
付記3に記載の火災検出装置によれば、第1開口部を介して防虫網が入射抑制手段に対して着脱自在となるように、防虫網、第1開口部、及び入射抑制手段を構成したので、内側収容手段を取り外すことなく、防虫網を入射抑制手段に対して着脱自在にでき、防虫網のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
付記4に記載の火災検出装置によれば、第1開口部を介して防虫網が入射抑制手段に対して着脱自在となるように、防虫網、第1開口部、及び入射抑制手段を構成したので、内側収容手段を取り外すことなく、防虫網を入射抑制手段に対して着脱自在にできる。よって、防虫網のメンテナンス作業を容易に行うことができ、防虫網のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
付記5に記載の火災検出装置によれば、防虫網が内側収容手段に対して着脱自在となるように、防虫網及び内側収容手段を構成したので、内側収容手段を取り外すことなく、防虫網を内側収容手段に対して着脱自在にできる。よって、防虫網のメンテナンス作業を容易に行うことができ、防虫網のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
付記6に記載の火災検出装置によれば、検出空間及び入射抑制手段を収容する内側収容手段と、内側収容手段を収容する外側収容手段と、内側収容手段の側部のうち設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第1開口部と、内側収容手段に設けられた平板状の防虫網と、を備えたので、防虫網の取付作業として、平板状の防虫網を第1開口部全体を略覆うように内側収容手段に取り付けることで足りるため、従来技術(円筒状の防虫網を、内カバーの内部において検知部の外周を覆うように設ける技術)に比べて、防虫網を簡易に取り付けることができ、当該取付作業の効率化を図ることが可能となる。また、防虫網が平板状であるので、円筒状に形成する場合に比べて防虫網を容易に製造でき、且つ防虫網のコンパクト化を図ることができ、火災検出装置の製造コストを低減し、且つ製造時の環境負荷を低減することができる。さらに、防虫網が内側収容手段に対して着脱自在となるように、防虫網及び内側収容手段を構成したので、内側収容手段を取り外すことなく防虫網を内側収容手段に対して着脱自在にできる。よって、防虫網のメンテナンス作業(例えば、清掃作業、洗浄作業等)を容易に行うことができ、防虫網のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
付記7に記載の火災検出装置によれば、内側収容手段は、内側収容手段の側部のうち設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた挟込手段であって、防虫網を着脱自在に挟み込むための挟込手段を備えたので、防虫網を内側収容手段に対して強固に取り付けながら、防虫網を内側収容手段に対して容易に着脱でき、防虫網のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
付記8に記載の火災検出装置によれば、防虫網と、第1開口部、第2開口部、又は開口部とを、円形状に形成したので、他の形状に比べて防虫網と、第1開口部、第2開口部、又は開口部との加工精度を確保しやすくなることから、防虫網と、内側収容手段又は入射抑制手段との製造性を高めることができる。また、検出対象の流入方向の依存性を比較的低減でき、特に、周方向のいずれの方向からも検出対象をほぼ同じ様態及びタイミングにて検出空間に流入させやすくなる。
1 火災検出装置
2 設置面
10 取付ベース
20 外カバー
21 外カバー本体
22 天面部
22a 表示孔
23 第1リブ部
24 第2リブ部
30 内カバー
30a 第1開口部
40 流入空間
50 防虫網
60 検出空間
70 検出部カバー
70a 第2開口部
80 検出部本体
90 端子盤
91 取付部材
100 基板
104a ライトガイド
110 凹部
120 脱落防止部
130 凹部
131 第1挟込部
132 第2挟込部
付記3に記載の火災検出装置によれば、第1開口部を介して防虫網が入射抑制手段に対して着脱自在となるように、防虫網、第1開口部、及び入射抑制手段を構成したので、内側収容手段を取り外すことなく、防虫網を入射抑制手段に対して着脱自在にできる。よって、防虫網のメンテナンス作業を容易に行うことができ、防虫網のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
付記4に記載の火災検出装置によれば、防虫網が内側収容手段に対して着脱自在となるように、防虫網及び内側収容手段を構成したので、内側収容手段を取り外すことなく、防虫網を内側収容手段に対して着脱自在にできる。よって、防虫網のメンテナンス作業を容易に行うことができ、防虫網のメンテナンス作業の効率化を一層図ることが可能となる。
付記5に記載の火災検出装置によれば、外側収容手段の一部を、防虫網が内側収容手段又は入射抑制手段から脱落を防止するための脱落防止手段として形成したので、防虫網が内側収容手段又は入射抑制手段から脱落することを防止でき、防虫網の取付性を向上できる。また、脱落防止手段用の部材を別途設ける必要がないため、脱落防止手段の設置性を向上させることができる。

Claims (8)

  1. 設置対象物の設置面に取り付けられる火災検出装置であり、監視領域の火災を検出するための火災検出装置であって、
    検出対象の検出を行う検出空間と、
    前記検出空間に外乱光が入射することを抑制するための入射抑制手段であって、前記検出空間の外周を覆うように設けられた入射抑制手段と、
    前記検出空間及び前記入射抑制手段を収容する内側収容手段と、
    前記内側収容手段を収容する外側収容手段であって、前記検出対象を含む気体を当該外側収容手段に流入出させることが可能な外側収容手段と、
    前記内側収容手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第1開口部であって、前記外側収容手段に流入した前記気体を前記内側収容手段に流入させるための第1開口部と、
    前記入射抑制手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた第2開口部であって、前記内側収容手段に流入した前記気体を前記検出空間に流入させるための第2開口部と、
    前記内側収容手段又は前記入射抑制手段に設けられた平板状の防虫網であって、前記第1開口部全体又は前記第2開口部全体を略覆うように構成された防虫網と、
    を備えた火災検出装置。
  2. 前記防虫網の略全体が前記第1開口部を介して前記内側収容手段の外部に露出するように、前記第1開口部を構成した、
    請求項1に記載の火災検出装置。
  3. 前記防虫網を、前記入射抑制手段において前記第2開口部全体を略覆うように設け、
    前記第1開口部を介して前記防虫網が前記入射抑制手段に対して着脱自在となるように、前記防虫網、前記第1開口部、及び前記入射抑制手段を構成した、
    請求項1又は2に記載の火災検出装置。
  4. 前記防虫網を前記内側収容手段において前記第1開口部全体を略覆うように設け、
    前記防虫網が前記内側収容手段に対して着脱自在となるように、前記防虫網及び前記内側収容手段を構成した、
    請求項1又は2に記載の火災検出装置。
  5. 前記外側収容手段の一部を、前記防虫網が前記内側収容手段又は前記入射抑制手段から脱落を防止するための脱落防止手段として形成した、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の火災検出装置。
  6. 設置対象物の設置面に取り付けられる火災検出装置であり、監視領域の火災を検出するための火災検出装置であって、
    検出対象の検出を行う検出空間と、
    前記検出空間に外乱光が入射することを抑制しながら、前記検出対象を含む気体を流入出させることが可能な入射抑制手段であって、前記検出空間の外周を覆うように設けられた入射抑制手段と、
    前記検出空間及び前記入射抑制手段を収容する内側収容手段と、
    前記内側収容手段を収容する外側収容手段であって、前記検出対象を含む気体を当該外側収容手段に流入出させることが可能な外側収容手段と、
    前記内側収容手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた開口部であって、前記外側収容手段に流入した前記気体を前記内側収容手段に流入させるための開口部と、
    前記内側収容手段に設けられた平板状の防虫網であって、前記開口部全体を略覆うように構成された防虫網と、を備え、
    前記防虫網が前記内側収容手段に対して着脱自在となるように、前記防虫網及び前記内側収容手段を構成した、
    火災検出装置。
  7. 前記内側収容手段は、前記内側収容手段の側部のうち前記設置面側の側部とは反対側の側部に設けられた挟込手段であって、前記防虫網を着脱自在に挟み込むための挟込手段を備えた、
    請求項6に記載の火災検出装置。
  8. 前記防虫網と、前記第1開口部、前記第2開口部、又は前記開口部とを、円形状に形成した、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の火災検出装置。
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