JP2020003630A - 駆動装置 - Google Patents

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Katsuhiko Tanimoto
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Abstract

【課題】駆動源が安定した負荷の下でリードスクリューを回転制御することができる駆動装置を提供する。【解決手段】駆動装置1が、移動対象たるレンズ2を保持するホルダ11と、回転制御されるリードスクリュー12と、リードスクリュー12に螺合するナット15と、リードスクリュー12に沿ってホルダ11を移動自在にガイドするガイド部材16と、一端側がホルダ11に保持され、他端側でナット15をホルダ11の一部に押し当てるように付勢する付勢バネ17と、を備えることを特徴としている。【選択図】図1

Description

本発明は、移動対象を移動させる駆動装置に関する。
従来、例えば光学系におけるレンズを光軸に沿って移動させる等というように、何らかの移動対象を移動させる駆動装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の駆動装置は、移動対象としてのレンズをホルダに保持させて、そのホルダを、光軸に沿って移動させるように構成されている。
上記の駆動装置には、光軸に沿って延在して回転制御されるリードスクリューに螺合するナットが設けられており、上記のホルダは、光軸に沿った移動方向の前方側へとバネ付勢されて上記のナットに押し付けられている。リードスクリューが回転してナットが前進するとバネ付勢によってホルダがナットと一緒に前進し、リードスクリューが逆転してナットが後進するとバネ付勢に反してホルダはナットに押されて後進する。このような機構により、ホルダに保持された移動対象のレンズを光軸に沿って前後に移動させることができる。
特開2009−192965号公報
ここで、上記の駆動装置では、ホルダを介してナットもバネ付勢されることとなるので、このバネ付勢の付勢力は、リードスクリューを回転制御する駆動源にとって負荷となる。このとき、バネ付勢に用いるバネがホルダの移動によって伸び縮みすることから、その付勢力がホルダの位置に応じて変化することで不安定となり、その結果、駆動源が受ける負荷も不安定なものとなる。精密な位置制御を行うために、このような駆動装置では、駆動源としてステッピングモータが用いられることが多い。このとき、上記のような負荷の不安定さは、一時的に負荷が大きくなり過ぎてステッピングモータが脱調する等といった事態を招く恐れがあることから望ましいものではない。
したがって、本発明の課題は、駆動源が安定した負荷の下でリードスクリューを回転制御することができる駆動装置を提供すること等が一例として挙げられる。
前述した課題を解決し目的を達成するために、本発明の駆動装置は、移動対象を保持するホルダと、回転制御されるリードスクリューと、前記リードスクリューに螺合するナットと、前記リードスクリューに沿って前記ホルダを移動自在にガイドするガイド部材と、一端側が前記ホルダに保持され、他端側で前記ナットを前記ホルダの一部に押し当てるように付勢する付勢バネと、を備えることを特徴とする
本発明の一実施例に係る駆動装置を示す斜視図である。 図1に示されている駆動装置を、図中のV11方向から見た側面図である。 図1に示されている駆動装置の分解斜視図である。 図1〜図3に示されている付勢バネの構造を示す模式図である。 図1〜図3に示されているナットにおいてホルダに押しつけられる部分の形状を示す図である。 図1〜図3に示されているナットと、ホルダのナット連結部との連結状態を示す拡大図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態に係る駆動装置は、ホルダと、リードスクリューと、ナットと、ガイド部材と、付勢バネと、を備える。ホルダは、移動対象を保持するものである。リードスクリューは、回転制御されるものであり、ナットは、リードスクリューに螺合するものであり、ガイド部材は、リードスクリューに沿ってホルダを移動自在にガイドするものである。そして、付勢バネが、一端側がホルダに保持され、他端側でナットをホルダの一部に押し当てるように付勢するものとなっている。
尚、本明細書にいうリードスクリューとは、回転制御されることで、このリードスクリューに螺合したナットを移動させる所謂送りねじやボールネジを意味する。また、本明細書にいう「沿って」なる文言は、平行な方向だけでなく、平行から若干ずれた方向も含むものとする。
本実施形態の駆動装置では、上記の付勢バネにおける一端側と他端側との相対的な位置関係は、リードスクリューが回転制御されてナットとホルダがどのような位置に移動しようとも不変である。従って、リードスクリューが回転制御されても付勢バネの付勢力は安定したものとなり、この付勢力によってリードスクリューが受ける負荷、つまりはリードスクリューを回転制御するための何らかの駆動源が受ける負荷も安定したものとなる。このように本実施形態の駆動装置によれば、駆動源が安定した負荷の下でリードスクリューを回転制御することができる。
ここで、本実施形態では、付勢バネは、ナットをホルダに押し当てるように付勢することに加えて、次のような付勢を行うものとなっている。即ち、付勢バネは、ナットの内面をリードスクリューの外側面に押し付けるようにナットを付勢するとともに、ナットに対する付勢の反作用でホルダをガイド部材に押し付けるように付勢するものとなっている。
これにより、ナットとリードスクリューとの間のガタが抑えられるとともに、ホルダとガイド部材との間もガタも抑えられることとなるので好適である。
また、本実施形態では、付勢バネは、次のようなトーションバネ部と線形バネ部とを有する組合せバネとなっている。トーションバネ部は、ナットを前記ホルダに押し当てる付勢力を発揮する部位である。線形バネ部は、トーションバネ部のナット側の腕部分に設けられてナットの内面をリードスクリューの外側面に押し付ける付勢力を発揮する部位である。
これにより、上述したガタの抑制が1つの付勢バネによって実現されることとなるので、部品点数を削減して駆動装置の部品コストを抑えることができる。
また、本実施形態では、ガイド部材が、ホルダを貫通してリードスクリューに沿って延在するシャフトとなっている。
このようなシャフトによれば、ホルダを高精度でガイドすることができるので、ホルダが保持した移動対象を高精度で直進移動させることができる。
また、本実施形態の駆動装置は、摺動子、及び所定の摺動方向に摺動子を移動自在に保持して摺動子の摺動方向の位置を検出するセンサ部分、を有する位置センサを備えている。そして、ホルダが、位置センサの摺動子に係合されている。
これにより、例えばリードスクリューの駆動源にステッピングモータを用い、万が一脱調が生じて駆動パルスのカウント数からホルダの位置を検出することができなくなったとしても、上記の位置センサによってホルダの位置を検出することができる。
以下、本発明の実施例について図を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る駆動装置を示す斜視図である。また、図2は、図1に示されている駆動装置を、図中のV11方向から見た側面図であり、図3は、図1に示されている駆動装置の分解斜視図である。
本実施例の駆動装置1は、移動対象としてのレンズ2を光軸2aに沿って直進移動させるものである。駆動装置1は、ホルダ11と、リードスクリュー12と、モータ13と、フレーム14と、ナット15と、ガイド部材16と、付勢バネ17と、位置センサ18と、を備えている。
ホルダ11は、レンズ2を保持するものであり、本体部111と、レンズ保持部112と、ナット連結部113と、を備えている。本体部111は、ガイド部材16と連結する略板状の部位であり、この本体部111から図1〜3における下方へとレンズ保持部112が突出し、側方へとナット連結部113が突出している。レンズ保持部112はレンズ2を保持する部位であり、ナット連結部113はナット15と連結する部位である。
リードスクリュー12は、ホルダ11に保持されたレンズ2の光軸2aに沿うように配置されて回転制御される部材である。
モータ13は、リードスクリュー12を回転制御する部材であり、本実施形態ではステッピングモータが採用されている。
フレーム14は、ホルダ11に隣接して配置され、モータ13を保持するとともに、リードスクリュー12を回転可能に軸支する部材である。また、このフレーム14は、不図示の装置筐体にネジ141で固定されるように構成されている。
ナット15は、リードスクリュー12に螺合する部材であり、略矩形ブロック状のナット本体部151と、このナット本体部151の側面から三方に突出した凸部152と、付勢バネ17の端部が係止するナット側バネ係止部153と、を備えている。ナット本体部151の略中央を貫いてネジ穴が設けられており、リードスクリュー12に螺合するようになっている。また、3つの凸部152のうち、図中で上方に突出した1つの凸部152が、ホルダ11のナット連結部113に設けられた貫通孔113aに嵌め込まれている。また、側方に突出した2つの凸部152は、それぞれ、ナット連結部113に設けられた段部113bの内側に位置している。また、ナット側バネ係止部153は、上方に突出した凸部152の根元から突出した爪状の部位であり、付勢バネ17の端部が係止する。
ガイド部材16は、主軸161と副軸162との2本のシャフトとなっている。主軸161は、ホルダ11の本体部111に設けられた貫通孔111aを貫通してリードスクリュー12に沿って延在する。また、副軸162は、ホルダ11の本体部111に設けられたU字溝111bを貫通してリードスクリュー12に沿って延在する。主軸161、副軸162、及びリードスクリュー12は、互いに略平行となるように配置されている。
付勢バネ17は、一端がホルダ11の本体部111に設けられたホルダ側バネ係止部111cに保持され、他端がナット15に設けられたナット側バネ係止部153に保持される。そして、付勢バネ17は、この他端側でナット15をホルダ11の一部であるナット連結部113に向かって押し当てるように矢印D11方向に付勢する。
また、本実施例では、付勢バネ17は、矢印D11方向の付勢に加えて、ナット15におけるネジ穴の内面をリードスクリュー12の外側面に押し付けるように、上記の他端側で当該ナット15を矢印D12方向に付勢する。更に、付勢バネ17は、ナット15に対する矢印D12方向の付勢の反作用で、ホルダ11を次のように付勢する。即ち、付勢バネ17は、ホルダ11の本体部111における貫通孔111aの内面をガイド部材16の主軸161の外側面に押し付け、U字溝111b内面を副軸162の外側面に押し付けるように、上記の他端側でホルダ11を矢印D13方向に付勢する。
付勢バネ17は、このような3方向の付勢を行うべく、次のような構造を有している。
図4は、図1〜図3に示されている付勢バネの構造を示す模式図である。
付勢バネ17は、図4に示されているように、トーションバネ部171と線形バネ部172とを有する組合せバネとなっている。
トーションバネ部171は、ループ部分171aからホルダ側腕部分171bとナット側腕部分171cとの2本の腕部分が延出したものである。トーションバネ部171は、ナット側腕部分171cが、矢印D14方向に開かれることで矢印D11方向の付勢力を発揮し、この付勢力でナット15をホルダ11のナット連結部113に押し当てる。
線形バネ部172は、ナット側腕部分171cに連続して線形に設けられた部位であり、ナット側腕部分171cとの境界部で、矢印D12方向に折り曲げられて形成されている。線形バネ部172は、矢印D15方向に曲げ戻されることで矢印D12方向の付勢力を発揮し、この付勢力でナット15のネジ穴の内面をリードスクリュー12の外側面に押し付ける。そして、この付勢の反作用で、トーションバネ部171のホルダ側腕部分171bに矢印D13方向の付勢力が発生し、この付勢力でホルダ11の貫通孔111aの内面を主軸161の外側面に押し付け、U字溝111b内面を副軸162の外側面に押し付ける。
以上に説明した付勢バネ17では、図1及び図3に示されるように、上記のループ部171aに、ホルダ11の本体部111の上面から突出したループ保持突起111dが嵌入する。そして、ホルダ側腕部分171bのL字状のフック端部171dがホルダ側バネ係止部111cに保持され、線形バネ部172の端部がナット側バネ係止部153に保持される。このとき、トーションバネ部171のナット側腕部分171cが図4に示されている矢印D14方向に開かれ、線形バネ部172が矢印D15方向に曲げ戻された状態で、線形バネ部172の端部がナット側バネ係止部153に保持される。これにより、矢印D11〜D13の各方向の付勢力が生じることとなっている。
ここで、上述したように、主軸161、副軸162、及びリードスクリュー12は、互いに略平行となるように配置されているが、厳密には、組付け誤差等により平行から若干ずれた位置関係にある。このようなずれは、リードスクリュー12に沿って直進するナット15と、主軸161及び副軸162に沿って直進するホルダ11と、の間の移動方向のずれに繋がる。本実施例では、ナット15とホルダ11とが別体の部品であり、両者を付勢バネ17の付勢力で一体化しているため、ホルダ11はナット15と一緒に直進しつつもナット15に対して若干は動くことができる。この動きによって、ナット15とホルダ11との上述したような移動方向のずれは吸収されることとなる。
そして、本実施例では、上記のようなずれの吸収を助けるために、ナット15においてホルダ11に押しつけられる部分の形状が次のような形状となっている。
図5は、図1〜図3に示されているナットにおいてホルダに押しつけられる部分の形状を示す図である。この図5は、ナット15の形状が見えるようにホルダ11が除かれた状態で図示されている。
このナット15では、ナット本体部151から突出した3つの凸部152のうち、図中で上方に突出した1つの凸部152の先端近傍と、ナット本体部151における残りの2つの凸部152の根本近傍と、のホルダ11側の面に半球突起154が設けられている。ナット15は、これら3つの半球突起154が、ホルダ11のナット連結部113におけるナット15側の平面に突き当たるようにホルダ11に押しつけられる。このような3点での押付けにより、上記の移動方向のずれを吸収する際のホルダ11に対するナット15の動きをスムーズなものとすることができる。
また、このようなナット15の動きを妨げないように、ナット15と、ホルダ11のナット連結部113とが次のように連結されている。
図6は、図1〜図3に示されているナットと、ホルダのナット連結部との連結状態を示す拡大図である。
上述したように、リードスクリュー12が回転したときのナット15の回り止めのために、本実施例では、ナット本体部151から上方に突出した1つの凸部152が、ホルダ11におけるナット連結部113の貫通孔113aに嵌め込まれている。このとき、凸部152におけるホルダ11側は、付勢バネ17によって上記の半球突起154がナット連結部113に突き当てられている。他方、凸部152における半球突起154とは反対側は、貫通孔113aの内縁との間に間隙d11が開いた状態となっている。このような間隙d11が開いた状態でナット15とナット連結部113とが連結されているので、上記の移動方向のずれを吸収する際に、ナット15は、凸部152の周辺構造によって妨げられることなくホルダ11に対して動くことができる。
尚、凸部152との間に上記の間隙d11を開けて、この凸部152の、モータ13とは反対側を横切って延在するブリッジ部113bは、この駆動装置1が落下した際等におけるナット15の脱落防止の役割を果たす。
以上に説明した構造により、本実施例の駆動装置1では、モータ13がリードスクリュー12を回転制御してナット15が移動し、付勢バネ17によってナット15と一体となったホルダ11がガイド部材16に案内されて移動する。そして、このホルダ11の位置を検出するために、駆動装置1には位置センサ18が設けられている。
位置センサ18は、摺動子181と、リードスクリュー12やガイド部材16の主軸161及び副軸162に沿った摺動方向D16に摺動子181を移動自在に保持して当該摺動子181の摺動方向D16の位置を検出するセンサ部分182と、を有している。そして、この位置センサ18における摺動子181が、ホルダ11の本体部111に設けられた貫通孔111aeに嵌入される。これにより、ホルダ11が、位置センサ18の摺動子181に係合されている。ホルダ11が移動すると、ホルダ11と一緒に摺動子181が移動する。この摺動子181の位置をセンサ部分182が検出することで、ホルダ11の位置が検出されることとなる。
本実施例の駆動装置1では、上記の付勢バネ17における一端側と他端側との相対的な位置関係は、リードスクリュー12が回転制御されてナット15とホルダ11がどのような位置に移動しようとも不変である。従って、リードスクリュー12が回転制御されても付勢バネ17の付勢力は安定したものとなり、この付勢力によってリードスクリュー12が受ける負荷、つまりはリードスクリュー12を回転制御するモータ13が受ける負荷も安定したものとなる。このように本実施例の駆動装置1によれば、モータ13が安定した負荷の下でリードスクリュー12を回転制御することができる。
ここで、本実施例では、付勢バネ17は、ナット15をホルダ11に押し当てるように付勢することに加えて、次のような付勢を行うものとなっている。即ち、付勢バネ17は、ナット15の内面をリードスクリュー12の外側面に押し付けるようにナット15を付勢するとともに、ナット15に対する付勢の反作用でホルダ11をガイド部材16に押し付けるように付勢するものとなっている。
これにより、ナット15とリードスクリュー12との間のガタが抑えられるとともに、ホルダ11とガイド部材16との間もガタも抑えられることとなるので好適である。
また、本実施例では、付勢バネ17は、次のようなトーションバネ部171と線形バネ部172とを有する組合せバネとなっている。トーションバネ部171は、ナット15をホルダ11に押し当てる付勢力を発揮する部位である。線形バネ部172は、トーションバネ部171のナット15側の腕部分に設けられてナット15の内面をリードスクリュー12の外側面に押し付ける付勢力を発揮する部位である。
これにより、上述したガタの抑制が1つの付勢バネ17によって実現されることとなるので、部品点数を削減して駆動装置1の部品コストを抑えることができる。
また、本実施例では、ガイド部材16が、ホルダ11を貫通してリードスクリュー12に沿って延在する主軸161及び副軸162の2本のシャフトとなっている。
これらのシャフトによれば、ホルダ11を高精度でガイドすることができるので、ホルダ11が保持したレンズ2を高精度で直進移動させることができる。
また、本実施例の駆動装置1は、摺動子181、及び所定の摺動方向D16に摺動子181を移動自在に保持して摺動子181の摺動方向D16の位置を検出するセンサ部分182、を有する位置センサ18を備えている。そして、ホルダ11が、位置センサ18の摺動子181に係合されている。
これにより、ステッピングモータであるモータ13に万が一脱調が生じて駆動パルスのカウント数からホルダ11の位置を検出することができなくなったとしても、上記の位置センサ18によってホルダ11の位置を検出することができる。
尚、本発明は、以上に説明した実施例に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、上述した実施例では、本発明にいう駆動装置の一例としてレンズ2を保持して移動させる駆動装置1が例示されている。しかしながら、本発明にいう駆動装置はこれに限るものではなく、移動対象については任意に選定し得る。
また、上述した実施例では、本発明にいうガイド部材の一例として主軸161及び副軸162の2本のシャフトからなるガイド部材16が例示されている。しかしながら、本発明にいうガイド部材はこれに限るものではない。本発明にいうガイド部材は、1本のシャフトを主軸として設け、副軸の替りにホルダの端縁が嵌入されるガイド溝を設けたもの等であってもよい。あるいは、本発明にいうガイド部材は、1本のシャフトや1本のガイド溝のみからなるものであってもよい。本発明にいうガイド部材は、リードスクリューに沿ってホルダを移動自在にガイドするものであれば、その具体的な態様を問うものではない。
また、上述した実施例では、本発明にいう付勢バネの一例として、トーションバネ部171と線形バネ部172とを有する付勢バネ17が例示されている。しかしながら、本発明にいう付勢バネはこれに限るものではない。本発明にいう付勢バネは、一端側がホルダに保持され、他端側でナットをホルダの一部に押し当てるように付勢するものであれば、板バネやコイルバネ等であってもよく、その具体的な態様を問うものではない。
1 駆動装置
2 レンズ
2a 光軸
11 ホルダ
12 リードスクリュー
13 モータ
14 フレーム
15 ナット
16 ガイド部材
17 付勢バネ
18 位置センサ
111 本体部
111a,111e,113a 貫通孔
111b U字溝
111c ホルダ側バネ係止部
111d ループ保持突起
112 レンズ保持部
113 ナット連結部
113b 段部
141 ネジ
151 ナット本体部
152 凸部
153 ナット側バネ係止部
154 半球突起
161 主軸
162 副軸
171 トーションバネ部
171a ループ部分
171b ホルダ側腕部分
171c ナット側腕部分
171d フック端部
172 線形バネ部
D16 摺動方向
d11 間隙

Claims (5)

  1. 移動対象を保持するホルダと、
    回転制御されるリードスクリューと、
    前記リードスクリューに螺合するナットと、
    前記リードスクリューに沿って前記ホルダを移動自在にガイドするガイド部材と、
    一端側が前記ホルダに保持され、他端側で前記ナットを前記ホルダの一部に押し当てるように付勢する付勢バネと、
    を備えることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記付勢バネは、前記ナットを前記ホルダに押し当てるように付勢することに加えて、前記ナットの内面を前記リードスクリューの外側面に押し付けるように当該ナットを付勢するとともに、当該ナットに対する付勢の反作用で前記ホルダを前記ガイド部材に押し付けるように付勢することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記付勢バネは、前記ナットを前記ホルダに押し当てる付勢力を発揮するトーションバネ部と、当該トーションバネ部の前記ナット側の腕部分に設けられて当該ナットの内面を前記リードスクリューの外側面に押し付ける付勢力を発揮する線形バネ部と、を有する組合せバネであることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記ガイド部材が、前記ホルダを貫通して前記リードスクリューに沿って延在するシャフトであることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載の駆動装置。
  5. 摺動子、及び所定の摺動方向に前記摺動子を移動自在に保持して当該摺動子の前記摺動方向の位置を検出するセンサ部分、を有する位置センサを備え、
    前記ホルダが、前記位置センサの前記摺動子に係合されていることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか一項に記載の駆動装置。
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