JP2020003625A - 吸音体 - Google Patents

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義秀 ▲高▼木
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洋司 渡辺
Yoji Watanabe
洋司 渡辺
延広 山本
Nobuhiro Yamamoto
延広 山本
亘宏 飛彈
Nobuhiro Hida
亘宏 飛彈
瑞恵 筧
Mizue Kakei
瑞恵 筧
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Abstract

【課題】生活騒音の音域において優れた吸音効果を発揮し、かつ低音域において優れた残響抑制効果を有する吸音体を提供すること。【解決手段】吸音体は、互いに離間して配置された一対の基布と、該基布間を往復して両者を結合する連結糸とから編成されたシート状の第1及び第2の立体編物と、第1の立体編物と第2の立体編物の間に配置され、表裏に第1の立体編物と第2の立体編物をそれぞれ支持する支持板と、を備える。第1の立体編物は、第1の通気度を有し、第2の立体編物は、第1の通気度とは異なる第2の通気度を有し、支持板は、少なくとも板厚方向に通気性を有し、第1の立体編物と第2の立体編物の間に空気層を形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、室内に設置されて室内の音を吸収する吸音体に関し、特に、2種類のシート状の立体編物を組み合わせて、パネル状に形成された吸音体に関する。
従来から、コンサートホール、音楽室等の壁面や天井に吸音材を設置して、騒音対策を行うことが行われている。例えば、特許文献1には、低周波数領域を含む広い周波数帯の音に対して吸音効果を発揮する吸音材と、この吸音材を用いた吸音装置が開示されている。
特許文献1の吸音材は、多孔質のウレタンフォームに活性炭を含浸させてなる第1層と、この第1層に積層されるハニカム状の立体編物からなる第2層を備えており、吸音装置は、この吸音材を中空の収容体に詰め込むことによって構成されている。
特開2009−299332号公報
特許文献1の吸音材は、低周波数領域を含む、比較的広い周波数帯の音に対して一定の吸音効果を有するものであるが、生活騒音の音域(600〜2000Hz)においては、吸音効果は十分であるとは言えず、更に吸音効果に優れる吸音体(つまり、吸音材や吸音装置)の開発が望まれている。
また、近年、一般家庭や会議室等で、音響効果を改善するために(つまり、反響を抑えるために)、吸音装置や吸音パネルを部屋の壁や隅に配置することも行われているが、このような用途においては、低音域(100〜1000Hz)の残響を抑える必要があり、低音域での残響抑制効果に優れる吸音体の開発も望まれている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、生活騒音の音域において優れた吸音効果を発揮し、かつ低音域において優れた残響抑制効果を有する吸音体を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明者らは、鋭意検討した結果、所定の通気度を有するシート状の立体編物が、生活騒音の音域(600〜2000Hz)の音を吸収するのに有効であることを見出した。
更に、本発明者らは、通気度の異なる2種類のシート状の立体編物を組み合わせてパネル状に構成し、両者間(つまり、2種類の立体編物の間)に、空気層を形成することによって、少なくとも300〜10000Hzの音域において非常に高い吸音特性を有すると共に、低音域(100〜1000Hz)において、優れた残響抑制効果を発揮する吸音体とし得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の吸音体は、互いに離間して配置された一対の基布と、該基布間を往復して両者を結合する連結糸とから編成されたシート状の第1及び第2の立体編物と、第1の立体編物と第2の立体編物の間に配置され、表裏に第1の立体編物と第2の立体編物をそれぞれ支持する支持板と、を備え、第1の立体編物は、第1の通気度を有し、第2の立体編物は、第1の通気度とは異なる第2の通気度を有し、支持板は、少なくとも板厚方向に通気性を有し、第1の立体編物と第2の立体編物の間に空気層を形成することを特徴とする。
このような構成によれば、通気度の異なる2種類のシート状の立体編物を組み合わせてパネル状に構成され、両者間(つまり、2種類の立体編物の間)に、空気層が形成されるため、生活騒音の音域において優れた吸音効果を発揮し、低音域において優れた残響抑制効果を有する吸音体が実現される。
また、支持板は、平面視において、稠密に二次元配置された複数の円形開口を有するように構成することができる。
また、支持板は、平面視において、稠密に二次元配置された複数の波形開口を有するように構成することができる。
また、支持板が、板紙から形成されていることが望ましい。
また、第1の通気度が20〜30cm/cm/secであり、第2の通気度が10〜20cm/cm/secであることが望ましい。
また、第1及び第2の立体編物の厚さが、10〜20mmであることが望ましい。
また、支持板の厚さが、30〜50mmであることが望ましい。
また、吸音体が、鉛直方向と略平行となるように配置されて使用されることが望ましい。
また、吸音体が、少なくとも300〜10000Hzの音域に吸収帯域を有することが望ましい。
また、吸音体が、少なくとも250〜1000Hzの音域の残響を抑制することが望ましい。
以上のように、本発明によれば、生活騒音の音域において優れた吸音効果を発揮し、低音域において優れた残響抑制効果を有する吸音体が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る吸音体の構成を示す斜視図である。 図2は、図1のA−A線断面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る吸音体の支持板の平面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る吸音体の支持板の外観を撮影した写真である。 図5は、本発明の実施形態に係る吸音体の第1及び第2の立体編物の吸音特性を示すグラフである。 図6は、本発明の実施形態に係る吸音体の第1の立体編物の外観を撮影した写真である。 図7は、本発明の実施形態に係る吸音体の第2の立体編物の外観を撮影した写真である。 図8は、本発明の実施形態に係る吸音体の製造方法を説明する流れ図である。 図9は、本発明の実施形態に係る吸音体の立体編物を編成するために使用する編機の構成を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る吸音体の第1の立体編物を編成するために使用する各構成糸の編組織の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施形態に係る吸音体の第2の立体編物を編成するために使用する各構成糸の編組織の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施形態に係る吸音体の吸音率を測定した結果を示すグラフである。 図13は、本発明の実施形態に係る吸音体の残響時間を測定した結果を示すグラフである。 図14は、本発明の実施形態に係る吸音体の支持板の変形例を示す平面図である。 図15は、本発明の実施形態に係る吸音体の支持板の変形例を示す写真である。 図16は、図14及び図15に示す支持板を備えた吸音体の吸音率を測定した結果を示すグラフである。 図17は、図14及び図15に示す支持板を備えた吸音体の残響時間を測定した結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、材質、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。なお、図中同一又は相当部分には同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
(吸音体1の構成)
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る吸音体1の構成を示す図であり、図1は、吸音体1の斜視図であり、図2は、図1のA−A線断面図である。図1に示すように、本実施形態の吸音体1は、矩形板状(例えば、幅:600mm、高さ:1300mm、厚さ:70mm)の形状を呈し、例えば、床面に対して垂直となるように起立させて(つまり、鉛直方向(図1の上下方向)に略平行となるように配置されて)使用される。吸音体1は、支持板10と、支持板10の表面及び裏面にそれぞれ接着された立体編物20(第1の立体編物)、立体編物30(第2の立体編物)と、から形成されている。支持板10は、複数の開口部15が六方稠密に二次元配置され、少なくとも板厚方向に通気性を有するため(詳細は後述)、立体編物20と立体編物30との間には空気層が形成される。
このような吸音体1によれば、各立体編物20、30を音が通過する際に、立体編物20、30の内部の空気と繊維との摩擦や繊維間の摩擦によって熱が発生し、音のエネルギーの一部が熱エネルギーに変換されるため、音のエネルギーが減少する(つまり、吸音効果が発揮される)。
また、各立体編物20、30によって吸収しきれなかった音は、支持板10の開口部15内の空気に伝搬するため、その一部は、共鳴効果によって開口部15内で打ち消される(つまり、吸音効果が発揮される)。
(支持板10の構成)
図3は、本実施形態の支持板10の平面図である。図4は、本実施形態の支持板10の一方面を斜め方向から撮影した写真である。図3及び図4に示すように、本実施形態の支持板10は、複数の板紙を接着して形成した矩形板状(例えば、幅:600mm、高さ:1300mm、厚さ:40mm)の部材であり、直径約15mm、高さ約40mmの略円筒状の隔壁12が二次元に配置され、平面視において、複数の円形の開口部15が六方稠密に二次元配置されている。
支持板10は、例えば、所定幅(例えば、40mm)の板紙を8の字状に湾曲させながら接着した部材を、平面上に連結(接着)することによって形成される(図4)。
このように、本実施形態の支持板10は、板紙から形成されているため非常に軽く、いわゆる段ボール構造を採っているため、支持板10の板厚方向(図3において紙面に垂直な方向)において非常に高い剛性を有している。また、複数の円形の開口部15が板厚方向に形成されているため、少なくとも板厚方向の空気の流れを遮断することはなく、充分な通気性を有している。
(立体編物20及び立体編物30の構成)
図2に示すように、立体編物20及び立体編物30は、それぞれ、互いに離間して配置された前側基布22、32及び後側基布24、34と、前側基布22、32と後側基布24、34の間を往復して両者を結合する連結糸26、36とから編成される、矩形シート状(例えば、幅:600mm、高さ:1300mm、厚さ:10mm)のダブルラッシェル立体基布である。本実施形態においては、立体編物20は、約20〜30cm/cm/secの通気度を有し、立体編物30は、約10〜20cm/cm/secの通気度を有するように構成されている。
前側基布22、32及び後側基布24、34の地糸の編組織は、特に限定されるものではないが、支持板10との接着性の観点から、後側基布24、34の編組織は、ウェール方向及びコース方向のいずれの方向にも連続したフラットな編地構造となっていることが好ましい。
連結糸26、36は、前側基布22、32と後側基布24、34の間隔を保持するように、前側基布22、32と後側基布24、34との間に編み込んだものであり、立体編物20及び立体編物30の通気度の調整に大きく寄与する部分であるとともに、クッション性を付与する部分でもある。従って、連結糸26、36により形成される組織は、アンダーラップの大きい組織で、かつ厚さが大きくなるような組織が好ましい。
立体編物20、30の前側基布22、32及び後側基布24、34を編成する糸の素材としては、それぞれ、柔軟性、耐久性、耐候性、耐摩耗性の観点から、天然繊維(コットン)、合成繊維(ポリエステル、アクリル、ナイロン、レーヨン等)のスパン糸(短繊維)が好適である。
また、立体編物20、30の連結糸26、36の素材としては、それぞれ、立体編物20、30の適度な通気度と厚さを確保する観点から、ポリエステルやナイロン等の合成繊維加工糸と合成繊維モノフィラメント糸によって構成することが好ましい。
なお、合成繊維加工糸を用いることにより、立体編物20、30の通気度を低くすることができる。一方、合成繊維モノフィラメント糸を用いることにより、立体編物20、30の厚さを確保することができる。
連結糸26、36の太さは、立体編物20、30の適度な通気度と厚さを確保し、それらの高い形状安定性を得るためには、太い方が好ましく、実際には使用する編機の仕様によって決定される。例えば、編機として、カールマイヤー社製のダブルラッシェル機 RD6DPLM/8・RD6DPLM/12−3(22ゲージ/2.54cm)を使用する場合、1本の針に掛かる太さの限界値は長繊維において529デニール/588デシテックスであり、短繊維においては310デニール/345デシテックスである。このため、各地糸は、150〜220デシテックス程度が望ましい。
また、立体編物20、30の厚さは、それぞれ、適度な通気度を維持しつつ、クッション性、反発性を十分に確保する観点からは、厚い方が好ましい。しかしながら、立体編物20、30の厚さを厚くすると、立体編物20、30の後加工が難しくなり、また糸消費量が増加することから、その厚さは、10〜20mm程度とするのが好ましく、12〜18mm程度とすることがより好ましい。
図5は、立体編物20及び立体編物30の吸音特性を示すグラフであり、縦軸は吸音率(%)、横軸は周波数(Hz)である。なお、図5のグラフは、垂直入射吸音率試験(JIS A 1405−2、ISO 10534−2:1998準拠)によって得られた結果である。
図5に示すように、本実施形態の立体編物20及び立体編物30の吸音率は、300Hzあたりから徐々に上昇し、800Hzを超えたあたりから急激に上昇し、4000〜6300Hzで約100%の吸音率となっている。このように、本実施形態の立体編物20及び立体編物30によれば、生活騒音の音域(600〜2000Hz)の音を吸収することができる。
図6及び図7は、ぞれぞれ、本実施形態の立体編物20及び立体編物30の外観を撮影した写真である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の立体編物20及び立体編物30は、接着剤によって、支持板10に固定されている。
接着剤としては、例えば、アクリル樹脂系接着剤、α−オレフィン系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤およびホットメルト接着剤等を用いることができる。これらの中でも、短時間で接着できる、加工性に優れる、溶剤を使用しない、という観点から、ホットメルト接着剤が好適である。
また、ホットメルト接着剤の形態としては、例えは、粉末(パウダー)、液体、ゲル等が挙げられるが、取扱性に優れる観点から、特に、粉末(パウダー)が好適である。
なお、ホットメルト接着剤の市販品としては、DIC株式会社製の「タイフォース」(登録商標)シリーズ、スリーエムカンパニー社製の「Scotch−Weld」(登録商標)シリーズ、日立化成ポリマー株式会社製の「ハイボン」(登録商標)シリーズ、三井武田ケミカル株式会社製の「タケメルト」(登録商標)MAシリーズ、東亜合成株式会社製の「アロンメルト」(登録商標)Rシリーズ、新田ゼラチン株式会社製の「ニッタイト」(登録商標)ARXシリーズ、及びコニシ株式会社製の「ボンド」(登録商標)KUMシリーズを挙げることができる。
(吸音体1の製造方法)
次に、本実施形態の吸音体1の製造方法について説明する。
図8は、本実施形態の吸音体1の製造方法を説明する流れ図である。なお、図8の右側の図は、各工程における吸音体1の状態を示したものである。
製造方法の概略を説明すると、先ず、立体編物20の基材(以下、「立体編物X」という。)及び立体編物30の基材(以下、「立体編物Y」という。)を製造し、次に、立体編物X及び立体編物Yをそれぞれ所定のサイズに裁断して、立体編物20及び立体編物30を得る。そして、立体編物20の後側基布24及び立体編物30の後側基布34に接着剤を付与し、立体編物20及び立体編物30を支持板10の表面及び裏面にそれぞれ接着する。
(立体編物Xの製造)
立体編物Xの製造工程では、編機(ダブルラッシェル機)を用いて、立体編物Xを製造する。図9は、立体編物のダブルラッシェル地を編成するために使用する、複列の編み針列を有する編機100の構成を示す図である。ここで、符号L1〜L6は、編み糸を導糸するガイド(筬)を示し、符号103は、フロント側針床のトリックプレートを示し、符号104は、バック側針床のトリックプレートを示している。また、符号101は、フロント針であり、符号102は、バック針であり、符号105は、釜間を示している。
ガイドL1、L2には、地糸SX1、SX2が通糸され、地糸SX1、SX2によって前側基布X2(22)が形成される。ガイドL5、L6には、地糸SX5、SX6が通糸され、地糸SX5、SX6によって後側基布X4(24)が形成される。また、ガイドL3、L4には、前側基布X2と後側基布X4とを連結する連結糸X6(26)の地糸SX3、SX4が通糸され、地糸SX3、SX4によって前側基布X2と後側基布X4との間に間隙が形成される。
図10は、立体編物Xを編成するために使用する各構成糸の編組織の一例を示す図である。図10中、「・」(黒点)は、フロント針101とバック針103の位置を示しており、フロント側の編み針列を「F」で示し、バック側の編み針列を「B」で示している。また、各編組織の編成の下側の数字は、編針位置番号を示している。
図10に示すように、前側基布X2の一番外側の編組織の地糸SX1の位置は、ガイドL1によりフロント針101に対して編針位置番号3からスイングインし、編針位置番号4までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号1までアンダーラップを行ない、編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号0までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号3までアンダーラップをすることをワンサイクルとする閉じ目である。
前側基布X2の外側から二番目の編組織の地糸SX2の位置は、ガイドL2によりフロント針101に対して編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号0までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号1までアンダーラップを行ない、編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号2までオーバーラップを行ない、スイングアウトし、編針位置番号1までアンダーラップをすることをワンサイクルとする閉じ目である。
連結糸X6の前側基布X2側の編組織の地糸SX3の位置は、ガイドL3によりフロント針101に対して編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号0までオーバーラップした後スイングアウトし、バック針102に対して編針位置番号3までアンダーラップを行ない、編針位置番号3からスイングインし、編針位置番号2までオーバーラップした後スイングアウトし、フロント針101に対して編針位置番号4までアンダーラップを行ない、編針位置番号4からスイングインし、編針位置番号5までオーバーラップした後スイングアウトし、バック針102に対して編針位置番号2までアンダーラップを行ない、編針位置番号2からスイングインし、編針位置番号3までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号1までアンダーラップを行なうサイクルを3度行った後、バック針102に対して編針位置番号1までアンダーラップを行ない、編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号0までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号1までアンダーラップを行ない、編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号2までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号1までアンダーラップを行なうサイクルを3度行なうことをワンサイクルとする閉じ目である。
連結糸X6の後側基布X4側の編組織の地糸SX4の位置は、ガイドL4によりフロント針101に対して編針位置番号5からスイングインし、編針位置番号4までオーバーラップした後スイングアウトし、バック針102に対して編針位置番号3までアンダーラップを行ない、編針位置番号3からスイングインし、編針位置番号2までオーバーラップした後スイングアウトし、フロント針101に対して編針位置番号0までアンダーラップを行ない、編針位置番号0からスイングインし、編針位置番号1までオーバーラップした後スイングアウトし、バック針102に対して編針位置番号2までアンダーラップを行ない、編針位置番号2からスイングインし、編針位置番号3までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号5までアンダーラップを行なうサイクルを3度行った後、フロント針101に対して編針位置番号1までアンダーラップを行い、編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号0までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号1までアンダーラップを行ない、編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号2までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号1までアンダーラップを行なうサイクルを3度行なうことをワンサイクルとする。
後側基布X4の外側から二番目の編組織の地糸SX5の位置は、ガイドL5によりバック針102に対して編針位置番号1までアンダ―ラップを行ない、編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号0までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号1までアンダーラップを行ない、編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号2までオーバーラップした後スイングアウトすることをワンサイクルとする閉じ目である。
後側基布X4の一番外側の編組織の地糸SX6の位置は、ガイドL6によりバック針102に対して編針位置番号2までアンダーラップを行ない、編針位置番号2からスイングインし、編針位置番号3までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号1までアンダーラップを行ない、編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号0までオーバーラップした後スイングアウトすることをワンサイクルとする閉じ目である。
(立体編物Yの製造)
立体編物Yの製造工程では、図9に示す編機(ダブルラッシェル機)と同様の編機を用いて、立体編物Yを製造する。
立体編物Yを製造する場合、ガイドL1、L2には、地糸SY1、SY2が通糸され、地糸SY1、SY2によって前側基布Y2(32)が形成される。ガイドL5、L6には、地糸SY5、SY6が通糸され、地糸SY5、SY6によって後側基布Y4(34)が形成される。また、ガイドL3、L4には、前側基布Y2と後側基布Y4とを連結する連結糸Y6(36)の地糸SY3、SY4が通糸され、地糸SY3、SY4によって前側基布Y2と後側基布Y4との間に間隙が形成される。
図11は、立体編物Yを編成するために使用する各構成糸の編組織の一例を示す図である。図11中、「・」(黒点)は、フロント針101とバック針103の位置を示しており、フロント側の編み針列を「F」で示し、バック側の編み針列を「B」で示している。また、各編組織の編成の下側の数字は、編針位置番号を示している。
図11に示すように、前側基布Y2の一番外側の編組織の地糸SY1の位置、前側基布Y2の外側から二番目の編組織の地糸SY2の位置、後側基布Y4の外側から二番目の編組織の地糸SY5の位置及び後側基布Y4の一番外側の編組織の地糸SY6の位置は、それぞれ、立体編物Xの地糸SX1、SX2、SX5及びSX6と同じ動きをワンサイクルとする閉じ目である。
連結糸Y6の前側基布Y2側の編組織の地糸SY3の位置は、ガイドL3によりフロント針101に対して編針位置番号1からスイングインし、編針位置番号0までオーバーラップした後スイングアウトし、バック針102に対して編針位置番号3までアンダーラップを行ない、編針位置番号3からスイングインし、編針位置番号2までオーバーラップした後スイングアウトし、フロント針101に対して編針位置番号4までアンダーラップを行ない、編針位置番号4からスイングインし、編針位置番号5までオーバーラップした後スイングアウトし、バック針102に対して編針位置番号2までアンダーラップを行ない、編針位置番号2からスイングインし、編針位置番号3までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号1までアンダーラップをすることをワンサイクルとする閉じ目である。
連結糸Y6の後側基布Y4側の編組織の地糸SY4の位置は、ガイドL4によりフロント針101に対して編針位置番号5からスイングインし、編針位置番号4までオーバーラップした後スイングアウトし、バック針102に対して編針位置番号3までアンダーラップを行ない、編針位置番号3からスイングインし、編針位置番号2までオーバーラップした後スイングアウトし、フロント針101に対して編針位置番号0までアンダーラップを行ない、編針位置番号0からスイングインし、編針位置番号1までオーバーラップした後スイングアウトし、バック針102に対して編針位置番号2までアンダーラップを行ない、編針位置番号2からスイングインし、編針位置番号3までオーバーラップした後スイングアウトし、編針位置番号5までアンダーラップすることをワンサイクルとする開き目である。
(裁断)
図8に戻り、裁断の工程では、立体編物X及び立体編物Yをそれぞれ裁断して、所定サイズ(例えば、幅:600mm、高さ:1300mm)の立体編物20及び立体編物30を得る。
(支持板10と立体編物20、30の接着)
接着工程においては、支持板10の表面及び裏面に面する隔壁12の端部に接着剤を塗布する。具体的には、例えば、隔壁12の端部に、加熱したグラビアコーターを用いて、ホットメルト樹脂を散点状に塗布する。そして、支持板10の表面に立体編物20を接着し、裏面に立体編物30を接着し、約48時間室温にて放置して接着剤を硬化させる。
このように、本実施形態においては、支持板10の表裏に、通気度の異なる立体編物20と立体編物30が積層されて吸音体1が得られる。従って、このような吸音体1によれば、立体編物20、30を音が通過する際に、立体編物20、30の内部の空気と繊維との摩擦や繊維間の摩擦によって熱が発生し、音のエネルギーの一部が熱エネルギーに変換されるため、音のエネルギーが減少する(つまり、吸音効果が発揮される)。そして、この結果、少なくとも300〜6300Hzの音が吸収される。
また、各立体編物20、30によって吸収しきれなかった音は、支持板10の開口部15内の空気に伝搬するため、その一部は、共鳴効果によって開口部15内で打ち消される(つまり、吸音効果が発揮される)。そして、この結果、低音域(100〜1000Hz)の音が吸収される。
なお、本実施形態の構成においては、立体編物20の連結糸26の編組織と立体編物30の連結糸X6の編組織が異なり、立体編物20と立体編物30とで通気度が異なるため、立体編物20と立体編物30とで空気の流れ(つまり、音響粒子の振動伝播)が異なるので、それぞれで吸収する音の波長が僅かに異なることとなる。このように、本実施形態においては、立体編物20の通気度(第1の通気度)及び立体編物30の通気度(第2の通気度)を適宜設定することにより、異なる周波数帯の音を吸収するように構成し、これによって、広い周波数帯の音を効率よく吸収している。
次に、吸音体1の具体的な実施例を示す。なお、本発明の吸音体は、本実施例に限定されるものではない。
1.立体編物の製造
編機として、カールマイヤー社製のダブルラッシェル機 RD6DPLM/8・RD6DPLM/12−3(22ゲージ/2.54cm、釜間距離10mm)を使用して、以下の立体編物X、Yを製造した。
なお、立体編物X、Yは、仕上がり厚みを10mm±1.0mmとした。
(立体編物Xの製造)
以下の地糸SX1〜SX6を使用して、上記の編成方法に従って、立体編物Xを製造した。
SX1:綿(スパン糸:30番手)
SX2:綿(スパン糸:30番手)
SX3:ポリエステルモノフィラメント糸(220デシテックス)
SX4:ポリエステル加工糸(167デシテックス、フィラメントカウント48本)
SX5:綿(スパン糸:30番手)
SX6:綿(スパン糸:30番手)
得られた立体編物Xの通気度を、JIS L 1096のA法に従って、空気圧力125Paで測定した。その結果、立体編物Xの通気度は、24.8cm/cm/secであった。
(立体編物Yの製造)
以下の地糸SY1〜SY6を使用して、上記の編成方法に従って、立体編物Yを製造した。
SY1:ポリエステル加工糸(220デシテックス、フィラメントカウント72本)
SY2:ポリエステル加工糸(220デシテックス、フィラメントカウント72本)
SY3:ポリエステルモノフィラメント糸(220デシテックス)
SY4:ポリエステル加工糸(167デシテックス、フィラメントカウント48本)
SY5:ポリエステルレギュラー糸(167デシテックス、フィラメントカウント48本)
SY6:ポリエステルレギュラー糸(167デシテックス、フィラメントカウント48本)
得られた立体編物Yの通気度を、前記と同様にして測定した。その結果、立体編物Yの通気度は、15cm/cm/secであった。
2.吸音体の製造
得られた立体編物X及び立体編物Yを裁断して、幅:600mm、高さ:1300mm、厚さ:10mmの立体編物20及び立体編物30を製作し、この立体編物20及び立体編物30を、幅:600mm、高さ:1300mm、厚さ:40mmの支持板10の表面及び裏面にそれぞれ接着して、幅:600mm、高さ:1300mm、厚さ:60mmの矩形板状の吸音体1を得た。
3.残響室法吸音率の測定
本実施例の吸音体1に対して、温度11.1℃、湿度57%RHの残響室内で、JIS A 1409:1998に規定される「残響室法吸音率の試験方法」に従って吸音率及び残響時間を測定した。
図12は、1個の吸音体1を残響室の床上に自立させて、吸音率を測定した結果を示すグラフである。また、図13は、1個の吸音体1を残響室の床上に自立させて、残響時間を測定した結果を示すグラフである。なお、図13においては、吸音体1の効果を明確にするため、残響室に吸音体がない場合の測定結果も併せて示している。
図12に示すように、本実施例の吸音体1は、軽量でありながら、少なくとも300〜10000Hzの周波数帯域において非常に高い吸音特性を有することが分かった。
また、図13に示すように、本実施例の吸音体1によれば、全周波数帯域(100〜10000Hz)で残響時間を低減できる(つまり、音の高低に拘わらず音の響きを抑えられる)ことが分かった。また、この効果は、特に250〜1000Hzの低周波数の生活騒音帯域で顕著であることから、吸音体1は、住宅等の屋内において、音の響きを調えたい場合に有効であることが分かった。
なお、本実施例の吸音体1は、板紙、綿及びポリエステルから形成されているため、燃焼したとしても有毒ガスが発生することはなく、環境に優しいものとなっている。
以上が本発明の実施の形態、及び実施例の説明であるが、本発明は、上記の構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において様々な変形が可能である。
例えば、本実施形態の吸音体1は、床面に対して垂直となるように起立させて(つまり、鉛直方向(図1の上下方向)に略平行となるように配置されて)使用され、両面から吸音できるものとして説明したが、床面に対して平行に(つまり、立体編物20又は立体編物30のいずれか一方が床面に接するように)配置したり、壁面に対して平行に(つまり、立体編物20又は立体編物30のいずれか一方が壁面に接するように)配置し、立体編物20又は立体編物30のいずれか一方から吸音するように構成することも可能である。なお、吸音体1を床面に対して垂直となるように配置した場合(つまり、両面吸音できるように配置した場合)、片面吸音の場合と比較して、吸音面積が2倍になるため、吸音性能が飛躍的に向上する。
また、本実施形態の吸音体1は、矩形板状の形状を呈するものとして説明したが、ステー等を用いて、複数の吸音体1をL字状、十字状に組み合わせて使用することができる。このように、複数の吸音体1を使用すると、吸音面積がさらに大きくなるため、吸音性能がさらに向上する。
また、本実施形態の吸音体1の支持板10は、略円筒状の隔壁12が二次元に配置され、平面視において、複数の円形の開口部15が六方稠密に二次元配置されているとしたが、このような形状に限定されるものではない。支持板10の内部に空間が形成され、立体編物20と立体編物30との間に空気層が形成されればよく、支持板10の隔壁12の形状を他の形状に変更することができる。
[支持板10の変形例]
図14及び図15は、本発明の実施形態に係る吸音体1の支持板10の変形例を示す図である。図14は、本変形例の支持板10Aの平面図であり、図15は、支持板10Aの一方面を斜め方向から撮影した写真である。図14及び図15に示すように、支持板10Aは、複数の板紙を接着して形成した矩形板状(例えば、幅:600mm、高さ:1300mm、厚さ:40mm)の部材であり、直線状に配置された複数の隔壁13と、一対の隔壁13を接続するように隔壁13間に配置される、複数の波形状の隔壁14と、によって構成されている。そして、支持板10Aは、平面視において、複数の波形状の開口部15Aが稠密に二次元配置されている。
図16は、本変形例の支持板10Aを備えた吸音体1Aを残響室の床上に自立させて、吸音率を測定した結果を示すグラフである。また、図17は、本変形例の支持板10Aを備えた吸音体1Aを残響室の床上に自立させて、残響時間を測定した結果を示すグラフである。なお、図17においては、吸音体1Aの効果を明確にするため、残響室に吸音体がない場合の測定結果も併せて示している。
図16に示すように、本変形例の支持板10Aを備えた吸音体1Aも、上記吸音体1と同様、少なくとも300〜10000Hzの周波数帯域において非常に高い吸音特性を有している。
また、図17に示すように、本変形例の支持板10Aを備えた吸音体1Aも、上記吸音体1と同様、全周波数帯域(100〜10000Hz)で残響時間を低減できる(つまり、音の高低に拘わらず音の響きを抑えられる)ことが分かる。また、この効果は、特に250〜1000Hzの低周波数の生活騒音帯域で顕著であることから、吸音体1Aも、住宅等の屋内において、音の響きを調えたい場合に有効であることが分かる。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1、1A 吸音体
10、10A 支持板
12、13、14 隔壁
15、15A 開口部
20、30 立体編物
22、32 前側基布
24、34 後側基布
26、36 連結糸
50 接着剤
X、Y 立体編物
X2、Y2 前側基布
X4、Y4 後側基布
X6、Y6 連結糸
100 編機
101 フロント針
102 バック針
103、104 トリックプレート
105 釜間
L1、L2、L3、L4、L5、L6 ガイド
SX1、SX2、SX3、SX4、SX5、SX6 地糸
SY1、SY2、SY3、SY4、SY5、SY6 地糸

Claims (10)

  1. 互いに離間して配置された一対の基布と、該基布間を往復して両者を結合する連結糸とから編成されたシート状の第1及び第2の立体編物と、
    前記第1の立体編物と前記第2の立体編物の間に配置され、表裏に前記第1の立体編物と前記第2の立体編物をそれぞれ支持する支持板と、
    を備え、
    前記第1の立体編物は、第1の通気度を有し、
    前記第2の立体編物は、前記第1の通気度とは異なる第2の通気度を有し、
    前記支持板は、少なくとも板厚方向に通気性を有し、前記第1の立体編物と前記第2の立体編物の間に空気層を形成する
    ことを特徴とする吸音体。
  2. 前記支持板は、平面視において、稠密に二次元配置された複数の円形開口を有することを特徴とする請求項1に記載の吸音体。
  3. 前記支持板は、平面視において、稠密に二次元配置された複数の波形開口を有することを特徴とする請求項1に記載の吸音体。
  4. 前記支持板が、板紙から形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の吸音体。
  5. 前記第1の通気度が20〜30cm/cm/secであり、前記第2の通気度が10〜20cm/cm/secであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の吸音体。
  6. 前記第1及び前記第2の立体編物の厚さが、10〜20mmであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の吸音体。
  7. 前記支持板の厚さが、30〜50mmであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の吸音体。
  8. 前記吸音体が、鉛直方向と略平行となるように配置されて使用されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の吸音体。
  9. 前記吸音体が、少なくとも300〜10000Hzの音域に吸収帯域を有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の吸音体。
  10. 前記吸音体が、少なくとも250〜1000Hzの音域の残響を抑制することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の吸音体。

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