JP2020002765A - 作業台用ブリッジ、作業台システムおよび運搬方法 - Google Patents

作業台用ブリッジ、作業台システムおよび運搬方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業台を容易に運搬できるようにすることを目的とする。【解決手段】作業台用ブリッジ200は、作業台100に架け渡される作業台用ブリッジ200であって、作業台100を積載可能な本体部210と、床面を走行する走行部230と、を有することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、作業台用ブリッジ、作業台システムおよび運搬方法に関する。
従来から、高所作業を行うための作業台が知られている。特許文献1には、長辺部同士が対向するように複数の作業台を並設し、隣接する作業台の足場板間にブリッジ足場板を介設することで作業エリアを拡大させる技術が開示されている。
特開2012−122279号公報
特許文献1に開示されるように作業エリアを拡大するには複数の作業台やブリッジ足場板が用いられる。工事の進行によって足場の位置を移し替える、いわゆる盛り替えを行う場合、作業台やブリッジ足場板を移動させる必要がある。このとき、移動させる距離が長かったり、異なるフロアに移動させたりする場合には、作業者が作業台やブリッジ足場板を持って運搬するのは困難であり、作業台やブリッジ足場板を運搬するための運搬台車が必要になる。しかしながら、新たに運搬台車を調達しなければならず、作業台を容易に運搬することができないという問題がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、作業台を容易に運搬できるようにすることを目的とする。
本発明の作業台用ブリッジは、作業台に架け渡される作業台用ブリッジであって、前記作業台を積載可能な本体部と、床面を走行する走行部と、を有することを特徴とする。
本発明の作業台システムは、作業台と、前記業台に架け渡される作業台用ブリッジとを有する作業台システムであって、前記作業台用ブリッジは、前記作業台を積載可能な本体部と、床面を走行する走行部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、作業台を容易に運搬することができる。
第1の実施形態の作業台システムの構成の一例を示す斜視図である。 作業台システムの構成の一例を示す正面図である。 作業台の構成の一例を示す正面図である。 作業台の脚部を折り畳んだ閉脚状態の一例を示す図である。 作業台用ブリッジの構成の一例を示す平面図である。 作業台用ブリッジの構成の一例を示す正面図である。 作業台用ブリッジの構成の一例を示す底面図である。 作業台用ブリッジに作業台を積載した状態の一例を示す正面図である。 隣接する作業台の脚部同士をベルトで連結させた状態を示す斜視図である。 第2の実施形態の作業台システムの構成の一例を示す斜視図である。 第3の実施形態の作業台用ブリッジの構成の一例を示す底面図である。 作業台用ブリッジの構成の一例を示す断面図である。 第4の実施形態の作業台システムの構成の一例を示す斜視図である。 作業台の構成の一例を示す図である。 走行部なしブリッジの構成の一例を示す図である。 浮き防止機構の構成の一例を示す図である。 走行部ありブリッジの構成の一例を示す図である。
以下、本実施形態に係る作業台システム、作業台および作業台用ブリッジについて図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、作業台システム10の構成の一例を示す斜視図である。図2は、作業台システム10の構成の一例を示す正面図である。なお、説明を容易にするために、各図には必要に応じて、前側をFr、後側をRr、右側をR、左側をLとして示している。
本実施形態の作業台システム10は、複数(例えば2つ)の作業台100(100a,100b)、作業台用ブリッジ(本実施形態ではブリッジという)200等を備えている。
作業台100aと作業台100bとは、それぞれ同じ向きに設置されている。また、作業台100aと作業台100bとは一定の距離を空けて離れている。本実施形態の作業台100は、床面から後述する天板部110までが例えば略1000mm〜略1500mmの高さであるものを想定している。
一方、ブリッジ200は、作業台100aの短手側の端部と作業台100bの短手側の端部との間に架け渡して配置される。ブリッジ200はいわゆる足場として機能する。ブリッジ200と床面との間にはブリッジ200を支持する部材は存在せず、作業台100a、100bがブリッジ200を支持する。
本実施形態の作業台システム10は、作業台100a、ブリッジ200および作業台100bが長手方向に沿って直線状になるように隙間なく配置されることで、作業現場として例えば廊下等の細長い通路等の高所作業を行うのに適した構成である。
次に、作業台100およびブリッジ200の具体的な構成について説明する。
まず、作業台100の構成について説明する。なお、作業台100aと作業台100bとは同一の構成であるために、作業台100aと作業台100bとを区別することなく説明する。
図3は、作業台100の構成の一例を示す正面図である。
作業台100は、天板部110と、脚部130と、回動部150と、走行部180とを有する。
天板部110は、高所作業を行う作業者の足場としての役割を担う。天板部110は、上側から見て前後方向に長い略矩形状である。本実施形態では、天板部110の前後方向(長手方向)が例えば略1500mmの長さであり、左右方向(短手方向)が例えば略1000mmの長さである。ただし、天板部110は、前後方向と左右方向との長さが略等しくてもよい。天板部110は、作業面となる表面に、ブリッジ200の後述する突起213と同様の複数の突起を有する。また、天板部110は、表面であって外周縁に近接した位置に連結バー114を有する(後述する図14を参照)。また、天板部110は、表面であって外周縁に近接した位置に、ブリッジ200の後述する連結孔218と同様の複数の連結孔118を有する(後述する図14を参照)。連結孔118は、天板部110の短手側の外周縁および長手側の外周縁のそれぞれに位置する。連結孔118は、ブリッジ200の後述する連結ピン221あるいは隣接する他の作業台100の連結バー114と連結するための孔である。
脚部130は、天板部110の荷重を支持したり、天板部110で作業する作業者の荷重を支持したりする役割を担う。また、脚部130は、天板部110の下側で連結され、天板部110に対して回動可能である。脚部130が回動することで、脚部130が天板部110と重なり合うようにして折り畳まれる。具体的に、脚部130は4本の脚部材131a〜131dを有する。なお、図3では、脚部材131b、131dはそれぞれ脚部材131a、131cによって隠れるために図示されていない。脚部材131a〜131dは、それぞれ天板部110の4隅に近接した位置から床面に向かって延びる。
また、脚部材131aと脚部材131bとの間、および、脚部材131cと脚部材131dとの間には、水平方向に沿って横架部材137が架け渡される。横架部材137が脚部材131aと脚部材131bとの間、および、脚部材131cと脚部材131dとの間に架け渡されることで、脚部材131aと脚部材131bが一つのユニット、すなわち第1の脚体とし、脚部材131cと脚部材131dとが一つのユニット、すなわち第2の脚体として構成される。したがって、脚部130が天板部110に対して回動する場合には、脚部材131aと脚部材131bとが一体で回動し、脚部材131cと脚部材131dとが一体で回動する。なお、脚部材131aおよび脚部材131bの外側には、当接部材138が設けられる。当接部材138は脚部130を折り畳み、他の作業台100を積み重ねるときに他の作業台100と当接する部位である。
また、脚部材131aと脚部材131b、および、脚部材131cと脚部材131dは、高さ方向に段階的に伸縮することができる。すなわち、図3に示す二点鎖線で示すように、天板部110の高さを段階的に調整することができる。
また、本実施形態の作業台100は、開脚状態で脚部130が完全に鉛直方向に延出しているのではなく、安定性を向上させるために鉛直方向に対して傾斜している。すなわち、図3に示すように作業台100を左右方向に沿って見たときに、一対の脚体は上端から下端に向かうしたがって、互いに離れるように傾斜している。
回動部150は、脚部130を天板部110に対して回動させる役割を担う。脚部130が回動部150を介して天板部110に対して回動することで、脚部130が下側に向かって延びる開脚姿勢と、脚部130が天板部110に重なり合って折り畳まれる閉脚姿勢とに変化する。具体的には、回動部150は4つの回動体151a〜151dを有する。なお、図3では、回動体151b、151dはそれぞれ回動体151a、151cによって隠れるために図示されていない。回動体151a〜151dは、それぞれ脚部材131a〜131dと天板部110との間に配置される。
ここで、図3に示すように、回動体151a、151bの回動支点P1は、回動体151c、151dの回動支点P2よりも上側、すなわち天板部110側にオフセットして位置する。
走行部180は、天板部110および脚部130を支持しながら作業台100を任意の位置に移動させる役割を担う。走行部180は、脚部130の下側に連結される。具体的には、走行部180は4つのキャスター181a〜181dを有する。なお、図3では、キャスター181b、181dはそれぞれキャスター181a、181cによって隠れるために図示されていない。キャスター181a〜181dは、それぞれ脚部材131a〜131dの下端に旋回可能に連結される。また、キャスター181a〜181dは、それぞれ作業者の操作に応じて車輪の回転を固定することができるストッパ付キャスターである。作業者は高所作業を行う場合には、走行部180のキャスター181a〜181dのペダルを操作して車輪の回転を固定させることで、作業台100が移動せずに安全に高所作業を行うことができる。
図4は、天板部110に対して脚部130を回動部150を介して折り畳んだ閉脚状態を示す図である。脚部130を折り畳む場合には天板部110を床面に接地するようにして折り畳む。脚部130が折り畳まれた状態では、下側から天板部110、脚部材131a、脚部材131cの順に重なり合う。ここでは、脚部材131aの回動支点P1が、脚部材131cの回動支点P2よりも天板部110側に位置するようにオフセットされていることから、脚部材131aおよび脚部材131cは、天板部110と平行になる位置まで折り畳まれる。したがって、折り畳まれた作業台100の厚みをコンパクトにすることができる。
次に、ブリッジ200について説明する。
本実施形態のブリッジ200は、走行部230を有し、単に高所作業を行うための足場となるだけではなく、作業台100を積載する運搬台車として機能する。
図5は、ブリッジ200の構成の一例を示す平面図である。図6は、ブリッジ200の構成の一例を示す正面図である。図7は、ブリッジ200の構成の一例を示す底面図である。
ブリッジ200は、本体部210と、走行部230とを有する。
本体部210は、高所作業を行う作業者の足場としての役割を担う。また、本体部210は、ブリッジ200を運搬台車として機能させる場合に作業台100を積載するときの積載部としての役割を担う。図5に示すように、本体部210は、上側から見て前後方向に長い略矩形状である。本実施形態では、本体部210の前後方向(長手方向)が例えば略1500mmの長さであり、左右方向(短手方向)が例えば略1000mmの長さである。本実施形態では、ブリッジ200の本体部210の大きさと、作業台100の天板部110の大きさとは略同一である。ただし、本体部210の大きさと天板部110の大きさとは、略同一である場合に限られず、本体部210の大きさが天板部110の大きさよりも大きくてもよい。また、本体部210は、前後方向と左右方向との長さが略等しくてもよい。
本体部210は、複数の長尺状の部材が連結して構成される。具体的に、本体部210は、前後方向に沿って長い複数(例えば4本)の長手部材211a〜211dを左右に並べて連結し、前後から短手部材212aと短手部材212bとで挟み込みボルトやリベット(ブラインドリベットを含む)を用いて固定される。長手部材211a〜211dおよび短手部材212a、212bは、例えば、アルミニウム合金製であり、押し出し成形することによって形成される。また、長手部材211a〜211d、短手部材212a、短手部材212bは例えばシルバー色等の金属色である。
本体部210は、作業面となる表面に滑り止めとしての複数の突起213を有する。突起213は間隔を空けて本体部210の全面に亘って形成される。突起213は上側に向かって円形に突出し、中央に孔を有する。
また、本体部210は、外周縁に近接した位置に複数の連結孔218を有する。連結孔218は作業台100の連結バーと連結するための孔である。連結孔218は、長手部材211aおよび長手部材211dにそれぞれ例えば6つ、短手部材212aおよび短手部材212bにそれぞれ例えば4つ形成される。なお、本実施形態の連結孔218は、本体部210に形成した開口孔に筒部材を配置することで構成される。筒部材は、本体部210の表面とは異なる色(例えば赤色)が付されている。
また、本体部210は、作業台100と連結する側の端部に連結ピン221を有する。具体的には、連結ピン221は、短手部材212aの両端に2つ、短手部材212bの両端に2つ設けられる。連結ピン221は、短手部材212aから後側に向かって延出する板状のブラケット222および短手部材212bから前側に向かって延出する板状のブラケット222に取り付けられる。連結ピン221はブラケット222の下面から下側に向かって突出する。連結ピン221をそれぞれ作業台100の連結孔に上側から挿入することにより、ブリッジ200と作業台100とが連結される。ここで、連結ピン221およびブラケット222は、連結部の一例に対応する。
走行部230は、ブリッジ200を運搬台車として機能させる場合に本体部210および積荷の荷重を支持しながら床面を走行する役割を担う。図7に示すように、走行部230は、本体部210の下側であって、4隅に配置される複数(4つ)のキャスター231a〜231dを有する。
キャスター231a〜231dはそれぞれ取付板232を介して本体部210の下側に取り付けられる。キャスター231a〜231dは、鉛直方向に沿った旋回軸Oの軸線回りに旋回可能である。図7では、後述する車輪233が前後方向を向いた状態であるが、車輪233が旋回軸Oの軸線回りに旋回することで、ブリッジ200は前側に限られず、前後左右を含め任意の方向に走行することができる。
本実施形態では、キャスター231aの旋回軸Oとキャスター231bの旋回軸Oとの間の距離、および、キャスター231cの旋回軸Oとキャスター231dの旋回軸Oとの間の距離が例えば略780mmである。また、キャスター231aの旋回軸Oとキャスター231cの旋回軸Oとの間の距離、および、キャスター231bの旋回軸Oとキャスター231dの旋回軸Oとの間の距離が例えば略1330mmである。
キャスター231a〜231dは、作業者の操作に応じてブレーキを掛けたり、ブレーキを解除したりすることができるブレーキ付キャスターである。具体的には、キャスター231a〜231dは、車輪233と、支持部としてのフォーク部材234と、ブレーキペダル235を有する。フォーク部材234は、車輪233を回転可能に支持する。ブレーキペダル235は、フォーク部材234に対して上下方向に揺動可能である。ブレーキペダル235は、先端部に足で踏み込むための操作部236を有する。作業者がブレーキ時に操作部236を下側に踏み込むように操作することで、車輪233の外周面が押圧され、車輪233にブレーキが掛かる。なお、作業者は更に操作部236を踏み込むことで、車輪233はブレーキが掛かった状態に保持される。
なお、図5〜図7では、ブレーキが掛かっていない状態(ブレーキ解除時の状態)である。図5〜図7に示すように、ブリッジ200を走行させたときに後側となるキャスター231a、231bは、ブレーキペダル235の操作部236が短手部材212aの後端よりも後側に位置して露出している。
すなわち、操作部236は、ブレーキ解除時であって車輪233が前後方向を向いた状態では、平面視において本体部210の外縁から外側に離れて位置する。したがって、作業者はブレーキを掛ける必要がある場合には、容易に操作部236を踏み込むことができる。
また、操作部236は、ブレーキ解除時であって車輪233が前後方向を向いた状態では、平面視において連結ピン221およびブラケット222と重ならないように位置する。したがって、作業者はブレーキを掛ける必要がある場合には、連結ピン221およびブラケット222に干渉されることなく容易に操作部236を踏み込むことができる。
次に、作業者が高所作業を行うために、ブリッジ200を足場として機能させる場合について説明する。まず、作業者は2つの作業台100a、100bを離れた位置に設置する。このとき、作業台100aと作業台100bとの間隔をブリッジ200の前後方向の長さ程度に離した状態とする。
次に、作業者は作業台100aと作業台100bとの間にブリッジ200を架け渡す。具体的には、ブリッジ200の本体部210の連結ピン221をそれぞれ、作業台100aおよび作業台100bの被連結部としての連結孔に挿入する。したがって、図1および図2に示すように、ブリッジ200が作業台100aおよび作業台100bと連結され、作業台システム10として構成される。このとき、ブリッジ200の走行部230、すなわちキャスター231a〜231dは床面から上下方向に離れている。
特に、作業台100aと作業台100bのそれぞれの天板部110の高さが最も低くなるように、脚部材131a〜脚部材131dを伸縮された場合であっても、キャスター231a〜231dは床面から上下方向に離れている。したがって、ブリッジ200を足場として機能させている場合に、キャスター231a〜231dが接地してしまうことでキャスター231a〜231dに負荷が掛かることを防止できる。
このような作業台システム10では、作業領域を広く確保することができるので、異なる位置で高所作業をする場合に作業台100a、100bを移動させる必要がない。また、複数の作業者が同時に作業することができる。したがって、作業台システム10を用いて作業することで作業効率の向上を図ることができる。
次に、作業者が盛り替えを行うために、ブリッジ200を運搬台車として機能させる場合について説明する。まず、作業者は作業台100aおよび作業台100bに連結されたブリッジ200を取り外し、キャスター231a〜231dをそれぞれ床面に接地させる。
次に、作業者は作業台100aおよび作業台100bの脚部130をそれぞれ折り畳む。したがって、図4に示すように、作業台100aおよび作業台100bはそれぞれ下側から天板部110、脚部材131a、脚部材131cの順に重なり合う。
次に、作業者は作業台100aをブリッジ200の本体部210上に積載する。すなわち、本体部210の表面を、積荷を積載するための積載面として用いる。このとき、作業台100aの天板部110を下側、脚部130を上側にして、作業台100aの天板部110とブリッジ200の本体部210とが接するように積載する。
続いて、作業者は作業台100a上に積み重ねるように作業台100bを積載する。このとき、作業台100aと同様に、作業台100bの天板部110を下側、脚部130を上側にして、作業台100a上に積載する。なお、下側の作業台100aには当接部材138が設けられていることから、上側である作業台100bを積み重ねたときに当接部材138と接することで作業台100bを安定して積み重ねることができる。
図8は、作業台100aおよび作業台100bをブリッジ200に積載した状態を示す図である。作業者は荷崩れを防止するために、ブリッジ200の本体部210に積載した作業台100aおよび作業台100bを、可撓性のある結束部材としてのベルト240によって本体部210に結束する。ブリッジ200は2つの作業台100aおよび100bを積載する場合に限らず、図8の二点鎖線に示すように、3つ以上の作業台を積載してもよい。なお、図8では、二点鎖線で示すようにキャスター231aの操作部236が踏み込まれることで、ブリッジ200が不用意に移動せずに、ブレーキが掛かった状態に保持することができる。
このように、ブリッジ200を運搬台車として機能させることで、盛り替えを行う場合であっても新たに運搬台車を調達する必要がなく、容易に作業台100を運搬することができる。
図9は、作業台100a、100bをブリッジ200の本体部210に結束するために用いたベルト240を、作業台システム10にも用いる場合の斜視図である。
図9に示すように、ベルト240はブリッジ200が架け渡された作業台100aと作業台100bのそれぞれ脚部130同士を連結する。作業者は作業台100aの横架部材137と作業台100bの横架部材137との間にベルト240を環状に巻き付ける。このとき、ベルト240を巻き付ける横架部材137は、それぞれ同じ高さであって、なるだけ低い位置であることが好ましい。
次に、作業者はベルト240の長さ調整部241を用いてベルト240の長さを短くするように調整する。したがって、作業台100aの脚部130と作業台100bの脚部130との間の距離が短くなる方向に付勢された状態で、作業台100aと作業台100bとが連結される。このように、ブリッジ200が架け渡された作業台100a、100bの脚部130同士をベルト240で連結することで、仮に作業者が何れかのキャスター181a〜181dのペダルを操作し忘れ車輪が固定していない状態で高所作業をした場合であっても作業台100a、100bが意図せずに移動してしまうことを抑制できる。
このように、ベルト240はブリッジ200を運搬台車として機能させるときには積荷を本体部210に結束させるために用い、ブリッジ200を足場として機能させるときには作業台100a、100bの脚部130同士を連結させるために用いることで、ベルト240を有効に利用することができる。
なお、本実施形態では、結束部材としてベルト240を用いる場合について説明したが、長尺状の部材であれば、その他の部材であってもよい。
また、本実施形態では、ベルト240を作業台100aの横架部材137と作業台100bの横架部材137との間をそれぞれ折り返すことで環状に巻き付ける場合について説明した。しかしながら、折り返さずに単にベルト240の一端を作業台100aの脚部130に連結し、ベルト240の他端を作業台100bの脚部130に連結してもよい。また、作業台100a、100bの脚部材同士をベルト240で連結してもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態の作業台システム10は、作業現場として廊下等の細長い通路等の高所作業を行うのに適した構成について説明した。本実施形態では、作業現場として広いフロア等の高所作業を行うのに適した構成について説明する。
図10は、作業台システム20の構成の一例を示す図である。本実施形態の作業台システム20は、複数(例えば4つ)の作業台100(100a〜100d)、走行部ありブリッジ200(200a、200b)、走行部なしブリッジ300(300a〜300i)を備えている。
作業台100a〜100dは第1の実施形態の作業台100と同様の構成である。また、走行部ありブリッジ200a、200bは第1の実施形態のブリッジ200と同様の構成である。すなわち、走行部ありブリッジ200a、200bは、作業台100a〜100dを積載する運搬台車としても機能する。一方、走行部なしブリッジ300a〜300iは走行部を備えていない。すなわち、走行部なしブリッジ300a〜300iは、単に足場として機能するのみであって、作業台100a〜100dを積載する運搬台車として機能することはない。
なお、走行部ありブリッジ200a、200bは、作業者に運搬台車として機能することが識別できるように、走行部ありブリッジ200a、200bの本体部210の一部を、走行部なしブリッジ300a〜300iの本体部310の色と異なる色にしてもよい。例えば、走行部ありブリッジ200a、200bの長手部材211a〜211d、短手部材212aおよび短手部材212bの少なくとも一つをゴールド色等とし、走行部なしブリッジ300a〜300iの外周部の色をシルバー色等にすることができる。
作業台100a〜100dは、それぞれ同じ向きに離れて設置されている。走行部ありブリッジ200aは作業台100aの短手側の端部と作業台100bの短手側の端部に架け渡して配置される。また、走行部ありブリッジ200bは作業台100cの短手側の端部と作業台100dの短手側の端部に架け渡して配置される。
走行部なしブリッジ300a〜300cは、作業台100aの長手側の端部と作業台100cの長手側の端部に架け渡して配置される。また、走行部なしブリッジ300d〜300fは、走行部ありブリッジ200aの長手側の端部と走行部ありブリッジ200bの長手側の端部に架け渡して配置される。また、走行部なしブリッジ300g〜300iは、作業台100bの長手側の端部と作業台100dの長手側の端部に架け渡して配置される。
本実施形態の作業台システム20は、作業台100a〜100d、走行部ありブリッジ200a、200b、走行部なしブリッジ300a〜300dによって広く隙間なく配置されることで、作業現場として例えばフロア等の広い空間に適した構成である。ここでは、作業台100aが第1の作業台の一例に対応し、作業台100bが第2の作業台の一例に対応し、作業台100cが第3の作業台の一例に対応する。また、走行部ありブリッジ200aは第1の作業台用ブリッジの一例に対応し、走行部なしブリッジ300aは第2の作業台用ブリッジの一例に対応する。
走行部なしブリッジ300a〜300iは、それぞれ同一の構成である。走行部なしブリッジ300は、略板状の本体部310を有する。本体部310は、例えば、アルミニウム合金製であり、押し出し成形することによって形成される。また、本体部310は、全体が例えばシルバー色等の金属色である。本体部310は、前後方向(短手方向)が例えば略500mmの長さであり、左右方向(長手方向)が例えば略1500mmの長さである。ここで、作業台100の天板部110および走行部ありブリッジ200の本体部210が、第1の実施形態と同様の大きさであるとすると、作業台100の天板部110は長手側の端部および走行部ありブリッジ200の長手側の端部には、3つの走行部なしブリッジ300を並列して連結できる。
次に、作業者が盛り替えを行うために、ブリッジ200a、200bを運搬台車として機能させる場合について説明する。まず、作業者は走行部ありブリッジ200a、200bおよび走行部なしブリッジ300a〜300iを取り外し、走行部ありブリッジ200a、200bの走行部230をそれぞれ床面に接地させる。
次に、作業者は作業台100a〜100dの脚部130をそれぞれ折り畳み、走行部ありブリッジ200aに積載する。また、作業者は、走行部なしブリッジ300a〜300iを走行部ありブリッジ200bに積載する。このとき、走行部なしブリッジ300a〜300iは略板状であり、本体部310から上側および下側に向かってから突出する部材がないことから、積載したときの高さを低くすることができる。
なお、走行部なしブリッジ300a〜300iを走行部ありブリッジ200bに積載する場合には、走行部なしブリッジ300a〜300iの長手方向と、走行部ありブリッジ200bの長手方向とを一致させた状態にする。このとき、走行部なしブリッジ300a〜300iの短手方向の長さは、走行部ありブリッジ200bの短手方向の長さよりも短いことから、走行部なしブリッジ300a〜300iが、走行部ありブリッジ200bの本体部210の両側からはみ出さずに積載することができる。また、走行部なしブリッジ300a〜300iの短手方向の長さは、キャスター231aの旋回軸Oとキャスター231bの旋回軸Oとの間の距離よりも短い。したがって、走行部なしブリッジ300a〜300iを隣り合う旋回軸Oの間に積載できることから、走行部なしブリッジ300a〜300iがキャスター231a〜231dから受ける振動を抑制することができる。
このように、ブリッジ200a、200bを運搬台車として機能させることで、盛り替えを行う場合であっても新たに運搬台車を調達する必要がなく、容易に作業台100a〜100d、および、走行部なしブリッジ300a〜300iを運搬することができる。
また、走行部なしブリッジ300a〜300iはキャスターを備えておらず、略板状であることから、走行部なしブリッジ300a〜300iを嵩張らないように積み重ねることができる。
なお、作業台システム20は、2つの走行部ありブリッジ200a、200bを有する場合について説明したが、ブリッジ200a、200bのうち1つは走行部なしにしてもよい。すなわち、同じ大きさの本体部210を有するブリッジ200a、200bにおいて、走行部ありと走行部なしが混在していてもよい。この場合、走行部ありブリッジ200aの本体部210の一部を、走行部なしありブリッジ200bの本体部210の色と異なる色にしてもよい。例えば、走行部ありブリッジ200aの長手部材211a〜211d、短手部材212aおよび短手部材212bの少なくとも一つをゴールド色等とし、走行部なしブリッジ200bの長手部材211a〜211d、短手部材212aおよび短手部材212bの色をシルバー色等にしてもよい。
また、作業台システム20のうち走行部なしブリッジ300a〜300iは、本体部310の左右方向(長手方向)が例えば略1500mmの長さである場合について説明したが、略500mm、略1000mm、略2000mm、略2500mm等の長さであってもよい。また、本体部の前後方向(短手方向)が例えば略500mmの長さである場合について説明したが、略750mm、略1500mm等の長さであってもよい。
また、本実施形態において脚部130同士をベルト240で連結するには、例えば、作業台100a、100cの脚部材同士、作業台100b、100dの脚部材同士を連結してもよい。
(第3の実施形態)
本実施形態では、ブリッジ200の本体部210が浮き防止機構としての浮き防止部材250を有する。浮き防止部材250は、ブリッジ200を作業台100に連結させたときにブリッジ200が作業台100から浮き上ることを防止する。
図11は、本実施形態に係るブリッジ200の構成の一例を示す底面図である。図12は、ブリッジ200のうち、浮き防止部材250が位置する部分を切断して左右方向から見た断面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成は適宜、説明を省略する。
ブリッジ200は、作業台100と連結する側の端部にブラケット260を介してそれぞれ複数(例えば2つ)の浮き防止部材250が左右方向に離れて設けられる。また、浮き防止部材250はそれぞれ、キャスター231aの旋回軸Oとキャスター231cの旋回軸Oとを繋ぐ線よりも右側(左右方向における本体部210の中央側)に位置し、キャスター231bの旋回軸Oとキャスター231dの旋回軸Oとを繋ぐ線よりも左側(左右方向における本体部210の中央側)に位置する。また、浮き防止部材250は、短手方向に隣接する連結ピン221同士を繋ぐ線よりも本体部210の中央側に位置する。
図12に示すように、浮き防止部材250は、ガイド軸251、当接部材252、バネ部材253を有する。
ガイド軸251は、ブラケット260の下面から下側に突出し、当接部材252の上下方向の移動をガイドする。
当接部材252は上片252aと下片252bを有し、略コ字状に形成される。上片252aは略板状であり、ガイド軸251が挿通される。下片252bは略板状であり、ブリッジ200の本体部210の下面および作業台100の天板部110の下面に当接可能な当接部として機能する。
バネ部材253はガイド軸251の下端と当接部材252の上片252aとの間に配置され、当接部材252を上側、すなわちブラケット260側に付勢する。
図12(a)、(b)は、当接部材252をガイド軸251の軸回りに90度回転させる前後の状態を示している。ここで、当接部材252の下片252bの幅をW(図12(a)参照)として、幅Wに直交する長さをS(図12(b)参照)とする。幅Wはブリッジ200の本体部210の下面の外側端から天板部110の下面の外側端までの距離L1よりも短く、長さSは距離L1よりも長い。
一方、作業台100の天板部110の外周端には板状の側部111を有し、側部111には板状の下部112が接続され、略L字状に形成される。本実施形態では、側部111および下部112の長手方向の一部であって、ブリッジ200が連結されたときに浮き防止部材250と近接する位置に、側部111および下部112を欠落させた切欠部(凹部)113を有する。切欠部113は凹状であり、当接部材252の下片252bが係合する。なお、切欠部113は、側部111または下部112の何れかに有していてもよい。
次に、当接部材252によりブリッジ200の浮き上りを防止する作用について説明する。
まず、図12(a)の状態から、作業者は連結ピン221をそれぞれ作業台100の連結孔118に上側から挿入することにより、ブリッジ200を作業台100に連結させる。
次に、図12(b)に示すように、作業者は当接部材252をバネ部材253の付勢力に抗して引っ張ると共にガイド軸251の軸回りに90度回転させ、その後に当接部材252の引っ張りを解除する。したがって、当接部材252のうち下片252bが天板部110の下側とブリッジ200の下側とに跨った状態で当接される。このような状態でブリッジ200に対して上側に浮き上るような力が掛かったとしても、下片252bが天板部110の下側に当接していることからブリッジ200の浮き上りを防止することができる。
また、本実施形態の下片252bは、天板部110の下側に当接したときに、天板部110の切欠部113内に下側から入り込み係合する。したがって、例えば、高所作業によってブリッジ200に振動が生じ、振動が当接部材252に伝達されたとしても当接部材252が振動によって回転して切欠部113内から離脱することがなく、当接部材252と天板部110との当接が解除されることを防止することができる。
なお、浮き防止部材250は本体部210のうち作業台100と連結する側の端部にそれぞれ2つある場合について説明したが、この場合に限られず、一つまたは3以上あってもよい。
(第4の実施形態)
本実施形態の作業台システム30では、第2の実施形態の作業台システム20と同様に、広いフロア等の高所作業を行うのに適した構成である。
図13は、作業台システム30の構成の一例を示す図である。本実施形態の作業台システム30は、複数(例えば6つ)の作業台400(400a〜400f)、走行部なしブリッジ500(500a、500b)、走行部ありブリッジ600を備えている。ここでは、作業台400bが第1の作業台の一例に対応し、作業台400eが第2の作業台の一例に対応し、作業台400aが第3の作業台の一例に対応し、作業台400dが第4の作業台の一例に対応する。また、走行部ありブリッジ600は第1の作業台用ブリッジの一例に対応し、走行部なしブリッジ500aは第2の作業台用ブリッジの一例に対応する。
なお、6つの作業台400a〜400fはそれぞれ同様の構成であり、区別する必要がない場合には以下では単に作業台400という。また、走行部なしブリッジ500a、500bはそれぞれ同様の構成であり、区別する必要がない場合には走行部なしブリッジ500という。
次に、作業台400の構成について図14を参照して説明する。図14は、作業台400の構成の一例を示す平面図、正面図、側面図である。なお、第1の実施形態の作業台100と同様の構成は、同一符号を付して説明を省略する。
作業台400は、天板部110と、脚部130と、回動部150と、走行部180と、補助接地部190とを有する。
補助接地部190は、天板部110の外周縁に上側から力が掛かったときに、作業台400の傾倒を防止するアウトリガーの役割を担う。ここで、補助接地部190は、上側から見て天板部110の外周縁からはみ出して配置される。
具体的には、補助接地部190は4つの補助脚部材191a〜191dを有する。補助脚部材191a〜191dは、それぞれ脚部材131a〜131dに取り付けられる。
補助脚部材191a〜191dは、それぞれ脚部材131a〜131dに対して回動可能であって、上側から見て天板部110の外周縁からはみ出す第1の状態と、天板部110の外周縁からはみ出さない第2の状態とに遷移する。第1の状態は、補助脚部材191a〜191dがそれぞれ脚部材131a〜131dから床面に向かって斜めに延出した状態である。なお、第1の状態では、補助脚部材191a〜191dは床面に接しておらず床面から離れた状態に保持される。一方、第2の状態は、図14の側面図の二点鎖線で示すように、補助脚部材191a〜191dがそれぞれ脚部材131a〜131dに対して略平行になるように、鉛直方向に延出した状態である。なお、第2の状態では、補助脚部材191a〜191dは、正面から見てそれぞれ脚部材131a〜131dと重なり合うように配置される。
補助脚部材191a〜191dを第1の状態にすることで、天板部110の外周縁に上側から力が掛かった場合であっても、補助脚部材191a〜191dが床面に接地することにより作業台400が傾倒するのを防止する。また、補助脚部材191a〜191dを第2の状態にすることで、補助脚部材191a〜191dが邪魔にならずに作業台400を移動させたり、嵩張らずにコンパクトに保管したりすることができる。
なお、補助脚部材191a〜191dは、脚部材131a〜131dと異なる色であって、ゴールド色や蛍光色などの周囲が暗くても目立つ色が付されている。
次に、走行部なしブリッジ500の構成について図15を参照して説明する。図15は、走行部なしブリッジ500の構成の一例を示す平面図、正面図、側面図である。
走行部なしブリッジ500は、左右方向に離れて配置された作業台400の天板部110に架け渡される。
走行部なしブリッジ500は、本体部510、浮き防止機構530を有する。
本体部510は、平面視で、前後方向に長い略矩形状である。本実施形態では、本体部510の前後方向(長手方向)の長さが例えば略1500mmであり、左右方向(短手方向)の長さが例えば略1000mmである。走行部なしブリッジ500の本体部510の大きさと、作業台400の天板部110の大きさとは略同一である。ただし、本体部510の大きさは、天板部110の大きさと略同一である場合に限られない。また、本体部510は、前後方向と左右方向との長さが略等しくてもよい。
本体部510は、作業面となる表面に滑り止め用の複数の突起を有する(なお、図13では突起を省略して図示している)。また、本体部510は、外周縁の4隅に作業台400の連結バー114が挿入される連結孔520を有する。また、本体部510は、外周縁に近接した位置であって長手側の端部および短手側の端部に、補助手摺部を取り付けるための複数の手摺用孔を有する。
また、本体部510は、作業台400と連結する側である長手側の端部に連結ピン521と、当接部523とを有する。
連結ピン521は、長手側の端部のそれぞれ両端に設けられる。連結ピン521は、本体部510の長手側の端部からそれぞれ右側および左側に向かって延出する板状のブラケット522に取り付けられる。連結ピン521はブラケット522の下面から下側に向かって突出する。連結ピン521をそれぞれ作業台400の連結孔118に上側から挿入することにより、作業台400と連結される。ここで、連結ピン521は、連結部の一例に対応する。
当接部523は、長手側の端部のそれぞれ略中央に設けられる。当接部523は、本体部510の長手側の端部の略中央からそれぞれ右側および左側に向かって略水平に延出する板状である。走行部なしブリッジ500を作業台400に架け渡すことで、当接部523が作業台400の天板部110の上面に当接する。
浮き防止機構530は、走行部なしブリッジ500を作業台400に架け渡すときに作業台400の天板部110と係合して、天板部110に対して走行部なしブリッジ500の浮き上がりを防止するための機構である。浮き防止機構530は、本体部510の下側であって、本体部510の短手側の端部にそれぞれに近接して設けられる。すなわち、浮き防止機構530は、1台の走行部なしブリッジ500に対して2つ設けられ、それぞれ略同一の構成である。
図16は、走行部なしブリッジ500を前側から見た図であり、浮き防止機構530の構成の一例を示す図である。図16(a)は走行部なしブリッジ500を作業台400に架け渡す前の状態を示し、図16(b)は走行部なしブリッジ500を作業台400に架け渡した後の状態を示している。
浮き防止機構530は、ストッパ部材531と、付勢部材534と、ガイド部材535とを有するユニットが左右方向における中心線Cに対して略左右対称に一対で構成される。ここでは、一方のユニットについて説明するが、他方のユニットも同様の構成である。
ストッパ部材531は、隣接する作業台400の天板部110の下側に位置することで天板部110と係合し、天板部110の下側から離れることで係合が解除される部材である。ストッパ部材531は、例えば、鉄製であって、略バー状である。ストッパ部材531は、例えばシルバー色等の金属色である。ストッパ部材531は、本体部510の下側で左右方向に沿って配置される。また、ストッパ部材531は、本体部510の下端に結合された複数のガイド部材535にガイドされることで左右方向に摺動可能である。
ストッパ部材531は、係合部532と、レバー部533とを有する。係合部532は、ストッパ部材531の先端に位置する。レバー部533は、係合部532の反対側であって本体部510の左右方向の略中央に近接して位置する。レバー部533は、左右方向に対して略直交する方向に延びている。ストッパ部材531は、係合部532とレバー部533との間に配置された付勢部材534によって係合部532が本体部510の端部から突出する方向に常に付勢される。付勢部材534は例えばコイルスプリングであって、ストッパ部材531の中間位置と、ガイド部材535との間に配置される。レバー部533は、作業者が付勢部材534の付勢に抗して、ストッパ部材531を左右方向に摺動させ、係合部532を本体部510から突出させないように操作を行う部位である。ここで、レバー部533は、例えば合成樹脂製の操作レバーによって外周を覆うことでカバーされる。操作レバーは、ストッパ部材531とは異なる色が付されている。
なお、浮き防止機構530は1台の走行部なしブリッジ500に対して1つだけ設けられていてもよい。また、浮き防止機構530は、一対のユニットで構成されずに単一のユニットで構成されていてもよい。また、浮き防止機構530は、本体部510内に設けられ、レバー部533が本体部510から露出し、係合部532が本体部510から突出したり没入したりするように構成してもよい。なお、ストッパ部材531は、レバー部533の長手方向が本体部510の上面と平行になるように回動可能である。
次に、走行部ありブリッジ600の構成について図17を参照して説明する。図17は、走行部ありブリッジ600の構成の一例を示す平面図、正面図、側面図である。なお、第1の実施形態のブリッジ200と同様の構成は、同一符号を付して説明を省略する。
走行部ありブリッジ600は、本体部610と、走行部230とを有する。
本体部610は、平面視で、前後方向に長い略矩形状である。本実施形態では、本体部610の前後方向(長手方向)の長さが例えば略1500mmであり、左右方向(短手方向)の長さが例えば略1000mmである。作業台400の天板部110の大きさと、走行部なしブリッジ500の本体部510の大きさと、走行部ありブリッジ600の本体部610の大きさとは略同一である。ただし、本体部610の大きさは、天板部110および本体部210の大きさと略同一である場合に限られない。また、本体部610は、前後方向と左右方向との長さが略等しくてもよい。
本体部610は、作業台400と連結する側である長手側の端部に連結ピン621と、当接部623とを有する。
連結ピン621は、長手側の端部のそれぞれ両端に設けられる。連結ピン621は、本体部610の長手側の端部からそれぞれ右側および左側に向かって延出する板状のブラケット622に取り付けられる。連結ピン621はブラケット622の下面から下側に向かって突出する。連結ピン621をそれぞれ作業台400の連結孔118に上側から挿入することにより、作業台400と連結される。ここで、連結ピン621は、連結部の一例に対応する。
当接部623は、長手側の端部のそれぞれ略中央に設けられる。当接部623は、本体部610の長手側の端部の略中央からそれぞれ右側および左側に向かって略水平に延出する板状である。走行部ありブリッジ600を作業台400に架け渡すことで、当接部623が作業台400の天板部110の上面に当接する。
なお、走行部ありブリッジ600は、浮き防止機構530を有していてもよい。この場合、浮き防止機構530は走行部230と干渉しないように、本体部610内に配置することが好ましい。
次に、上述した作業台システム30の組み立て方法について説明する。なお、第1の実施形態と同様の内容は適宜、省略する。
まず、作業者は前後方向に沿って、作業台400a〜400cと、作業台400d〜400fとをそれぞれ直列に配置する。このとき、作業者は、作業台400a〜400cと、作業台400d〜400fとを左右方向に所定の間隔で離して配置する。また、作業者は、連結バー114を隣接する作業台400の連結孔118に連結する。
次に、作業者は左右方向に一定の間隔で離して配置した作業台400a〜400cと、作業台400d〜400fとの間に走行部なしブリッジ500、走行部ありブリッジ600を架け渡す。具体的には、作業者は作業台400aと作業台400dとの間に走行部なしブリッジ500aを架け渡し、作業台400cと作業台400fとの間に走行部なしブリッジ500bを架け渡す。また、作業者は、作業台400bと作業台400eとの間に走行部ありブリッジ600を架け渡す。
ここで、走行部なしブリッジ500を離れた作業台400の間に架け渡す場合について図16(a)、(b)を参照して説明する。
作業者は、走行部なしブリッジ500を作業台400に架け渡すときに、レバー部533を付勢部材534の付勢に抗して操作して、左右方向にストッパ部材531を摺動させる。したがって、図16(a)に示すように、ストッパ部材531の係合部532が本体部510から突出しない方向、すなわち本体部510側に没入する方向に摺動する。このとき、2つのレバー部533が本体部510の左右方向の中央で隣り合って位置することから、作業者は2つのレバー部533を片手で握るような操作をすることで、一対のストッパ部材531を一度に摺動させることができる。
次に、作業者は、ストッパ部材531の係合部532を本体部510側に没入させたまま、走行部なしブリッジ500を作業台400に架け渡す。このとき、連結ピン521が作業台400の連結孔118に挿入され、当接部523が作業台400の天板部110の上面に当接する。また、作業者は、ブリッジ500を作業台400に架け渡した後、レバー部533から手を離す。したがって、図16(b)に示すように、ストッパ部材531は付勢部材534の付勢によって、係合部532が本体部510から突出する方向に摺動する。係合部532が突出することで、係合部532は隣接する作業台400の天板部110の下側に位置して、天板部110と係合する。なお、浮き防止機構530は1台のブリッジ500に対して2つ設けられていることから、作業者は他方の浮き防止機構530についても同様の方法で係合部532を天板部110に係合させる。
次に、走行部ありブリッジ600を離れた作業台400bと作業台400eとの間に架け渡す場合について説明する。なお、走行部ありブリッジ600が、浮き防止機構530を有する場合には、走行部なしブリッジ500を作業台400の間に架け渡す場合と同様な方法で架け渡すことができる。走行部ありブリッジ600が、浮き防止機構530を有さない場合には、作業者は、走行部ありブリッジ600を作業台400に架け渡すことで、連結ピン621が作業台400の連結孔118に挿入され、当接部623が作業台400の天板部110の上面に当接する。
なお、走行部ありブリッジ600を配置する位置は、走行部なしブリッジ500aと走行部なしブリッジ500bの間である場合に限られず、前後方向の最も前側すなわち作業台100cと作業台100fとの間に配置してもよく、最も後側すなわち作業台100aと作業台100dとの間に配置してもよい。すなわち、走行部ありブリッジ600と、走行部なしブリッジ500aあるいは走行部なしブリッジ500bとは、入れ替え可能である。
また、走行部ありブリッジ600を配置する位置を、走行部なしブリッジ500aと走行部なしブリッジ500bの間に配置する場合には、第2の実施形態の浮き防止機構を設けてもよい。この場合には、走行部ありブリッジ600は、走行部なしブリッジ500aおよび走行部なしブリッジ500bに対して浮き上がりを防止できる。
次に、図13に示すように、作業者は、作業台400の補助接地部190、具体的には補助脚部材191a〜191dを第2の状態から第1の状態に遷移させる。なお、作業者は作業性を考慮して、少なくとも作業台400a〜400fの各補助脚部材191a〜191dのうち、外側に位置する補助脚部材191a〜191dを第2の状態から第1の状態に遷移させる。具体的には、作業台400aの補助脚部材191a、191b、191cと、作業台400bの補助脚部材191a、191cと、作業台400cの補助脚部材191a、191c、191dと、作業台400dの補助脚部材191a、191b、191dと、作業台400eの補助脚部材191b、191dと、作業台400fの補助脚部材191b、191c、191dと、を第1の状態に遷移させる。
次に、作業者が盛り替えを行うために、走行部ありブリッジ600を運搬台車として機能させる場合について説明する。まず、作業者は走行部なしブリッジ500a、500b、走行部ありブリッジ600を取り外し、走行部ありブリッジ600の走行部230を床面に接地させる。また、ストッパ部材531は、レバー部533の長手方向が本体部510の上面と平行になるように回動させることで、レバー部533を本体部510の下面から突出させないようにすることができる。
次に、作業者は作業台400a〜400fの脚部130をそれぞれ折り畳み、走行部ありブリッジ600に積載する。また、作業者は、走行部なしブリッジ500a、500bを走行部ありブリッジ600に積載する。
このように、走行部ありブリッジ600を運搬台車として機能させることで、盛り替えを行う場合であっても新たに運搬台車を調達する必要がなく、容易に作業台100a〜100f、および、走行部なしブリッジ500a、500bを運搬することができる。
また、走行部なしブリッジ500a、500bはキャスターを備えておらず、略板状であることから、走行部なしブリッジ500a、500bを嵩張らないように積み重ねることができる。
なお、本実施形態では、作業台システム30が、6つの作業台400a〜400f、2つの走行部なしブリッジ500a、500b、一つの走行部ありブリッジ600を有する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、作業台400bに代えて、第1の実施形態の2つの走行部ありブリッジ200を用いてもよい。すなわち、2つの走行部ありブリッジ200を長手方向が平行になるように並列にした状態で作業台400aと作業台400cとの間に架け渡してもよい。また、この場合、2つの走行部ありブリッジ200は一体にして単一のブリッジとしてもよい。同様に、作業台400eに代えて、第1の実施形態の2つの走行部ありブリッジ200を用いてもよい。すなわち、2つの走行部ありブリッジ200を長手方向が平行になるように並列にした状態で作業台400dと作業台400fとの間に架け渡してもよい。また、この場合、2つの走行部ありブリッジ200は一体にして単一のブリッジとしてもよい。
以上、本発明を上述した実施形態により説明したが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能であり、各実施形態に組み合せてもよい。
上述した作業台システム10、20、30では、必要に応じて補助手摺部を作業台100、400やブリッジ200、300、走行部なしブリッジ500、走行部ありブリッジ600に取り付けてもよい。例えば、作業台100、400、ブリッジ200、300、走行部なしブリッジ500、走行部ありブリッジ600により構成される全体の作業足場のうち外周縁に補助手摺部を取り付け、補助手摺部で作業領域を取り囲むことで、作業者は安全に作業を行うことができる。
上述した作業台システム10、20、30では、作業現場として細長い通路や広いフロアを例にして説明したが、更に作業台100、ブリッジ200、300、走行部なしブリッジ500、走行部ありブリッジ600の数を増減させたり、位置を変更したりすることで、作業現場の形状に応じた作業足場を形成することができる。例えば、作業現場に柱がある場合には、ブリッジ200、300、走行部なしブリッジ500、走行部ありブリッジ600の一部を取り外し、取り外した位置に柱を挿通させることで柱との干渉を防ぐことができる。
上述した作業台100、400では、脚部材131a〜131dが伸縮できる場合について説明したが、脚部材131a〜131dは伸縮できなくてもよい。
上述した作業台100、400は、閉脚姿勢では、天板部110、脚部材131a、脚部材131cの順に重なり合うように折り畳まれる場合について説明したが、この場合に限られず、例えば、脚部材131a〜131dの長さが短い場合や、天板部110が大きい場合には、脚部材131aおよび脚部材131cが互いに重なり合わずに、脚部材131aおよび脚部材131cが前後に隣接した状態で天板部110に直接、重なり合ってもよい。
上述したブリッジ200、走行部ありブリッジ600では、走行部230が4つのキャスター231a〜231dを有する場合について説明したが、この場合に限られず、5つ以上のキャスターを有していてもよい。特に、ブリッジ200、走行部ありブリッジ600の本体部210、610に多くの作業台100、400等を積載した場合に、本体部210、610の中央が下側へ撓んでしまうことを防止するために、図7に示す旋回軸O’の位置にそれぞれキャスターを追加して、6つのキャスターとしてもよい。
なお、本実施形態では、ブリッジ200、走行部ありブリッジ600が作業台100、400を積載可能な本体部210、610と、床面を走行する走行部230と、を有する場合について説明したが、この場合に限られず、課題等に応じて適宜、変更することが可能である。
また、第1〜第3の実施形態では、盛り替えを行う場合にブリッジ200、走行部ありブリッジ600の本体部210、610上に作業台100、400やブリッジ300、走行部なしブリッジ500を積載する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、作業台システム10、20、30を作業現場に出荷したり、出荷前に倉庫で保管したりする場合に、予めブリッジ200、走行部ありブリッジ600に作業台システム10、20、30の構成機材を積載した状態にしておいてもよい。このように、予めブリッジ200、走行部ありブリッジ600に作業台システム10、20、30の構成機材を積載しておくことで、倉庫から容易に出荷したり、倉庫内で保管場所を容易に変更したりすることができる。
また、作業台システム10、20、30を納品するために倉庫から貨物自動車に積むときの作業および納品先において貨物自動車から降した後の運搬が容易である。具体的には、作業者あるいは仮設資機材を販売あるいはレンタルする事業者は、倉庫から出荷した作業台システム10、20、30を積載したブリッジ200、走行部ありブリッジ600を貨物自動車まで移動させ、作業者、事業者あるいは貨物自動車の運転者は、ブリッジ200、走行部ありブリッジ600ごとフォークリフト等を用いて貨物自動車に積む。したがって、作業台システム10、20、30をパレットに載せ代えたり倉庫内までフォークリフトを移動させたりする作業を省略することができる。また、作業者あるいは貨物自動車の運転者は、作業台システム10、20、30を積載したブリッジ200、走行部ありブリッジ600を貨物自動車で搬送して、納品先でフォークリフト等を用いてブリッジ200、走行部ありブリッジ600ごと降ろす。このとき、納品先では作業台システム10、20、30をパレットに載せ代えたりする必要がなく、作業者、運転者あるいは受取り者はブリッジ200、走行部ありブリッジ600を直ぐに作業現場の保管場所あるいは使用場所まで移動させることができる。
10、20、30:作業台システム 100(100a〜100d):作業台 110:天板部 130:脚部 150:回動部 180:走行部 200(200a、200b):作業台用ブリッジ(走行部ありブリッジ) 210:本体部 230:走行部 231a〜231d:キャスター 240:ベルト(結束部材) 250:浮き防止部材 300(300a〜300i):作業台用ブリッジ(走行部なしブリッジ) 400:100(400a〜400f):作業台 500a、500b:走行部なしブリッジ 600:走行部ありブリッジ

Claims (16)

  1. 作業台に架け渡される作業台用ブリッジであって、
    前記作業台を積載可能な本体部と、床面を走行する走行部と、を有することを特徴とする作業台用ブリッジ。
  2. 前記走行部は、
    前記作業台用ブリッジが前記作業台に架け渡された状態では、床面と上下方向に離れていることを特徴とする請求項1に記載の作業台用ブリッジ。
  3. 前記走行部は、
    前記本体部の下側に取り付けられる複数のキャスターを有し、
    前記複数のキャスターは、ブレーキペダルを有することを特徴とする請求項1または2に記載の作業台用ブリッジ。
  4. 前記ブレーキペダルは、
    ブレーキ時に足で踏み込むための操作部を有し、
    前記操作部は、
    ブレーキ解除時であって車輪が前後方向を向いた状態を平面視で見たとき、前記本体部の外縁から外側に離れて位置することを特徴とする請求項3に記載の作業台用ブリッジ。
  5. 前記本体部は、
    前記作業台に架け渡された状態に連結するための連結部を有し、
    前記操作部は、
    ブレーキ解除時であって車輪が前後方向を向いた状態を平面視で見たとき、前記連結部と重なり合わないように位置することを特徴とする請求項4に記載の作業台用ブリッジ。
  6. 前記本体部は、
    前記作業台に前記作業台用ブリッジを架け渡した状態から前記作業台用ブリッジが前記作業台に対して浮き上るのを防止する浮き防止機構を有することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の作業台用ブリッジ。
  7. 作業台と、前記作業台に架け渡される作業台用ブリッジとを有する作業台システムであって、
    前記作業台用ブリッジは、
    前記作業台を積載可能な本体部と、床面を走行する走行部と、を有することを特徴とする作業台システム。
  8. 前記作業台は、脚部を有し、
    前記作業台用ブリッジが架け渡される2つの作業台は、それぞれ前記脚部同士が可撓性を有する長尺状の結束部材によって連結されることを特徴とする請求項7に記載の作業台システム。
  9. 前記結束部材は、
    前記本体部に積載された前記作業台を前記本体部に結束するために用いられることを特徴とする請求項8に記載の作業台システム。
  10. 少なくとも3つの作業台と、第1の作業台と第2の作業台との間に架け渡される第1の作業台用ブリッジと、前記第1の作業台と第3の作業台との間に架け渡される第2の作業台用ブリッジと、を有する作業台システムであって、
    前記第1の作業台用ブリッジは、
    前記作業台を積載可能な本体部と、前記本体部に取り付けられ床面を走行する走行部と、を有し、
    前記第2の作業台用ブリッジは、
    走行部が取り付けられていない本体部を有することを特徴とする作業台システム。
  11. 前記第2の作業台用ブリッジの本体部は、短手方向の長さが、前記第1の作業台用ブリッジの本体部の短手方向の長さよりも短いことを特徴とする請求項10に記載の作業台システム。
  12. 前記走行部は、
    前記本体部の下側に取り付けられる複数のキャスターを有し、
    前記複数のキャスターのうち前記本体部の短手方向に隣接する2つのキャスターの旋回軸の間の距離は、前記第2の作業台用ブリッジの本体部の短手方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項10または11に記載の作業台システム。
  13. 少なくとも4つの作業台と、第1の作業台と第2の作業台との間に架け渡される第1の作業台用ブリッジと、前記第3の作業台と第4の作業台との間に架け渡される第2の作業台用ブリッジと、を有する作業台システムであって、
    前記第1の作業台用ブリッジは、
    前記作業台を積載可能な本体部と、前記本体部に取り付けられ床面を走行する走行部と、を有し、
    前記第2の作業台用ブリッジは、
    走行部が取り付けられていない本体部を有することを特徴とする作業台システム。
  14. 前記第1の作業台用ブリッジと前記第2の作業台用ブリッジとは入れ替え可能であることを特徴とする請求項13に記載の作業台システム。
  15. 作業台と、前記作業台に連結される作業台用ブリッジとを有する作業台システムの運搬方法であって、
    前記作業台用ブリッジは、
    前記作業台を積載可能な本体部と、床面を走行する走行部と、を有し、
    前記作業台を前記作業台用ブリッジに積載した状態で運搬することを特徴とする作業台システムの運搬方法。
  16. 前記作業台を前記作業台用ブリッジに積載した状態で貨物自動車により搬送して降ろすことを特徴とする請求項15に記載の作業台システムの運搬方法。
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