JP2020002747A - ロールスクリーン及びその組付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】窓枠の側枠部とヘッドボックスの側部の間の隙間にクッションゴムを押込むことなく、光漏れ阻止部材という比較的簡単な形状の部品の追加で、上記隙間を確実に塞ぐ。【解決手段】ロールスクリーン10は、四角形状の窓枠11の上枠部11aに取付けられるヘッドボックス12と、ヘッドボックスに回転可能に収容された巻取パイプ13と、巻取パイプに繰出し可能に巻取られるスクリーン14と、窓枠の両側枠部11b,11bに取付けられ巻取パイプから繰出されたスクリーンの両側部を案内する一対のガイドレール16,16とを備える。ヘッドボックスの背面に光漏れ阻止部材19が貼付される。光漏れ阻止部材は、プラスチック板又は金属板により形成されヘッドボックスの背面に貼付される保持板19aと、保持板の先端縁に嵌着され窓枠の側枠部に向って突設され先端面が窓枠の側枠部の内面に弾性変形して密着可能なサイドクッション部材19bとを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、四角形状の窓枠の上枠部に取付けられたヘッドボックスの両側部と窓枠の両側枠部との間の隙間を塞ぐための光漏れ阻止部材が設けられたロールスクリーンと、このロールスクリーンを窓枠に組付ける方法に関するものである。
従来、外縁部を有するスクリーンと、スクリーンを巻取り及び送出す巻取パイプと、巻取パイプから送出された外縁部を案内方向に案内する案内レールと、巻取パイプの周方向に沿った曲面である抑制面と、おのおのが互いに対向し案内方向に沿った2つの案内面とを備えたロールスクリーンが開示されている(例えば、特許文献1(請求項1、段落[0017]、[0020]、[0024]〜[0026]、図1〜図4)参照。)。このロールスクリーンでは、巻取パイプがレールベースにより回転可能に支持されかつロールケースに収容される。このロールケースは、左右方向に延びるフレームと、フレームの左端部に設けられる左サイドブラケットと、フレームの右端部に設けられる右サイドブラケットと、左サイドブラケットから左の案内レールまで延びる左ベースキャップと、右サイドブラケットから右の案内レールまで延びる右ベースキャップとを有する。また、フレームの取付面には、ブラケット取付部に係合する取付ブラケットと干渉しない位置に、遮光クッション取付部が設けられ、この遮光クッション取付部には遮光クッションが取付けられる。更に、遮光クッションはダンパと同様の弾性を有する部材からなり、その先端部は枠体に向けて取付ブラケットより上方に突出して設けられる。
このように構成されたロールスクリーンでは、ロールケースが取付ブラケットを介して枠体に取付けられたとき、遮光クッションは、その先端部が枠体に当接しつつ弾性変形されて、枠体とフレームの取付面との間に生じる隙間を封止する。これにより、ロールケースと枠体との間において、取付ブラケットによってフレームと枠体との間に生じる隙間を通じて屋外から屋内に日射が差し込むことが抑えられる。
特開2016−205011号公報
しかし、上記従来の特許文献1に示されたロールスクリーンでは、遮光クッションによりロールケースと上側の枠体との隙間は塞ぐことはできるけれども、ロールスクリーンと左右の枠体との間に隙間が発生して、この隙間から光が漏れてしまうため、クッションゴム等を押込んで光漏れを防止しており、ロールスクリーンの組付工数が増大する不具合があった。なお、上記従来の特許文献1の明細書の段落[0064]には、フレーム、左右サイドブラケット及び左右ベースキャップは、その表面に他の材料が積層されていてもよく、積層は貼付け、塗装、蒸着などによって行われてもよいと記載されている。しかし、左右サイドブラケットや左右ベースキャップに上記積層を行うと、ロールケースと左右の枠体との間の隙間は小さくなるけれども、隙間を完全に塞ぐことは難しく、この隙間から光が漏れてしまう場合があった。
本発明の第1の目的は、窓枠の両側枠部とヘッドボックスの両側部との間の隙間にクッションゴム等を押込むことなく、光漏れ阻止部材という比較的簡単な形状の部品の追加で、上記隙間を確実に塞ぐことができる、ロールスクリーンを提供することにある。本発明の第2の目的は、窓枠の両側枠部とヘッドボックスの両側部との間の隙間にクッションゴム等を押込むという煩わしい作業を行うことなく、極めて簡単な作業で上記隙間を確実に塞ぐことができる、ロールスクリーンの組付方法を提供することにある。本発明の第3の目的は、光漏れ阻止部材をヘッドボックスの背面に貼付するときに、この光漏れ阻止部材の位置合わせを容易に行うことができる、ロールスクリーン及びその組付方法を提供することにある。本発明の第4の目的は、ヘッドボックスの支持プレートを金属プレート本体とプラスチックカバー体とにより形成するか、或いはプラスチックにより形成しても、ヘッドボックスの両側部から光が透過するのを確実に防止できるとともに、極めて小さい隙間を通った光がプラスチック部分の表面を反射しながら伝わって漏れるのを確実に防止できる、ロールスクリーン及びその組付方法を提供することにある。
本発明の第1の観点は、図1、図3及び図4に示すように、四角形状の窓枠11の上枠部11aに取付けられるヘッドボックス12と、このヘッドボックス12に回転可能に収容された巻取パイプ13と、この巻取パイプ13に繰出し可能に巻取られるスクリーン14と、窓枠11の両側枠部11b,11bにそれぞれ取付けられ巻取パイプ13から繰出されたスクリーン14の両側部を案内する一対のガイドレール16,16とを備えたロールスクリーン10において、ヘッドボックス12の背面に光漏れ阻止部材19が貼付され、この光漏れ阻止部材19が、プラスチック板又は金属板により形成されヘッドボックス12の背面に貼付される保持板19aと、保持板19aの先端縁に嵌着され窓枠11の側枠部11に向って突設され先端面が窓枠11の側枠部11bの内面に密着可能なサイドクッション部材19bとを有することを特徴とする。
本発明の第2の観点は、第1の観点に基づく発明であって、更に図1〜図4に示すように、ヘッドボックス12が、上枠部11aの長手方向に延びて設けられ上枠部11aに取付けられるカバー型セットバー12aと、このカバー型セットバー12aの両側部にそれぞれ取付けられ巻取パイプ13の両端を回転可能に支持する一対の支持プレート12d,12dとを有し、一対の支持プレート12d,12dが、金属製支持プレートの外面をプラスチック製被覆部材により被覆して形成されるか、或いはプラスチックのみで形成され、保持板19aが不透明のプラスチック板又は金属板により形成されかつその幅が支持プレート12dの幅より大きく形成されたことを特徴とする。
本発明の第3の観点は、図1、図3及び図4に示すように、スクリーン14を巻取った巻取ドラム13が回転可能に収容されたヘッドボックス12を窓枠11の上枠部11aに取付ける工程と、この窓枠11の両側枠部11b,11bに巻取パイプ13から繰出されるスクリーン14の両側部を案内する一対のガイドレール16,16を取付ける工程と、プラスチック板又は金属板により形成された保持板19aと保持板19aの先端縁に嵌着されたサイドクッション部材19bとを有する光漏れ阻止部材19をヘッドボックス12の背面両側部に貼付する工程とを含むロールスクリーン10の組付方法であって、光漏れ阻止部材19をヘッドボックス12の背面両側部に貼付するときに、サイドクッション部材19bを窓枠11の側枠部11bの内面に押付けて密着させることを特徴とする。
本発明の第4の観点は、第3の観点に基づく発明であって、更に図1〜図4に示すように、ヘッドボックスが、上枠部の長手方向に延びて設けられ上枠部に取付けられるカバー型セットバーと、このカバー型セットバーの両側部にそれぞれ取付けられ巻取パイプの両端を回転可能に支持する一対の支持プレートとを有し、一対の支持プレートを、金属製支持プレートの外面をプラスチック製被覆部材により被覆して形成するか、或いはプラスチックのみで形成し、保持板を不透明のプラスチック板又は金属板により形成しかつその幅を支持プレートの幅より大きく形成したことを特徴とする。
本発明の第1の観点のロールスクリーンでは、ヘッドボックスを窓枠の上枠部に取付けると、ヘッドボックスの両側部と窓枠の両側枠部との間に隙間が発生するけれども、光漏れ阻止部材のサイドクッション部材の先端面を窓枠の側枠部の内面に密着させた状態で保持板をヘッドボックスの背面に貼付すると、上記隙間がサイドクッション部材により塞がれる。この結果、上記隙間にクッションゴム等を押込むという手間が掛かって組付工数が増大する従来のロールスクリーンと比較して、本発明では、上記隙間にクッションゴム等を押込む必要がなく、光漏れ阻止部材という比較的簡単な形状の部品の追加で、上記隙間を確実に塞ぐことができる。また、光漏れ阻止部材の保持板の先端縁にサイドクッション部材を嵌着したので、即ちサイドクッション部材が保持板の先端面とこの先端面に連なる先端近傍の両面にわたって被覆しているので、光漏れ阻止部材を側枠部に圧接しながらヘッドボックスの背面に貼付する際に、光漏れ阻止部材がヘッドボックスの意図しない位置に貼付されることがなく、光漏れ阻止部材の位置合わせを容易に行うことができる。
ヘッドボックスの支持プレートを、金属製支持プレートの外面をプラスチック製被覆部材により被覆して形成するか、或いはプラスチックにより形成した場合、上記プラスチック部分が半透明であると、光がプラスチック部分を透過してしまい、また極めて小さい隙間があると、この極めて小さい隙間を通った光がプラスチック部分の表面を反射しながら伝わって漏れてしまうおそれがある。
そこで、本発明の第2の観点のロールスクリーン又は本発明の第4の観点のロールスクリーンの組付方法では、保持板を不透明のプラスチック板又は金属板により形成しかつその幅を支持プレートの幅より大きく形成したので、光漏れ阻止部材の保持板により、半透明のプラスチック部分を透過しようとする光や、極めて小さい隙間に進入しようとする光が遮断される。この結果、光が半透明のプラスチック部分を透過するのを確実に防止できるとともに、光が極めて小さい隙間を通りプラスチック部分の表面を反射しながら伝わって漏れるのを確実に防止できる。
本発明の第3の観点のロールスクリーンの組付方法では、ヘッドボックスを窓枠の上枠部に取付けると、ヘッドボックスの両側部と窓枠の両側枠部との間に隙間が発生するけれども、光漏れ阻止部材をヘッドボックスの背面両側部に貼付するときに、サイドクッション部材を窓枠の側枠部の内面に押付けて密着させるので、上記隙間がサイドクッション部材により塞がれる。この結果、上記隙間にクッションゴム等を押込むという手間が掛かって組付工数が増大する従来のロールスクリーンと比較して、本発明では、上記隙間にクッションゴム等を押込むという煩わしい作業を行うことなく、極めて簡単な作業で上記隙間を確実に塞ぐことができる。また、光漏れ阻止部材の保持板の先端縁にサイドクッション部材を嵌着したので、即ちサイドクッション部材が保持板の先端面とこの先端面に連なる先端近傍の両面にわたって被覆しているので、光漏れ阻止部材を側枠部に圧接しながらヘッドボックスの背面に貼付する際に、光漏れ阻止部材がヘッドボックスの意図しない位置に貼付されることがなく、光漏れ阻止部材の位置合わせを容易に行うことができる。
本発明実施形態のロールスクリーンに光漏れ阻止部材を取付けた状態を示す図6のA−A線断面図である。 そのロールスクリーンに光漏れ阻止部材を取付ける前の状態を示す図1に対応する断面図である。 (a)はロールスクリーンのヘッドボックスに光漏れ阻止部材を取付ける前の状態を示す要部斜視図であり、(b)はそのヘッドボックスに光漏れ阻止部材を取付けた後の状態を示す要部斜視図である。 (a)は図2のB−B線断面図であり、(b)は図1のC−C線断面図である。 図6のD−D線断面図である。 図5のE−E線断面図である。
次に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1及び図5に示すように、ロールスクリーン10は、四角形状の窓枠11の上枠部11aに取付けられるヘッドボックス12と、このヘッドボックス12に回転可能に収容された巻取パイプ13と、この巻取パイプ13に繰出し可能に巻取られるスクリーン14と、窓枠11の両側枠部11b,11bにそれぞれ取付けられた一対のガイドレール16,16とを備える。ヘッドボックス12は、この実施の形態では、上枠部11bの長手方向に延びて設けられ天板12b及び背面板12cの一体成形によりアングル状に形成されたカバー型セットバー12aと、このカバー型セットバー12aの両側部にそれぞれ取付けられた一対の支持プレート12d,12dと、カバー型セットバー12の前面を閉止する前面カバー体12eとを有する(図3〜図5)。カバー型セットバー12aは、アルミ合金等の金属製セットバーの外面を、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)や塩化ビニル等のプラスチック製被覆部材により被覆して形成されるか、或いはABSや塩化ビニル等のプラスチックのみで形成される。また、カバー型セットバー12aの天板12bはビス(図示せず)により上枠部11a下面に取付けられる。
一対の支持プレート12d,12dは、巻取パイプ13の両端を回転可能に支持し、カバー型セットバー12aの両端にビス12fによりそれぞれ取付けられる(図2、図3及び図6)。また、支持プレート12dは、この実施の形態では、図示しないが、アルミ合金等の金属製支持プレートの外面を、ABSやポリカーボネート等のプラスチック製被覆部材により被覆して形成されるか、或いはABSやポリカーボネート等のプラスチックのみで形成される。更に、ヘッドボックス12の上面の略中央には、ヘッドボックス12の長手方向に延びるアッパクッション部材17が貼付される(図4)。このアッパクッション部材17は、弾性変形可能な発泡ゴムにより形成される。
一対のガイドレール16,16は、横断面略コ字状にそれぞれ形成され、窓枠11の両側枠部11b,11bの内面にビス(図示せず)によりそれぞれ取付けられる(図1、図2及び図6)。一対のガイドレール16,16と窓枠11の両側枠部11b,11bとの間にはレール用クッション部材(図示せず)が介装されることが好ましい。また、ガイドレール16は、アルミ合金等の金属製ガイドレールの外面を、ABSや塩化ビニル等のプラスチック製被覆部材により被覆して形成されるか、或いはプラスチックのみで形成される。更に、一対のガイドレール16,16は、巻取パイプ13から繰出されたスクリーン14の両側部を一対のガイドレール16,16に沿って移動するように案内する機能を有する。なお、スクリーン14の下端にはボトムレール18が取付けられ、このボトムレール18の両側部は一対のガイドレール16,16に沿って移動可能に構成される。
前面カバー体は、アルミ合金等の金属製カバー体の外面を、ABSや塩化ビニル等のプラスチック製被覆部材により被覆して形成されるか、或いはプラスチックのみで形成される(図4及び図5)。また、ヘッドボックスの下面にはスクリーンが通過する開口部(図示せず)が形成され。
一方、ヘッドボックス12の背面の両側部には、一対の光漏れ阻止部材19がそれぞれ貼付される(図1、図3、図4及び図6)。光漏れ阻止部材19は、プラスチック板又は金属板により形成された保持板19aと、保持板19aの先端縁に嵌着されたサイドクッション部材19bとを有する。保持板19aは、この実施の形態では、不透明のポリプロピレンや塩化ビニル等のプラスチック製の板又はアルミ合金等の金属製の板により四角形状に形成される。また、保持板19aの幅は支持プレート12dの幅より大きく形成される。保持板19aの高さは、ヘッドボックス12の背面板12cの高さと同一か或いは背面板12cの高さより僅かに高く形成される。更に、図示しないが、保持板19aの両面のうち一方の面には、両面粘着テープが貼付されるか或いは粘着剤が塗布される。
サイドクッション部材19bは、この実施の形態では、弾性変形可能な発泡ゴムにより形成される(図1、図3、図4及び図6)。また、サイドクッション部材19bは、保持板19aの先端縁を被覆するように保持板19aに貼付される。具体的には、サイドクッション部材19bは、保持板19aの先端面とこの先端面に連なる先端近傍の両面にわたって両面粘着テープ又は粘着剤により貼付される。更に、サイドクッション部材19bは、窓枠11の側枠部11bに向って突設され、その先端面が側枠部11bの内面に密着可能に構成される。
一方、巻取パイプ13には、スクリーン14を巻取パイプ13に巻取る方向に巻取パイプ13を回転させるための付勢力が蓄えられた巻取ばね(図示せず)が内蔵される(図1、図2及び図5)。また、巻取パイプ13の一端には、スクリーン14を繰出し又は巻取るために操作される操作チェーン21が設けられる(図5及び図6)。更に、操作チェーン21と巻取パイプ13との間には回転伝達切換装置(図示せず)が設けられる。この回転伝達切換装置は、操作チェーン21によるスクリーン14の繰出し操作時のみ巻取パイプ13を作動させることが可能であり、スクリーン14を把持して繰出す方向への巻取パイプ13の回転を阻止する機能を有する。
このように構成されたロールスクリーン10の組付方法を説明する。予め、工場で仮組立てされたヘッドボックス12の天板12bを窓枠11の上枠部11aにビスで取付ける。このとき、ヘッドボックス12の上面と窓枠11の上枠部11aとの間の隙間は、アッパクッション部材17により塞がれるので、ヘッドボックス12の上面と窓枠11の上枠部11aとの間から光漏れが発生することはないけれども、ヘッドボックス12の両側面と窓枠11の両側枠部11b,11bとの間には隙間22,22(図2及び図4)があり、この隙間22から光漏れが発生している。次いで、一対のガイドレール16,16を窓枠11の両側枠部11b,11bにそれぞれ取付ける。このとき、一対のガイドレール16,16と窓枠11の両側枠部11b,11bとの間の隙間はレール用クッション部材により塞がれるので、一対のガイドレール16,16と窓枠11の両側枠部11b、11bとの間から光漏れが発生することはない。次に、スクリーン14を巻取った巻取パイプ13をヘッドボックス12に組込んだ後に、ヘッドボックス12の前面カバー体12eをカバー型セットバー12aの前面に取付ける。
更に、一対の光漏れ阻止部材19,19のうちの一方の光漏れ阻止部材19のサイドクッション部材19bを窓枠11の一方の側枠部11b内面に押付けて密着させ、この状態で光漏れ阻止部材19の保持板19aをヘッドボックス12の背面板12cに貼付した後に、他方の光漏れ阻止部材19のサイドクッション部材19bを窓枠11の他方の側枠部11b内面に押付けて密着させ、この状態で光漏れ阻止部材19の保持板19aをヘッドボックス12の背面板12cに貼付する(図1、図3(b)、図4(b)及び図6)。これにより、ヘッドボックス12の両側面と窓枠11の両側枠部11b,11bとの間の隙間22,22が一対の光漏れ阻止部材19,19によりそれぞれ塞がれる。この結果、上記隙間22,22にクッションゴム等を押込むという煩わしい作業を行うことなく、上述のような極めて簡単な作業で上記隙間22,22(図2及び図4)を確実に塞ぐことができる。また、光漏れ阻止部材19の保持板19aの先端縁にサイドクッション部材19bを嵌着したので、即ちサイドクッション部材19bが保持板19aの先端面とこの先端面に連なる先端近傍の両面にわたって被覆しているので、光漏れ阻止部材19を窓枠11の側枠部11bに圧接しながらヘッドボックス12の背面板12cに貼付する際に、光漏れ阻止部材19がヘッドボックス12の意図しない位置に貼付されることがなく、光漏れ阻止部材19の位置合わせを容易に行うことができる。
一方、この実施の形態では、ヘッドボックス12の支持プレート12dを、金属製支持プレートの外面をプラスチック製被覆部材により被覆して形成するか、或いはプラスチックにより形成しているため、上記プラスチック部分が半透明であると、光がプラスチック部分を透過してしまう場合があり、また極めて小さい隙間があると、この極めて小さい隙間を通った光がプラスチック部分の表面を反射しながら伝わって漏れてしまうおそれがある。更に、光漏れ阻止部材が硬質であると、この光漏れ阻止部材と窓枠の側枠部との間に極めて小さい隙間が発生して、この極めて小さい隙間から光が漏れるおそれもある。しかし、保持板19aを不透明のプラスチック板又は金属板により形成しかつその幅を支持プレートの幅より大きく形成したので、光漏れ阻止部材19の保持板19aにより、半透明のプラスチック部分を透過しようとする光や、極めて小さい隙間に進入しようとする光が遮断される。また、光漏れ阻止部材19の保持板19aに嵌着されたサイドクッション部材19b窓枠11の側枠部11bの内面に密着可能に形成されているため、サイドクッション部材19bが窓枠11の側枠部11bとの極めて小さい隙間からの光漏れを遮断する。この結果、光が半透明のプラスチック部分を透過するのを確実に防止できるとともに、光が極めて小さい隙間を通りプラスチック部分の表面を反射しながら伝わって漏れるのを確実に防止できる。
なお、上記実施の形態では、支持プレートを、金属プレート本体とこの金属プレート本体の外面を被覆するプラスチックカバー体とにより形成するか、或いはプラスチックのみで形成したが、支持プレートを、アルミ合金や亜鉛合金等の金属のみで形成してもよい。また、上記実施の形態では、サイドクッション部材を弾性変形可能な発泡ゴムにより形成したが、サイドクッション部材を、柔軟性のある軟質ヒレ部材、柔軟性のある軟質シート、或いは一方の面に起毛(繊維を毛羽立たせること)が施されたシート等により形成してもよい。
10 ロールスクリーン
11 窓枠
11a 上枠部
11b 側枠部
12 巻取パイプ
12a カバー型セットバー
12d 支持プレート
13 巻取パイプ
14 スクリーン
16 ガイドレール
19 光漏れ阻止部材
19a 保持板
19b サイドクッション部材

Claims (4)

  1. 四角形状の窓枠の上枠部に取付けられるヘッドボックスと、前記ヘッドボックスに回転可能に収容された巻取パイプと、前記巻取パイプに繰出し可能に巻取られるスクリーンと、前記窓枠の両側枠部にそれぞれ取付けられ前記巻取パイプから繰出された前記スクリーンの両側部を案内する一対のガイドレールとを備えたロールスクリーンにおいて、
    前記ヘッドボックスの背面に光漏れ阻止部材が貼付され、
    前記光漏れ阻止部材が、プラスチック板又は金属板により形成され前記ヘッドボックスの背面に貼付される保持板と、前記保持板の先端縁に嵌着され前記窓枠の側枠部に向って突設され先端面が前記窓枠の側枠部の内面に密着可能なサイドクッション部材とを有することを特徴とするロールスクリーン。
  2. 前記ヘッドボックスが、前記上枠部の長手方向に延びて設けられ前記上枠部に取付けられるカバー型セットバーと、このカバー型セットバーの両側部にそれぞれ取付けられ前記巻取パイプの両端を回転可能に支持する一対の支持プレートとを有し、
    前記一対の支持プレートが、金属製支持プレートの外面をプラスチック製被覆部材により被覆して形成されるか、或いはプラスチックのみで形成され、
    前記保持板が不透明のプラスチック板又は金属板により形成されかつその幅が前記支持プレートの幅より大きく形成された請求項1記載のロールスクリーン。
  3. スクリーンを巻取った巻取ドラムが回転可能に収容されたヘッドボックスを窓枠の上枠部に取付ける工程と、
    前記窓枠の両側枠部に前記巻取パイプから繰出される前記スクリーンの両側部を案内する一対のガイドレールを取付ける工程と、
    プラスチック板又は金属板により形成された保持板と前記保持板の先端縁に嵌着されたサイドクッション部材とを有する光漏れ阻止部材を前記ヘッドボックスの背面両側部に貼付する工程と
    を含むロールスクリーンの組付方法であって、
    前記光漏れ阻止部材を前記ヘッドボックスの背面両側部に貼付するときに、前記サイドクッション部材を前記窓枠の側枠部の内面に押付けて密着させることを特徴とするロールスクリーンの組付方法。
  4. 前記ヘッドボックスが、前記上枠部の長手方向に延びて設けられ前記上枠部に取付けられるカバー型セットバーと、このカバー型セットバーの両側部にそれぞれ取付けられ前記巻取パイプの両端を回転可能に支持する一対の支持プレートとを有し、
    前記一対の支持プレートを、金属製支持プレートの外面をプラスチック製被覆部材により被覆して形成するか、或いはプラスチックのみで形成し、
    前記保持板を不透明のプラスチック板又は金属板により形成しかつその幅を前記支持プレートの幅より大きく形成した請求項1記載のロールスクリーンの組付方法。
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