JP2020001915A - 物品集積装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】姿勢を安定させた状態で複数列・複数行に容器等の物品を高能力で集積する。【解決手段】物品集積装置10は、第1集積部14Aにおいて、容器Vを複数本密着させて各列の間隔を空けた状態で複数列に集積する。1次集積部14Aにおいて集積された各列の容器Vを第1移載装置により1次集積部14Aの下流の幅寄せコンベヤ22へ移載する。幅寄せコンベヤ22には、幅寄せコンベヤ22と同方向に移動可能に設けられた幅寄せプッシャ28と、これに対向して幅寄せコンベヤ22の下流側に位置する1列の容器14Aと当接する集積ガイドを配置する。幅寄せコンベヤ22へ移載された容器Vを、幅寄せコンベヤ22により各列の間隔を狭める方向に移動するとともに、幅寄せプッシャ28を幅寄せコンベヤ22の上流側に位置する1列の容器に係合させ、容器Vを幅寄せコンベヤ22の下流側に向けて押しやることによって容器Vの各列を密着させて集積する。【選択図】図1

Description

本発明は、物品を所定本数ごとに密着させて複数列・複数行に集積する集積装置に関する。
物品を所定本数ごとに密着させて複数列・複数行に集積する物品集積装置としては、例えば、供給コンベヤ上を間欠的に1列で搬送されてくる製品を、櫛歯状の整列ガイドの各溝列で受け、各溝列内において密着された製品の集積列を列横方向に配置される搬送テーブル上へと移送し、排出プッシャにより製品の各集積列を列横方向へ搬送テーブル上を滑らせて押しやり、互いに密着させる集積搬送装置が知られている(特許文献1参照)。
特許第5191780号公報
しかし、特許文献1の構成では、物品の大きさや形状により、物品の集積列をスライドさせて幅寄せする際、物品の姿勢が不安定となり姿勢を崩すという問題がある。例えば、物品が小型の楕円容器の場合、容器が転倒したり、向きが一様とならず、適正に集積できないという問題が発生する。特にこれらの問題は、物品集積装置をより高能力で運転する際に顕著となる。
本発明は、姿勢を安定させた状態で複数列・複数行に物品を高能力で集積可能な物品集積装置を提供することを課題としている。
本発明の第1の発明である物品集積装置は、物品を複数個密着させて各列の間隔を空けた状態で複数列に集積する第1集積手段と、前記第1集積手段によって集積された各列の物品を前記第1集積手段の下流へ移動させる移動手段と、前記移動手段によって移動されてきた物品を複数列複数行に密着させて集積する第2集積手段とを備えた物品集積装置において、前記第2集積手段は、各列の間隔を狭める方向に物品を移動するコンベヤと、前記コンベヤと同方向に移動可能に設けられ、一方の端に位置する1列の物品と係合して物品を他方の端に向けて押しやるプッシャと、前記プッシャと対向して配置され、前記他方の端に位置する1列の物品と当接するガイドとを備えたことを特徴としている。
本発明の第2の発明である物品集積装置は、前記ガイドが前記コンベヤと同方向に往復動可能に設けられ、前記プッシャが前記一方の端に位置する1列の物品と係合するのに合わせて、前記ガイドが前記他方の端に位置する1列の物品に当接するまで移動することを特徴としている。
本発明によれば、姿勢を安定させた状態で複数列・複数行に物品を高能力で集積可能な物品集積装置を提供することができる。
本実施形態の物品集積装置の配置を示す斜視図である。 物品集積装置の模式的な側面図である。 幅寄せコンベヤの側面図である。 物品集積装置における容器供給・移載動作の前半の流れを示す平面図である。 物品集積装置における容器供給・移載動作の後半の流れを示す平面図である。 物品集積装置における容器幅寄せ動作の前半の流れを示す平面図である。 物品集積装置における容器幅寄せ動作の後半の流れを示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態である物品集積装置の配置を示す斜視図であり、図2は、図1の物品集積装置の模式的な側面図である。また、図3は、図1、2に示される幅寄せコンベヤの模式的な側面図である。
本実施形態の物品集積装置10において複数列・複数行に集積される物品は容器V(例えば楕円形断面形状を呈する小型容器)であり、所定列数(M)、所定行数(N)の密着した状態に整列・集積され(図1ではM=6、N=5)、下流のケース搬送コンベヤ12上を搬送されるケースCに内に梱包される。容器Vは、M列(例えば6列)の搬送コンベヤ14上を各々搬送され、搬送コンベヤ14の下流部に設けられた1次集積部14Aにおいて、各列においてN個の容器Vが密着されたM個の集積列が形成される。
各搬送コンベヤ14において、容器Vはガイド14Gに沿って搬送され、後述するように、各搬送コンベヤ14の集積列は、各搬送コンベヤ14に設けられる第1、第2ストッパ16、18を利用して形成される。第1ストッパ16は、1次集積部14Aの下流側に設けられ、例えばロータリアクチュエータ16Aを介して垂直軸周りに回動され(図2参照)、搬送路上に係止部を突き出すことで容器Vの前縁に係合して搬送コンベヤ14による容器Vの移動を停止する。さらに、第1ストッパ16はエアシリンダ16Bによって容器Vの搬送方向に沿って移動可能に設けられており、容器Vの移動を停止させた後に搬送方向下流に移動することによって、第1ストッパ16によって停止される1番後ろの容器Vと第2ストッパ18によって停止される1番前の容器Vとの間隔をあけるようになっている。一方、第2ストッパ18は、1次集積部14Aよりも僅かに上流側に設けられ、各搬送コンベヤ14上において、エアシリンダ18A等を用いて同位置にある容器Vを両側から把持して搬送コンベヤ14による容器Vの移動を停止する。
N個の容器Vを単位とするM個の集積列は、その後、1次集積部14Aの上方に配置される第1移載装置20(図2参照)によって、その4方をガイドされて搬送コンベヤ14の各下流端に隣接する幅寄せコンベヤ22へと移載される(後述)。幅寄せコンベヤ22は、その搬送面が搬送コンベヤ14の搬送面と同じレベルに配置され、その搬送方向が搬送コンベヤ14の搬送方向に直交するように配置される。幅寄せコンベヤ22の搬送コンベヤ14とは反対側の側辺の上流側には、側辺に沿って固定された固定前ガイド24Aが設けられ、同側辺の下流側には、側辺沿って進退可能な可動前ガイド24Bが設けられる(後述)。なお、固定前ガイド24Aのコンベヤ幅方向の位置は、搬送容器の種類や大きさ、集積形態に合わせて調整可能である。
また、幅寄せコンベヤ22の搬送コンベヤ14側の側辺には、側辺に沿って昇降可能な後ガイド26が設けられる。後ガイド26は、エアシリンダ26Aにより、搬送コンベヤ14の下流端と幅寄せコンベヤ22の側辺の間に形成される隙間を通して昇降可能であり、搬送コンベヤ14から幅寄せコンベヤ22へと容器Vの集積列が移載される間は、搬送面下に退避される(図2参照)。集積列の幅寄せコンベヤ22への移載が完了すると、後ガイド26は搬送面高さよりも高い位置、例えば固定前ガイド24Aと略同じ高さまで上昇され、後述する集積列の幅寄せに工程において、容器Vを両側辺に沿ってガイドする。
幅寄せコンベヤ22の搬送面上には、板状の幅寄せプッシャ28が配置される。幅寄せプッシャ28は、幅寄せコンベヤ22の幅方向に延在し、幅寄せコンベヤ22の搬送方向に往復動可能であり、サーボモータ22Mにより走行される幅寄せコンベヤ22の搬送速度以上の速度で同搬送方向に移動可能である。幅寄せプッシャ28は、幅寄せコンベヤ22上の集積列の最も上流側の列の各容器Vに係合し、幅寄せコンベヤ22の搬送速度以上の速度で幅寄せコンベヤ22の搬送方向へ移動することで各集積列の幅寄せを行い、離間した状態で幅寄せコンベヤ22に移載された容器Vの集積列を幅寄せコンベヤ22の下流側に設けられた2次集積部22Aにおいて互いに密着させて集積する。
幅寄せコンベヤ22の下流側端部近くには、幅寄せコンベヤ22により搬送される容器Vの底部近くに係合して、その移動を規制する横ガイド25が幅方向に沿って設けられる。また、横ガイド25の上方には、横ガイド25に沿って、容器Vの側面に当接して集積列の転倒を防止する、幅寄せコンベヤ22の幅方向に延在する板状の集積ガイド30を配置可能である(図3参照)。後述するように集積ガイド30は、可動前ガイド24Bと一体的に幅寄せコンベヤ22の搬送方向に往復動可能であり、幅寄せプッシャ28により容器Vの集積列の幅寄せ(集積)が行われる際、横ガイド25の上方にガイド位置し、幅寄せコンベヤ22の下流側に位置する集積列の各容器Vに当接して幅寄せされる容器Vの転倒を防止する。
2次集積部22Aの上方には、第2移載装置32が配置される。第2移載装置32は、2次集積部22Aにおいて縦横に密着されたM列N行の容器Vを、例えば横ガイド25に沿った辺を除く3辺を押え部材32A、32B、32Cによって支持し、幅寄せコンベヤ22の側方に設けられた移載プレート34上へと移載する。なお、移載プレート34は、幅寄せコンベヤ22とケース搬送コンベヤ12の間を掛け渡すプレート部材である。
移載プレート34上には、縦横に集積されたM列、N行の容器Vをケース搬送コンベヤ12へと案内する一対のガイド34Gが設けられ、第2移載装置32により、移載プレート34上へ移載された縦横に集積された容器Vは、移載プレート34の上方に設けられる第3移載装置36によって、ケース搬送コンベヤ12上のケースC上へと移載される。第3移載装置36は、第2移載装置34と一体的に駆動され、押え部材36A、36Bにおより、縦横に集積されたM列、N行の容器Vを、ケース搬送コンベヤ12へ向けて移動する方向の前後に挟む形で容器Vを移送する。
次に図1〜図5を参照して、本実施形態の第1〜第3移載装置20、34、36の詳細な構成と、容器Vの供給・移載動作について説明する。なお、図4、図5は、容器供給・移載動作の前半および後半の流れを時系列に示す平面図である。
図4、図5では、幅寄せコンベヤ22に向けて並走する6つの搬送コンベヤ14の内、幅寄せコンベヤ22の下流側の4つの搬送コンベヤ14から容器Vが供給され、各搬送コンベヤ14において、3本の容器Vからなる集積列が形成されている。図4(a)では、第2ストッパ18は開かれた状態にあり、第1ストッパ16が、搬送コンベヤ14の搬送路を遮るように位置し、搬送コンベヤ14上をガイド14Gに沿って搬送されて来る先頭の容器Vの前縁に係合し、容器Vの列の移動を停止する。図4(b)では、第2ストッパ18が閉じられ、同位置の容器Vが第2ストッパ18により把持される。
その後、図4(c)に示されるように、第1ストッパ16が閉じられたままの状態(移動が制限された状態)で、エアシリンダ16Bによって第1ストッパ16が下流へ移動することにより、第2ストッパ18で把持される容器Vよりも下流側の3本の容器Vが、搬送コンベヤ14により下流側へエアシリンダ16Bのストローク分移動され、1次集積部14Aにおいて停止される。このとき、第2ストッパ18で把持される容器Vよりも上流側の容器Vは、第2ストッパ18によりその移動が停止されている。
図4(d)では、1次集積部14Aの上方に位置する第1移載装置20が、各搬送コンベヤ14上の集積列の4方を取り囲む4枚の押え部材20A、20B、20C、20Dを、昇降シリンダ等を用いた昇降機構38の駆動により下降する(図2参照)。押え部材20A、20B、および押え部材20C、20Dは、それぞれに互いに対向して配置され、エアシリンダ等のアクチュエータ40を駆動することにより互いに近接/離間することができる。離間状態(開かれた状態)では、押え部材20A、20B、20C、20Dは何れも1次集積部14Aにある集積列の容器Vに接触せず、近接状態(閉じられるた状態)において集積列の4方に当接し、容器Vの集積列を4方から支持する。
押え部材20A、20B、20C、20Dを下降する図4(d)において、押え部材20A、20B、20C、20Dは開かれており、図4(e)において、押え部材20A、20B、20C、20Dが閉じられる。略同時に、第2ストッパ18は閉じられた状態で、第1ストッパ16が開かれ、第1移載装置20の押え部材20A、20B、20C、20Dは一体的に、昇降機構38を支持する水平移動機構42(例えばサーボモータ42Aにより駆動されるボールねじ42Bにより構成される)により、搬送コンベヤ14の搬送方向に沿って幅寄せコンベヤ22上にまで移動可能である。すなわち、M個の集積列の4方を支持する押え部材20A、20B、20C、20Dを幅寄せコンベヤ22上へと移動することにより、図5(a)に示すように、容器Vの各集積列を幅寄せコンベヤ22上へと移載することができる。
第1移載装置20による搬送コンベヤ14から幅寄せコンベヤ22への集積列の移載が行われている間に、第2ストッパ18が開かれ、第1移載装置20の押え部材20A、20B、20C、20Dが第1ストッパ16よりも下流側に移動し、第1ストッパ16が閉じられる。これにより、各搬送コンベヤ14上の容器Vの搬送が再開され、先頭の容器Vが第1ストッパ16に係合すると、その移動が再び停止される。
図5(b)では、図4(c)と同様に、第2ストッパ18が閉じられ、その位置の容器Vが把持されることで、これよりも上流側の容器Vの列の移動が停止される。同時に第1ストッパ16が閉じられたままの状態(移動が制限された状態)で、第2ストッパ18で把持される容器Vよりも下流側の容器Vが、搬送コンベヤ14により下流側に僅かに移動され1次集積部14Aにおいて停止される。また、幅寄せコンベヤ22上では、第1移載装置20の押え部材20A、20B、20C、20Dが開かれて各集積列が解放され、昇降機構38により押え部材20A、20B、20C、20Dは上昇され、水平機構42により元の1次集積部14Aの上方へと戻される。
第1移載装置20の押え部材20A、20B、20C、20Dが幅寄せコンベヤ22上から退避されると、幅寄せプッシャ28(図1参照)と幅寄せコンベヤ22の駆動により、幅寄せコンベヤ22上へ互いに離間した状態で移載されたM個(4つ)の集積列が、図5(c)に示されるように、幅寄せコンベヤ22の下流側の2次集積部22Aへ向けて幅寄せされて集積される。なお、幅寄せ動作の詳細については、図6、図7を参照して後述する。
図5(c)では、2次集積部22Aの上方に配置される第2移載装置32が、その押え部材32A、32B、32Cを、昇降シリンダ等を用いた昇降機構44を駆動することにより下降する(図2参照)。押え部材32A、32Bは、それぞれに互いに対向して配置され、押え部材32Cは、横ガイド25(図3参照)と対向できる向きに配置される。エアシリンダ等のアクチュエータ46を駆動することにより、押え部材32A、32Bは互いに近接/離間することができ、押え部材32Cは横ガイド25に対して近接/離間することができる。離間状態(開かれた状態)では、押え部材32A、32B、32Cは何れも2次集積部22Aにある集積列の容器Vに接触せず、近接状態(閉じられるた状態)において、横ガイド25とともに集積列の4方に当接し、容器Vを4方から支持する。
押え部材32A、32B、32Cを下降する図5(c)において、押え部材32A、32B、32Cは開かれており、また、このとき図4(d)と同様に開かれた状態の第2移載装置20の押え部材20A、20B、20C、20Dが一次集積部14A上のに各集積列の4方を囲むように下降され、第1ストッパ16、第2ストッパ18は閉じた状態に維持される。
また、第2移載装置32の押え部材32A、32B、32Cは、移載プレート34上に設置される第3移載装置36と一体的に昇降機構44に支持される。すなわち、第3移載装置36の押え部材36A、36Bは、第2移載装置32の押え部材32A、32B、32Cとともに一体的に昇降される。また、第3移載装置36の押え部材36A、36Bは、第2移載装置32の押え部材32A、32B、32Cとともに一体的に昇降機構44を支持する水平移動機構48(例えばサーボモータ48Aにより駆動されるボールねじ48Bにより構成される)により水平移動され、第2移載装置32の押え部材32A、32B、32Cが移載プレート34上へ向けて移動されると、第3移載装置36の押え部材36A、36Bは、ケース搬送コンベヤ12に向けて移動される。
したがって、図5(c)において、第2移載装置32の押え部材32A、32B、32Cが幅寄せコンベヤ22上の2次集積部22Aに下降されると、第3移載装置36の押え部材36A、36Bもともに移載プレート34上の3次集積部34Aに下降される。また、第3移載装置36の押え部材36A、36Bは、エアシリンダ等のアクチュエータ50を駆動することにより互いに近接/離間可能いであり、図5(c)の状態では、押え部材36A、36Bは、第2移載装置32の押え部材32A、32B、32Cと同様に開かれた状態にある。
第2移載装置32の押え部材32A、32B、32Cは、図5(d)において閉じられ、2次集積部22Aにおいて縦横に密着して集積されたM列、N行の容器Vの4方が押え部材32A、32B、32Cおよび横ガイド25により支持される。一方、第3移載装置36の押え部材36A、36Bは、開かれた状態に維持され、第2ストッパ18が閉じられた状態で、第1ストッパ16が開かれるとと、水平移動機構48、42により、第1、第2、第3移載装置20、32、34の各押え部材のケース搬送コンベヤ12方向に向けた移動が開始される。
図5(e)の搬送コンベヤ14および幅寄せコンベヤ22においては、図5(a)に示される状態と同じ状態となり、第2ストッパ18が開かれた状態で、第1ストッパ16が閉じられ、幅寄せコンベヤ22上には、第1移載装置20により4つの集積列が互いに離間した状態で移載されている。一方、図5(d)において、幅寄せコンベヤ22上の2次集積部22Aに集積され、第2移載装置32により支持された縦横に集積されたM列、N行の容器Vは、第2移載装置32の押せ部材32A、32B、32Cの移載プレート34上への移動により、移載プレート34上のガイド34Gの間の3次集積部34Aに移動される。
この後、第1、第2、第3移載装置20、32、36の各押え部材が上昇され、水平移動されて元の位置にまで戻される。その後、図5(b)〜図5(e)の動作が繰り返される。図5(e)以降の工程では、第3移載装置36の押え部材36A、36Bが3次集積部34Aに下降するとき、3次集積部34Aには、縦横に密着したM列、N行の容器Vが集積されている。そのため、これ以降の工程では、押え部材36A、36Bが閉じられると、縦横に密着・集積されたM列、N行の容器Vの前後が押え部材36A、36Bに挟まれる。水平移動機構48の駆動により、押え部材36A、36Bがケース搬送コンベヤ12へ向けて移動すると、縦横に密着・集積されたM列、N行の容器Vは、その密着・集積された状態維持しながら押え部材36A、36Bと一体的に移動され、ケース搬送コンベヤ12のケースCの上に移載される。
次に、図3、図6、図7を参照して、幅寄せコンベヤ22上で行われる本実施形態の容器Vの幅寄せ動作について説明する。図6、図7は、物品集積装置10における容器Vの幅寄せ動作の流れを時系列で示す平面図である。
図6(a)には、第1ストッパ16が開かれ、搬送コンベヤ14の1次集積部14Aに集積された容器Vの集積列が第1移載装置20により、幅寄せコンベヤ22に向けて移動を開始する状態が示される。このとき、後ガイド26は、搬送コンベヤ14、幅寄せコンベヤ22の搬送面下に退避され、幅寄せプッシャ28は、最も上流側の退避位置に、集積ガイド30および可動前ガイド24Bは、ともに最も下流側の退避位置に位置する。
幅寄せプッシャ28は、幅寄せコンベヤ22の搬送方向に沿って延在するロッド部材28Aによって支持され、ロッド部材28Aは、例えばサーボモータ28Bによって駆動されるボールねじなどのリニアアクチュエータ22Cによって幅寄せコンベヤ22の搬送方向に沿って退避位置と集積位置との間で往復動可能である。ここで幅寄せプッシャ28の「退避位置」は、搬送コンベヤ14から幅寄せコンベヤ22に移載される容器Vに接触しない位置であり、「集積位置」は、容器Vの各集積列を下流側に押しやって密着させ、容器Vを2次集積部22AにおいてM列、N行で縦横に密着させた状態にする2次集積部22Aの最も上流側に対応する位置である。
集積ガイド30は、搬送方向に沿って延在するロッド部材30Aによって支持され、ロッド部材30Aは、例えばサーボモータ30Bによって駆動されるボールねじなどのリニアアクチュエータ30Cによって幅寄せコンベヤ22の搬送方向に沿って退避位置とガイド位置との間で往復動可能である。ここで集積ガイド30の「退避位置」は、幅寄せコンベヤ22上の2次集積部22Aよりも上流側の所定の位置であり、「ガイド位置」は、2次集積部22Aの最も下流側に対応する位置である。
また、集積ガイド30には、可動前ガイド24Bを支持する支持部材24Dが設けられる。可動前ガイド24Bの先端側は、幅寄せコンベヤ22の搬送方向に沿って集積ガイド30よりも上流側に延出する。一方、可動前ガイド24Bの基端側は集積ガイド30よりも下流側において支持部材24Dに軸支される。可動前ガイド24Bは、集積ガイド30とともに一体的に幅寄せコンベヤ22の搬送方向に往復動可能であるとともに、基端部を中心に移載プレート34側へ所定角度まで回動可能である。なお、図6(a)の状態において、可動前ガイド24Bは、幅寄せコンベヤ22の搬送方向に沿って配置され、その先端は第1移載装置20が容器Vを移載する際に押え部材20Dと干渉しない位置にある。
図6(b)には、第1移載装置20により、閉じられた各押え部材20A、20B、20C、20Dにより支持された、各搬送コンベヤ14の容器Vの集積列が幅寄せコンベヤ22上に移載された状態が示される。なお、同工程において、後ガイド26、幅寄せプッシャ28、集積ガイド30、可動前ガイド24Bは、図6(a)の工程と同じ状態に維持される。すなわち、後ガイド26は下げられた状態に維持され、幅寄せプッシャ28、集積ガイド30はともに退避位置に位置し、可動前ガイド24Bの先端は、第1移載装置20の押え部材20Dと干渉しない位置にある。
図6(c)では、第1移載装置20の各押え部材20A、20B、20C、20Dが開かれ、各集積列が押え部材20A、20B、20C、20Dから解放される。なお、それ以外の各部の配置は図6(b)の状態に維持される。
図6(d)には、昇降機構38、水平移動機構42(図2参照)により第1移載装置20の押え部材20A、20B、20C、20Dが元の位置(1次集積部14A上方)に戻された後、幅寄せコンベヤ22が駆動されるとともに、幅寄せプッシャ28が最も上流側の集積列に当接する位置にまで移動され、集積ガイド30がガイド位置にまで移動された状態が示される。このとき、可動前ガイド24Bは、各集積列の先頭の容器Vの前縁に沿って、幅寄せコンベヤ22の搬送方向逆向きに移動され、その先端は固定前ガイド24Aの端部に接近し、後ガイド26は、幅寄せコンベヤ22の側辺に沿って、すなわち各集積列の最も後の容器Vの後縁に沿って上昇される。
その後、幅寄せプッシャ28は更に集積位置に向けて移動され、容器Vの各集積列は、幅寄せコンベヤ22および幅寄せプッシャ28により、固定前ガイド24A、可動前ガイド24Bと後ガイド26の間に沿って幅寄せコンベヤ22の下流側に向けて幅寄せされる。これにより容器Vは、図7(a)に示されるように、幅寄せコンベヤ22の下流側の2次集積部22Aにおいて各列、各行が密着した状態に集積され、幅寄せコンベヤ22の駆動が停止される。
図7(b)では、2次集積部22Aにおいて集積された容器Vと接触した状態で可動前ガイド24Bが後退することによって容器Vの姿勢が乱れるのを防止するため、ならびに、この後下降される押え部材32Bとの干渉を防止するため可動前ガイド24Bが回動され、M列、N行の最前列の行の容器Vから離接される。その後、図7(c)に示されるように、幅寄せプッシャ28および集積ガイド30が退避位置に向けて所定距離移動されるとともに、第2移載装置32の押え部材32A、32B、32Cが開かれた状態で下降され、2次集積部22Aに集積されたM列、N行の容器Vの横ガイド25の辺を除く3方を取り囲む。
図7(d)では、第2移載装置32の押え部材32A、32B、32Cが閉じられ、M列、N行の縦横に密着・集積された容器Vの4方が、押え部材32A、32B、32C、横ガイド25により支持される。この後、幅寄せプッシャ28および集積ガイド30が退避位置に戻されるとともに、可動前ガイド24Bは、搬送方向に沿うように回動され、第2移載装置32の押え部材32A、32B、32Cが移載プレート34上へと水平に移動することで、2次集積部22Aに集積されたM列、N行の容器Vが移載プレート34上へと移載され、後ガイド26は、次の集積列を受入れるために搬送面下に退避される。
以上のように、本実施形態の物品集積装置によれば、各々離間した複数の集積列を、下流のガイドに向けてコンベヤで搬送しながら同方向にプッシャにより押しやり幅寄せすることで、高能力でありながらも姿勢を安定させた状態で複数列・複数行に物品を集積することができる。
10 物品集積装置
12 ケース搬送コンベヤ
14 搬送コンベヤ
14A 1次集積部
16 第1ストッパ
18 第2ストッパ
20 第1移載装置
22 幅寄せコンベヤ
22A 2次集積部
24A 固定前ガイド
24B 可動前ガイド
26 後ガイド
28 幅寄せプッシャ
32 第2移載装置
34 移載プレート
34A 3次集積部
36 第3移載装置
38、44 昇降機構
42、48 水平移動機構
C ケース
V 容器(物品)

Claims (2)

  1. 物品を複数個密着させて各列の間隔を空けた状態で複数列に集積する第1集積手段と、
    前記第1集積手段によって集積された各列の物品を前記第1集積手段の下流へ移動させる移動手段と、
    前記移動手段によって移動されてきた物品を複数列複数行に密着させて集積する第2集積手段とを備えた物品集積装置において、
    前記第2集積手段は、各列の間隔を狭める方向に物品を移動するコンベヤと、
    前記コンベヤと同方向に移動可能に設けられ、一方の端に位置する1列の物品と係合して物品を他方の端に向けて押しやるプッシャと、
    前記プッシャと対向して配置され、前記他方の端に位置する1列の物品と当接するガイドと
    を備えることを特徴とする物品集積装置。
  2. 前記ガイドが前記コンベヤと同方向に往復動可能に設けられ、前記プッシャが前記一方の端に位置する1列の物品と係合するのに合わせて、前記ガイドが前記他方の端に位置する1列の物品に当接するまで移動することを特徴とする請求項1に記載の物品集積装置。
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