JP6381923B2 - 集積装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の物品をセットにする集積装置に関する。
ボトル入り飲料等の飲食料品や日用品等の物品を包装するラインには、例えば、互いに接触するように列で搬送される複数の物品を所定数毎に分離して集合品にする集積装置と、集積された所定数の物品をまとめて包装する包装機と、が設置される。
特許文献1に記載の集積装置は、先行フィンガー及び後行フィンガーを、順次物品間に挿入することで、複数の物品を所定数毎に分離して集合品にする。
特許第3396424号公報
しかしながら、特許文献1に記載の集積装置では、高速処理化などにより後続の物品から先行する物品に加わるライン圧が変化したり、物品の材質、形状、寸法を変更したりする等、何らかの変更点があった場合に、先行フィンガー及び後行フィンガーの間隔を適切に調整などしないと、後行フィンガーの挿入を円滑に行うことができないことがある。結果、複数の物品を所定数毎に分離して集合品にすることができない恐れがある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、互いに接触するように列で搬送される複数の物品を、高速運転時においても確実に分離して集合品にする集積装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、前工程から受け入れた前後に隣接する物品を分離して所定数の集合品を形成する分離手段を備え、前記分離手段は、各々が有する複数のフィンガーを互いに対向させ、一方のフィンガーが他方のフィンガーの間に挿入可能に配置される一対のフィンガープレートを有し、前記一対のフィンガープレートは、複数の前記物品を載置し、上流側から下流側に該複数の物品を搬送するもので、下流側の前記フィンガープレートは上流側の前記フィンガープレートに対して搬送方向に沿って前後に移動可能に構成され、前記下流側のフィンガープレートが前記上流側のフィンガープレートから離れて下流側に移動する際、前記一対のフィンガープレート上に載置される前記複数の物品のうち、前記下流側のフィンガープレートの前記フィンガー上に載置されている前記物品下流側に搬送する、ことを特徴とする、集積装置である。


本発明によれば、上流側のフィンガープレートに対して下流側のフィンガープレートが前後進し、後進の際、先行する所定数の物品を集合品にすることができる。そして、分離手段が一対のフィンガープレートからなるので、下流側のフィンガープレートを上流側のフィンガープレートから分離させた場合であっても、物品が落下するような隙間は形成されない。このため、高速運転時においても確実に集合品にすることができる。
(2)本発明はまた、前記一対のフィンガープレートは、互いに搬送面の高さが異なることを特徴とする、上記(1)に記載の集積装置である。
上記発明によれば、下流側のフィンガープレートを上流側のフィンガープレートから分離させた場合に、一対のフィンガープレートの互いの分離部に位置する物品を、一対のフィンガープレートのうち搬送面の高さが高い方に位置させることができる。例えば、上流側のフィンガープレートが下流側のフィンガープレートより搬送面の高さが高い場合には、当該物品を上流側のフィンガープレートに位置させることができる。あるいは、下流側のフィンガープレートが上流側のフィンガープレートより搬送面の高さが高い場合には、当該物品を下流側のフィンガープレートに位置させることができる。すなわち、当該物品が分離部に留まることを防止して、搬送方向に列をなす複数の物品を、高速運転時においてもより確実に集合品にすることができる。
(3)本発明はまた、前記下流側のフィンガープレートは、前記上流側のフィンガープレートより搬送面の高さが高く、かつ、前記フィンガーの先端に、上り傾斜となる傾斜面を有することを特徴とする、上記(2)に記載の集積装置である。
上記発明によれば、一対のフィンガープレートの互いの分離部に段差がないので、物品を転倒させずに滑らかに上流側のフィンガープレートから下流側のフィンガープレートに受け入れさせることができる。結果、搬送方向に列をなす複数の物品を、高速運転時においてもより確実に集合品にすることができる。
なお、下流側のフィンガープレートが上流側のフィンガープレートより搬送面の高さが高いので、物品が転倒しようとする場合であっても、上流側に転倒しようとせず、下流側に転倒しようとすることになるが、下流側には後続の物品が待機しているので、下流側にも転倒することはできない。
(4)本発明はまた、前記下流側のフィンガープレートは、前記フィンガーの先端が前記上流側のフィンガープレートの前記フィンガーの搬送方向における途中に位置するような範囲で、搬送方向に移動することを特徴とする、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の集積装置である。
上記発明によれば、下流側のフィンガープレートを上流側のフィンガープレートから分離させた場合であっても、物品が落下するような隙間は形成されない。このため、高速運転時においても確実に集合品にすることができる。
(5)本発明はまた、前記一対のフィンガープレートは、それぞれ、前記複数のフィンガーの長さが等しく、かつ、前記上流側のフィンガープレートにおいて前記複数のフィンガーの先端の位置が搬送方向において一致し、前記下流側のフィンガープレートにおいて前記複数のフィンガーの先端の位置が搬送方向において一致していることを特徴とする、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の集積装置である。
本発明の上記(1)〜(5)に記載の集積装置によれば、互いに接触するように列で搬送される複数の物品を、高速運転時においても確実に分離して集合品にすることができる。
本発明の実施形態に係る集積装置を示す上面図である。 集積装置の側面図である。 集積装置の要部を示す上面図である。 集積装置の要部を示す側面図である。 (A)及び(B)は、集積装置の要部の動作を説明する上面図及び側面図である。 (A)〜(C)は、第3プッシャーユニット及び第4プッシャーユニットの動作を説明する側面図である。 (A)〜(C)は、第3プッシャーユニット及び第4プッシャーユニットの動作を説明する側面図であり、図6に示される状態の続きを示す。 (A)及び(B)は、第3プッシャーユニット及び第4プッシャーユニットの動作を説明する側面図であり、図7に示される状態の続きを示す。 (A)及び(B)は、変形例である集積装置の要部の動作を説明する上面図及び側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る集積装置1について詳細に説明する。
まず、図1及び図2を用いて、集積装置1の構成について説明する。図1は、集積装置1を示す上面図である。図2は、集積装置1の側面図である。なお、本図及び以降の各図において、一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。そして、本図及び以降の図において、部材の大きさ、形状、厚みなどを適宜誇張して表現する。
図1及び図2に示される集積装置1は、飲食料品や日用品等の物品(本実施形態では、ボトル入り飲料)XA1を包装するラインで使用される。この集積装置1は、搬送方向に列(本実施形態では、4列)をなす複数の物品XA1を所定数(3個×4列=12個)毎に分離して集合品ZA1にする。
具体的に、集積装置1は、フィンガーコンベア10と、ダブルループバケットコンベア20と、搬送レールユニット30と、第1プッシャーユニット40と、第2プッシャーユニット50と、ストッパー・スライドテーブルユニット60と、第3プッシャーユニット70と、バッファープレート80と、第4プッシャーユニット90と、プレートコンベア100と、シャッターユニット110と、制御ユニット(図示省略)と、などを備えている。
集積装置1の各部は、制御ユニットによって統括的に制御される。制御ユニットは、CPU、RAM、及びROMなどから構成され、各種制御を実行する。CPUは、いわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラムが実行されて各種機能を実現する。RAMは、CPUの作業領域として使用される。ROMは、CPUで実行される基本OSやプログラムを記憶する。
フィンガーコンベア10は、自身の上流に前工程の設備(図示省略)が連続するように、かつ、自身の下流端がダブルループバケットコンベア20の上流側の側方に連続するように配置されている。このフィンガーコンベア10は、複数の物品XA1を、前工程の設備から引き継いで一列で搬送し、ダブルループバケットコンベア20に順次送り出す。
ダブルループバケットコンベア20は、自身の上流側の側方にフィンガーコンベア10の下流端が連続するように、かつ、自身の下流側の側方に搬送レールユニット30の上流端が連続するように配置されている。このダブルループバケットコンベア20は、複数の物品XA1を、フィンガーコンベア10から所定数(本実施形態では、6個)ずつの横並びとなるように各バケット21で引き継いで、横並びとなる所定数の物品XA1毎に間欠的に搬送する。
そして、ダブルループバケットコンベア20は、搬送レールの本数(本実施形態では、8本)に対応する数(本実施形態では、8個)のバケット21を2セット有しており、各セットが独立して走行する。すなわち、一方のセットのバケット21がフィンガーコンベア10から物品XA1を引き継いでいる際に、他方のセットのバケット21は、一方のセットのバケット21とは独立して動作して、搬送レールユニット30に物品XA1を引き継ぐことが可能である。ダブルループバケットコンベア20の各バケット21によって搬送された物品XA1は、第1プッシャーユニット40によって、複数(本実施形態では、4個×2セット=8個)のバケット21からそれぞれ所定数(本実施形態では、6個)ずつ送り出され、搬送レールユニット30に引き継がれる。
搬送レールユニット30は、自身の上流端がダブルループバケットコンベア20の側方に連続するように、かつ、自身の下流端がストッパー・スライドテーブルユニット60の上流端に連続するように配置されている。具体的に、搬送レールユニット30は、互いに並列となる複数(本実施形態では、4本×2セット=8本)の搬送レール31を備えている。複数の搬送レール31は、所定数(本実施形態では、4本)毎に、上流から下流に向けて互いの間隔を狭めるように配置されている。各搬送レール31の上流には、第1プッシャーユニット40によって、物品XA1が所定数(本実施形態では、6本)ずつ送り込まれる。各搬送レール31の下流からは、第2プッシャーユニット50によって、物品XA1が所定数(本実施形態では、3本)ずつ送り出される。このように、搬送レールユニット30は、搬送方向に列をなす複数の物品XA1を搬送レール(搬送面)31で搬送する搬送手段として機能する。
第1プッシャーユニット40は、ダブルループバケットコンベア20上の複数の物品XA1を、所定数(本実施形態では、6個×8セット=48個)ずつ搬送レールユニット30に向けて押送する押送手段である。具体的に、第1プッシャーユニット40は、各搬送レール31に一つずつ対応させた複数(本実施形態では、4個×2セット=8個)のプッシャー41と、これら複数のプッシャー41の動力源となるサーボモーター(図示省略)と、このサーボモーターによる動力を各プッシャー41に伝達するリンク機構等の動力伝達機構(図示省略)と、複数のプッシャー41を上下動させるシリンダー42と、を備えている。複数のプッシャー41は、互いに一体となって動作して、所定の軌跡で公転移動する周知のボックスモーションにより、ダブルループバケットコンベア20上の物品XA1を搬送レールユニット30に向けて押送する。
第2プッシャーユニット50は、搬送レールユニット30上の物品XA1を、所定数(本実施形態では、3個×8セット=24個)ずつストッパー・スライドテーブルユニット60に向けて押送する押送手段である。具体的に、第2プッシャーユニット50は、各搬送レール31に一つずつ対応させた複数(本実施形態では、4個×2セット=8個)のプッシャー51と、これら複数のプッシャー51の動力源となるサーボモーター(図示省略)と、このサーボモーターによる動力を各プッシャー51に伝達するリンク機構等の動力伝達機構(図示省略)と、複数のプッシャー51を上下動させるシリンダー52と、を備えている。複数のプッシャー51は、互いに一体となって動作して、ボックスモーションにより、搬送レールユニット30上の物品XA1をストッパー・スライドテーブルユニット60に向けて押送する。
なお、本実施形態において、第2プッシャーユニット50は、第1プッシャーユニット40と1個のサーボモーターを兼用する。そして、本実施形態において、第2プッシャーユニット50の動力伝達機構は、第1プッシャーユニット40の動力伝達機構と一体に構成されている。
ストッパー・スライドテーブルユニット60は、自身の上流端が搬送レールユニット30の下流端に連続するように、かつ、自身の下流端がバッファープレート80の上流端に配置されている。このストッパー・スライドテーブルユニット60には、第2のプッシャーユニット50によって、物品XA1が所定数(本実施形態では、12個×2セット=24個)ずつ送り込まれる。詳しくは後述するように、ストッパー・スライドテーブルユニット60は、第2のプッシャーユニット50によって送り込まれた所定数(本実施形態では、12個×2セット=24個)の物品XA1を、後続の物品XA1から分離して、所定数(本実施形態では、12個)ずつの物品XA1の複数行列状の集合である集合品ZA1にする。そして、ストッパー・スライドテーブルユニット60からは、第3プッシャーユニット70によって集合品ZA1(本実施形態では、2セットの集合品ZA1)が送り出される。
第3プッシャーユニット70は、搬送レールユニット30上の物品XA1(後続の集合品ZA1)をストッパー・スライドテーブルユニット60に向けて押送すると共に、ストッパー・スライドテーブルユニット60上の先行する集合品ZA1(本実施形態では、2セットの集合品ZA1)をバッファープレート80に向けて押送する押送手段である。具体的に、第3プッシャーユニット70は、各集合品ZA1に一つずつ対応させた複数(本実施形態では、2個)のプッシャー71と、これら複数のプッシャー71の動力源となるサーボモーター(図示省略)と、このサーボモーターによる動力を各プッシャー71に伝達するリンク機構等の動力伝達機構(図示省略)と、複数のプッシャー71を上下動させるシリンダー72と、を備えている。複数のプッシャー71は、それぞれ、下側が開口したコの字状をしており、搬送方向の前後に位置する側板の間隔は、集合品ZA1の搬送方向長さよりも広く設定されている。複数のプッシャー71は、互いに一体となって動作して、ボックスモーションにより、上流側の側板の内面で後続の集合品ZA1を搬送レールユニット30から下流側のフィンガープレート61Bまで押送すると共に、下流側の側板の外面で先行する集合品ZA1をストッパー・スライドテーブルユニット60からバッファープレート80まで押送する。
バッファープレート80は、自身の上流端がストッパー・スライドテーブルユニット60の下流端に連続するように、かつ、自身の下流端がプレートコンベア100の上流側の側方に連続するように配置されている。このバッファープレート80には、第3のプッシャーユニット70によって、集合品ZA1(本実施形態では、2セットの集合品ZA1)が送り込まれる。そして、バッファープレート80からは、第4プッシャーユニット90によって集合品ZA1(本実施形態では、2セットの集合品ZA1)が送り出される。
第4プッシャーユニット90は、バッファープレート80上の集合品ZA1(本実施形態では、2セットの集合品ZA1)をプレートコンベア100に向けて押送する押送手段である。具体的に、第4プッシャーユニット90は、各集合品ZA1に一つずつ対応させた複数(本実施形態では、2個)のプッシャー91と、これら複数のプッシャー91の動力源となるサーボモーター(図示省略)と、このサーボモーターによる動力を各プッシャー91に伝達するリンク機構等の動力伝達機構(図示省略)と、複数のプッシャー91を上下動させるシリンダー92と、を備えている。複数のプッシャー91は、互いに一体となって動作して、ボックスモーションにより、バッファープレート80上の集合品ZA1(本実施形態では、2セットの集合品ZA1)をプレートコンベア100に向けて押送する。
なお、本実施形態において、第4プッシャーユニット90は、第3プッシャーユニット70と1個のサーボモーターを兼用する。そして、本実施形態において、第4プッシャーユニット90の動力伝達機構は、第3プッシャーユニット70の動力伝達機構と一体に構成されている。
プレートコンベア100は、自身の上流側の側方にバッファープレート80の下流端が連続するように、かつ、自身の下流に後工程の設備(図示省略)が連続するように配置されている。このプレートコンベア100は、連続運転することで、第4プッシャーユニット90によってバッファープレート80から送り出された集合品ZA1(本実施形態では、2セットの集合品ZA1)を引き継いで、押送部材101によって押送することで、後工程の設備に向けて搬送する。
シャッターユニット110は、プレートコンベア100に送り込まれる集合品ZA1の各物品XA1の配置が、当該プレートコンベア100が連続運転していることに起因して崩れることを防止する手段である。具体的に、シャッターユニット110は、各集合品ZA1に一つずつ対応させた一又は複数(本実施形態では、1個)のシャッターアーム111と、これら一又は複数のシャッターアーム111の動力源(図示省略)と、この動力源による動力を各シャッターアーム111に伝達する動力伝達機構(図示省略)と、を備えている。
複数のシャッターアーム111は、互いに一体となって動作する。これら複数のシャッターアーム111は、当該プレートコンベア100の搬送方向に直交する左右方向(幅方向)に沿うように、当該プレートコンベア100の上方に進入して、集合品ZA1がプレートコンベア100に送り込まれる際に、後工程の設備(図示省略)に向けて搬送されることを防止する。そして、複数のシャッターアーム111は、集合品ZA1がプレートコンベア100に送り込まれた後に、プレートコンベア100の上方から退避して、集合品ZA1が後工程の設備に向けて搬送されることを許容する。
すなわち、シャッターアーム111は、搬送方向の上流側に支点111aを持ち、当該支点111aを中心に回動してプレートコンベア100の側方から当該プレートコンベア100の上方に進入する。連続運転するプレートコンベア100の押送部材101間に当該プレートコンベア100の側方から集合品ZA1が供給されると、集合品ZA1は、シャッターアーム111と押送部材101とプッシャー91と図示省略のサイドガイドとで、四方が囲われるので、整列状態がひし形に崩れることもなく整列される。シャッターアーム111は、当該シャッターアーム111と押送部材101との間隔が、集合品ZA1の搬送方向長さ未満になる前に、搬送経路から退避する。
次に、図3及び図4を用いて、集積装置1の要部の構成について説明する。図3は、集積装置1の要部を示す上面図である。図4は、集積装置1の要部を示す側面図である。
図3及び図4に示されるように、ストッパー・スライドテーブルユニット60は、物品XA1を配置搬送する一対のフィンガープレート61A,61Bからなるスライドテーブル61と、下流側のフィンガープレート61Bに動力を付与するフィンガープレート用の動力源(図示省略)と、この動力源による動力をフィンガープレート61Bに伝達するフィンガープレート用の動力伝達機構(図示省略)と、スライドテーブル61の下流側において下方から突出・退避可能なストッパー62と、このストッパーに動力を付与するストッパー用の動力源(図示省略)と、この動力源による動力をストッパー62に伝達するストッパー用の動力伝達機構(図示省略)と、一対のサイドガイド63と、を備えている。
スライドテーブル61は、搬送レールユニット30において搬送方向に列をなす複数の物品XA1のうち、先行する所定数(本実施形態では、3個×4列×2セット=12個×2セット)の物品XA1を受け入れる。すなわち、スライドテーブル61は、所定数(本実施形態では、3個×4列×2セット=12個×2セット)の物品XA1を受け入れる受入手段として機能する。そして、スライドテーブル61を構成する一対のフィンガープレート61A,61Bは、各々が有する複数のフィンガー61a,61bを互いに対向させ、一方のフィンガー61a(又は61b)が他方のフィンガー61b(又は61a)の間に挿入可能に配置される。また、下流側のフィンガープレート61Bが、側面視で上流側のフィンガープレート61Aとの関係において、フィンガー61a,61bの先端同士が離れない範囲で、前後進し、上流側のフィンガープレート61Aに対して後進の際、前側の物品(本実施形態では、2個×4列×2セット=12個×2セットの物品)のみを受け入れる。
一対のフィンガープレート61A,61Bは、互いに搬送面の高さが異なる。具体的に、下流側のフィンガープレート61Bは、上流側のフィンガープレート61Aより搬送面の高さが高い。一対のフィンガープレート61A,61Bの互いの搬送面の高さの違いは、0.2mm以上1.5mm以下が好ましく、0.2mm以上0.5mm以下がより好ましい。そして、下流側のフィンガープレート61Bは、フィンガー61bの先端に、先端の高さが上流側のフィンガープレート61Aよりも低く連続する上り傾斜となる傾斜面61b1を有している。また、一対のフィンガープレート61A,61Bは、それぞれ、複数のフィンガー61a,61bの長さが等しく、かつ、一方のフィンガープレート61Aにおいて複数のフィンガー61aの先端の位置が搬送方向において一致し、他方のフィンガープレート61Bにおいて複数のフィンガー61bの先端の位置が搬送方向において一致している。




一対のフィンガープレート61A,61Bは、前工程から受け入れた前後に隣接する物品XA1を分離して所定数(本実施形態では、3個×4列×2セット=12個×2セット)の集合品ZA1を形成する分離手段として機能する。ストッパー62は、スライドテーブル61が受け入れた物品XA1が突き当たることで、当該物品XA1の位置決めを行う。
下流側のフィンガープレート61Bの上流端は、上流側のフィンガープレート61Aの下流端と共に分離部(符号省略)を構成する。これら一対のフィンガープレート61A,61Bは、それぞれ、互いの分離部にフィンガージョイントを形成している。一対のサイドガイド63は、原則、物品XA1に直接接触することのないよう、当該物品XA1との間に所定幅の隙間を空けるように設けられている。なぜならば、物品XA1がサイドガイド63に直接接触した場合、それが抵抗となり、物品XA1が潰れたり、物品XA1が転倒したりするなどの不都合が生じてしまうからである。
次に、図5を用いて、集積装置1の要部の動作を説明する。図5(A)及び図5(B)は、集積装置1の要部の動作を説明する上面図及び側面図である。
第2プッシャーユニット50によって搬送レール31からスライドテーブル61に送り込まれた所定数(本実施形態では、12個×2セット=24個)の物品XA1は、ストッパー62に突き当たることで位置決めされる(図5(A)参照)。
ストッパー62が退避した後に、フィンガープレート用の動力源(図示省略)及びフィンガープレート用の動力伝達機構によって下流側のフィンガープレート61Bを上流側のフィンガープレート61Aから分離することで、所定数(本実施形態では、12個×2セット=24個)の物品XA1が、後続の物品XA1から分離させられ、所定数(本実施形態では、12個)ずつの物品XA1の集合である集合品ZA1になる(図5(B)参照)。
次に、図6(A)〜図6(C)、図7(A)〜図7(C)、図8(A)及び図8(B)を用いて、第3プッシャーユニット70及び第4プッシャーユニット90の動作を説明する。図6(A)〜図6(C)、図7(A)〜図7(C)、図8(A)及び図8(B)は、第3プッシャーユニット70及び第4プッシャーユニット90の側面図である。
まず、ストッパー62が下降し、次に下流側のフィンガープレート61Bの動作により、集合品ZA1が形成されると(図6(A)→図6(B)参照)、プッシャー71が下降して、当該プッシャー71が、上流側のフィンガープレート61A上に位置する集合品ZA1を保持する(図6(C)参照)。
そして、下流側のフィンガープレート61B上に位置する集合品ZA1が、プッシャー71の下流側の側板の外面で押送されてバッファープレート80まで搬送されると共に、上流側のフィンガープレート61A上に位置する集合品ZA1が、プッシャー71の上流側の側板の内面で押送されて下流側のフィンガープレート61Bまで搬送される(図6(C)→図7(A)参照)。プッシャー71の下流側の側板の外面で押送された集合品ZA1は、バッファープレート80まで搬送されることで、プッシャー91の側板の外面に突き当たり、搬送方向の位置決めがなされる。
また、バッファープレート80上に位置する集合品ZA1が、プッシャー91の側板の下流側の面で押送されてプレートコンベア100まで搬送されると共に、下流側のフィンガープレート61B上に位置する集合品ZA1が、プッシャー71の下流側の側板の外面で押送されてバッファープレート80まで搬送される(図7(B)→図7(C)参照)。
その後、プッシャー71は、その下端が、少なくとも集合品ZA1の上端よりも高い高さまでその場で上昇し、上流側の所定の待機位置まで移動する。そして、下流側のフィンガープレート61Bを上流側の物品XA1の受け入れ位置に移動した後、ストッパー62を突出させる。また、プッシャー91は、その下端が、少なくとも集合品ZA1の上端よりも高い高さまでその場で上昇し、上流側のバッファープレート80の上方まで移動してから下降して、当該プッシャー91による、バッファープレート80上に位置する集合品ZA1の押送が可能となる(図7(C)→図8(A)参照)。
さらに、プレートコンベア100上に位置する集合品ZA1が、後工程に向けて当該プレートコンベア100の下流に向けて搬送されると共に、バッファープレート80上に位置する集合品ZA1が、プッシャー91の側板の下流側の面で押送されてプレートコンベア100まで搬送される(図8(A)→図8(B)参照)。
このように、集積装置1によれば、上流側のフィンガープレート61Aに対して下流側のフィンガープレート61Bが前後進し、後進の際、先行する所定数(本実施形態では、3個×4列×2セット=12個×2セット)の物品XA1を集合品ZA1(本実施形態では、2セットの集合品ZA1)にすることができる。そして、分離手段として一対のフィンガープレート61A,61Bを備えているので、下流側のフィンガープレート61Bを上流側のフィンガープレート61Aから分離させた場合であっても、物品XA1が落下するような隙間は形成されない。このため、下流側のフィンガープレート61Bが下流側に移動している場合であっても、後続の物品XA1群をストッパー・スライドテーブルユニット60に受け入れることができるため、集積装置1の高速化を図ることができる。ひいては、高速運転時においても確実に集合品ZA1にすることができる。
また、一対のフィンガープレート61A,61Bの互いの搬送面の高さが異なることから、下流側のフィンガープレート61Bを上流側のフィンガープレート61Aから分離させた場合に、一対のフィンガープレート61A,61Bの互いの分離部(符号省略)に位置する物品XA1を、一対のフィンガープレート61A,61Bのうち搬送面の高さが高い下流側のフィンガープレート61Bの方に位置させることができる。すなわち、当該物品XA1が分離部に留まることを防止して、搬送方向に列をなす複数の物品XA1を、高速運転時においてもより確実に集合品ZA1にすることができる。
さらに、下流側のフィンガープレート61Bがフィンガー61bの先端に、上り傾斜となる傾斜面61bを有していることから、一対のフィンガープレート61A,61Bの互いの分離部(符号省略)に段差がないので、物品XA1を転倒させずに滑らかに上流側のフィンガープレート61Aから下流側のフィンガープレート61Bに受け入れさせることができる。結果、搬送方向に列をなす複数の物品XA1を、高速運転時においてもより確実に集合品ZA1にすることができる。
なお、下流側のフィンガープレート61Bが上流側のフィンガープレート61Aより搬送面の高さが高いので、物品XA1が転倒しようとする場合であっても、上流側に転倒しようとせず、下流側に転倒しようとすることになるが、下流側には後続の物品XA1が待機しているので、下流側にも転倒することはできない。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、各変形例は、可能な範囲で他の変形例に適用してもよい。
すなわち、上記実施形態において、各構成の位置、大きさ、長さ、形状、材質、向きなどは適宜変更できる。例えば、一対のフィンガープレート61A,61Bが互いの分離部に形成しているフィンガージョイントは、図3に示される形状に限定されず、台形状、ジグザグ状、正弦波状、矩形波状、又はのこぎり波状等のものであっても良い。
あるいは、上記実施形態では、下流側のフィンガープレート61Bが上流側のフィンガープレート61Aより搬送面の高さが高い場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、次に説明する変形例のように、下流側のフィンガープレート161Bが上流側のフィンガープレート161Aより搬送面の高さが低いものであっても良い。
次に、図9を用いて、変形例である集積装置2の要部について説明する。図9(A)及び図9(B)は、変形例である集積装置2の要部の動作を説明する上面図及び側面図である。なお、ここでは、集積装置2の特徴部分のみを説明し、上記実施形態に係る集積装置1と同様の構成、作用、効果についての説明は適宜省略する。
図9(A)及び図9(B)に示される集積装置2は、上流側のフィンガープレート61Aに代えて、複数のフィンガー161aを有するフィンガープレート161Aを備えていると共に、下流側のフィンガープレート61Bに代えて、複数のフィンガー161bを有するフィンガープレート161Bを備えている。
下流側のフィンガープレート161Bは、上流側のフィンガープレート161Aより搬送面の高さが低い。上流側のフィンガープレート161Aは、フィンガー161aの先端に、下り傾斜となる傾斜面161a1を有している。なお、上流側のフィンガープレート161Aは、傾斜面161a1に代えて、下りとなる段差(図示省略)を有するものであってもよい。
1,2 集積装置
61,161 スライドテーブル(分離手段)
61A,61B,161A,161B フィンガープレート
61a,61b,161a,161b フィンガー
61b1 傾斜面
XA1 物品
ZA1 集合品

Claims (5)

  1. 前工程から受け入れた前後に隣接する物品を分離して所定数の集合品を形成する分離手段を備え、
    前記分離手段は、各々が有する複数のフィンガーを互いに対向させ、一方のフィンガーが他方のフィンガーの間に挿入可能に配置される一対のフィンガープレートを有し、
    前記一対のフィンガープレートは、複数の前記物品を載置し、上流側から下流側に該複数の物品を搬送するもので、
    下流側の前記フィンガープレートは上流側の前記フィンガープレートに対して搬送方向に沿って前後に移動可能に構成され、
    前記下流側のフィンガープレートが前記上流側のフィンガープレートから離れて下流側に移動する際、前記一対のフィンガープレート上に載置される前記複数の物品のうち、前記下流側のフィンガープレートの前記フィンガー上に載置されている前記物品下流側に搬送する、ことを特徴とする、
    集積装置。
  2. 前記一対のフィンガープレートは、互いに搬送面の高さが異なることを特徴とする、
    請求項1に記載の集積装置。
  3. 前記下流側のフィンガープレートは、前記上流側のフィンガープレートより搬送面の高さが高く、かつ、前記フィンガーの先端に、上り傾斜となる傾斜面を有することを特徴とする、
    請求項2に記載の集積装置。
  4. 前記下流側のフィンガープレートは、前記フィンガーの先端が前記上流側のフィンガープレートの前記フィンガーの搬送方向における途中に位置するような範囲で、搬送方向に移動することを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれかに記載の集積装置。
  5. 前記一対のフィンガープレートは、それぞれ、前記複数のフィンガーの長さが等しく、かつ、前記上流側のフィンガープレートにおいて前記複数のフィンガーの先端の位置が搬送方向において一致し、前記下流側のフィンガープレートにおいて前記複数のフィンガーの先端の位置が搬送方向において一致していることを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれかに記載の集積装置。
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