JP6333572B2 - 集積方法及び装置 - Google Patents

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本発明は、物品の向きを変更させて集積を行う集積方法及び装置に関する。
ティーバッグを製造するラインでは、一つ目の包装機でティーバッグが順次個包装される。個包装された複数のティーバッグは、長辺を横にした起立状態(図8(A)参照)から90°方向変換させられて長辺を縦にした起立状態(図8(B)参照)となった後に、二つ目の包装機において、束にした集積品の状態(図8(C)参照)で包装される。
複数のティーバッグを束にする集積装置には、例えば、特許文献1,2に記載されている紙おむつの集積装置を応用できる。
特許文献1に記載されている集積装置は、紙おむつを集積して集積品を形成した後に、集積品を形成する複数の紙おむつをまとめて方向変換させる。
特許文献2に記載されている集積装置は、長辺を横にした起立状態(図8(A)参照)の個々の紙おむつを、90°方向変換させて長辺を縦にした起立状態(図8(B)参照)にしてからサーボループ装置に順次供給し、その後、当該紙おむつを集積して集積品を形成する。
特許第4729319号公報 特許第3704020号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている集積装置を応用した場合、ティーバッグを集積して集積品を形成した後に方向変換させるので、方向変換させる際に個々のティーバッグの互いの位置がずれて集積状態が崩れてしまう恐れがある。
そして、特許文献2に記載されている集積装置を応用した場合、方向変換させて長辺を縦にした起立状態(図8(B)参照)となった個々のティーバッグをサーボループ装置に順次供給することになるため、サーボループ装置内で起立状態(図8(B)参照)のティーバッグの姿勢が不安定である。
このような問題は、集積装置を高速運転させた場合に顕著となる。そして、このような問題は、ティーバッグの集積を行う場合に限られず、その他の個包装された物品、あるいは飲食料品や日用品などの各種物品(特に、互いに重ね合わせることができ、いわゆる積層状態をつくることができる物品。例えば、シート状の物品、プレート状の物品。)の集積を行う場合に共通して存在し得る。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、高速運転時においても複数の物品の互いの位置をずらさずに方向変換させて集積品を形成することができる集積方法及び装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、少なくとも2方向に出入口が形成され物品を収容する横一列に配列した複数の収容部を有するアームと、前記収容部の配列方向と直交する方向に前記アームを回転させて一の前記出入口から受け入れた前記物品を他の前記出入口から搬出することで該物品の姿勢を変換させて下流側の搬送手段の搬送面に移載する回転機構を有する方向変換手段と、前記搬送面に移載された前記物品間の幅寄せを行って集積を行う幅寄せ手段と、前記回転機構によって姿勢を変換させられた前記物品を、下方からガイドすることで、前記収容部から上方に突出させる下部ガイド手段と、を備えていることを特徴とする、集積装置である。
本発明によれば、複数の物品を集積して集積品を形成する前に方向変換させるので、複数の物品は集積状態にはなっておらず、集積品を形成した後に方向変換させる場合と異なり、方向変換させる際に個々の物品の互いの位置がずれて集積状態が崩れてしまうことはない。
結果、高速運転時においても複数の物品の互いの位置をずらさずに方向変換させて集積品を形成することができる。
(2)本発明はまた、前記複数の収容部の各々は、前記物品を個別に収容することを特徴とする、上記(1)に記載の集積装置である。
(3)本発明はまた、前記幅寄せ手段は、前記回転機構に姿勢を変換させられた横一列の前記複数の物品を、前記複数の収容部から押送して前記搬送面上を搬送する押送手段と、前記押送手段に押送させられる複数の物品を側方からガイドしながら、該物品間の幅寄せを行うサイドガイド手段と、を備えていることを特徴とする、上記(1)又は(2)に記載の集積装置である。
上記発明によれば、方向変換させられた横一列の複数の物品を、押送手段に押送される下流側が基準となるように互いの位置を整えながら集積して、集積品を形成することができる。これにより、複数の物品の互いの位置を整えた集積品が形成される。
(4)本発明はまた、前記押送手段に押送される前記物品の上部前方をガイドする上部前方ガイド手段と、を備え、前記押送手段は、前記下部ガイド手段によって前記収容部から上方に突出させられた前記複数の物品を、前記上部前方ガイド手段と共に前後を規制しながら搬送することを特徴とする、上記(3)に記載の集積装置である。
(5)本発明はまた、前記複数の収容部は、それぞれ、該収容部の底部を上流側の搬送面よりも低くした状態で、該搬送面から供給された前記物品を収容することを特徴とする、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の集積装置である。
上記発明によれば、物品が収容部から上流側の搬送面に戻ってしまうことを防止できる。すなわち、上記発明によれば、物品の戻り防止を実現できる。
(6)本発明はまた、前記複数の収容部は、それぞれ、該収容部の底部を、下流側が下方となるように傾斜させた状態で、上流側の搬送面から供給された前記物品を収容することを特徴とする、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の集積装置である。
上記発明によれば、物品が収容部から上流側の搬送面に戻ってしまうことを防止できる。すなわち、上記発明によれば、物品の戻り防止を実現できる。
(7)本発明はまた、前記複数の物品を個々となるように収容する複数のバケットを有し、該複数のバケットに収容した該複数の物品を前記アームに向けて搬送するバケットコンベアと、前記バケット内の前記物品の有無を検知するセンサーと、前記センサーの検知結果に基づいて前記バケットコンベアを制御する制御ユニットと、を備えていることを特徴とする、上記(1)〜(6)のいずれかに記載の集積装置である。
上記発明によれば、バケット内に物品が無いことがセンサーによって検知された場合に、当該バケットからアームの収容部へ物品を供給せずアームを待機させる一方で、バケット内に物品が有ることがセンサーによって検知された場合に、当該バケットからアームの収容部へ物品を供給しアームを回転させることができる。すなわち、バケットコンベアをバッファー装置として機能させることができる。
(8)本発明はまた、前記バケットから前記収容部までの前記物品の経路となる複数の搬送溝を備え、前記複数の搬送溝の側壁は、それぞれ、前記バケット側が該バケットの側壁よりも低く、かつ、前記収容部側に向かって高くなるように上端が上り傾斜となっていることを特徴とする、上記(7)に記載の集積装置である。
(9)本発明はまた、前記物品は、個包装されたティーバッグであることを特徴とする、上記(1)〜(8)のいずれかに記載の集積装置である。
(1)本発明はまた、アームが有する複数の収容部に複数の物品を個々となるように横一列に収容させる収容ステップと、前記アームを水平軸回りに回転させることで、前記複数の収容部に横一列に収容させられた前記複数の物品を互いに接触させない状態で方向変換させる方向変換ステップと、前記複数の収容部内の前記物品を下方からガイドし該収容部の上方に突出させる押し上げステップと、前記方向変換ステップで方向変換させられた前記物品間の幅寄せを行う幅寄せステップと、を備えていることを特徴とする、集積方法である。
(11)本発明はまた、少なくとも2方向に出入口が形成され物品を収容する横一列に配列した複数の収容部を有するアームと、前記収容部の配列方向と直交する方向に前記アームを回転させて一の前記出入口から受け入れた前記物品を他の前記出入口から搬出することで該物品の姿勢を変換させて下流側の搬送手段の搬送面に移載する回転機構を有する方向変換手段と、前記搬送面に移載された前記物品間の幅寄せを行って集積を行う幅寄せ手段と、前記複数の物品を個々となるように収容する複数のバケットを有し、該複数のバケットに収容した該複数の物品を前記アームに向けて搬送するバケットコンベアと、前記バケット内の前記物品の有無を検知するセンサーと、前記センサーの検知結果に基づいて前記バケットコンベアを制御する制御ユニットと、前記バケットから前記収容部までの前記物品の経路となる複数の搬送溝を備え、前記複数の搬送溝の側壁は、それぞれ、前記バケット側が該バケットの側壁よりも低く、かつ、前記収容部側に向かって高くなるように上端が上り傾斜となっていることを特徴とする、集積装置である。
上記発明によれば、複数の物品を集積して集積品を形成する前に方向変換させるので、複数の物品は集積状態にはなっておらず、集積品を形成した後に方向変換させる場合と異なり、方向変換させる際に個々の物品の互いの位置がずれて集積状態が崩れてしまうことはない。結果、高速運転時においても複数の物品の互いの位置をずらさずに方向変換させて集積品を形成することができる。
本発明の上記(1)〜(9)、(11)に記載の集積装置、並びに上記(10)に記載の集積方法によれば、高速運転時においても複数の物品の互いの位置をずらさずに方向変換させて集積品を形成することができる。


本発明の実施形態に係る集積装置の上面図である。 集積装置の側面図である。 (A)集積装置のセンサー周辺を示す上面図であり、(B)はその側面図である。 (A)及び(B)は集積装置の要部の動作を説明する側面図である。 (A)及び(B)は集積装置の要部の動作を説明する正面図である。 (A)〜(C)は集積装置の要部の変形例を示す側面図である。 本発明の別の実施形態に係る集積装置の要部の動作を説明する側面図である。 本発明の別の実施形態に係る集積装置の要部の動作を説明する側面図であり、図7Aの状態の続きを示す。 本発明の別の実施形態に係る集積装置の要部の動作を説明する側面図であり、図7Bの状態の続きを示す。 (A)及び(B)はティーバッグ製造ラインにおける個包装されたティーバッグの状態を示す正面図であり、(C)は複数のティーバッグを集積した集積品を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る集積装置1について詳細に説明する。
まず、図1〜図3を用いて、集積装置1の構成について説明する。図1は、集積装置の上面図である。図2は、集積装置1の側面図である。図3(A)は、集積装置1の受光部16b周辺を示す上面図であり、図3(B)はその側面図である。なお、本図及び以降の各図において、一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。そして、本図及び以降の各図において、部材の大きさ、形状、厚み等を適宜誇張して表現する。
図1及び図2に示される集積装置1は、飲食料品や日用品等の物品(特に、互いに重ね合わせることができ、いわゆる積層状態をつくることができる物品。例えば、シート状の物品、プレート状の物品、折り畳まれた物品(例えば、おむつ等)。本実施形態では、個包装されたティーバッグ。個包装は、紙で包んだ上包み包装、ピロー包装、三包・四包シール包装などでも良い。包装される中身は、ティーバッグに限定されるものではない。)XA1を箱詰めするラインで使用される。この集積装置1は、複数の物品XA1を、長辺を横にした起立状態から90°方向変換させて長辺を縦にした起立状態にした後に、集積して集積品ZA1を形成し、当該集積品ZA1を箱詰め装置(図示省略)に供給する。
具体的に、集積装置1は、サーボループ装置10と、センサーユニット15(図3参照)と、第1プッシャーユニット20と、方向変換ユニット30と、第2プッシャーユニット40と、ガイドユニット50と、バケットコンベア60と、制御ユニット(図示省略)と、などを備えている。
集積装置1の各部は、制御ユニットによって統括的に制御される。制御ユニットは、CPU、RAM、及びROM等から構成され、各種制御を実行する。CPUは、いわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラムが実行されて各種機能を実現する。RAMは、CPUの作業領域として使用される。ROMは、CPUで実行される基本OSやプログラムを記憶する。このような制御ユニットは、例えば、詳しくは後述するように、受光部16bの検出結果に基づいて、サーボループ装置10及び第1プッシャーユニット20などを制御する。
サーボループ装置10は、物品XA1の流れのタイミングを調整するバッファー装置として使用されるバケットコンベアである。このサーボループ装置10は、搬入位置PO1に前工程の設備供給装置5が連続するように、かつ、搬出位置PO2に方向変換ユニット30の搬入位置PO3が連続するように配置されている。そして、サーボループ装置10は、間欠的に動作することで、搬入位置PO1において供給装置5から各バケット11に1個ずつ搬入された物品XA1を、搬出位置PO2まで搬送する。すなわち、サーボループ装置10は、複数の物品XA1を個々となるように収容する複数のバケット11を有し、当該複数のバケット11に収容した当該複数の物品XA1を、搬出位置PO2まで搬送する。搬出位置PO2まで搬送された物品XA1は、第1プッシャーユニット20によって、所定数(本実施形態では、20個)ずつまとめて搬出され、方向変換ユニット30に引き継がれる。なお、供給装置5は、物品XA1を起立させた状態で供給する装置である。この供給装置5には、例えば、特許第4112698号公報に記載された物品搬送供給装置が採用される。
図3(A)及び図3(B)に示されるセンサーユニット15は、搬出位置PO2の直前に設けられている。このセンサーユニット15は、投光ユニット151及び受光ユニット152からなる。投光ユニット151は、横一列に並ぶ複数(本実施形態では、5個)の投光部16aを備えている。受光ユニット152は、各投光部16aに一対一で対応する複数(本実施形態では、5個)の受光部16bを備えている。各投光部16a及び各受光部16bには、例えば、当該投光部16aから照射した光を各受光部16bに入射させる投光型のものを採用できる。すなわち、各投光部16a及び各受光部16bは、当該投光部16aから、搬出位置PO2の直前に位置するバケット11から上方に突出する物品XA1に向けて光を照射し、当該光を各受光部16bに入射させる。
具体的に、各投光部16aは、バケット11の走行方向に直交する方向から僅かに斜めにした方向に光を照射し、各受光部16bは、当該光を入射させるように配置されていることが好ましい。なぜならば、各投光部16aが、バケット11の走行方向に直交する方向に光を照射し、各受光部16bが、当該光を入射させるように配置されていてもよいが、この場合、物品XA1における光を遮る部分の面積が小さくなってしまうからである。すなわち、バケット11の走行方向に直交する方向から僅かに斜めにした方向に光を照射するように各投光部16aを配置すると共に、当該光を入射させるように各受光部16bを配置することで、物品XA1における光を遮る部分の面積を大きくすることができ、各受光部16bによる物品XA1の有無の検知精度を向上させることができる。結果、バケット11内に有る物品XA1を確実に検知することができる。
これら複数の受光部16bは、それぞれ、入射する光の有無に応じて、搬出位置PO2の直前に位置するバケット11内の物品XA1の有無を検知する。すなわち、各受光部16bは、光が入射しない場合に、バケット11内の物品が有ると判断する一方で、光が入射する場合に、バケット11内の物品が無いと判断する。これにより、連続する複数(本実施形態では、5個)のバケット11内の物品XA1の有無を同時かつ個々に検知することができる。すなわち、センサーユニット15は、各バケット11内の物品XA1の有無について、連続する複数(本実施形態では、5個)のバケット11を一つの単位としてまとめて検知する。
そして、受光部16bによる検知結果として、順次全てのバケット11内に物品XA1が有ると判断された場合には、制御ユニット(図示省略)は、サーボループ装置10及び第1プッシャーユニット20などを通常通り動作させる。
一方、受光部16bによる検知結果として、いずれか(本実施形態では、5個のいずれか)のバケット11内に物品XA1が無いと判断された場合には、制御ユニットは、少なくとも当該複数(本実施形態では、5個)のバケット11及びそれより先行するバケット11から方向変換ユニット30へ物品XA1を供給せず、かつ、当該複数(本実施形態では、5個)のバケット11よりも後続のバケット11から方向変換ユニット30へ物品XA1を供給するように、サーボループ装置10及び第1プッシャーユニット20などを動作させる。
なお、方向変換ユニット30に供給されなかった物品XA1は、サーボループ装置10の搬入位置PO1付近まで搬送され、バケット11の上方に斜めに配置したガイド(図示省略)によってバケット11から排出ボックス(図示省略)に排出される。
図1及び図2に戻って説明する。第1プッシャーユニット20は、サーボループ装置10上の複数の物品XA1を、所定数(本実施形態では、20個)ずつ方向変換ユニット30に向けてまとめて押送する押送手段である。具体的に、第1プッシャーユニット20は、横一列に並ぶ所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1をまとめて押送するプッシャー21と、このプッシャー21を上下動させるシリンダー22と、このシリンダー22が固定されたヘッド23と、このヘッド23を搬送方向に往復動させるレール24と、ヘッド23の動力源(図示省略)と、を備えている。
このような第1プッシャーユニット20は、所定の軌跡で公転移動する周知のボックスモーションにより、サーボループ装置10上の所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1を方向変換ユニット30の各収容部32aに向けてまとめて押送すると共に、その後、物品XA1の押送を開始する位置に復帰する。
方向変換ユニット30は、物品XA1を90°方向変換する手段であり、本発明に係る集積装置1の要部を構成する。この方向変換ユニット30は、搬入位置PO3にサーボループ装置10の搬出位置PO2が連続するように、かつ、搬出位置PO4にガイドユニット50の上流端が連続するように配置されている。
ここで、図4及び図5を用いて、方向変換ユニット30の構成について具体的に説明する。図4(A)及び図4(B)は、集積装置1の要部の動作を説明する側面図である。図5(A)及び図5(B)は、集積装置1の要部の動作を説明する正面図である。
方向変換ユニット30は、互いに平行となる所定数(本実施形態では、20本)の搬送溝31と、水平軸回りに回転するくし形のアーム32と、このアーム32と一体に設けられて水平軸回りに回転する支持プレート33と、アーム32及び支持プレート33を回転させる動力源となるシリンダー34と、このシリンダー34による動力をアーム32及び支持プレート33に伝達するリンク機構35と、方向変換させられた物品XA1の下部をガイドする下部ガイド36と、を備えている。
所定数(本実施形態では、20本)の搬送溝31は、それぞれ、上流端にサーボループ装置10の各バケット11に一対一で対応するように、かつ、下流端に、アーム32に形成された各収容部32aが一対一で対応するように配置されている。これら所定数(本実施形態では、20本)の搬送溝31の側壁は、それぞれ、サーボループ装置10側がバケット11の側壁よりも低く、かつ、アーム32側に向かって高くなるように上端が上り傾斜となっている。これにより、バケット11内の物品XA1が傾斜していても(図3(B)参照)、当該物品XA1が搬送溝31の側壁に閊えることなく、当該物品XA1をスムーズに当該搬送溝31に搬送することができる。
アーム32には、各搬送溝31に一対一で対応するように、横一列に並ぶ所定数(本実施形態では、20本)の収容部32aが形成されている。すなわち、アーム32は、複数の物品XA1を個々となるように横一列に収容する複数の収容部32aを有する。これら横一列に配列した複数の収容部32aは、少なくとも2方向に出入口が形成され、物品XA1を収容する。そして、所定数の収容部32aには、搬送溝31から供給された物品XA1が1個ずつ収容される。複数の収容部32aは、それぞれ、当該収容部32aの底部(符号省略)を上流側の搬送溝31の搬送面(符号省略)と同じ高さで連続させた状態で、かつ、下流側が下方となるように傾斜させた状態で、搬送溝31の搬送面から供給された物品XA1を収容する。
なお、各収容部32aには、複数(2個以上)の物品XA1を収容するようにしても良い。そして、各収容部32aは、当該収容部32aの底部と側壁とが連続して形成されたものであっても良い。また、方向変換前の収容部32aの底部から少なくとも物品XA1の一部を露出し、当該底部位置の側壁の一部又は全部を除去して露出部(図示省略)にし、プッシャー41で押送するために、露出部を介して物品XA1に下方より部材(図示省略)を当接して、当該物品XA1群を上昇させるようにしても良い。
支持プレート33は、収容部32aに収容された物品XA1を支持する。シリンダー34及びリンク機構35は、アーム32を水平軸回りに回転させることで、複数の収容部32aが横一列に収容する複数の物品XA1を互いに接触させない状態で方向変換させる回転機構を有する方向変換手段として機能する。すなわち、シリンダー34及びリンク機構35は、収容部32aの配列方向と直交する方向にアーム32を回転させて一の出入口から受け入れた物品XA1を他の出入口から搬出することで当該物品XA1の姿勢を変換させて下流側の搬送手段であるガイドユニット50の搬送面51に移載する回転機構を有する方向変換手段として機能する。
下部ガイド36は、シリンダー34及びリンク機構35によって姿勢を変換させられた物品XA1を、下方からガイドすることで、収容部32aから上方に突出させる下部ガイド手段として機能する。
このような方向変換ユニット30は、アーム32及び支持プレート33を水平軸回りに回転させることで、サーボループ装置10から引き継いだ所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1を、まとめて90°方向変換する。結果、所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1は、底部が支持プレート33で支持された状態で、かつ、側面の上方がアーム33でガイドされた状態で、90°方向変換させられる。すなわち、物品XA1は、長辺を横にした起立状態から長辺を縦にした起立状態となるように向きが変更させられる。向きが変更させられた所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1は、第2プッシャーユニット40によって、まとめて方向変換ユニット30の搬出位置PO4から搬出され、ガイドユニット50を経由してバケットコンベア60に引き継がれる。すなわち、物品XA1は、下流側の搬送手段であるガイドユニット50の搬送面51に移載される。なお、方向変換した後のすべての物品XA1の底部が支持プレート33に接触するように、収容部の幅は設定されている。
図1及び図2に戻って説明する。第2プッシャーユニット40は、方向変換ユニット30における下部ガイド36上でアーム32の収容部32aから上方に突出させられた所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1を、ガイドユニット50を経由してバケットコンベア60に向けてまとめて押送する押送手段である。すなわち、第2プッシャーユニット40は、物品XA1を押送してガイドユニット50の搬送面51上を搬送する押送手段として機能する。具体的に、第2プッシャーユニット40は、横一列に並ぶ所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1をまとめて押送する複数(本実施形態では、4個)のプッシャー41と、横一列に並ぶ所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1の上部前方をガイドする複数(本実施形態では、4個)の上部前方製品ガイド46と、これら複数のプッシャー41及び複数の上部前方製品ガイド46を連結する連結部材42と、複数のプッシャー41及び複数の上部前方製品ガイド46を一体として上下動させるシリンダー43と、このシリンダー43が固定されたヘッド44と、このヘッド44を搬送方向に往復動させるレール45と、ヘッド44の動力源(図示省略)と、を備えている。
なお、複数のプッシャー41は、ガイドユニット50の搬送方向の長さに応じて、搬送方向に等間隔となるように配置されている。そして、複数のプッシャー41は、それぞれ、下部ガイド36によって収容部32aから上方に突出させられた複数の物品XA1を、上部前方製品ガイド46と共に前後を規制しながら搬送する。また、複数の上部前方製品ガイド46は、それぞれ、プッシャー41に押送される物品XA1の上部前方をガイドする上部前方ガイド手段として機能する。これら複数の上部前方製品ガイド46は、それぞれ、シリンダー(図示省略)で水平軸回りに回動させられる。これら複数の上部前方製品ガイド46は、それぞれ、物品XA1の押送中に当該物品XA1の上部前方をガイドする一方で、物品XA1の押送が終了することで水平軸回りに回動させられて退避する。なお、長辺を縦にした状態で物品XA1を搬送しているため、上部前方製品ガイド46を備えていない場合には、物品XA1が前方に転倒する恐れがある。一方、本実施形態では、プッシャー41と上部前方製品ガイド46とで物品XA1群の前後を規制した状態で確実に搬送するため、物品XA1が前方に転倒することはない。
このような第2プッシャーユニット40は、所定の軌跡で公転移動する周知のボックスモーションにより、方向変換ユニット30上の所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1を、ガイドユニット50を経由してバケットコンベア60に向けてまとめて押送すると共に、その後、物品XA1の押送を開始する位置に復帰する。
ガイドユニット50における複数のガイドプレート52は、第2プッシャーユニット40に押送させられる所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1を側方からガイドしながら、当該物品XA1間の幅寄せを行うサイドガイド手段として機能する。このガイドユニット50は、上流端に方向変換ユニット30の下流端が連続するように、かつ、下流端がバケットコンベア60の側方に連続するように配置されている。なお、サイドガイド手段として機能する複数のガイドプレート52は、押送手段として機能する第2プッシャーユニット40と共に、搬送面51に移載された物品XA1間の幅寄せを行って集積を行う幅寄せ手段として機能する。
具体的に、ガイドユニット50は、方向変換ユニット30からバケットコンベア60までを繋ぐ搬送面51と、この搬送面51上に、方向変換ユニット30からバケットコンベア60に向けて互いに間隔を空けて配置される複数のガイドプレート52と、を備えている。複数のガイドプレート52は、内側のものから外側のものになるにつれて長さが長くなるように、かつ、上流側から下流側に向けて徐々に中心に寄って尻すぼみとなるように、互いに間隔を空けて配置されている。
これにより、ガイドユニット50は、第2プッシャーユニット40に押送させられる所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1を側方からガイドしながら、当該物品XA1間の幅寄せを行い、集積品ZA1を形成する。ガイドユニット50によって形成された集積品ZA1は、第2プッシャーユニット40にそのまま押送されてバケットコンベア60に送り出される。
バケットコンベア60は、側方にガイドユニット50の下流端が連続するように、かつ、下流に後工程の箱詰め装置(図示省略)が連続するように配置されている。このバケットコンベア60は、第2プッシャーユニット40によってガイドユニット50から送り出された集積品ZA1を引き継いで、後工程の箱詰め装置に向けて搬送する。
次に、図1〜図5を用いて、集積装置1の動作を説明する。
サーボループ装置10の搬入位置PO1において、前工程の設備(図示省略)から、間欠的に走行する各バケット11に複数の物品XA1が1個ずつ順々に搬入される。各バケット11に1個ずつ搬入された複数の物品XA1は、サーボループ装置10の搬出位置PO2に向けて順々に搬送される。
物品XA1を搬送する各バケット11は、複数(本実施形態では、5個)のバケット11を一つの単位として、センサーユニット15を構成する複数の受光部16bによって、各バケット11内の物品XA1の有無が検知される。
全て(本実施形態では、5個全て)のバケット11内に物品XA1が有ることが順次検知された場合には、各バケット11によって搬出位置PO2に搬送された所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1は、第1プッシャーユニット20によって方向変換装置30の搬入位置PO3に向けて排出される。
一方、いずれか(本実施形態では、5個のいずれか)のバケット11内に物品XA1が無いことが検知された場合には、少なくとも当該複数(本実施形態では、5個)のバケット11及びそれより先行するバケット11から方向変換ユニット30へ物品XA1を排出しない。当該物品XA1は、サーボループ装置10の搬入位置PO1付近まで搬送され、ガイド(図示省略)によってバケット11から排出ボックス(図示省略)に排出される。
方向変換装置30の搬入位置PO3に引き継がれた所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1は、第1プッシャーユニット20にそのまま押送されて、アーム32に形成された各収容部32aに個々に収容される。アーム32の各収容部32aに個々に収容された物品XA1は、当該アーム32が水平軸回りに回転することで、まとめて90°方向変換させられる。
方向変換装置30によって90°方向変換させられた所定数(本実施形態では、20個)の物品XA1は、第2プッシャーユニット40によって、まとめて方向変換ユニット30の搬出位置PO4から搬出され、ガイドユニット50を経由して集積品ZA1となり、バケットコンベア60に引き継がれる。
バケットコンベア60に引き継がれた集積品ZA1は、当該バケットコンベア60によって、後工程の箱詰め装置(図示省略)に向けて搬送される。
このように、アーム32が有する複数の収容部32aに複数の物品XA1を個々となるように横一列に収容させる収容ステップと、アーム32を水平軸回りに回転させることで、複数の収容部32aに横一列に収容させられた複数の物品XA1を互いに接触させない状態で方向変換させる方向変換ステップを、を実行させる集積装置1によれば、複数の物品XA1を集積して集積品ZA1を形成する前に方向変換させるので、複数の物品XA1は集積状態にはなっておらず、集積品を形成した後に方向変換させる場合と異なり、方向変換させる際に個々の物品XA1の互いの上下方向の位置がずれて集積状態が崩れてしまうことはない。
結果、高速運転時においても複数の物品XA1の互いの位置をずらさずに方向変換させて集積品ZA1を形成することができる。
そして、方向変換させられた横一列の複数の物品XA1を、第2プッシャーユニット40に押送される下流側が基準となるように互いの位置を整えながら集積して、集積品ZA1を形成することができる。これにより、複数の物品XA1の互いの位置を整えた集積品ZA1が形成される。
また、複数の収容部32aが、それぞれ、当該収容部32aの底部(符号省略)を上流側の搬送溝31の搬送面(符号省略)よりも低くした状態で、当該搬送溝31の搬送面から供給された物品XA1を収容するので、物品XA1が収容部32aの搬送方向奥側の側壁に衝突したときの反動で戻ってしまうことを防止できる。この傾向は、特に装置の高速化に伴い顕著である。すなわち、物品XA1の戻り防止を実現できる。
さらに、複数の収容部32aが、それぞれ、当該収容部32aの底部を、下流側が下方となるように傾斜させた状態で、上流側の搬送溝31の搬送面から供給された物品XA1を収容するので、物品XA1が収容部32aから上流側の搬送溝31の搬送面に戻ってしまうことを防止できる。すなわち、物品XA1の戻り防止を実現できる。
そして、バケット11内の物品XA1の有無を検知する受光部16bを備えているので、バケット11内に物品XA1が無いことが受光部16bによって検知された場合に、当該バケット11からアーム32の収容部32aへ物品XA1を供給せずアーム32を待機させる一方で、バケット11内に物品XA1が有ることが受光部16bによって検知された場合に、当該バケット11からアーム32の収容部32aへ物品XA1を供給しアーム32を回転させることができる。すなわち、サーボループ装置10をバッファー装置として機能させることができる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、各変形例は、可能な範囲で他の変形例に適用してもよい。
すなわち、上記実施形態において、各構成の位置、大きさ、長さ、形状、材質、向きなどは適宜変更できる。
あるいは、上記実施形態において、集積装置1は、箱詰め装置(図示省略)に集積品ZA1を供給する場合を例に説明したが、本発明に係る集積装置はこれに限定されず、例えば、ピロー包装機、深絞り包装機などの各種の包装機に集積品を供給するものであっても良い。
あるいは、上記実施形態において、複数の収容部32aが、それぞれ、当該収容部32aの底部(符号省略)で連続させた状態で、かつ、下流側が下方となるように傾斜させた状態で、搬送溝31の搬送面から供給された物品XA1を収容しているが(図4(A)参照)、本発明はこれに限定されず、以下のような変形例であってもよい。
次に、図6(A)〜図6(C)を用いて、集積装置1の要部の変形例を説明する。図6(A)〜図6(C)は、集積装置1の要部の変形例を示す側面図である。なお、集積装置1と同様の構成、作用、効果についての説明は適宜省略する。
図6(A)に示されるように、複数の収容部32aは、それぞれ、底部(符号省略)上流側の入口部にテーパ32a1を形成するようにして、そして、当該収容部32aの底部(符号省略)を上流側の搬送溝31の搬送面(符号省略)と同じ高さで連続させた状態で、かつ、水平となる状態で、搬送溝31の搬送面から供給された物品XA1を収容するようにしてもよい。
図6(B)に示されるように、複数の収容部32aは、それぞれ、当該収容部32aの底部(符号省略)を上流側の搬送溝31の搬送面(符号省略)よりも低くした状態で、かつ、水平となる状態で、搬送溝31の搬送面から供給された物品XA1を収容するようにしてもよい。
図6(C)に示されるように、複数の収容部32aは、それぞれ、当該収容部32aの底部(符号省略)を上流側の搬送溝31の搬送面(符号省略)よりも低くした状態で、かつ、下流側が下方となるように傾斜させた状態で、搬送溝31の搬送面から供給された物品XA1を収容するようにしてもよい。
あるいは、上記実施形態において、90°方向変換前後の搬送面(搬送溝31の搬送面(符号省略)及び搬送面51)のレベル(高さ)が略同一の場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、90°方向変換前後の搬送面のレベルが異なる場合であってもよい。
次に、図7A、図7B及び図7Cを用いて、本発明の別の実施形態に係る集積装置2について説明する。図7A、図7B及び図7Cは、集積装置2の要部の動作を説明する側面図である。なお、ここでは、特徴部分のみを説明し、上記実施形態に係る集積装置1と同様の構成、作用及び効果についての説明は適宜省略する。
図7A、図7B及び図7Cに示される集積装置2は、90°方向変換前後の搬送面(搬送溝31の搬送面(符号省略)及び搬送面51)のレベル(高さ)が異なる。すなわち、集積装置2は、90°方向変換前の搬送面(搬送溝31の搬送面)が相対的に低く、90°方向変換後の搬送面(搬送面51)が相対的に高い。
集積装置2は、集積装置1におけるシリンダー34及びリンク機構35に代えて、サーボモーター37及び動力伝達機構38を備えている。そして、集積装置2は、回転中の物品XA1を把持し、アッパーガイドとして機能する物品押え39と、この物品押え39が取り付けられるLM(リニアモーション)ガイド(登録商標)47と、LMガイド47を介在させて物品押え39を移動させるシリンダー48と、を備えている。また、集積装置2は、集積装置1における下部ガイド36に代えて、方向変換させられた物品XA1を下方から上方に押し上げるプッシャー49と、このプッシャーの動力源となるシリンダー53と、を備えている。
サーボモーター37は、アーム32の高速回転を可能にする。このサーボモーター37は、アーム32を高速で回転させる場合、動き始め及び動き終わりが低速になるように増減速運転する。
シリンダー48は、アーム32における複数の収容部32aの各々に物品XA1が収容された後であって、アーム32が回転する前に駆動すると共に、アーム32が回転し終わった後であって、アーム32における複数の収容部32aの各々から物品XA1を排出する前に駆動する。すなわち、アーム32が回転する前に物品押え39で物品XA1を把持し、アーム32が回転し終わった後に物品押え39で物品XA1の把持を解除する。
プッシャー49は、サーボモーター37及び動力伝達機構38によって姿勢を変換させられた物品XA1を、下方から物品押え39の上端よりも上方に押し上げることで、収容部32aから上方に突出させる下部ガイド手段として機能する。
1,2 集積装置
10 サーボループ装置(バケットコンベア)
11 バケット
15 センサーユニット(センサー)
32 アーム
32a 収容部
34 シリンダー(回転機構、方向変換手段)
35 リンク機構(回転機構、方向変換手段)
36 下部ガイド(下部ガイド手段)
37 サーボモーター(回転機構、方向変換手段)
38 動力伝達機構(回転機構、方向変換手段)
40 第2プッシャーユニット(押送手段、幅寄せ手段)
46 上部前方製品ガイド
49 プッシャー(下部ガイド手段)
50 ガイドユニット(搬送手段)
51 搬送面
52 ガイドプレート(サイドガイド手段、幅寄せ手段)
XA1 物品(ティーバッグ)
ZA1 集積品

Claims (11)

  1. 少なくとも2方向に出入口が形成され物品を収容する横一列に配列した複数の収容部を有するアームと、
    前記収容部の配列方向と直交する方向に前記アームを回転させて一の前記出入口から受け入れた前記物品を他の前記出入口から搬出することで該物品の姿勢を変換させて下流側の搬送手段の搬送面に移載する回転機構を有する方向変換手段と、
    前記搬送面に移載された前記物品間の幅寄せを行って集積を行う幅寄せ手段と、
    前記回転機構によって姿勢を変換させられた前記物品を、下方からガイドすることで、前記収容部から上方に突出させる下部ガイド手段と、
    を備えていることを特徴とする、
    集積装置。
  2. 前記複数の収容部の各々は、前記物品を個別に収容することを特徴とする、
    請求項1に記載の集積装置。
  3. 前記幅寄せ手段は、
    前記回転機構に姿勢を変換させられた横一列の前記複数の物品を、前記複数の収容部から押送して前記搬送面上を搬送する押送手段と、
    前記押送手段に押送させられる複数の物品を側方からガイドしながら、該物品間の幅寄せを行うサイドガイド手段と、を備えていることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の集積装置。
  4. 前記押送手段に押送される前記物品の上部前方をガイドする上部前方ガイド手段と、を備え、
    前記押送手段は、前記下部ガイド手段によって前記収容部から上方に突出させられた前記複数の物品を、前記上部前方ガイド手段と共に前後を規制しながら搬送することを特徴とする、
    請求項3に記載の集積装置。
  5. 前記複数の収容部は、それぞれ、該収容部の底部を上流側の搬送面よりも低くした状態で、該搬送面から供給された前記物品を収容することを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれかに記載の集積装置。
  6. 前記複数の収容部は、それぞれ、該収容部の底部を、下流側が下方となるように傾斜させた状態で、上流側の搬送面から供給された前記物品を収容することを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれかに記載の集積装置。
  7. 前記複数の物品を個々となるように収容する複数のバケットを有し、該複数のバケットに収容した該複数の物品を前記アームに向けて搬送するバケットコンベアと、
    前記バケット内の前記物品の有無を検知するセンサーと、
    前記センサーの検知結果に基づいて前記バケットコンベアを制御する制御ユニットと、を備えていることを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれかに記載の集積装置。
  8. 前記バケットから前記収容部までの前記物品の経路となる複数の搬送溝を備え、
    前記複数の搬送溝の側壁は、それぞれ、前記バケット側が該バケットの側壁よりも低く、かつ、前記収容部側に向かって高くなるように上端が上り傾斜となっていることを特徴とする、
    請求項7に記載の集積装置。
  9. 前記物品は、個包装されたティーバッグであることを特徴とする、
    請求項1〜8のいずれかに記載の集積装置。
  10. アームが有する複数の収容部に複数の物品を個々となるように横一列に収容させる収容ステップと、
    前記アームを水平軸回りに回転させることで、前記複数の収容部に横一列に収容させられた前記複数の物品を互いに接触させない状態で方向変換させる方向変換ステップと、
    前記複数の収容部内の前記物品を下方からガイドし該収容部の上方に突出させる押し上げステップと、
    前記方向変換ステップで方向変換させられた前記物品間の幅寄せを行う幅寄せステップと、を備えていることを特徴とする、
    集積方法。
  11. 少なくとも2方向に出入口が形成され物品を収容する横一列に配列した複数の収容部を有するアームと、
    前記収容部の配列方向と直交する方向に前記アームを回転させて一の前記出入口から受け入れた前記物品を他の前記出入口から搬出することで該物品の姿勢を変換させて下流側の搬送手段の搬送面に移載する回転機構を有する方向変換手段と、
    前記搬送面に移載された前記物品間の幅寄せを行って集積を行う幅寄せ手段と、
    前記複数の物品を個々となるように収容する複数のバケットを有し、該複数のバケットに収容した該複数の物品を前記アームに向けて搬送するバケットコンベアと、
    前記バケット内の前記物品の有無を検知するセンサーと、
    前記センサーの検知結果に基づいて前記バケットコンベアを制御する制御ユニットと、
    前記バケットから前記収容部までの前記物品の経路となる複数の搬送溝を備え、
    前記複数の搬送溝の側壁は、それぞれ、前記バケット側が該バケットの側壁よりも低く、かつ、前記収容部側に向かって高くなるように上端が上り傾斜となっていることを特徴とする、
    集積装置。
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